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2018年10月15日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・130

ビジネスの格言に「三方良し」という言葉がある。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。近江商人の心得で、売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ、である。ジャズの「三方良し」は、というと「演奏良し」「アレンジ良し」「ジャケット良し」だろうか。

Igor Prochazka Trio『Easy Route』(写真左)。2008年のリリース。ちなみにパーソネルは、Igor Prochazka (p), Christian Perez (b), Federico Marini (ds)。IGOR PROCHAZKA =イゴール・プロハースカと読むらしい。ここでは「イゴール」で統一。チェコ出身、スペインを拠点に移して活躍中のピアニスト。この盤はイゴールのデビュー盤。

イゴールはこの盤に出会うまで、全く知らないピアニストであった。しかし、この盤は初めて聴いた時、ビックリした。まずは「誰やこれ」。そして「どの国のピアノ・トリオや」。聴けば聴くほど米国のジャズの音では無いことが明確になるんだが、音の適度なラフさが欧州南部かなあ、地中海沿岸かと思うんだが、イタリア・ジャズでは無い。
 

Easy_route_1  

 
チェコ出身でスペインが演奏拠点、と聞いて納得。この盤の面白いところは、欧州ジャズとは言いながら、4ビート・ジャズ一辺倒、モード・ジャズ一辺倒で無いところ。8ビートも積極導入しつつ、ソウルフルな雰囲気を醸し出すところもユニークで、ソウルフルな雰囲気は醸し出すくせに、ファンクネスは皆無、というところが如何にもスペイン・ジャズらしい。拘るところはトコトン拘るのだが、ええかげんなところは適度にええかげん。

でも基本はバップなんですよね。そして、さすがに欧州ジャズ、流麗で爽やか。バックのリズム隊も堅実かつダイナミックで、ベースはしっかり胴を鳴らし、ドラムは変幻自在のリズムを叩き出す。幼い頃に受けた、クラシック音楽の教育にしっかりと裏付けられた高度な技術と欧州ジャズ独特の馴染みやすいメロディセンス。とにかく聴いていて心地良い。全7曲で録音時間35分が「あっと言う間」。

理屈抜きで、聴き応えのあるピアノ・トリオ盤です。ジャケットも抜群に良い感じ。真っ青な空、乾いた黄土色の大地、そしてオレンジ・イエローのアンティーク車。この3つの要素が「これしかない」と思えるくらい、絶妙なバランスで配置されている。このジャケットはしばらく、ぼ〜っと眺めていても飽きないなあ。この盤、メジャーではありませんが好盤。一聴の価値あり、です。

 
 

東日本大震災から7年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2018年10月14日 (日曜日)

活を入れるベニー・グリーン盤

このところ、ここ千葉県北西部地方は天気が悪い。全国の天気予報を見ると、どうも西日本は概ね秋晴れが広がっているのに、関東地方だけが天気が悪い。よくよく振り返れば、先週からほとんど晴れ間を拝んだイメージが無い。これだけ曇天が続くと気が滅入る。気が滅入ると精神的に暗くなる。これでは人としての生活に支障をきたす訳で、なんとか気持ちを持ち上げたくなる。

そういう時は好きな音楽を聴く。子供の時からズッとそうしてきた。今では好きな、自分にとって耳当たりの良く、気持ちに活を入れる様なジャズが一番良い。ジャズの中ではやはりピアノ・トリオになる。自分のジャズ盤のカタログを見ていて、今日は「これだ」という盤をチョイスする。ということで、今回、目についてチョイスしたピアニストが「ベニー・グリーン(Benny Green)」。

ベニー・グリーンは1963年4月、NYC生まれ。今年で55歳になる。バリバリ中堅のハードバップ・ピアニスト。端正でタッチの明確な、加えてメロディアスなアドリブフレーズが個性の「パウエル派」ピアニストである。彼の指回し、フレーズの展開は「バド・パウエル」の影響を受けていて、現代のハードバップなパウエルって感じのピアノが爽快である。
 

