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2019年6月19日 (水曜日)

こんなアルバムあったんや・116

ジャズを聴き始めて40年以上になるが、それでもなかなか縁が無いアルバムというものが沢山ある。大学時代に「秘密の喫茶店」で聴かせて貰ってそれっきり、というアルバムが結構あって、それが今でもジャズのアルバム・コレクションのモチベーションになっている。あのアルバムをもう一度、自分のステレオ・セットで聴きたい。
 
そうやって日々リイシューされる昔のアルバムのチェックをしていると、たまに「おおっ、これはこれは」と嬉しくなるようなリイシューがあったりするから、アルバム・コレクションは楽しい。今回は「エルヴィン・ジョーンズ」。1970年代のエルヴィン・ジョーンズは精力的にリーダー作をリリースしていて、それぞれなかなかの内容なのだ。

Elvin Jones『On The Mountain』(写真左)。1975年の録音。ちなみにパーソネルは、Elvin Jones (ds), Jan Hammer (p, el-p, syn), Gene Perla (b, el-b)。変わり種のジャズ・ピアニスト、ヤン・ハマーとのピアノ・トリオ編成。ハマーはアコピとエレピ、そしてシンセサイザーと、当時の最先端の出で立ちである。
 
 
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冒頭出てくるポリリズミックなドラミングは明らかに「エルヴィン・ジョーンズ」。1950年代からハードバップ、モード・ジャズ、フリー・ジャズなど、時代時代のジャズのトレンドを体験して来た、当時既に「レジェンド級」のドラマーである。それが、当時、新進気鋭のちょっと変わったピアニスト、ヤン・ハマーを共演者に選んで、トリオ演奏をするのだから、実に懐が深い。
 
そして、そのヤン・ハマーをしっかり支え、鼓舞し、グループ・サウンドをとりまとめている。エルヴィンをバックにして、ハマーは実にノビノビと演奏しているようだ。ハマーの個性、手癖がはっきりと出ていることからも、それが聴いて取れる。エレピとシンセの音がするので、安易なエレ・ジャズかと思うと怪我をする。
 
これは「コンテンポラリーな純ジャズ」である。1975年ってマイルスのアガルタの年。その時代に、エルヴィンはこんな先端を行く「コンテンポラリーな純ジャズ」をやっていた。大学時代に「秘密の喫茶店」で聴かせて貰った印象は正しかった。ヤン・ハマーのシンセのインタープレイは白眉なもの。エルヴィンのリーダーシップの賜である。
 
 
 
東日本大震災から8年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年6月13日 (木曜日)

こんなアルバムあったんや・115

バック・ミュージシャンに徹したからだろうか、このピアニストの名前はなかなかお目にかかれない。1938年生まれ、米国マサチューセッツ州出身。1973ー75年、キャノンボール・アダレイのクインテットで、1980ー90年はフィル・ウッズのクインテットでバックを務めている。エレギのジョンスコとは幾度か共演し、これまた印象的なバックを務めている。
 
つまりは「伴奏上手」な、フロント・ミュージシャンを盛り立てるのが上手いピアニストなんだと思っている。ピアノ演奏の基本は「モード」。左手のベースラインがゴーンと来て、右手の速くて多弁なフレーズが印象的に鳴り響く。それでいて、ちょっと典雅で、ちょっと温和。良い意味でジェントルで流麗な「マッコイ・タイナー」といった印象。そのピアニストとは「Hal Galper(ハル・ギャルパー)」である。

Hal Galper『Reach Out』(写真左)。1976年11月11日の録音。ちなみにパーソネルは、Hal Galper (p), Randy Brecker (tp), Michael Brecker (ts, fl), Wayne Dockery (b), Billy Hart (ds)。欧州のジャズ・レーベルSteepleChaseからのリリース。どこから切っても「モード・ジャズ」がてんこ盛り。さすが「流麗なマッコイ・タイナー」といった印象を持つピアニスト。モーダルなピアノのフレーズ展開が特徴である。
 
