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2017年3月21日 (火曜日)

キャンディドらしい音・2

キャンディド・レーベル(Candid Label)のアルバムは「ならでは」の特徴がある。音はジャズメンの志向、意向をストレートに演奏に反映したもので、当時として先進的な、挑戦的な内容のものが多い。加えて、音の厚みと中低音域の充実した音圧は、キャンディド・レーベルならではのもの。そして、ジャケット・デザイン。ロゴタイプが独特なものが多い。

例えば、このアルバムも明かに「キャンディド・レーベル」らしい。Pee Wee Russell & Coleman Hawkins『Jazz Reunion』(写真左)。1961年2月の録音。ちなみにパーソネルは、Emmett Berry (tp), Bob Brookmeyer (tb), Pee Wee Russell (cl), Coleman Hawkins (ts), Nat Pierce (p), Milt Hinton (b), Jo Jones (ds)。

スイング時代から活躍してきた、当時でベテランの域に達していた「オールド・スタイル」のジャズメンにスポットを当てたメンバー構成とみた。演奏スタイルは1961年の録音なので「ハードバップ」ではあるが、アドリブ・ソロをとる各楽器の雰囲気は、ほんのりと「スイング」な雰囲気が漂っている。故事成語で喩えると「温故知新」の様な演奏内容である。
 

Jazz_reunion

 
楽器はそれぞれ良く鳴っている。特に双頭リーダーの、ピー・ウィー・ラッセルのクラリネットとコールマン・ホーキンスのテナーはとても良く鳴っている。響きは「スイング」なれど、演奏の内容は明確な「ハードバップ」ど真ん中。音も太いので迫力満点、抑揚強弱もメリハリ良く効いていて、演奏自体に聴き応えがある。これぞ「ジャズ」的な、典型的なハードバップ。

とりわけ、ピー・ウィー・ラッセルのクラリネットがこんなに素晴らしいとは思わなかった。明らかに嬉しい誤算。スイング時代のクラリネット名手であるピー・ウィー・ラッセルが、1961年になって、ハードバップという当時のジャズのトレンドなフォーマットの中で、これだけ素晴らしいインプロビゼーションを聴かせてくれるとは思わなかった。

収録された演奏といい、録音された音といい、アルバム・ジャケットのデザインといい、この盤は明らかに「キャンディド・レーベル」ならではの盤である。もう一人のリーダー、ホーキンスのテナーもボボボボッとオールドスタイルよろしく、素敵に鳴っていて、これも聴きもの。良いアルバムです。キャンディド・レーベル入門盤の一枚としてお勧めです。

 
 

震災から6年。決して忘れない。まだ6年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっとずっと復興に協力し続ける。 

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2017年3月11日 (土曜日)

オールド・スタイルなテナーです

ジャズの世界は広い。改めてそう感じる。僕は、この盤を「ジャズ批評ジャズ・オーディオ大賞」でそのタイトルを見て、初めて知った。この盤に対するコメントを見て興味を持って聴いてみて「あらビックリ」。ジャズ・テナーって基本的には「コルトレーン直系」なので、この人もなんやかんや言ってもそうなんやろな、と思って聴き始めて「あらビックリ」。

Bodil Niska『Night Time』(写真左)。2009年の作品。ちなみにパーソネルは、Bodil Niska (ts), Staffan William-Olsson (g), Claes Crona (p), Jorgen Smeby (b), Petur Ostlund (ds), Roy Nikolaisen (flh), Birgit Kjuus (flh), Helge Sunde (tb), Oyvind Brakke (tb), Rune Brodahl (hrn)。

リーダーはテナー・サックスの「ボディル・ニスカ」。ノルウェー出身、女性テナー奏者である。1954年生まれなので、今年で63歳になる。大ベテランである。ベン・ウェブスター直系の伝統的なオールド・スタイルなテナーである。コルトレーンの陰も微塵も無い。が、実はこれがなかなか味があって聴き応えがある。
 

Bodil_niska_night_time

 
そんなベン・ウェブスター直系の伝統的なオールド・スタイルな渋くて味のあるテナーで奏でる雰囲気は、アルバム・タイトル通り、まさに「夜」。アーバンな夜の雰囲気が濃厚なブロウが10曲。聴いていて、思わず惚れ惚れと聴き込んでしまう。こんなオールド・スタイルなテナーが、北欧のノルウェーに、しかも女性のテナー奏者で、しかも大ベテラン。

