2020年3月31日 (火曜日)

マルチ楽器奏者の第一人者

ジャズの中で、サックスは花形楽器。当然、サックス奏者の数も多い。サックスも種類が豊富で、ソプラノ、テナー、アルト、バリトンとおおよそ4種類ある。そして、面白いのは、サックス奏者はフルートも得意だということ。運指が同じ感じで、吹き方も同じマナーで吹ける。僕もアルト・サックスが少し吹けるが、実はフルートも吹ける。確かに、吹く「フィーリング」が同じなのだ。

Yusef Lateef(ユセフ・ラティーフ)というマルチ楽器奏者がいる。1920年、米国テネシー州生まれ、惜しくも2013年に93歳で亡くなっている。この人は典型的なマルチ楽器奏者で、メインはテナー・サックスだが、ソプラノ・サックス、バリトン・サックス、フルート、オーボエも吹く。このオーボエにしろ、フルートにしろ、オーケストラのマエストロの門を叩いて、アカデミックな教育環境の中で演奏技術を習得した本格的なもの。軽く見てはいけない。

Yusef Lateef『The Centaur and The Phoenix』(写真左)。1960年10月と1961年6月の2回に分けての録音。ちなみにパーソネルは、Yusef Lateef (ts, fl, arghul, oboe), Richard Williams (tp), Clark Terry (flh, tp), Curtis Fuller (tb), Josea Taylor (bassoon), Tate Houston (bs), Joe Zawinul (p), Ben Tucker (b), Lex Humphries (ds)。幾つか珍しい楽器を含めたノネット(9人)編成。
 
 
The-centaur-and-the-phoenix  
 
 
ラティーフ自身、オーボエとフルート、そして、アルグールという古代リード楽器を吹いている。バリトン・サックスとフリューゲルホーンとバズーンが入っている。このオーボエとアルグール、そして、バリサクとバズーンがユニークな音を出していて、ラティーフの真骨頂である「異国性溢れる」不思議でオリエンタルな響きを生成している。

この盤でのラティーフのテナー・サックスもなかなかで、コルトレーンとは全く違い、少しポップでシンプルで判り易いテナー・サックスを吹いている。この盤では、ラティーフは意外と正統なメインストリーム・ジャズをやっていて、捻れたエキゾチック・ジャズは時々、節度良く顔を出す程度。だが、この捻れたエキゾチック・ジャズの部分に、当時のジャズとしての革新性を聴くことが出来る。

メインストリーム・ジャズ部と捻れたエキゾチック・ジャズ部とのバランスがとても良く、ラティーフもマルチ楽器奏者として大活躍している。タイトルは「ケンタウロスとフェニックス」と、ジャズ盤らしからぬタイトルが付いているが、この盤は、ラティーフのマルチ楽器奏者としての特徴が良く理解出来、彼のメイン楽器であるテナー・サックスの個性がバッチリ確認できる好盤である。
 
 
 

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2020年3月23日 (月曜日)

「テナー奏者」としてのゴルソン

ベニー・ゴルソン(Benny Golson)について、先週から語っているのだが、どうも、ゴルソンのアレンジの十八番である「ゴルソン・ハーモニー」に偏りすぎたきらいがある。ゴルソンはジャズ・テナーサックス奏者。それでは、テナーサックス奏者としての実力のほどはどうなのか。

ゴルソンのテナーサックス奏者としての評価については、辛口の評価が多い。モワッとしている、つかみ所がない、暑苦しい、切れ味が無い、などと評価は芳しく無い。ケチョンケチョンである。しかし、である。ゴルソンは1929年生まれなので、今年で91歳。未だ現役。1953年以降、ずっと第一線の立ち位置をキープしているのは何故か。まさか「アレンジの才能」だけで、第一線をキープできるほど、ジャズの世界は甘くない。そんなゴルソンのテナーサックス奏者としての力量を、きっちりと推し量ることが出来る好盤がある。

Benny Golson『Take a Number from 1 to 10』。1960年12月、1961年4月の録音。無伴奏ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテット、セクステット、セプテット、オクテット、ノネットと演奏メンバーが増えて、最後は10編成テンテットで終わる、という企画盤。

