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2019年8月14日 (水曜日)

実にECMらしいエレ・ジャズ

久し振りのECMレーベル。カタログ順の聴き直しも、はや66枚目。最近はCDの外国盤も入手し易くなったし、有料ダウンロード・サイトのジャズ盤のストックも充実度を増している。特に、ECMレーベルのカタログを Apple Musicに開放してくれたのは有り難かった。ECMレーベルの総帥マンフレート・アイヒャーに敬意を表したい。

Eberhard Weber『Yellow Fields』(写真左)。ECM1066番。1975年9月の録音。 ちなみにパーソネルは、Eberhard Weber (b), Charlie Mariano (ss, shehnai, nagaswaram), Rainer Brüninghaus (p, syn), Jon Christensen (ds)。いかにもECMレーベルらしいラインナップである。ドイツ出身が2人、米国出身が1人、ノルウェー出身が1人という多国籍構成。
 
リーダーのエバーハルト・ウェーバーはベーシスト。彼のリーダー作はどれもが当時の「ニュー・ジャズ」。いかにも欧州らしい、ゆったりとした音の広がりと堅実かつ印象的なリズム&ビートをベースに、ECMレーベルらしいエレクトリック・ジャズを展開してくれる。米国のエレクトリック・ジャズの様にファンクに傾倒することも無く、激情に走ることも無い。
 
  
Yellow-fields-eberhard-weber
 
 
淡々と穏やかで印象的なビートと透明度の高い音色で、様々な印象の音世界を創り出していく。全曲エバーハルト・ウェーバーの作曲なのも特徴。スタンダード曲などは絶対にやらない。さすがドイツ出身のジャズマンらしく、全体のサウンドは破綻が無く、まとまりがとても良い。非常にきっちりとしている。大阪弁で言うと「シュッとしている」(笑)。
 
ホーンの伸びのある音、素敵やなあ、と思って、誰かしらと名前を確かめてみたら、なんと「チャーリー・マリアーノ」。穐吉敏子さんの元夫君でもあったアルト・サックス奏者。この盤では、ソプラノ・サックスとインドのシェーナイというリード楽器、そして、ナーダスワラムという南インドの二重葦の管楽器を使用している。これが効果的。欧州らしい典雅で透明度の高いエレ・ジャズに、ワールド・ミュージック的なヒューマンな響きを添えている。
 
ウェーバーのベースも重心が低く、的確なベースラインと躍動的なビートを供給していて、実に聴き応えがある。クリステンセンのドラムは切れ味良く透明度の高いドラミング。そんなリズム隊をバックに、ブリューニングハウスのピアノとシンセが印象的に響く。そこに絡む、マリアーノの印象的なホーンの響き。実にECMレーベルらしい、実に欧州ジャズらしい「ニュー・エレジャズ」である。
 
 
 
東日本大震災から8年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年8月11日 (日曜日)

CTIレーベルの「珍獣・珍品」

面白いことに、有名なジャズ・レーベルには、それぞれ必ずと言って良いほど、「珍獣・珍品」な類のアルバムが紛れ込んでいる。例えば、ブルーノート・レーベルの1500番台。この1500番台は、NYを中心とする米国東海岸の「ハードバップ初期」の名盤・好盤で成り立っているが、そんな中にポツンと米国西海岸ジャズのGil Melle『Patterns In Jazz』が異彩を放っている。

例えば、このアルバムもそんな「珍獣・珍品」の類である。『Joe Farrell Quartet』(写真)。CTIレーベルの6003番。1970年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Joe Farrell (sax, fl, oboe), Chick Corea (p), John McLaughlin (g, "Follow Your Heart" and "Motion"), Dave Holland (b), Jack DeJohnette (ds)。明らかに、このパーソネルは、当時のクロスオーバー・ジャズのものではない。

