2019年6月22日 (土曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・70

このサックスのレジェンドも、我が国での人気はイマイチの様な気がする。そのサックスの魅力に填まったジャズ者の方々は「大のお気に入り」のテナー・サックス奏者の1人に絶対になるのだが、何故か日本のジャズ盤紹介本やジャズ雑誌のアルバム紹介には、なかなかこのテナー・サックスのレジェンドの名前は挙がらない。
 
そのレジェンドの名は「デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)」。愛称「デックス」。1923年、米国ロサンゼルスの生まれ。1940年代後半にはビ・バップの流行の中で優れた内容のリーダー作をリリース。『Dexter Rides Again』などがそうである。1950年代前半では『Daddy Plays the Horn』『Dexter Blows Hot and Cool』などのハードバップ初期の好盤をリリース。日本のジャズ盤紹介本などで「デックス」の名前が挙がるのはこの辺のリーダー作である。

しかし、1950年代後半は麻薬の影響でスランプに陥る。そして、1960年代初頭から1976年にかけて渡欧し、フランスやデンマークを拠点に活動。この期間には、ブルーノートやスティープルチェイスに内容の濃い好盤を結構な数、リリースしているのだが、我が国のジャズ盤紹介本でそのアルバム名が挙がることは殆ど無い。そして、1976年、米国に戻り、米国での活動を再開する。コロンビアを中心に好盤を連発するのだが、これがまた、我が国のジャズ盤紹介本にそのアルバム名が挙がることは無い。
 
 
Manhattan-symphonie-dexter-gordon
 
 
Dexter Gordon Quartet『Manhattan Symphonie』(写真左)。1978年5月の録音。ちなみにパーソネルは、George Cables (p), Eddie Gladden (ds), Rufus Reid (b), Dexter Gordon (ts) 。デックスのサックス1管、ワンホーン・カルテットである。リズム隊は、ケイブルスをピアノに、ベースにリード、ドラムにグラッデン。優れた中堅どころの名手達である。

LP時代では2枚組のボリューム。デックスのテナー・サックスは1940年代から殆ど変わらない。どこか哀愁漂う、大らかで豪快&繊細なテナー。テクニックにも優れるが、彼のブロウは常に「歌心」優先。John Coltraneの名演カバーの「Moment’s Notice」、Donald Byrd作「Tanya」、12分超に及ぶ有名スタンダード「Body And Soul」等、歩く速さの様なミッドテンポの曲がメインで、悠然としたデックスのテナーが心ゆくまで楽しめる。

決してテクニックに走ることは無い。しっとりしたメロウな演奏をメインに、デックスのテナー・サックスが悠然と鳴り響く。どこか哀愁漂う、大らかで豪快&繊細なデックスのテナー。実に魅力的で思わず聴き惚れてしまう。LP2枚組のボリュームも決して飽きることは無い、どころか一気に聴き切ってしまうほど。バックのリズム隊の健闘しており、サックス1管、ワンホーン・カルテットとして、クオリティの高い、ナイスな内容の好盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年4月 2日 (火曜日)

60年代末期ならではの純ジャズ

ニュー・ジャズを聴いていて、新しい響きのジャズを感じていると、その反動でジャズの本流、旧来の典型的なジャズと言われる「ハードバップ」が聴きたくなる。といって、1950年代のハードバップ時代ど真ん中にドップリと浸かるにはちょっと反動が過ぎる。ということで、ニュー・ジャズの雰囲気を少しだけ宿した、1960年代後半から1970年代のハードバップが良い。
 
Dexter Gordon『A Day in Copenhagen』(写真左)。1969年3月10日、デンマークはコペンハーゲンの「Metronome スタジオ」での録音。ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts), Slide Hampton (tb), Dizzy Reece (tp), Kenny Drew (p), Niels-Henning Orsted Pedersen (b), Art Taylor (ds)。米英+北欧の混成セクステット。
 
