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2017年3月24日 (金曜日)

キャンディドらしい音・5

キャンディド・レーベルには「よくぞ録音してくれた」的なマニア盤も存在する。何故かなかなか録音の機会に恵まれない優秀なジャズメンや、そもそも録音の機会が少ないユニークなジャズメンにスポットを当てて、しっかりと録音している。プロデューサーのナット・ヘントフの功績であろう。

例えばこのアルバム、『The Toshiko-Mariano Quartet』(写真左)。1960年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Toshiko Akiyoshi (p), Charlie Mariano (as), Eddie Marshall (ds), Gene Cherico (b)。我らが日本人ピアニスト穐吉敏子と、当時、夫婦の間柄であった、アルトサックス奏者チャーリー・マリアーノとの共同リーダー作である。

内容的には新しい響きを宿しているハードバップである。マリアーノのアルトは硬質でテクニカル。フレーズは幾何学的でクール。モードでは無いのだが、響き的にはモーダルな雰囲気が漂っている。これが意外に新しい。ユニーク。ジャズ・アルトと言えばパーカーが絶対だが、このマリアーノのアルトは、パーカーの影響下から少し距離を置いている。
 

Toshikomariano_quartet

 
穐吉敏子のピアノも新しい響きを宿していて聴き応えがある。もともと穐吉のピアノは、筋金入りのビ・バップなピアノ。明らかにパウエル派のバップ・ピアノなんだが、この盤での穐吉のピアノは、そんなバップ・ピアノな雰囲気に加えて、モーダルなフレーズが見え隠れする。加えて、テクニックが凄い。高速なアドリブ・フレーズが凄い。

5曲目の「Long Yellow Road」が特に素晴らしい。そこはかと漂う愁い。音の「間」とマイナーな余韻。激しさと静謐さが入り交じり、何処か狂おしさもある、何処か侘しさもある。演奏全体を覆う「侘び寂び」、アドリブ・フレーズに忍ぶ「いとおかし」の空気。これぞ「日本人の創るジャズ」の好例。

これだけ、内容的に優れた演奏を繰り広げる「Toshiko-Mariano Quartet」ではあるが、あまり録音の機会は多く無かった。そういう面では、このキャンディド・レーベルでの録音は貴重なものであることは疑いない。キャンディドらしく、録音も良好。もっともっと聴かれても良い好盤だと思います。

 
 

震災から6年。決して忘れない。まだ6年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっとずっと復興に協力し続ける。 

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2017年3月23日 (木曜日)

キャンディドらしい音・4

キャンディド・レーベル(Candid Label)の「お抱えジャズメン」的存在の一人が「セシル・テイラー(Cecil Taylor)」。フリー・ジャズ・ピアノの先駆者である。このセシル・テイラーの初期の頃の演奏が、キャンディド・レーベルで聴けるのだ。アルバム数は3枚。しかし、セシル・テイラー初期の録音である。この3枚を聴けば、彼の個性の生い立ちが何と無く理解出来るのだ。

Cecil Taylor『Jumpin' Punkins』(写真左)。1961年1月の録音。ちなみにパーソネルは、Cecil Taylor (p), Archie Shepp (ts), Buell Neidlinger (b) は全曲に渡って固定。ドラムが全4曲中3曲は Denis Charles, 1曲のみ Billy Higgins。3曲目の「I Forgot」のみ、Clark Terry (tp), Roswell Rudd (tb), Steve Lacy (ss), Charles Davis (bs)が加わって、厚みのあるアンサンブルを聴かせてくれる。

冒頭のタイトル曲「Jumpin' Punkins」の最初の部分を聴くと、あれれ、と思う。録音の時は1961年。フリー・ジャズ・ピアノの先駆者セシル・テイラーも人の子、やっぱりこの頃は、堅実なハードバップ的な演奏に終始していたんやなあ、なんて思ったりする。まあ、フリー・ジャズの基本は「正統な純ジャズ」で、正統な純ジャズが出来ない者はフリー・ジャズは出来ない。
 