ちなみにパーソネルは、Benny Golson (ts), Art Farmer (tp, track10), Bernie Glow (tp, tracks 9&10), Freddie Hubbard (tp, tracks 5–7), Nick Travis (tp, tracks 8–10), Willie Ruff (French horn, tracks 8–10), Bill Elton (tb, tracks 8–10), Curtis Fuller (tb, tracks 6 & 7), Hal McKusick (as, tracks 8–10), Sol Schlinger (bs, tracks 8–10), Sahib Shihab (bs, track 7), Cedar Walton (p, tracks 4–7), Tommy Williams (b, tracks 2–10), Albert Heath (ds, tracks 3–10)
 

Take-a-number-from-1to10

 
冒頭、ソロは「You're My Thrill」で始まる。ゴルソンのテナーのソロ。堂々たる吹きっぷり。豊かな表現力。2曲目の「My Heart Belongs To Daddy」はベースとのデュオ。フロントの旋律はテナーが牽引する。力強くクールなテナーの響き。3曲目「The Best Thing For You Is Me」はピアノレス・トリオ。バックのリズム&ビートに乗って、ゴルソンがテクニックよろしく、自由に奔放に吹きまくる。

このソロ、デュオ、トリオの演奏で、ゴルソンのテナーサックス奏者としての優れた力量がよく判る。テクニックも良好、大らかに力強くテナーサックスを吹き上げる。やはり60年以上も第一線の立ち位置をキープしているテナー奏者である。ジャズ・テナー奏者のレジェンドに名を連ねることが出来るくらいに、ゴルソンのテナーは優秀。ちなみに、4曲目のカルテット演奏以降の編成は、従来のゴルソンの「アレンジの才」を愛でることが出来るもの。

ゴルソンのテナーについての「芳しく無い評価」の原因については、まずは本人について好不調の波が意外とある、ということ。これは仕方ない。そしてもう一つの原因については、演奏の録音状態に因るものが大きいのでは、と思っている。

全体として録音状態の良い盤ではゴルソンのテナーは活き活きとしていて、大らかで力強い。録音状態の悪い盤では、ゴルソンのテナーは、音が籠もった様にモワッとして、切れ味悪く暑苦しい。ゴルソンのテナーの音質が録音状態に左右されやすいのだろう。本人の状態が好調で、盤自体の録音状態が良い盤では、ゴルソンのテナーは無敵である。
  
 
 

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2020年3月22日 (日曜日)

ゴルソン・ハーモニーの威力

こんな時期なんだが、彼岸の墓参り等で栃木路に逗留していた。この3連休はそんなこんな、色々と雑用があって、なかなかジャズを聴く機会が無かった。で、ここ千葉県北西部地方に帰り着いてジャズを聴くと、やっぱりジャズって良いなあ、ということになる。特に、ハードバップ成熟期の盤が良い。ジャジーな雰囲気濃厚で、とにかく三連休の雑事に追われた心に実に沁みる。

Benny Golson『Gone With Golson』。1959年6月の録音。ちなみにパーソネルは、Benny Golson (ts), Curtis Fuller (tb), Ray Bryant (p), Tommy Bryant (b), Al Harewood (ds)。前にご紹介した「With Golson」兄弟盤である『Groovin' With Golson』と同じく、ゴルソンのテナー、フラーのトロンボーンの2管フロントの快作。

だが、ベースが、ポール・チェンバースから、トミー・ブライアントに、ドラムが、アート・ブレイキーから、アル・ヘアウッドに代わっている。つまり、リズム・セクションのリズム&ビート部が総入れ替えで、やはり演奏の雰囲気は変わっている。『Groovin' With Golson』はさすが、ベースがPC、ドラムがブレイキーなので、重厚かつダイナミック。ゴルソン・ハーモニーが荘厳に響く感じ。
 
 
Gone-with-golson
 
 
この『Gone with Golson』では、さすがにベースとドラムのレベルがちょっと落ちるので、演奏全体の雰囲気は大人しく、かつ地味に変化している。が、ゴルソン・ハーモニーは同じ雰囲気、同じ響きで、こちらの『Gone with Golson』では、リズム・セクションが大人しくなった分、ゴルソン・ハーモニーがクールに前面に押し出て響く感じ。ゴルソン・ハーモニーをメインに聴く分には、こちらの方が良い感じかな。

この2枚の「With Golson」シリーズを聴くにつけ、ゴルソンのテナーとフラーのトロンボーンのフロント2管が、「ゴルソン・ハーモニー」との相性が抜群であることに気付く。なにも二人とも、ゴルソン・ハーモニーに向けて、吹き方を変えている訳では無いので、もともと二人の持つ「音色」がゴルソン・ハーモニーのユニゾン&ハーモニーに合っているのだろう。

