2020年4月 3日 (金曜日)

追悼 エリス・マルサリス。

つい先日、ウォレス・ルーニーの悲報に接したと思ったら、昨日、また悲報が続いて入ってきた。なんと、エリス・マルサリスが新型コロナ感染に伴う合併症により逝去したとのこと。享年85歳。ブランフォード、デルフィーヨ、ジェイソン、ウィントンの「マルサリス4兄弟」の父であり、渋い玄人好みのジャズ・ピアニストでした。実に残念です。

エリス・マルサリス(Ellis Marsalis)は、米国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身。ディラード大学でクラシック音楽を学びながら、担当楽器をサックスからピアノに変え、ニューオリンズを拠点にジャズ・ミュージシャンの活動を展開。1970年代には「the New Orleans Center for Creative Arts」で教鞭を執っている。Terence Blanchard (tp), Harry Connick Jr. (vo), Donald Harrison (sax), Marlon Jordan, (tp) and Nicholas Payton (tp) などは、彼の教え子である。

エリス・マルサリスは、リーダー作を約20枚程度、リリースしているが、どれもが優れた内容となっていて立派だ。彼のピアノは、端正で正確、まるでクラシック・ピアノの様だが、フレーズにオフビートがしっかり効いていて、端正でありながらジャジーなフレーズが個性。タッチは明快。右手はハッキリと旋律が浮かび上がり、ハンマー奏法とまではいかないが、左手の低音は歯切れ良く響く。他にありそうで無い、エリスならではの個性である。
 
 
Heart-of-gold
 
 
Ellis Marsalis『Heart of Gold』(写真左)。1991年録音のコロンビア盤。ちなみにパーソネルは、Ellis Marsalis (p), Ray Brown (b), Billy Higgins (ds)。ピアノのエリス・マルサリスをリーダーとしたピアノ・トリオ盤。録音当時、エリス・マルサリス(1934年生まれ)は57歳、ビリー・ヒギンス(1936年生まれ)は55歳、レイ・ブラウン(1926年生まれ)は65歳。メインストリーム・ジャズ志向のベテラン3人が集結。

レイ・ブラインだけが、エリスより8歳年上の60歳代。レイ・ブラウンがサイドマンになった時の傾向として、結構、ブンブンと前へ前へ出るのかな、と思ったら、録音バランスとも相まって、良い感じに後ろに控えて、秀逸なウォーキング・ベースを聴かせている。ヒギンスは一番年下なんだが、さすがモード・ジャズに揉まれてきただけあって、単調なリズムを刻みつつけること無く、寄り添うようにエリスのピアノに柔軟に反応している。

エリス・マルサリスのピアノの個性がしっかり確認出来る、好ピアノ・トリオ盤だ。アップテンポの演奏は無く、ミドル・テンポのゆったりとした演奏が心地良い。それでいて、さすが名うてのベテラン3人のトリオ演奏、適度に張ったテンションがアルバム全体の雰囲気をグッと引き締めている。しかし、こんな好演をしているエリスが、この盤を録音した29年後、新型コロナウィルスで逝去するとは。実に無念です。ご冥福をお祈りします。
 
 
 

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2020年3月16日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・163

なんだかんだ言っても、ウィントン・マルサリスは、ジャズ・トラペッターの中での屈指のレジェンドである。純ジャズ復古の中核人物の一人として新伝承派を牽引し、ネオ・ハードバップまで深化させた功績は大きい。マイルスやコルトレーンの様な「イノベーター」では無かったが、フュージョン・ジャズの次のトレンドを担い、それを深化させた「プロデューサー」であった。

Wynton Marsalis『J Mood』(写真左)。1985年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp), Marcus Roberts (p), Robert Hurst III (b), Jeff "Tain" Watts (ds)。前作までの兄弟フロントを解散し、ウィントンのトランペット1本の単独フロント。そして、バックのリズム・セクションもドラムのワッツは留任したが、ピアノはマーカス・ロバーツに、ベースはロバート・ハーストに代わった。

ブランフォードとの兄弟フロントは、ウィントンにとって何かとやりにくかった様に思う。ブランフォード自身がウィントンに負けず劣らず、ジャズマンの資質に恵まれているのと、ウィントンと同等のリーダーシップの持ち主だったが故に、兄弟フロントを組んだ前2作の内容からすると、曲によっては「どちらがリーダーなのか判らん」雰囲気が見え隠れしていた。当時、ブランフォードとウィントンはジャズに対する志向が異なって来ていたので、今回、ウィントンのワンホーンとなってスッキリした。
 
