2020年3月26日 (木曜日)

カル・ジェイダーは粋な両刀使い

米国西海岸ジャズを聴き直していて、本当にお洒落で粋なアレンジを施された演奏が多いなあ、と感心する。演奏のテクニックも高い。そんなジャズメンたちが、優れたアレンジの下で、ユニゾン&ハーモニーを奏で、質の高いアンサンブルを聴かせてくれる。高いテクニックでそれをやるのだ。一糸乱れぬ、とても息の合った演奏が心地良い。いわゆる「破綻の魅力」は微塵も無い。

Cal Tjader『Tjader Plays Tjazz』(写真)。1954年のカルテットと1955年のクインテットの演奏に分かれる。1954年のカルテットのパーソネルは、Bob Collins (tb), Al McKibbon (b), Cal Tjader (ds), Eddie Duran (g)。1955年のクインテットのパーソネルは、Sonny Clark (p), Gene Wright (b), Cal Tjader (rib), Bobby White (ds), Brew Moore (ts)。

1954年のカルテットでの演奏は、2曲目「I've Never Been In Love Before」、4曲目「How About You」、7曲目「My One And Only Love」、9曲目「I'll Know」。1955年のクインテットでの演奏は、1曲目「Moten Swing」、3曲目「There Will Never Be Another You」、5曲目「Jeepers Creepers」、6曲目「A Minor Goof」、8曲目「Imagination」、10曲目「Brew's Blues」。
 
 
Tjader-plays-tjazz-1  
   
 
カル・ジェイダーは、ドラマーとヴィブラフォン奏者の両刀使い。特異な存在ではある。どちらの楽器も質の高い演奏を披露する。ドラミングについては「堅実かつ誠実」。ヴァイブについては、こちらの方が秀逸な内容で、音はヒンヤリ冷たいが「クール」な響きが心地良い。音の質についても、淀みが無く澄んでいる。アドリブ・フレーズについては、短いが小粋なフレーズを連発する。音の質と相まって、聴いていてとても印象的である。

1954年のカルテットと1955年のクインテット、どちらの演奏も甲乙付けがたい。1954年のカルテットは、ボブ・コリンズのトロンボーンがフロントのメイン楽器となるユニークな編成で、米国西海岸ジャズらしい、落ち着いた寛ぎのある演奏が良い。1955年のクインテットの僕にとっての目玉は、大のお気に入りのピアニスト、若き日のソニー・クラークが参加していること。曲によって出来不出来はあるが、聴いて直ぐに「ソニー・クラーク」と判るほどの個性が、この時期に既に芽生えている。

米国西海岸ジャズは、アグレッシヴでダイナミックな東海岸ジャズとは正反対の、落ち着きのある寛いだ演奏。これが心地良い。尖ったアグレッシヴなジャズを聴き続けた後、ちょっとした耳休めに、米国西海岸ジャズは最適である。いや、クールで粋なアレンジを耳にすると、どうしても集中して聴いてしまうから、耳休めにはならないな。それでも、西海岸ジャズの落ち着いた寛ぎのある演奏は気持ちが安らぐ。それが良い。
 
 
 

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2020年3月11日 (水曜日)

西海岸の「ハードバップ」な盤

ジャズについては、今でも「そう言えばそうやったな〜」と再認識することに出くわすことがある。例えば、ベツレヘム・レコードであるが、僕がジャズを聴き始めた40年ほど前、米国東海岸ジャズのハードバップ系のアルバムばかりが紹介されていたので、僕はてっきり、ベツレヘムは米国東海岸ジャズのご用達レーベルのひとつだと思っていた。が、ベツレヘムは、米国西海岸ジャズの優れたアルバムを結構残しているのだ。米国西海岸ジャズを語る上で、このベツレヘム・レコードの存在は避けて通れない。