Thats_right

 
今日の選盤は、The Benny Green Trio『That's Right』(写真左)。1992年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Benny Green (p), Christian McBride (b), Carl Allen (ds)。 ベースがマクブライド、ドラムがアレン、これはかなり強力な布陣。ピアノがどんな弾き回しをしても、柔軟に対応するテクニックの高さが魅力。

端正でタッチが明確なところは「総合力で勝負」するタイプかな、とも思ったが、速い指回しと流麗なアドリブ・フレーズは、底にファンクネスが色濃く漂い、左手のベースラインが実にブルージー。フレーズそのものに重力感があって、暫く聴けば「ベニー・グリーン」かな、と判る位、明確な個性。聴いていて、胸がスカッとする。

この盤でも、ビ・バップな雰囲気でテクニック溢れ、強いタッチでバリバリ弾きまくる。雰囲気がガラッと変わったな、と思ったら、今度はモーダルな雰囲気でバリバリ弾きまくる。変幻自在、硬軟自在な指回しに惚れ惚れする。我が国ではあまり人気が無いように感じるが、この人のアルバムにはバラツキが無い。どの盤でも、ピアニスト「ベニー・グリーン」を感じることが出来ます。僕のお気に入りのピアニストの一人です。

 
 

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2018年10月12日 (金曜日)

完全復活の狼煙『Inside Out』

キース・ジャレットのリーダー作の聴き直しは続く。1998年、闘病の末、慢性疲労症候群から復活したキース。その頃、リリースした盤はさすがにイマイチだったが、1999年7月のライブ録音『Whisper Not』で完全復活を感じさせてくれた。少しだけ単調に展開してしまう部分はあったが、シンプルで判り易い、即興演奏として一期一会な展開が見事であった。

そして、次がこのライブ盤である。Keith Jarrett『Inside Out』(写真左)。2000年7月26 & 28日、ロンドンの「Royal Festival Hall」でのライブ録音。改めて、パーソネルは、Keith Jarrett (p), Gary Peacock (b), Jack DeJohnette (ds)。いわゆる「スタンダーズ」である。この盤は全編78分のCD1枚ものである。

このライブ盤でのキースのパフォーマンスは申し分無い。リリカルで力強いタッチ、イマージネーション溢れるアドリブ・パフォーマンス、緩急自在のチェンジ・オブ・ペース。そして、復帰後、明らかに新しい個性である「ライトなスイング感」。昔の様に、社交ダンスを踊る様な「意識したスイング感」では無い。シンプルに自然に揺らぐ「平常心的なスイング感」。
 

Inside_out  

 
そして、特筆すべきは「スリリング感」。寄らば切れそうな、ハッと息を吞むような、カジュアルなスリリング感。決して、この「スリリング感」についてはキースは売り物にしていない。しかし、この盤で聴いて取れる様に、スダンターズのスリリング感は痛快である。アドリブ・パフォーマンスについては予測不可能。予測不可能を前提に印象的なアドリブ・パフォーマンスが展開される。

収録されたどの曲でも、この新たな個性を体験することが出来る。ほとんどフリーに近い自由度の高いアドリブ・パフォーマンスが見事。僕はこの盤で、キースの完全復活を確信した。他の二人、ベースのピーコック、ドラムのデジョネットも見事。親分のキースが完全復活〜絶好調である。二人のリズム隊も飛ばしに飛ばしまくる。久し振りの三者一体となった、即興性に富んだインタープレイである。

この『Inside Out』は、即興演奏の展開に重きを置いて演奏されているように感じる。それでも、先の『Whisper Not』で感じた「シンプルで判り易い」部分はこの盤でも継承されている。確かに、闘病後、キースは変わったと思う。このアルバムで重きを置いた「即興演奏の展開」についても、とてもシンプルで判り易い。爽快感すら感じるほどのシンプル度。シンプルなキースは凄みが増す。

 
 

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2018年10月11日 (木曜日)