 
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この盤のジャケットを見た時、訳が判らなかったことを覚えている。ピアノのギャルパーがリーダー。フロントを張るのが「ブレッカー・ブラザース」の2管。ブレッカー・ブラザースといえば、当時、エレクトリックなジャズ・ファンクの雄。ギャルパーのピアノは「モード・ジャズ」。どんな音が詰まっているのか、とんと見当がつかぬ。リリースしたレーベルが、欧州の純ジャズ・レーベルの雄、SteepleChase。まさかフュージョンなジャズ・ファンクでは無かろう。
 
詰まっていた音は純ジャズの「モード・ジャズ」。逆にこの盤、ジャズ・ファンクの雄「ブレッカー・ブラザース」が純ジャズを、モード・ジャズをバリバリに吹きまくっているのだ。これが凄い。ランディのトランペットも、マイケルのテナーも凄い迫力でモーダルなフレーズを吹きまくる。この2人、純ジャズをやらせても超一流なのだ。ビリー・ハートのドラムも良い。モーダルなドラミングって、こういうドラミングを言うんだろう、という思いを強く持たせてくれる。
 
さて、肝心のリーダーのギャルパーのピアノについてはソロはあまり目立たないのですが、伴奏に回った時の、その伴奏の上手さは特筆もの。フロントを支えつつ、時に積極的に鼓舞し、時に一緒に盛り上がる。端正ではあるが、緩急自在、硬軟自在なアドリブ展開はギャルパーの個性。やっぱ「モーダルで伴奏上手なピアニスト」なんだろうな。でも、それが良い。それが良い方向に出た好盤です。ご一聴あれ。
 
 
 
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2019年6月12日 (水曜日)

モード・ジャズの申し子様なピアノ

モード・ジャズを集中して聴き直している。ビ・バップの様なコード・ジャズ、いわゆる「コード分解」を旨とするジャズについては、確かにアドリブのバリエーションに限界がある。つまりはコードの「分解」には限りがあるということ。逆にモード・ジャズは、開始音だけを決めて、和音を付けた伴奏はしない。したがって「コード進行」なるものも存在しない。これが演奏の自由度を飛躍的に高めた。
 
しかし、モード・ジャズは、その理論がちょっと難しくて、演奏する者、聴く者を選ぶのが難点。まあ、聴く方からすると、難しい理論は捨てておいて、「聴こえ方の違い」さえ感じることが出来ればOKなんだけど。コード・ジャズにある「コードによる束縛」が無い分、明らかにアドリブの自由度が飛躍的に高く、アドリブの音階のバリエーションも圧倒的に豊か。しかし、誰にでも出来る、ということは無い。ということで、正統なモード・ジャズを聴くことは、演奏レベルの高い盤を聴くことにつながる。

Steve Kuhn Trio『Three Waves』(写真左)。1966年の録音。ちなみにパーソネルは、Steve Kuhn (p), Steve Swallow (b), Pete La Roca (ds)。当時の曲者ベーシストと曲者ドラマーを従えたトリオ編成。リーダーのSteve Kuhn(スティーヴ・キューン)は1938年生まれ。今年で81歳になるが未だ現役。ビル・エヴァンス直系の耽美的な音がメインのレジェンド級のピアニスト。そんなキューンの28歳の頃、まだ若手だった頃の録音である。
 
 
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この盤を聴くと、スティーヴ・キューンっていうジャズ・ピアニスト、モード・ジャズについて「造詣が深い」ということが彼のアドリブ展開を聴いていて良く判る。ハービーやチックにも決して引けを取らない、モード・ジャズへの精通度合い。いやはや、この盤を聴いていて、いやほんま、モーダルなアドリブ展開など惚れ惚れする。ただ、キューンのモード・ジャズの面白いところは「大っぴらにモーダルにはならない」ところ。
 
