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2018年9月24日 (月曜日)

「これは聴いてみよ」な盤・1

ジャズの歴史が100年という。その100年の中で、ジャズのアルバムって、ほんと凄い枚数がリリースされている。最近、ネットのダウンドード・サイトが充実してきて、様々なジャズのアルバムが聴くことが出来るようになった。そんなサイトをお目当てのジャズメンのアルバムを検索している途中で、これは聴いてみよ、とビビッとくるアルバムに出くわすことがある。

Roy Hargrove『With The Tenors Of Our Time』(写真左)。今回出会った「これは聴いてみよ」盤である。1994年のリリース。タイトルの通り、ネオ・ハードバップで優れた中堅トランペッター、ロイ・ハーグローヴが歴代のテナー・マンをゲストに迎えて演奏する企画盤である。メインのハーグローヴのカルテットのパーソネルは、Roy Hargrove (tp,flh),  Ron Blake (ss, ts), Cyrus Chestnut (p), Rodney Whitaker (b), Gregory Hutchinson (ds)。

客演したテナーマンは、以下の5人。Johnny Griffin, Joe Henderson, Branford Marsalis,  Joshua Redman, Stanley Turrentine。大ベテランから中堅まで、渋いマニア好みの大御所的なテナーマンが客演している。これは魅力的だ。実はこの盤、今まで聴いたことが無くて、ハーグローヴのトランペットが好きなのと、このテナーマンのラインナップに魅力を感じて、今回、初聴きした次第。
 

Roy_hargrove_with_the_tenors_of_our  

 
メインのハーグローヴの演奏自体が実に充実している。まず、ハーグローヴのトランペットが端正で艶やかで流麗でとても良い。我が国で人気がイマイチなのかが理解出来ないほど、この盤では充実したトランペットを聴かせてくれる。サイラス・チェスナットをピアノに据えたリズム・セクションも歌心があって堅実で端正。このハーグローヴのカルテット演奏だけでも、この盤、十分に聴ける。

そこに、魅力的なテナーマンが加わるのだ。悪かろう筈が無い。大御所達を前にブレイクも脇に回って、アンサンブル役に徹している。これが好客演のテナーがバンドサウンドとして溶け込む切っ掛けとなっていて、良いアクセントになっています。5人の大御所テナーマンはさすがで、それぞれ、しっかりとした個性が素晴らしい。聴いていて、これはグリフィンかな、これはヘンダーソンとはっきり判る位の個性はやっぱり凄い。

この5人とテナーマンの明確な個性が、この盤のそれぞれの演奏に彩りと特徴を与えていて、この盤の演奏はどれもがバリエーションに富んでいて、聴いていてとれても楽しい。今まで、この盤の存在を全く知らなかったのだが、これが本当に得した気分。良い盤に出会いました。ハーグローヴの素敵なトランペットと共に、聴き応えのある企画盤です。

 
 

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2018年9月21日 (金曜日)

こんなアルバムあったんや・103

ジャズは死んだ、なんて言われて、結構な年月が経った様な気がする。しかし、それどころか、21世紀に入ってジャズはまだまだ深化している。新人ジャズメンも順調に出てくる。新しいジャズの演奏トレンドも幾つか現れ出でた。新しいアルバムも毎月、結構な数がリリースされている。そんなにジャズって需要があるのかなあ、と心配になるが、ジャズはまだまだ元気である。

Sean Jones『Gemini』(写真左)。2005年6月の録音。ちなみにパーソネルは、Sean Jones (tp), Kenny Davis (b), Corey Rawls, E.J. Strickland (ds), Tia Fuller (as, fl), Orrin Evans (key), Mulgrew Miller (p), Ron Blake, Walter Smith III (ts), Andre Hayward (tb)。有望な若手〜中堅ジャズメンがずらりである。

ショーン・ジョーンズは、1978年5月の生まれ。今年で40歳になる。このアルバムのトランペットのプレイを聴くと、ジャズの楽器の演奏テクニックについても、年々進化しているのが良く判る。昔、ウィントン・マルサリスが登場した時、彼のトランペット・プレイを聴いて「これは神の領域だ、もう彼以上のトランペッターは現れない」と言い切った人がいたが、このショーン・ジョーンズのプレイを聴くと、これってウィントン以上とちゃう? って思ってしまう。
 

