2020年1月28日 (火曜日)

この日本人ベーシスト、良い。

最近、日本人ジャズの好盤が結構出ている。そんな好盤のリーダーの名前を見渡していて「あれ、この人の名前、知らんなあ」ということが、ままある。この人もそんな一人。須川 崇志(すがわ たかし)。日本人ベーシストである。1982年2月生まれ、群馬県伊勢崎市出身。バークリー音楽大学卒。今年で38歳。ジャズマンとして、ベテランの域に入りつつある年齢である。

しかし、僕はこのベーシストを知らなかった。申し訳ない。バークリー卒業後、2006年夏に自己のトリオを結成するほか、多国籍即興バンド“Bim Clatox”の一員などで豪・仏・中米に来訪。2007年に拠点をニューヨークへ。スイスのモントルージャズフェスティバルや多くのミュージシャンとセッションを重ねたのち、2008年9月に帰国。と資料にあるが、印象に全く無い。

Takashi Sugawa Banksia Trio『Time Remembered』(写真左)。ちなみにパーソネルは、須川 崇志 (b), 林 正樹 (p), 石若 駿 (ds)。そんなベーシスト須川が、今年、リーダー盤をリリースした。今年1月のリリース。リリースしたてホヤホヤである。内容的には、実にオーソドックスな「メインストリーム・ジャズ」。いわゆる現代のネオ・ハードバップである。
 
 
Time-remembered-banksia  
 
 
演奏全体の印象として「切れ味が良い」「透明感のある響き」「耽美的かつ適度な躍動感」。日本人ピアノ・トリオとして、確かな個性を持ったパフォーマンスである。日本人ジャズマンの演奏なので、ファンクネスはほぼ皆無。乾いた硬質のオフビートが、独特の「ジャズ感」を増幅させている。典型的な「日本人ジャズ」の良いところが、このトリオ演奏に詰まっている、と感じる。

そんな中、須川のベースの音が実に良い。ソリッドで躍動感があり、硬質で弾力のあるブンブン唸るベース。雰囲気的には、レイ・ブラウンやエディ・ゴメスの様な、バッキングにも長け、ソロを取ればフロント楽器顔負けのソロを取る。ベース音は旋律が明確に浮かび上がる、ウォーキング・ベースは躍動感よろしくフロント楽器をグイグイと鼓舞する。とってもイメージの良いベースである。

ベーシストがリーダーの盤。ジャズ演奏の中での理想的なベースの役割、ベースの音色、そしてそのテクニックを、グループ・サウンズを通じて演出されている。ジャズ演奏におけるベースの役割の明確化と理想的なベースの演奏モデルの提示。本来のベーシストがリーダーを張る、リーダー作のあるべき姿の1つであろう。加えて、ベーシストが弾くベースの音がとっても魅力的。ベースって格好良いと思わせてくれる好盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年10ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年1月26日 (日曜日)

新しい日本人のジャズ・ピアノ

ジャズライフ・ディスク・グランプリ「2019年度ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」の記事を読んでいて、やっと「日本人男子」の若手ジャズ奏者が台頭してきた、と書いた。ほんと、やっとである。この10〜15年ほど、日本人の有望な若手ジャズ奏者といば、日本女子の独壇場だった。それでも昨年度は2〜3名ほどなので、活躍する日本人ジャズ奏者としては、まだまだ「女性上位」は揺るがない。

渡辺翔太『Folky Talkie』(写真左)。昨年12月のリリース。ちなみにパーソネルは、渡辺翔太 (p, rhodes, Wurlitzer), 若井俊也 (ac-b, melodica), 石若駿 (ds, glocken), 吉田沙良 (vo)。女性ボーカル入りのピアノ・トリオ。リーダーの渡辺のキーボードは、アコースティックとエレクトリックの両刀使い。ベースはアコースティック一本と頼もしい。鉄琴のような音がするぞ、と思ったら「グロッケン」。