バックを固める、ベースのスティーヴ・スワローのベース・ラインもかなり尖っている。モード・ジャズを自分なりに解釈して、様々なバリエーションに挑戦しているように聴こえる。そこにこれまた変わったドラミングの主、ピート・ラ・ロッカがモード・ジャズの弱点である冗長性をキビキビしたドラミングでカバーする。この盤、改めて聴き直してみると、結構、モード・ジャズをしっかりと消化し踏まえた盤なのだ。
 
エヴァンス派に分類されるキューンだが、この盤を聴いていると、ビル・エヴァンスよりもダイナミックで実験的要素が強いと感じる。この盤でのモーダルなアドリブ展開など、大胆不敵に音を飛ばし、音を上げ下げし、音を泳がせる。それでいて何故か「大っぴらにモーダルにはならない」。これが1966年、キューンが28歳の演奏である。キューンのポレンシャルの高さには驚く。モード・ジャズの申し子の様なジャズ・ピアニストである。
 
 
 
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2019年6月 9日 (日曜日)

ジャズ喫茶で流したい・149

こういうジャズというのが「粋な」ジャズというのだろう。こういうジャズというのが「味のある」ジャズというのだろう。まず、ジャズ盤紹介本などにその名前が挙がることは無い。よって、知る人ぞ知る、存在である。よって、ジャズ喫茶でもほとんどかかることは無い。

しかし、このジャズ盤に詰まっている音は「滋味溢れる」ジャズである。Al Cohn & Jimmy Rowles『Heavy Love』(写真左)。1977 年3月15日の録音。パーソネルは、Al Cohn (ts), Jimmy Rowles (p)。テナーとピアノのデュオである。録音年は1977年。ジャズはフュージョン・ジャズの大流行の時代。そんな時代に純ジャズ、しかも地味なデュオである。
 
だが、冒頭の「Them There Eyes」を聴くと、そんな印象はどっかへ吹っ飛ぶ。この盤に、このデュオに詰まっているのは、正統なモダン・ジャズであり、良質な全くジャズらしい即興演奏の連続である。ある時は寄り沿い、ある時は対峙し、ある時は前へ出て、ある時は後ろに回ってパートナーのソロを盛り立てる。絶妙なデュオ・パフォーマンス。
 
 
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アル・コーンは長年ズート・シムズとコンビを組む仲。アル・コーンはズート・シムズに比べると地味で個性が弱い印象だったが、1970年代に入ると、一皮剝けた様に円熟味が加わり、歌心溢れる余裕あるプレイを繰り広げるようになる。そんなアル・コーンがこのデュオ盤に捉えられている。存分にスイングしており、この盤でのブロウはテクニック的にもかなり優秀。
 
片や、ピアノのジミー・ロウルズは我が国ではかなりマイナーな存在。「ジミー・ロウルズって誰?」ていう感じなんですが、そのプレイを聴けば、只者では無いことが直ぐに判ります。1918年生まれなので、この盤を録音した時は69歳。そんな年齢を全く感じさせない、味のある芯の入った温和なピアノを聴かせてくれます。いわゆる「伴奏上手」なピアノです。
 
ジャケットがこれまた良い。味があるモノトーンなジャケット。このデュオの温和で円熟味溢れる、それでいてしっかり芯の入った「粋」なデュオ演奏がきこえて来そうな、味のあるジャケット。Xanaduレーベルの面目躍如。こういうデュオ盤が1977年に録音されていた。そういう事実を知る日本人ジャズ者が少ないのは残念なこと。是非、ご一聴を。
 
 
 
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2019年6月 7日 (金曜日)

北欧ジャズの端正で硬質なバップ

昨日、北欧ジャズについて「透明度の高い、エッジの効いた音の響き。深いエコー。ミッドテンポがメインの落ち着いたアドリブ展開。耽美的であるが甘さに流されない。凛とした音の美しさと切れ味。北欧ジャズは世の中に現れ出でてより、現代まで、この音の傾向をしっかりと引継ぎ、維持している。」と書いた。とは言え、北欧にジャズが根付いた時代、最初からいきなり、耽美的で凛とした音世界が存在した訳では無い。