Stan Levey『This Time The Drum's On Me』(写真左)。1955年9月27-28日の録音。ちなみにパーソネルは、Stan Levey (ds), Leroy Vinnegar (b), Lou Levy (p), Dexter Gordon (ts), Frank Rosolino (tb), Conte Condoli (tp)。フロント3管(テナーサックス・トロンボーン・トランペット)のセクステット(六重奏)編成。ドラマーのスタン・リーヴィーがリーダーのアルバムである。

リーダーのスタン・リーヴィー(Stan Levey)は、1926年、フィラデルフィア生まれ。2005年4月に79歳で逝去している。若かりし頃は「ビ・バップ」な白人ドラマー。ディジー・ガレスピーやチャーリー・パーカーとの共演歴があり、その後、スタン・ケントン楽団に在籍した。1954年に米国西海岸に渡り、西海岸のジャズに大きな影響を与えた。リーヴィーのプレイの基本は「ビ・バップ」。米国西海岸ジャズは、ビ・バップのリズム&ビートの雰囲気をリーヴィーのドラミングの中に見い出し吸収した、と言えるのではないか、と想像している。
 
 
This-time-the-drums-on-me
 
 
ドラマーがリーダーの盤なので、前奏部でのドラムでのイントロや、アドリブ部でのドラムソロが散りばめられているが、極端に目立つことは無い。テクニックも優秀、スイング感も豊かであるが、ファンクネスは希薄。洒落てて粋な乾いたドラミングは、やはり「米国西海岸ジャズ」ならではである。ビ・バップ仕込みのアタック音が明確で切れ味が良い。決して、米国東海岸ジャズのドラマーに引けを取らない、優れたドラミングである。

演奏自体はフロント3管ではあるが、米国西海岸ジャズの特徴であるアレンジは必要最小限に留められている。それにも増して、フロント3管、それぞれのアドリブ展開のパフォーマンスが素晴らしい。この盤、米国西海岸ジャズらしからぬ、楽器演奏の力強さ、メリハリの効いたアドリブ展開が特徴の演奏内容になっている。恐らく、孤高の「バップなテナー・サックス」のデクスター・ゴードンの存在が、この盤の演奏の雰囲気を「米国東海岸ジャズ風な力強い展開のハードバップ」に接近させているのかもしれない。

荷物に埋もれた男のイラストがボツンとあしらわれたジャケット・デザインも粋でお洒落。タイトルも「This Time The Drum's On Me = 今こそドラムを叩く時」と粋でお洒落。アルバムの演奏全体のリズム&ビートをガッチリと掌握し、フロント3管を鼓舞しサポートするスタン・リーヴィーのドラミングは見事の一言。米国西海岸ジャズでありながら、硬派でストイックでハードバップなジャズの好盤です。
 
 
 

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2020年3月10日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・75

今日は朝から雨。夕方には風も強くなって、大荒れの天気。3月に入って短い周期で天気が変わる。それでも、朝はずいぶん暖かくなった。暖かくなってくると、昼下がりには穏やかでホンワカしたジャズが聴きたくなる。そうなると、選盤に偏りが出てきて、毎年、春になると、米国西海岸ジャズの盤を選ぶ頻度が高くなる。

『Max Bennett』(写真左)。1955年12月14日、NYでの録音。ベツレヘム・レコードからのリリース。ちなみにパーソネルは、Max Bennett (b), Nick Travis (tp), Charlie Mariano (as), Jack Nimitz (bs), Carl Fontana (tb), Dave McKenna (p), Mel Lewis (ds)。 フロント4管のセプテット(七人)編成。

マックス・ベネットは、スタン・ケントン楽団出身、独立後、数々の名セッションに参加している米国西海岸ジャズの主要ベーシスト。ベーシストは基本的にリーダー作が少ない。ベネットも例に漏れず、リーダー作は少ない。そんな彼の貴重なリーダー作品であり代表作。洒落たアレンジによる典型的な「西海岸サウンド」を展開する傑作である。
 
