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2016年1月 7日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・75

僕はペッパーについては、1978年に『再会』を聴いて「ペッパー者」になり、それ以降、少しずつ彼の歴史を遡っていった。つまりは、1974年カムバック後の「後半のペッパー」から経験したことになる。

今まで、いろいろと議論されてきたが、僕が思うには、「後半のペッパー」のブロウは、若い頃「前半のペッパー」が確立した、軽やかで切れの良いスタイル(瑞々しい生け花のようなブロウ)をしっかりと維持しつつ、明らかにコルトレーンの影響を受けたであろう、フリーキーでアグレッシブなブロウを併せ持つもの。

つまり、1950年代の軽やかで切れの良いスタイル、唄う様なアドリブ・フレーズを捨て去ること無く、1974年にカムバック後、フリーキーでアグレッシブなフレーズを加えて、演奏の幅を広げたと解釈しているので、「前半のペッパー」と「後半のペッパー」と、どちらが優れているか、というジャズ界における定番の議論については全く理解出来ない。

さて、僕が「ペッパー者」になる切っ掛けになったアルバム、Art Pepper『Among Friends』(写真)について語ろう。邦題は『再会』。1978年9月の録音。ちなみにパーソネルは、Art Pepper (as), Russ Freeman (p), Bob Magnusson (b), Frank Butler (ds)。1950年代の「前半のペッパー」の盟友ピアニスト、ラス・フリーマンとの再会セッションである。

ネットでのアルバム紹介のこの文章が、このアルバムの内容の全てを語る。『録音が3カ月以上延びたためか、アートはスタジオに入るなり「この日を待ってたんだ」と気合十分。自ら選んだスタンダードを思う存分に吹きまくっている。録音が進行する中、同行のローリー夫人も「カムバック後の最高傑作になるわよ」と予言した』。
 

Art_pepper_among_friends_2

 
確かにこのアルバムでのペッパーのアルトは良い。余分なものが無い、シンプルにフレーズを吹き上げていく、渋くて落ち着いたブロウが実に「クール」。要所要所の「後半のペッパー」の特徴である、エモーショナルなブロウが顔を出すが、それも演奏全体の流れを損なうことの無い、良いアクセントとして聴かれるべきもの。

このアルバムの「ベサメ・ムーチョ」の再演が「前半のペッパー」と「後半のペッパー」と、どちらが優れているか、というジャズ界における定番の議論を煽るみたいだが、その比較は全く意味が無い。

演奏の背景にあるジャズの時代が違うし、ジャズ演奏のトレンドが違う。「前半のペッパー」の時代には、まだフリーなコルトレーンは存在しなかったし、モード・ジャズは存在しなかった。アドリブ・フレーズの耳当たりの良さと個人的好みだけで「前半のペッパー」と「後半のペッパー」の良し悪しを推し量るのは、あまりに乱暴だ。

とにかく、このアルバムでのペッパーのアルトはとてもクールで、変に捻ったアドリブ・フレーズや大向こうを張った「はったりフレーズ」も無い。唯々、淡々と選曲したスタンダード曲の美しい旋律をトレースし、美しい旋律をベースに、無駄な展開を一切省いた、明快でシンプルなアドリブ・フレーズをふんだんに聴かせてくれる。

良いアルバムです。先にご紹介したローリー夫人の言葉「カムバック後の最高傑作になるわよ」を思い出します。確かに、このアルバムは、カムバック後のペッパーの好盤の一枚ですね。クールでエモーショナルなペッパーのアルトが堪らない。

 
 

震災から4年9ヶ月。決して忘れない。まだ4年9ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

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2016年1月 6日 (水曜日)

ペッパー者に一聴の価値あり

今週の「聴き始め」週間は、図らずも「アルト・サックス」週間となりつつある。初日、リー・コニッツから始まって、フィル・ウッズと来た。で、私、バーチャル音楽喫茶『松和』のマスターとしては、次はお気に入りの「アート・ペッパー」で行きたい。