冒頭の「Over The Rainbow」が、実に骨太でオールド・スタイルのテナーでボボボボと吹き上げられている様を聴いていて、これは新しい感覚やなあ、と思わず聴き入った。まさに「温故知新」である。しかし、このオールド・スタイルのテナーを女性が吹いているのにはビックリした。しかもノルウェー出身である。二度ビックリである。

北欧ジャズは意外と奥が深い。最近、いろいろとCDを漁っては聴いているが、どれもが水準の高い内容ばかりである。しかも「北欧ジャズ」というジャンルで括るに相応しい共通の個性を持っている。実直真面目、ファンクネス皆無な、透明度の高い純ジャズである。この 「ボディル・ニスカ」のテナーもその括りに入る。もっともっと北欧ジャズを聴きたくなった。

 
 

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2017年3月 8日 (水曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・50

全く無名のテナー奏者だって、凄いプレイを聴かせてくれることがある。ジャズ・テナーって、なにもコルトレーンやロリンズやゲッツだけでは無い。たまに、コアなジャズ盤紹介本を眺めていて、これは、という盤に巡り会う。聞いたこと無い名前だなあ、と思うんだが、これが聴いてみると凄い、ってことがたまにある。

Bruce Eskovitz『One for Newk』(写真左)。テナー奏者ブルース・エスコービッツの好盤。1995年のリリース。ちなみにパーソネルは、Bruce Eskovitz (ts), Lawrence Marable (ds), Ray Drummond (b), Bill Mays (p), Charlie Shoemake (vib)。ヴァイブ入りのクインテット。

タイトルと収録曲の曲目を見ると、この盤は「ソニー・ロリンズ・トリビュート」であることが判る。タイトルの「Newk(ニュークス)」は、1950年代後半、ソニー・ロリンズのニックネーム。ロリンズは顔がニューカムに似ていることから「ニュークス」と呼ばれていた。ニューカムとは、メジャーリーガーのドン・ニューカムのことで、愛称が「ニュークス」なのだ。

とは言え、じゃあ、このエスコービッツのテナーは、ロリンズの様な豪放磊落、大らかでスケールの大きいテナーを吹くのか、と言えばそうではない。ボボボボという低音を響かせて吹き上げる、ちょっとオールド・スタイルの入った、それでいて、テクニカルで疾走感のあるテナー。オールド・スタイルと新しいスタイルが混ざりあった「オールド・スタイルのコルトレーン」の様な雰囲気。
 

One_for_newk1

 
こんなエスコービッツのテナーが、ロリンズゆかりの佳曲を、バリバリ、ブリブリ吹きまくる。テナーの低音部分を上手く使いながら、重心の低い疾走感溢れるアドリブ・フレーズをこれでもか、と言わんばかりに吹きまくる。ドラムがリズム・キープに徹している分、テナーのフレーズが前面に押し出て、とても聴き取り易い。

逆にロリンズがことある毎に避け続けた「ピアノ」については、この盤ではリズム&ビートを供給する役割に重きを置いているので、テナーのフレーズの吹き回しとバッティングすることは無い。それが証拠に、エスコービッツのテナーは自由に吹きたい様に吹きまくっている。

我が国ではほとんど無名なブルース・エスコービッツであるが、このロリンズ・トリビュート盤でのテナーは凄い。他のアルバムももちろん聴いたことは無いが、この盤は素晴らしい。これだけ個性的なテナーをバリバリ吹きまくる様を聴けるアルバムはそうそう無い。これ一枚でも十分に満足だ。

これだけ清々しく吹きまくるテナーって、僕のイメージだと、昼下がりのジャズ喫茶で流すのにピッタリじゃあないかと。客もまばらなジャズ喫茶の昼下がりに、こんな「知る人ぞ知る」、これだけ個性的なテナーをバリバリ吹きまくるアルバムを流す。昼過ぎの微睡みを一掃するような爽快盤。良い感じです。

 
 

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2017年2月24日 (金曜日)