 
Max-bennett-1  
 
 
ベーシストのリーダー作の理想形は、ベースの役割、ベースの音色、そしてそのテクニックをグループ・サウンズを通じて、自分志向のジャズ演奏の中で演出する形態。この盤はその理想形を踏襲していて、まず、典型的な米国西海岸ジャズの演奏の中で、ベネットのベースがしっかりと活躍している。適度な低音、軽やかなウォーキング・ベース。ベネットの個性がしっかり聴きとれる。

フロントが4管だが、その編成が「トランペット・アルトサックス・バリトンサックス、トロンボーン」と、テナーサックスが無くて、低音を司るバリサクとボーンの存在が目を引く。このユニークな編成の4管が、洒落たクールなアレンジによって、実に魅力的に響く。特にユニゾン&ハーモニーが絶妙な響き。

実は、この盤の演奏、米国西海岸ジャズにしては、かなりハードな演奏になっている。東海岸のハードバップのハードな演奏をちょっと想起するのだが、フロント4管をベースとした洒落たアレンジが、そんなハードさを和らげて「円やかなハードさ」に落ち着いて、やっぱりこれって、米国西海岸ジャズやなあ、とつくづく思うのだ。
 
 
 

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2020年3月 5日 (木曜日)

チェットのトランペットが映える

3月である。今日は朝から北風がかなり強くて、日中、気温が上がれど体感気温は下がりっぱなしで、冬に逆戻りの感があるが、今年は暖冬傾向で暖かい日が多い。一昨日などは、4月上旬の陽気だったのだから、ちょっと早いけど春である。関西では、東大寺二月堂の「お水取り」が終わったら春、と言われるが、確か、お水取りは12日だったから、如何に今年は暖かいか、が判る。

我がバーチャル音楽喫茶『松和』では「春は米国西海岸ジャズ」である。暖かくホンワカした気候にピッタリやなあ、と昔から思っていて、春やなあ、と思ったら、選盤は暫く米国西海岸ジャズに偏る。お洒落なアレンジ、響きが心地良いユニゾン&ハーモニー、流麗でキャッチャーなアドリブ展開。耳に優しく、心に穏やかに響く、それでいて、やっていることはかなり高度。僕にとっては「春のジャズ」って感じなんですよね。

『Chet Baker & Crew』(写真左)。1956年7月の録音。ちなみにパーソネルは、 Chet Baker (tp), Phil Urso (ts), Bobby Timmons (p), Jimmy Bond (b), Peter Littman (ds), Bill Loughborough (chromatic timpani)。フロント2管(トランペット&テナーサックス)のクインテット編成に、一部、ティンパニが入る。リーダーのチェット・ベイカーについては、トランペットに専念している(CDのボートラにはボーカル入りがあるが、正式なアルバムとしては割愛)。
 
 
Chet-baker-crew  
 
 
この盤でのチェットのトランペットは溌剌としている。流麗にストレートに吹きまくっている。チェットのトランペッターとしての才能を遺憾なく発揮している。とても、当時、重度の「ジャンキー」だったとは思えない。しかし、良く聴くと、溌剌としたトランペットの響きの裏に「愁い」というか「翳り」がそこはかとなく漂っている。しかし、これが良いのだ。健康優良児のチェットなんてありえない。アンニュイで翳りがないと物足りない。

演奏の印象は明確に「米国西海岸ジャズ」。冒頭の「To Mickey's Memory」を聴くだけで直ぐに判る。整った演奏、爽快なスイング感、適度な演奏の熱量、適度にアレンジされ、熱くも無くクール過ぎることも無い。爽快感溢れる演奏がズラリと並ぶ。バックの演奏も良い感じなのだがあ、やはり、この盤はチェットのトランペットを聴く盤だろう。この盤のチェットのトラペットを聴くと、当時、トランペッターとして人気絶大だったことが良く判る。