病気からの復活を示す記録である

1996年、キースは慢性疲労症候群と診断され、同年の秋以降の活動予定を全てキャンセルして自宅での療養を余儀なくされる。2年の闘病の後、1998年に復活したんだが、その頃のソロ・ピアノが『The Melody at Night, with You』(2014年3月30日のブログ)。これはキースの宅録のアルバム化であったが、かなり内省的でシンプルな展開。どれもがスローなテンポで終始しており、仄かに沈鬱な雰囲気も底に漂う感じで、どうにもこれが「復活作」なのか、と訝しく思ったものだ。

そこに出たのが、先日ご紹介した『Whisper Not』(2018年10月5日のブログ)。このスタンダーズ・トリオのライブ盤は素晴らしい出来だった。長い展開での「ビ・バップ」とでも形容したら良いだろうか、シンプルで判り易い、即興演奏として一期一会な展開が見事。これが、慢性疲労症候群という難病と闘った人の復帰後の演奏なのか、とビックリした。キースは本当に病気だったのか、と疑いたくなるような爽快な内容だった。

と、この復帰後ソロ作とスタンダーズ作との差がなかなか腹に落ちなかったのだが、そこにこの盤が登場した。Keith Jarrett『After The Fall』(写真左)。1998年11月の録音。先にご紹介した『Whisper Not』の9ヶ月ほど前のライブ録音になる。恐らく、闘病後復帰の程無い時期では無いかと思われる。復帰作とされるソロ・ピアノ盤『The Melody at Night, with You』の数ヶ月後のライブ・パフォーマンスなのではないか。このライブ盤のお陰で、やっぱりキースは重い病気と闘ってきたんだ、と確信することが出来た。

 
After_the_fall
 

さて、このライブ盤、録音が良く無い。ECMレーベルの録音とは思えない。音の周りにうっすら霧がかかったような、音の輪郭がハッキリしない、ノッペリとしたメリハリの無い録音。ピーコックのベースは躍動感に欠け、ディジョネットのドラムは切れ味に欠ける。これではスタンダーズの演奏の全てが悪いという印象になってしまうので、録音が良く無いことを念頭に置きながら、キースのパフォーマンスを確認することが必要になる。

その録音の悪さを割り引いても、このライブ盤のキースの演奏はまだまだ本調子では無い。『The Melody at Night, with You』に通じる、仄かに沈鬱な雰囲気も底に漂うほど内省的で、指回しも明らかに切れ味が不足している。アドリブ展開もイマージネーションと閃きが不足気味で、キース独特の手癖でごまかしてしまうような、ちょっと平凡なフレーズも見え隠れする。これはどう聴いても、このライブでのキースは本調子では無い。まだまだ復調していない。逆に7ヶ月後の『Whisper Not』の素晴らしさが際立つ。

なぜ、今年の3月になって、『Whisper Not』のリリース後、18年経った今にこのライブ音源をアルバム化した理由が判らない。コルトレーンの名曲「Moment's Notice」などはもうヨレヨレ。まだまだ長いアドリブ展開は難しい時期だったようである。ジャズ者である我々に、闘病後に奇跡的復活を遂げた「人間キース」を感じて欲しかったのだろうか。僕はこの盤を「キースの病気からの復活を示すドキュメンタリー」と捉えている。

 
 

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2018年10月 8日 (月曜日)

ホレス・パーランの不運な好盤

ブルーノートの総帥、アルフレッド・ライオンは、是が非でもパーランに良いデビューをさせたかった。1960年はパーランのリーダー作デビューの年には、4枚のリーダー作がリリースされている。2枚は純粋なピアノ・トリオ。1枚は、2管フロントのクインテット。そして、最後の1枚がこのコンガ入りの変則ピアノ・トリオ。

ただ、なかなか上手くいかなかったのか、デビュー翌年の1961年に2枚のリーダー作がリリースされたが、次の1962年はリーダー作のリリースが無く、1963年の1枚がブルーノート・レーベル最後のリリースとなっている。以来、2018年9月25日のブログ(左をクリック)でご紹介した『Arrival』のリリース年である1973年まで、なんと10年間、沈黙したのである。

