2020年3月 5日 (木曜日)

チェットのトランペットが映える

3月である。今日は朝から北風がかなり強くて、日中、気温が上がれど体感気温は下がりっぱなしで、冬に逆戻りの感があるが、今年は暖冬傾向で暖かい日が多い。一昨日などは、4月上旬の陽気だったのだから、ちょっと早いけど春である。関西では、東大寺二月堂の「お水取り」が終わったら春、と言われるが、確か、お水取りは12日だったから、如何に今年は暖かいか、が判る。

我がバーチャル音楽喫茶『松和』では「春は米国西海岸ジャズ」である。暖かくホンワカした気候にピッタリやなあ、と昔から思っていて、春やなあ、と思ったら、選盤は暫く米国西海岸ジャズに偏る。お洒落なアレンジ、響きが心地良いユニゾン&ハーモニー、流麗でキャッチャーなアドリブ展開。耳に優しく、心に穏やかに響く、それでいて、やっていることはかなり高度。僕にとっては「春のジャズ」って感じなんですよね。

『Chet Baker & Crew』(写真左)。1956年7月の録音。ちなみにパーソネルは、 Chet Baker (tp), Phil Urso (ts), Bobby Timmons (p), Jimmy Bond (b), Peter Littman (ds), Bill Loughborough (chromatic timpani)。フロント2管(トランペット&テナーサックス)のクインテット編成に、一部、ティンパニが入る。リーダーのチェット・ベイカーについては、トランペットに専念している(CDのボートラにはボーカル入りがあるが、正式なアルバムとしては割愛)。
 
 
Chet-baker-crew  
 
 
この盤でのチェットのトランペットは溌剌としている。流麗にストレートに吹きまくっている。チェットのトランペッターとしての才能を遺憾なく発揮している。とても、当時、重度の「ジャンキー」だったとは思えない。しかし、良く聴くと、溌剌としたトランペットの響きの裏に「愁い」というか「翳り」がそこはかとなく漂っている。しかし、これが良いのだ。健康優良児のチェットなんてありえない。アンニュイで翳りがないと物足りない。

演奏の印象は明確に「米国西海岸ジャズ」。冒頭の「To Mickey's Memory」を聴くだけで直ぐに判る。整った演奏、爽快なスイング感、適度な演奏の熱量、適度にアレンジされ、熱くも無くクール過ぎることも無い。爽快感溢れる演奏がズラリと並ぶ。バックの演奏も良い感じなのだがあ、やはり、この盤はチェットのトランペットを聴く盤だろう。この盤のチェットのトラペットを聴くと、当時、トランペッターとして人気絶大だったことが良く判る。

タイトルを訳すと「チェット・ベイカーと乗組員たち」。ジャケ写がヨットなので、チェットが船長(リーダー)、バックが乗組員(サイドメン)とかけた、ちょっとお洒落なタイトル。そんな和気藹々とした雰囲気が伝わる「心地良い演奏」がギッシリと詰まっている。歴史に残る名盤とは思わないが、米国西海岸ジャズの「レベルの高さ」と「楽しい雰囲気」をよく伝えてくれる好盤である。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.01
  青春のかけら達 ・・・・ 荒井由実『MISSLIM (ミスリム)』 

 

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東日本大震災から8年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年2月23日 (日曜日)

まだまだ若い者には負けない盤

ジャズの世界では「レジェンド」と呼ばれる現役のジャズマンが、意外と元気である。生楽器って意外と体力を使うのだが、60歳、70歳を過ぎても、バリバリに吹きまくり、弾きまくる「レジェンド」が多いのには驚く。「レジェンド」級のジャズマンって、当然、演奏テクニックは高度なものを持っている。このテクニックが高度なほど、無駄な体力や肺活量を使わないのかもしれない。とにかく「レジェンド」級のジャズマンが元気に吹きまくる、弾きまくる盤に出会うと無条件に嬉しくなる。