タイトルを訳すと「チェット・ベイカーと乗組員たち」。ジャケ写がヨットなので、チェットが船長(リーダー)、バックが乗組員(サイドメン)とかけた、ちょっとお洒落なタイトル。そんな和気藹々とした雰囲気が伝わる「心地良い演奏」がギッシリと詰まっている。歴史に残る名盤とは思わないが、米国西海岸ジャズの「レベルの高さ」と「楽しい雰囲気」をよく伝えてくれる好盤である。
 
 
 

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2020年3月 1日 (日曜日)

米国西海岸の「室内楽ジャズ」

米国西海岸ジャズは洒落たアレンジが特徴。かなり高度なスキルに裏付けられたアレンジで、テーマ部のアンサンブルのユニゾン&ハーモニーなどは、クールで計算されたアレンジで、明らかに「聴かれる、聴かせる」ことを意識したジャズであることが判る。音楽であるからして、まずは聴き手に気持ち良く聴いて貰うのが筋、という雰囲気が伝わってくる。これが米国西海岸ジャズの特徴。

『Chico Hamilton Quintet and Buddy Collette』(写真左)。1955年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Chico Hamilton (ds), Buddy Collette (ts, as, fl, cl), Fred Katz (cello), Jim Hall (g), Carson Smith (b)。不思議な編成である。当時、当たり前の様に入っていたピアノが無い、代わりにといってはなんだが、チェロが入っていて、ギターが入っているクインテット構成。どんな音がするんだ、と思ってしまう。

聴いてみて良く判るんだが、この盤、米国西海岸ジャズの特徴である「アレンジの妙」を最大限に発揮している内容なのだ。このチコ・ハミルトンのクインテットは「室内楽ジャズ」と呼ばれる。従来のジャズ編成とは異なる「弦楽器が3つ」あって、その「弦楽器が3つ」を前提にしたアレンジを施したジャズがこの盤の「ミソ」。演奏の響き自体が、明らかにクラシックの室内楽的な響きで埋め尽くされている。
 
 
Chico-hamilton-quintet-featuring-buddy-c
 
 
異色のジャズと言ってよいだろう。フレッド・カッツのチェロ、ジム・ホールのギターと共に、フロントの旋律を構成しているが、バディ・コレットのリード楽器&フルート。とりわけ、フルートやクラリネットを駆使した旋律のユニゾン&ハーモニーは実にユニーク。演奏については、しっかりとアレンジされ、譜面を重視したアンサンブルが見事です。演奏テクニックも高度なものがあり、クラシックの如く「室内楽ジャズ」と呼ばれるのが良く判ります。

それではクラシックの様で、ジャジーな雰囲気は薄いのではないか、と思うのですが、これが以外とジャジーな雰囲気は維持されているから面白い。アレンジの中で、いわゆる「ブルーノート」の音階をしっかり押さえていて、「室内楽ジャズ」的なアレンジを施していても、ユニゾン&ハーモニーの底にジャジーな雰囲気が流れている。加えて、アドリブ展開では、きっちりジャズの演奏に戻っているのが「ニクい」。

ジャケット・デザインも、メンバーそれぞれが楽器を持ってポーズをとった姿が、バランス良くあしらわれたもので、当時としてはデザイン性の高いジャケットである。「室内楽ジャズ」と呼ばれ、優れたアレンジを施した内容は、優れたジャケット・デザインと併せて、ジャズをアーティステックな音楽として鑑賞する「ハイソサエティな聴衆」向けであることが想像出来る。いわゆる「聴かれる、聴かせる」ことを意識したジャズの好例がこの盤である、と言える。
  
 
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2020年2月29日 (土曜日)

ピート・ジョリーの代表盤の一枚

一昨日のブログ(左をクリック)で、久し振りに「Pete Jolly(ピート・ジョリー)」のピアノを聴いて、そういえば、ということで、ピート・ジョリーのリーダー作を聴き直している。ピート・ジョリーは、米国西海岸ジャズに属するジャズ・ピアニスト。1932年生まれ、2004年11月にて72歳で逝去している。ジャズ・ピアニストとしては意外と寡作で、生涯で20枚程度のリーダー作に留まっている。