デックスは1960年初頭に、ハンプトンは1968年に、ドリューは1961年に、テイラーは1963年に渡欧している。いわゆる米国東海岸のハードバップ・ミュージシャンの渡欧組で、4人ともコペンハーゲンを活動の拠点の1つにしていた。リースはジャマイカ出身で、1960年代の大半は米国東海岸で活動したが結果が伴わず、以前の活動拠点のパリに戻ったはずなのだが、たまたまコペンハーゲンに来ていたのかなあ。ペデルセンはデンマーク出身でコペンハーゲンが活動拠点。
 
 
In-copenhagen  
 
 
ベースのペデルセン以外、他の5人は米国東海岸の本場「ハードバップ」を体験してきた強者ども。ジャズを芸術と理解して、しっかりと聴いて評価してくれる欧州の地で、バリバリ魅力的なハードバップな演奏を展開している。時代は1960年代の末期、当時の先端のジャズのトレンドを踏まえつつ、1950年代のハードバップとは一味違う、欧州仕様のモーダルなハードバップな演奏を繰り広げている。
 
主役のデックスのテナーは全く変わらない。朗々と大らかで悠然としたブロウは「我が道を往く」雰囲気である。テナー、トロンボーン、トランペットのフロント3管のうち、ハンプトンのトロンボーンが良い味を出している。フレーズと音色が先進的で、ハンプトンのモーダルなトロンボーンの存在がこの盤をユニークな存在にしている。そして、全く欧州風のペデルセンの骨太ソリッドなアコベが効いている。ペデルセンのベースが鳴ると、欧州ジャズの雰囲気が一気に濃厚になる。
 
ジャケットは何故かサイケデリック調で「あんまりやなあ」と思うのですが、この盤、由緒正しきレーベルからのリリース。ジャケットのマークを見たら「MPSレーベル」のアルバムなんですね。欧州ハードバップの専門レーベル「MPS」。なかなかにユニークなメンバー編成で、1960年代末期ならではの「モーダルな純ジャズ」を記録してくれていたとは、MPSレーベルもなかなかやるなあ。
 
 
 
東日本大震災から8年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2018年12月 2日 (日曜日)

こんなアルバムあったんや・107

デクスター・ゴードン(Dexter Gordon・愛称「デックス」)のテナーは、僕にとっては「永遠のお気に入り」。彼の大らかで朗々と鳴るテナーは、ジャズを聴き始めた頃、『Our Man in Paris』を聴いて痺れて以来、折に触れて親しみを持って聴き続けてきた「永遠のお気に入り」である。意外と日本のジャズ者の方々の中ではちょっとマイナーな扱いであるが、マニアなジャズ者の方々には結構受けているみたいだ。

実はデックスは結構な数の音源を残している。1950年代から1960年代前半についてはブルーノート、1960年代から1970年代前半についてはスティープルチェイス、1970年代中盤から1980年代初頭についてはコロンビアに、それぞれ結構な数のアルバムを残している。特にスティープルチェイスのアルバムは、コペンハーゲンはモンマルトルのライブ録音盤が多数あり、デックスのライブでのパフォーマンスはとても魅力的だったことを十分に追体験出来る。

そんなデックスのライブ音源が発掘され、今年の10月にCD化されている。Dexter Gordon『Espace Cardin 1977』(写真左)。1977年9月25日、パリのEspace Pierre Cardin (Théâtre de la Ville)でのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts, ss-M2), Al Haig (p), Pierre Michelot (b), Kenny Clarke (ds)。いやはや、とってもとっても渋い渋すぎるパーソネルである。
 

Espace_cardin_1977_live

 
デックスは1976年、1962年以来、14年続いた長い長い欧州生活を切り上げ、米国へ戻ったのだが、その後もしばしば渡欧している。このライブ盤は、1977年にパリを再訪、そんな渡欧の機会を捉えた、パリでのライブ録音である。とりわけパーソネルが渋い。まず、ピエール・ミシュロとケニー・クラークは1949年にクラークが初めて渡仏したときから共演している仲。そして、アル・ヘイグはバップ・ピアニストとして、大ベテランの域に達している。

