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2019年7月14日 (日曜日)

ショウの素晴らしい未発表音源

我が国においてのジャズ盤の評価は絶対では無い。それは米国でも欧州のジャズ先進国でも言えることで、それぞれの国で好みが大きく分かれるジャズメンがいる。米国で評価の高いジャズメンが日本ではそれでも無かったり、日本で評価が高いのに欧州ではそうでも無かったり、国によって、リージョンによって好みが分かれることがある。

例えば「Woody Shaw(ウッディ・ショウ)」。ハード・バップからアバンギャルドまで一歩進んだ演奏スタイルで、1960年代後半以降から70年代にかけてフレディ・ハバードと並ぶ実力派のトランペッターとして注目された。ところが日本ではショウの人気はイマイチだった。ハバードの後に出てきたトランペットのテクニシャンだったからかなあ。ハバードの二番煎じという評価だったとしたら、それは違うだろう。

Woody Shaw『Basel 1980』(写真左)。ウディ・ショウの未発表演奏集。1980年1月、スイスのベイゼルと、ボーナストラックの1曲だけ、1981年6月、オーストリアのルステナウでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Woody Shaw (tp, flh), Carter Jefferson (ts, ss), Larry Willis (p), Stafford James (b), Victor Lewis (ds)。サックスのカーター・ジェファーソンとショウは、70年代前半にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズで同僚だった間柄。
 
 
Live-at-vasel
 
 
未発表音源だといって侮ってはならない。冒頭の「Invitation」から、テクニック抜群、歌心抜群、緩急自在、変幻自在のトラペットが鳴り響く。この「Invitation」という曲、曲が長く、同じコードが続いたり、転調が多かったりの難曲である。この難曲をいとも容易く、吹き上げていくショウのトランペット。誤解を恐れず言うと、ハバードの先進性はハードバップ寄り、ショウの先進性はニュー・ジャズ寄り。ショウのトランペットの方が先を行っていた、と感じている。
 
Disc2の1曲目「Love Dance」と2曲目の「‘Round Midnight」も白眉の出来。ショウの凄さはスローテンポの吹きっぷりにある。スローテンポなフレーズの中に漲る異様なテンションと、テクニックの高い者だけが出来る安定のブレの無い流麗なフレーズの吹き回し。収録されたどの曲でも聴くことが出来るが、過去のどの演奏にも聴くことが出来ないショウの独創的なフレーズ。 
 
以前から、我が国でのショウの評価の低さが理解出来なかった。活躍を始めた時代が1970年代という、米国&日本で純ジャズの影が薄かった時代であったこと、ショウが「充実の中堅」の領域の入りつつあった、純ジャズ復古の成った1980年代の終わり、1989年にこの世を去ったこと。この2点が、我が国でのショウの適正な評価を阻害したのかもしれない。ショウのリーダー作を聴き直せば良く判る。ショウのトランペットは素晴らしい。
 
 
 
東日本大震災から8年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年6月25日 (火曜日)

若き二人の白熱のハードバップ

若き二人の白熱のハードバップ

「この盤、聴いたこと無いなあ」と適当に選盤して、CDトレイに盤を置いて、スタートボタンを押す。流れてくるのは、典型的なハードバップ。出だしの曲のリズム&ビートを聴くだけで判る。出てくるアルト・サックスは ...、あれ誰だ。ということで、リーダーを確認する。確か、そうそう「フィル・ウッズ」であった。
 
そして、トランペットが出てくる。ブリリアントでよく鳴るトランペットだ。しかもテクニックは上々。流れる様なアドリブ展開。そして、アドリブ展開にどこか理知的な雰囲気を感じる。良く考えられたアドリブ展開。いや〜知的なトランペッターやなあ。と感心する。そして「誰だ?これ」。

Phil Woods『The Young Bloods』(写真左)。1956年11月2日の録音。ちなみにパーソネルは、Donald Byrd (tp), Phil Woods (as), Al Haig (p), Teddy Kotick (b), Charlie Persip (ds)。ハードバップ時代のフィル・ウッズの意外と多くないリーダー作。バックのリズム・セクションも、アル・ヘイグのピアノをメインに、個性派ベースのコティック、堅実ドラムのパーシップ。若いのに実に渋いリズム・セクションである。
 