特に、1970年から1990年の20年間はリーダー作はほぼ途絶えている(1980年と1985年に2枚だけリリースされている)。スタジオ・ミュージシャンとして活躍していたみたいで、1990年代に2枚ほど、21世紀に入って1枚。記憶に留めておけ、と言われるにはちょっと辛い、まさに「寡作」のジャズ・ピアニストである。彼の「聴くべきリーダー作」は、1950年代半ばから1960年代半ばに集中している。

Pete Jolly Trio & Friends『Little Bird』(写真左)。1962年11月と1963年1月、Hollywoodでの録音。ちなみにパーソネルは、Pete Jolly (p), Chuck Berghofer (b), Larry Bunker (ds), Howard Roberts (g), Kenny Hume (perc)。ピート・ジョリーのピアノ・トリオにギターとパーカッションが入ったクインテット構成。ピアノ・トリオに加えて、ギターとパーカッションがさり気なく入っているところは、優れたアレンジが特徴の米国西海岸ジャズらしい。
 
 
Little-bird
 
  
可愛い鳥のイラストが特徴のジャケットが印象的。このジャケットだけで、ぼくはこの盤の虜になりました(笑)。この盤を録音した頃のピート・ジョリーは30歳。ジャズ界ではまだまだ若手のピアニストで、溌剌とした流麗なピアノ展開が見事である。タッチは堅実なんだが、ガーンゴーンと叩くことは無い。あくまで流麗にあくまで小粋にピアノを弾き進める。実に米国西海岸ジャズらしいピアノである。
 
速弾きもバラードの様なゆったりとした弾き回しも、いずれにおいても「流麗」なピアノ。タッチも粒立ちが良く切れ味の良いもの。しかし、絶対に叩かない。あくまで、ピアノを指で「弾いている」というのが良く判るタッチ。しかもテクニックは相当に高い。選曲も、このジョリーのピアノの個性をしっかり活かせるスタンダード曲がメインで、流麗なピアノにポップな雰囲気が加味されていて、聴いている耳に実に心地良いピアノである。

誰かが「”粋”が、蝶ネクタイ姿で軽やかにピアノを弾きまくってるようなピアノ」と形容したが、実に言い得て妙。1曲目のピート・ジョリー作の「Little Bird」は、キャッチャーな曲想のボサノバ曲で格好の良い演奏で、このタイトル曲の演奏の雰囲気がこの盤に詰まっている演奏の雰囲気を代表している。明るくてスィンギー、ベースのバーフォーファー、ドラムのバンカーとの息もピッタリで、ピアノ・トリオの優秀盤としても楽しめる。ピート・ジョリーの代表盤の一枚である。
 
 
 
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2020年2月27日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・161

我が国では、米国西海岸ジャズの情報がまだまだ不足している。基本的に我が国のジャズは米国東海岸ジャズ偏重だったから、もともと米国西海岸ジャズの情報は不足しているのは当たり前なんだけど、資料レベルの情報がどうにもこうにも不足している。マイナーなジャズマンについては、生年月日や経歴について調べるのは大変で、まず日本語のものは無い。英語の資料が殆どで、時々、ドイツ語が混じったりする。

The Pete Jolly Trio『Yeah!』(写真左)。1995年10月10, 11日、ハリウッドのSage & Sound Studio での録音。ちなみにパーソネルは、Pete Jolly (p), Chuck Berghofer (b), Nick Martinis (ds)。Pete Jolly(ピート・ジョリー)って、1950年代以降、米国西海岸ジャズにおける代表的ピアニストの一人。1970年代より一旦、録音は途絶えたが、1993年に復活。この盤は復活後第3弾である。

