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2019年8月16日 (金曜日)

ジャケットで損をしているなあ

ジャズの老舗レーベルであるブルーノートも、4300番台になると、そのポテンシャルも落ちてくる。まず、ジャケットのデザイン。フランシス・ウルフによる象徴的な写真と、リード・マイルズによる画期的なタイポグラフィがガッチリと組み合わさって、ブルーノート独特の、見るだけでブルーノートと判る独特のデザインを提供してきた。
 
しかし、リード・マイルスは、ブルーノートの総帥アルフレッド・ライオンがブルーノートの親会社のリバティを去る時期と前後して、1967年にブルーノートを離れている。ブルーノートの4300番台は1968年辺りから始まっている。つまり、ジャケット・デザインは、もはや統一感は無く、デザイン的にも問題のあるものが多い。どう考えても、ジャズのジャケットとは思えないものが多々ある。
 
つまりは、ブルーノートの4300番台って、この酷いジャケット・デザインで損をしているアルバムが結構あると思っている。例えば、今日聴いた、Stanley Turrentine『Another Story』(写真)。1969年3月3日の録音。ちなみにパーソネルは、Stanley Turrentine (ts), Thad Jones (flh), Cedar Walton (p), Buster Williams (b), Mickey Roker (ds)。
 
 
Another_story  
 
 
パーソネルを見れば、ハードバップ時代からの猛者揃い。特に、一ひねりも二捻りもある「曲者」揃い。このメンバーだと、この盤、なかなかの内容なのでは、と思うのだが、ジャケットが酷い。このジャケットをみれば、まずブルーノートの盤だとは思わないだろう。このジャケットではまず触手が伸びない。よって、この盤、ジャズ盤紹介本で扱われているのは見たことが無い。
 
ですが。この盤、なかなかの内容です。成熟したハードバップが聴ける、なかなかの優れものです。タレンタインのテナーは少しライトに流麗に、耳に優しい響きが魅力的。フリューゲルホーンのサド・ジョーンズは久々の登場ですが、味のあるブリリアントで流麗な音色を聴かせてくれる。この2人のフロント楽器が実に良い雰囲気で、成熟したハードバップなフレーズを心ゆくまで聴かせてくれる。
 
バックのリズム・セクションも「曲者」揃い。ウォルトンのピアノは和音の響きが新しく、ウィリアムスのベースは重心低く流れる様にベースラインを弾きまくる。ローカーのドラムは気持ちの良いポリリズム。上質のハードバップな演奏が詰まっている。この盤が全く人気が無いのが残念だ。このジャケットだ、無理も無い。でも、この盤、探してでも、一度聴いてみる価値はある。タレンタインとサドのフロント2管がとても素敵である。
 
 
 
東日本大震災から8年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年8月11日 (日曜日)

CTIレーベルの「珍獣・珍品」

面白いことに、有名なジャズ・レーベルには、それぞれ必ずと言って良いほど、「珍獣・珍品」な類のアルバムが紛れ込んでいる。例えば、ブルーノート・レーベルの1500番台。この1500番台は、NYを中心とする米国東海岸の「ハードバップ初期」の名盤・好盤で成り立っているが、そんな中にポツンと米国西海岸ジャズのGil Melle『Patterns In Jazz』が異彩を放っている。

例えば、このアルバムもそんな「珍獣・珍品」の類である。『Joe Farrell Quartet』(写真)。CTIレーベルの6003番。1970年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Joe Farrell (sax, fl, oboe), Chick Corea (p), John McLaughlin (g, "Follow Your Heart" and "Motion"), Dave Holland (b), Jack DeJohnette (ds)。明らかに、このパーソネルは、当時のクロスオーバー・ジャズのものではない。

このパーソネルは、当時のメインストリーム・ジャズの最先端を行く強者共である。Return to Foreverで共にするチックがピアノ。エレ・マイルスの中で重要な役割を担当するマクラフリンのギター。ニュー・ジャズのファースト・コールなリズム・セクションであるホランドのベースとデジョネットのドラム。このパーソネルで、耳当たりの良い、ライトで内容のあるクロスオーバー・ジャズが展開される訳がない。
 