 
The-young-bloods-woods_byrd  
 
 
さて、この盤で目立ちに目立っているトランペッターは「ドナルド・バード」でした。リーダーのフィル・ウッズのアルト・サックスはさすがの吹きっぷりですが、この盤でのバードのトランペットは部分部分では、リーダーのウッズのアルト・サックスを凌駕する勢い。いやはや、とにかくよく鳴るトランペットです。
 
よく鳴るトランペットなんですが、決して耳触りにはならない。アドリブ展開が意外に冷静で理知的なんですよね。バードは感情にまかせて勢いでアドリブ・フレーズを吹くタイプでは無い。また、バードのトランペットは強烈な個性が無いので、アドリブ展開でのフレーズの個性で勝負するタイプ。音の本質はブリリアント、アドリブ展開のフレーズは理知的。これがドナルド・バードのトランペットである。
 
パーカー直系のウッズのアルト・サックスも熱くて流麗。ねじり上げる様な後の個性はまだ余り感じられないが、テクニック上々、フレーズは熱くてクールで流麗。録音当時、ウッズは25歳、トランペットのバードは24歳、最年長のピアノのヘイグが34歳。この盤全体に若い溌剌とした「白熱のハードバップ」。プレスティッジ・レーベルらしい、良く判らないジャケットにひかずに、一度は耳を傾けて欲しい。そんな好盤である。 
 
 
 
東日本大震災から8年3ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年6月24日 (月曜日)

知的なトランペッターの原点

聴き応えのあるジャズ盤って、何も「ジャズ名盤紹介本」にタイトルが挙がっているものばかりでは無い。「ジャズ名盤紹介本」に載っていない、載ってもほんのたまにしかそのタイトルにお目にかかれない、そんな盤が実は聴き応えのあるものだったりする。それだけ、ジャズの裾野は広い。そんな「隠れ好盤」に出会った時の喜びはひとしおである。

Donald Byrd『Byrd Blows on Beacon Hill』(写真左)。1956年5月7日の録音。ちなみにパーソネルは、Donald Byrd (tp), Ray Santisi (p), Doug Watkins (b), Jimmy Zitano (ds)。リーダーの知的なトランペッターのドナルド・バード、弱冠24歳。1956年と言えば、やっとアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに、ケニー・ドーハムの後釜として入団した頃。
 
バックのメンバーを見渡すと、ベースのダグ・ワトキンスは今でも名前が残ってはいるが、他のメンバー、ピアノ、ドラムの名前は僕は知らない。しかし、演奏を聴くと及第点ではある。ということで、この盤は、リーダーのドナルド・バードのトランペットを最大限に愛でる盤である。この盤でのドナルド・バードのトランペットは溌剌としていて、活き活きとしている。
 
 
Beacon-hills  
 
 
LP時代は、マサチューセッツのTransitionというローカルなレーベルからリリースされていた、いわゆる「幻の名盤」である。CDの時代になって、何故か日本だけでCDリイシューされている(しかも複数回)。このリイシューが良かった。この盤でのドナルド・バードの素晴らしさを自分の耳で確かめることが出来た。ハードバッパーでブリリアントで知的なトランペッターという形容がこの盤を聴いて良く判った。
 
一曲目「Little Rock Getaway」から聴きものの演奏。古くて懐かしい雰囲気のテーマをバードがクッキリと吹き上げ、ブリリアントで端正なアドリブが続く。思慮深さがはっきり判るアドリブで、コードチェンジをしながら展開が拡がる中、原曲の愛らしさはしっかり維持される。このアドリブを聴く度に、ドナルド・バードは知的なトランペッターやなあ、と感心する。
 
他の曲でもバードのトランペットは、ブリリアントで躍動感溢れ、説得力のある知的なアドリブを吹き続ける。ドナルド・バードのトーンペットの基本、トランペットの原点を確認するに相応しい「隠れ好盤」だと思います。改めてジャケットを見てみると、なんとも自信ありげなドナルド・バードの姿が写っている。弱冠24歳の思慮深い表情。知的なトランペッターと言われる所以である。
 
 
 
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2019年6月18日 (火曜日)

