2020年7月 2日 (木曜日)

米国西海岸の「バップなピアノ」

1950年代の米国西海岸ジャズ(ウェストコースト・ジャズ)のアルバムのパーソネルを見渡していくと、ピアニストに「Claude Williamson(クロード・ウィリアムソン)」の名前が沢山出てくる。この盤にもあの盤にも、クロード・ウィリアムソンのピアノは引っ張りだこであった。ファースト・コールというか、バックのリズム隊だったあいつで良いよ、的な使われ方が見え隠れする。

それほどまでに、クロード・ウィリアムソンのピアノは「潰しがきくピアノ」。様々な演奏フォーマット、様々なソロイストに対して、弾き方やタッチを変えることは全くしていないのだが、どの演奏フォーマットにも、どのソロイストにも適応し、決して前へ出ること無く、必ず、リーダーの楽器を、フロント楽器を引き立てる。そんな「玄人好み」のピアノを弾ける。それが、クロード・ウィリアムソンである。

伴奏上手なピアニストなので、リーダー作はそう多くは無い。サイドマンでの参加盤は山ほどある。聴けば判るのだが、タッチや弾き回しは明らかに「ビ・バップ」。端正で癖の無い「バド・パウエル」もしくは「アル・ヘイグ」とでも形容したら良いであろうか。とにかく端正でタッチが歯切れ良く、アクや癖はほぼ無い。ただただ、米国西海岸ジャズのジャズ・ピアノなのだ。ライトで流麗な弾き回しが素敵である。
 
 
Round-midnight_claude-williamson  
 
 
Claude Williamson『'Round Midnight』(写真左)。1956年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Claude Williamson (p), Red Mitchell (b), Mel Lewis (ds)。ベースに西海岸ジャズでのファースト・コールなベーシスト「レッド・ミッチェル」。ドラムには、端正で歯切れの良い、玄人好みの味のあるドラミングで定評のある「メル・ルイス」。申し分の無いリズム隊を得て、ウィリアムソンが楽しそうにバップなピアノを弾きまくる。

速い弾き回しも、ゆったりとしたバラードチックな弾き回しも、とにかく端正で破綻が無い。弾きっぷりは明らかに「バド・パウエル」なんだが、シンプルで聴き易く、耳を突く様なアクは無い。弾き回す音域もやや高く、ライトで流麗なバップ・ピアノ。堅実なリズム隊から、端正なリズム&ビートを得て、ウィリアムソンは弾きまくる。胸が空くような爽快感。指もよく回っている。

この盤も、後続の『Claude Williamson』と同じく、ベツレヘム・レーベルからのリリース。同じ1956年の録音で内容的は変わらない。クロード・ウィリアムソンを理解するには、まずこの『'Round Midnight』と10ヶ月ほど録音が古い『Claude Williamson』と、この兄弟盤2枚を聴くことをお勧めする。米国西海岸ジャズにおける「バップなピアノ」が、この2枚のウィリアムソンのリーダー・トリオ盤で堪能出来る。
 
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.06.28 更新。

  ・『You’re Only Lonely』 1979

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.06.28 更新。

  ・Zep『永遠の詩 (狂熱のライヴ)』

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【更新しました】 2020.06.28 更新。

  ・太田裕美『手作りの画集』

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2020年5月24日 (日曜日)

お洒落なジャケは好盤のしるし

米国西海岸ジャズはお洒落で粋。小粋にアレンジされたテーマ部。流麗でテクニカルなアドリブ展開。手に汗握る熱いジャズ、というよりは、クールで聴いて爽やかなジャズ。そして、ジャケットも小粋なデザインのものが多く、特に、お洒落なイラストをあしらったジャケットが多い。このお洒落なイラストをあしらったジャケットの盤は基本的に「ハズレ」が無い。

The Bill Holman / Mel Lewis Quintet『Jive for Five』(写真)。1958年6月6日、米国ハリウッドでの録音。ちなみにパーソネルは、Bill Holman (ts), Mel Lewis (ds), Lee Katzman (tp), Jimmy Rowles (p), Wilford Middlebrook (b)。マイナー・レーベル「アンデックス・レコード」からのリリース。LPでは「幻の名盤」の類である。