さぞかし、オールド・スタイルで小粋なハードバップが展開されているんだろうなあ、と思いながら、CDプレイヤーのスタートボタンを押すんですが、これがまあ、ビックリぽんですわ。結構、熱気溢れる緊張感溢れるプレイが展開されている。加えて、この大ベテランのパーソネルで、モーダルな演奏も展開されていて、これがまた結構、爽快感抜群なパフォーマンスだったりする。

デックスのテナーは全く変わらないですけどね。大らかで朗々と唄う様に朗読する様に、豪快なブロウを展開する。コードだろうがモードだろうがお構いなし。めったに味わえないデックスのソプラノ・サックスが2曲目の「A La Modal」で体験できるところもこのライブ盤の美味しいところ。こんな音源がまだ残っているのだから、ジャズって隅に置けないなあ、と改めて感心することしきり、である。

 
 

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2016年5月24日 (火曜日)

デックスの「魅力全開」な盤です

Dexter Gordon(デクスター・ゴードン、愛称デックス)のテナーは、初夏の陽気に良く似合う。テクニックに重きを置くこと無く、ミッドテンポからスローテンポで朗々と歌心溢れるフレーズを吹き上げる。決して難しく無い、爽快かつシンプルなジャズ。

特にブルーノート・レーベル時代のデックスは、どのアルバムを選択しても良い。さすがはブルーノート・レーベル。デックスの特質を十分に理解して、デックスの個性を最大限に活かしている。そして、デックスの吹きたい様に吹かせている。

しかし、ブルーノート・レーベルの凄さはそれだけでは無い。デックスのリーダー作ですら、録音当時のジャズの先端の雰囲気をしっかりと漂わせているのだ。単に聴き易く耳に馴染むだけのアルバムを録音するのでは無い。

ジャズとして、アーティスティックな面をしっかりと押さえて、時代の先端の雰囲気を醸し出した「デックス節」を聴かせてくれるのだ。デックスの能力の「伸びしろ」をしっかりと引き出している。総帥アルフレッド・ライオン恐るべしである。

そんなデックスのリーダー作の一枚がこれ。Dexter Gordon『A Swingin' Affair』(写真左)。1962年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts), Sonny Clark (p), Butch Warren (b), Billy Higgins (ds)。ブルーノートの4133番。
 

Swingin_affair

 
1962年と言えば、ハードバップの全盛期を過ぎて、ジャズの多様化が進んでいる時代。コマーシャルなファンキー・ジャズから、アーティスティックなモード・ジャズ、そして、多様化の究極形であるフリー・ジャズ。様々なスタイルのジャズが入り乱れている時代が1962年。

そんな時代の中、このデックスのアルバムもそんなジャズの多様化を十分に反映するパーソネルで録音に臨んでいる。デックスのテナーはそんなジャズのトレンドには全くお構いなしなのだが、ピアノのソニー・クラークはハードバップの代表的存在。そして、リズム・セクションを担うベースのウォーレンとドラムのヒギンスは、新しい響きを宿したハードバップなリズム&ビートを供給する。

そこにデックスが、ちょっとモーダルな雰囲気をふっと漂わせて、ミッドテンポからスローテンポで朗々と歌心溢れるフレーズを吹き上げる。これが堪らない。単なるコマーシャルでポップなジャズには無い、アーティスティックな芳しい響き。このアルバムの「良いところ」である。

デックスの自作曲もスタンダード曲もいずれも良い曲ばかり。聴き応え満点のアルバムに仕上がっています。カルテットの4人については、実に楽しげに満足げに演奏している様子が演奏から感じ取れます。ジャズの良さ、楽しさを十分に感じ取れる好盤です。デックスの魅力全開ですね。
 
 
 