最先端の現代ジャズの1つである

トランペッターは何時の時代も「イノベーター(改革者)」が多い様な気がする。代表例が「ディジー・ガレスピー」「クリフォード・ブラウン」「ウィントン・マルサリス」そして「マイルス・デイヴィス」。最近、僕はこの人のトランペットにずっと注目している。Christian Scott(クリスチャン・スコット)である。ルイジアナ出身のジャズ・トランぺッター。特に2015年の『Stretch Music』は今でも愛聴盤である。

この10年の間、最も注目すべきアーティストの一人として成長したトランぺッター、クリスチャン・スコット。マッコイ・タイナー、プリンス、マーカス・ミラー、エディー・パルミエリ、モス・デフ、トム・ヨーク、ソランジュなど、個性的な、癖のあるミュージシャンとの共演を重ねてきた。そのせいか、スコットの音世界は、どこか革新的で唯一無二。
 
黄昏時の少しくすんだ輝きの様な、抒情的な、それでいて、重心低く力感溢れる音世界。特に、インディアンの家系に生まれた自身のルーツでを取り入れたフォーキーで土着的なリズム&ビートの響きは独特の個性。従来のジャズへのリスペクトを保持しつつ、創造する音はポストロックや現代音楽のような先鋭的な音であり、ブラックミュージック特有のうねるようなグルーヴが心地良い。
 
 
Ancestral-recall-christian-scott
 
 
Christian Scott『Ancestral Recall』(写真左)。今年の新盤である。ちなみにパーソネルを列記すると、Christian Scott (tp, horns), Saul Williams, Mike Larry Draw (spoken word), Elena Pinderhughes (fl), Logan Richardson (sax), Chris Turner (ds) etc. いやはや、この新盤が、クリスチャン・スコットらしい、素晴らしく革新的な内容なのだ。
 
冒頭1曲目「Her Arrival」から、いきなり仰け反る様な、思わず嬉しくなる様な、フォーキーで土着的なリズム&ビートの響き。手拍子とパーカッションの力強いポリリズム。ジャズの重要な要素の1つはリズム&ビートである。その重要な要素の際先鋭な音の1つがここにある。スイングでもなければ、4ビートでも無い、8ビートでも無い。そんな先鋭的なリズム&ビートに乗って、土着的な色彩の鮮やかなフレーズが展開される。

本作は西アフリカやインド音楽の強烈なリズムのサンプリングとスタジオでのドラミングをミックスしたとのことで、「聴く」よりも「体感する」、躍動感溢れる官能的なリズム&ビートが全編に渡って流れて、そこにスコットのトランペットが切れ込み、流れ、浮遊する。ビ・バップでも無い、ハードバップでも無い、モードでも無い。でも、これは立派なジャズである。これは現代の最先端のジャズである。
 
 
 
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2019年6月10日 (月曜日)

モード・ジャズが好きである。

ジャズの奏法の中で、言葉で説明すると何が何だか判らない奏法なんだが、音を聴くと「たちどころに判る」不思議な奏法。モード・ジャズが好きである。言葉で書くと「コード進行よりもモード(旋法)を用いて演奏されるジャズ。」(Wikipediaより)。モード・ジャズではコード進行は単純化し、音階(モード)の中でアドリブを展開し、フレーズの変化を作り出す。
 
やっぱり文字にするとよく判らないなあ。ということで、モード・ジャズということになると、まず、かける盤が、George Russell『Ezz-Thetics(エズセティックス)』(写真左)。1961年5月の録音。ちなみにパーソネルは、George Russell (p, arr), Don Ellis (tp), Dave Baker (tb), Eric Dolphy (as, b-cl), Steve Swallow (b). Joe Hunt (ds)。フリー志向強めなモード・ジャズ。
 
冒頭のタイトル曲「Ezz-Thetics」がモード・ジャズ。出だしはトロンボーンのデイブ・ベイカー、トランペットのドン・エリスと続いて、エリック・ドルフィーのアルト・サックスが出てくると「これがモード・ジャズなんだ」と確信する。モード・ジャズの場合、アドリブの演奏時間は長くなるが、その柔軟性、その意外性、強烈なドライブ感は抜きん出る。これこそがモード・ジャズの醍醐味。
 
 
Ezzthetics-george-russell  
 
 
2曲目の「Nardis」は、スローテンポなアレンジが施されているが、この曲の持つエキゾチックさが増幅され、モーダルなアドリブがより一層際立つのだ。ドン・エリスのトランペットが良い雰囲気を出している。そうそうラストの「'Round Midnight」でのドルフィーが凄い。「炸裂」の単語がピッタリのモーダルなアドリブ。逆にモードじゃないと、こんなに自由度の高い、意外性の高いアドリブは出来ないだろう。
 