テナー・サックスのビル・ホルマン、ドラムのメル・ルイスとの、双頭リーダーのアルバムである。両者とも、ビッグバンドにおける業績が輝かしいので、なかなかこういったクインテットなどでのソロイストとしての参加、そして優れたパフォーマンスが注目されることは少ない。

しかし、この盤の内容は充実している。ホルマンもルイスもジャズマン単独でのパフォーマンスについて、その力量がいかに優れていたかをこの盤は教えてくれる。ホルマンのテナーはクールで知的、ルイスのドラムは堅実でスインギー。大仰では無いが、小粋で真摯なパフォーマンスである。
 
 
Jive-for-five
 
 
収録曲については、前半の3曲が小粋なジャズ・スタンダード曲、後半の3曲がメンバーのオリジナル曲となっているが、演奏内容としてはしっかりとした統一感がある。1曲目のコール・ポーター作曲「Out Of This World」から、西海岸ジャズ特有の小粋でクールなジャズが展開されるが、この盤で面白いのは、西海ジャズには珍しく、ほんのりとファンキーな雰囲気が見え隠れするのだ。

ホルマンはクールで知性的なサックス奏者であるだけでなく、西海岸ジャズとしては、ちょっとファンキーな感覚を兼ね備えた作曲家兼アレンジャーでもあるのだ。このホルマンのアレンジが効いている。リー・キャッツマンのトランペットも「どこかファンキー」。小粋で洒脱な、クールでお洒落にアレンジされた、西海岸ならではのファンキー・ジャズが、この盤に詰まっている。

タイトルの「ジャイヴ」とは「ホットなジャズ、スウィング」の意。この盤に漂う、仄かなファンクネスが、そのスイング感を増幅する。大上段に振りかぶった大仕掛けのジャズでは無いが、小粋でクールなジャズがギッシリと詰まっている。

最後にジャケットが良い。カルテットのメンバーのイラスト(漫画)のジャケット。見ているだけで楽しく、見ているだけで小粋でクールなハードバップな音が聴こえてきそうだ。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて      2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.05.24更新。

  ・Led Zeppelin Ⅱ (1969)

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2020年5月 6日 (水曜日)

ジャズ喫茶で流したい・168

コロナウイルスに関する緊急事態宣言が発効されて以来、ステイホームの日々が続いている。週2回の食料の買い出し、一日一回の人通りを避けての散歩以外、ステイホームの毎日である。ステイホームを始めてから、振り返って見ると、ジャズ盤を聴く機会より、ジャズ盤を探索する機会が増えた。そして、「こんな盤、あったんや」という盤を見つけたりしている。

この盤はつい数年前まで、その存在すら知らなかった。もともと、オールドスタイルもテナーマンと、バリトン・サックス(略してバリサク)の名手との「ミーツもの」である。どちらのジャズマンに対しても、強い興味を持っていなかったこともある。ジャズ盤紹介本や幻の名盤本にも、まず、この盤の名前が挙がっていたのを、見たことがなかった。か、見過ごしていたのかも知れない。

『Gerry Mulligan Meets Ben Webster』(写真)。1959年11月3日と12月2日の録音。「ミーツもの」お得意のVerveレーベルからのリリースになる。ちなみにパーソネルは、Ben Webster (ts), Gerry Mulligan (bs), Jimmy Rowles (p), Leroy Vinnegar (b), Mel Lewis (ds)。米国西海岸ジャズのリズム・セクションをバックに、オールドスタイルのテナーマン、ウェブスターとバリサクの名手マリガンの2管フロント。
 

Gerry-mulligan-meets-ben-webster

 
選曲はオールドスタイルのウェブスターに合わせたのか、バラード曲中心、ミッド〜スローテンポな曲がメインの選曲。これがまあ、オールドスタイルのテナーの音とバリサク特有の重低音に「ジャスト・フィット」なのだ。オールドスタイルのテナーの中低音とバリサクの重低音のユニゾン&ハーモニーの心地良い響き。思いっ切りジャジーでファンキーでムード満点。

二人の息の合った絶妙なバラード、冒頭の「Chelsea Bridge」が素晴らしい出来。テーマ部のユニゾン&ハーモニー、そして、悠然とした、硬派ではあるが、限りなくジェントルなアドリブ展開の吹き回し。惚れ惚れする。以下「Tell Me When」「In A Mellow Tone」「"What Is This Thing Called Love」など、アレンジも良好で、スイングな吹き回しが素敵な、極上のハードバップを聴くことが出来る。