 
Joe-farrell-quartet

  
クロスオーバー&フュージョン・ジャズの中心的レーベルであった「CTIレーベル」。そんな中に、当時のモード&エレクトリック・ジャズ、いわゆるニュー・ジャズの類の、それも内容の優れたアルバムが紛れ込んでいる。それがこの『Joe Farrell Quartet』。ジョー・ファレルの記念すべき初リーダー盤。ジャケットはCTIレーベル風なんだが、中の音は明らかに「メインストリーム・ジャズの最先端を行く音」。

後のチック・コリア率いる「第一期Return to Forever」の音世界に直結している。しっかりとした秩序と構成の下での「モード&フリー」。ジャズの伝統的響きを宿したアコースティックとエレクトリックな音の響き。明らかにCTIレーベルとしては「異質」な音世界。それでも、当時のニュー・ジャズとして聴くとかなり高レベルの演奏にちょっとビックリする。

ずっと聴いていると、このアルバムって、CTIレーベルでは無くて、ECMレーベルのアルバムとして、しっくり座りの良いアルバムであることが良く判る。まず、こんな硬派なエコ&アコな「モード&フリー」な演奏を、CTIの総帥のCreed Taylorがプロデュースしたなんて、信じられない。とにかく、この盤、CTIレーベルの中の「珍獣・珍品」。それを踏まえて聴けば戸惑うことは無い。
 
 
 
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2019年7月29日 (月曜日)

ありそうでなかなか無い顔合せ

ジャズを聴き始めて四半世紀、25年目位でこのアルバムに出会った。逆にジャズを聴き始めて25年目くらいで出会って良かった。若い頃にこの盤に出会っても、この盤の良さは半分くらいしか、判らなかったと思う。ジャズの演奏トレンドの特徴、ジャズマンのそれぞれの歴史と個性を認識していないと、この盤の内容の凄さが判らない。

そのアルバムとは『Diz & Getz』(写真左)。1953年12月9日の録音。ちなみにパーソネルは、Dizzy Gillespie (tp), Stan Getz (ts), Herb Ellis (g), Oscar Peterson (p), Ray Brown (b), Max Roach (ds)。6曲目の「One Alone」だけが、何故かパーソネルが、Dizzy Gillespie (tp), Hank Mobley (ts), Wade Legge (p), Lou Hackney (b), Charli Persip (ds)。

ディジー・ガレスピー&スタン・ゲッツのありそうでなかなか無い顔合わせ。録音時、ガレスピーは36歳、ゲッツは26歳。10歳の年齢差。プロの世界なら「大人と子供」。ビ・バップの祖の一人、キレ味良く、テクニック良く、ブラスが震える低音から輝かしいハイトーンまで、縦横無尽に吹きまくるガレスピーと、テクニック優秀で芯のあるジェントルでクールなブロウのゲッツ。
 
 
Diz-stan-getz
 
 
硬と軟、ホットとクール、このガレスピーとゲッツとの「対比」がこの盤の肝。しかし、この盤の一番の凄さは「ガレスピー」。ガレスピーのトランペットが凄い。こんなに吹きまくるガレスピーはそうそう無い。ビ・バップの時から更にグレードアップしたかの様な、イマージネーションとバリエーション溢れる、大胆で切れ味の良いかつ細心なトランペット。思わず聴き惚れる。

ゲッツのテナーも健闘している。ガレスピーがバリバリと吹きまくっている分、一歩引いた感じでクールで温和なフレーズを吹きまくる。温和な分、ちょっと損をしているがテクニック的には全く遜色ない。意外と芯のある硬派な音でガレスピーに対抗する。ガレスピーとの対比が良好で、この好対照なフロントは魅力満載。