冒頭の「Staccato Swing」を聴けば、良い感じのジャジーな雰囲気やなあ、と思うこと請け合いである。出だしから炸裂の「ゴルソン・ハーモニー」に寄るところ大。この盤では、ゴルソン・ハーモニーの下での「チェイス」などのアレンジも聴くことが出来て、ゴルソン・ハーモニーを愛でる分には、十分な内容の盤ではある。いやはや、ゴルソン・ハーモニーの威力、恐るべし、である。
 
 
 

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2020年3月20日 (金曜日)

聴けば聴くほど味わいが深まる

「ゴルソン・ハーモニー」をネットで紐解くと、「対位法に似た、シンプルな編成にも関わらず、実は複雑なホーンの絡み」、「ハードバップの硬質な響きの中にスウィングの柔らかいハーモニーを活かすアレンジ」、「ユニゾンを基調にしたシンプルで美しいアンサンブル」などという形容が見られるが、これという決定打は無い。そもそも「ゴルソン・ハーモニー」、これくらいしか具体的に文字にしたものは見当たらない。

数学の計算式の様に、理屈・理論をもって確立したアレンジ手法ではないので、まずは聴いて体感して、文字による表現を読んだ方が判り易い。基本は「ユニゾン&ハーモニー」が特徴的なのだが、フロント楽器の編成によって、ユニゾン部とハーモニー部を上手く組み合わせて、柔らかで耳に心地良い響きを実現、しかし、複雑さは無く、シンプルで通りの良い響きが基本なので、小編成の楽器数でも、ゴルソン・ハーモニーは成立する。

Benny Golson『Groovin' With Golson』。1959年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Benny Golson (ts), Curtis Fuller (tb), Ray Bryant (p), Paul Chambers (b), Art Blakey (ds)。フロントはゴルソンのテナー・サックスとフラーのトロンボーンの2管。「ジャズテット」の3管フロントの2管がここに配されている。バックのリズム・セクションは、レイ・ブライアントのピアノをベースとした、P.C.のベース、ブレイキーのドラム。いかにも玄人好みのリズム・セクションである。
 
 
Groovin-with-golson  
 
 
この盤は、ゴルソンのテナー、フラーのトロンボーンの2管フロントの快作。ゴルソン・ハーモニーというアレンジが威力を発揮した一枚である。テナーのトロンボーンの2管だけで、よくここまで、ふくよかで、ブルージーで、グルーヴ感溢れるユニゾン&ハーモニーが表現できるなあ、と感心することしきり、である。テナーとトロンボーンの音の特性をよく理解して、ユニゾン部とハーモニー部を編成している。

いかにもファンキー・ジャズらしい、ハードバップらしい響き。加えて、この盤では、ゴルソン・ハーモニーの心地良さと、ハードバップらしいアグレッシブなプレイが共存しているところが、聴いていて楽しい。恐らく、ドラム担当のアート・ブレイキーの貢献度が大きいのだろう。ブレイキー独特のグイグイと牽引し鼓舞するドラミングが、この盤では良い方向に作用している。

ファンキーで小粋なブライアントのピアノも演奏全体に対する貢献度大で、伴奏に回れば、小粋で洒落たバッキングを奏で、ソロに出れば、ファンキーで小粋なフレーズを連発する。チェンバースのベースは演奏全体の「底」をしっかりと支えている。この盤、聴けば聴くほど味わいが深まる。ゴルソン・ハーモニーとハードバップらしいアグレッシブな演奏が醸し出す、スインギーなグルーヴ感が濃厚に出た、ファンキー・ジャズの好盤である。
 
 
 

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2020年3月19日 (木曜日)

ゴルソンの作編曲面での洗練さ

バリバリなハードバップ盤の雰囲気を醸し出す技として「アレンジ(編曲)」がある。ジャズは、ミュージカルなどの挿入歌や自作の曲の旋律をモチーフに即興演奏を展開するのだが、この即興演奏に入る前のテーマ部のアレンジが演奏の雰囲気の決め手になることが多い。この「アレンジ」の妙がジャズの楽しみポイントの1つで、この「アレンジ」にその才能を発揮するジャズメンも幾人かいる。