 
J-mood  
 
 
良く出来た盤である。良いところを上げたら切りが無い。それまでのジャズの演奏トレンドや演奏に関するインフルエンサーのスタイルの全てを融合・圧縮して、この盤の中に散りばめられている。理路整然とした、それでいて理屈っぽくない、ハイテクニックなモード・ジャズ。かなり難度の高いモード演奏を、カルテットのメンバーはいとも容易く、クールな雰囲気でクリアしていく。楽器演奏を体験してきた者にとっては、一瞬、背筋が寒くなる位のスリリングな展開が凄い。

全編オリジナルで固めた「第一期ウィントン」の完成形といえる。ウィントンのトランペットがワンホーンで伸び伸びしている。クールでストレートな表現で、一気にモーダルな表現〜展開を吹き切ってしまう潔さ。そして、マーカス・ロバーツのピアノが素晴らしい。特に、ウィントンがフロントに出た時の、限りなく自由度高く吹きまくるウィントンを、鼓舞しサポートするバッキングの上手さときたら、聴いていて惚れ惚れする。

「抑制の美学」。1960年代前半にマイルスがモード・ジャズで表現した「クールな抑制の美学」が、このウィントンの盤にしっかりと在る。そういう意味で「温故知新」という四文字熟語がピッタリの演奏の数々で、この盤は「純ジャズ復古の一里塚」的存在だと僕は解釈している。ネオ・ハードバップの第一歩とも言うべき、素晴らしく「純ジャズらしいモード・ジャズな演奏」に一度は耳を傾けて欲しい。
 
 
 

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2020年3月15日 (日曜日)

現代のネオ・ハードバップの起点

ウィントン・マルサリスは希有なトランペッターである。ジャズ・トランペッターとしては、私見ではあるが、クリフォード・ブラウン、マイルス・ディヴィス、リー・モーガンに次ぐ、ジャズ界最高のトランペッターの一人、と思っている。まず、テクニックが凄い。余芸でクラシック・トランペットのアルバムを出して、クラシック界で一定の評価を得ている位だ。加えて「歌心」がある。

しかし、ジャズに対して、非常に「生真面目」で、ビ・バップからハード・バップこそが「真のジャズ」であり、他のエレ・ジャズ、フュージョンやクロスオーバー・ジャズ、フリー・ジャズ、ファンキー・ジャズなどは、本来のジャズでは無い、堕落したジャズだ、と言い切る。これが、ウィントンに対する「好き嫌い」を分ける大きな要因になっている。全く、そんなこと言うから誤解され、色眼鏡で見られるんだよなあ。悪気は無い。ただ「生真面目」なだけ、なんですけどね。

Wynton Marsalis『Black Codes (From the Underground)』(写真左)。1985年リリース。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp), Branford Marsalis (ts, ss), Kenny Kirkland (p), Charnett Moffett (b), Jeff "Tain" Watts (ds)。ウィントン+ブランフォードの「マルサリス兄弟」の2管、バックに、カークランドのピアノがメインの、モフェットのベース、ワッツのドラムのリズム・セクションが控えるクインテット構成。
 
  
Black-codes
 
 
パーソネルを見ただけで、出てくる音が想像出来るが、僕はこの盤の音が好きだ。この優秀なサイドメンに恵まれて、ウィントンがそのトランペットの「個性と想い」を100%出し切った好盤といえる。冒頭のタイトル曲「Black Codes」から、ラストの「Blues」まで、この盤に収録されている演奏は全て「充実」の一言。緩んだところなど微塵も無い。優れた演奏テクニックをベースに、モード・ジャズがベースのコンテンポラリーな純ジャズが展開される。

リリース当時は、テクニックをひけらかし過ぎる、スリルに乏しい、堅苦しく生真面目、などと揶揄する向きもあったが、いずれも「的外れ」な評価だなあ、と今になって思う。当時の高いレベルの演奏テクニックは、今やほぼ当たり前の状況になったし、テクニックが優秀なので「破綻しそうな」スリルは当然無いし、生真面目で何が悪い。この盤にあるのは、生真面目で高度なモード・ジャズである。ここまで理路整然と洗練されたモード・ジャズとなると、これは「アート」である。