僕はアート・ペッパーが好きだ。流麗なテクニック、硬軟併せ持った柔軟性の高いブロウ、フリーからメインストリームまで適用範囲の広いスタイル。今を去ること40年ほど前、ジャズを聴き始めた頃、奇跡のカムバックを遂げた後のペッパーがお気に入りになった。

ということで、僕はペッパーについては、1978年に『Among Friends』を聴いて以降、少しずつ彼の歴史を遡っていった。いわゆる「瑞々しい生け花の様な」アドリブ・ラインと喩えられる1950年代中心の「前半のペッパー」については「後半のペッパー」の後に経験しているので、どちらが優れているか、というジャズ界における定番の議論については全く興味が無い。

さて、そんなアート・ペッパーの未発表ライブ音源が昨年リリースされている。Art Pepper『Live At Fat Tuesday's』(写真左)である。 April 15, 1981年4月15日の録音。ちなみにパーソネルは、Art Pepper (as), Milcho Leviev (p), George Mraz (b), Al Foster (ds)。

アート・ペッパー最晩年(亡くなる1年2か月前)、ニューヨークのクラブ「ファット・チューズデイズ」で披露した会心のパフォーマンスを記録した優れものである。たった5曲、トータル70分の音源なんだが、ここでのペッパーのアルトは充実している。神懸かった天才的なブロウってレベルでは無いんだが、かなり充実していて好調なペッパーのアルトは聴き応えがある。
 

Art_pepper_live_at_fat_tuesday

 
そして、このライブ盤では、バックのリズム・セクション、Milcho Leviev (p), George Mraz (b), Al Foster (ds)、の3人、ピアノ・トリオの演奏が素晴らしい。

ベースのムラーツ、ドラムのアルの素晴らしさは当然として、このライブ音源では、特にミルチョ・レヴィエフのピアノは良い。レヴィエフは、晩年、ペッパーが最も信頼を寄せたピアニストとされるが、このライブ盤の演奏を聴くと、それも納得の素晴らしさである。

しかしながら、やはり最終的にはペッパーのアルトだろう。この「後半のペッパー」のブロウは、若い頃「前半のペッパー」が確立した、軽やかで切れの良いスタイル(瑞々しい生け花のようなブロウ)をしっかりと維持しつつ、明らかにコルトレーンの影響を受けたであろう、フリーキーでアグレッシヴなブロウを併せ持つもので、やはりこの時期のペッパーは素晴らしい。

スロー・バラードな演奏においても、適度な緊張感を維持しながら、時にエモーショナルに、時に流麗にブロウするペッパーは圧巻です。このライブ盤を聴けば、「前半のペッパー」と「後半のペッパー」と、どちらが優れているか、というジャズ界における定番の議論については全く意味の無いことが判ります。

アルバム・ジャケットは適当にデザインされた様な凡百なものなのが惜しいですが、中身の音源自体は優秀です。特にアート・ペッパーのファン、いわゆる「ペッパー者」にとっては一聴の価値のある好盤と言えるでしょう。

 
 

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2015年10月22日 (木曜日)

これが「ペッパー最後の録音」

アート・ペッパーについては、麻薬禍の為に活動を停止した1960年代を境に、1950年代のペッパーと復帰後の1970年代のどちらが良いかといった議論が白熱した時期があった。確か、当時有名なジャズ雑誌とそれにまつわるジャズ評論家が仕掛けた議論では無かったか。実に不毛な議論であった。

実は僕は復帰後の1970年代のアート・ペッパーを良く聴く。テクニック優秀、エモーショナルで、限りなくフリーキーな、モーダルなアルトが耳に馴染む。当然、1950年代のメロディアスなフレーズだって吹くことが出来る。1970年代のペッパーは、1950年代のペッパーの発展形であり、そもそも2者択一するものでは無い。

1970年代のアート・ペッパーで愛聴しているシリーズがある。今から、3年ほど前に出会ったシリーズで、その第一作が、『Unreleased Art: Vol.1』(2015年5月31日のブログ・左をクリック)。「Vol.1」と言うんだから「Vol.2」以降もあるんでしょ、と思って探したら、これがあるんですね。ペッパーの奥さん、ローリーが彼の未発表セッションを発表していたんですね。