Jumpin_punkins

 
と感慨に耽っていると、いきなりフリーなインプロビゼーションに突入して思わずビックリする。正統な純ジャズ部分と正反対の、アートでアブストラクトなフリーなインプロビゼーション。明らかにセシル・テイラー独特のフレーズであり、唯一無二である。フリー・ジャズの黎明期、オーネットとはアプローチの全く異なるセシル・テイラーの個性がこの盤に詰まっている。

当時、セシル・テイラーは32歳。ジャズメンとしてはまだまだ若手だと思うんだが、この時点で、セシル・テイラーの個性は確立されている。これが確認出来ることが、キャンディド・レーベルの価値である。この時点でのセシル・テイラーを積極的に録音したレーベルの運営思想については頭が下がる。

ラストのエリントン・ナンバー「Things Ain't What They Used to Be(昔はよかったね)」のアレンジ、アドリブ展開部のフリーキーなアプローチは斬新で、キャンディド・レーベルの面目躍如。プロデューサーのナット・ヘントフの慧眼、恐るべしである。こんなフリー・ジャズの黎明期の録音を聴けば、フリー・ジャズは本来何をしたかったのかが、何となく理解出来る。

 
 

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2017年3月16日 (木曜日)

アフリカの音 + 崇高なジャズ

アブドゥーラ・イブラヒム(Abdullah Ibrahim)= ダラー・ブランド(Dollar Brand)。確か、僕がジャズを聴き始めた頃、1970年代後半は「ダラー・ブランド」だったなあ。1980年代に入ってからやないかなあ、「アブドゥーラ・イブラヒム」っていう呼び名に変わったのは。

僕はこの「アブドゥーラ・イブラヒム」のピアノが、音楽性が大好きである。ジャズのフォーマットに、伝統的なアフリカのフォークソング、米国黒人のゴスペルの要素を思いっきりぶっ込んで、アーティステックなジャズをやる、という、唯一無二の個性が、彼の持ち味。

伝統的なアフリカのフォークソング、米国黒人のゴスペルの要素を部分的に取り込むことは、それが好みのジャズメンはたまにやるが、イブラヒムの様に、全面的に伝統的なアフリカのフォークソング、米国黒人のゴスペルの要素を大々的に取り入れて、その雰囲気のまま、バーンと最初から最後までやってしまうのは彼しかいない。
 

African_space_program1
 
そんなアブドゥーラ・イブラヒム(Abdullah Ibrahim)= ダラー・ブランド(Dollar Brand)の音楽的個性が手に取るように判るアルバムがある。Dollar Brand(Abdullah Ibrahim)『African Space Program』(写真左)である。1973年11月の録音。enjaレーベルからのリリース。

ジャケット写真が実に良い雰囲気。アフリカの原野、その中に一本の道、一本の木。イブラヒム独特の個性が音が聴こえてきそうだ。冒頭の「Tintiyana, Pt. 1」。伝統的なアフリカのフォークソングの響き、アフリカ系ワールド・ミュージックのリズム&ビート。それが、フリー・ジャズのフォーマットの中で乱舞する。ふぇ〜、僕にとっては「とても心地良い音世界」。

このアルバムには、アブドゥーラ・イブラヒムの音の個性がギッシリ詰まっています。しかも、ジャズとして聴くと、とても硬派なフリー・ジャズな要素とモーダルな自由度の高いジャズとが相まみえた、かなり高度でコンテンポラリーなメインストリーム・ジャズであることに改めて驚く。現代の先進的なジャズとして十分に評価出来る、崇高で高邁な音世界です。

 
 

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2017年3月15日 (水曜日)

イタリアン・ジャズは魅力的だ

イタリアン・ジャズは実に魅力的だ。最近、イタリアン・ジャズの好盤を定期的に聴くように心がけているのだが、聴けば聴くほど、どんどんその魅力に惹き込まれていく。日本では最近まで情報が少なかっただけに、聴けば聴くほど、そのイタリアン・ジャズの深い森の中に、どんどん惹き込まれていくかのようだ。

このライブ盤だって、相当に魅力的だ。Enrico Intra & Franco Ambrosetti『Live In Milan 〜 Duo, Trio, Quartet』(写真左)。2009年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Franco Ambrosetti (tp), Enrico Intra (p), Lucio Terzano (b), Tony Arco (ds)。う〜ん、ほとんど知らん顔ばかり。