George Coleman『The Quartet』。2019年5月20日、NYのSear Sound Studio C での録音。ちなみにパーソネルは、George Coleman (ts), Harold Mabern (p), John Webber (b), Joe Farnsworth (ds)。ジャズ・テナーの存命レジェンドの一人、ジョージ・コールマンがリーダーのアルバム。コールマンって、1935年3月生まれだから、録音当時は84歳。う〜ん凄い。

というのも、この盤でのコールマン、吹きまくっている。演奏の編成は、テナー・サックスがワンホーンのカルテット構成。フロント楽器がテナー・サックス1本なので、とにかく一人で吹きまくりである。84歳の高齢でこの吹きっぷり。テナー・サックスの音だけ聴けば、40歳〜50歳代の油の乗りきった、ベテランのサックス奏者が吹いていると感じるんだが、いやはや、コールマンは84歳です。
 
 
The-quartet  
 
 
しかも、この盤、選曲が面白い。冒頭は、ジャズクラブ「Smoke」のオーナー、Paul Stache に捧げたコールマンのオリジナル「Paul’s Call」から始まるのですが、続く2曲目は、シャンソン歌手、シャルル・トレネの美しいラブソング「I Wish You Love」。3曲目は、エリントンの小粋な名曲「Prelude to a Kiss」。続く4曲目は雰囲気がガラリと変わって、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの演奏でもお馴染み「Lollipops and Roses」。

他にもアート・ブレーキーの名作『モーニン』に収録されているゴルソン作「Along Came Betty」、カール・フィッシャー作の素敵なバラード曲「You’ve Changed」、はたまた、アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバ曲「Triste」等々、様々なスタイル、様々な志向の楽曲が並んでいる。ベテランになれば、自分の得意とするスタイルや志向の曲を固めて、演奏の負担を軽減したくなるのだが、この盤での「レジェンド」コールマンには頭が下がる思いだ。

今年85歳、モダンジャズ・テナーの至宝ジョージ・コールマンの最新作。バラエティにとんだ選曲が素晴らしく、これを全て、演奏仕切ってしまうコールマンも素晴らしい。バックを支えるリズム・セクションのピアノには、レジェンドの盟友ピアニスト、ハロルド・メイバーンが座る。このメイバーンのバッキングも見事。とにかく、この盤、二人のレジェンドのパフォーマンスが聴きもの。まだまだ若いもんには負けへんで、です。
  
  
 
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2019年12月20日 (金曜日)

こんなアルバムあったんや・122

ジャズのアルバムはキラ星の如くある。聴いても聴いても、新しい盤がリリースされるし、聴いても聴いても、聴いた事の無い魅力的な内容のアルバムが見つかったりする。これはいい、と自分の感性にあった素晴らしい盤に出会ったりするし、これはどうにも、とどうしても自分の感性に合わない盤もある。しかし、いずれもプロのジャズメンが創り出した素晴らしい音世界である。

昔はCDショップをはしごして、今ではネットショップやサブスクの音楽サイトを徘徊して、ジャズのアルバムを探し歩いている。まず、この探し歩いている行為自体が楽しい。そして、時々、これは、という盤に出会う。そして、その盤が一時期、ヘビロテ盤になり、そして、お気に入りの好盤となる。これこそがアルバム蒐集の醍醐味である。

『Hank Jones Trio With Mads Vinding & Al Foster』(写真)。1991年の録音。ちなみにパーソネルは、Hank Jones(p), Mads Vinding(b), Al Foster(ds)。どういう経緯で、このトリオが組成されたか判らないが、パーソネルを見ただけで聴きたくなるトリオである。どうやったら、この組合せを思いつくのだろう。
 
 
Hank-jones-trio-with-mads-vinding-al-fos  
 
 
バップ・ピアノの大御所、ハンク・ジョーンズに、ニールス・ペデルセンに並ぶデンマークの重鎮ベーシスト、マッズ・ヴィンディング、、マイルスいわく「みんなが好きなことを演奏できるリズム・パターンを設定して、そのグルーヴを永遠に保つことの出来るドラマー」、アル・フォスター。この3人がピアノ・トリオを組んだ、スタンダード・アルバム。どんな音が出てくるのか、ワクワクである。