ジョリーは2004年11月、72歳で逝去しているので、この盤はジョリーの晩年の好盤と言える。1993年復活以降もこの盤を含めて、4枚ほどしかリーダー作を出していないので、貴重なリーダー作でもある。バックのリズム隊の二人、ベースのチャック・バーグホファーは録音当時58歳、ドラムのニック・マルティニスは録音当時64歳、リーダーのジョリーは1932年の生まれだから、録音当時63歳。平均年齢61.6歳の高齢ピアノ・トリオである。
 
 
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高齢のピアノ・トリオ演奏なんで、聴く前の印象は「渋くて粋な、燻し銀のような」落ち着いた演奏なんだろう、と思うのだが、聴いてみてビックリ。バリバリ溌剌とした、硬派でダイナミックなインタープレイではないか。まるで若者の様な演奏。パーソネルとかジャケットとかを見ずに聴いたら、きっと今時の若手ジャズメンのネオ・ハードバップなトリオ演奏と思うだろう。

まず、リーダーのジョリーの溌剌としたピアノが素晴らしい。1950年代には、クールで小粋で明快なタッチだったが、この63歳のジョリーはそれにダイナミズムが加わっているのだ。米国西海岸ジャズらしくファンクネスは控えめ、大仰なテクニックのひけらかしは全く無いが、逆に、よくアレンジされた小粋な展開、素敵な響きのアンサンブルが個性。この盤でのジョリーのピアノは聴きものだ。

バックのリズム隊、バーグホファーのアコベは締まった低音でトリオ演奏のリズムを活性化し、マルティニスのドラムは堅実なドラミングでバンドに躍動的なビートを絶え間なく供給する。いやはや、素晴らしいピアノ・トリオである。これが平均61.6歳の高齢ピアノ・トリオの演奏だから恐れ入る。ジョリーは寡作のピアニストだったが、リリースしたリーダー作は一様に充実した内容ばかり。この『Yeah!』も、そんなジョリー盤の一枚である。
 
 
 
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2020年2月26日 (水曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・74

つい最近、僕はこの2管フロントのアルバムの存在を知った。知った瞬間「こんな組合せってアリなの」と嬉しくなった。片方のフロントが「ジョニー・ホッジス」。デューク・エリントン楽団における看板アルト・サックス奏者である。1951年から55年まで楽団を離れたが、その4年間以外、1928年から逝去する1970年まで、38年間、デューク・エリントン楽団に、花形ソロイストとして在籍した。

もう片方のフロントが「ジェリー・マリガン」。バリトン・サックス奏者のレジェンドである。1952年から1956年の間、カリフォルニア州に移り、米国西海岸ジャズの仕掛人の一人となった。特に「ピアノレス・カルテット」の組成は画期的な出来事。モダン・ジャズ黎明期からクール・ジャズ、ウェストコースト・ジャズを牽引した「プロデューサー」的存在であった。

『Gerry Mulligan Meets Johnny Hodges』(写真)。1959年11月17日、Los Angelesでの録音。ちなみにパーソネルは、Gerry Mulligan (bs), Johnny Hodges (as), Claude Williamson (p), Buddy Clark (b), Mel Lewis (ds)。当時の米国西海岸ジャズの名うての人気ジャズメンを集めて、ジョニー・ホッジスを客演に迎えた、2管フロントのクインテット編成。
 
 
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音の作りは、パーソネルからも判る様に明らかに「米国西海岸ジャズ」である。しっかりとアレンジされた、破綻の無い整然とした「聴かせる」ジャズ。そんな音の作りの中で、フロントの2人、ホッジスのアルト・サックスと、マリガンのバリトン・サックスのユニゾン&ハーモニーが実に映える。美しい音色とフレーズを誇るホッジスのアルト・サックスと、魅力的な低音と粋な吹き回しで耳を奪うマリガンのバリトン・サックスとの「クールな対話」が一番の聴きどころ。