スウェーデン・ジャズの好盤

北欧ジャズ、スウェーデン・ジャズである。なかなか情報が潤沢に無いので選盤には苦労するのだが、さすがは、老舗ジャズ喫茶のマスターである。ジャズ喫茶御用達のジャズ盤のラインアップの中に、この盤があった。聴いてみた。これがなかなか良い。

『Per 'Texas' Johansson』(写真左)。1997年1月、ストックホルムでの録音。ちなみにパーソネルは、Per 'Texas' Johansson,  Fredrik Ljungkvist (ts, b-cl), Dan Berglund (b), Mikel Ulfberg (ds)。基本はピアノレスの変則トリオ。リーダーのヨハンソンとユンクヴィストの双頭テナーのフロントがユニーク。

冒頭のタイトル曲「Holon」を聴けば、明らかに「欧州ジャズ」であることが判る。ストレートでシンプルで力強い、ファンクネスが限りなく僅少で、音の響きに透明感が半端ない。演奏内容は限りなくフリーに近いが、決してフリー・ジャズには傾倒しない。ぎりぎりのところで、メインストリームな純ジャズに留まる。音数は厳選され、間を活かしたアドリブフレーズは明らかに「北欧」。

Per 'Texas' Johanssonは、1970年、スウェーデンはセーデルテリエの生まれ。1990年辺りから、Stockholm Jazz Orchestraなどで頭角を現す。我が国ではほとんど無名状態のテナー奏者。当然、僕もこの盤を聴くまでは、ヨハンセンの名は全く知らなかった。
 

Per_texas_johansson  

 
しかし、この盤を聴けば、ヨハンソンのテナーの素性の良さをビンビンに感じる。とにかくテナーが良く鳴る。ユニークなのは、この盤に限ってなのかもしれないのだが、ジョン・コルトレーンの陰を感じないのだ。

現代のジャズ・テナーの若手〜中堅と言えば、ほとんどがコルトレーンの影響下にあると言って良い。しかし、ヨハンセンにはそれがない。あるとすれば、ヤン・ガルバレクの影響が見え隠れするくらい。ガルバレクはノルウェー出身のテナー奏者だが、同じ北欧ジャズのテナー奏者、音の響きの中の透明感やストレートな吹きっぷりといい、スタイルがどこか底で通じているものがあるみたいだ。

スローでシンプルなデュオ基調の曲から、ミッドテンポの透明度が高く透明感のあるポジティブな展開の曲まで、全くそつなく吹き判るヨハンセンの力量は素晴らしいものがある。曲やテンポに左右されること無く、悠然と余裕を持ったアドリブ展開は一級品です。

欧州ジャズは面白い。個性豊かなジャズメンが揃っているのも何と無く判ってきた。このヨハンセンもそんな中の一人。ミドルネームの「Texas」の通り、テキサステナーのような太いテナーを吹くが、基本的にファンクネスは僅少。これがユニーク。これが欧州ジャズ、北欧ジャズの個性のひとつなのである。

 
 

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2017年2月11日 (土曜日)

ジャズは進化しているなあ・・・

ニューリリースのアルバムを聴いていて、ジャズは生きているなあ、ジャズは進化しているなあ、と思う瞬間がある。明らかに現代の新しい音を吸収して融合して、新しいジャズの響きを獲得している盤を聴くと、まだまだジャズは死んでないなあ、と心から思う。

Throttle Elevator Music『Throttle Elevator Music IV Featuring Kamasi Washington』(写真左)。西海岸を拠点に活動するスピリチュアル・ジャズ・バンドの4thアルバム。この盤の演奏を聴くと、もはやジャズなのかロックなのか判別が難しい。それほど、それぞれのジャンルの音の要素をしっかりと融合して、新しい音の響き、新しいグルーヴを獲得している。

そんな新しいジャズの音の中、むっちゃ目立つサックスが真っ直ぐに耳に入る。聴いた瞬間、只者では無い、そんじょそこらのサックス奏者ではないことは判る。誰だ、とパーソネルを確認したら、なんと「カマシ・ワシントン」が全曲に渡って参加しているのですね。
 