録音当時、ハンクは73歳、マッズは43歳、アルは48歳。濃厚で成熟したハードバップが展開されるかと思いきや、非常にシャープで洗練された切れ味の良いモーダルなトリオ演奏に驚く。出てくる音は古き良きスタンダードの旋律、しかし、その響きは新しい。ファンクネスを絞り込んだ、ソリッドなアドリブ展開。縦ノリ・スインギーなリズム&ビート。当時の新伝承派よりもモダンでウォームな音作り。

いや〜、これは掘り出し物です。温故知新を地で行くような、成熟メンバーのピアノ・トリオ。ポップでお洒落でウケ狙いのピアノ・トリオとは無縁の、意外と硬派なピアノ・トリオです。アルバム・ジャケットは新装されているそうですが(写真左)、オリジナル盤のジャケット(写真右)よりは味わいがあって良いですね。とにかく、このトリオ盤、意外と好盤です。お勧め。
 
 
 
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2019年10月 1日 (火曜日)

ポール・ブレイの未発表ライヴ盤

キース・ジャレットが「スタンダーズ」を解散して5年になる。キースの「スタンダーズ」の様な、トリオを構成する達人3人による、切れ味良く高い透明度、そして、限りなく自由度の高いインタープレイをメインとした、ECMレコードらしい、ピアノ・トリオのアルバムが途絶えて5年になる。寂しいなあ、と思っていた矢先、こんなライブ盤がリリースされた。

Paul Bley Trio『When Will the Blues Leave』(写真左)。1960年代から親交の深い「盟友」三人による、1999年3月にスイスのルガーノ-トレヴァで録られていた未発表ライヴ音源。今年5月のリリース。ちなみにパーソネルは、Paul Bley (p), Gary Peacock (b), Paul Motian (ds)。達人レジェンド3人による限りなく自由度の高いインタープレイ。

ピアノ・トリオの「間を活かした」インプロビゼーションに最適な、ECM独特の深く透明度の高いエコーがタップリかかって、達人レジェンド3人による限りなく自由度の高いインタープレイの音を増幅し、それぞれの楽器の音をクッキリと浮かび上がらせる。特に、ECMレコードの創る音は、ピアノのポール・ブレイの音にピッタリ。
 
 
When-will-the-blues-leave-1  
 
 
ポール・ブレイのピアノは、透明感と清涼感に溢れ、クリスタルな響きのピンとエッジの立った硬質なタッチ。切れ味良く、しっかりとピアノが鳴っているなあ、と感じる、芯のしっかり入った、明確な音の響き。ああ、このピアノはECMレコード御用達のピアノの音だし、ECMレコード向きの音の響き。叩き出されるフレーズも、どこか「キースっぽい」、クラシック・ピアノの様な独特の響きを底に宿している。

ベースのピーコックのテクニックが素晴らしい。ほとんどフリーなんだが、しっかりと伝統のジャズの雰囲気をキープしたアコベ。アドリブ・フレーズは創造性に富んで、柔軟な弾きっぷり。ピーコックしか出せない自由なベースライン。モチアンのドラムも同様に創造性に富む。リズム&ビートをしっかりとキープしながら、自由度の高いドラミングを披露してくれる。モチアン唯一六のドラミング。

ピアノでリーダーのポール・ブレイは1932年、カナダはモントリオールの生まれ、2016年、84歳で逝去。ベーシストのゲイリー・ピーコックは1935年、米国アイダホ州生まれ、まだまだ現役。ドラムのポール・モチアンは1931年、米国ペンシルヴェニア州の生まれ、2011年、80歳にて逝去。トリオの3人中、2人が鬼籍に入っている。が、この残された音源の内容は素晴らしい。久々のECMレコードらしいピアノ・トリオ盤の出現である。
 
 
 
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2019年9月25日 (水曜日)