現代のネオ・ハードバップの起点となるイメージの演奏の数々。そんな象徴的な演奏がこの盤に詰まっている。この盤の収録曲を見渡すと、全7曲中、6曲がウィントンのオリジナル。前クインテット作『Think of One』にも増して、何の気兼ねも無く、テクニックの限りを尽くして吹きまくるウィントン。そんなウィントンの生真面目さ、ひたむきさが良い方向に出た好盤だと思う。この盤には「例の蘊蓄」を垂れるウィントンはいない。
 
 
 
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2020年3月14日 (土曜日)

「素のジャズマン」のウィントン

ウィントン・マルサリスは誤解されることが多い(その殆どが並外れた彼の才能へのやっかみが原因なんだが)。彼が提唱し推進する伝統的ジャズの再評価と復刻・保存・発展についても、とやかく言われることが多い。まあ、ストイックなスイング、ビ・バップからハード・バップが「伝統的なメインストリーム・ジャズ」であり、エレクトリック・ジャズ、フュージョン・ジャズ、フリー・ジャズ、ファンキー・ジャズなどは、本来のジャズでは無い、という旨の、偏った発言をしたこともあり、誤解されても仕方がないんだけれど ・・・。

そんなウィントン、「Standard Timeシリーズ」なるスタンダード集を第1集〜第6集まで出している。これがまあ、有名スタンダード曲から、マニアックな知る人ぞ知る的なスタンダード曲まで、様々なスタンダード曲をカヴァーしている。これがなかなかの内容で聴き応え十分。さすがウィントンと思うんだが、トラペッターとしてウィントンは、スタンダードの焼き直しより、オリジナル曲による演奏の方が僕は好きだ。スタンダード曲集は伝統的ジャズの範疇なので、ウィントンはかなり生真面目に演奏していて、ちょっと固くて、ジャズ的な面白さが半減している。

Wynton Marsalis『Think of One』(写真左)。1983年のリリース。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp), Branford Marsalis (ss, ts), Kenny Kirkland (p), Phil Bowler (b), Ray Drummond (b), Jeff "Tain" Watts (ds)。マルサリス兄弟がフロント2管のクインテット編成が基本。ちなみにウィントンの兄はサックス奏者のブランフォード・マルサリス、弟にトロンボーン奏者のデルフィーヨ・マルサリス、ドラム奏者のジェイソン・マルサリス。4兄弟でジャズ・ミュージシャンという珍しい存在。
 
 
Think-of-one  
 
 
さて、アルバムの話を。この盤、ウィントン22歳の完璧な演奏である。この盤のリリース当時、即ゲットして聴いたのだが、ジャズにおいて、これだけ格調高く、アーティスティックに演奏することが出来るとは思わなかった。収録された8曲の内訳として、3曲がスタンダード、3曲がウィントンのオリジナル、あと2曲はバンド・メンバーのオリジナル、となっている。この盤では、特にこのウィントンとバンド・メンバー(カークランドとドラモンド)のオリジナルでの演奏が充実している。

オリジナル曲なので、何の気兼ねも無く、テクニックの限りを尽くして吹きまくっているウィントンが頼もしい。バックのメンバーの演奏も同様で、清々しいまでの、技術の限りを尽くして、吹き倒し、弾き倒すこの盤の内容は「聴きもの」である。曲毎のアレンジも洒落ていて、間を活かした余裕ある演奏傾向も含めて、この盤については「テクニックの高さ」が耳に付かない。逆に爽快感すら感じるテクニックの高さ。アレンジと、それぞれのミュージシャンの持つ「歌心」の賜である。

テクニックの限りを尽くして、良きアレンジの下、トランペットを吹きまくるウィントンのひたむきさ、真摯さが良い方向に出た好盤である。ジャズにポップな要素を求める向きにはちょっと聴き疲れするかもしれないが、現代ジャズの、特に80年代ネオ・ハードバップの1つの基準となる位の高いレベルの内容で、ジャズを聴く上では避けて通れない盤だと僕は思う。この盤のウィントンは、例の理屈っぽいウィントンでは無い。素のジャズマンとしてのウィントンがこの盤には存在している。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
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【更新しました】2020.03.08
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2019年12月15日 (日曜日)