そのブルーノート・レーベル最後のリーダー作が、Horace Parlan『Happy Frame of Mind』。1963年2月15日の録音。ブルーノートの4134番。ちなみにパーソネルは、Horace Parlan (p), Johnny Coles (tp), Booker Ervin (ts), Grant Green (g), Butch Warren (b), Billy Higgins (ds)。トランペットとテナー、そしてギターをフロントに据えたセクステット構成。
 

Happy_frame_of_mind  

 
セクステット構成と言えば、ジャズからしてかなり重厚な編成になる。音の厚みはかなりのものになるが、主役のピアノが前面に出る機会はトリオ構成に比べてかなり減る。しかし、収録曲6曲中、パーラン作の曲は2曲のみ。パーランの作曲能力をアピールする訳でも無く、パーランのピアノの個性を前面に押し出すことも無く、なんともはや中途半端なプロデュースである。ただ、この盤でもパーランのピアノの個性は良く判る。

右手の転がる様なフレーズのストロークが短く、この短いストロークを連続させることで流麗なイメージを創り出している。左手のブロックコードは、右手の流麗なフレーズに向けたアクセントとして響く。パーランのピアノは申し分無い。何故、もっとトリオ構成でリーダー作を出さなかったのだろう。バックのジャズメンも良い音出している。間の使い方が絶妙なコールズのトランペット、独特なフレーズで個性的なテナーのアーヴィン、そして、グリーンのシンプルでパキパキなファンキー・ギター。

ハードバップとして流麗で良い雰囲気でまとめられてはいる。ハードバップ好きからすると聴いて楽しめる盤ではあるが、突出した特徴や個性が希薄な分、地味な存在に甘んじている不運な盤である。ホレス・パーランというピアニストをメジャーな存在に押し上げるにはちょっと弱いかな。この盤以降、パーランのリーダー作はブルーノートからのリリースは途絶え、10年間の冬眠に入るのだ。

 
 

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2018年10月 7日 (日曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・73

ECMレーベルは「ニュージャズの代表的レーベル」である。1969年に設立以来、拠点はノルウェーのオスロ。北欧ジャズの拠点でもある。ECMレーベルは、ジャズについては「典型的な欧州ジャズ」を旨とする。そんなECMレーベルであるが、ECMレーベルお抱えの、ECMレーベルの音を代表するミュージシャンがいる。ピアノについては、パッと僕の頭の中に浮かぶのは「スティーヴ・キューン(Steve Kuhn)」。

この人のピアノを初めて聴いたのは『Ecstasy』というアルバム。もちろん、ECMレーベルからのリリース。1974年の録音なんだが、この人のピアノには驚いた。米国ジャズを中心に聴いてきた耳には「ジャズっぽくない」。どちらかというと、クラシック・ピアノに近い。リリカルそして耽美的。ファンクネスは皆無。即興演奏としてのフレーズの取り回しはクラシック風。それでいてビートはしっかりと聴いていて、演奏全体の雰囲気はやっぱり「ジャズ」。

このキューンのピアノはリリカルそのもので、一聴すればキューンのピアノと判るくらい。そんなリリカルなピアノに、ECMレーベルの録音で独特の深いエコーがかかって、独特のピアノ・ミュージックが創造される。1974年から1981年まで、間を置いて、1995年から現在に至るまで、ECMレーベルとの付き合いは続いている。ECMレーベルお抱えのピアニストの一人といって良いだろう。
 

Trance

 
Steve Kuhn『Trance』(写真)。1974年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Steve Kuhn (ac-p, el-p, vo), Steve Swallow (el-b), Jack DeJohnette (ds), Sue Evans (perc) 。パーカッション入りのピアノ・トリオである。スワローはエレクトリック・ベースを使用している。ECMらしい組合せとして、ドラムにジャック・デジョネットが参加している。