モダンなスイング・テナーが良い

モダン・スイング・テナーの重鎮スコット・ハミルトン(Scott Hamilton)。ロードアイランド州プロヴィデンス出身、1954年9月12日の生まれ、今年で65歳。1977年のデビュー盤『Scott Hamilton Is a Good Wind Who Is Blowing Us No Ill』を、僕は1980年に聴いている。これが当時「モダンなスイング・テナー」として、ちょっとした変わり種ジャズマンとして評価されたと記憶している。

あれから早40年。変わり種、モダンなスイング・テナーのスコット・ハミルトン(僕は「スコハミ」と呼んでいるので、この後は「スコハミ」で通します)は、ずっと元気に、スイング・テナーを吹き上げている。スコハミの素晴らしいところは、彼は演奏スタイルが全く変わらない。演奏スタイルの基本は「ハードバップ」。これが40年間、一貫して続いている。感服の至りである。

Scott Hamilton『Street of Dreams』(写真左)。今年7月のリリース。ちなみにパーソネルは、Scott Hamilton (ts), Dena Derose (p), Ignasi Gonzalez(b), Jo Krause (ds)。2017年作『Moon Mist』と同メンバーで録音されたスコハミのワンホーン・カルテット。実力派弾き語り女性ピアニスト、デナ・ディローズのピアノをフィーチャーしている。
 
 
Street-of-dreams-1
 
 
冒頭の1曲目から「If I Were A Bell」から、余裕と安心のハードバップである。有名なイントロ、キンコンカンコンというチャイムの音を模したテナーのゆったりとしたブロウ。このゆったりとしたイントロから味がある。とにかく、スコハミのテナーの音が実に良い。スッと伸びた暖かいトーンと鼻歌を唄うようなフレーズ。歌心満点のアドリブ展開には惚れ惚れする。

デナ・ディローズのピアノをメインとしたリズム・セクションが、これまた、暖かで弾力があって温和な音で良い雰囲気。絵に描いた様な「ハードバップなリズム・セクション」。良い感じだ。こんなにハードバップなリズム・セクションをバックにしているのだ。スコハミはとても気持ちよさそうに、スイング・テナーを吹きまくる。演奏される曲はどれもが、お馴染みのスタンダード・ナンバー。これがまた良い。

ハードバップの全盛期から既に半世紀以上が経っている。ハードバップを基調とするスタンダード・ナンバーの演奏。手垢が付いて聴き飽きた演奏かと思いきや、まだまだ新鮮な響きが美しく、アドリブの展開はイマージネーション豊かで、全く以て飽きが来ない。不思議なことだが、これがジャズの面白いところ。まだまだ、ハードバップな演奏は深化していくに違いない。
 
 
 
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2019年9月20日 (金曜日)

王様「サッチモ」は最高である

この2〜3日で一気に涼しくなった千葉県北西部地方。もう夏の猛暑が戻ってくることは無い。と感慨に耽っている間に、もう秋分の日である。確かに日が短くなってきたことを強く感じるようになった。いよいよ、物寂しい秋の夕暮れである。しかし、これだけ涼しくなると、どんな内容のジャズもOKである。

Louis Armstrong and His All-Stars『Satch Plays Fats』(写真左)。1955年4月26日、5月3日の録音。Columbia レコードからのリリース。プロデュースは「George Avakia」。1954年録音の『プレイズ・W.C.ハンディ』と1955年録音の本作が「コロンビアの傑作2枚」である。

1954年録音のハンディ集で緊迫感が心地良かったが、この1955年録音は「ファッツ・ウォーラー集」。一聴すれば直ぐ判るが、アルバムの演奏全体がリラックスした雰囲気に包まれている。これがこの盤の一番の聴きどころ。サッチモ(ルイ・アームストロングの愛称)のボーカルもホンワカ長閑で暖かく、トランペットは温かみのある「ブリリアントな音」に包まれる。
 