さて、Enrico Intra(エンリーコ・イントラ)とは、ネットの情報を紐解くと「欧州の歴史ある音楽をベースに、米ジャズの語法に頼ることなく早くも50年代に独自の『イタリアン・モード』を確立した巨匠」とある。ピアニストである。明らかに欧州的なピアノを弾くが、確かに米国ジャズっぽくない、欧州的ではあるが、ある種、独特の響きとフレーズが個性。

かたや、Franco Ambrosetti(フランコ・アンブロゼッティ)とは、やはりネットの情報を読むと「スイス出身で欧州を代表するトランペットの巨匠」とある。マイルス・デイヴィスをしてその「黒さ」を認めさせた、とあるが、確かにこの人のトランペットは欧州らしからぬファンクネスを感じるから不思議な存在だ。
 

Live_in_milan_duotrioquartet

 
この二人が対等に「双頭リーダー」となって、イントラのレギュラー・トリオにアンブロゼッティが加わる形で、サブタイトルにもあるように「デュオ、トリオ、カルテット」の3種の演奏形態で、こってこてメインストリームなジャズを展開する。明かに米国ジャズとは異なる、欧州的なメインストリーム・ジャズ。

透明度の高い音の響き、流麗で印象的なアドリブ・フレーズ。決して俗っぽくは無い。どこかしっかりアートな側面を宿したアレンジ。バックのリズム・セクションにファンクネスはほとんど感じない。それでいて、先にも書いたが、アンブロゼッティのトランペットが意外と「黒い」。これが実に個性的で面白い。このトランペットのみにファンクネスが宿っている。

加えて、このライブ盤、音が良い。というか、響きが実に印象的。なぜかなあ、と思って解説を見ると、ミラノ市内の歴史的建造物である「la Sala Certificati del Comune di Milano」という、大理石が使われた優雅なホールにてのライヴ・レコーディングだそうだ。なるほど、だから独特な響きがするのか。思わず惹き込まれそうになる、透明度が高く、豊かで混じりけのない響き。

冒頭の、Enrico Intra & Franco Ambrosettiのデュオ演奏「Take The "A" Train」を聴けば、欧州的ではあるが、ある種、独特の響きとフレーズがいかに個性的なのかが判っていただけるかと思う。半世紀に渡って二人の巨匠が眺めてきた「欧州的ヴィジョン」。それをしっかり体感できる、とても内容のある好盤です。

 
 

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2017年3月10日 (金曜日)

エバンスの超驚愕の発掘音源

こういう充実した、ダイナミックかつ流麗な演奏を聴いていると、やっぱりビル・エバンスって良いなあ、と心から思う。やはり、この人のピアノは、ジャズ・ピアノの基本なのだろう。そのアドリブ・フレーズの展開、和音の重ね方、間の取り方、どれを取っても超一級のパフォーマンスである。

Bill Evans『Some Other Time : The Lost Session from the Black Forest』(写真)。昨年のリリース。ちなみにパーソネルは、 Bill Evans (p), Eddie Gomez (b), Jack DeJohnette (ds)。1968年6月20日の録音。

ネットの宣伝文句は「超驚愕の発掘音源!1968年、ビル・エバンス 幻のスタジオ録音」。確かに驚愕もので、あのビル・エヴァンスのライブ名盤『モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エバンス』と同メンバーのトリオであり、そのライブ盤の録音から、たった5日後の「スタジオ録音」である。

このエバンス=ゴメス=デジョネットのトリオは、たった6ヶ月の活動で、今まで、正式な音源は、先の『モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エバンス』のみ。この『モントルー』のエバンス=ゴメス=デジョネットのトリオのインタープレイが思いっきり「鳥肌モノ」だったので、このトリオのスタジオ録音の音源が発掘されたのである。期待するな、と言う方が無理な話。

しかも、録音されたスタジオが「西独の60年代MPSレーベルのスタジオ」である。音的にも期待大。MPSレーベルは、録音技術に定評のあるレーベルで、とりわけピアノの録音に優れた手腕を発揮。有名なところでは、オスカー・ピーターソン、ハンプトン・ホーズなどが挙げられる。そんなスタジオに、あのビル・エバンスである。期待するな、と言う方が無理な話。
 