当時28歳の若き超絶技巧ピアノのピーターソンの伴奏上手、リズム&ビートをしっかりと支えるをブラウンのベースとエリスのギター。そして、重厚で多弁なローチの扇動的なドラミング。ビ・バップの雰囲気を宿しつつ、ハードバップとして新しい音のするリズム・セクションがフロントの二人を盛り立て、しっかりと支える。ハードバップ初期の好盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年4ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年7月27日 (土曜日)

ゲッツ初期の充実内容のライブ盤

スタン・ゲッツはスタジオ録音よりもライブ録音の方が、個性と真価を発揮する。もともとアドリブ・フレーズのイマージネーションの豊かさが身上なので、演奏の仕直しが出来るスタジオ録音より、一発勝負のライブ録音の方が、ゲッツのアドリブ・フレーズのイマージネーションの豊かさをより感じることが出来るのだ。

『Stan Getz At the Shrine』(写真)。1954年11月、ロサンゼルスの「Shrine Auditorium」でのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Stan Getz (ts), John Williams (p), Bill Anthony (b), Bob Brookmeyer (Valve-tb), Art Mardigan [#1-8], Frank Isola [#9-10] (ds)。フロントのパートナーに、バルブ・トロンボーンのボブ・ブルックマイヤー。優しく柔らかな吹き味の二人の共演である。

スタン・ゲッツについては、彼のキャリアの初期の頃、ビ・バップからハード・バップへの移行期の頃のゲッツのテナーは魅力的、というが、このライブ盤はちょうどその期間の最後の時代。テクニック的にも、演奏の展開のトレンドとしても、ほぼ成熟した感じのブロウがとても素敵である。加えて、この時期のゲッツは意外と「力強い」。そんな「クールで繊細で流麗で力強い」スタン・ゲッツがこのライブ盤に充満している。
 
 
At-the-shrine-stan-getz
 
 
素敵な内容のライブ盤で、ゲッツを始め、メンバー全員がノリノリで演奏している雰囲気が伝わってきます。まずは主役のゲッツのテナーが良いですね〜。アドリブ・フレーズの展開は流麗で個性的。ライブならではの適度なテンションが良い方向に作用しているなあ、と感じる。ゲッツのインプロバイザーとしての優れた資質が聴いて取れます。

また、このライブ盤で特筆すべきは、ゲッツとブルックマイヤーの絡み。「Pernod」での無伴奏のイントロの2管同時ソロに思わずニンマリし、「I'll remember april」での説妙な二人の絡みに喝采し、ブルックマイヤーの名曲「Open County」では、2人の絡みによるフレーズが印象的で、この曲のベストテイク的な内容に仕上がっている。

ノりまくっていて、名曲ぞろいのこのアルバム、ライブ録音がLPレコード1.5枚分あったのですが、どの演奏も削るに惜しい内容。ということで、急遽、翌日にスタジオ録音追加して、LP2枚分のボリュームにしたとか。その翌日追加のスタジオ録音も内容が良く、前日のライブと合わせて、当時の米国西海岸ジャズの充実度を強く感じる、良い内容のライブ盤です。ゲッツ盤の聴き直しにはマスト・アイテムですね。
 
 
 
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2019年7月26日 (金曜日)

「Dear Old Stockholm」決定打

スタン・ゲッツについては、彼のキャリアの初期の頃、ビ・バップからハード・バップへの移行期の頃のゲッツのテナーは魅力的である。この時期のゲッツは意外と「力強い」。そんな「クールで繊細で流麗で力強い」スタン・ゲッツを聴くなら、この盤は外せんなあ、という盤がある。

それは、Stan Getz『The Sound』(写真左)。1950年〜51年のセッションを集めた盤である。ちなみにパーソネルは、Stan Getz (ts)、Al Haig, Bengt Hallberg, Horace Silver (p)、Tommy Potter, Joe Calloway, Gunnar Johnson (b)、Roy Haynes, Walter Bolden, Jack Noren, Kenneth Fagerlund (ds)。パーソネルを見ると、3つのセッションから成っている。