 
Satch-plays-fats-1  
 
 
トロンボーンのトラミー・ヤングをはじめ、クラリネットのバーニー・ビガードなど、サッチモと気心の知れた仲間の演奏がとても心地良い。そんなバックに恵まれて、サッチモはボーカルにトランペットに、実にリラックスした、溌剌としたプレイを聴かせてくれる。マイルス・デイビスいわく「ルイが悪かったときは記憶にない」。

もちろん、演奏のスタイルはハードバップやモードではない。スイング・ジャズのスタイルではあるが、極端なスタイルへの傾倒は無い。ここにあるのは、聴いて心地良い「ジャズ」である。サッチモのジャズ。4ビートが心地良く、サッチモのダミ声ボーカルが心地良く、サッチモのブリリアントなトランペットが心地良い。

僕は若かった頃、このサッチモのダミ声ボーカルが苦手で、トランペットの凄さが理解出来なかった。若気の至り。いつ頃からだろう、サッチモの良さが理解出来る様になったのは。確か40歳を過ぎた頃かな。つまりは、サッチモを理解するには年齢が必要なのかなあ。でも、歳を取ることで、若い頃よりもアドバンテージが取れるというのは、意外と嬉しいものだ。
 
 
 
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2019年9月10日 (火曜日)

サッチモの素晴らしさを聴く

ジャズを聴き始めた頃、僕は「ルイ・アームストロング(愛称サッチモ)」の良さが良く判らなかった。もともと彼の事をボーカリストだと思っていたこともある。あの「ダミ声」がどうにも理解出来ない。また、ジャズ者初心者なので、彼のトランペットの凄さも判らない。いやはや、若気の至り、汗顔の至りである。

それでも、あのマイルス・デイヴィスをして「サッチモは偉大だ。彼が歴代での最高のトランペッターだ」とべた褒めである。というか、有名なジャズメンというジャズメンが全て、サッチモは最高だ、と言う。これには焦った。なんで僕はサッチモの良さが判らないのか。サッチモの存在は僕のコンプレックスのひとつだった。

『Louis Armstrong Plays W.C. Handy』(写真)。1954年7月12日の録音。Columbiaレコードからのリリース。プロデューサーは George Avakian。Louis Armstrong and His All-Starsの演奏になる。パーソネルを見渡しても、知っている名前はいない。演奏の雰囲気を聴いていると、皆、スイング・ジャズ時代からのメンバーであろう。これが実に良いジャジーな雰囲気を醸し出している。
 
 
Armstrong-plays-wc-handy
 
 
ジャズ者初心者の時代以降、この盤を再び聴いたのは、今から20年ほど前、年齢的に40歳を過ぎた頃である。さすがに、20年ほどジャズを聴き続けて来たことはある。サッチモの「ダミ声」ボーカルが、ダンディズム溢れる、良い雰囲気のボーカルだと感じる様になり、この魅力的な低音「ダミ声」ボーカルで、W.C. Handyの名曲を歌い、トランペットを吹き上げるのだから堪らない。

そして、サッチモのトランペットにも参った。まず音が大きく綺麗でブリリアント。トランペットはこうならして欲しい、という好例がこのサッチモのトランペットにある。そして、歌の伴奏でのサッチモの吹き回しが、これまた「素敵」だ。歌の合間に鼻歌のように入るチェイスや、間奏でのソロ・パフォーマンスは歌心とダンディズム溢れるブリリアントな吹き回しで、ボーカルの存在を一層、際立たせる。

ジャズを聴き初めて20年ほど経って、やっとサッチモの素晴らしさが理解出来た。嬉しかった。コンプレックス解消である。今では、時々、サッチモ盤を引っ張り出しては、我がバーチャル音楽喫茶『松和』の昼下がりに流している。サッチモの魅力的な低音「ダミ声」ボーカルに身を委ね、ブリリアントなトランペットに耳を傾ける。全く以て「至福の時」である。
 
 
 
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2019年6月22日 (土曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・70