Sean_jones_gemini  

 
テクニックは申し分無い。フレーズの流麗さも申し分無い。オープンもミュートもいける。歌心も十分、緩急、どちらもいける。トランペットの音の滑らかさという点ではウィントンを凌ぐと思う。客観的に見て、ショーンのトランペットはウィントンと同等、部分的にそれ以上のものだと感じている。ほんと、ええ音出してる。思わず聴き入ってしまう。

そして、ピアノはマルグリュー・ミラー。僕はこの人のピアノが大好きで、この盤ではミラーは絶好調。華々しさは無いが、堅実で粋な、素朴な中に煌めくフレーズが実に美しい。エレクトリック・キーボードを担当するオリン・エヴァンスも良い音を出している。前半がマルグリュー・ミラーをフューチャーしたアコースティック・サイド、後半がオリン・エヴァンスのキーボートを軸にしたエレクトリック・サイドになっていて、キーボード好きにはたまりません。

他のメンバーもテクニックは確か、アドリブ展開も優秀。収録された曲の出来も良いものばかりで、現代のジャズ曲って感じで聴き応えがあります。演奏の雰囲気は、一言「格好良い」。アコースティック・サイドとエレクトリック・サイドを通じて、サウンドに統一感があって、最後まで一気に聴き切ってしまいます。ショーン・ジョーンズの他のアルバムを聴いてみたくなりました。

 
 

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2018年9月10日 (月曜日)

聴いて楽しいネオ・ハードバップ

アート・ブレイキーの『バードランドの夜』を久し振りに聴いた。やっぱりハードバップはええなあ、と感じ入る。ということで、今日は「ハードバップが聴きたい日」。といって、1950年代のバリバリど真ん中のハードバップ盤を聴いても当たり前やしなあ。と思いつつ閃いたのが「そうだ、1990年代以降のネオ・ハードバップ盤を聴こう」。

One For All『Too Soon to Tell』(写真左)。1997年2月25日の録音。同年、結成されたネオ・ハードバップ・バンド「ワン・フォー・オール」のデビュー盤である。One For Allのメンバーは、Eric Alexander (ts), Jim Rotondi (tp), Steve Davis (tb), David Hazeltine (p), John Webber (b), Joe Farnsworth (ds)。テナー+トランペット+トロンボーンの3管フロントのセクステット構成。

ワン・フォー・オールは、ニューヨークのライブハウス「Samlls」で結成された。メンバーの名前を今の目で見れば、これは絶対に良い音を出す、ネオ・ハードバップなバンドだ、と確信する。今では中堅ジャズメンとして活躍しているメンバーばかりである。当然、それぞれの持つテクニックは素晴らしく、バンド全体の演奏力はかなり高い。このデビュー盤を聴けば、それが直ぐに判る。
 

One_for_all_too_soon_to_tell  

 
このアルバムには、“ワン・フォー・オール・フィーチャリング・エリック・アレキサンダー”とクレジットされている。このデビュー盤の一番の聴きどころはアレキサンダー。全編に渡って、模範的なジャズ・テナーを展開している。しかし、その音は、テナーマンといえばほとんどがそうであった「コルトレーンのフォロワー」では無い。コルトレーンの様なストレートなブロウの底に、オールド・スタイルな音が潜んでいて、喩えて言うなら「温故知新」なジャズ・テナーである、

ジム・ロトンティのトランペットも良い音を出している。このトランペットもジャズとしてオーソドックスな音で、この徹頭徹尾、オーソドックスなところがロトンディのトランペットの良いところ。スティーブ・デイヴィスのふくよかなトロンボーンは3管フロントの効果的なアクセント。そう、この盤の3管フロントは、そのテクニックの高さを駆使してのユニゾン&ハーモニーが半端無い。アレンジもバッチリ決まっている。