最初に言っておくが、この盤の音質は余り良く無い。ピュア・オーディオ志向で「音の良さが命」なジャズ者の方は避けた方が良いかもしれない。しかし、そんな音が良くない盤でも、ゲッツのテナーは素晴らしいことが良く判る。特に「クールで繊細で流麗で力強い」ゲッツのテナーを愛でるには「ルースト・レーベル」盤が最適、と言われているが、この『The Sound』という盤もルースト・レーベルからのリリースである。
 
 
The-sound-stan-getz
 
 
バラード演奏が美しい。「Yesterdays」や「Gone with the Wind」では、クールで繊細で流麗で力強いゲッツのバラード演奏が聴ける。クールであるが芯はホット。限りなくクールなブロウと言えば「Dear Old Stockholm」や、エリントンの「Prelude to a Kiss」が実に見事だ。録音の悪さが気にならないほど、ゲッツのテナーはいい音を出している。

特に「Dear Old Stockholm」は、ゲッツのテナーの音色がピッタリの名曲。ゲッツの「クールで繊細で流麗で力強い」テナーが実に映える。元々スウェーデンに伝わる民謡で、ゲッツがこの盤を録音する際、スウェーデンの現地で発掘したものらしい。3分足らずの演奏であるが、ゲッツのテナーの良いところの全てが入っている様に思う。惚れ惚れするほどの流麗さである。

ゲッツの若い時期のテナーが堪能できる一枚。とにかく「クールで繊細で流麗で力強い」テナーである。音の輪郭が丸いので錯覚し易いが、アドリブ・フレーズの切れ味は良い。録音状態が良くないので、ジャズ者万民にはお勧めし難いが、ゲッツのテナーを極めるには避けて通れない「マスト盤」である。音質については「我慢我慢」である。
 
 
 
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2019年7月25日 (木曜日)

ゲッツのリラックスした時の凄み

スタン・ゲッツはジャズ・テナーのレジェンド。クールで繊細で流麗で力強いテナーが身上。柔らかで優しいブロウも個性。スピーカーに対峙して、じっくり聴くよりは、リラックスして気軽に聴くほうがゲッツのテナーは良い感じ。涼しい部屋で、本でも読みながらの「ながら聴き」にも実に合う。

そんなスタン・ゲッツ、そう言えば、今までまとまってじっくりと聴き直したことが無いことに気がついた。特に、僕が思うに、スタン・ゲッツのテナーは夏に合う。スタン・ゲッツを聴き直すには「今」でしょ、ということで、ゲッツのリーダー作を集め直して、先週より聴き直し始めた。

『Stan Getz in Stockholm』(写真左)。1955年12月、スウェーデンはストックホルムでの録音。SAS(スカンジナビア航空)機に颯爽と乗り込む雰囲気の、スタン・ゲッツの写真をあしらったジャケットが印象的。4年振りに訪れた、スウェーデンのストックホルムで現地のミュージシャンらと繰り広げたワン・ホーン・セッションの傑作盤である。
 
 
Stan-getz-in-stockholm-1955
 
 
ちなみにパーソネルは、Stan Getz (ts), Bengt Hallberg (p), Gunnar Johnson (b), Anders Burman (ds)。現地のバックのリズム・セクションもなかなか健闘している。基本に忠実で、決して冒険をしない、安全運転のリズム・セクション。そんなリズム・セクションをバックに、思いっきりリラックスした雰囲気で、スタン・ゲッツが柔らかで優しい、それでいて芯のある流麗なテナーを吹き回していく。

ゲッツはこういったリラックス・ムードの中で吹く時が、一番、凄みがある。ちょっと聴けば優しい柔らかな音色だなあ、なんておもうのだが、出てくるフレーズは意外に「硬派」で芯がある。アドリブ・フレーズの展開もイマージネーション豊かで、ポジティブな閃きが詰まっている。全編に渡って、決して飽きが来ないし、逆に次はどんなフレーズが来るのか、とワクワクする。

インタープレイを目指したハードバップでは無く、あくまで、リーダーのゲッツのテナーを前面に押し出した、ゲッツのテナーを聴くアルバムなので、バックのリズム・セクションとのバランスはこれがベストなのだろう。スタン・ゲッツのリラックスした時のブロウの凄みを感じることの出来る好盤です。
 