このパーソネルは、当時のメインストリーム・ジャズの最先端を行く強者共である。Return to Foreverで共にするチックがピアノ。エレ・マイルスの中で重要な役割を担当するマクラフリンのギター。ニュー・ジャズのファースト・コールなリズム・セクションであるホランドのベースとデジョネットのドラム。このパーソネルで、耳当たりの良い、ライトで内容のあるクロスオーバー・ジャズが展開される訳がない。
 
 
Joe-farrell-quartet

  
クロスオーバー&フュージョン・ジャズの中心的レーベルであった「CTIレーベル」。そんな中に、当時のモード&エレクトリック・ジャズ、いわゆるニュー・ジャズの類の、それも内容の優れたアルバムが紛れ込んでいる。それがこの『Joe Farrell Quartet』。ジョー・ファレルの記念すべき初リーダー盤。ジャケットはCTIレーベル風なんだが、中の音は明らかに「メインストリーム・ジャズの最先端を行く音」。

後のチック・コリア率いる「第一期Return to Forever」の音世界に直結している。しっかりとした秩序と構成の下での「モード&フリー」。ジャズの伝統的響きを宿したアコースティックとエレクトリックな音の響き。明らかにCTIレーベルとしては「異質」な音世界。それでも、当時のニュー・ジャズとして聴くとかなり高レベルの演奏にちょっとビックリする。

ずっと聴いていると、このアルバムって、CTIレーベルでは無くて、ECMレーベルのアルバムとして、しっくり座りの良いアルバムであることが良く判る。まず、こんな硬派なエコ&アコな「モード&フリー」な演奏を、CTIの総帥のCreed Taylorがプロデュースしたなんて、信じられない。とにかく、この盤、CTIレーベルの中の「珍獣・珍品」。それを踏まえて聴けば戸惑うことは無い。
 
 
 
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2019年8月10日 (土曜日)

こんなアルバムあったんや・118

こんなアルバムあったんや・118
 
ジャズは様々な奏法や表現方法があって、聴いていてとても楽しい。こんなんもジャズなんか、とか、これってジャズなん、っていうジャズもあって、いかにジャズって裾野の広い、表現の幅の広い音楽ジャンルだということが良く判る。しかし、どんな奏法も表現方法も、基本的に「即興演奏」がメイン。ということはジャズである。

Antonio Sanchez『Lines In the Sand』(写真左)。2018年5月の録音。現代を代表するドラマー、アントニオ・サンチェスの最新作品。レギュラー・バンドによる作品。ちなみにパーソネルは、Antonio Sanchez (ds, vo), John Escreet (p, rhodes, syn), Matt Brewer (b, el-b), Thana Alexa (vo, effects), Chase Baird( ts, EWI), Nathan Shram (viola), Elad Kabilio (cello)。

テーマは「現代アメリカに投げかける6編の楽曲」。現在のアメリカ合衆国への憂いと自らの強烈な思い。自らが筆をとったライナーノーツを読んでも、その「想い」が良く判る。このリーダーのサンチェスの「想い」を念頭に聴けば、この壮大な組曲の奏法や表現方法の意味することが理解出来る。
 
 
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メキシコからの移民者である彼の現在の米国大統領への怒りが、この壮大な組曲の中に表現されている。思わず、米国の公民権運動時代の、ベースのチャールズ・ミンガスや、ドラムのマックス・ローチ、サックスのジョン・コルトレーン等を思い出しました。ジャズは時として、政治に対する意志を表現したりする。サンチェスの今回の新盤もその流れのひとつ。

思想的な面を離れて演奏だけに着目してみると、リーダーのサンチェスは、壮大な組曲の中で、実に印象的な素晴らしいドラミングを披露しています。サンチェスの超絶技巧な意志の入ったドラミングを中心に、バンド全体に緊迫感のある空気を創り出して行く。壮大な交響曲の様な、壮大なプログレッシブ・ロックの様な先進的な演奏。

加えて、素晴らしいパフォーマンスを披露しているのが、サックスの「チェイス・ベアード」。説得力のある、骨太の重量のあるサックスが素晴らしい。ベアードは、マイケル・ブレッカーばりのEWIも操っていて、これがまた素晴らしい。この新盤、純粋にジャズとしても高く評価出来る好盤です。
 