リズム・セクションは「デヴィッド・ヘイゼルタイン・トリオ」。耽美的ではあるが、芯のあるバップなピアノをコアに、堅実かつダイナミック、そして多彩な表現力が素晴らしいベース&ドラムが絡んだ、ネオ・ハードバップなピアノ・トリオ。そう、このワン・フォー・オールのデビュー盤には、ネオ・ハードバップな「新しい音」がギッシリと詰まっている。聴いて楽しい「ネオ・ハードバップ盤」である。

 
 

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2018年9月 4日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・128

現代の日本ジャズは完全な「女性上位」。女子ジャズ・ミュージシャンがどんどんデビューし、しかも、その力量は確かなもの。加えて、美形が多く、魅力的な女性ばかり。日本男子はどうしたのか、と思うのだが、如何せん少数派。一昔前は女性ジャズ・ミュージシャンはピアノが多かったのだが、今では様々な楽器に広がっている。

寺島さんのジャズ本を読んでいて、纐纈歩美(こうけつあゆみ)は良いぞ、良いぞ、とあっちこっちで書いていて、そんなに良いのか、と思いながら聴いたアルバムが『Daybreak』(ここをクリック)。彼女のセカンド盤である。この盤で、纐纈歩美のアルトは、ナベサダさんのフォロワーだと僕は解釈した。が、寺島さんは違う、と書く。正統なメインストリームなアルトだと書く。

で、それはどのアルバムを聴いてそう思ったのか、と調べてみたら、このアルバムだと見定めた。纐纈歩美『Struttin'』(写真左)。彼女のデビュー盤である。デビュー盤だったので軽く見ていた。セカンド盤がかなり良い出来だったので、彼女のポテンシャルを確認出来て、それで満足してしまったこともある。このデビュー盤には思いが及ばなかった。
 

Ayumi_kohketsu_struttin  

 
で、この『Struttin'』、纐纈(こうけつ)のアルト・サックスが躍動感溢れて、ブリリアントに響き渡る。運指のテクニックも申し分無く、ストレート・アヘッドなアルト・サックスが全編に渡って響き渡る。いや〜、これにはビックリした。とにかく、良い音してるんですよ、纐纈のアルト・サックスが。全編に渡って、とても気持ち良く聴き通すことが出来ます。

この盤のパーソネルは、纐纈歩美 (as), 納谷嘉彦 (p), 俵山昌之 (b), マーク・テイラー (ds)。納屋+俵山+テイラーのリズム・セクションも良好。しっかりと純ジャズ風のリズム&ビートを供給しています。速いテンポの曲もバラードも聴き応えのあるアレンジと演奏で、聴く我々を飽きさせません。アルトの雰囲気的には、誰かに似ているなあ、と思って聴いていたのですが、そうそう「アート・ペッパー」風ですね。テクニックと歌心、ペッパーのブロウを想起しました。

若手、新人、女性ジャズ・ミュージシャンという「色眼鏡」を取り去って、このアルバムだけ、ジャズ喫茶で流したら、結構な数のジャズ者の方々がジャケットを見に来るんじゃないですかね。それほど、この盤はコンテンポラリーな純ジャズとしてなかなかの好盤だと思います。決して、コマーシャルに留まらない、志の高いデビュー盤です。

 
 

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2018年9月 3日 (月曜日)

山下洋輔『30光年の浮遊』です

山下洋輔はジャズを聴き始めた頃から聴いている。全くのジャズ初心者なので、ハードバップの名盤を大人しく聴き進めて行けば良いものを、やっぱりハードなフリー・ジャズこそが「真のジャズ」なのではないか、などという大いなる曲解をして、フリー・ジャズを聴こうとする。そういう時は「やはりまずは日本人のフリー・ジャズを」などという変な解釈をして、山下洋輔に出会った。

そんな山下洋輔、当時、完璧なフリー・ジャズの最右翼であったが、何故かジャズ者初心者の僕には聴き易かった。何故かは判らない。『寿限無』『キアズマ』『ミナのセカンド・テーマ』『木喰』など、彼のアルバムを密かに聴いていた。そう、当時、フリー・ジャズを聴いているなんて他人に言えない。変人扱いされて終わりである(笑)。