このサックスのレジェンドも、我が国での人気はイマイチの様な気がする。そのサックスの魅力に填まったジャズ者の方々は「大のお気に入り」のテナー・サックス奏者の1人に絶対になるのだが、何故か日本のジャズ盤紹介本やジャズ雑誌のアルバム紹介には、なかなかこのテナー・サックスのレジェンドの名前は挙がらない。
 
そのレジェンドの名は「デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)」。愛称「デックス」。1923年、米国ロサンゼルスの生まれ。1940年代後半にはビ・バップの流行の中で優れた内容のリーダー作をリリース。『Dexter Rides Again』などがそうである。1950年代前半では『Daddy Plays the Horn』『Dexter Blows Hot and Cool』などのハードバップ初期の好盤をリリース。日本のジャズ盤紹介本などで「デックス」の名前が挙がるのはこの辺のリーダー作である。

しかし、1950年代後半は麻薬の影響でスランプに陥る。そして、1960年代初頭から1976年にかけて渡欧し、フランスやデンマークを拠点に活動。この期間には、ブルーノートやスティープルチェイスに内容の濃い好盤を結構な数、リリースしているのだが、我が国のジャズ盤紹介本でそのアルバム名が挙がることは殆ど無い。そして、1976年、米国に戻り、米国での活動を再開する。コロンビアを中心に好盤を連発するのだが、これがまた、我が国のジャズ盤紹介本にそのアルバム名が挙がることは無い。
 
 
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Dexter Gordon Quartet『Manhattan Symphonie』(写真左)。1978年5月の録音。ちなみにパーソネルは、George Cables (p), Eddie Gladden (ds), Rufus Reid (b), Dexter Gordon (ts) 。デックスのサックス1管、ワンホーン・カルテットである。リズム隊は、ケイブルスをピアノに、ベースにリード、ドラムにグラッデン。優れた中堅どころの名手達である。

LP時代では2枚組のボリューム。デックスのテナー・サックスは1940年代から殆ど変わらない。どこか哀愁漂う、大らかで豪快&繊細なテナー。テクニックにも優れるが、彼のブロウは常に「歌心」優先。John Coltraneの名演カバーの「Moment’s Notice」、Donald Byrd作「Tanya」、12分超に及ぶ有名スタンダード「Body And Soul」等、歩く速さの様なミッドテンポの曲がメインで、悠然としたデックスのテナーが心ゆくまで楽しめる。

決してテクニックに走ることは無い。しっとりしたメロウな演奏をメインに、デックスのテナー・サックスが悠然と鳴り響く。どこか哀愁漂う、大らかで豪快&繊細なデックスのテナー。実に魅力的で思わず聴き惚れてしまう。LP2枚組のボリュームも決して飽きることは無い、どころか一気に聴き切ってしまうほど。バックのリズム隊の健闘しており、サックス1管、ワンホーン・カルテットとして、クオリティの高い、ナイスな内容の好盤である。
 
 
 
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2018年6月16日 (土曜日)

フリードマンの魅力を再認識

ジャズの世界は、21世紀に入って、若手もどんどんレビューしてくるのだが、意外とベテラン勢も健闘している。この辺がジャズの面白いところで、若くて勢いがあれば良いという単純なものでは無い。年齢を重ねての「味」や「深み」もジャズにとって重要な要素で、かなりの年齢を重ねたベテランも、モチベーションとテクニック次第で十分に活躍できるのだ。

ドン・フリードマン(Don Friedman)。もそんなベテランの一人である。1962年録音の『Circle Waltz』だけが、突出して代表作として紹介されるピアニストである。個性の基本は「ビル・エヴァンス」。評論家筋からはエヴァンス派の一人で、エヴァンスと瓜二つな個性とされるが、フリードマンのピアノはエヴァンスの耽美的で流麗なタッチの部分だけをピックアップしたもので、エヴァンスの単なるコピーでは無い、と僕は評価している。 