使用楽器を見渡して、また、女性ボーカルが全10曲中5曲ということからしても、演奏の内容は「現代のコンテンポラリーな純ジャズ」。基本は純ジャズなんだけど、どこかポップなイメージとイージーリスニングな雰囲気が見え隠れする。基本的に気楽に「聴いてもらえる」ジャズを狙っているように感じる。女性ボーカル入りの楽曲の存在が、昔のフュージョン・ジャズの雰囲気を醸し出す。
 
 
Folky-talkie  
  
 
さて、渡辺本人のピアノ、キーボードは、男性のピアノなので、さぞかしマッコイ・タイナーの様に「ガーンゴーン」と強いタッチで弾きまくるハンマー奏法か、高テクニックをベースに、オスカー・ピーターソンの様に高速フレーズを弾き回すのか、と思いきや、そうはならない。繊細にして流麗なピアノタッチ、印象的な透明度の高いフレーズ。そう、キース・ジャレットをポップにライトにした様なピアノ。聴き味はマイルドで耳に心地良い。

吉田沙良のボーカルは全くジャズらしくない。どちらかと言えばポップスなボーカルで、ジャズらしい癖は全く無い。これが不思議な雰囲気を醸し出す。そして、この盤をじっくり聴いていて思うのは、若井のベース、石若のドラムの「リズム隊」の素性の良さ。決して、どっぷりジャズに傾かず、ジャズとポップスの中間をいく様な、ファンクネス皆無な乾いたオフビート。このリズム隊のパフォーマンスも聴きもののひとつ。

日本人のジャズ・ピアノとして、新しい響きが魅力です。1988年2月生まれ、今年で32歳のまだまだ若手のピアニスト、渡辺翔太。キースの様なリリカルで透明度の高いアドリブ・フレーズ。日本人の女性ジャズ・ピアニストより、繊細にして流麗なピアノタッチ。それでいて、ポップでライトなピアノは意外と個性的。次作以降、どの路線で攻めていくのか、楽しみである。
 
 
 
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2020年1月21日 (火曜日)

意味深なジャコとメセニーの共演

このアルバムは、パット・メセニーのディスコグラフィーを紐解くと必ず最初に出てくるのだ。メセニーのリーダー作でも無いのに、何故か必ず出てくるが、メセニーのリーダー作では無いので、ずっとうっちゃっておいた。しかし、やはり気になる。今回、メセニーのアルバムを聴き直す中で、やっとこの盤を聴くことが出来た。

Jaco Pastorius, Pat Metheny, Bruce Ditmas, Paul Bley『Jaco』(写真)。1974年の録音。メセニーもジャコもまだ単独でリーダー作を出していない頃。ちなみにパーソネルは、Paul Bley (el-p), Jaco Pastorius (b), Bruce Ditmas (ds), Pat Metheny (el-g)。並列名義のアルバムだが、目立った順に並べると以上の様になる。ジャズ・ピアノの鬼才、ポール・ブレイがアコピではなく、全編エレピを弾いている。

このブレイのエレピが「エグい」。自由度の高い、切れ味の良い、メロディアスなエレピ。フリーキーなフレーズも見え隠れしつつ、モーダルでちょっと前衛に傾いた、テンションの高いエレピ。このブレイのエレピが、アルバム全編に渡ってグイグイ迫ってくる。このブレイのエレピを聴いていると、このアルバムの主導権はブレイが握っていたと思われる。
 
 
Jaco  
 
 
さて、気になるメセニーと言えば、ちょっと目立たない。しかし、メセニーのギターの音が出てくると、まだ単独でリーダー作を出していないのに、既に音の個性は完全に確立されているのにビックリする。逆に、メセニーのギターの個性は、ブレイのエレピとは相性が良くないことが聴いて取れる。水と油の様で上手く融合しない。この盤では、メセニーはブレイが前面に出て弾きまくっている時、そのフレーズに絡むことはほとんど無い。