Some_other_time

 
さて、その演奏内容はというと、そうですね〜、リラックスした平常心のビル・エバンスって感じでしょうか。気合い入れまくって、ダイナミックに弾き回すのでは無く、といって限りなく耽美的に印象派的な響きを増幅するのでも無く、平常心を保ちつつ、リラックスしつつ、ちょっとダイナミックで流麗な演奏を繰り広げている。

ところどころ、それまでのエバンスとしては目新しいアプローチを展開しており、新しい即興の展開を模索していたのかなあ、とも感じます。そんなチャレンジに、ゴメス=デジョネットは格好のパートナーだったんでしょうね。エバンスのピアノに関しては、新しい展開へのチャレンジもあり、普段着な演奏とは言いつつ、一聴の価値ありです。

逆に、録音バランスの問題なのか、リマスタリングの問題なのか、デジョネットのドラムがオフ気味であるのが惜しい。彼の独特なシンバルワークやポリリズミックなドラミングが目立たない。メインはエバンスのピアノとゴメスのベース、この二人の丁々発止のインタープレイに、デジョネットのドラムがちょこっと添えられている、そんな感じの録音。ちょっと残念な感じ。

それでも、このCD2枚組のスタジオ録音は一聴の価値がある。このエバンス=ゴメス=デジョネットのトリオは、インタープレイの柔軟度が半端無い。しかも、イマージネーションの拡がりが尋常で無い。相当高いレベルでの期待感が溢れんばかりで、このトリオの活動が6ヶ月足らずで終息してしまったのが実に惜しい。

CD2枚組のボリュームの演奏があっと言う間に過ぎていきます。ビル・エバンス者には必須のアイテム。一般のジャズ者の方々にも、優れたピアノ・トリオ盤のひとつとして一聴の価値ありです。

 
 

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2017年3月 7日 (火曜日)

活き活きとしたハンクが躍動する

いやいや驚いた。こんなライブ盤があったなんて、『僕が選んだ「いい音ジャズ」201枚 〜オーディオファンも聴いておきたい優秀録音盤』を読んで、僕はその存在を初めて知った。いやいや申し訳ない。ハンク・ジョーンズのピアノが大好きなのに、このライブ盤は全くノーマークだった。

Hank Jones『Trio 1979』(写真左)。サブタイトルが「Live in Japan」。1979年、日本は鹿児島でのコンサートのライヴ録音である。2010年にリリースされた。ちなみにパーソネルは、Hank Jones (p), George Duvivier (b), Shelly Manne (ds)。

燻し銀なバップ・ピアニストであるハンク・ジョーンズ。典雅でブルージーで、そこはかとなくファンクネス漂い、タッチが明快で流麗。そんな小粋なハンクのピアノを心ゆくまで堪能出来るライブ盤である。こんなライブ音源が残っていたなんて、なんて勿体ない。収録されたスタンダード曲もどれもが魅力的な選曲で、いやはや凄いライブ盤だ。
 

Trio_1979_hank_jones

 
そして、ベースがジョージ・デュビビエ、ドラムがシェリー・マン。ジャズ者ベテランであれば、この二人の名前を見れば「うへへ〜」である。二人ともハードバップ・ジャズの名手中の名手。デュビビエの骨太で鋼の様にしなやかなアコースティック・ベース。マンの様々なテクニックを繰り出すが決して耳に付かない、小粋で職人芸なドラミング。

そしてそして、この3人のトリオのダイナミズムがバッチリ録音されているのだ。この盤、異様なまでに音が良い。1979年の録音であるが、異様なまでに音が良い。生々しく躍動感溢れ、それぞれの楽器の音が自然に響く。コンサートホールの奥行きもしっかり感じられ、ライブ感が半端無い。これ、凄いですぞ。一聴の価値ありです。

2010年5月、91歳で他界したジャズ・ピアノの巨人、ミスター・スタンダードことハンク・ジョーンズの追悼盤。しかし、ハンクはあの世に旅立ってから、もう7年になるのか。しかし、録音資産とは有り難いもので、この盤は僕達を1979年の鹿児島のコンサート会場へ連れて行ってくれる。この『Trio 1979』には、活き活きとしたハンクが躍動している。

 
 

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2017年3月 1日 (水曜日)