「Vol.1」の続編が、Art Pepper『Unreleased Art Vol. 2 the Last Concert』(写真左)。1982年5月30日、Kool Jazz Festival でのライブ録音である。場所は、Washington's Kennedy Centerとある。ちなみにパーソネルは、Art Pepper (as), Roger Kellaway (p), David Williams (b), Carl Burnett (ds)。Vol.1とはピアノだけが異なる。
 

Unreleased_art_vol2

 
タイトル通り、ペッパー最後の録音である。ペッパーは1982年6月15日に急逝しているので、亡くなる16日前の録音ということになる。ペッパーは脳溢血による急逝だったので、恐らく、このクール・ジャズ・フェスティバルでの演奏の時には、16日後に自分は鬼籍に入るなんて思ってもみなかったと思う。

それが証拠に、このライブ録音でのペッパーは溌剌と演奏している。1970年代ペッパーの延長線上で、テクニック優秀、エモーショナルで、限りなくフリーキーな、モーダルなアルトを吹きまくる。いやほんと、なかなか良いんですよ。今の耳で聴くと、決してそんなにフリーキーでは無いし、決して、コルトレーンにベッタリ追従している訳でも無い。

そして、ラストの「When You're Smiling」などは、流麗で歌心満点、テクニック優秀な1950年代からのペッパーの演奏そのもの。1970年代のペッパーは、瑞々しいアドリブの花をドライフラワー化してしまった、などと揶揄されましたが、それは大いなる誤解だったことがこのラストの名演を聴けば良く判ります。

このペッパーの奥さん、ローリーが発表してくれた『Unreleased Art』シリーズはどの音源もなかなかの内容です。ペッパー者には必須アイテムでしょう。また近いうちに「Vol.3」以降もご紹介していこうと目論んでいます。

 
 

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2015年6月 5日 (金曜日)

1979年、東京のペッパーです

アルト・サックス奏者の中では、長年、アート・ペッパーが僕のアイドルである。アート・ペッパーは、1960年代後半を薬物中毒者のためのリハビリテーション施設シナノンで過ごした。そして、1974年に音楽活動に復帰、1977年に初来日した。その報を聴いて、東京って良いなあ、って初めて思った。一度、生のペッパーを聴いてみたいなあ、と心から思った。

そして、1979年、ペッパー3回目の来日。当時、僕は大学2回生。聴きたかったなあ。しかし、その時のライブ音源が残っている。Art Peppe Live in Tokyo 1979 の2枚、『Besame Mucho』(写真左)と『Landscape』(写真右)。

ペッパー3回目の来日となった1979年の公演のうち東京・芝の郵便貯金ホールでのライブ盤。7月16日と23日の2回の演奏から5曲、いずれもペッパーの十八番と言える曲ばかりを収録した『Besame Mucho』、同じマスターテープから別の6曲を詰め込んだ『Landscape』。

出来がどうのこうの、と言うレベルのライブ盤ではない。とにかく、アート・ペッパー独特のアルトの音色が満載で、アート・ペッパーのアルトの個性を心ゆくまで、聴き込むことが出来る優れものなライブ盤なのだ。すぅ〜っとストレートでブラスの響きが煌めくアルトの聴感が見事である。

そもそも来日してのライブである。そんな生涯を代表する突出したライブ演奏が、そうそう塩梅良く出てくる筈が無い。ライブ盤を聴いて「出来がどうのこうの」と語るジャズ者評論家の方々の感覚が良く判らない。まずはそのジャズメンの個性を楽しめるかどうか、ではないのかしら。個性を楽しめたら、それで良いのでは、と思っている。
 

Art_pepper_tokyo_1979

 
このライブ盤でのペッパーは、真摯にアルトを吹き上げているのが凄く良く判る。1977年の初来日の折、熱狂的な歓迎を受けたペッパーは、その瞬間から圧倒的な親日家となる。

それ以来、ペッパーは来日の都度、とても真摯にとても誠実にライブ演奏を聴かせてくれた。そのひとつが、Art Peppe Live in Tokyo 1979 の2枚『Besame Mucho』と『Landscape』である。