逆に、ジャコのベースはブレイのエレピに適応する。ジャコについても、まだ単独でリーダー作を出していないのに、既に音の個性は完全に確立されているのにビックリする。フリーキーなフレーズにも、モーダルなフレーズにも、前衛に傾いたテンションの高いフレーズにも、クイックに対応する。それどころか、ブレイの自由度の高い弾き回しに、絡むようにエレベのラインを弾き回す。ブレイのエレピとの相性は良い。

しかし、ブレイのエレピは従来のブレイのアコピの延長線上にあるが、ジャコのベースとメセニーのギターはそれまでに無い新しい「何か」である。それまでのジャズには無いフレーズと弾き回し。アドリブ・フレーズに対する取り回しが「新しい」。つまり、ジャコやメセニーにとって、ブレイのエレピでは「変革」は起きない、ということ。後に、ジャコ、メセニー共に、それぞれの新しい個性を増幅させてくれるキーボード奏者と出会って、大ブレイクしていくのだ。
 
 
 
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2020年1月15日 (水曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・72

我が国では、1970年代後半から徐々に純ジャズ・レコードの新盤がリリースされつつあった。電気楽器がメイン、ソフト&メロウなフュージョン・ジャズの反動もあっただろうし、ハービー・ハンコックの「V.S.O.P.」の成功もあった。僕がジャズを聴き始めた頃の話で、この新しい純ジャズのレコードは耳に心地良く響いた。僕もせっせと当時の新盤の純ジャズ・レコードを入手した「くち」だ。

Roland Hanna『GLOVE』(写真左)。1977年10月15日、青山ビクタースタジオでの録音。ちなみにパーソネルは、 Roland Hanna (p), George Mraz (b), Motohiko Hino (ds)。録音場所からお判りのとおり、日本のレーベルの制作盤。当時、TRIOレーベル初のダイレクト・カッティング・ レコードであった。

帯紙のメッセージが振るっている。「音のトリオが自信を持ってお送りする、ダイレクト・カッティング・レコード第一弾。かって、これほど音楽性を生かしたダイレクト・カッティング・レーコードが存在したか !!」。とにかく、音の良さを前面に押し出したキャッチ・コピーであるが、このピアノ・トリオ盤、パーソネルのジャズメンそれぞれの素晴らしい演奏が体感できる好盤なのだ。
 
 
Glove-roland-hanna  
 
 
ジャケットを見て、まずは懐かしさがこみ上げてくる。こんな安易なジャケット・デザインもないよな、とか思いながら、この盤をかけて貰って、スピーカーから出てきた音に、思わず絶句したのを覚えている。素晴らしい。ローランド・ハナのピアノは強烈な個性は無い。いわゆる「総合力」で勝負するタイプのピアニスト。タッチが切れ味良く明快で典雅。まず、ハナのアドリブ・フレーズの弾き回しに「ハッ」とし、聴き惚れる。

バックのジョージ・ムラーツのベースがこれまた「良い」。バッチリとピッチが合った、ソリッドで骨太なウォーキング・ベース。躍動感豊かなベースにサポートされながら、ハナが気持ちよさそうに典雅でファンキーなフレーズを弾き回す。そして、我らが日本人ドラマーの代表格、日野元彦。大胆かつ細心なドラミングで、演奏全体のリズム&ビートをシッカリと支えている。

このトリオ、スイング感が半端ない。ハナのファンクネス、ムラーツの躍動感、日野のダイナミズム。この3者が一体となって、切れ味の良い、ソリッドなスイング感を醸し出している。これがこの盤の一番の「良さ」。そして、ハナのためらいを感じさせない、勢いのある弾き回しが牽引するドライブ感。これがこの盤の二番目の「良さ」。ダイレクト・カッティングの緊張感も心地良い。ジャズ喫茶の昼下がりにピッタリの好盤です。
 
 
 
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2020年1月14日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・157

1970年代の米国ジャズは、クロスオーバー〜フュージョン・ジャズの時代。ポップス&ロックが商業路線に乗って台頭〜人気を博し、ジャズがマイナーな存在に追いやられていった時代。さぞかし、純ジャズは「絶滅危惧種」だったんやろな、と思いきや、意外とコンスタントに新盤がリリースされていた。いわゆる「どっこい純ジャズは生きていた」である。