Throttle_elevator_music_iv  

 
ちなみにパーソネルは、Kamasi Washington (ts), Matt Montgomery (b, p, org, g), Gregory Howe (g, p), Mike Hughes (ds), Erik Jekabson (tp, flh)。カマシ・ワシントン以外のメンバーはさすがに馴染みが無いなあ(笑)。最近の新進のジャズメンについては起きかけるのは大変だ。

ヒップホップ、ユーロ、ハウス、などなど、新しいポップ・ミュージックの要素を巧みに取り入れ、ずっと聴いていてると、エレクトリック・マイルスを思わず想起する。ジャズとロック、エレ・ポップの見事な融合。融合の結果、新しい音の響きを獲得している。現代の、現在のスピリチュアル・ミュージック。新しい。新しい響きが心地良い。

こういう最新のジャズを聴いていると、なんだか楽しくなる。明らかに現代の新しい音を吸収して融合して、新しいジャズの響きを獲得している。確かなテクニックと歌心でそれを実践する。まだまだジャズは進化する。若手のジャズを聴くと、こういう体験が出来るから面白い。

 
 

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2017年2月 8日 (水曜日)

渋いテナー・サックス盤もう一枚

昨日に引き続き、ジャズ喫茶御用達な、粋で聴き応え満点の渋い渋いサックスのアルバムをもう一枚。こういう渋いアルバムって、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌などには、まずその名が挙がることは無い。

Buck Hill『This Is Buck Hill』(写真左)。1978年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Buck Hill (ts). Buster Williams (b), Billy Hart (ds), Kenny Barron (p)。さすが、SteepleChaseレーベルからのリリース。メンバーが実に良い。バックを務めるピアノ・トリオのラインナップを見るだけで、この盤の音の確かさが想像出来る。

バック・ヒルは1927年生まれ。今年で90歳になる。まだ鬼籍に入ったという報は聞いたことがないので存命なのだろう。この『This Is Buck Hill』というアルバムは、バック・ヒルの初リーダー作で51歳の時の作品になる。明らかに遅咲きのテナーマンである。しかし、さすがはSteepleChaseレーベル、目の付け所が違う。よくぞ、このテナーマンのプレイに着目して録音を重ねたもんだ。
 

This_is_buck_hill1

 
さて、このアルバム、バック・ヒルのテナーのワンホーン・カルテットの作品なので、心ゆくまで、バック・ヒルのテナーを愛でることが出来る。豪快かつ流麗なアドリブ・フレーズ。何の捻りも無い、ただただストレートかつ爽快なブロウ。これぞテナー・サックス、と言いたくなるような、気持ちの良いテナー・ブロウを聴かせてくれる。

ベースを担当するバスター・ウイリアムス作の「Tokudo」が魅力的。個性溢れるストレートアヘッドな純ジャズ・テナーを聴かせてくれる。2曲目のスタンダードなバラード名曲「Yesterdays」では、バック・ヒルのテナーの素性の良さとハードバップな展開を愛でることが出来る。そして、3曲目のミュージシャンズ・チューンであるロリンズの「Oleo」では、バックの優秀なピアノ・トリオと一体となった、素晴らしい、雄々しいテナーを聴かせてくれるのだ。

この冒頭の3曲で、バック・ヒルのテナーの優秀性を魅力を十分に体感することが出来る。後は推して知るべし。こんなに素晴らしい内容のワン・ホーン・カルテットの演奏が、1978年の録音されていたなんて。目から鱗なバック・ヒルの好盤です。

 
 

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2017年1月12日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・98

ジャズって、有名なジャズメンもいれば、そうでない、知る人ぞ知るジャズメンもいれば、全く無名のジャズメンもいる。それでは、有名なジャズメンだけが良い演奏をするのか、と言えばそうでは無く、知る人ぞ知るジャズメンだって、全く無名のジャズメンだって、これはっ、と驚くほどの好演を残している場合も多々ある。

そういうところがジャズの不思議で面白いところで、有名なジャズメンではないから、とスルーすると残念なことになってしまうこともある。まあ、ジャズ者初心者の頃は「有名なジャズメン」中心に「推薦盤」を攻めるのが安心で良いだろう。しかし、ジャズ者ベテランの域に差し掛かると、知る人ぞ知るジャズメンに触手を伸ばして、ジャズの奥深さを感じるのも良い経験である。