若きマイルス・デイヴィスとのやり取りの中にあった「全てのサウンドのChangeを知りたい」という言葉も切っ掛けになり、ジョージ・ラッセルにより考案されたリディアン・クロマティック・コンセプト(Wikipediaより)。そして、これを切っ掛けとしてモード・ジャズが生まれる。とにかくモード・ジャズは面白い。ただ弾き手をシビアに選ぶ奏法である。しかし、そこがまた面白い。
 
「リディアン・クロマティック・コンセプトを考案した」なんて小難しそうなので、敬遠されるのかなあ。意外と我が国では知られていないのだが、このジョージ・ラッセルの『Ezz-Thetics』は、マイルス・デイヴィスの『Kind of Blue』と双璧をなすモード・ジャズの教科書の様なアルバムです。とにかく、ドルフィーが凄い。完璧にモード奏法をマスターしてます。
 
 
 
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2019年6月 3日 (月曜日)

バードが考えるジャズ・ファンク

ブルーノート・レーベルのBN-LAシリーズは、フュージョン者にとっては隅に置けないシリーズ。クロスオーバー・ジャズからジャズ・ファンク、そして、フュージョン・ジャズまでのトレンドを網羅、いわゆる「フュージョンの時代」のトレンドをしっかりと押さえている。特に、ジャズ・ファンクについて好盤が多く、最近は「レア・グルーヴもの」として、サンプリングの対象になるアルバムも多い。

Donald Byrd『Street Lady』(写真左)。1973年6月の録音。ちなみにパーソネルは、Donald Byrd (tp), Roger Glenn (fl), Jerry Peters (ac-p, el-p), Fonce Mizell (clavinet, tp, vo), Fred Perren (syn,vo), David T. Walker (g), Chuck Rainey (el-b), Harvey Mason (ds), King Errisson (congas and bongos), Stephanie Spruill (perc), Larry Mizell (vo, arr, cond)。ジャズ・ファンクがメインのジャズ・コンボ。
 
マイゼル兄弟色が濃厚のジャズ・ファンクがてんこ盛り。「スカイハイ」全開。この頃のドナルド・バードのアルバムの共通する音の傾向で、ドナルド・バードの個性はちょっと奥に引っ込んだ感があるんですね。それでも、ドナルド・バードが考えるジャズ・ファンク、いわゆるドナルド・バード印のジャズ・ファンクと捉えると、ドナルド・バードってやっぱり存在感があるんですよね。
 
 
Street-lady-donald-byrd  
 
 
ハードバップから始まって、モードな新主流派ジャズからクロスオーバー・ジャズにいきなり転身してジャズ・ファンクへ。ジャズのその時代その時代のトレンドをいち早く捉えて、ダイナミックに転身して来たドナルド・バード。基本的にクレバーなジャズマンなので、それぞれのトレンドにおける演奏も内容のある、優れたものが多い。
 
この『Street Lady』についても、ジャズ・ファンクのアルバムとして優れた内容。レトロなクロスオーバー・ジャズ風な音作りだが、特にリズム・セクションが強靱で、後のフュージョン・ジャズに繋がるソフト&メロウなファンクネスが唯一無二の個性。ハービー・メイソンのドラムが効いてます。ホーンを重ねた響きは後のディスコ・ミュージックに繋がる先駆的なもの。意外と先進的で、トレンドを先取りしています。
 
硬派なジャズ者の方々からは「軟弱で俗っぽい」と揶揄されそうですが、これもジャズのひとつの重要なトレンドだと思います。このジャズ・ファンクが後のファンク・フュージョンにつながり、ディスコ・ミュージックに進化するのですから、隅に置けません。ジャケット・デザインも当時の流行を反映しているんですが「賛否両論」でしょう(笑)。意外と僕は好きですけど(笑)。
 
 
 
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2019年6月 2日 (日曜日)

洗練されたジャズ・ファンク

ジャズを聴き始めた頃は、フュージョン・ジャズの大ブーム真っ只中。若手ジャズ者達は、とにかく猫も杓子もフュージョン・ジャズだった。僕もロックからの鞍替え組、特にプログレッシブ・ロックからの鞍替えだったので、8ビート&電気楽器を大々的に導入したフュージョン・ジャズが入り易かった。
 