 
 
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2019年7月31日 (水曜日)

今のジャズ演奏のレベルの高さ

長年の間に、ジャズについてはテクニックは過去に比べてレベルが高くなっている。また、演奏内容も深化していて、特に1980年代半ば、純ジャズ復古のムーヴメントが起こって以降、飛躍的に純ジャズの演奏レベルは上がった、と感じている。もう今では独学でジャズのプロ・ミュージシャンに成り上がった人はいないのではないか。

Eric Reed『Everybody Gets the Blues』(写真左)。2018年11月6日、NYでの録音。ちなみにパーソネルは、Eric Reed (p & fender rhodes), Tim Green (as, ss), Mike Gurrola (b), McClenty Hunter (ds)。ティム・グリーンのサックスがフロントのカルテット編成。本盤はリーダーのピアニスト、リードが影響を受けた様々なアーティストの曲を選曲し、新しいアレンジで演奏している。

エリック・リードのピアノは「端正」。マッコイ・タイナーの様にハンマー打法よろしくガンゴン鍵盤を叩く様に弾きまくる力強さと、優しく柔らかなロマンチシズム溢れる旋律を弾きこなす繊細さとが同居する。粘りは無く、良く手が回る。ファンキーな要素はほとんど感じない程、ピアノの音質は「ドライ」。切れ味が良いというよりは粒だちが良いピアノ。彼のピアノを聴いていると「今のジャズピアノ」を感じる。
 
 
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冒頭のリード作の「Everybody Gets the Blues」の演奏を聴いて、ジャズの演奏ってレベル高くなったなあ、とつくづく思った。モーダルな演奏ではあるが、ゆったりと余裕綽々の演奏。リードのピアノは耽美的で流麗。サイドメンの演奏レベルも高い。ベースは堅実で胴鳴りが魅力的、ドラムは丁々発止と柔軟なビートを供給し、そこにストレートで濁りの無いサックスがスッと入ってくる。実に素晴らしい高度な演奏。

「今のジャズ演奏」のレベルの高さをビンビンに感じる。カヴァー曲については優れたアレンジ力を感じる。スティーヴィー・ワンダーの「Don’t You Worry ‘bout a Thing」、レノン=マッカートニーの「Yesterday」のアレンジには思わずニンマリ。コルトレーンの「Naima」でのフェンダー・ローズの音は素晴らしいの一言に尽きる。その優れたアレンジに応えるリードのピアノは、これまた素晴らしい。

実にレベルの高いカルテット演奏である。恐らくこの演奏のレベルが、現代の純ジャズの演奏レベルの「1つの基準」なのだろう。ジャズはアートだ、と言われて久しいが、確かにこの盤のカルテットの演奏を聴いていると至極納得である。クラシックと対極にある「即興演奏」が旨の音楽なのだが、ここまで演奏の極みを高められるとは。好盤です。
 
 
 
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2019年7月24日 (水曜日)

ラテン・グルーヴなピアニスト

とにかく現代ジャズは裾野が広い。世界レベルで見て、かなりの数のプロのジャズマンがいる。それぞれの国の中で、それぞれのジャズマンが食っていけてるのだろうか、と心配になるのだが、どうなんだろう。アルバムの数も毎月毎月、相当数リリースされている。需要があるんだろうか、と心配になるのだが、どうなんだろう(笑)。

ジャズ雑誌やダウンロード・サイトで、毎月毎月、新盤を確認しているんだが、今現在、活躍しているジャズマンである。こんな人いたんや、とか、聞いたことある名前やけど、はっきり言ってアルバム、ほとんど聴いたこと無いなあ、なんて思いながら、新盤を確認することになる。今回のこの盤のリーダーもそういう類のピアニストである。