山下のタッチは明快。弾き回しのテクニックは秀逸。フリーな展開になっても、アドリブ・フレーズの底にはしっかりとしたビートが流れ、その演奏が破綻することは「まれ」。破綻するときは、ご本人の体調が悪い時だけでしょう(笑)。体調良く、真剣に弾き倒す時の山下洋輔は「無敵」である。そういう山下洋輔を長きに渡って聴き続けて来た。
 

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そして、今年の新盤である。山下洋輔『30光年の浮遊』(写真左)。山下洋輔ニューヨーク・トリオ結成30周年記念アルバム。ちなみにパーソネルは、Yosuke Yamashita (p), Cecil McBee (b), Pheeroan akLaff (ds)。「ドバラダ2018」「チャタリング」「ワン・フォー・T」といった山下のセルフ・カヴァーも含まれる。どんな音が出てくるか。

聴き始めて、あれっ、と思う。カッ飛ぶようなフリー・ジャズでは無い。メインストリームな純ジャズである。モーダルで自由で、現代の新しい響きのする純ジャズ。統制が取れ、抑制も効いている。決して走らない、じっくりと、現代の「王道を行く純ジャズ」がどんどん湧き出てくる。うお〜、山下洋輔がいよいよメインストーム・ジャズに手を染め出した。そう感じた。

山下洋輔も、1942年生まれなので、今年で76歳になる。76歳にもなって、カッ飛ぶようなフリー・ジャズも無い様な気がする。この『30光年の浮遊』には、山下洋輔ニューヨーク・トリオの抑制の効いた、それでいて枯れていない、クールな躍動感のある純ジャズがぎっしり詰まっている。そして、ラストの「早春賦」で心がホンワカ穏やかになる。この曲がジャズになるなんて思わなかった。まさに柔軟性溢れる山下洋輔ニューヨーク・トリオである。まだまだ隅に置けない存在である。

 
 

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2018年9月 1日 (土曜日)

適用性の高さこそが最大の個性

何もジャズ盤紹介本やジャズ雑誌の特集のアルバム紹介に挙がる盤ばかりが「好盤」では無い。最近ではジャズに関する単行本が結構、出版されるようになったので、この単行本からも「好盤」の情報を得ることが出来るようになった。しかし、最終的には、自分の目と手でアルバムを探索し、自分の耳で聴いて、自分なりの「好盤」を探し出す。これが、ジャズ盤コレクターの醍醐味である。

この盤は、ジャズ・ベーシストのリーダー作を物色していた時、ジョン・パティトゥッチ(John Patitucci)の名に出くわし、このベーシストのリーダー作を聴き進めていって、出会った盤である。John Patitucci『Sketchbook』(写真左)。凄腕ベーシスト、パティトゥッチ、この盤では、エレクトリック・ベースによるプレイがメイン。超絶技巧を活かしたギター・ライクな多弦ベースによるプレイがソロが魅力的。

1990年のリリース。時代は純ジャズ復古の後、メインストリームな純ジャズと、フュージョン〜スムース・ジャズがバランス良く存在していた時代。ちなみにパーソネルは、John Patitucci (b), Michael Brecker (ts), John Scofield (g), Peter Erskine (ds), Vinnie Caliuta (ds), Terri Lyne Carrington (ds), Alex Acuna (per), John Beasley (p), David Witham (synth), Jon Crosse (ss), Dori Caymmi (vo), Ricardo Silveira (g), Paulinho Da Costa (per), Judd Miller (synth)。

 

John_patitucci_sketchbook  

 

フュージョン・ジャズ系の強者どもを集めた力作。個人的にはまだまだやりたいジャズのイメージが沢山あったみたいで、この盤について、かなりバリエーションに富んだ内容になっている。明確なフュージョン・ジャズあり、コンテンポラリーな純ジャズ風の演奏あり、といろいろやっているのだが、パティトゥッチのエレクトリック・ベースの個性は、どんな内容のジャズにおいても一貫しているので、アルバム全体の統一感は損なわれていない。