Bent Axen『Axen』(写真左)。録音時期は、Tracks A1 to A4が1959年12月29日の録音。Tracks A5, B1 to B5が1961年1月17日の録音。パーソネルは、Bent Axen (p), Niels-Henning Ørsted Pedersen (b, tracks: A5, B1 to B5), Ole Laumann (b, tracks: A1 to A4), Finn Frederiksen (ds), Bent Jædig (ts, tracks: A1 to A4), Allan Botschinsky (tp, tracks: A1 to A4)。
 
デンマークのジャズ・レーベル「SteepleChase」からのリリース。サブタイトルが「Bent Axen Trio, Quintet & Sextet」。3種類の編成で聴かせてくれるのは「北欧のハードバップ」。どの曲を聴いても「バップ」だらけ。しかし、米国のバップのコピーでは無い。ファンクネス皆無、飛び散る汗と煙は全く見えず、クールに燃える、端正で硬質なハードバップ。決して乱れることは無く、決して暴走することは無い。
 
 
Axen-bent-axen
 
 
リーダーのベント・アクセンのピアノは耽美的なバップ・ピアノ。どこかビル・エヴァンスの響きがする。端正に硬質に透明度を上げたビル・エヴァンス。特にトリオの演奏にその傾向が顕著。いわゆる「北欧ピアノ・トリオ」の原型がここにある気がした。ストイックにバップ・ピアノを追求する修道僧のような演奏。クールだが熱く濃厚な節回しが魅力。

それぞれのサイドマンの演奏を聴いていると、米国のハードバップを良く研究し、確実に自らのものに昇華しているなあ、と感じる。特にリズムセクションにその傾向が顕著。ベースはチェンバースの様であり、レイ・ブラウンの様でもあり。ドラムはブレイキーの様でもあり、フィリージョーの様でもあり。でも、コピーするのでは無く、そのエッセンスを取り込んで、欧州ジャズっぽい音に昇華している。
 
北欧ジャズも、先ずはモダン・ジャズの基本である「ハードバップ」をしっかり押さえていた。その記録がこのベント・アクセンのリーダー作『Axen』である。さすが「SteepleChaseレーベル」である。実に素敵な北欧ジャズの記録を残しておいてくれた。北欧ジャズの「端正で硬質なバップ」演奏である。
 
 
 
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2019年6月 6日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・148

北欧ジャズについては、僕はECMレーベルを通して体験した。透明度の高い、エッジの効いた音の響き。深いエコー。ミッドテンポがメインの落ち着いたアドリブ展開。耽美的であるが甘さに流されない。凛とした音の美しさと切れ味。北欧ジャズは世の中に現れ出でてより、現代まで、この音の傾向をしっかりと引継ぎ、維持している。
 
20年前辺りまでは、なかなか欧州のジャズCDが日本にまで流れてくることが少なく、ECMレーベル以外から北欧ジャズのアルバムを聴くことは難しかったが、ネットショッピングやストリーミング配信の発達によって、様々なレーベルの北欧ジャズの好盤が入手可能になった。有り難いことである。

Thomas Clausen『Psalm』(写真左)。1994年6月、デンマークはコペンハーゲンでの録音。ちなみにパーソネルは、Thomas Clausen (p), Mads Vinding (b), Alex Riel (ds)。ビル・エヴァンスからの影響を強く感じる耽美的でリリカルなクローセンのピアノ。そこに強靱でしなやかなヴィンディングのアコベが絡み、柔軟度の高い堅実堅牢なリールのドラミングが演奏全体をグッと引き締める。典型的な北欧ピアノ・トリオな音世界。
 
 
Psalm-thomas-clausen
 
 
Storyville Recordsからのリリース。Storyville Recordsは、ジャズの熱烈なファン、Karl Emil Knudsen(カール・エミール・クヌセン) が、1952年、コペンハーゲンにて創立した欧州最古のインディペンデント・ジャズレーベルである。こういう北欧ジャズ盤が入手出来る様になったことは実に喜ばしいこと。
 