米国の音楽界の中ではマイナーな存在になっていったんだろうが、一定数のニーズはキープしていたと思われる。1970年代は、我が国ではクロスオーバー〜フュージョン・ジャズがもてはやされ、純ジャズは「過去のジャズ」として扱われていた。過去の人気ジャズメンのリーダー作以外、ジャズ雑誌などで紹介されることは少なかった、と記憶している。

Hugh Lawson Trio『Prime Time』(写真)。1977年10月20日の録音。ちなみにパーソネルは、Hugh Lawson (p), Bob Cranshaw (b), Ben Riley (ds)。当時、なかなかの強者ベーシスト&ドラマーを擁して、ヒュー・ローソンがピアノを弾きまくっている。ローソンの初リーダー作である。気合い十分である。
 
 
Prime-time  
 
 
僕は1988年録音のジョージ・アダムスの『Nightingale』という盤でローソンの名を知った。が、ローソンのリーダー作には出会うことは無かった。僕がこのローソンの初リーダー作を聴いたのはつい最近のことである。力感溢れる正統な純ジャズ・ピアノトリオ盤。ピアノのヒュー・ローソンは「隠れた名手」。スカッとする弾き回しが実に良い。

ヒュー・ローソンは「隠れた名手」と評価されている。確かに「名手」、胸の空くようなテクニックである。爽快感抜群の弾き回しがとても良い。バックのリズム隊もそんなローソンをガッチリとサポートしている。過去のハードバップ時代に無い、新しい響きと弾き回しの「1970年代のピアノ・トリオ」といった雰囲気がとても魅力的。

ローソンのリーダー盤は、1977年に録音されたこの『Prime Time』。1983年に『Colour』、1989年に『Casablanca』の3枚のみ。寡作であるが故、我が国では紹介されることは、まず無かった。つまりは「隠れた名手」。がしかし、最近、ジャズ盤のダウンロード・サイトでこのローソンのリーダー番を聴くことが出来る様になった。良い時代になったものである。
 
 
 
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2020年1月13日 (月曜日)

リラックスした演奏が魅力です

ケニー・ドリューは、1960年の『Undercurrent』以降、リーダー作が途絶えたが、1973年の『Duo』を SteepleChaseレコードからリリースしてカムバック。以降、SteepleChaseレコードの諸作をメインに1970年代は絶好調。1970年代のドリューは、デンマークのコペンハーゲンでの録音をメインに欧州でプレイしていて、欧州出身のメンバーには希薄な、濃厚なファンクネス漂うピアノ・タッチに人気があった、とのこと。

Kenny Drew『In Concert』(写真左)。1977年2月3日、西ドイツでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Kenny Drew (p), Philip Catherine (g), Niels-Henning Ørsted Pedersen (b)。この盤は珍しい「ドラムレス」のギター・トリオ盤。ドラムの代わりにギターが入ってのトリオ編成。初期の頃のピアノ・トリオの編成は、この「ピアノ + ギター + ベース」だったそうだ。

SteepleChaseレコードのドリューのトリオ盤はどれも内容が良い。このトリオ盤はギターとのトリオ盤であるが、内容はバッチリである。ファンクネス漂う上質のハードバップ・ピアノでガンガン弾きまくっている。ドリューのピアノのフレーズは基本的に典雅なので、ガンガン弾いても耳につかない。タッチは硬質で明快、ドライブ感も豊かで、典型的なバップ・ピアノである。
 
 
In-concert-kenny-drew
 
 
この盤はドラムが無く、ギターに変わっている分、ピアノとベースのアドリブ・フレーズが聴き取り易く、細かいニュアンスまで耳が届く、という利点がある。ダイナミズムと音のメリハリに欠ける面はあるが、ピアノが典雅なドリューであり、ベースが骨太でテクニック豊かなペデルセンであることを考えると、意外とこの「ピアノ + ギター + ベース」は彼らにとって、良いフォーマットではと思うのだ。