 
 
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2019年7月23日 (火曜日)

クールで流麗で力強いゲッツ

スタン・ゲッツ(Stan Getz)はレジェンド級のテナー奏者なのだが、印象としては「ボサノバ・ジャズのオッチャン」のイメージが強い。なんか、ボサノバ・ジャズの流行に乗って稼ぎまくったテナー奏者というイメージがあって、あんまり良い印象は無かった。『Getz/Gilberto』や『Jazz Samba』は好きだが、ボサノバを聴くなら、本場のボサノバに耳を傾けるべきで、ゲッツの真髄を聴くには、ボサノバ・ジャズは相応しくない。

Stan Getz『Split Kick』(写真左)。別名『The Complete Roost Session, Vol. 2』。俗名『牛乳瓶のゲッツ』。ルースト・レーベルに吹き込まれた1951年~52年の名演集です。1951年3月、1951年8月、1952年12月の3つのセッションからの選曲。ゲッツのRoost盤の中で一番聴き易いのがこの盤。スタジオ録音で、音質がまずまず良いのが一番の理由。

パーソネルについては、録音時期から見て、ビ・バップからハードバップへの移行期辺りで、ドラムとベースについてはリズム・キープがメインなので、後のメジャーな名前はありません。ピアノは、Horace Silver(1951年セッション)、Duke Jordan(1952年セッション)を使い分け。ギターにジミー・レイニーが入ります(1951年8月と1952年12月)。
 
 
Split-kick
 
 
この盤でのゲッツは素晴らしい。速い演奏には、ビ・バップ仕込みのテクニック優秀、天才の閃きを感じる印象的なアドリブ・フレーズを、ゆったりとしたバラードチックな演奏では、ほど良く抑制された、ふくよかで流麗なアドリブ・フレーズを聴くことが出来る。加えて、後のゲッツのテナーはクールで繊細なイメージが見え隠れする印象があるのだが、この時期のゲッツは意外と何処までも力強い。

それも耳に付く力強さでは無く、耳に印象的なクールな力強さである。タイトル曲の「Split Kick」がまずもって格好良い。「It Might as Well Be Spring」もグッドだ。ボサノバ・ジャズのゲッツから入った僕の耳には、このルースト・レーベルでのクールで力強いゲッツのブロウは、全くの別物に響きます。アドリブ・フレーズもイマージネーション豊かで、飽きることが全くありません。

実は僕はこの盤の演奏を聴いて、椅子から落ちる位にビックリして「この人のテナーってもしからしたら凄いかも」と感じて、思わず、スタン・ゲッツのテナーのファンになりました。「Autumn Leaves(枯葉)」のブロウは筆舌に尽くしがたく、ここまでクールで繊細で流麗で力強い「枯葉」は他に無い。思わず、スタン・ゲッツを見直し、スタン・ゲッツの盤を順番に聴き進めていくことになる切っ掛けとなった盤『Split Kick』。今の耳で聴いても感動ものです。
 
 
 
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2019年7月21日 (日曜日)

普遍的なジャズの良さが満載

最近、ニュー・ジャズ系の盤や昨年リリースの新盤を多く聞いている。これらの盤でのジャズ演奏のスタイルは「モード・ジャズ」もしくは「スピリチュアル・ジャズ」。ハードバップ風の演奏もどこか今風のトレンドが見え隠れする「ネオ・ハードバップ」。どれもが21世紀に入った現代の先端を行く音世界。と、ふと古き良き時代のハードバップが聴きたくなる。

それもドップリとハードバップした盤が良い。何が良いかな〜と選盤していたら、ふと「ヴァーヴ・レーベルの名盤たち」という特集を目にした。ヴァーヴ・レーベルかあ。プロデュース面でちょっとコマーシャルなところはあるが、内容的には「こってこてのハードバップ」がメイン。それも1950年代前半の「ハードバップ初期から中期」の盤がノスタルジックで良い。