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2016年5月18日 (水曜日)

聴いていて馴染み易く聴き易い

ジャズ者の初心者向け盤と紹介されて飛びついて、聴いてみて「あれれ」と思ってしまった盤は沢山ある。恐らく、当時の評論家筋が「ジャズを聴くんなら、これは聴いておかないと」という、大学で言う「一般教養科目」的な印象で選盤したイメージがある。ジャズ者初心者にとって、馴染み易いか聴き易いか、なんていう観点は二の次である。無責任と言えば無責任である。

僕にとっては、Dexter Gordon(デクスター・ゴードン、愛称デックス)がそういう存在だった。デックスの「初心者向け盤」を選んでは聴くんだが、どうにも最初は取っつき難かった。やはり、初心者にとって判り易いテナーは、ジョン・コルトレーンであり、ソニー・ロリンズなのだ。

例えばこの盤。Dexter Gordon『Go!』(写真左)。1962年8月の録音。ブルーノートの4112番。ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts), Sonny Clark (p), Butch Warren (b), Billy Higgins (ds)。デックスのワン・ホーン・カルテットである。

デックスだけが1923年生まれで、他のメンバーよりも8〜16歳も年長である。所謂「世代が違う」。録音された年、1962年はハードバップの全盛時代が過ぎて、モード・ジャズやファンキー・ジャズなど、ジャズのスタイルの多様化が進んだ時代。新しい響きやコンセプトのアルバムがバンバン出ていた頃である。

そういう意味では、このデックスのワン・ホーン・カルテットのバックのピアノ・トリオ、所謂リズム・セクションが、ハードバップ期のそれよりも新しい響きを宿しているのは、ジャズ者初心者の僕でも良く判った。シンプルでスッとしていてモダン。小粋なファンクネスが音の底に流れ、リズム&ビートが、そこはなとなくポリリズミック。
 

Dexter_gordon_go

 
それに引き替え、デックスのテナーは「超然」としている。スタイルは独特の個性。デックスのスタイル、デックスの音である。ハードバップとかビ・バップとか、ジャズのトレンドとは全く無縁。そのブロウは大らかで豪快。ピッチは少し外れていて、上手いんだか下手なんだか判らない。でもずっと聴いていると、やはり「上手い」。

そして、デックスはテーマもアドリブも「人が唄う様に」サックスを吹く。テクニックを優先する訳でも無い。リリカルを意識して理知的に吹くのでも無い。自分の感覚そのままに「人が唄う様に」サックスを吹く。ジャズ者初心者の僕にとって、これがデックスの魅力というのが判らなかったのだから困ったものだ。

そんなデックスの魅力が理解出来る様になったのはつい10年ほど前から。この『Go!』などは愛聴盤の筆頭である。よく評論で書かれる冒頭の「Cheese Cake」であるが、やはりこの曲は良い。デックスの作曲力の優れたところをとことん実感する。曲も良いが、演奏も良い。デックスのブロウが実に魅力的である。

ジャズ者初心者向けかどうかに関わらず、聴いていて馴染み易く聴き易い、ということは、音楽にとって大切な要素である。そんな基本的なことを改めてじっくりと教えてくれる、そんなデックスの魅力盤である。今更言うのもなんなんですが、やっぱり『Go!』って好盤です。

 
 

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2015年11月27日 (金曜日)

デックスの玄人好みの好盤

僕は、ジャズ者駆け出しの頃、このアルバムが苦手だった。大らかなブロウ。少し外れたアドリブ・フレーズ。でも、その少し外れたところが「味」と感じる。でも、若い頃は、その「味」が判らんかった。

もともと、日本人というのは、子供の頃、音楽というものを大体「クラシック音楽」で体験する。音程はしっかり合っていて、ユニゾン&ハーモニーもバッチリ合っている。リズム&ビートも外れることは無い。それを音楽と経験する。その経験が「ジャズ」を理解する上で障害となる。