初めてのジェシカ・ウィリアムス

昔も今もジャズ喫茶は隅に置けない。とりわけ、老舗ジャズ喫茶はさすがである。時折、これ誰のアルバム、これって何時のアルバム、と思わず席を立って、ジャケットを確認しに行きたくなるような好盤が流れたりする。例えば、このアルバムなんかがそうだ。僕は思わず、席を立って、ジャケットを確認しに行った。

Jessica Williams『Higher Standards』(写真左)。1997年のリリース。ちなみにパーソネルは、Jessica Williams (p), Dave Captein (b), Mel Brown (ds)。ジャズ・レーベルの老舗「Candidレーベル」からのリリース。抜群に音が良い良好盤である。

1997年のリリースなので、Candidレーベルが発足した1960年前半当時の音のトレンドとはちょっと異なるが、骨太で臨場感のある、優秀な録音は当時から変わらない。また、ジャズの中で先進的なスタイルを追求するジャズメンをチョイスしてアルバムをリリースするところも、1960年代前半のCandidレーベル創始時代ゆずりである。

ジェシカ・ウィリアムスはユニークな女性ピアニスト。日本では人気が無い。僕もこのアルバムに出会って、その名前を初めて知った。収録曲を見渡すと、本作はタイトルから類推して、有名スタンダード・ナンバーを中心にした演奏集であることを想定する。で、最初の「Get Out of Town」を聴くと、このジェシカの個性が一気に理解出来る。
 

Higher_standard1

 
いきなりフリーな前奏から始まる。このピアニスト、フリー専門か〜、と思うのだが、テーマに入ると、ぐっとオーソドックスなスタイルに落ち着きつつ、タイム感覚は「これモンクのフォロワーか」と思う位に、モンクっぽいタイム感覚とライン取りに思わず、ニンマリする。とアドリブ展開に入ると、全くもってオーソドックスでハードバップな音が止めども無く出現してきて、思わずニンマリ。

フリーキーな面も見え隠れするが、基本的には「ネオ・ハードバップ」。モーダルな響きはほとんど無く、オーソドックスな展開の部分は明らかに「ハードバップ」。モーダルな雰囲気は殆ど無い。そういう意味で、このジェシカ・ウィリアムスというピアニストは、1997年の録音ということを鑑みると、意外とユニークな存在ではある。

フリーキーで限りなく自由度の高い尖ったスタイルと、とにかく伝統的でオーソドックスな「ネオ・ハーオバップ」なスタイルとが、入り混じった不思議な個性を醸し出している。タッチは強い。しかし、そんな強いタッチの中に繊細な響きが見え隠れして、このピアニストが女性であることを再認識する。地味ではあるがユニークな個性であることは事実。

フリーキーな面とオーソドックスな面をいったりきたりする演奏だが、意外と安定感があって聴き心地は良い。ほんのりと短くフリーな展開が存在するので、色々なジャズのスタイルを、このピアノ・トリオ盤一枚で体感できるという面は、ジャズ者初心者に向けてもお勧め出来る盤ではある。1990年代以降の「ネオ・ハードバップ」の好盤の一枚である。

 
 

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2017年2月28日 (火曜日)

こんなアルバムあったんや・77

とあるジャズ喫茶のマスターのジャズ盤紹介本にこのアルバムがあった。どっかで見たことがある、どっかで聴いたことがある、と思うのだが、とんと思い出せない。うむむ聴きたい、と思っていたら、2000年にリイシューされた。アルバム・ジャケットは似ても似つかないものになったけど(笑)。

Mike Nock『In Out and Around』(写真左)。1978年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Mike Nock (p), George Mraz (b), Al Foster (ds), Michael Brecker (ts)。いやはや、この面子を見れば、この盤に触手が伸びるのも判る。聴いてみたい、そんな気にさせる魅惑的なパーソネルである。

マイク・ノックはニュージーランド出身の白人ピアニスト。クライストチャーチ生まれ。1960年にロンドンに渡る。’61年にダウンビート誌の奨学金でバークリー音楽院に入学。以降、ボストンのクラブのハウス・ピアニストとして活躍。’70年代後半、アコースティック・ジャズに立ち戻り活動。この『In Out and Around』はその時代の録音である。