フィリップ・カテリーンのギターが良い。1942年生まれのベルギーのギタリストらしいが、欧州らしい、ファンクネス希薄でスインギーな硬質ギターが良い感じ。典雅で明快なタッチのドリューのピアノと、鋼の様なしなりの良い硬質なペデルセンのウォーキング・ベースとの相性も良い。3者とも、スインギーな演奏が身上ゆえ、ノリの良い展開がこの盤を魅力的なものにしている。

ペデルセンの硬質でブンブン唸るウォーキング・ベースが強烈で、ギターのストロークとピアノの左手と合わせて、演奏全体のリズム&ビートは十分に供給されているので、この3者についてはドラムが不要でも問題無いのだろう。我が国ではほとんど紹介されることのない盤だが(僕は見たことが無い)、リラックスした演奏が魅力の「隠れ好盤」。
 
 
 
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2020年1月12日 (日曜日)

こんなアルバムあったんや・124

ジャズを鑑賞する時、僕の場合、自分が出来る楽器をメインに聴き進める傾向がある。自分でも出来る楽器だと、そのプレイの難易度などが実感として判るので、聴いて楽しい。プロのプレイに関して、実感を持って「凄いなあ」と感心できるのだ。自分が出来る楽器はピアノ、アルト・サックス、ギター、フルート等で、単純にこの順番に聴くアルバムが多い。

特にピアノ・トリオは大好きなフォーマット。ジャズを聴き始めた時も、ピアノ&キーボードがメイン。振り返れば、既に40年以上、ジャズ・ピアノを聴き続けていることになる。それでもまだ聴いたことの無いピアニスト&アルバムに出くわすことがある。とにかく、ジャズの裾野は広い。いろいろなジャズ盤のカタログを見ていても、まだまだきいたことの無いピアノ・トリオ盤がある。

『The Ronnell Bright Trio』(写真左)。1958年6月5日 パリでの録音。ちなみにパーソネルは、Ronnell Bright (p), Richard Davis (b), Art Morgan (ds)。Ronnell Bright(ロンネル・ブライト)は、米国シカゴ出身のジャズ・ピアニスト。1930年生まれなので、この盤を録音した時は28歳。ジャズ界では、まだまだ若手。しかし、この盤では渋いプレイが光っている。
 

Ronnell-bright-trio

 
本作は、1958年、ブライトが一緒に渡欧したメンバーとのトリオで残した演奏を収録した作品。実はこの盤、2010年にオリジナル・ジャケット仕様でCD復刻されるまで、幻の名盤の誉れ高いピアノ・トリオ盤であった。とにかく稀少盤で、かなりの高額で取引されるものだそう。で、この「幻の名盤」って内容が伴わないショボイ盤もあるのだが、このブライトのトリオ盤は違う。

まず、ブライトのピアノの、タッチに漂うブルース・フィーリングと、スタンダード・ナンバーにおける小粋な解釈が良い。ジャズ・ピアノですよ、ハードバップなピアノですよ、と直ぐに理解できる、実に判りやすい「ブルース・フィーリング」が個性。聴いていてとても心地良い。ああジャズ・ピアノを聴いているなあ、と実感できるんですよね。

バックのリズム隊も堅実・確実なリズム&ビートを刻んでいて、ブライトのピアノをしっかりサポートしている。このリズム隊の貢献度は見逃せない。やはり、優れたピアノ・トリオには、優れたリズム隊が絶対に存在する。ブライトは寡作で、リーダー作は片手に余る程しかない。しかし、この盤があって良かった。ブライトのいかにもジャズ・ピアノらしいプレイが全編に渡って記録されている。隠れ好盤である。
 
 
 
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2020年1月 9日 (木曜日)

村田中のセカンド・アルバムです

日本人ジャズは独自の深化をしている。米国のジャズのトレンドを取り込んで、日本人流にアレンジして再構築する。もともと日本人は「加工民族」と呼ばれる位で、ジャズについても、日本人ジャズは「加工」が得意で、本家本元のトレンドよりも付加価値的な個性の付いた、新しい響きを加えたものに仕上げるのだ。
 