さて、そんな「知る人ぞ知る」ジャズメンの一人が「Wardell Gray」=ワーデル・グレイ。ファッツ・ナヴァロなど初期ビ・バップ中で、早くからテナー・サックスをプレイしていた男。1921年生まれ。1955年5月、34歳の若さで亡くなった天才テナー奏者である。活動期間は約10年程度。40年代末にデクスター・ゴードンとバンドを組んでテナー・バトルを繰り広げたころ、全米では大変な人気があったそうだ。

生涯、リーダー作は約20枚ほど残してはいるようだが、ジャズ盤紹介本に出てくるアルバムは、ほぼ「これだけ」と言ってもよいだろう。というか、僕はこの盤しか所有していない。『Wardell Gray Memorial, Vol. One and Two』(写真)。

このメモリアル盤は、ジャズ盤紹介本に時々出てくる。ジャズを聴き初めて2年位、僕も彼の名前はジャズ盤紹介本で知った。しかし、この「メモリアル・アルバム」をレコード屋で見かけたことは無い。この「メモリアル・アルバム」を手にすることが出来る様になったのは、CDで復刻されてから。それまでは「幻の名盤」扱いだった。
 

Wardell_gray_memorial

 
ワーデル・グレイのテナーは、太すぎず細すぎず、良い音で鳴る。ああ、テナー・サックスが心地良く鳴っているなあ〜、って心から感じる。そして、アドリブ・フレーズが良い。イマージネーション豊かに、唄うが如く、アドリブ・フレーズを紡ぎ上げていく。加えて、ビ・バップ奏者ならではの躍動感が良い。

そんなワーデル・グレイのテナーを心ゆくまで楽しめるアルバムがこの『Wardell Gray Memorial, Vol. One and Two』の2枚。ワーデル・グレイを偲んで編まれた名演集。録音年は1950年4月25日、1950年8月27日、1952年1月21日の3つに分かれる。録音年によって、録音の音質も変わる。

このメモリアル・アルバムの録音の音質が良好なトラックのワーデル・グレイが好きだ。彼のテナーの特質である、太すぎず細すぎず、良い音で鳴るところが心底楽しめる。音質が良いので、イマージネーション豊かに唄うが如くのアドリブ・フレーズを心から堪能出来る。音質が良いので、ビ・バップ奏者ならではの躍動感もダイレクトに伝わってくる。

僕は、このメモリアル・アルバムの録音の音質が良好なトラックをチョイスして、iTunesでプレイリストを組んで、ステレオで聴くのが最近のトレンド。といって、音質がイマイチのトラックも、イマージネーション豊かに唄うが如くのアドリブ・フレーズについては十分に味わえる。同じ曲のテイク違いも沢山入っているが、アドリブ・フレーズのバリエーションが豊かなので飽きることは無い。

知る人ぞ知るテナー奏者、ワーデル・グレイ。彼のテナーを味わう最適な「メモリアル・アルバム」の2枚。さり気なく、ジャズ喫茶で流すというシチュエーションが良い感じですね。

このアルバムの収録の最後の年、1952年の3年後、1955年5月25日に巡業先のラスベガスの郊外で変死体となって発見されることになる。死因はオーバードーズ。ジャズメンによくありがちな最期であるが、惜しいテナーマンを早々に亡くしたもんだ。ジャズ界には往々にある悲劇のひとつである。 

 
 

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2017年1月11日 (水曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・47

こういうジャズ盤って、単純に良いな〜って思う。1曲聴けば直ぐ判る、徹頭徹尾、明らかな「ハード・バップ」。テクニックと歌心溢れるブロウ。イマージネーション豊かなアドリブ・フレーズ。しかも、演奏全体の雰囲気が古さを感じさせない、エヴァーグリーンな演奏内容。聴けば「ジャズやな〜」と感じ入ってしまうジャズ盤。

そういうジャズ盤は、ブルーノート・レーベルに多く存在する。例えば、今日聴いて感じ入ったブルーノート盤がこれ。『Hank Mobley Quintet』(写真左)。1957年3月の録音。ブルーノートの1550番。ちなみにパーソネルは、Hank Mobley (ts), Art Farmer (tp), Horace Silver (p), Doug Watkins (b), Art Blakey (ds)。収録された曲は全てハンク・モブレーの作曲である。