冒頭の「Salme」の出だしの透明度の高い、深いエコーを伴ったクローセンのピアノと、これまた切れ味抜群で印象的なエコーを伴ったリールのシンバル音を聴くだけで、「これは北欧ジャズやな」とはっきり判る。それだけ、この北欧ピアノ・トリオ盤、始まりから最後まで、どこから聴いても典型的な「北欧ジャズ」の音が詰まっている。
 
モーダルな展開がメインで、限りなく自由度が高く、躍動感が抜群。ファンクネスは皆無、スイング感も希薄なんだが、しっかりと4ビートも見え隠れして、ハードバップとは全く異なるアプローチなんだが、これもジャズである。いわゆる「欧州のニュー・ジャズ」。米国発祥のジャズとは全く個性が異なる北欧ジャズ。聴けば聴くほどその奥深さは「底無し」である。
 
 
 
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2019年6月 5日 (水曜日)

耽美的で硬質で透明感溢れる音

ジャズを聴き始めた頃、ECMレーベルの存在は僕にとって福音だった。4ビートのスインギーなハードバップも良い。モーダルな自由度の高い新主流派の硬派なジャズも良い。ただ、もともとクラシック・ピアノから入ったところがあるんで、ECMレーベルの音を聴いた時、これは、と思った。肌に合うというのか、感覚に合うというのか、すっと入ってきた。
 
いわゆる「ニュー・ジャズ」な音である。西洋クラシック音楽の伝統にしっかりと軸足を置いた「ECMの考える欧州ジャズ」。これを初めて聴いた時、かなりビックリした。というか「ジャズって広いなあ」って思った。なんだか安心して、それ以来、ジャズが大のお気に入りである。

Art Lande『Rubisa Patrol』(写真左)。1976年5月の録音。ちなみにパーソネルは、Art Lande (p), Mark Isham (tp, flh, ss), Bill Douglass (b, fl, b-fl), Glenn Cronkhite (ds, perc)。Art Lande(アート・ランディ)は米国出身のジャズ・ピアニストだが、音的には欧州ジャズの雰囲気が色濃い。耽美的で硬質で透明感溢れるフレーズが個性。つまりは、とてもECMらしいメンバー構成である。
 
 
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出だしの「Celestial Guests / Many Chinas」を聴けば、実にECMらしい透明感溢れるピュアーなサウンドである。ECM独特の深みのあるエコーも良い。ビル・ダグラスの官能的なフルートが印象的。そして、マーク・マーク・アイシャムの透明感溢れるブリリアントなトランペットも印象的。フロントの2人の出す音がもう完璧に「ECMレーベルらしい」音なのだ。
 
耽美的で硬質で透明感溢れるランディのピアノもエモーショナルで印象的。静かに押し寄せる様な情感溢れるピアノもあれば、ドラマティックな展開のピアノもある。それでも全てのピアノに共通するイメージは「耽美的で硬質で透明感溢れる」、いわゆるECMレーベルらしい音なのだ。
 
これほどまでにECMレーベルらしい音を押さえた盤もそうそうに無い。出だしの「Celestial Guests / Many Chinas」から、ラストの「A Monk in His Simple Room」まで、徹底的にECMレーベルの音世界が詰まっている。欧州的なフレーズから東洋的なフレーズまで、収められたフレーズもいわゆる「多国籍」で、これもECMレーベルらしい音世界と言えるでしょう。「ECMレーベルらしいアルバム」としてお勧めの一枚。
 
 
 
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2019年5月31日 (金曜日)

いかにも日本人らしいトリオ盤

日本の純ジャズは1960年代から、そのレベルは高い。とにかく勉強熱心な国民性をしている。ジャズについても、日夜、研究に研究を重ね、実地訓練(セッション)を重ね、遂には、バークリー音楽院に留学してしまう。この熱心さが故、日本の純ジャズのレベルは1960年代後半から飛躍的に向上する。そして、1980年代の純ジャズ復古の動き以降、日本の純ジャズは高いレベルを維持したまま、何時の時代も一定数の優れたジャズ・ミュージシャンを輩出し続けている。