村田中『SCHOOL OF JAZZ』(写真左)。2019年8月のリリース。村田中(むらたなか)とは、トランペット・フリューゲルホルン奏者の村田千紘とピアノ奏者の田中菜緒子のデュオ。ゲストとして、駒野逸美 (tb), 高橋陸 (b), 小松伸之 (ds) を迎えて、音のメリハリを付けている。ちなみに録音は、2019年4月8〜9日、東京キング関口台スタジオでの録音。

改めて、村田中。ジャズ界の美人デュオとして話題になったが、その実力は十分なもの。楽器のテクニックの基本部分は申し分無く、しっかりとした楽器演奏を聴かせてくれる。基本的にイメージ優先ではない、実力が伴ったジャズ界の「美人デュオ」である。決して、色眼鏡で見てはいけない。逆に、この盤のジャケットのピンク色に眉をひそめて、この盤を遠ざけるのも良く無い。
 
 
School-of-jazz-muratanaka  
 
 
聴けばわかるのだが、全編、上質のフュージョン・ジャズ。特に、村田のフリューゲルホーンは、フュージョン全盛時のフレディー・ハバードや日野皓正のミッドテンポの演奏を彷彿とさせるもの。村田は決して速い吹き回しをしない。決して無理をせず、ミッドテンポからスローテンポの吹き回しで、雰囲気最優先の音作りをしている。田中のピアノも同様な傾向で、この盤ではそれが成功している。
 
3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」、5曲目のスダンタードの名曲「As Time Goes By」などで、ミッドテンポで上質な、ソフト&メロウなフュージョン・ジャズの雰囲気を感じることができる。よく伸びるフリューゲルホーン、モーダルにフロントをサポートする、コンテンポラリーなピアノ。1980年前後のフュージョン・ジャズ全盛期のソフト&メロウなフュージョンを焼き直して、現代のジャズとして再生している。
 
僕は特に3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」がお気に入りで、このアプローチ、この雰囲気を前面に押し出して、1970〜80年代のポップス、ロックの名曲をカヴァーして欲しいなあ、と思っている。ピンクが基調のジャケット、ジャケ写の赤のジャージに惑わされてはならない。この盤に詰まっている音は「硬派で実直でコンテンポラリーな」、現代のフュージョン・ジャズである。
 
 
 
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2020年1月 6日 (月曜日)

ドリューにミュージカルの楽曲

ケニー・ドリューのピアノは、ジャズ者初心者の頃から大好きである。典型的なバップ・ピアニストで、テクニックも十分、明確なタッチでダイナミックな展開が身上。ファンクネスを漂わせながら、唄うようにメロディアスで典雅なフレーズを弾き回す。そんなドリューのピアノがお気に入りである。

Kenny Drew『Pal Joey』(写真左)。1957年10月15日、NYでの録音。ちなみにパーソネルは、Kenny Drew (p), Wilbur Ware (b), Philly Joe Jones (ds)。ドリューお得意のピアノ・トリオ編成。明確なタッチでダイナミックに弾き回すドリューにとっては、旋律を奏でるフロントの役割は自分のピアノで十分なんだろう。

この盤は、人気ミュージカル「Pal Joey」(1940年初演で1950年代には繰り返し上演。1957年にはフランク・シナトラ主演、邦題『夜の豹』で映画化されている)の楽曲を採り上げている。主人公はプレイボーイな流れ者シンガーとのことで、収録された楽曲はどれもが魅力的な曲ばかり。そんな楽曲から8曲を選んで、ピアノ・トリオとして演奏している。
 
 
Kenny-drew-pal-joey
 
 
 