Bill O'Connell『Rhapsody in Blue』(写真左)。2009年2月の録音。リイシュー盤である。ちなみにパーソネルは、Bill O’Connell (p), Luques Curtis, David Finck (b), Steve Berrios (ds), Steve Slagle (sax), Richie Flores (perc), Dave Samuels (vib), Conrad Herwig (tb)。リーダーのピアニストは、ビル・オコンネル。
 
  
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オコンネルは1953年生まれ。今年で66歳。大ベテラン・ピアニストである。生粋のニューヨーカー。ラテン・グルーヴ溢れるピアノが個性。ラテン・ジャズ界の大御所のバンドへの参加や、ジャズ界の巨匠との共演歴があり、そういった経験が、ラテン・グルーヴを育んだと思われる。ボーッと聴いていると、チック・コリアのラテン・フュージョンのピアノかな、と感じたりする。

その最たる例が、3曲目のタイトル曲「Rhapsody in Blue」。ガーシュイン作の有名なクラシック曲。もともとこの曲、ジャジーな音の要素を旋律に含んでいるので、ジャズでは結構カヴァーされている。このオコンネルのバージョンは、こってこて「ラテン・グルーヴ」溢れるアレンジが施されている。ラテン・グルーヴの「Rhapsody in Blue」。実にユニークである。

ラテン・グルーヴの強い演奏がズラリと並ぶが、その内容は至極真っ当なもの。決して「キワモノ」では無い。オコンネルのピアノは端正で明確なタッチ。テクニックは優秀で全くブレが無い。演奏全体も統制が取れていて、切れ味も良く、聴いていて清々しい気分になる。伝統的なジャズとラテン・グルーヴとを融合したジャズはユニークで、聴いていて楽しい。
 
 
 
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2019年7月22日 (月曜日)

ヤロン・ヘルマンのトリオ盤

この週末からとにかく湿度が高い。今日などは朝からもう霧雨が軽く振っている状態で体感湿度は100%。もともと湿度の高いのは大の苦手である。もうこの3日間、体は怠いし機嫌は麗しくなく、いろいろやる気が起きない。それでも音楽は聴くんだから、やっぱり音楽が好きなんでしょうね。なんて、つまらないことを考えたりする。この湿気、なんとかならんか(笑)。

Yaron Herman Trio『Songs of the Degrees』(写真左)。今年2月のリリースの新盤である。イスラエル出身のピアニスト、ヤロン・ヘルマンの通算8作目、ブルーノート3作目。ピアノの音が凄く美しい。タッチも硬質ではあるが耳に付かない。ちなみにパーソネルは、Yaron Herman (p), Sam Minaie (b), Ziv Ravitz (ds)。

リーダーのピアニスト、ヤロン・ヘルマンは、在フランス在住のフランス系イスラエルのジャズ・ピアニスト。1981年生まれだから、今年で38歳になる。若手から中堅に差し掛かる、テクニック的にも精神的にも充実してくる年頃。ヘルマンのピアノは、端正で耽美的で自由度が高い。キース・ジャレットやブラッド・メルドーらの流れを汲んだスタイルである。
 
 
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しかし、出てくるフレーズがちょっとユニークで、北欧的でありながら、どこかエスニックでどこか中東風な響きがする。自由度が高く、エコー豊かなアコースティック・ピアノの響きは、まるで「ECMレーベル」のようでもある。とはいえ、さすがイスラエル・ジャズ、決してコピーでは無く、今までのジャズの中でありそうで無い「個性的なピアノ」である。
 
このアルバムは「コンセプト・アルバム」。ヤロン・ヘルマンいわく、この盤って「リスナーに全11トラックを通して聴いてもらって、ヤロンのこれまでの人生を感じてほしいというオートバイオグラフィー的作品」だそうだ。まあ作者がそう言っているのだから、そうなんだろう。しかし、そんなことは関係無しに、このピアノ・トリオ盤は楽しめる。