特に、日本女子のジャズ演奏家の台頭が目覚ましい。1990年代以降、優れた若手ジャズ演奏家と言えば、ほぼ決まって「女子」である。理由はよく判らないがそれが事実。これは日本だけの傾向みたいで、この20年間を振り返ると、日本人女子の優れたジャズ演奏家が大勢出た。しかも、現代においてもしっかりと残っているメンバーが10人以上いる。これって素晴らしいこと。

三輪洋子『Pathways』(写真左)。2017年の作品。ちなみにパーソネルは、Yoko Miwa (p), Will Slater (b), Scott Goulding (ds)。神戸出身ボストン在住の女流ジャズ・ピアニスト、三輪洋子がリーダーのトリオ盤である。ジャズ・ピアニストの王道路線ともいうべきピアノ・トリオ盤、しかも、自主制作という骨太な盤。女性らしからぬ力強い、ゴスペル風のゆったりとしたファンクネス漂う端正なタッチ。
 
 
Pathways-miwa
 
 
僕はこの三輪のピアノが大のお気に入り。初リーダー作からずっと聴いてきた。米国ルーツ音楽の雰囲気が色濃く漂うタッチ。特に、ライトで爽快なゴスペル風のフレーズを弾き回すのが実に上手い。ちょっと初期のキース・ジャレットに似ているが、三輪の方が女性であるが故、ライトで爽快な雰囲気が、耳に心地良く馴染む感じが実に良い。
 
Joni Mitchell, The Beatles, Marc Johnson らの楽曲カヴァー(アレンジ能力に優れた証明)に加え、自身のオリジナルを配して、アルバム全体の選曲も良い感じ。逆に有名スタンダード曲を一切排除しているところに好感が持てる。特に、カヴァー曲が良い出来。三輪のタッチの個性が十分に映える。さすが日本人のジャズだけあって、ファンクネスは希薄、軽快なオフビートで、良い意味であっさりとしたスイング感を醸し出す。これがとても良い方向に作用している。
 
日本人によるピアノ・トリオ盤。リズムパターンやコード進行にもきめ細やかな工夫を施して、いかにも日本人らしい。聴いているとそれを強く実感する。日本人らしいハーモニー感覚とメロディー感覚の中で、ライトで爽快なゴスペル風のフレーズ。そんなに強烈な印象を残す個性では無いのに、この合わない様でしっかりとバランスの取れた三輪独特のフレーズは癖になる。
 
 
 
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2019年5月13日 (月曜日)

見た目で判断したら駄目です。

ブルーノート・レーベルの4300番台は、1968年〜1972年の間のリリースなので、ジャズのポップス化の影響をモロに受けた時代。よって、4300番台のアルバムは、聴き易さ、ポップさを前面に押し出したプロデュースがなされていたように思う。ジャズらしい尖った要素は基本的に横に置いておいて、とにかく聴き易さ優先。

Horace Silver『You Gotta Take a Little Love』(写真左)。1969年1月の録音。ブルーノート・レーベルの4309番。ちなみにパーソネルは、Horace Silver (p), Randy Brecker (tp, flh), Bennie Maupin (ts, fl), John Williams (b), Billy Cobham (ds)。往年のフロントである、Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts) は既にいない。
 
今の目で見ると、凄いフロントである。かのブレッカー・ブラザースで一世を風靡するランディ・ブレッカーのトランペットに、マイルスやハンコックのバンドで活躍したベニー・モウピンのテナー。そこに、なんとドラムに、クロスオーバー・ジャズの雄、千手観音ドラミングで勇名を馳せたビリー・コブハム。これだけのサイドメンであれば、尖ったクロスオーバー・ジャズが炸裂しそうだが、この盤ではそうならない。
  
 
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なんせリーダーが、ファンキー・ジャズの親玉、ホレス・シルバーである。尖ったクロスオーバー・ジャズなぞ、とんでもない。明らかに明確な、シルバー節満載のファンキー・ジャズが展開されている。ランディもモウピンもポジティブに神妙にファンキー・ジャズをやっている。しかし、これが「味があって良い」。やはり、ジャズの基本はハードバップなんやなあ、と妙に感心させられる。
 