バックのリズム・セクションも良い。端正なビリー・ヒギンズのドラミング、晩年のペッパーの相棒的存在だったジョージ・ケイブルスの雄弁なピアノ、トニー・デュマスの太くて安定感のあるベース。このリズム・セクションをバックにしたら、確かに吹き易かったでしょうね〜。

1979年のペッパーは捻らず、アブストラクトにならず、ストレートにシンプルにアルトを吹き上げる。恐らく、日本人のアート・ペッパーに対する評価に配慮したかのようなブロウに、思いっきり好感を覚える。さすがプロ、楽しく聴いてくれてなんぼ、というプロ魂を感じる。

良いライブ盤です。アート・ペッパー者にとっては必須のアイテム、通常のジャズ者の方々もこのライブ盤は録音も良く、お勧めです。捻らず、アブストラクトに偏らない、素直なペッパーのアルトは爽快感抜群です。

 
 

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2015年3月 6日 (金曜日)

ペッパーの本質を見極める盤

アート・ペッパーが好きである。とにかく、アルト・サックスのお気に入りと問われれば「アート・ペッパー」と即答する。さて、僕は、いつ頃から、どのアルバムから、アート・ペッパーがお気に入りになったのだろう。

恐らく、東海岸のマイルス・バンドのリズム・セクションと組んだ『Art Pepper Meets The Rhythm Section』を聴いて、ペッパー者となったと思われる。スタンダード曲が中心で親しみ易い演奏の中に、ペッパーの躍動感溢れるアドリブがあった。

そして、ペッパーのアルトが芸術の域に達しているものだ、と確信したのがこの盤である。Art Pepper『Modern Art』(写真左)。
ペッパーのワンホーン作で、1956年12月及び1957年1月の2セッションからなる。ちなみにパーソネルは、Art Pepper (as) Russ Freeman (p) Ben Tucker (b) Chuck Flores (ds)。

この盤は、ペッパーのアドリブの才能の素晴らしさを愛でる盤である。収録曲は以下の通り。「Blues In」で始まり「Blues Out」で終わる、ブルース基調の見事なまでのペッパーの珠玉のアドリブ集。曲のアレンジは、全て、ペッパーのアドリブが映える、ペッパーのアドリブが際立つものばかり。

しかし、この盤を聴き返せば、1970年代後半、ペッパーがカムバックして以来、カムバック以前の「前期のペッパー」が良いか、カムバック後の「後期のペッパー」が良いか、という不毛な議論が繰り返されてきたが、どうも、本当に不毛な議論だったようだ。
 

Modern_art

 
1. Blues In
2. Bewitched, Bothered and Bewildered
3. When You're Smiling
4. Cool Bunny
5. Diane's Dilemma
6. Stompin' at the Savoy
7. What Is This Thing Called Love?
8. Blues Out

 
今の耳で良く聴いてみると、この盤でのペッパーのアドリブは流麗で唄うが如くではあるが、アドリブ展開のそこかしこにアブストラクトな面が見え隠れしている。
 
ペッパーの後期は、前期からの流麗で唄うが如くな面とコルトレーンに傾倒したフリーキーな面が共存していたが、意外と前期のころからフリーキーな面は兼ね備えていたようである。

そういう意味で、この盤は、アート・ペッパーという、希有の天才アルト・サックス奏者の本質を聴く盤であると言える。ペッパーのアドリブの流麗さを愛でるばかりでは無い、ペッパーのアルトの本質を見極める盤である。

 
 

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2015年2月 3日 (火曜日)

アート・ペッパーの初リーダー作

ジャズのアルト・サックス奏者で誰がお気に入りか、と問われれば、僕は「アート・ペッパー」と先ず答える。そう、ジャズを聴き初めて、2年目の頃だったかなあ。僕はこのアルバムを「秘密の喫茶店」のママさんに紹介されて、アート・ペッパーがお気に入りジャズメンになった。