とりわけ、ホッジスのアルト・サックスが良い。ビブラートを効かせた美しい音色。長く伸びるトーン。官能的ですらある、渋く輝く様なブラスの響き。この美しいアルト・サックスのトーンが、いわゆる「聴かせる」ジャズである、米国西海岸ジャズのアレンジ、展開にバッチリ合うのだ。ほどよくアレンジされたバックの演奏とホッジスのアルト・サックスの相性は抜群である。

サックスの名手が二人寄れば、ライバル心が芽生えるが故に意外とまとまらないのでは、と危惧するが、この盤ではマリガンのホッジスに対するリスペクトの念がライバル心に勝っているようで、ホッジスとマリガンの2管のユニゾン&ハーモニーは全く破綻が無く、とても美しくとてもエモーショナルに響く。この盤の演奏を聴きながら、ジャズ喫茶の昼下がりの光景が頭に浮かんだ。そう、この盤の小粋で心地良い雰囲気、ジャズ喫茶の昼下がりにピッタリなのだ。
 
 
 
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2020年2月19日 (水曜日)

ミュージカル曲限定のプレヴィン

昨日、アンドレ・プレヴィン(André Previn)のピアノ・トリオ盤をご紹介した。プレヴィンは「作曲家、編曲家、映画音楽、ジャズ・ピアニスト、クラシック・ピアニスト、指揮者」と多彩な才能の持ち主だが、実はミュージカルの音楽監督も多数経験している。「マイ・フェア・レディ」などでアカデミー賞を受賞している位だ。そうそう、この「マイ・フェア・レディ」の楽曲をジャズにアレンジして、シェリー・マン、レロイ・ビネガーとのトリオ盤をリリースしている。

プレヴィンのジャズ・ピアノは、流麗で爽快感あふれる弾きっぷりで、「ソフィストケイトされた」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなもの。このプレヴィンのぴあのは、印象的なメロディや流麗なフレーズを持つ楽曲、例えば、ジャズ・スタンダード曲との相性が抜群。実は、ジャズ・スタンダード曲は、1920年代から40年代のミュージカル曲が多い。そういう意味で、プレヴィンのジャズ・ピアノは、ミュージカル曲をアレンジして演奏するのに向いている。

André Previn『Give My Regards to Broadway』(写真左)。1960年5月31日、Los Angelesでの録音。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), Red Mitchell (b), Frank Capp (ds)。なんか出来レースみたいな話だが、この盤、ミュージカルの音楽監督として活躍したアンドレ・プレヴィンがミュージカルの有名曲を集めて、アレンジして、ピアノ・トリオで演奏したアルバムなのだ。
 
  
Give-my-regards-to-broadway   
  
 
収録曲は以下のとおり。括弧の中が、曲を引用されたミュージカル名である。実を言うと、4曲目の「The Sound Of Music」以外、他のミュージカルの名前を知らない。この盤の録音は1960年なので、その頃には結構有名なミュージカルだったのだろう。
 

1. Give My Regards To Broadway (Little Johnny Jones)
2. Take Me Along (Take Me Long)
3. Almost Like Being In Love (Brigadoon)
4. The Sound Of Music (The Sound Of Music)
5. Put On A Happy Face (Bye Bye Birdie)
6. Too Close For Comfort (Mr. Wonderful)
7. When I'm Not Near The Girl I Love (Finian's Rainbow)
8. Everything's Coming Up Roses (Gypsy)
9. Diamonds are a girl's best friend (Gentlemen prefer blondes)
10. Too Darn Hot (Kiss Me Kate)
 
 
今の時代からすると、あまり馴染みの無いミュージカルからの楽曲であるが、さすがにどれもミュージカルで演奏された楽曲で、印象的なメロディや流麗なフレーズを持つ楽曲ばかり。プレヴィン独特の爽快感あふれるスインギーなフレーズがフィットし、「ソフィストケイトされた」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなピアノが際立つ。速いテンポの演奏もスローなバラード曲も、明確なタッチが、それぞれの楽曲の持つ、美しいフレーズを浮き立たせる。