アコピもエレピも全く差が無い。どちらもリリカルで耽美的。独特の「間」が静謐感を感じさせるが、演奏全体に穏やかな躍動感がある。スワローのベースはエレベであるが、エレベの特性をよく活かしたベースラインが特徴的。ブンブンと胴鳴りするだけがジャズ・ベースで無いことを改めて感じる。デジョネットのドラミングが素晴らしい。繊細で響きの美しいデジョネットのドラミングは特筆もの。キューンのピアノにぴったりと寄り添う。

演奏のイメージとしては「ジャズ・ロック」で、フレーズの展開など、モードをベースとしながらもクラシックな要素も効果的に織り交ぜ、ECMレーベルのニュージャズ的雰囲気が色濃い。明らかに、それまでのハードバップやモードジャズとは異なる、新しいイメージのジャズ。1970年代のECMレーベルのリリースする盤には、そんな新しい響きの「ニュージャズ」が沢山あった。このキューンの『Trance』もそんな中の一枚。好盤です。

 
 

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2018年10月 5日 (金曜日)

闘病後、キースは変わったと思う

キース・ジャレットの「スタンダーズ」のアルバムの聴き直しを再開した。1996年、キースは慢性疲労症候群と診断され、同年の秋以降の活動予定を全てキャンセルして自宅での療養を余儀なくされる。2年の闘病の後、1998年に復活。今、聴き直しはまさにその時期。当時の復活の「スタンダーズ」第一作目を聴いている。

Keith Jarrett『Whisper Not』(写真左)。1999年7月5日、パリでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Keith Jarrett (p), Gary Peacock (b), Jack DeJohnette (ds)。お馴染みの「スタンダーズ」トリオである。ライブ録音なのも従来通り。ボリュームのある内容でCD2枚組。ここまでくれば、もはやCD1枚には収まりきれないのだろう。

病気療養後のキースのピアノは明らかに変わった、と感じている。アドリブ展開については、変にこねくり回さずにシンプルで判り易い展開に変わっている。スタンダード曲の解釈については、変にアレンジせずに、スタンダード曲の持つ個性をストレートに押し出している。そして、大きな声で唸らなくなっている。これは良い。3者3様の演奏に耳を集中させることが出来る。
 

Whisper_not_keith_jarrett  

 
スタンダード曲の解釈もシンプルなものになった。シンプルであるがエネルギッシュな展開は病気療養後ならではのものがある。アドリブ展開はシンプルそのもの。面白いことに、これだけストレードでシンプルになればなるほど、スタンダード曲の良さがポッカリと浮かび上がってくる。端正で高テクニックで、タッチは少し聴くだけでキースと判る位に個性的。フレーズは決して捻らない。シンプルにそっとそのままにフレーズは展開される。

ジャック・デジョネットのドラミングの見事。ポリリズミックでダイナミックなデジョネットのドラムは「即興演奏」的雰囲気が満載。この盤では様々な工夫、テクニックを駆使していて、ジャズのドラミングの幅と表現力が明らかにアップしている。ピーコックのベースは安定感抜群。それでもこの頃から印象的なソロを繰り出す様になっている。このドラムとベースの音のレベルは途方もなく高い。これが「スタンダーズ」である。

慢性疲労症候群との闘病の後、明らかにキースのピアノは変わった。長い展開での「ビ・バップ」とでも形容したら良いだろうか、シンプルで判り易い、即興演奏として一期一会な展開が見事。しかし、キースが「Whisper Not」や「'Round Midnight」などの思い切り大衆的な「どスタンダード曲」をチョイスするなんて思ってもみなかった。そういう点でも、闘病後、キースは変わったのである。

 
 

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2018年10月 4日 (木曜日)

味わいあるポスト・モダンな演奏

女性のジャズ・ピアニストの頭角、といえば、やはり1980年半ばからの「純ジャズ復古」のムーブメントからだろう。例えば、このリニー・ロスネス(Renee Rosnes)などはその先駆的存在と言える。カナダ出身、1962年3月生まれなので今年で 56歳。もう中堅も中堅、そろそろベテランの域に差し掛かる才媛である。