そのアルバムとは、Art Pepper『Surf Ride』(写真左)。1952年3月の録音。アート・ペッパーの初リーダー作である。ちなみにパーソネルは、Art Pepper (as), Hampton Hawes (p), Joe Mondragon (b), Larry Bunker (ds)。アート・ペッパーのアルトのワンホーン作である。

このパーソネルを見れば、この演奏は米国西海岸ジャズであることが判る。録音地はロスアンゼルス。そう、アート・ペッパーと言えば、米国西海岸ジャズのアイドルの一人なのだ。若かりし頃のアート・ペッパーの写真を見れば、確かに「イケメン」。加えて、格好良く流麗なアルト・サックスを吹くのだ。なるほど、アイドルである。

さて、このアルバムの演奏を聴くと、米国西海岸ジャズの特徴と個性がとてもよく判る。良くアレンジされた構成。響きが心地良いユニゾン&ハーモニー。演奏の質は中音域を十分に活かして「軽やか」。アドリブ・フレーズは「小粋で洒脱」。ポップで聴き心地の良いアンサンブル。
 

Surf_ride

 
このアルバムでのアート・ペッパーの凄みは、アドリブ・フレーズの展開、アドリブ・フレーズの吹き回しにある。お洒落で流麗なアート・ペッパーのアルトが、印象的なアドリブ・フレーズを、躍動感がありながら、鼻歌でも歌うかの様に軽やかに粋に吹き進めていくのだ。 とても素敵なアート・ペッパーのアルト・サックスである。

どうやったら、こんなに印象的なアドリブ・フレーズが吹けるのか不思議なのだが、アート・ペッパーは「アドリブ一発勝負」的な、気合い十分なアドリブ展開が特徴で、そういう意味で、アート・ペッパーは、本能でアルトを吹く、天才型のミュージシャンなのだろう。この『Surf Ride』を聴く度にその意を強くする。

難しいこと言いっこ無し。この『Surf Ride』で、アート・ペッパーのアルトの天才的な吹き回しを聴き、米国西海岸ジャズの特徴と個性を体感して下さい。さすが、米国西海岸ジャズの若手精鋭で固めたバックのリズム・セクションも良好。とても良質な米国西海岸ジャズです。

ジャケット・デザインにも目を見張る(笑)。『Surf Ride』=「波乗り」=黄色ビキニのお嬢さん、的なイラスト・ジャケット。いや〜、飛び切り「アメリカン」ですね。初めて目にした時には「ドン引き」しましたけどね(笑)。凄くチープなイラストなんですが、これがまた、なんだか良い「雰囲気」があるんですね。良いアルバムです。

 
 

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2014年8月20日 (水曜日)

蒸し暑い夏に爽やかなアルトです

蒸し暑い夏に難しいジャズは辛い。特に、ハードなフリー・ジャズはチト辛い。耳当たりの良い、スムースな音が良い。エモーショナルなブロウはしんどい。耳当たりの良い爽やかなブロウが良い。

耳当たりの良い爽やかなブロウ。それでいて、しっかり芯の入った質の良いジャズ。う〜ん、と思いを巡らせて選んだアルバムがこれ。Art Pepper『The Art Pepper Quartet』(写真左)。1956年11月の録音。

タンパ・セッションと呼ばれるカルテット盤。そう『タンパのペッパー』。ちなみにパーソネルは、Art Pepper (as), Russ Freeman (p), Ben Tucker (b), Gary Frommer (ds)。

このタンパ・セッションは聴き応え十分。1950年代のアート・ペッパーのブロウを心ゆくまで堪能出来ます。艶やかな音色と歌心溢れるアルト・サックスは、それはそれは爽やか。冒頭の「Art's Opus」から「Val's Pal」まで、ペッパーが流れる様に、印象的なフレーズを吹き続けます。
 

The_art_pepper_quartet

 
そして、やはりこの『タンパのペッパー』のハイライトは、5曲目の「Bessame Mucho(ベサメ・ムーチョ)」。「ベサメ・ムーチョ」とはスペイン語で「もっとキスして」という意味。このマイナー調のラテン音楽チックな楽曲はムード満点。主旋律もキャッチャーで、スタンダード曲になり得る要素満載の佳曲です。