但し、エヴァンスの潜在的資質であるバップ・ピアノの部分、いわゆるバリバリ弾きまくる部分がフリードマンには希薄なので、耽美的で流麗なタッチが中心の中で、どこまで演奏にメリハリを付けるか、という部分がポイントになる。この部分が疎かになると、フリードマンのリーダー作は一気に「地味な」パフォーマンスになってしまう。
 

Prism  

 
Don Friedman『Prism』(写真左)。1997年7月、ミラノでの録音。2008年のリリース。ちなみにパーソネルは、Don Freidman (p), Marco Ricci (b), Stefano Bagoli (ds)。イタリア人リズム陣と吹き込んだピアノ・トリオ作品になる。ホールで演奏しているかのような、余韻を残した澄んだ音色が心地よく、欧州の録音やなあ、と感心する。

21世紀に入って、活発な活動が頼もしいフリードマンであったが、従来の耽美的で流麗なタッチに加えて、力強いタッチを織り交ぜる様になり、以前よりプレイにメリハリが付いていて、アルバム全編に渡って緩むことは無い。逆に、柔軟でタイトなイタリア人リズム隊を得て、硬軟自在にアドリブ・フレーズを展開する。

フリードマンは、1935年生まれなので、この盤の録音時は62歳。脂がのりきった大ベテランの域に達した年齢。その年齢と経験を活かした、充実感溢れるピアノ・トリオのパフォーマンスは見事である。そして、この盤を録音した19年後、2016年に81歳で永眠する。忘れかけていたフリードマンの魅力を再認識させてくれた、今回のこの1997年録音のリリースの意義は大きい。

 
 

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2017年11月26日 (日曜日)

「ハッピーな演奏」が実に良い

ジャズはコンスタントに新作をリリースし続けている。我が国では、ジャズはマイナーな音楽ジャンルと言われて久しい。しかも難解な音楽で苦手だ、聴く気にならない、という人が多い。それなのに我が国でも、なぜ一定数、毎月毎月、コンスタントに新作がリリースされ続けているのか。不思議と言えば不思議である。

ジャズは年齢がいけばいくほど、奥が深く渋みが出て、味わいの深いものになる。これは演奏する方も聴く方も同じで、ジャズにおいては、ベテランの役割は重要である。60歳以上のベテランの新作も、かなりの割合でリリースされ続けている。これは実に喜ばしいことである。ベテランのプレイは滋味に富んでいる。聴き心地が良く、聴き応えがあるものが大多数である。

Vincent Herring『Hard Times』(写真左)。先月の下旬のリリース。ちなみにパーソネルは、Vincent Herring (as, ss), Cyrus Chestnut (p, fender rhodes), Yasushi Nakamura (b), Carl Allen (ds)。special guests : Nicolas Bearde (vo), Russell Malone (g), Steve Turre (tb), Brad Mason (tp), Sam Dillon (ts)。サイラス・チェスナットのピアノをベースにしたリズム・セクションに、ヴィンセント・ハーリングのサックスのワンホーン・カルテットがメイン。
 

Vincent_herring_hard_times

 
現代ジャズ・アルトのレジェンド、ハーリングが溌剌としたプレイを繰り広げている。バックは、長年の盟友、チェスナットのピアノ・トリオ。これがまた、実に具合が良い。極上のハードバップ演奏が実に心地良い。この盤の演奏を聴いていると、難しい理屈などいらないよ、と言われているみたいな「ハッピーな演奏」が実に良い。

「音楽は常に私にとってポジティブなものでした。音楽によって私はいつも気分を持ち直すことができたのです」とはハーリングの弁。よって「少なくとも1時間くらいは、現代生活の混乱を和らげられるような作品にしたい、と願って制作」された、とのこと。良い話である。確かに、この作品は「ハッピーな内容」で埋め尽くされている。

聴いていて、心から「ジャズって良いなあ」と思える、素敵な盤である。ネオ・ハードバップの良いところがギッシリと詰まっている。こういう盤が、今、この時代にリリースされることを頼もしく思う。ジャズを聴いてきてよかったなあ、と思える瞬間である。

 
 

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