ジャズのアレンジと言えば、まず「ゴルソン・ハーモニー」が浮かぶ。テナー・サックス奏者のBenny Golson(ベニー・ゴルソン)が得意とする、独特な響きのユニゾン&ハーモニーをベースとしたアレンジ手法。この「ゴルソン・ハーモニー」については言葉では表現しづらい。ベニー・ゴルソンのリーダー作を聴いて頂くのが手っ取り早い。ということで、。ゴルソン・ハーモニーを武器に、こってこてハードバップな盤を世に出し続けた、Benny Golson(ベニー・ゴルソン)のリーダー作を何枚かピックアップしてみた。

『Benny Golson and the Philadelphians』(写真左)。1958年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Benny Golson (ts), Lee Morgan (tp), Ray Bryant (p), Percy Heath (b), Philly Joe Jones (ds)。ゴルソンのテナー、モーガンのトランペット、当時のアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのフロント2管。バックのリズム・セクションは、渋い職人芸的なジャズメンが担当している。
 
 
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ゴルソンをはじめ、フィラデルフィア出身のジャズメンによる、小粋で思いっ切りハードバップな盤である。ゴルソンのアレンジの筆が冴える。しかし、改めて思ったのは、このパーソネルに名を連ねているメンバーって、皆、フィラデルフィア出身なんだ、ってこと。ジャズの場合、出身地によって「訛り」みたいなものがあって、出身者が一堂に集った方が、演奏全体の雰囲気合わせがスムーズにいくみたい。

どの曲にも、さりげなく「ゴルソン・ハーモニー」が用いられていて、冒頭の「You're Not The Kind」から聴き続けていると、2〜3曲で、この演奏のメンバーの中にゴルソン参加していて、アレンジは一手にゴルソンが担当している、ということが判る位だ。そして、なんせ、この盤はゴルソンのリーダー盤。ゴルソンのテナーが活き活きとしていて、意外とこの盤ではスムーズにアドリブを吹き切っている。メンバーが皆、同郷ということで、リラックス出来たのかな。

ゴルソンの作編曲面での洗練さを強く感じます。あまり、ハードバップ期の代表作のひとつに挙げられる「有名盤」ではないのだが、ゴルソン・ハーモニーが良い雰囲気を醸し出していて、モーガンの絶好調のトランペット、フィリージョーの繊細でダイナミックなドラミング、伴奏上手のブライアントのピアノ、堅実なヒースのベースと相まって、ハードバップの良い雰囲気が溢れている好盤だと僕は思います。
 
 
 

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2020年3月 4日 (水曜日)

こういう新盤は心強いなあ。

ジャズには「進化」する、または「深化」する側面と、過去の成果を振り返り「温故知新」する側面の2つがあると感じている。「温故知新」については、過去のレジェンドの演奏スタイルを踏襲し、自分なりの個性を融合させたり、はたまた、過去のレジェンドの楽曲を取り上げて、自分なりのアレンジを加えて演奏したり、「温故知新」の意味通り「古きを訪ねて、新しきを知る」というアプローチである。

Bob Reynolds『A Message for Mobley』(写真左)。2018年7月26日、ロサンゼルスでの録音。 ちなみにパーソネルは、Bob Reynolds (ts), Larry Goldings (Fender Rhodes ele-p), Alex Boneham (b), Charles Ruggiero (ds)。リーダーのボブ・レイノルズはテナー奏者。その名前、どこかで聴いた事があると思って資料を見たら「スナーキー・パピー、ジョン・メイヤーとの共演で知られる実力派サックス奏者」とある。

おお、思い出した。しかし、スナーキー・パピー、ジョン・メイヤーとの共演の経験者であれば、ちょっとフュージョン寄りのコンテンポラリーな純ジャズをやってくるんやないか、と思っていた。で、この盤である。タイトルを見れば、この盤、ハンク・モブレーのオマージュ、もしくはトリビュートでは無いか、と思うんだが、どうにも、先進的なコンテンポラリーな純ジャズの志向と合わないのでは、と思いつつ、この盤を聴いてみると・・・。
 
 
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まず、リズム・セクションが面白い。フェンダー・ローズをメインとしたリズム・セクションである。軽快で適度なファンクネスと爽快感が個性のゴールディングスのローズが「プログレッシブ」な印象を醸し出している。少なくとも、モブレーが活躍したハードバップな雰囲気は微塵も無い。あるとすれば「ネオ・ハードバップ」な、現代の解釈における新しい響きのハードバップである。