このラテン音楽チックなムーディーな楽曲を、楽曲の持つムーディーな雰囲気に流れること無く、ペッパーはあっさりと爽やかに吹き上げていきます。意外と切れ味の良い、ちょっと硬派なしっかりと芯の入ったブロウ。良いですね。マイナー調のラテン音楽チックな楽曲に迎合しないペッパーのブロウ。人気のある所以です。

バックのリズム・セクションの演奏も聴きもの。ベン・タッカーの乾いたファンクネス・ベース。ラス・フリーマンのパキパキした硬質タッチの、それでいて歌心あるピアノ。さほど上手くは無いのだが、弾むようなリズム&ビートが、ペッパーのスインギーなブロウに、不思議とフィットするゲイリー・フロマーのドラム。

アルバムに収録された楽曲のアレンジも、実はなかなかふるっていて、さすが米国ウエストコースト・ジャズですね。そんなウエストコースト・ジャズの香りが色濃く漂いつつ、ソフト&メロウなスイング感に溢れた、お薦めの佳盤です。

 
 

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2013年2月 8日 (金曜日)

ペッパーの「東京デビュー」記録

ジャズのアルバムには、作品として優れた盤もあれば、ジャズの歴史の一場面を記録した「時代の証人」的な盤もある。ジャズは即興の音楽。その即興の瞬間を留めたアルバムはいつも聴いていて楽しい。

さて、昨年、興味深いアルバムをたまたま見つけた。存在は知っていたのだが、このアルバムは、ジャズの歴史の一場面を記録した「時代の証人」的な盤。内容的にちょっと懐疑的に感じて、なんだか後回しになって、なかなか触手が伸びなかった。

そのアルバムとは、Art Pepper『Tokyo Debut』(写真左)。時は1977年4月5日、場所は郵便貯金ホール。Cal Tjaderのゲストとして、「東京デビュー」を果たしたアート・ペッパーの記録。アート・ペッパーは天才アルト・サックス奏者。天才ではあるが、筋金入りの「ジャンキー」でもあった。

Wikipediaを紐解くと「生涯を通じて麻薬中毒によりしばしば音楽活動が中断されている。1960年代後半を、ペッパーは薬物中毒者のためのリハビリテーション施設シナノン(Synanon)ですごした。1974年には音楽活動に復帰し、ふたたび精力的にライブやレコーディングをおこなった」とある。つまり、重度の麻薬禍からカムバックして東京にやって来たということ。

このアート・ペッパーの「東京デビュー」はジャズ界の有名な伝説の一つ。3番目の妻ローリー・ペッパーによって筆記された自伝「ストレート・ライフ」に克明に記述されている。このCDでも、コンサートの冒頭、アート・ペッパーが壇上で紹介され、満場の拍手をもって迎えられる様子が、「Introduction」として記録されています。この部分だけでも鳥肌が立ちます。

自伝「ストレート・ライフ」のこの部分の一節は、ネットでもあちらこちらで引用されているので、ちょっと憚れるのだが、敢えて、ここでも引用させて頂く。それほど、感動的な出来事であり、感動的なジャズの歴史の一コマなのだ。
 

Art_pepper_tokyo_debut

 
「僕の姿が見えるや、観客席から拍手と歓声がわき上がった。マイクに行き着くまでの間、拍手は一段と高まっていった。僕はマイクの前に立ちつくした。おじぎをして拍手がおさまるのを待った。少なくとも5分間はそのまま立っていたと思う。何とも言えないすばらしい思いに浸っていた。あんなことは初めてだった。(中略)その瞬間、今までの、過去の苦しみが全て報われたのだ。生きてきてよかった、と僕は思った。」

なんと温かい日本のジャズ者の皆さんであることか。なんとジャズに対して造詣の深いジャズ者の皆さんであることか。確かにアート・ペッパーは心から感激したに違いない。本当に凄まじいほどの万雷の拍手なのだ。