ジャズ・メッセンジャーズの復活

つい最近知ったのだが、今年って、アート・ブレイキーの生誕100年だそう。そうか、ブレイキーは1919年10月11日生まれだから、確かに今年で100歳になるのか。うっかりしていたなあ。どうりでジャズ雑誌とかで、ブレイキーの特集が組まれてる訳だ。そう言えば、ブレイキーは1990年10月16日に亡くなっているので、来年は没後30周年になる。

アート・ブレイキーと言えば「ジャズ・メッセンジャーズ」。リーダーのブレイキーが1990年に亡くなった時点で活動終了となる迄、35年以上に渡って存在したジャズ・コンボで、優秀な若手ジャズマンの登竜門として、多くの一流ジャズメンを輩出している。そういう面から「ブレイキー・ジャズ道場」とも呼ばれている。

活動のピークは2度ある。最初のピークは、1950年代後半、ベニー・ゴルソンを音楽監督として迎えた時期に「モーニン」「ブルース・マーチ」などのヒットを放った頃から1960年代中盤まで。2回目のピークは、1980年、わずか18歳のウィントン・マルサリスが加入して以降、1980年代後半までである。特に、トランペット奏者に恵まれた時期に、コンボとしての充実期が被る傾向にある(と僕は思っている)。
 
 
Art-blakey-in-sweden  
 
 
Art Blakey & the Jazz Messengers『Art Blakey in Sweden』(写真左)。1981年の作品。ちなみにパーソネルは、Art Blakey (ds), Wynton Marsalis (tp), Bobby Watson (as), Bill Pierce (ts), James Williams (p), Charles Fambrough (b)。ウィントン・マルサリスとボビー・ワトソン、ビル・ピアースをフロントにフィーチャー。新しい響きだらけのハードバップ。

1970年代後半、スターと呼ぶべき魅力のある若手サイドメンが不在となり、ジャズ・メッセンジャーズの暗黒時代と呼ばれる時期を経て、1980年代初頭、天才トランペッターウィントン・マルサリスの参加によって、ジャズ・メッセンジャーズは完全に息を吹き返し、2度目の活動のピークを迎えることになる。その片鱗が、このライブ盤に詰まっている。とにかく、ハードバップではあるが響きが全く新しい。

1980年代半ばの「純ジャズ復古」に向けて、この新生「ジャズ・メッセンジャーズ」から、新しい時代の、新しいハードバップが始まった。ジャズは即興の音楽。アドリブの音楽。自由度の高い音楽。この新生「ジャズ・メッセンジャーズ」の音を聴いていると、ジャズの可能性はまだまだ無限だなあ、と改めて感じる。『Art Blakey in Sweden』、良いライブ盤である。
 
 
 
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2019年2月28日 (木曜日)

JLCOのジョン・ルイス作品集

リンカーン・センターは、ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイドにある総合芸術施設。そのセンターの1部門が「Jazz at Lincoln Center(略称JALC)」。JALCの芸術監督はウィントン・マルサリス。このウィントンが率いるジャズ・オーケストラが「Jazz at Lincoln Center Orchestra(JLCO)」。JALCの常設オーケストラである。ウィントンが主宰するジャズ・オーケストラなので、設定されるテーマは真面目そのもの。

そう言えば、最近、ウィントンの新作を見なくなった。いつの頃からか、ブルーノート・レーベルからの新作のリリースが途絶え、マイナー・レーベルから何枚かリリースしている。逆に、ウィントンが出演するアルバムはJLCOものが半数以上を占めるようになる。つまり、21世紀に入ってからは、ウィントンを聴くなら「JLCOもの」は外せない、という状況になっている。

Jazz at Lincoln Center Orchestra『The Music of John Lewis』(写真左)。今回、なかなか楽しめたJLCOものがこれ。2013年1月19日の録音。モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)のピアニストであり、音楽監督でリーダーでもあるジョン・ルイスの作品集。ジョン・ルイスはクラシックに根ざした音楽理論をジャズに持ち込んだりして、ちょっとアカデミックなところがあるんだが、作曲家としてはなかなか印象的な曲を沢山書いている。
 