バックのリズム・セクションも絶妙のパフォーマンスを聴かせてくれる。歴代の女性ジャズボーカリストの伴奏を務めたロウルズのピアノが、とりわけ素晴らしい。堅実ベースラインのビネガー、堅実ドラムのルイスのリズム隊も硬軟自在なリズム&ビートを供給し、フロント2管のブロウを惹き立たせている。こんなに素晴らしい内容の盤が、ジャズ盤紹介本に挙がらないなんて。ここに、我がジャズ喫茶の「ジャズ喫茶で流したい」盤にエントリーさせていただきます。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.04.29更新。

  ・『Christopher Cross』 1979

 ★ まだまだロックキッズ       2020.04.19更新。

  ・レッド・ツェッペリン Ⅰ

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2020年4月30日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・168

確固たる理由は良く判らないのだが、ジャズ・サックス奏者の中で、フルートを持ち替え楽器とするケースが意外と多い。ビッグバンドのサックス奏者はクラリネットやフルートを持ち替え楽器にすることが多く、それに習ったのかもしれない。例えば、Eric Dolphy (as), Frank Wess (ts), 我が国では渡辺貞夫 (as) らがフルートで多くの名演を残している。

『Bud Shank Quartet Featuring Claude Williamson』(写真左)。Pacific Jazz 1230番。1956年11月7-8日、ハリウッドは「Capitol Studios」での録音。ちなみにパーソネルは、Bud Shank (as, fl), Claude Williamson (p), Don Prell (b), Chuck Flores (ds)。バド・シャンクのアルト・サックスがフロントのワンホーン・カルテット。ちなみにこの盤では、シャンクはフルートを結構、メインに吹いている。

冒頭の「A Night in Tunisia」、ビ・バップ時代の定番曲で、エモーショナルで躍動感のあるサックスやトランペットの見事な吹きっぷりが特徴なんだが、この盤では、シャンクはフルートでエモーショナルではあるが、流麗〜優雅に吹き込んでみせる。フルートの音色と相まって、どこかエキゾチックな雰囲気も漂う、新しいイメージの「チュニジアの夜」に思わず「おっ」と耳をそばだててしまう。
  
 
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先にも書いたが、この盤のシャンクは本業のアルト・サックスと持ち替え楽器のフルートと、ほぼ半々で吹き分けている。とりわけ、フルートの流麗でテクニカルな演奏が印象深い。シャンクはジャズ・フルートも一流であることがこの盤で良く判る。3曲目の「All of You」のバラードでは、ゆったりと印象的なフレーズをフルートで吹き回している。8曲目の同じくバラード曲の「Polka Dots and Moonbeams」でのフルートも印象的だ。

シャンクのアルト・サックスもプレイも良い音出していて好調。2曲目のスローナンバー「Tertia」でのブリリアントな吹き回し、5曲目のベイシー楽団の十八番のジャンプ・ナンバー「Jive at Five」の躍動感溢れるアドリブも良い感じ、続く有名スタンダード曲「Softly, as in a Morning Sunrise(朝日の如くさわやかに)」もクールな吹きっぷりも見事だ。

実はこの盤、10ヶ月ほど前に同一メンバーで録音された『The Bud Shank Quartet』(2019年9月2日のブログ参照)、Pacific Jazz 1215番と同じタイトルなのだ。どちらの盤も「Featuring Claude Williamson」のサブタイトルが付いていて、ピアノのクロード・ウィリアムソンもメインに扱われている。こちらのジャケットはシャンクの全身イラストのジャケット。今日、ご紹介する方は、カラーで横たわってこちらを見るシャンクの写真のジャケット。紛らわしいことこの上無い。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.04.29更新。

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2020年4月29日 (水曜日)

西海岸の「逆・ジャケ買い」盤

さすがにこのジャケットでは「ジャケ買い」は無い。「ジャケ買い」とは、ジャケットがデザイン良く洒落ていて、リーダーや内容を確認せずに買うこと。ジャズにおいては「ジャケ買い」で好盤に当たる確率が高い、と言われる。まあ、このジャケットであれば「逆・ジャケ買い」盤と言えるかな。