ミュージカル曲がベースなので、ドリューのピアノの個性のひとつである「唄うようにメロディアスで典雅なフレーズを弾き回す」部分がバッチリ填まっている。明確なタッチと相まって、ベースの楽曲の良い旋律がクッキリと浮かび上がり、そのコード展開を基にしたアドリブは、ドリューのダイナミックな弾き回しで典雅に展開する。ドリューのピアノに「ミュージカル曲」が良く似合う。

バックのリズム隊も良い味を出している。ドラムのフィリー・ジョーは、バップなドラムをダイナミックにバッシバッシ叩きまくる印象があるが、この盤では、バラード曲は繊細なシンバル・ワークを、軽快な曲ではダイナミックではあるが、楽曲の旋律の邪魔にならないよう、配慮の行き届いた「味のある」ドラミングを聴かせてくれる。フィリー・ジョーの実力を遺憾なく発揮している。

ちょっと奇妙に捻れたベースが個性のウエアもこの盤では、しっかりと低音を響かせた、しなやかなウォーキング・ベースを聴かせてくれる。この端正なウエアのアコベは聴きどころ満載。ウエアのベストプレイのひとつとしても良いのでは、と思う。

「Pal Joey」という人気ミュージカルの楽曲を採用することで、実に魅力的なピアノ・トリオ演奏をものにしている。好盤です。
 
 
 
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2020年1月 4日 (土曜日)

正月のモダン・ジャズ・カルテット

正月のジャズの思い出と言えば、The Modern Jazz Quartet(以下MJQと略)が浮かぶ。何故なら、確か、1982年の正月に、再結成時の武道館ライヴをNHKがFM放送でオンエアしていて、それを一人じっくりと聴き込んだ記憶があるからである。1974年に解散したMJQが、まさか再結成されるとは思っていなかったので、このオンエアはとても楽しみにしていた。CDでリイシューされるまで、エアチェックしたカセットを大事に聴いていた。

The Modern Jazz Quartet『Reunion at Budokan 1981』(写真左)。1981年10月19~20日。日本武道館にてライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Milt Jackson (vib), John Lewis (p), Percy Heath (b), Kenny Clarke (ds)。Pabloレーベルからのリリース。当時流行のデジタル録音でマスターの音質が優れている。LP時代からCDでのリイシューまで、音質はとても良い。

MJQのライヴ盤は多いが、この盤はデジタル録音であるが故に音がとても良い。再結成して直ぐのライヴ録音なので、メンバーの演奏も気合いが入っており、バンド全体の演奏も適度な緊張感が溢れていて心地良い。そんなMJQのメンバーそれぞれの職人芸的な演奏のニュアンスがしっかりと聴いて取れるので、MJQのライブ盤の中では、この盤が一番、CDプレイヤーのトレイに乗った回数が多い。
 
 
Reunion-at-budokan-1981  
 
 
収録された曲名を見ても、彼らの十八番の曲がズラリと並んでいて、他のライヴ盤での演奏と聴き比べ出来るのも良い。「Softly, As in a Morning Sunrise」は武道館のライヴ公演の最初に演奏された曲であるが、この曲の前奏がFMで流れた時、なんだか感動したのを覚えている。伝説のジャズ・グループが再結成されて、リアルタイムでその演奏を聴くことが出来る。これって凄いことだなあ、と感動した。

正月のジャズの印象的な出来事として、私にとって思い出深いライヴ録音である。そう言えば、当時、FM放送でのオンエア(1982年の正月スペシャルでノーカットのFM放送、LP/CDより4曲多い)から始まって、編集版でのNHK総合での放送、そして、ノーカットのレーザー・ディスクとビデオ・カセットでの発売と様々な媒体でこの再結成ライヴはリリースされた。やはり、MJQの再結成って、ジャズ界にとって一大事件だったんですね。

ということで、久々にMJQのアルバムを聴き直してみたくなった。当ブログで記事としてアップされていないアルバムを中心に、加えて、双頭リーダーである、ジョン・ルイスとミルト・ジャクソンのソロ・アルバムを聴き直していく予定。これは、というアルバムに出会った、当ブログの記事として、その感想をアップしていくので、乞うご期待。
 
 
 
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