マイク・ノックはピアニストとしては、日本ではマイナーな存在。しかしながら、その瑞々しいタッチと硬質でクリスタルな響きのピアノは聴き心地がとても良い。アドリブ・フレーズも奇をてらったところは全く無く、ニュージーランド出身らしく、ファンクネスは殆ど感じられない、透明感溢れる誠実な展開で、聴いていてほのぼのする。
 

In_out_and_around1

 
そして、ベースがジョージ・ムラツ。太いしなやかなアコベ。重心の低い強烈に安定感のあるウィーキング・ベース。ドラムが多彩でしなやかなドラミングを提供するアル・フォスター。このベース&ドラムが「半端ない」のだ。ここに瑞々しいタッチと硬質でクリスタルな響きのマイク・ノックのピアノが加わる。相当にレベルの高い、柔軟性の高いリズム・セクション。

そんなマイク・ノックのピアノ・トリオをバックに、なんとあの伝説のテナー奏者、マイケル・ブレッカーが全編に渡って、バリバリに吹きまくるのだ。テクニック最高、音の太さ切れ味最高、ブリブリ、バリバリ、テナーを吹きまくる。マイケル自身が当時のインタヴューで「最近、最もジャズ的に優れた演奏をしたのがマイクノックの作品だよ。」と語っていたのを思い出した。至極納得。

マイク・ノックは、1940年生まれなので、今年で77歳。現在では、オーストラリア・ジャズの重鎮として、まだまだ現役と聞く。日本ではマイナーな存在に甘んじてはいるが、こんなに素敵な純ジャズ盤を残しているのだ。この『In Out and Around』は、1970年代のメインストリーム・ジャズの好盤として、もっと評価されても良い盤だと思います。

こういう盤がごろりと転がっているのだから、ジャズは隅に置けない。この盤、昼下がりの人のほとんどいないジャズ喫茶で、ボリュームを上げて聴きたい盤です。マイケル・ブレッカーのテナーにぶっ飛び、ジョージ・ムラツのベースに下半身を揺さぶられ、アル・フォスターのドラミングに覚醒し、マイク・ノックのピアノに癒される。好盤です。

 
 

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2017年2月27日 (月曜日)

これはハービーじゃ、と思った

今年もジャズ雑誌「ジャズ批評」から「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム 2016」が発表された。テーマは「あなたの2016年のベスト・ジャズ・アルバムを5枚をあげてください」。様々な評論家、アナログ販売店、そして読者、3つの視点から、ベスト・ジャズ・アルバムを5枚あげる、という特集だが、これが毎年面白い。

毎年、この特集を読んでいて、あらら、と思うようなジャズメン、アルバムが登場する。「ジャズ批評」のこういうアルバム紹介記事って、普通の常識的な選盤とはちょっと違った視点から選盤してくるので、思わず「こんなアルバムあったんや」と感じ入ってしまうようなアルバムが何枚も出てくる。これが楽しい。

今回、あらら、と思った、新しい名前の日本人ピアニストが「Megumi Yonezawa(米澤恵実)」。北海道出身、バークリー音楽院を卒業後、NY在住で活躍する女性ジャズ・ピアニストである。ほう〜、またまた有望な日本人女性ピアニストが出てきたことになる。う〜ん、女性ばっかやなあ(笑)。

そんな女性ジャズ・ピアノスト有望株のデビュー盤がこれ。Megumi Yonezawa Trio『A Result of the Colors』(写真左)。2012年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Megumi Yonezawa (p), John Herbert (b), Eric McPherson (ds) 。ベースとドラムは、フレッド・ハーシュ・トリオのメンバー。何と無く、イメージした音が聴こえてきそうだ。
 

A_result_of_the_colors

 
この盤のピアノの音は一言で言うと「現代の新主流派」。女性にしては意外と太いタッチから出てくる音は「ハービー・ハンコック」。僕はこのMegumi Yonezawaのピアノの音、アドリブ・フレーズの展開を聴いて、これはハービーじゃ、と思った。落ちついた、ファンクネスの少ない、硬質でクールな音。