Barney Kessel『Some Like It Hot』(写真左)。1959年3ー4月の録音。ちなみにパーソネルは、Barney Kessel (g), Joe Gordon (tp), Art Pepper (as, ts, cl), Jack Marshall (g), Jimmy Rowles (p), Monty Budwig (b), Shelly Manne (ds)。3曲目と11曲目が、ケッセルのギターとバドウイッグのベースのデュオで、他はケッセルをリーダーにしたセプテット構成。

この盤は、タイトルからピンときたら、あなたは米国コメディ映画マニア、ビリー・ワイルダー監督のコメディ映画「お熱いのがお好き」(マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジャック・レモン出演の有名コメディ映画)のタイトル曲をはじめ、この映画に使われた曲をピックアップして収録した企画盤である。
 
 
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パーソネルを見渡すと、さしずめ米国西海岸ジャズのオールスターズの面持ちで、これは内容的にかなり期待出来る。しかも、アルト・サックスに、アート・ペッパーが担当している。しかも、ペッパーはクラリネットも吹いていて、ペッパー・マニアには貴重な録音になる。ロウルズ、バドウイック、マンのリズム・セクションも玄人好みに粋な人選である。

内容と言えば、リーダーのバーニー・ケッセルをはじめ、各メンバーがとってもご機嫌な演奏を繰り広げている。スインギーで洒落ていて、米国西海岸ジャズのサウンドが盤全体に充満している。スインギーで洗練されたギタースタイルで鳴らしたケッセルが好調に弾きまくっている。ペッパーが舞い上がるようなアルト・ソロをとる「Runnin' Wild」と「By The Beautiful Sea」も聴きもの。

アレンジ良好、軽妙なスイング感が心地良く、さすが「聴き手」を意識した、聴き応えのあるジャズを展開している。この盤のジャケットは、どう見てもジャズ盤のジャケットには見えない。何かのミュージカルの楽曲集ぐらいにしか見えないのだが、これが、真っ当で内容確かなジャズ盤なのだから恐れ入る。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.04.29更新。

  ・『Christopher Cross』 1979

 ★ まだまだロックキッズ       2020.04.19更新。

  ・レッド・ツェッペリン Ⅰ

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2020年4月17日 (金曜日)

女性トランペッター兼シンガー

コロナウィルスに関する緊急事態宣言を受けて、家に引きこもってジャズ盤を聴く機会が従来よりアップした。引きこもって、自らの所有するジャズのアルバム・カタログの整理を始めて、あれこれチェックするうち、「こんなアルバムあったんや」とか「これも聴かなあかんなあ」などと一人事を言いながら、ニヤニヤと整理を進める自分がいる。

そういう背景から、米国西海岸(ウエストコースト)ジャズのアルバム・カタログには欠かせない、ちょっと古風な肖像画の様な、やけにリアルな顔がアップのジャケットが特徴のMode Labelの「西海岸の肖像画ジャケット」のシリーズが久々の登場である。今回からボーカルものが登場する。

Clora Bryant『Gal With A Horn』(写真左)。1957年6月の録音。ちなみにパーソネルは、Clora Bryant (tp, vo), Roger Fleming (p), Ben Tucker (b), Bruz Freeman (ds), Normie Faye (tp), Walter Benton (ts)。西海岸ジャズの女性トランペッター兼シンガー、クローラ・ブライアントの、現在、音源入手が可能な唯一のフル・アルバムである。

演奏の基本は、フレミング、タッカー、フリーマンのリズム・セクションを従えた、クローラ・ブライアントのワンホーン+ボーカルのカルテット編成。一部のトラックでは、このカルテット演奏が、テナーのベントン、サポート・トランペットにフェイが加わってセクステットの演奏になるが、この盤はあくまで、リーダーのクローラのトランペットとボーカルを前面に押し出したもの。
  
 
Gal-with-a-horn
 
 
クローラの高テクニックなトランペットは驚き。ロイ・エルドリッジとディジー・ガレスピーの影響の痕跡が明確だが、音程も確かで破綻すること無く、音のボリュームも吹き進め中での真鍮(ブラス)の響きも申し分無い。肺活量という「体力」勝負の楽器であるトランペットで、女性がここまで吹き切る例は珍しい。

併せて、ボーカルも印象的で、やや低めのしっかりした美しい声で、安定した歌唱を聴かせてくれる。バラード曲は情感を適度に効かせたライトなイメージ。リズミカルなナンバーにおいては遊び心も見え隠れし、実に魅力的な女性ボーカルである。