そのャズ者駆け出しの頃、苦手だったアルバムが、Dexter Gordon『Our Man in Paris』(写真左)。1963年5月の録音。ブルーノートの4146番。ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts), Bud Powell (p), Pierre Michelot (b), Kenny Clarke (ds)。デックスがパリを訪れた折に、パリにいた米国ジャズメン達と現地のベーシストと邂逅したセッションを記録したもの。

パーソネルを見渡して、まず「バド・パウエル」の名を見つけてビックリする。ビ・バップの開祖の一人、モダン・ジャズ・ピアノの祖。彼はニューヨークでの暮らしを嫌い、欧州へ移り、当時パリに在住。続いて「ケニー・クラーク」の名を見つけてビックリする。著名なビ・バップ・ドラマーの一人。彼もニューヨークでの暮らしを嫌い、欧州へ移り、パリに集結。

デックスが欧州に渡り、バド・パウエルとケニー・クラークとの再会セッション。パリにおけるバド・パウエル・トリオが旧友デックスを迎えた、10数年ぶりの再会を記録したセッションという触れ込み。これだけ劇的なエピソードが揃えば、ジャズ者駆け出しであっても、ついつい手を出したくなる。
 

Our_man_in_paris

 
で、ついつい手を出して、この盤は「難物」なのに気がついて、やっても〜た、と後悔する。このアルバム、ジャズ者初心者にはちょっと難物だと感じている。少し外れたアドリブ・フレーズ。でも、その少し外れたところが「味」と感じる。が、経験不足のジャズ者初心者の頃は、この「味」を「味」と感じない。どころか、なんじゃこれ、と理解不能な状態に陥る。

演奏の全てにちょっと強めにテンションが張っていて、そのテンションに気後れする。そして、デックスの大らかで力強いブロウが来る。アドリブ・フレーズに入って、音程はちょっと外れつつ、テンポもちょっと不安定に振れまくる。クラシック音楽ではありえない「破綻」。これがジャズ者初心者の頃、大いなる誤りだと感じてしまう。まあ、仕方が無いけど。

このアルバムのデックスのブロウが「良い味だしてるなあ〜」と感じる様になったのは、ジャズを聴き始めて10年以上経ってからだったと思います。そういう意味で、この盤をジャズ者初心者向けの「ジャズ入門盤」として推薦するのは、ちょっと違うんではないかなあ、と今でも思います。

じっくり聴き込んでみると、伝説のピアニスト、バド・パウエルのピアノはまあまあ、特段にコメントする程度のものでは無し。逆に、ケニー・クラークのドラミングにビックリ。大変モダンでアグレッシブなドラミングに、思わず、ケニー・クラークを見直す。そして、やっぱりデックスのテナーは別格。これぞデックスのテナー、デックスのワン・ホーン盤。

ジャズ者中堅、ジャズを聴き初めて10年以上経って、本当にジャズが好きで、もう恐らく死ぬまでジャズを聴き続けるだろうな、と思い始めた頃に聴いて、ちょうど良い塩梅の「玄人好みの好盤」だと思います。

 
 

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2015年11月 5日 (木曜日)

超然と我が道を行くサックス

この人のテナーを聴いていると、スタイルとか流行とか、変化とか進化とか、そんなものには全く無縁、ただひたすら自分のスタイルでサックスを吹き、ただただ自分の思いつくままのフレーズを吹く。それがまあ、全くの自然体で、味のあること味のあること。

そのテナー奏者とは、デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)。愛称デックス。この人のテナーは別格。他のテナー奏者との比較ということすら超越している。なんせ、彼の「ブリッ」という一吹きで、ああこれはデックスだ、と判るくらいの強烈な個性なのだ。

そんなデックス、彼のリーダー作はどれもが優秀だが、特に「ブルーノートのデックスに外れ無し」というのが僕の感想。特に、1960年代のデックスに外れは無い。どれもが、とても優れたハードバップな演奏ばかり。どれを聴いても「ああ、これがハードバップなんやなあ」と感じ入ってしまう出来のアルバムばかりである。