最初、この盤を聴いた時は、ジャケット・デザインとも相まって、北欧ジャズかと思った。が、北欧ジャズは伝統的に響きの基本は同じなのだが、この盤は少し北欧ジャズの音とは違うなあ、と思いたち、エスニックでどこか中東風な響きに出会って、どこのジャズなのか、全く判らなくなった。解説を読んでみると、イスラエル出身のヤロン・ヘルマンのリーダー作の由、至極納得である。

 
 
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2019年7月19日 (金曜日)

ジャズ喫茶で流したい・153

このアルバムを聴いた時、ジャズってまだまだ演奏のバリエーションが豊やなあ、と感心した。音の雰囲気的には、ちょっと聴くと「これもヒーリング・ジャズなのか」と思うのだが、聴き進めると、実に硬派で実直な「コンテンポラリーな純ジャズ」であることが判る。切れ味鋭く、演奏の展開はモードだろう。疾走感溢れる、自由度の高いモード・ジャズをエレクトリック&アコースティック交えて、バリバリに演奏している。

James Francies『Flight』(写真左)。2018年10月のリリース。ブルーノートの大型新人ピアニスト「ジェイムズ・フランシーズ」のデビュー・アルバム。ちなみにパーソネルは、James Francies (p), Chris Potter (sax), Mike Moreno (g), Joel Ross (vib), Burniss Travis (b), Jeremy Dutton, Mike Mitchell (ds)。 現代のコンテンポラリーな純ジャズを担う若手の精鋭部隊である。

この盤の音世界には「癒し」は無い。真摯で実直なコンテンポラリーな純ジャズが展開されている。迫力満点、切れ味満点、テクニック優秀ではあるが、それが耳に付かない、流麗なモード・ジャズ。エレクトリック&アコースティックが混ざった、無機質なファンクネスが独特のリズム&ビートが分厚い、ダイナミズムが心地良いコンテンポラリーな純ジャズの演奏の数々。
 
 
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特にフランシーズのエレピの音が印象的。様々なシチュエーションで、様々な音や様々な響きが耳に飛び込んでくる。ニューヨーク・タイムズ紙で「タッチに液体のようなダイナミズムのあるピアニスト」と形容されているが、それも納得。今までのピアニストに無い、独特の音世界がこのフランシーズにはある。この盤の演奏は聴き流すタイプの音では無い。しっかりと対峙して聴き耳を立てる、そして、その音の先進性を感じる。そんなタイプの音である。

全曲オリジナルで3人の歌手がゲスト参加。このボーカルとボイスの使い方は「楽器」としての使い方。無調のフリー・ジャズの展開の中で響き渡るボーカルとボイス。演奏のメインはモードが中心のネオ・ハードバップの発展形、そして、そこに「ネオ・フリージャズ」な展開が華麗である。現代の最先端を行く、コンテンポラリーな「ネオ・フリー」な展開に思わず「刮目ならぬ刮耳」する。

グラスパーの弟分的位置づけの現代ニュー・ジャズの新進ピアニスト。このデビュー盤では、その実験精神も十分な成果を収めており、ますますこれからが楽しみな、新しいタイプのジャズ・ピアニストである。プロデュースはデリック・ホッジ。フランシーズのピアノ&キーボードの個性を十分に引き出していて立派だ。今から次作がとても楽しみである。これからどう「変化」していくのだろう。
 
 
 
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2019年7月18日 (木曜日)

これも「ヒーリング・ジャズ」

「聴く者に精神的に訴求する、心を揺さぶる」スピリチュアル・ジャズとは違って、聴く者を気持ち良くさせ、心地良くさせ、心を癒す「ヒーリング・ジャズ」。一昨日、そのヒーリング・ジャズの好盤、ベン・ウェンデルの『Seasons』を聴いていて、Aaron Parks (p) の名前を見つけた。そう、彼もヒーリング・ジャズなアルバムをリリースしていたなあ。

Aaron Parks『Little Big』(写真左)。2018年10月のリリース。ちなみにパーソネルは、Aaron Parks (p, key), Greg Tuohey (g), David Ginyard (b), Tommy Crane (ds)。 ジャケット・イメージからも、ホットに燃えるジャズでは無く、クールに燃えるジャズであろうと、また旧来のハードバップでは無い、新しい響きの「ニュー・ジャズ」系の盤であろうと事前に想像がつく。