とにかく、女性トランペッター兼シンガーというのが、そもそも珍しい。しかも、この盤を聴いて感じるのは、トランペットもボーカルも上手い。一流と呼ばれて然るべき「高度なテクニック」を兼ね備えている。当時、人気が出なかったのが不思議でならない。人気イマイチが故に、クローラは寡作のミュージシャンに留まってしまった。

ちなみに、この幻のクローラ・ブライアント、米国西海岸のジャズ・レーベルであった「モード」唯一のブラック・アーティストとのこと。加えて、女性トランペッターのオリジネーターでもある。こんなユニークで貴重な存在であるクローラの録音について、寡作なのが惜しまれる。もっともっと、彼女のリーダー作を聴きたかった。そんな気を強くさせる好盤である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.29
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ ELP「恐怖の頭脳改革」である

【更新しました】2020.04.01
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップのセカンド盤の個性

 

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2020年3月26日 (木曜日)

カル・ジェイダーは粋な両刀使い

米国西海岸ジャズを聴き直していて、本当にお洒落で粋なアレンジを施された演奏が多いなあ、と感心する。演奏のテクニックも高い。そんなジャズメンたちが、優れたアレンジの下で、ユニゾン&ハーモニーを奏で、質の高いアンサンブルを聴かせてくれる。高いテクニックでそれをやるのだ。一糸乱れぬ、とても息の合った演奏が心地良い。いわゆる「破綻の魅力」は微塵も無い。

Cal Tjader『Tjader Plays Tjazz』(写真)。1954年のカルテットと1955年のクインテットの演奏に分かれる。1954年のカルテットのパーソネルは、Bob Collins (tb), Al McKibbon (b), Cal Tjader (ds), Eddie Duran (g)。1955年のクインテットのパーソネルは、Sonny Clark (p), Gene Wright (b), Cal Tjader (rib), Bobby White (ds), Brew Moore (ts)。

1954年のカルテットでの演奏は、2曲目「I've Never Been In Love Before」、4曲目「How About You」、7曲目「My One And Only Love」、9曲目「I'll Know」。1955年のクインテットでの演奏は、1曲目「Moten Swing」、3曲目「There Will Never Be Another You」、5曲目「Jeepers Creepers」、6曲目「A Minor Goof」、8曲目「Imagination」、10曲目「Brew's Blues」。
 
 
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カル・ジェイダーは、ドラマーとヴィブラフォン奏者の両刀使い。特異な存在ではある。どちらの楽器も質の高い演奏を披露する。ドラミングについては「堅実かつ誠実」。ヴァイブについては、こちらの方が秀逸な内容で、音はヒンヤリ冷たいが「クール」な響きが心地良い。音の質についても、淀みが無く澄んでいる。アドリブ・フレーズについては、短いが小粋なフレーズを連発する。音の質と相まって、聴いていてとても印象的である。

1954年のカルテットと1955年のクインテット、どちらの演奏も甲乙付けがたい。1954年のカルテットは、ボブ・コリンズのトロンボーンがフロントのメイン楽器となるユニークな編成で、米国西海岸ジャズらしい、落ち着いた寛ぎのある演奏が良い。1955年のクインテットの僕にとっての目玉は、大のお気に入りのピアニスト、若き日のソニー・クラークが参加していること。曲によって出来不出来はあるが、聴いて直ぐに「ソニー・クラーク」と判るほどの個性が、この時期に既に芽生えている。

米国西海岸ジャズは、アグレッシヴでダイナミックな東海岸ジャズとは正反対の、落ち着きのある寛いだ演奏。これが心地良い。尖ったアグレッシヴなジャズを聴き続けた後、ちょっとした耳休めに、米国西海岸ジャズは最適である。いや、クールで粋なアレンジを耳にすると、どうしても集中して聴いてしまうから、耳休めにはならないな。それでも、西海岸ジャズの落ち着いた寛ぎのある演奏は気持ちが安らぐ。それが良い。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
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【更新しました】2020.03.15
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップ『魔法の黄色い靴』
 

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2020年3月11日 (水曜日)