以降、高速展開の「Cherokee」から、アート・ペッパー渾身のブロウが怒濤の如く続きます。ここでのペッパーのアルトは、ハードバップというよりは、高速展開が旨のビ・バップの様なブロウです。ところどころでフリーキーな展開も織り交ぜて、ジョン・コルトレーンの「シーツ・オブ・サウンド」に影響を受けたという、ペッパー後期の「硬質でハードで限りなくフリーなバップ演奏」が全編に渡って展開されています。

このライブでのペッパーのブロウは、ちょっと「一杯いっぱい」な余裕の無い、ちょっと一本調子なブロウに感じますが、自伝「ストレート・ライフ」から垣間見える当日のペッパーの状態からすると、仕方の無いところかと思います。

この盤がリリースされた時には、「こんな歴史的な音源があったんや」なんて、心底、感心したのを覚えています。というか、アート・ペッパーの自伝「ストレート・ライフ」の、あの有名な一節を知っていただけに、この音源の存在は「なんか出来過ぎやなあ」なんて訝しがったりもしましたね(笑)。

このアルバムは、ジャズの歴史の一場面を記録した「時代の証人」的な盤です。内容はともかく、まずはジャズの歴史の一コマを追体験して下さい。音質もまずまずで、当時のライブの様子が十分に追体験出来ること請け合いです。

 
 

大震災からもうすぐ2年。でも、決して忘れない。常に関与し続ける。
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2012年5月31日 (木曜日)

70年代アート・マニア御用達ライブ

昨日に続いて、アート・ペッパーのお話。昨日、アート・ペッパーについては、麻薬禍の為に活動を停止した1960年代を境に、1950年代のペッパーと復帰後の1970年代のどちらが良いかといった議論が白熱した時期があった、と書きました。

実は僕は、この復帰後の1970年代のアート・ペッパーの方を良く聴く。1970年代の方が、よりエモーショナルで、フリーキーな演奏を織り交ぜることによって、インプロビゼーションの表現の幅が格段に拡がり、従前からのテクニック良く滑らかで流麗なアドリブ・ラインが一層美しく、硬派に際立つ。

そして、何より、1970年代のアート・ペッパーは、テクニックも際立っており、本当に溜息が出るほどに、アルト・サックスが良く鳴っていて、演奏全体が安定していて、じっくりとその演奏を聴くことができる。

そんなテクニック際立ち、インプロビゼーションの幅が広がった1970年代のアート・ペッパーを心ゆくまで愛でることが出来るライブ盤がある。『Unreleased Art: Vol.1』(写真左)。
 
1981年11月22日、網走市民会館での最後の来日公演の貴重な記録。盤の音質は少しだけ落ちるが、そんなことが全く気にならない位、このライブ盤でのアート・ペッパーはじめ、各メンバーの演奏は素晴らしい。ちなみに、パーソネルは、Art Pepper (as), George Cables (p), David Williams (b), Carl Burnett (ds)。
 
Art_pepper_unreleased_vol1
 
収録された曲を見渡すと、大スタンダードからバラード、カリプソ、ブルース、硬派なワルツ、そして、セロニアス・モンクのオリジナルまで、実にバリエーション豊かな演奏の数々。このバリエーション豊かな楽曲を表現豊かに確かなテクニックで演奏するアート・ペッパー以下のカルテット・メンバーは素晴らしいの一言。

アート・ペッパーのアルトはそれはそれは素晴らしい。1981年11月なんで、亡くなる半年ほどの録音ですが、このライブ演奏の半年後に逝去するなんて絶対に想像出来ません。
 
それほど、力漲り、気力充実、圧倒的迫力を持って、我々の耳に迫ります。これだけ、充実したアルトを吹きこなすことが出来る、ジャズ・アルト・サクソフォニストはそんなにはいないでしょう。

そして、特筆すべきは、バックを支えるミュージシャン達。特に、ピアノのジョージ・ケイブルスのプレイは素晴らしい。様々なスタイルのピアノを弾きこなし、アート・ペッパーの豊かなバリエーションの表現に貢献しています。本当にバリエーション豊かな、テクニック豊かで、エモーショナルなピアニストです。このライブ盤を聴く度に、ケイブルスのピアノを見直しています。