そこに、リーダーのレイノルズのテナーが入る。このレイノルズのテナーがこれまた曲者で、テナーと言えば、猫も杓子も「コルトレーン風」か、モブレーの自作曲を採用しているので、「モブレー風」に吹くのが定石だが、レイノルズはそうでは無い。あくまで、自分のスタイル、自分の音でモブレーの自作曲を吹き進める。これが清々しい。モブレーの自作曲を採用するんだが、出てくる音は現代のコンテンポラリーな純ジャズ。決して、懐古趣味では無いし、決して、ハードバップの焼き直しでは無い。

実に頼もしいアルバムである。ネットの情報によれば「レイノルズは今作をハンク・モブレーへのオマージュやトリビュートではないと語る。」とある。なるほど、この盤はオマージュやトリビュートの類の盤では無い、モブレーの楽曲の優秀性と応用性を最大限に活かして、現代のコンテンポラリーな純ジャズなアルバムとして成立している。こういうアルバムに出会うと、まだまだジャズは捨てたもんじゃ無い、と思うのだ。
 
 
 

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2020年2月28日 (金曜日)

基本に始まり、基本に終わる

ミュージシャンというもの、覚えて貰おうとするなら「個性を身につける」ことが大切で、他と比較して抜きんでるとしても「個性を身につける」ことが大切になる。しかし、この個性が強烈であればあるほど、その一度身につけた個性を、本人の意向に関係無く手放せなくなる。ファン(聴き手)が他の個性に走ることを許さないのだ。これはミュージシャン本人にとってはどうなんだろう。

Eddie Harris Quartet『Freedom Jazz Dance』(写真)。1994年6月18日、N.Y.の Clinton Studio “A”での録音。ちなみにパーソネルは、Eddie Harris (ts), Jacky Terrasson (p), George Mraz (b), Billy Hart (ds)。ヴィーナス・レコードからのリリース。Eddie Harris(エディ・ハリス)と言えば「ミスター・ファンキー・サックス」で知られる。所謂、ソウル・ジャズの代表的サックス奏者である。

大概、レス・マッキャンと組んだ『Swiss Movement』のみが代表作として挙げられる。『Swiss Movement』はソウル・ジャズの好盤である。エディ・ハリスはファンクネスたっぷりの、歌心満載、ポジティヴで陽気な「ソウルフルなサックス」が個性。このソウルフルなサックスを武器に、こってこてファンキーに吹きまくり、ラップを織り交ぜたり、ファンク風に吹いたかと思えば、コルトレーンの難曲「Giant Steps」をいとも容易く吹き上げたり、多様なスタイルを吹き分けた。
 
 
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しかし、である。この『Freedom Jazz Dance』は、そんなエディ・ハリスが、ソウル・ジャズに走ること無く、硬派でスタンダードでハードバップなジャズを吹きまくる好盤。冒頭のタイトル曲「Freedom Jazz Dance」はエディ・ハリス作の名曲。ミュージシャンズ・チューンとして多くのジャズメンに演奏されている。しかし、2曲目以降の曲名を見ていくと、かなりコッテコテのスタンダード曲が並んでいる。

ソウル・ジャズのハリスが、スタンダード曲をソウル・ジャズ風に吹きまくるのかと思いきや、実に硬派にハードバップ風に吹きまくっている。これが実に良い。エディ・ハリスって、やっぱり優れたテナー・サックス奏者やったんやなあ、と感心することしきり。とにかく上手い。情感タップリにストレートに、ブラスを輝く様に震わせながら、実にテナー・サックスらしい音で吹き進めていく。

バックを固めるのは、厳選されたリズム・セクション。硬派でスタンダードでハードバップなジャズを吹きまくるエディ・ハリスをしっかりとサポートする。この盤、エディ・ハリスが残した最後のスタジオ録音盤だそうだ。ハリスはこの盤の録音の2年後、62歳で逝去する。最後のスタジオ録音の一枚が、このハードバップで、ストレート・アヘッドなブロウで固めたスタンダード集。ジャズマンとして「基本に始まり、基本に終わる」。そんな大団円な感じがとても素敵なアルバムである。
 
 
 
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2020年2月23日 (日曜日)

まだまだ若い者には負けない盤

ジャズの世界では「レジェンド」と呼ばれる現役のジャズマンが、意外と元気である。生楽器って意外と体力を使うのだが、60歳、70歳を過ぎても、バリバリに吹きまくり、弾きまくる「レジェンド」が多いのには驚く。「レジェンド」級のジャズマンって、当然、演奏テクニックは高度なものを持っている。このテクニックが高度なほど、無駄な体力や肺活量を使わないのかもしれない。とにかく「レジェンド」級のジャズマンが元気に吹きまくる、弾きまくる盤に出会うと無条件に嬉しくなる。