西海岸の「ハードバップ」な盤

ジャズについては、今でも「そう言えばそうやったな〜」と再認識することに出くわすことがある。例えば、ベツレヘム・レコードであるが、僕がジャズを聴き始めた40年ほど前、米国東海岸ジャズのハードバップ系のアルバムばかりが紹介されていたので、僕はてっきり、ベツレヘムは米国東海岸ジャズのご用達レーベルのひとつだと思っていた。が、ベツレヘムは、米国西海岸ジャズの優れたアルバムを結構残しているのだ。米国西海岸ジャズを語る上で、このベツレヘム・レコードの存在は避けて通れない。

Stan Levey『This Time The Drum's On Me』(写真左)。1955年9月27-28日の録音。ちなみにパーソネルは、Stan Levey (ds), Leroy Vinnegar (b), Lou Levy (p), Dexter Gordon (ts), Frank Rosolino (tb), Conte Condoli (tp)。フロント3管(テナーサックス・トロンボーン・トランペット)のセクステット(六重奏)編成。ドラマーのスタン・リーヴィーがリーダーのアルバムである。

リーダーのスタン・リーヴィー(Stan Levey)は、1926年、フィラデルフィア生まれ。2005年4月に79歳で逝去している。若かりし頃は「ビ・バップ」な白人ドラマー。ディジー・ガレスピーやチャーリー・パーカーとの共演歴があり、その後、スタン・ケントン楽団に在籍した。1954年に米国西海岸に渡り、西海岸のジャズに大きな影響を与えた。リーヴィーのプレイの基本は「ビ・バップ」。米国西海岸ジャズは、ビ・バップのリズム&ビートの雰囲気をリーヴィーのドラミングの中に見い出し吸収した、と言えるのではないか、と想像している。
 
 
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ドラマーがリーダーの盤なので、前奏部でのドラムでのイントロや、アドリブ部でのドラムソロが散りばめられているが、極端に目立つことは無い。テクニックも優秀、スイング感も豊かであるが、ファンクネスは希薄。洒落てて粋な乾いたドラミングは、やはり「米国西海岸ジャズ」ならではである。ビ・バップ仕込みのアタック音が明確で切れ味が良い。決して、米国東海岸ジャズのドラマーに引けを取らない、優れたドラミングである。

演奏自体はフロント3管ではあるが、米国西海岸ジャズの特徴であるアレンジは必要最小限に留められている。それにも増して、フロント3管、それぞれのアドリブ展開のパフォーマンスが素晴らしい。この盤、米国西海岸ジャズらしからぬ、楽器演奏の力強さ、メリハリの効いたアドリブ展開が特徴の演奏内容になっている。恐らく、孤高の「バップなテナー・サックス」のデクスター・ゴードンの存在が、この盤の演奏の雰囲気を「米国東海岸ジャズ風な力強い展開のハードバップ」に接近させているのかもしれない。

荷物に埋もれた男のイラストがボツンとあしらわれたジャケット・デザインも粋でお洒落。タイトルも「This Time The Drum's On Me = 今こそドラムを叩く時」と粋でお洒落。アルバムの演奏全体のリズム&ビートをガッチリと掌握し、フロント3管を鼓舞しサポートするスタン・リーヴィーのドラミングは見事の一言。米国西海岸ジャズでありながら、硬派でストイックでハードバップなジャズの好盤です。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.08
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ 荒井由実『COBALT HOUR』

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2020年3月10日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・75

今日は朝から雨。夕方には風も強くなって、大荒れの天気。3月に入って短い周期で天気が変わる。それでも、朝はずいぶん暖かくなった。暖かくなってくると、昼下がりには穏やかでホンワカしたジャズが聴きたくなる。そうなると、選盤に偏りが出てきて、毎年、春になると、米国西海岸ジャズの盤を選ぶ頻度が高くなる。

『Max Bennett』(写真左)。1955年12月14日、NYでの録音。ベツレヘム・レコードからのリリース。ちなみにパーソネルは、Max Bennett (b), Nick Travis (tp), Charlie Mariano (as), Jack Nimitz (bs), Carl Fontana (tb), Dave McKenna (p), Mel Lewis (ds)。 フロント4管のセプテット(七人)編成。

マックス・ベネットは、スタン・ケントン楽団出身、独立後、数々の名セッションに参加している米国西海岸ジャズの主要ベーシスト。ベーシストは基本的にリーダー作が少ない。ベネットも例に漏れず、リーダー作は少ない。そんな彼の貴重なリーダー作品であり代表作。洒落たアレンジによる典型的な「西海岸サウンド」を展開する傑作である。
 