プログレッシブ・ロックからの鞍替えなので、ソロよりはグループの方が親近感があった。新しいジャンルの音を聴く時はこの「親近感」は大切な要素。フュージョン・ジャズの中でもグループのアルバムを聴き始めた。Weather Report, Return to Forever, The Crusaders, そして、Brecker Brothers。いずれのグループも今でもお気に入りである。

さて、最近の新盤。Randy Brecker『Rocks』(写真左)。ランディ・ブレッカーとNDRビッグバンドとの共演作である。主だったメンバーについては、Randy Brecker (tp flh), David Sanborn (as), Ada Rovatti (ts, ss), Wolfgang Haffner (ds) そして、NDR Bigband。2017年1月&2018年5月 ハンブルグNDRスタジオでの録音。
 
 
Rocks-randy-brecker  
 
 
ランディ・ブレッカーといえば、実弟マイケル・ブレッカーと共に、1974年にブレッカー・ブラザーズを結成。これがフュージョン・ブームに乗り、ファンクネス濃厚でハイテクニックなジャズロック・バンドとして、大人気バンドになる。僕はこの「ブレッカー・ブラザース」が大好きで良く聴いた。で、このランディの新盤の冒頭の「First Tune Of The Set」を聴いて「おおっ」と思った。
 
この音って「ブレッカー・ブラザース」やん。今の時代の洗練された、成熟した「ブレッカー・ブラザース」。そこに、朋友サンボーンのアルト・サックス、クロスオーバーなフィールドから伝統的なスタイルまで適用力抜群のドラマー、ウォルフガング・ハフナー、そして、ランディを公私ともに支えるロヴァッティのテナー・サックス。ファンクネス適度に濃厚な心地良いグルーヴ感。
 
NDR Bigbandとの共演で音の厚みが格段に増し、うねるブラスとソロが炸裂する「ブレッカー・ブラザース」の音世界の再現。しかし、なにより、力強いジャズ・ファンクなブロウから、詩的で繊細なセンスまで、ランディのトランペットが凄く良い。現代の洗練されたジャズ・ファンクがここにある。良いアルバムです。
 
 
 
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2019年5月22日 (水曜日)

ライトでポップなハードバップ盤

ブルーノート・レーベルの4300番台には、アルフレッド・ライオンがお蔵入りにした音源をアルバム化したものが幾枚かある。先にご紹介した、84310番のGrant Green『Goin' West』、4311番のDon Cherry『Where Is Brooklyn?』がそうだった。そして、この盤もそんな「お蔵入り発掘盤」の一枚である。
 
Lee Morgan『Charisma』(写真左)。ブルーノート・レーベルの4312番。1966年9月29日の録音。ちなみにパーソネルは、Lee Morgan (tp), Jackie McLean (as), Hank Mobley (ts), Cedar Walton (p), Paul Chambers (b), Billy Higgins (ds)。ちなみに録音時のプロデューサーは「フランシス・ウルフ」。

モーガン、マクリーン、モブレーのトランペット+アルト・サックス+テナー・サックスの3管フロント。リズム・セクションは、ウォルトンのピアノに、チェンバースのベース、そして、ヒギンスのドラム。粋で洒落たリズム・セクション。出てくる音は成熟したハードバップそのものである。いわゆる「corney(コーニー)」な出来の曲が多く、ライトでポップなジャズがお気に入りの向きにはなかなかの内容ではないだろうか。
 
 
Charisma-lee-morgan
 
 
録音年の1966年からして、この盤の演奏内容そのものは「流行遅れ」である。ただ、この3管フロントがジャズをやると、やっぱり自然と「1950年代のハードバップ」になってしまうのだろう。メンバー全員、とても自由にとても楽しそうにハードバップをやっている。発売当時からすると「懐かしいハードバップ」で、今の耳からすると「上質のハードバップ」である。
 
ファンキー・ジャズと呼ぶには、演奏の底に漂うファンクネスは「軽く」、アドリブ・フレーズも平易で聴き易い。ウォルトンのピアノも流麗で美しい。1曲目の「Hey Chico」の様にラテン風ジャズロックあり、モーガンのリーダー作の中では、一番ポップな雰囲気に仕上がっている。恐らく、演奏内容そのものが「流行遅れ」で、過度な「ライトでポップな雰囲気」がお蔵入りになった理由だろうと思料。
 