転がる様なフレーズで耽美的な展開、切れ味良く、フレーズの終わりがアブストラクトにフリーに寄る、伝統的な自由度の高い、モーダルな展開を基本とするところが、若かりしハービーを彷彿とさせる。「ジャズ批評」って、こういうピアノ・トリオが好きですよね。毎年必ず、若手のこういう伝統的なジャズ・ピアノ・トリオが出てくる。これがまた「良い」。

日本ではまだ知られていない、それでいて見逃す訳にはいかない位のタレントである。サイドマンでの参加でも良いから、他のアルバムも聴きたくなった。1960年代の新主流派ジャズは、現代ジャズの基本中の基本。そんな基本中の基本をしっかりと押さえ、新しいジャズの響きをクリエイトする。

現代ジャズの基本の様なアルバムである。こういう正統派なアルバムは、何時の時代も絶対に必要だし、聴く側にとっても基本中の基本である。そんな基本的の様なジャズを日本人女性ピアニストが表現する。ちょっぴり嬉しくもある。これからもしっかりと着目していきたい新しいタレントの出現である。

 
 

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2017年2月23日 (木曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・58

僕にとって、ジャズの中では「ピアノ・トリオ」が一番。もともとピアノは幼稚園から小学校時代、8年間習っていたので、ちょっとは弾ける。ピアノを弾く、ということが追体験できるので、やっぱり、他の楽器と比べると、ピアノが一番判り易いし、一番聴いていて楽しい。ということで、今日は「ピアノ・トリオ」。

Jacky Terrasson『Smile』(写真左)。パーソネルは、Jacky Terrasson (p), Sean Smith (ac-b), Eric Harland (ds), Remi Vignolo (el-b, tracks 2,4,5)。基本はピアノ・トリオ。曲によって、ベースをエレベとアコベと使い分けている。2002年6月の録音。

僕は、このJacky Terrasson(ジャッキー・テラソン)のピアノが好きだ。デビュー作の『Jacky Terrasson』からずっと彼のリーダー作は聴き続けている。この人のピアノは、バリバリ弾きまくる「バップ」なタッチなんだが、フレーズがメロディアスで、雰囲気は「ビル・エバンス」に近い。いわゆる「力強いビル・エバンス」って感じだと僕は解釈している。

初めて聴いた時は、あまり心に引っ掛かる特徴が無くて、ちょっと地味やなあ、と思ったりするんだが、聴き込むほどに、その「力強いビル・エバンス」的な弾き回しが徐々に心に沁みてくる。そして、彼のバリバリ弾きまくる「バップ」なタッチとメロディアスなアドリブ・フレースが癖になる。そうすれば、彼のリーダー作の楽しみ方は「収録曲それぞれのアレンジと弾き回し」一点になる。
 

Smile_jacky_terrasson

 
そういう点では、このアルバムは合格点。まず、タイトル曲の「Smile」が良い。というか、僕はこの曲が入っていたら、どんなアルバムでも「ウエルカム」状態になるほど、この曲が好きだ。しかも、このテラソンのピアノ・トリオのアレンジ、テラソンの弾き回しが抜群なのだ。ほんと、この盤の「Smile」は良い。

5曲目の「Isn't She Lovely?」も良い。スティーヴィー・ワンダーの名曲なんだが、シンプルに原曲の旋律を右手で弾きつつ、ドラムの音がリズムの底を支える。ユニークなアレンジ。テラソンの右手の手癖の個性が面白い。こういうアレンジも面白い。ジャズの面白さを感じる。

7曲目の「Nardis」も叙情的で良い響きだし、4曲目の「Sous le Ciel de Paris」、8曲目の「Autumn Leaves」のシャンソンの名曲の内容がこれまた良い。こうやって聴いていると、このアルバム、収録曲の原曲自体がどれも魅力的で、そんな魅力的な収録曲をテラソンのピアノ・トリオが個性的にアレンジして、メロディアスなアドリブ展開にして聴かせてくれる。

この盤、テラソンのピアノ・トリオの好盤の一枚に挙げて良い、なかなか充実した内容の好盤だと思います。最初聴くと、ちょっと地味かな、なんて思うんですが、どうして時々思い出した様に引っ張り出して聴き込んでいくと、どんどんその小粋な内容に惹き込まれていく。そんな噛めば噛むほど味が出る「スルメ」の様な味わいのピアノ・トリオ盤です。

 
 

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