『Lester Young With The Oscar Peterson Trio』(写真)。1952年11月の録音。ちなみにパーソネルは、 Lester Young (ts, vo), Oscar Peterson (p), Barney Kessel (g), Ray Brown (b), J. C. Heard (ds)。テナーサックス奏者のプレジデント(代表)という意味のニックネーム「プレス(Pres )」こと、レスター・ヤングのリーダー作である。全く久し振りに「プレス」のテナー・サックスを聴いたのだが、これが実に良い。
 
 
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もっとオールド・スタイルしていて、聴いていてちょっと耳がくすぐったい感じかなあ、と思っていたのだが、どうして意外と「モダン」なテナーにちょっとビックリした。ビブラートもあまりかかっていなくて、耳に付かない。実に味のある吹き回しで、特にバラードの印象的な吹きっぷりは素晴らしい。時代を越えて「普遍的な感動」に値する。バックのオスカー・ピーターソン・トリオ+ギターの伴奏も実に良い味を出している。

リズム&ビートを担うドラムの J. C. ハードがスイング風だが、逆にギターのケッセルがモダンなリズム&ビートを繰り出していて、しっかりとバランスを取っている。ピーターソンのピアノはとにかく味があって上手い。レイ・ブラウンのベースは躍動感とベースラインが当時として目新しく、演奏全体の雰囲気を「モダン」な雰囲気に引っ張り上げている。レスター・ヤングは「Two To Tango」では渋いボーカルも披露している。

これがまた「小粋なハードバップ」な雰囲気を醸し出していて、とっても良い雰囲気なのだ。この盤、プレスの深いニュアンスを持った演奏&歌声が確実に印象に残る。高速テクニックとは全く無縁の余裕のある、ゆったりとした演奏なのだが、これが「良い」。この盤に詰まっている音が、何時の時代にも愛でることが出来る「普遍的なジャズの良さ」では無いか、と思わず思ってしまう。
 
 
 
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2019年7月16日 (火曜日)

「ヒーリング・ジャズ」の12ヶ月

激情に走らず、穏やかでモーダルな「印象的フレーズ」を展開しながら、時にフリーに傾くが、それは演奏の中のアクセントとしてアレンジされ、音の響きとフレーズからスピリチュアルな面を増幅させ「聴く者に訴求する」という最近のスピリチュアル・ジャズ。その「聴く者に精神的に訴求する、心を揺さぶる」スピリチュアル・ジャズとは違って、聴く者を気持ち良くさせ、心地良くさせ、心を癒す「ヒーリング・ジャズ」なるものも存在する。

Ben Wendel『Seasons』(写真左)。2018年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Ben Wendel (ts, ss, Bassoon), Aaron Parks (p), Gilad Hekselman (g), Matt Brewer (b), Eric Harland (ds)。リーダーのベン・ウェンデルはサックス奏者。テクニック良く、ブラスの輝きを振り撒きながら、透明感のある音でしっかりとサックスを鳴らす。ECMレーベルの御用達、ヤン・ガルバレクのサックスの音階を低くした様な音。

収録された曲名を見ると1月から12月まで、それぞれの月の名前を命名した曲が12曲続く。ベン・ウェンデルはカナダ出身、米国ニューヨーク在住なので、日本の様に明確に四季があって、その月毎に個性的な気候がある訳では無い。12の月の名前の曲それぞれに明確な違いがあるわけでは無いのだが、それはご愛嬌。「1月」から「12月」まで、一貫して、聴く者を気持ち良くさせ、心地良くさせ、心を癒す「ヒーリング・ジャズ」が展開されている。
 
 
Seasons-ben-wendel
 
 
エリック・ハーランドのドラム、マット・ブリューワーのベース、それにアーロン・パークスのピアノ。このバックを司るリズム・セクションが良い。フロントのテナーとギターの様々なニュアンスに繊細に反応するリズム・セクション。見事である。しなやかで流麗な、それでいて様々なニュアンスに即興で反応する、実にジャズらしい自由な音空間が「ヒーリング効果」を醸し出す。とにかく聴いていて心地良いのだ。「ながら聴き」に最適である。