彼のエレベはこの盤で聴くと、ほぼ完成の域に達した、といって良いだろう。彼の超絶技巧を活かしたギター・ライクな多弦ベースによるプレイがアルバム全体でフィーチャーされていて、彼のベーシストとしての力量が良く判る内容になっている。あれもできる、これもできる、で器用貧乏とか、八方美人的とか、一貫性が無いとか揶揄されるが、僕はそうは思わない。その多様性、適用性の高さこそが、パティトゥッチのベースの最大の個性だろう。

これだけ適用力の高いベーシストであれば、フロントを張る楽器も活き活きとしたパフォーマンスを発揮する。この盤でも、テナーのマイケル・ブレッカー、エレギのジョン・スコフィールドが胸のすくような快演を展開している。そうそう、ビニー・カリウタのドラムもパティトゥッチのベースに触発されて躍動感抜群。演奏のリズム&ビートを支える役割のベース。演奏全体の出来不出来は、このベースに依るところが結構あるんだろう。そういう意味で、この盤はベーシストのリーダー作として優れた内容の好盤と言える。

 
 

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2018年8月31日 (金曜日)

オールド・スタイルなウィントン

ウィントン・マルサリスの考えるジャズは基本的に判り難い。聴き手に迎合することは一切無い、どころか、聴き手を教育する、というか、聴き手を教え導く様なアプローチが見え隠れする。選曲だって、アレンジだって、それまでの通常のジャズとは異なるアプローチをするのだから、何というのか、とても「取っ付き難い」のだ。

Wynton Marsalis『Standard Time, Vol. 2: Intimacy Calling』(写真左)。1991年3月のリリース。録音は1987年9月と1990年8月の2回に分かれる。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp), Wessell Anderson (as), Todd Williams (ts), Marcus Roberts (p), Robert Hurst, Reginald Veal (b), Jeff "Tain" Watts, Herlin Riley (ds)。ウィントンの「スタンダード曲集」の第2弾である。 

選曲からして、ちょっと変わっていて、全編、スローからミッドテンポの曲ばかりで占められている。オールド・スタイルなディキシーランド・ジャズの雰囲気が色濃い演奏から、クールでニュー・ジャズな音の響きが芳しい演奏まで、幅広な展開になっているのが特徴。選曲はアルバム・タイトルからも判る様に「スタンダード曲」ばかりであるが、有名どころから、知る人ぞ知る、までバリエーションに富んでいる。
 

Standard_time_vol2

 
この盤では「オールド・スタイル」なジャズの演奏を再現している。ニューオリンズ・ジャズからスイング・ジャズ辺り。この盤では、ビ・バップは全く無縁。ハードバップもゆったりしたテンポで、決して速いフレーズを吹き回したり、ハイノートを吹き上げたりはしない。静的で理知的で、ハイテクニックなトランペットが響き渡っている。

ピアノのマーカス・ロバーツが良い音を出している。ちょっとウィントンには悪いが、ウィントン抜きのピアノ・トリオの演奏「East of The Sun」が絶品。ロバーツのピアノは理知的でちょっと捻れている。この理知的なところがウィントンのトランペットと実に良く合う。逆に、捻れているところは、絶対にウィントンにはぶつけない。ロバーツのソロで、ロバーツはその「捻れ」をモードに変えて変幻自在に弾きまくる。

静的で理知的で、ハイテクニックな「スタンダード曲集」である。アルバム全体の雰囲気は実にアーティスティック。逆に、ジャズの持つエモーショナルで熱い展開は全く無くて、聴いていて不完全燃焼に陥り兼ねない部分はあるにはあるんですが、アルバム全体の出来も抜群で、これはこれで、トランペットの「スタンダード曲集」として大いに評価出来る盤です。

 
 

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2018年8月28日 (火曜日)

これも魅力的なジャズ・ベース盤

ジャズ・ベーシストのリーダー作は幾つかのケースに分かれるが、聴き応えがあるのは、リーダーとして自分の音世界をプロデューサーの様に創造していくケースだろう。自らのベースはあまり前面に出ることは無くて、ベースのテクニックを披露するのは要所要所に留める。自らはその音世界の創造を支える側に回るのだが、セルフ・プロデュースの手腕が優れていればいるほど、優れたジャズ・ベーシストのリーダー作として成立する。