1987年にOTBの2代目ピアニストとして参加。また同年ジョー・ヘンダーソン4でも活動。このOTBへの参加のタイミングで、僕はロスネスの名前を知った。翌年にはウェイン・ショーターのグループに参加するなど、華々しいデビューであった。以降、メインストリーム・ジャズ畑での第一線を走っている。

そんな彼女の新盤が、Renee Rosnes『Beloved of The Sky』(写真左)。今年4月のリリース。ちなみにパーソネルは、Renee Rosnes (p), Chris Potter (as, ss, fl), Steve Nelson (vib), Peter Washington (b), Lenny White (ds)。新旧の名うてのジャズメンを集めたクインテット構成。フロントにアルトとヴァイブ、とりわけヴァイブの参加が今時珍しい。クリス・ポッターのアルトが好調。レニー・ホワイトのベテランらしい、味のあるドラミングも聴き応えがある。
 

Beloved_of_the_sky_renee

 
リニー・ロスネスのピアノは、モードをメインとする伝統的なスタイルに則りながら、コンテンポラリーなイメージを取り込み、新鮮で新しい響きを常に織り込んでくる。タッチは確実なものではあるが、マッコイ・タイナーの様な「ガーン、ゴーン」と叩き付ける様な響きとは全く無縁。そこは女性らしい、リリカルで印象的なフレーズが独特の個性である。

ピアノの展開は典型的な「モード」で、1960年代の新主流派の音作りを踏襲するもので、我々の世代からすると懐かしい限り。しかし、その懐かしさの中に現代の新しい響きが織り込まれているところが、ロスネスのリーダー作の小粋なところ。古さを感じるなら「マンネリ」なんだが、新しい響きが見事に織り込まれた展開については「深化」として評価したい。

キャッチャーでポップな展開と無縁なので、商業的にはあまり恵まれないロスネスではあるが、1980年代に起こった純ジャズ回帰の潮流の延長線にあるポスト・モダンな演奏は「誠実さ」と「革新性」を兼ね備えたもので、ネオ・ハードバップな演奏はまだまだ「のりしろ」があることを実感させてくれる。聴けば聴くほど味わいが出てくる「するめ」の様な盤です。

 
 

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2018年10月 2日 (火曜日)

「これは聴いてみよ」な盤・2

ダウンロード・サイトを徘徊していて、久し振りにこの名前に出会った。「ジョーイ・カルデラッツォ(Joey Calderazzo)」。1980年代後半に彗星のごとく登場。リッチー・バイラークに師事し、ブルーノートやコロンビア等の名門レーベルから数々のリーダー作を発表。1965年生まれだから、今年で53歳になる。これからが楽しみの「中堅の中堅」である。

1980年代後半にデビューしたんだがら、カルデラッツォはデビューして、既に40年近くになるのか。タッチは確か、ピアノの音は太くて深い。フレーズの雰囲気はキース・ジャレットを彷彿とさせるものがあるが、キースよりも落ち着いていて、決して「唸らない」(笑)。唸らないキース、と形容しても良いか、と思う。それでいて、欧州ジャズの様な「翳り」があって、これが癖になる。

Joey Calderazzo『Live From the Cotton Club, Vol.1』(写真左)。2018年9月のリリース。2017年2月、東京丸の内のコットンクラブでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Joey Calderazzo (p), Orlando Le Fleming (b), Donald Edwards (ds)。米国東海岸出身でありながら、欧州ジャズの雰囲気が濃厚に漂う個性的なピアノ。キースよりもジャジー、しかし、ファンクネスは希薄。
 

Live_from_the_cotton_club_vol   

 
典型的な「ネオ・ハードバップ」なトリオ演奏である。手堅いモードな展開が聴き応え十分。カルデラッツォのピアノについては、テクニックは優秀なんだが、決してテクニックに走らず、しっかりとした深いタッチで、ゆったりと流麗に印象的なアドリブ・フレーズを展開していく。響きは欧州的。ファンクネスは希薄。それでいてマイナーでジャジーは節回しがユニーク。