この盤、リーダーのサックス奏者ハンク・モブレーが元気なのが特徴。珍しく、ポジティブで明朗に元気なのだ。ポジティブにテナーを吹くモブレーは無敵である。もともと、モブレー作曲の曲は流麗で印象的なフレーズを持つ曲が多い。そんな曲を歌心溢れる優しいテナーのモブレーが明朗に元気に吹き上げる。凄く良い。ジャズを強く感じる。
 

Hank_mobley_quintet1

 
加えて、リズムセクションが良い。ファンキー・ピアノが代名詞のホレス・シルバーの紡ぎ出すアーバンでジャジーな響き。ファンキーに唸り粘るワトキンスのベース。そして、このアルバムで一番感じ入ってしまうのが、ブレイキーのドラミング。ファンキーかつ、モダンなスイング感溢れるドラミングは、この盤では特に楽しむことが出来る。

そして、聴いていて「おおっ」と思わせてくれるのが、ファーマーのトランペット。後に円やかでジェントルなフリューゲルホーンが個性のファーマーが、この盤では、バリバリにトランペットを吹き回してくれる。バイタルな吹き回しに、トランペットの真鍮が輝く様に鳴る。この盤のファーマーは良い。格好良いトランペットである。

しっかりリハーサルを積んだであろう、素晴らしく端正な演奏で、テーマ部のユニゾン&ハーモニーが心地良く響き、アドリブ部のアンサンブルが見事。適度な疾走感と哀愁感を漂わせながら流れる様なアドリブが素敵。
 
ジャズってええなあ〜、とつくづく思う。ジャズ喫茶の昼下がりにピッタリな、明らかにハードバップで、明らかにジャズな盤。良い雰囲気です。

 
 

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2017年1月 6日 (金曜日)

こんなアルバムあったんや・74

ジャズのアルバムの世界を彷徨っていると「あれ、これは何だ」と叫んでしまう様なアルバムにヒョコッと出会うことがある。このアルバムもそんなアルバム。見た時、思わず「おおっ」と叫んでしまった。

Delta Saxophone Quartet『Crimson ! 』(写真左)。これだけ見れば、なんのアルバムか、判らないよな。でも「Crimson」という文字を見て、プログレバンドの「キング・クリムゾン」を想起した僕はちょっと「プログレ」ヺタクなんだろうか(笑)。

まさかねえ、と思いながら、収録曲を見れば「おおっ」。やっぱり、これ、キング・クリムゾンの楽曲のカヴァー盤なのだ。うわ〜、こんなアルバムあったんや〜。いやいや、プログレッシブ・ロックの雄、現役のレジェンド「キング・クリムゾン」の楽曲が、ジャズにアレンジされ、カヴァーされる時代になったんですね。

Delta Saxophone Quartetとは。サックス奏者4人を中心に1984年に結成。4人のメンバー構成は、 Graeme Blevins (soprano sax), Pete Whyman (alto sax), Tim Holmes (tenor sax), Chris Caldwell (baritone sax)。今回のアルバムは、このサックス4人組に、Gwilym Simcock (piano)が加わる。

しかし、キング・クリムゾンの楽曲がジャズでカヴァーされるとは思わなかった。しかし、収録曲を見渡せば、キング・クリムゾンの楽曲の中でも、ジャズのアレンジにフィットする楽曲をしっかりと選んでいることが判る。そんな収録曲は以下の通り。
 

Crimson

 
 
1. A Kind of Red (Gwilym Simcock)
2. VROOOM/Coda: Marine 475 from THRAK
3. The Night Watch from Starless And Bible Black,
4. Dinosaur from THRAK
5. Two Hands from Beat
6. The Great Deceiver from Starless And Bible Black

 
1曲目の「A Kind of Red」だけが、Gwilym Simcockの自作曲。その他はキング・クリムゾンのオリジナル。1995年の「THRAK」から2曲、1974年の「Starless And Bible Black」から2曲。1982年の「Beat」から1曲。実に良い曲を選んでいる。かつ、確かにジャズにアレンジし易い曲ばかりだ。