出てくる音は、クールで印象的な、それでいてウォームなエレクトリック・ジャズである。何処までも穏やかでクール。しかし、バックで支えるリズム&ビートは、柔らかではあるが躍動的。聴いているととても心地良い。思わずフーッと溜息が漏れる。この盤に詰まっている音世界は、聴く者を気持ち良くさせ、心地良くさせ、心を癒す「ヒーリング・ジャズ」である。
 
 
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現代のエレクトリック・ジャズである。1970年代のECMレーベルでの「ニュー・ジャズ」に通じるコンセプト。でも、あの頃の「ニュー・ジャズ」は旧来のハードバップから脱皮して、それまでに無い、新しい響き、展開、イメージのジャズをやる。それについて「チャレンジ」するスピリットが前面に押し出ていた。少し手探りと少しの思索が見え隠れしつつ、大胆にチャレンジする。その雰囲気に我々聴き手は共感し同調した。

しかし、このアーロン・パークスの主宰する「ヒーリング・ジャズ」は確信に満ちている。確信に満ち、揺るぎの無いスタンスで展開する、現代の「ニュー・ジャズ」。従来のハードバップやフリー・ジャズのイメージの微塵も無い、クロスオーバーやフュージョン、民俗音楽や米国ルーツ音楽などを融合した、ファンクネス皆無の新しい現代ジャズの音世界。これが聴いていてとても心地良い。

ヒーリング・ジャズというコンセプトの中で、展開するエレクトリック・ジャズは癒しに満ちている。パークスのリーダー作であるが故、パークスのピアノ、キーボードがとても印象的に響く。思わず、イージーリスニングに傾くかと身構えるが、バックのリズム&ビートがしっかりジャジーな響きを宿している分、決してそうはならない。極上の「ヒーリング・ジャズ」盤である。
 
 
 
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2019年7月17日 (水曜日)

「音の多国籍性とぶ厚さ」が魅力

エレクトリック・ジャズも順調に深化している。バリエーションも豊かになっている。思えば、1960年代後半、マイルス・ディヴィスにてその扉を開いたエレクトリック・ジャズ。1970年代のクロスオーバーからフュージョン・ジャズを経て、純ジャズ復古の1980年代にも、数は限定されてはいたが、その傍らでエレクトリック・ジャズは深化し、21世紀に至っている。

Snarky Puppy『Immigrance』(写真左)。今年2019年3月のリリース。(クロスオーバー+ファンク+ダンス+フュージョン)を融合したエレクトリック・ジャズ。(ファンク+ダンス)の要素が演奏全体に渡って、効果的に効いていて、ぼ〜っと聴いていると、ライトでポップさを前面に押し出した「マイルスのエレクトリック・ジャズ」のような音世界。リズム&ビートがしっかりと効いていて、実にダンサフル。

「スナーキー・パピー(Snarky Puppy)」。バンドというかグループ名である。ネットの情報によると「2004年結成。ツアーやセッションによって40人以上のメンバーが流動的に入れ替わる大所帯編成で、ノラ・ジョーンズも輩出した名門北テキサス大学の出身」とある。つまりは流動的にメンバーが入れ替わるバンドだそうだ。
 
 
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ジャズ+ファンク+ダンス+フュージョンを融合した造語「Jafunkadansion」サウンドがウリだそうで、思わず納得である。この新盤では、そこに民族音楽的な音の要素がふんだんに散りばめられいる。アラブやアフリカ、トルコやモロッコの音楽の要素が見え隠れして、聴いていてとても楽しい。多国籍な音の要素をふんだんに含んだエレクトリック・ジャズ。