ベーシストもドラマーも僕はよく知らない。それでも、両者とも良い音、出してます。ベースの音は骨太で力感溢れ、アドリブ・ソロは流麗。ドラミングは柔軟でポリリズミック。決して目立たず、それでいて、存在感はしっかりと出ている。このベースとドラムをバックに従えているのだ。このトリオ演奏には「間違いが無い」。

正直いって、カルデラッツォのピアノは暫くぶりであった。彼のピアノ、久し振りに聴いて、デビューの頃とほとんど変わってない、と感じた。これを「停滞」と聴くか、はたまた、これを「深化」と聴くか。聴く人それぞれに印象を持つのだろうが、僕にとっては安心の「深化」と捉えた。カルデラッツォは50歳を過ぎたばかり。「停滞」か「深化」か。その答えが出るのはこれからだろう。これからのカルデラッツォが楽しみである。

 
 

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2018年10月 1日 (月曜日)

ヒルの個性が渦巻いている

ブルーノート・レーベルの総帥、アルフレッド・ライオンがプロデューサーとして最後に発掘した才能が「アンドリュー・ヒル(Andrew Hill)」。ライオンはヒルの才能にぞっこんで、1963年から1965年の間に、なんと7枚ものリーダー作をリリースさせている。平均して5ヶ月に1枚のペース。新人にしては破格の扱いであった。

そのライオンが惚れ込んだヒルの才能は「かなり変な展開をするピアノ」。セロニアス・モンクの再来の様に、あらぬ方向へ飛んだり跳ねたりする。それでも、モンクの様に予知不可能なものではない。予想できる範囲の中で飛んだり跳ねたりする。だから、モンクのピアノより聴き易く慣れ易い。加えて「捻れる」。しかし、モンクの様にゴツゴツ「捻れない」。幾何学模様的にスイングするように「捻れる」。

予知不可能、再現不可能。これって、典型的な「即興音楽の妙」。アンドリュー・ヒルのピアノは面白い。そして、一期一会な「即興」の意味が即座に理解出来る。ジャズの典型的な例の1つがこのアンドリュー・ヒルのピアノである。ヒルの飛んだり跳ねたりするピアノの展開は、ブルーノート・レーベルに残した初期のアルバムを順に聴けば、たちどころに良く判る。
 

Smoke_stack  

 
Andrew Hill『Smoke Stack』(写真左)。1963年12月13日の録音。BNの4160番。リリースは1966年。ちなみにパーソネルは、Andrew Hill (p), Richard Davis, Eddie Khan (b), Roy Haynes (ds)。デビュー盤『Black Fire』はテナーがフロントのカルテット構成だったが、この盤ではベーシストは使い分けてはいるものの、ピアノ・トリオ編成である。

ピアノ・トリオ編成なので、ピアニストの個性が良く判る。デビュー盤の『Black Fire』よりも、アンドリュー・ヒルのピアノの個性がとても良く判る盤になっている。ヒルの「予知不可能、再現不可能」なピアノの展開を向こうに回して、デイヴィスのベースとヘインズのドラムはびくともしない。自由度の高い、間を活かしたリズム&ビートの供給で、ヒルのピアノを自由に展開させている。

ヒルのピアノの個性を確認するには『Black Fire』よりも、この『Smoke Stack』の方が適している。それでも当時リリースに選ばれたのは『Black Fire』。ヒルのピアノが『Smoke Stack』よりも『Black Fire』の方が先のリリース選ばれている。恐らく『Black Fire』の方は常識的な響きをしているからだろう。逆に『Smoke Stack』では、ヒルのピアノは結構「変態」している。ヒルのピアノの個性を正確に掴むには『Smoke Stack』だろう。ヒルの個性が渦巻いている。

 
 

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