そんな中、僕が愛聴する一枚がこれ。Dexter Gordon『Doin' Allright』(写真左)。1961年5月の録音。ブルーノートの4077番。ハードバップが成熟した、絵に描いた様な優れたハードバップな演奏が聴くことが出来る一枚。ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts), Freddie Hubbard (tp), Horace Parlan (p), George Tucker (b), Al Harewood (ds)。

う〜ん、ブルーノート・レーベルならではの渋い人選。実はこのメンバー、初共演なんですね。調べてみてビックリしました。このアルバムの演奏を聴けば判るんですが、すごく息が合っているんですよ。初共演とはなあ。さすがブルーノート、リハーサルにしっかり時間を使っていますね。
 

Doin_allright

 
特に、この Horace Parlan (p), George Tucker (b), Al Harewood (ds) のリズム・セクションが実に良い味を出している。この趣味の良いリズム・セクションが紡ぎ出すリズム&ビートに乗って、とっても気持ちよさそうに、デックスがテナーを吹き上げていく。

デックスの全くの自然体で吹くテナーの味わい。鼻歌を唄うように全く力みの無い、それでいてしっかりと芯のあるアドリブ・フレーズ。スケールの大きい、包み込むような吹き回し。決して耳につかない、適度なテンポ。時々顔を出すユーモラスな借用フレーズ。

本当に彼のブロウを聴いていると、スタイルとか流行とか、そんなものはどうでもよくなる。デックスはデックスであればよい。加えて、このアルバムのデックスのブロウはとても安定感がある。これぞハードバップ、という内容がとても愛おしい。

そうそう、忘れてはならないのが、このアルバムでのフレディ・ハバード。いつもははしゃいで、その優秀なテクニックをひけらかせて、ペラベラと雄弁に五月蠅い位に吹きまくるのだが、このアルバムのハバードはちょっと違う。なんと珍しく、控えめにそっとデックスに寄り添う様に吹いています。なんだなんだ、やれば出来るやないか。

さすがは「ブルーノートのデックスに外れ無し」。ハードバップど真ん中な一枚です。とにかくデックスのテナーが良い。ジャズ者万民にお勧めの好盤です。

 
 

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2015年10月29日 (木曜日)

こんなアルバムあったんや・51

ジャズのアルバムを漁り始めて、はや37年。さぞかし、聴く対象も少なくなっただろうと思いきや、登り来て未だ山麓。ジャズ盤紹介本や雑誌を読み直しては、ネットで漁る毎日だが、聴く対象はまだまだある。恐らく、この命尽きるまで、聴く対象は枯渇することは無いだろう。

例えば、こんなアルバムが、まだ聴くことも無く残っていたりするのだ。本当にジャズ盤漁りは奥が深く裾野が広い。その「こんなアルバム」とは、Booker Ervin and Dexter Gordon『Setting the Pace』(写真)。

1965年10月の録音になる。当時「西ドイツ」はミュンヘンでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Booker Ervin, Dexter Gordon (ts), Jaki Byard (p), Reggie Workman (b), Alan Dawson (ds)。デックスこと、当時、ベテランの域に達していたテナー奏者デクスター・ゴードンの参加が目を惹く。当時42歳。

ドラムのアラン・ドーソンは当時中堅のドラマー。あの天才ドラマーであるトニー・ウィリアムスの唯一の師匠ということで有名。いかにフリーに近い、自由度の高い演奏になっても揺らぐことの無い、堅実でエネルギッシュなドラミングは上質のバッキング。当時36歳。

ピアノのジャッキー・バイアードは、「ジャズ界において最も説得力に富んだ多芸多才なピアニストのひとり」と謳われる、当時遅咲きのオールラウンドなピアニスト。当時43歳。そして、ベースのレジー・ワークマンは、当時、若手の新進気鋭なベーシストの一人。そのモーダルで限りなくフリーなベース・ラインは斬新な響き。
 