ほとんど、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌で紹介されることを見たことの無い企画盤であるが、内容は充実している。さすが、ミュージカルの音楽監督も担当していたプレヴィンである。その才能を活かして、なかなかに良い曲ばかりをそれぞれのミュージカルからピックアップしている。アレンジもライトなハードバップ・ジャズ的雰囲気を楽しく聴かせてくれるもので、その出来映えに感心する。プレヴィンの代表盤の一枚に加えて良い内容の好盤である。
 
 
 
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2020年2月18日 (火曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・80

ピアニストのスキル。ジャズとクラシックで、比較されることがたまにある。まあ比較しても仕方の無いテーマだと思うんだが、クラシック側からすると「ジャズ・ピアノは無手勝流で基礎がなっていない」だし、ジャズ側からすると「譜面通り弾くだけで、スイングもせず、面白く無く、肩が凝る」である。ジャズ側からすると「クラシックのピアニストにジャズは出来ない」だし、クラシック側からすると「ジャズのピアニストにクラシックは無理」となる。

しかし、である。クラシック側の「ジャズのピアニストにクラシックは無理」については、キース・ジャレットがクラシックにチャレンジし、相応の評価を得ているし、ハービー・ハンコックは高校時代までは、優秀なクラシック・ピアニストで、11歳でシカゴ交響楽団と共演を果たしている。ジャズ側の「クラシックのピアニストにジャズは出来ない」については、クラシック・ピアニスト兼指揮者のアンドレ・プレヴィンがいる。西海岸ジャズの中で、飛び切り優れたハードバップ・ピアノを聴かせてくれる。

André Previn『King Size!』(写真左)。1958年11月26日のロサンゼルスでの録音。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), Red Mitchell (b), Frankie Capp (ds)。西海岸ジャズらしい、しっかりアレンジされた、端正で破綻の無い、聴き心地を優先したピアノ・トリオ演奏である。流麗で爽快感あふれる弾きっぷりはなかなか堂に入っている。ビッグサイズのライオンのイラストがあしらわれたジャケットも印象的。
 
 
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改めて、アンドレ・プレヴィンは、作曲家、編曲家、映画音楽、ジャズ・ピアニスト、クラシック・ピアニスト、指揮者。どちらかと言えば、クラシックに軸足がある。昨年2月に惜しくも89歳。我が国への関わりは、2009年から3年間、NHK交響楽団の首席客演指揮者として活躍した。そんなクラシックな演奏家が、こんな洒落た小粋なハードバップ・ジャズをピアノ・トリオでやるなんて。彼の経歴をライナーノーツで読んだ時、とにかく驚いたことを覚えている。

ディブ・ブルーベックと並んで黒人にはほとんど人気のない白人ピアニスト。しかし、黒人のピアニストには稀少な「ソフィストケイトな」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなピアノは、やはり聴きもの。ピアノをクラシック・ピアノらしく鳴らしながら、ジャズを聴かせるユニークな存在。この『King Size!』でも、しっかり計算されたアドリブ展開と、しっかりとしたアレンジで、ファンキーさ、ジャジーさを醸し出していて、なかなかに聴き応えがある。

まあ、この「計算された」や「アレンジされた」部分に「作られたジャズ」を感じるという向きもあるが、僕はこれは「米国西海岸ジャズ」の個性の1つと解釈しているので、僕はこの「計算された」や「アレンジされた」部分を高く評価している。それがプレヴィン・ジャズの個性でもあるのだ。プレヴィン独特の爽快感あふれるスインギーなフレーズは特筆に値する。「アレンジされた」ファンクネスと併せて、もっと評価されて良いピアニストである。
 
 
 
東日本大震災から8年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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