良いライブ盤です。1970年代以降の、麻薬禍での活動停止の後の「復帰後のアート・ペッパー」が堪能できる優れもので、僕は、このライブ盤は良く聴きます。CD2枚組ですが、聴き始めたら、あっと言う間の1時間50分です。 

 
 

大震災から1年が過ぎた。決して忘れない。常に関与し続ける。
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2012年5月30日 (水曜日)

ハードなアート・ペッパーである

彼は筋金入りの「ジャンキー」。まずは、1950年代に入って彼のキャリアは本格的にスタートしますが、1953年〜1956年の間は、麻薬のために収容所に収監され、活動を中断しました。

加えて、彼は麻薬のために60年代のほとんどで、活動を中断します。そして、1969年〜1971年の間、シナノン収容所でのリハビリを経て、本格的にジャズ界に復帰したのは1975年になってからです。
 
やっとのことで、復帰後は、1982年6月15日に脳溢血で逝去するまで、本格的な演奏活動を継続しました。

その麻薬禍の為に活動を停止した1960年代を境に、1950年代のペッパーと復帰後の1970年代のどちらが良いかといった議論が白熱した時期があります。

確かに、1950年代は、テクニック良く滑らかで流麗なアドリブ・ラインが素晴らしい、柔らかで「閃き」で勝負するタイプの「天才肌」なプレイでした。復帰後の1970年代は、ジョン・コルトレーンに触発された、エモーショナルでフリーキーなアドリブ・ラインに変身。硬派かつハードで「理知的」なプレイにモデル・チェンジしました。

一人のプレイヤーの個性について、1950年代と1970年代のどちらが良いか、などという議論は意味の無い議論だと思いますが、確かに、そんな議論を呼び起こすほど、アート・ペッパーの個性は、1950年代と1970年代とは全く異なり、この異なる時代の対称的な個性は、なかなかに興味深いものです。

しかし、もともと、1960年代の「休眠」に入る前、既に、アート・ペッパーは、硬派でハードなプレイを目指し始めていたのではないか、と思われる節があります。
 

Gettin_together

 
1960年2月に録音された『Gettin' Together』(写真左)。パーソネルは、Conte Candoli (tp), Art Pepper (as, ts), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)。当時のマイルス・バンドのリズム・セクションを借りて、米国西海岸で録音されたアルバムです。

このアルバムでのアート・ペッパーのプレイが、実に硬派でハードです。冒頭の「Whims of Chambers」から、ラストの「Gettin' Together」まで、徹頭徹尾、硬派でハードなアドリブ・プレイに終始します。

柔らかさ、流麗さは押さえられ、理知的でハードなプレイを前面に押し出します。マイルス・バンドの三人、Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)も、徹頭徹尾、硬派でハードなバッキングを貫きます。

選曲についても、硬派でハードな、セロニアス・モンクの「Rhythm-a-ning」などを演奏しており、あのアート・ペッパーがモンクをやったのか、と感心します。そして、流麗なフレーズで攻めるのが定石な、大スタンダード曲「Softly, as in a Morning Sunrise」も、終始、硬派でハードなフレーズで貫き通します。こんなに硬派でハードな「Softly, as in a Morning Sunrise」は、あまり記憶にありません。

このアルバム『Gettin' Together』を聴くと、アート・ペッパーは、硬派でハードなプレイを目指し始めていたのではないか、と思います。そして1960年代の「休眠中」に、ジョン・コルトレーンのスピリチュアルでエモーショナルでフリーキーなインプロビゼーションに接して、スタイルの変化に踏み切ったのでは無いか、と想像しています。

アーティストとして、スタイリストとしてのアート・ペッパーの気持ちが伝わって来るような、『Gettin' Together』はそんな雰囲気に溢れています。アート・ペッパーのアルバムの中で、独特の個性を放っているアルバムとも言えるでしょう。  

 
 

大震災から1年が過ぎた。決して忘れない。常に関与し続ける。
がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力しよう。 

Never_giveup_4

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