The_music_of_john_lewis_jlco  

 
そんなジョン・ルイス作の名曲の数々を、ウィントン・マルサリス率いる名門JLCOがスモールコンボ編成からビッグバンド・スタイルまで様々なフォーマットで演奏している。これが聴きもの。全編に渡ってアレンジがふるっている。演奏の編成ごとに最適なアレンジが施されていて、曲毎に明確な変化があって聴いていて楽しい。ジャズならではのアレンジの多彩さを存分に楽しむ事が出来る。

このアルバムでも、ウィントンのトランペットは申し分無い。非の打ち所が無くて逆に印象に残りにくいのが玉に瑕ではある。逆に、ニューオリンズのジャズピアニスト、ジョナサン・バティストをフィーチャーした演奏の数々は印象に強く残る。ジョン・ルイスの曲のフレーズが米国南部のルーツ色豊かなジャズ・ピアノにぴったり合うとは、ちょっとビックリである。

ジョン・ルイス作の楽曲を判り易くポップにアレンジして、オーケストラで演奏するなんて発想がユニークですね。そんなユニークな発想を、ジャズとして先端をいく「ネオ・ハードバップ」な演奏に昇華しているところはJLCOのポテンシャルの高さを物語っています。ジョン・ルイス作の楽曲のフレーズを楽しむも良し、ジャズ・オーケストラの変幻自在な演奏を楽しむも良し、この「JLCOもの」は、なかなかの内容です。

 
 
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2018年10月23日 (火曜日)

ウィントンの考えるブルース集

ウィントン・マルサリスは、ジャズ・トランペットの代表的存在、とされるが、振り返ってみると「決定打」に乏しい、と僕は感じている。デビュー盤の『ウィントン・マルサリスの肖像』は素晴らしかった。しかし、それ以降、どうにも良いアルバムは出すには出すんだが、聴いていて「どこかつまらない」。

ウィントンがリーダーのそれぞれのアルバムにはテーマがあるみたいなんだが、それを生真面目に100%の力で表現しようとする。しかも、そのテーマについて、研究に研究を重ね、あらゆる好要素を集めて演奏に散りばめる。そこにウィントンの途方も無いテクニックを駆使して、その好要素を全て完璧に演奏してしまう。見事という他ない。しかし、ちょっと窮屈で遊びが無くて息が詰まる思いに駆られる。

Wynton Marsalis『Thick in the South : Soul Gestures in Southern Blue, Vol. 1』(写真左)。1991年のリリース。タイトルからも判る様に企画ものである。今回のテーマは「ブルース」。Vol. 1〜3まで、3枚のブルース集を1991年に集中してリリースしている。

しかしなあ。先のスタンダード集は頭でっかちで作られている感が強く、高い演奏テクニックを嫌と言うほど聴かされ、はっきり言って、Vol. 1以外は「面白く無かった」。このブルース集もその二の舞ではあるまいか。
 

Thick_in_the_south

 
Wynton Marsalis (tp), Joe Henderson (ts), Marcus Roberts (p), Robert Hurst (b), Elvin Jones, Jeff "Tain" Watts (ds)。パーソネルを見て、ちょっとホッとする。

フロントの相棒に、捻れテナーのベテラン、ジョーヘンを配し、ドラムには、伝説のポリリズム、レジェンド級のドラマー、エルビンが座る。この2人の存在が大きい。マルサリスの仲間である「新伝承派」で固めていない分、頭でっかち感、作られている感、テクニックひけらかし感が押さえられていて、なかなか充実した内容になっている。

テナーのジョーヘンが気持ちでブルースを吹き上げ、エルビンは「血」でブルージーなポリリズムを叩きまくる。そこに、マルサリスを始めとする「新伝承派」の面々が絡んでいく。頭でっかちでは太刀打ち出来ない。「損伝承派」の面々も気持ちと「血」でブルースを紡ぎ上げていく。

テクニックひけらかし感は抑制されたが、まだまだテクニックを前面に出しすぎるきらいはあるが、まずまずよく出来たブルース集に仕上がっている。ブルースのジャズ的解釈には「独りよがり感」は感じるが、ウィントンの解釈として聴けば、これはこれでアリかな、と思う。我が国ではあまり話題に挙がるアルバムでは無いが、一聴に値する好盤だと思います。

 
 

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2018年9月 7日 (金曜日)