特に僕は、3曲目の「The Night Watch」が一番だ。というか、キング・クリムゾンのオリジナルの「The Night Watch」が大好きなので、もうこのジャズ・アレンジのこの曲が、もう良くて良くて(笑)。他の曲も良い塩梅。サックス4本のアンサンブルで、キング・クリムゾンの楽曲をジャズにアレンジして演奏する。これが全く良くて良くて(笑)。

演奏のスタイルが、所謂21世紀のニュー・ジャズ風だからこそ、キング・クリムゾンの楽曲がフィットする。フリーよりの演奏から、モーダルな演奏まで、ジャズの先端をいく演奏内容がとても格好良い。それにしても、この盤には参った。キング・クリムゾンの楽曲のカヴァー盤。いや〜まさに「こんなアルバムあったんや〜」。

 
 

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2016年11月29日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・43

1950年代のハードバップを基本としたメンストリーム・ジャズは、いつの時代にも「鉄板」である。我々ジャズ者を始めとして、素人の方々にとっても、聴いてみて「ああ、これはジャズやなあ」と感じるのは、このハードバップを基本としたメインストリーム・ジャズであろう。

ただ、このハードバップを基本としたメインストリーム・ジャズは「理路整然」としていて、カッチリと整っているので、ちょっと変化に乏しい。というか、ジャズ者ベテランのレベルになると、演奏の先読みが出来てしまうので、聴き過ぎると結構「飽きる」。でも、時々、この理路整然、カッチリと整ったメインストリーム・ジャズを聴くと、やっぱりジャズはええなあ、と感激したりする。

Harry Allen & Vladimir Shafranov『Dear Old Stockholm』(写真左)。今日聴いた、ハードバップを基本としたメインストリーム・ジャズのアルバムである。2016年7月ストックホルムでの録音、アルバムとしては先月のリリース。ちなみにパーソネルは、Vladimir Shafranov (p), Harry Allen (ts), Hans Backenroth (b), Bengt Stark (ds)。

Vladimir Shafranov(ウラジミール・シャフラノフ)は、ロシアはサンクト・ペテルブルグ生まれ。1980年代、ニューヨークに活動拠点を移す。1999年、日本の「澤野商会」からリーダー作がリリースされ、日本における「欧州ジャズ・ピアノ」の認識に大きな影響を与えたピアニストとされる。
 

Shafranov_dear_old_stockholm

 
Harry Allen(ハリー・アレン)は、1966年10月、米国はワシントン生まれ。アレンのテナーは、非常に整然としていて破綻が無い。スタイルはややオールド・スタイル寄りのテナー。ジャズ・テナーの世界でよくある「コルトレーン・テナーのフォロワー」では無い。理路整然、整いまくったオールドスタイルの雰囲気漂う、骨太なテナーはアレンならではの個性。

確かに、この新盤『Dear Old Stockholm』は、確かにシャスラノフのピアノとアレンのテナーの出来が目立つ。「Dear Old Stockholm」や「Besame Mucho」を始めとして、この盤には有名な、若しくは知る人ぞ知る「粋」なスタンダード曲で固められており、このスタンダード曲の枠の中で、フロントを司るシャスラノフとアレンが、各々が何処まで自由にアドリブ・フレーズを展開するところが聴きどころになる。

アルバム全体の雰囲気は、明確に「欧州メインストリーム・ジャズ」。どのスタンダード曲もしっかりほ弾きこなし、吹きこなす。徹頭徹尾、絵に描いた様な「理路整然、カッチリと整ったメインストリーム・ジャズ」。ゆったりと安心して聴けるハードバップである。しかも、バックのリズム・セクションの演奏レベルも高い。スネアの抜けるような音、ブンブン唸るアコベの心地良い響き。ジャズ喫茶の昼下がりがこの盤をかけるのが一番の時間帯かも、です。

さすがはヴィーナス・レコード。ジャケットも風景写真をあしらった地味なもの。通常の「少しエロチックな」ジャケットでは無い。それだけにこのアルバムに詰まったメインストリームなジャズに相当な自信があると見た。ああ〜心地良いジャズやな〜、とリラックスして聴き込める良いアルバムです。

 
 

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