コブハムのドラミングも千手観音ドラミングを封印して、オーソドックスなファンキー・ドラミングをやっており、これがまた、しっかりとファンキー・ジャズに「はまっている」。上手いんだなあ、これが。ということで、ブルーノートのホレス・シルバーらしいファンキー・ジャズ盤に仕上がっている。しかも、かなりポップな仕上がりになっているところが、時代背景を反映しているようで面白い。
 
しかしなあ、このアルバム・ジャケットだけがなあ。およそ従来のブルーノートの仕事とは思えない、思いっきりイラっとさせるジャケット・ワーク。これがまた、ブルーノートの4300番台の仕業でもある。でも、この盤のシルバー節満載のファンキー・ジャズは良い感じ。このギャップもまたブルーノートの4300番台の仕業でもある。いわゆる「見た目で判断したら駄目」な盤が多いので要注意である。
 
 
 
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2019年5月 6日 (月曜日)

エレ鍵盤楽器好きには堪らない

1970年代に入って、電子楽器は急激に発達した。僕達はリアルタイムにその「発達」を体験して来た年代なんだが、特にビックリしたのが「シンセサイザー」の登場。初めてその音を聴いたのは、プログレ・トリオ、Emerson, Lake & Palmerの『展覧会の絵』だったが、何の音だか全く判らず、とにかく「これは面白い」と何回も繰り返し聴き込んだのを覚えている。
 
ジャズ界においても、1970年代に入って、電子キーボード、代表的なものとしては、フェンダー・ローズ、シンセサイザー、電子ピアノ(エレピ)などがジャズにも入り込んできた。アコースティック・ピアノ(アコピ)と同じ鍵盤楽器なので、アコピの名手はエレピの名手の思いがちなのだが、これが同じ鍵盤楽器ながら全く扱いが異なるもので、アコピの名手が必ずしもエレピの名手では無い、という事象が発生した。
 
1980年代に入ると、デジタル機材が出現し、キーボードもその例に漏れず、デジタル化に染まっていった。これがまた、アナログ・キーボードと音の性質が全く異なり、デジタル・キーボードに対しても、それなりのノウハウとテクニックが必要であることが判った。しかし、聴く方としては、音の種類の裾野がグッと広がって、キーボードがメインのコンテンポラリーなジャズを聴くのが楽しみになっていった。そして、21世紀に入り、今年は2019年。
 
 
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Otmaro Ruiz, Jimmy Branly & Jimmy Haslip『Elemental』(写真左)。2018年11月のリリース。ちなみにパーソネルは、Otmaro Ruiz (ac-p,el-p,syn), Jimmy Branly (ds), Jimmy Haslip (b) 。オトマロ・ルイーズ(写真右)のキーボードをメインに据えた、トリオ編成である。オトマロ・ルイーズは、1964年、ベネズエラ、カラカス生まれ。実に理知的でセンスの良いキーボード奏者である。
 
アルバムの前半は、シンセサイザーとか電子ピアノとか、エレ・キーボードがメインの演奏。実に趣味の良い典雅なフレーズをエレピやシンセで弾き進めるので、実に聴いていて心地良い。雰囲気的にはチック・コリアとハービー・ハンコックの「ええとこ取り」。それぞれのキーボードの特性を良く把握しているのであろう、とても良い音でエレピやシンセが鳴る。エレピを駆使してのフレーズの弾き回しも印象的。
  
後半に進むに従って、エレピの使用の割合が多くなる。ルイーズはアコピについても、その弾きっぷりは「第一級」でアコピとエレピの対比が実に印象的。この盤、本当にジャズ・キーボード好きには堪らない内容に仕上がっていて、思わず「こんなアルバムあったんや」と唸ってしまった。当然、現在、バーチャル音楽喫茶『松和』ではヘビロテ状態である。
 
 
 
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