なんだか扱いが難しいモンク集

ウィントン・マルサリスの「Standard Time」シリーズは全6作。ウィントンの考える「スタンダード曲の演奏」がズラリと並ぶ。スタイルは、オールド・スタイルからネオ・ハードバップ。いわゆるデキシーランド・ジャズからハードバップまで。どうも、ウィントンのジャズの範疇は、この「デキシーランド・ジャズからハードバップまで」らしい。

しかも、このスタンダード曲集はどれもが「作り込んだ感」が満載。過去のハードバップを研究し、自分にとって良い響きのハードバップの良いところを寄せ集め、考え抜いたアレンジに乗せる。感性に任せた即興演奏の産物ではない。「頭を使ったジャズ」である。演奏自体もハイテクニックな非の打ち所のないもの。クールを通り越して人工的ですらある。

Wynton Marsalis『Standard Time, Vol. 4: Marsalis Plays Monk』(写真左)。1999年のリリース。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp), Wessell Anderson (as), Wycliffe Gordon (tb), Eric Reed (p), Ben Wolfe, Reginald Veal (b), Herlin Riley (ds), Walter Blanding, Victor Goines (ts)。う〜ん、ほとんど知らないジャズメンばかり。辛うじて、ピアノのエリック・リードはお気に入りのピアニストの一人。
 

Standard_time_vol4

 
このスタンダード・タイムの4作目はタイトル通り「セロニアス・モンク集」。セロニアス・モンクのオリジナル曲が13曲。圧巻である。このセロニアス・モンク集でも「頭を使ったジャズ」は全開。過去のセロニアス・モンクの演奏をよく聴き込み、セロニアス・モンクの曲をよく研究している。セロニアス・モンクの曲の良いところを集めて凝縮し、新しい響きのセロニアス・モンクを「再構築」している。即興演奏の香りはあまりしない。

頭で考え、頭で演奏した「セロニアス・モンク」。モンク独特の響き、音の飛び方がいかにも「人工的」。知力を尽くして、今までのセロニアス・モンクの演奏の中で、ウィントンが好きな音を、ウィントン好みのアレンジと高テクニックで再現している。理路整然としたセロニアス・モンク。しっかりとアレンジされているので、モンク本人の様な「サプライズ」は全く無い。

ここまで、理路整然とされると、セロニアス・モンク集と言われても、どこがセロニアス・モンクなんだろう、と思ってしまう。確かによく考え、よく作り込んだなあ、と感心する。内容はなかなかのもの。でも、モンクの曲と演奏を理路整然と再構築するには無理があると思うなあ。よって、聴いてみると、上手いんだが、なんだかつまらない雰囲気が漂う。モンクの曲を理路整然と演奏してもなあ。でも、中の演奏は高度で内容の濃いもの。なんだか扱いが難しいアルバムです。

 
 

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2018年9月 6日 (木曜日)

ジャズ演奏の優れた例のひとつ

ジャズにとって「スタンダード曲」は無くてはならない存在で、この「スタンダード曲」を通じて、それぞれのジャズメンの個性の違いを確認したり、それぞれのジャズメンの解釈を楽しんだりする。テーマ部の旋律は同じだけれど解釈も違う。アドリブ部に入ると、テーマ部の旋律のコード進行から発展したり、基音からモーダルなアドリブが展開されたりする。これがまあ、それぞれ演奏毎に違っていて、いわゆる「ジャズの醍醐味」の1つである。

新伝承派のリーダー、ウィントン・マルサリスは、このスタンダード曲だけを採用した企画盤を6枚出している。ジャズとして、一番優れた演奏・アレンジ・展開を提示した格好になっているが、今から振り返ると、このウィントンのスタンダード曲の演奏・アレンジ・展開は、ジャズの「スタンダード曲」を基にした演奏の「優れた例のひとつ」に留まっている。そう、ジャズは懐深く、裾野が広い。優れたジャズ演奏といっても、1つのパターンに収束することはあり得ない。

Wynton Marsalis『Standard Time, Vol. 3: The Resolution of Romance』(写真左)。1990年5月のリリース。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp, vo), Ellis Marsalis Jr. (p), Reginald Veal (b), Herlin Riley (ds)。ウィントンの父君である、エリス・マルサリスがピアノで共演している。スタンダード曲だけを採用した企画盤の3枚目になる。
 