Setting_the_pace

 
さて、そんな猛者揃いのメンバーで、思いっきり限りなくフリーでモーダルなハードバップを演奏しまくるのがこのライブ盤。音も良好。迫力満点。こんなライブ盤があったんやなあ、と思わず感慨に耽ったりする。

オリジナル盤では収録曲はたったの2曲。アービン作曲の「Setting the Pace」が約19分の演奏。もう1曲は、デックス作曲の「Dexter's Deck」で23分弱の演奏。とにかく、限りなくフリーでモーダルな、熱気溢れる大ブロウ大会である。

アービンは、もともとモーダルでアグレッシブで自由度の高いテナーを吹いていたので違和感は無いが、デックスがこんなにモーダルで自由度の高いブロウに追従するとは思わなかった。これだけモーダルで自由度の高いデックスは聴いたことが無かった。う〜ん、デックスは単にハードバップなテナー奏者では無かったのだ。いや〜驚いた。

さすがに、こういうモーダルでアグレッシブなブロウについては、アービンの自家薬療中のものである。かなり充実度の高いブロウを繰り広げていて聴き応え満点である。とにかくテナーが良く「鳴って」いる。

収録曲2曲とも長尺のライブ盤だが、間延びしたり、マンネリに陥ることは無い。というか、アービンとデックスのフロントのテナーのブロウが全くもって充実していて、バイアード、ドーソン、ワークマンのリズム・セクションは、当時の新主流派風の新しいモーダルなバッキングを供給する。

濃厚な内容の、思いっきり限りなくフリーでモーダルなハードバップな演奏に、一気に聴き終えたあと、精神的に心地良くヘロヘロになる、爽快感溢れるライブ盤です。思わず「こんなアルバムあったんや〜」。

 
 

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2015年10月15日 (木曜日)

「ニューヨークの秋」に惚れ惚れ

さて、今日もデスクター・ゴードン。デックスの初期のリーダー作3連発である。今日は1950年代に入る。1955年9月録音の名作、Dexter Gordon『Daddy Plays the Horn』(写真左)である。

このアルバムは、今から37年ほど前、ジャズ者初心者の頃、例の「秘密の喫茶店」で教えて貰って以来、大好きなデックスのリーダー盤である。ジャケットのイラストも秀逸。このアルバムに詰まった雰囲気を的確に表してくれている。

ちなみにパーソネルは、Dexter Gordon (ts), Kenny Drew (p), Leroy Vinnegar (b), Lawrence Marable (ds)。当時の米国西海岸ジャズの精鋭達をリズム・セクションに従えた、魅力的なデックスのワンホーン作である。

僕の所有しているアルバムの収録曲は以下の順番である。確か、LP時代はこの順で、CDは1〜3曲目と4〜6曲目とが3曲ずつ逆転して収録されている。こういうのって困るよな。でも、僕にとってはLP時代の以下の順番が一番フィットする。

1. Daddy Plays The Horn    
2. Confirmation    
3. Darn That Dream    
4. Number Four    
5. Autumn In New York    
6. You Can Depend On Me

 

Daddy_plays_the_horn

 
冒頭の「Daddy Plays The Horn」からデックスのワンホーン全開である。大らかで力強い、展開の裾野が広く、良い意味で茫洋なデックスのテナーが全開で吹きまくる。時々、茶目っ気たっぷりにユーモアのある引用などを織り交ぜながら、悠然と吹きまくる。 

続くビ・バップの名曲「Confirmation」も大らかなブロウそのもの。ビ・バップの名曲なんで、高速フレーズのテクニック全開のけたたましいブロウを思い浮かべるが、デックスはお構いなく悠然とこのビ・バップの名曲を吹き上げていく。