例えば、この盤はそういう系統のジャズ・ベーシストのリーダー作だろう。Tom Kennedy『Just Play』(写真左)。2012年9月25日の録音。2013年のリリース。トム・ケネディは、アコベとエレベの両刀使い。特にこの盤ではアコベが素晴らしい。ちなみにパーソネルは、Tom Kennedy(b) Dave Weckl(ds) Renee Rosnes(p) George Garzone(ts)のカルテットをメインに、Mike Stern, Lee Ritenour(g) Tim Hagens(tp) John Allred(tb) Steve Wirtsz(ts)が曲毎に客演しています 。

中堅どころの強者揃い。これだけのメンバーが揃えば、アルバムの良し悪しについては、後はリーダーのプロデュース能力次第ということになるのですが、この盤、トム・ケネディのリーダーシップについては申し分ありません。それぞれの楽器が、それぞれの個性通りに魅力的なパフォーマンスを展開してくれています。これは、このレコーディング・セッションの「狙いと基本的考え方」が明確で、メンバー全員の一致した理解によるものだと思います。
 

Just_play  

 
この盤では、リーダーのトム・ケネディはアコースティック・ベースに専念しているのだが、このアコベが実に良い。音も良い、テクニックも良好、特に、演奏の底を支えるビート感が抜群に良い。これはフロントに立つ楽器としてはやりやすいでしょうね。それが証拠に、この盤、選曲としては、スタンダード曲+ジャズメン・オリジナル曲で構成されていますが、特にスタンダード曲のクールな躍動感が魅力的です。トム・ケネディのアコベのビートが実に見事に効いています。

リズム・セクションのパートナーとしては、共演歴の長いデイヴ・ウェックルがドラムを担当し、理知的でリリカルなピアノにリニー・ロスネスが座ります。このリズム・セクションが強力で、堅実でオーソドックスなリズム&ビートを供給しつつ、意外と今の新しいネオ・ハードバップの響きを供給してくれています。意外とファンクネスがしっかり漂うところも良いなあ。

最近の純ジャズって、ファンクネス排除、スイング感排除な音作りが多いのですが、この盤は例外で、かなりオーソドックスな純ジャズの響きです。冒頭からの「Airegin」「Moanin' 」「he Night Has A Thousand Eyes」の大スタンダード曲3連発は何度聴いてもグッときますね。あまりに「どスタンダード」なので、聴く前はちょっと警戒しますが、聴いてみて、かなり今の新しいネオ・ハードバップな音がメインで、ホッとします。好盤です。

 
 

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2018年8月27日 (月曜日)

スタンリーの「RTF」な最新作

ベーシストのリーダー作は聴いていて面白い。ベースという楽器の性格上、ジャズ演奏において、フロント楽器を担うことは無い。音のバリエーションが狭いので、旋律弾きを担当することはあるが、相当なテクニックの持ち主に限る。リーダーとして、グループサウンズにケアしつつ、自分のやりたいジャズの演奏トレンドを追求するケースがほとんどになる。

Stanley Clarke Band『The Message』(写真左)。今年6月のリリース、フュージョン・ジャズ系のベーシストのレジェンド、スタンリー・クラークの4年振りの新作。スタンリー・クラークと言えば、1960年代後半、ニュータイプの純ジャズ・ベーシストとして頭角を現し、1970年代前半には、チック・コリアのReturn to Forever(RTF)を結成。アコベとエレベの両刀遣いのバカテク・ベーシストとして人気を博した。

1970年代後半には、ジャズ・ファンクをメインにスタイルを鞍替え。1980年代に入ると、ほとんどブラコン化して、ジャズ・ベーシストとしての面影は無くなった。同時に僕自身、彼のベースには全く興味が無くなって、その名前も忘れ去っていた。が、この5〜6年前から、コンテンポラリーな純ジャズに戻って来たみたいで、まだまだブラコンの影がちらつくが、まずまずのリーダー作をリリースし始めた。そして、今回の最新作である。聴いて思わず「ニンマリ」。
 