Standard_time_vol3  

 
サブタイトルが「The Resolution of Romance」なので、リリカルでロマンチックなバラード曲やスロー〜ミッドテンポな曲で固められている。刺激的なところは全く無い、耳当たりの良い、暖かい演奏が展開される。聴いていて思うのは、選曲にも配慮行き届き、アレンジも十分に練られ、演奏も十分にリハーサルを積んだ、しっかり、じっくりと作り込まれたスタンダード曲のジャズ演奏という感じが強く出ている。ジャズの即興性を追求するというよりは、ジャズ演奏の良いところばかりをグッと凝縮した企画盤である。

そんなウィントンのアルバム・コンセプトに従い、父君エリスのピアノが実に良い雰囲気を出している。控えめながらよく唄うピアノで、コードな展開もモードな展開もそれぞれの個性を織り込んで、実に渋く、硬派にメインストリームなジャズ・ピアノを展開為ている。父君エリスは、ハードなモード演奏もこなす「オールマイティー」なジャズ・ピアノなんだが、ここでは実にきめ細やかでリリカル、タッチは堅実でありながら、ロマン溢れるフレーズを供給してくれる。

そんな父君のピアノをバックに、ウィントンのトランペットは相変わらず、ハイテクニックで優等生的な音の伸びと輝き。作り込み感満載なんだが、企画盤として、これは「アリ」でしょう。ジャズの「スタンダード曲」を基にした演奏の「優れた例のひとつ」。作られたジャズという雰囲気が強くする内容で、何度も繰り返し聴く様な盤ではない。意外と「困ったちゃん」なアルバムである。

 
 

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2018年8月31日 (金曜日)

オールド・スタイルなウィントン

ウィントン・マルサリスの考えるジャズは基本的に判り難い。聴き手に迎合することは一切無い、どころか、聴き手を教育する、というか、聴き手を教え導く様なアプローチが見え隠れする。選曲だって、アレンジだって、それまでの通常のジャズとは異なるアプローチをするのだから、何というのか、とても「取っ付き難い」のだ。

Wynton Marsalis『Standard Time, Vol. 2: Intimacy Calling』(写真左)。1991年3月のリリース。録音は1987年9月と1990年8月の2回に分かれる。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp), Wessell Anderson (as), Todd Williams (ts), Marcus Roberts (p), Robert Hurst, Reginald Veal (b), Jeff "Tain" Watts, Herlin Riley (ds)。ウィントンの「スタンダード曲集」の第2弾である。 

選曲からして、ちょっと変わっていて、全編、スローからミッドテンポの曲ばかりで占められている。オールド・スタイルなディキシーランド・ジャズの雰囲気が色濃い演奏から、クールでニュー・ジャズな音の響きが芳しい演奏まで、幅広な展開になっているのが特徴。選曲はアルバム・タイトルからも判る様に「スタンダード曲」ばかりであるが、有名どころから、知る人ぞ知る、までバリエーションに富んでいる。
 

Standard_time_vol2

 
この盤では「オールド・スタイル」なジャズの演奏を再現している。ニューオリンズ・ジャズからスイング・ジャズ辺り。この盤では、ビ・バップは全く無縁。ハードバップもゆったりしたテンポで、決して速いフレーズを吹き回したり、ハイノートを吹き上げたりはしない。静的で理知的で、ハイテクニックなトランペットが響き渡っている。

ピアノのマーカス・ロバーツが良い音を出している。ちょっとウィントンには悪いが、ウィントン抜きのピアノ・トリオの演奏「East of The Sun」が絶品。ロバーツのピアノは理知的でちょっと捻れている。この理知的なところがウィントンのトランペットと実に良く合う。逆に、捻れているところは、絶対にウィントンにはぶつけない。ロバーツのソロで、ロバーツはその「捻れ」をモードに変えて変幻自在に弾きまくる。

静的で理知的で、ハイテクニックな「スタンダード曲集」である。アルバム全体の雰囲気は実にアーティスティック。逆に、ジャズの持つエモーショナルで熱い展開は全く無くて、聴いていて不完全燃焼に陥り兼ねない部分はあるにはあるんですが、アルバム全体の出来も抜群で、これはこれで、トランペットの「スタンダード曲集」として大いに評価出来る盤です。

 
 

東日本大震災から7年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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