そして、絶品は「Autumn In New York」。ニューヨークの秋。この曲が入っているアルバムは「何でも通し」なくらい、僕はこの曲が大好きなんだが、このデックスのバージョンはとりわけ素晴らしい。

もともと歌モノを吹かせると右に出る者が無いくらい素晴らしいブロウを披露してくれるデックスである。この名曲を悠然と大らかに吹き上げてくれる。思わず心にジーンと響く。ストレートでシンプルなデックスのテナー。良い。実に良い。

1952年〜1960年の間の8年間、デックスは麻薬中毒でリーダー盤は2枚しか出していない。その2枚とは、一昨日ご紹介した『Dexter Blows Hot and Cool』と、この『Daddy Plays the Horn』の2枚。この2枚がとても素敵な内容で、聴けば聴くほどに惚れ惚れするのだ。

 
 

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2015年10月14日 (水曜日)

ビ・バップなデックスです。

デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)。愛称デックス。彼のリーダー作『Dexter Blows Hot and Cool』を昨日、ご紹介したのだが、このアルバムが出てきたら、この初リーダー作も出てくる(笑)。Dexter Gordon『Dexter Rides Again』(写真左)。

この『Dexter Rides Again』は、ジャズ盤の紹介本でもデクスターの代表作の一枚として度々登場する。でも、1945年から1947年の間の録音なので、明らかに音は良くない。ノイズはパチパチ入っているし、音のレンジは狭い。それでも、デックスのテナーの大らかさはバッチリ伝わってくるのだから、デックスのテナーは凄い。

1945年から1947年の間というと、ジャズの演奏のトレンドは「ビ・バップ」。この『Dexter Rides Again』もビ・バップの演奏が詰まっている。収録曲はどれもが2〜3分の演奏。その短い演奏の中に、キラッと光る様なアドリブフレーズ、オッと身を乗り出すような節回しが聴いて取れる。よくよく聴いていると、どうも数曲単位でパーソネルが変わっている様な感じがする。ということで調べてみると、
 

Tracks 1-3, December 11, 1947.
Leo Parker - baritone saxophone
Tadd Dameron - piano
Curly Russell - bass
Art Blakey - drums

Tracks 4-7, January 29, 1946.
Leonard Hawkins - trumpet
Bud Powell - piano
Curly Russell - bass
Max Roach - drums

Tracks 8-11, October 30, 1945.
Sadik Hakim - piano
Gene Ramey - bass
Ed Nicholson - drums
 
 

Dexter_rides_again

 
当然、テナーは全編に渡ってデックスなんだが、サイドメンの中では、特にピアノに注目である。冒頭から1曲目から3曲目は、タッド・ダメロン、4曲目から7曲目は、バド・パウエル。8曲目から11曲目は、サディク・ハキム。いずれも、ビ・バップを代表するピアニストがズラリ。特に、バド・パウエルのピアノが好調。

ドラムも注目に値する。1曲目から3曲目は、アート・ブレイキー、4曲目から7曲目は、マックス・ローチ。8曲目から11曲目は、エド・ニコルソン。ビ・バップにおいては、リズム&ビートの刻みが実に重要なんだが、なるほど、パーソネルを見ると、このアルバムの優秀な理由が良く判る。

デックスのテナーは大らかでストレート。決して、オールド・スタイルと呼ばれる音の出し方では無い。後続のソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンのブロウに繋がるストレートさ。加えて、ワイドな展開、余裕あるブロウ。決して、ビ・バップに染まらない、デックス独特のテナーがここにある。

ジャズ者初心者の方々は、明らかに音は良くないので、敢えてこのアルバムは聴かなくても良いかと思います。音の悪い演奏を聴くのは、初心者にとっては辛いもの。無理はしないで下さい。ジャズ者中級者以上の方々にはお勧め。一度は聴いてみる必要はあるでしょう。ビ・バップの良い演奏を聴くことが出来る好盤です。

 
 

震災から4年7ヶ月。決して忘れない。まだ4年7ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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