ウェンデルのサックスの官能的で心を心地良く揺さぶる音が良い。キレ味良く透明感豊か。様々な音の表情が豊かで、強めなリバーブをかけた幻想的なサウンドはヒーリング効果抜群の音。ギターのギラッド・ヘクセルマンもいい音出している。ウェンデルのサックスとの相性抜群で、ちょっとくすんだ拡がりのある個性的な音はウェンデルのサックスの音の傾向とは正反対。この正反対な音同士がフロントで絶妙なユニゾン&ハーモニーを奏でるのだ。堪らない。

資料にはチャイコフスキーの「四季」にインスパイアされた、とある。確かにコンセプトは同じ。チャイコフスキーは四季、ウェンデルは12ヶ月。コンテンポラリーなジャズ・サウンドで月々のそれぞれの「月の個性」を表現する。明確にそれぞれの「月の個性」が強く表現されているとは言い難い部分はあるが、1年の月の流れをトータルな「ヒーリング・ジャズ」として表現するという企画は一応の成功を収めている、と評価して良いのではないかと思います。
 
 
 
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2019年7月13日 (土曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・71

我らが千葉県北西部地方、今年の梅雨はいかにも梅雨らしい。6月の終わりに台風が房総半島を掠め去った後、梅雨前線が北上し、それ以来、ほとんど晴れた日が無い。今日で7月も13日。もう2週間以上、ほとんど晴れた日を体験していない。それでも、昨年に比べると気温は低めで、湿気は多くて閉口するが、暑くて我慢できない、ってことは今年は今の所、ほとんど無いのはありがたい。

こういう梅雨の湿気が多くて蒸し暑い気候では、難しいものはいけない。何でもシンプルなものが良い。ジャズでもシンプルなものが良い。加えて、爽快なものが良い。そういう観点からすると、シンプルなハードバップ、ネオ・ハードバップが判り易くてシンプルで爽快感が高い。そう言えば確かに、梅雨時はハードバップ系のあんまり難しく考えなくても、スッと聴き耳をたてることが出来る、シンプルなジャズを好んでかける傾向がある。

『Bud Shank Plays Tenor』(写真左)。1957年11月29日の録音。ちなみにパーソネルは、 Bud Shank (ts), Claude Williamson (p), Don Prell (b), Chuck Flores (ds)。バド・シャンクと言えば、米国西海岸ジャズのアルト・サックスの使い手。アート・ペッパーと並んで、「西海岸アルト・サックス」の代表的存在である。そんなシャンクが全編テナー・サックスを吹いた異色盤。
 
 
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収録された全8曲はスタンダード曲がメイン。シャンクのテナー・サックスは中高音が中心。シャンクがテナー・サックスを持って吹いている、ということを知らなければ、意外とこのブロウが「テナー・サックス」のものとは思わず、ちょっとだけ低めの音がメインのアルト・サックスだと思うだろう。しかし、このシャンクのテナー、流麗でシンプルで、耳に心地良い音はとても印象的。
 
バックのクロード・ウィリアムソンのピアノを中心とするリズム・セクションは堅実。個性的な展開は全く無く、どちらかと言えば、シンプルに正確にリズム&ビートを供給する事に徹していて、どちらかと言えば、1世代前の「ビ・バップ」のリズム・セクション風。しかし、これが良くて、バックの演奏がシンプルで判り易い分、シャンクのテナーのフレーズがほど良く、クッキリスッキリと聴ける。
 
アルト・サックスと同様に、流麗で明確でポジティブなテナー・サックスのアドリブ・フレーズを、ふんだんに聴くことが出来る。これだけ流麗な、流れる様なフレーズの連発、爽快感が半端ないです。乾いた雰囲気が米国西海岸ジャズらしくて、この梅雨の季節には良い感じで耳に響きます。明るい雰囲気のブロウなので、ジャズ喫茶の昼下がりに流すのに最適かと。好盤です。
 
 
 
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