George Coleman『The Quartet』。2019年5月20日、NYのSear Sound Studio C での録音。ちなみにパーソネルは、George Coleman (ts), Harold Mabern (p), John Webber (b), Joe Farnsworth (ds)。ジャズ・テナーの存命レジェンドの一人、ジョージ・コールマンがリーダーのアルバム。コールマンって、1935年3月生まれだから、録音当時は84歳。う〜ん凄い。

というのも、この盤でのコールマン、吹きまくっている。演奏の編成は、テナー・サックスがワンホーンのカルテット構成。フロント楽器がテナー・サックス1本なので、とにかく一人で吹きまくりである。84歳の高齢でこの吹きっぷり。テナー・サックスの音だけ聴けば、40歳〜50歳代の油の乗りきった、ベテランのサックス奏者が吹いていると感じるんだが、いやはや、コールマンは84歳です。
 
 
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しかも、この盤、選曲が面白い。冒頭は、ジャズクラブ「Smoke」のオーナー、Paul Stache に捧げたコールマンのオリジナル「Paul’s Call」から始まるのですが、続く2曲目は、シャンソン歌手、シャルル・トレネの美しいラブソング「I Wish You Love」。3曲目は、エリントンの小粋な名曲「Prelude to a Kiss」。続く4曲目は雰囲気がガラリと変わって、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの演奏でもお馴染み「Lollipops and Roses」。

他にもアート・ブレーキーの名作『モーニン』に収録されているゴルソン作「Along Came Betty」、カール・フィッシャー作の素敵なバラード曲「You’ve Changed」、はたまた、アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバ曲「Triste」等々、様々なスタイル、様々な志向の楽曲が並んでいる。ベテランになれば、自分の得意とするスタイルや志向の曲を固めて、演奏の負担を軽減したくなるのだが、この盤での「レジェンド」コールマンには頭が下がる思いだ。

今年85歳、モダンジャズ・テナーの至宝ジョージ・コールマンの最新作。バラエティにとんだ選曲が素晴らしく、これを全て、演奏仕切ってしまうコールマンも素晴らしい。バックを支えるリズム・セクションのピアノには、レジェンドの盟友ピアニスト、ハロルド・メイバーンが座る。このメイバーンのバッキングも見事。とにかく、この盤、二人のレジェンドのパフォーマンスが聴きもの。まだまだ若いもんには負けへんで、です。
  
  
 
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2020年2月 1日 (土曜日)

テナー・サックス+弦楽四重奏

ジャズは様々なジャンルの音楽と融合する。他のジャンルの音楽はある特定の音楽ジャンルと融合することはあっても、ジャズの様に複数の音楽ジャンルと何の違和感も無く融合する音楽ジャンルは他に無い。ジャズと他の音楽ジャンルとの融合の歴史を振り返ると、まず1950年代にジャズとクラシック音楽との融合の流行があった。ジャズの融合の歴史の中で、一番歴史があるのは「クラシックとの融合」であろう。

Joshua Redman & Brooklyn Rider『Sun on Sand』(写真左)。ちなみにパーソネルは、ジャズのカルテットとして、Joshua Redman (ts), Scott Colley (b), Satoshi Takeishi 武石 聡 (ds)。弦楽四重奏の名前は「Brooklyn Rider」。弦楽四重奏のメンバーとして、Colin Jacobsen, Johnny Gandelsman (violin), Nicholas Cords (viola), Eric Jacobsen (cello)。2015年4月29,30日,5月1日NYCのSear Sound録音。

パーソネルを見渡して、この盤、異色の企画盤になる。ジャズとクラシック(弦楽四重奏)が織りなす融合音楽。アルバム全体の雰囲気として、ジャズらしいノリ・スリルと現代クラシックらしい荘厳さとがバランスよく融和している。パトリック・ジマーリのアレンジが実に効いている。ストリングスの一糸乱れぬ精緻なアンサンブルをバックに、メインストリーム・ジャズな、即興&自由度の高いカルテット演奏が展開される。この「一糸乱れぬ精緻」と「即興&自由度の高い」の対比がこの盤の「肝」である。
 