Stanley_clarke_the_message

 
これって「RTF」やん。昔々、自分のリーダー作では「もうRTFの音は追求しない。RTFの音はチックの音だ」なんて拗ねていた。しかし、彼のアコベとエレベの両刀遣いのバカテク・ベースは、RTFの音の中でこそ活きる、というか、RTFの音の中でこそ映える。ブラコン的な音の中では、他のバカテク・ベーシストとの違いが出てこない。しかもパターンが画一化していて、はっきり言って面白く無い。

若手メンバーを中心にしたメンバー構成で、これもスタンリー・クラークには珍しいこと。今までは、気心知れた先輩〜同年代のミュージシャンとの共演がほとんどだったので、彼がリーダーとして、若手ジャズメンとガップリ組んだアルバムを作るとは思わなかった。そう、スタンリー・クラークは、このアルバムで「リーダーとして、グループサウンズにケアしつつ、自分のやりたいジャズの演奏トレンドを追求」しているのだ。

この最新作に詰まっている、現代の「RTFの音」のイメージに思わず、ウキウキ。コンテンポラリーな純ジャズに回帰した様なスタンリー・クラークの最新作はなかなか良い内容だ。スタンリーいわく「私の話より、バンド・メンバーの話を紹介してほしいんだ」。確かに、若手メンバーをメインにした演奏はなかなかのレベル。次の作品が期待出来ます。

 
 

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2018年8月24日 (金曜日)

新しい音的要素の「異種格闘技」

この5年くらい前からだろうか。少なくとも、感覚的には、2010年代に入ってから、その傾向は顕著になったと感じている。いわゆる「21世紀のニュー・ジャズ」のムーブメントである。ジャズはもともと「異種格闘技」が得意な音楽ジャンル。他の音楽ジャンルの音を取り込むのが得意。

この2010年代に入ってから、ボイスやスピリチュアル、ノイズやラップを取り込んで、新しい響きを獲得した「21世紀のニュー・ジャズ」がトレンドになりつつある。1980年代後半からの「純ジャズ復古」の様に、過去のジャズの演奏スタイルの焼き直しというか、深化を旨とした動きとは異なり、もともとジャズの特質である「異種格闘技」な面を見直した、新たな「融合」を旨とした演奏トレンドである。

Donny McCaslin『Fast Future』(写真左)。2015年のリリースであるが、この盤も、そんな「異種格闘技」な面を見直した、新たな「融合」を旨とした演奏トレンドをベースとしている佳作である。ちなみにパーソネルは、Donny McCaslin (ts), Jason Lindner (el-p, ac-p, syn) Tim Lefebvre (el-b), Mark Guiliana (ds), David Binney (vo, syn), Nina Geiger (vo), Nate Wood (g), Jana Dagdagan (spoken word) 。 
 

Fast_future_1

 
ボーカルと朗読。ボーカルについては、激情的では無い、温和で穏やかなスピリチュアルな要素を表現する為に存在し、spoken word=朗読 が、ジャズにとっては「新しい響き」。リズム&ビートは、全く「従来のジャズ」っぽくない。まず、スインギーな4ビート、若しくは8ビートが存在しない。スイングせず、ファンクネスは希薄な、新しいジャズのリズム&ビート。20世紀の時代の様に「欧州ジャズ」専門では無い、ファンクネスが希薄な、パルシヴな4ビート&8ビート。

アドリブ・フレーズの基本は、力感溢れる漂う様な広がる様なモード演奏。演奏全体の雰囲気は明らかにジャズであるが、フレーズの特徴は「明るくポップ」。リズム&ビートは「従来のジャズ」っぽくないが、限りなく「多彩」。リズム&ビートに関しても「異種格闘技」。他の音楽ジャンルのビートを上手く取り入れて、ジャジーなビートに融合させている。

新しい音的要素の「異種格闘技」とリズム&ビートの「異種格闘技」。21世紀のニュー・ジャズは、新たな「異種格闘技」的な、他の音楽ジャンルからの「新たな音の要素の融合」が基本。ダニー・マッキャスリンのテナーも良い音してるし、ティム・ルフェーヴルのエレベも新時代のエレベの音。ジェイソン・リンドナーのピアノ&シンセが要所要所で効いていて、「21世紀のニュー・ジャズ」の音は心地良い。

 
 

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