 
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ベーシストのリーダー作の理想形は、ベースの役割、ベースの音色、そしてそのテクニックをグループ・サウンズを通じて、自分志向のジャズ演奏の中で演出する形態。この盤はその理想形を踏襲していて、まず、典型的な米国西海岸ジャズの演奏の中で、ベネットのベースがしっかりと活躍している。適度な低音、軽やかなウォーキング・ベース。ベネットの個性がしっかり聴きとれる。

フロントが4管だが、その編成が「トランペット・アルトサックス・バリトンサックス、トロンボーン」と、テナーサックスが無くて、低音を司るバリサクとボーンの存在が目を引く。このユニークな編成の4管が、洒落たクールなアレンジによって、実に魅力的に響く。特にユニゾン&ハーモニーが絶妙な響き。

実は、この盤の演奏、米国西海岸ジャズにしては、かなりハードな演奏になっている。東海岸のハードバップのハードな演奏をちょっと想起するのだが、フロント4管をベースとした洒落たアレンジが、そんなハードさを和らげて「円やかなハードさ」に落ち着いて、やっぱりこれって、米国西海岸ジャズやなあ、とつくづく思うのだ。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

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Never_giveup_4
 
 

2020年3月 5日 (木曜日)

チェットのトランペットが映える

3月である。今日は朝から北風がかなり強くて、日中、気温が上がれど体感気温は下がりっぱなしで、冬に逆戻りの感があるが、今年は暖冬傾向で暖かい日が多い。一昨日などは、4月上旬の陽気だったのだから、ちょっと早いけど春である。関西では、東大寺二月堂の「お水取り」が終わったら春、と言われるが、確か、お水取りは12日だったから、如何に今年は暖かいか、が判る。

我がバーチャル音楽喫茶『松和』では「春は米国西海岸ジャズ」である。暖かくホンワカした気候にピッタリやなあ、と昔から思っていて、春やなあ、と思ったら、選盤は暫く米国西海岸ジャズに偏る。お洒落なアレンジ、響きが心地良いユニゾン&ハーモニー、流麗でキャッチャーなアドリブ展開。耳に優しく、心に穏やかに響く、それでいて、やっていることはかなり高度。僕にとっては「春のジャズ」って感じなんですよね。

『Chet Baker & Crew』(写真左)。1956年7月の録音。ちなみにパーソネルは、 Chet Baker (tp), Phil Urso (ts), Bobby Timmons (p), Jimmy Bond (b), Peter Littman (ds), Bill Loughborough (chromatic timpani)。フロント2管(トランペット&テナーサックス)のクインテット編成に、一部、ティンパニが入る。リーダーのチェット・ベイカーについては、トランペットに専念している(CDのボートラにはボーカル入りがあるが、正式なアルバムとしては割愛)。
 
 
Chet-baker-crew  
 
 
この盤でのチェットのトランペットは溌剌としている。流麗にストレートに吹きまくっている。チェットのトランペッターとしての才能を遺憾なく発揮している。とても、当時、重度の「ジャンキー」だったとは思えない。しかし、良く聴くと、溌剌としたトランペットの響きの裏に「愁い」というか「翳り」がそこはかとなく漂っている。しかし、これが良いのだ。健康優良児のチェットなんてありえない。アンニュイで翳りがないと物足りない。

演奏の印象は明確に「米国西海岸ジャズ」。冒頭の「To Mickey's Memory」を聴くだけで直ぐに判る。整った演奏、爽快なスイング感、適度な演奏の熱量、適度にアレンジされ、熱くも無くクール過ぎることも無い。爽快感溢れる演奏がズラリと並ぶ。バックの演奏も良い感じなのだがあ、やはり、この盤はチェットのトランペットを聴く盤だろう。この盤のチェットのトラペットを聴くと、当時、トランペッターとして人気絶大だったことが良く判る。

タイトルを訳すと「チェット・ベイカーと乗組員たち」。ジャケ写がヨットなので、チェットが船長(リーダー)、バックが乗組員(サイドメン)とかけた、ちょっとお洒落なタイトル。そんな和気藹々とした雰囲気が伝わる「心地良い演奏」がギッシリと詰まっている。歴史に残る名盤とは思わないが、米国西海岸ジャズの「レベルの高さ」と「楽しい雰囲気」をよく伝えてくれる好盤である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

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