 
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ジョシュア・レッドマンのテナーについては、正統派で端正で品行方正。ジャズ・テナーのモデルにしても良い位の「品行方正」さで、メインストリーム・ジャズの中で演奏すると、余りの端正さが故に、余りに優等生的なテナーで、ちょっと面白く無い雰囲気が漂うことがある。逆に、今回の「ジャズとクラシック(弦楽四重奏)が織りなす融合音楽」の様に、異種格闘技風セッションにおいて、ジョシュアのテナーがその個性を最大限に発揮する傾向にある。

この盤でのジョシュアのテナー・サックスは良く鳴り、流麗にアドリブ・フレーズを吹き上げる。ジョシュアのテナー・サックスの一番良いところが、この盤で溢れている。この盤の一番の注目ポイントは、このジョシュアのテナーの伸び伸びとしたブロウ。このジョシュアの即興&自由度の高い「ジャズらしいサテナー」を、一糸乱れぬ精緻なアンサンブルで弦楽四重奏がガッチリと受け止めている。

とにかく、ジョシュアのテナーが良い意味で「目立つ」。そして、弦楽四重奏の演奏が「耳につかない」。というのも、弦楽四重奏が一糸乱れぬ精緻なアンサンブルでありながら、リズミカルなビートに乗せたジャジーなフレーズを連発しているのだ。そんなジャジーな弦楽四重奏のお陰で、ジョシュアのテナーの良いところが「目立つ」。この企画盤、実は、ジョシュアのテナー・サックスを愛でるのに最適なアルバムである。
 
 
 
東日本大震災から8年10ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年1月29日 (水曜日)

ジャズ喫茶で流したい・159

この盤を何気なく聴き始めて「あぁ、これは良いテナー・サックスだなあ」と耳を傾けつつ、この盤はなかなかの好盤ではないか、と推察する。さて、これは誰のリーダー作か。演奏の雰囲気から、テナー・サックス奏者がリーダーであることは何となく判る。とにかく良い音で鳴るテナーだ。誰だろう。ジャケットを見ると「Grant Stewart(グラント・スチュワート)」。

そして、双頭リーダー的位置づけで「Fabio Miano(ファビオ・ミアノ)」。スペインのピアニストである。グラント・スチュワートとファビオ・ミアノの双頭名義のアルバムである。そして、その片割れ、グラント・スチュワートについては、「エリック・アレキサンダーと並ぶ正統派テナーの雄」とネットの説明にある。別の説明書きには「国際的に有名」と。が、僕はこのテナー・マンを知らなかった。エリックは日本では有名なんだけどね〜。

Grant Stewart & Fabio Miano『Namely You』(写真左)。2019年1月のリリース。ちなみにパーソネルは、Grant Stewart (ts), Fabio Miano (p), Clement Daldosso (b), Bernd Reiter (ds)。グラント・スチュワートのテナーがワンホーンのカルテット編成。リズム・セクションは、スペインのピアニスト、ファビオ・ミアノのトリオである。
 

Namely-you

 
癖がなく、明朗にブラスの響きが芳しいテナーである。ほんと良い音で鳴っている。これだけでも聴きものである。加えて流麗。ネオ・ハードバップなフレーズの展開。アブストラクト&フリーとは全く無縁。聴いていて惚れ惚れする。テクニックも優秀、ブロウがス〜ッという感じでストレートに伸びる。タンキングについても癖が無い。とにかくサックスの音が「綺麗」。

癖が無く、音が綺麗な分、アルバムとして聴くには選曲が重要になるのだが、「ネイムリー・ユー」「ローラ」「いそしぎ」などの、テナー・サックスの音が映えるスタンダードや、コルトレーンの「ストレイト・ストリート」やコールマンの「アムステルダム・アフターダーク」など、テナーの音とフレーズ作りを知り尽くしたテナーマンの名曲が選曲されている。これがこの盤の要。

バックを支えるファビオ・ミアノのトリオも、癖がなく、正統なネオ・ハードバップな雰囲気。グラント・スチュワートのテナーには最適なリズム・セクションである。

トリオを構成する3人とも僕は「初見」である。しかし、この盤の内容は、ネオ・ハードバップの好盤として十分に評価出来るもの。なぜ、この盤のパーソネルの面々は日本では全くのマイナーなのか。この盤も意外とマイナーな扱い。どうにも理解出来ないなあ。とにかく、この盤「好盤」です。
 
 
 
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