そこはかとなくファンキーなリズム&ビートと相まって、インターナショナルなエレクトリック・ジャズに仕上がっている。しかも、自由度溢れるアドリブ・フレーズは実にキャッチャー。耳当たりが良く、耳に心地良い、印象的なフレーズが連続して耳に届く。聴いていてかなり気持ちがポジティヴになる。しかも、よく聴き耳を立てると、その演奏テクニックは卓越したものがある。

そんな優れたテクニックがあるからこそ、全編約1時間弱、全く飽きることが無い。しかも今回の盤は、一発録りでは無く「オーヴァーダビングもしているし、エディットもしている」。些細な部分までしっかりと行き届いた音作りがなされていて、聴き心地満点。スナーキー・パピーの「音の多国籍性とぶ厚さ」が最大の魅力である。いや〜、いい音詰まってる、現代のエレクトリック・ジャズ。好盤です。
 
 
 
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2019年7月16日 (火曜日)

「ヒーリング・ジャズ」の12ヶ月

激情に走らず、穏やかでモーダルな「印象的フレーズ」を展開しながら、時にフリーに傾くが、それは演奏の中のアクセントとしてアレンジされ、音の響きとフレーズからスピリチュアルな面を増幅させ「聴く者に訴求する」という最近のスピリチュアル・ジャズ。その「聴く者に精神的に訴求する、心を揺さぶる」スピリチュアル・ジャズとは違って、聴く者を気持ち良くさせ、心地良くさせ、心を癒す「ヒーリング・ジャズ」なるものも存在する。

Ben Wendel『Seasons』(写真左)。2018年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Ben Wendel (ts, ss, Bassoon), Aaron Parks (p), Gilad Hekselman (g), Matt Brewer (b), Eric Harland (ds)。リーダーのベン・ウェンデルはサックス奏者。テクニック良く、ブラスの輝きを振り撒きながら、透明感のある音でしっかりとサックスを鳴らす。ECMレーベルの御用達、ヤン・ガルバレクのサックスの音階を低くした様な音。

収録された曲名を見ると1月から12月まで、それぞれの月の名前を命名した曲が12曲続く。ベン・ウェンデルはカナダ出身、米国ニューヨーク在住なので、日本の様に明確に四季があって、その月毎に個性的な気候がある訳では無い。12の月の名前の曲それぞれに明確な違いがあるわけでは無いのだが、それはご愛嬌。「1月」から「12月」まで、一貫して、聴く者を気持ち良くさせ、心地良くさせ、心を癒す「ヒーリング・ジャズ」が展開されている。
 
 
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エリック・ハーランドのドラム、マット・ブリューワーのベース、それにアーロン・パークスのピアノ。このバックを司るリズム・セクションが良い。フロントのテナーとギターの様々なニュアンスに繊細に反応するリズム・セクション。見事である。しなやかで流麗な、それでいて様々なニュアンスに即興で反応する、実にジャズらしい自由な音空間が「ヒーリング効果」を醸し出す。とにかく聴いていて心地良いのだ。「ながら聴き」に最適である。

ウェンデルのサックスの官能的で心を心地良く揺さぶる音が良い。キレ味良く透明感豊か。様々な音の表情が豊かで、強めなリバーブをかけた幻想的なサウンドはヒーリング効果抜群の音。ギターのギラッド・ヘクセルマンもいい音出している。ウェンデルのサックスとの相性抜群で、ちょっとくすんだ拡がりのある個性的な音はウェンデルのサックスの音の傾向とは正反対。この正反対な音同士がフロントで絶妙なユニゾン&ハーモニーを奏でるのだ。堪らない。

資料にはチャイコフスキーの「四季」にインスパイアされた、とある。確かにコンセプトは同じ。チャイコフスキーは四季、ウェンデルは12ヶ月。コンテンポラリーなジャズ・サウンドで月々のそれぞれの「月の個性」を表現する。明確にそれぞれの「月の個性」が強く表現されているとは言い難い部分はあるが、1年の月の流れをトータルな「ヒーリング・ジャズ」として表現するという企画は一応の成功を収めている、と評価して良いのではないかと思います。
 
 
 
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