それでも、時代を越えて聴き直すと、上質のハードバップであり、モーガンのリーダー作としても出来は上位にランクされるのではないか、と思われる。ジャケットが古いイラスト調で、従来のブルーノート・レーベルらしからぬところが「玉に瑕」。それでも、モーガンのリーダー作として十分に楽しめる内容になっている。
 
 
 
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2019年5月19日 (日曜日)

4300番台のドン・チェリー

ブルーノートの4300番台は一貫性が薄い。とにかく売りたい、売上を上げないとレーベルとして存続出来ない、という危機感の表れだと思っている。ポップさを最優先にしたアルバムがあると思えば、当時、コルトレーンを中心として流行だったフリー・ジャズなアルバムもあったりして、とにかく一貫性が薄い。
 
Don Cherry『Where Is Brooklyn?』(写真左)。1966年11月11日の録音。1969年のリリース。ブルノートの4311番。ちなみにパーソネルは、Don Cherry (cor), Pharoah Sanders (ts, piccolo), Henry Grimes (b), Edward Blackwell (ds)。明らかに、当時流行のフリー・ジャズ。コルトレーン一派のフリー・ジャズである。
 
冒頭の「Awake Nu」を聴くと、これはドン・チェリーだと直ぐに判る音である。ただし、1969年のリリースにしては、フリー・ジャズの音がちょっと古い。1969年、コルトレーン亡き後のトレンド、激情型&魂の咆哮的なフリー・ジャズでは無い。伝統的なハードバップを無理矢理フリーに転身した様な、初期のフリー・ジャズ的な音世界。
 
 
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この盤、リリースは1969年。ブルーノート・レーベルの総帥、アルフレッド・ライオンが引退したのが1967年8月。この盤は、録音年が1966年。アルフレッド・ライオンのプロデュースである。ライオンのブルーノートは、ジャズの最先端を行くレーベルである。確かにこのアルバムの音は、当時として、メインのフリー・ジャズである。最先端では無い。
 
恐らく、ライオンはそこが気になって、録音当時、リリースを見送ったのでは無いか。とにかく、パーソネルの顔ぶれを見れば、この顔ぶれで、当時メインの、誰もがやっているコルトレーン流のフリー・ジャズをやっているのは、ちょっと物足りないなあ。ライオンの慧眼、恐るべし。であるが、1969年になって、ライオンの意志に反して、この盤は世に出たことになる。
 
しかし、この盤の名誉の為に言っておくと、当時メインの、誰もがやっているコルトレーン流のフリー・ジャズとは言え、内容は充実している。ブルーノート・レーベルでなければ、アルフレッド・ライオンでなければ、録音即リリースである。確かにフリー・ジャズは当時の流行ではある。しかし、このお蔵入り盤をリリースする必要があったかどうかは疑問である。
 
 
 
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2019年5月11日 (土曜日)

こんなアルバムあったんや・114

ジャズでは今でも毎月、結構な数の新盤がリリースされている。クラシック音楽の教育が充実している国には決まって、何らかのその国独特のジャズが存在する確率が高いので、全世界で見ると結構な数の新盤がリリースされていても不思議では無い。特に、インターネットが発達し、全世界レベルで情報の共有がやりやすくなり、世界各国でリリースされたジャズ盤の情報が潤沢に入手出来る様になった。
 
毎月、ジャズの新盤を追いかけていると、ジャズの「今」のトレンドが良く判る。日本には無い、ジャズメンに対する人気の度合いの傾向の違いが良く判る。我が国の場合、その内容の如何に関わらず、ジャズ盤販売がビジネスならない盤やその盤のリーダーであるジャズマンを紹介することは少ない。つまり、内容が良くても、我が国で売れる可能性が低ければ、一般のジャズ者の方々にその盤の情報が渡ることは先ず無い。
 
Ingrid Jensen & Steve Treseler『Invisible Sounds : For Kenny Wheeler』(写真左)。2018年10月のリリース。ちなみにパーソネルは、Ingrid Jensen (tp), Steve Treseler (ts, cl, b-cl), Geoffrey Keezer (p), Martin Wind (b), Jon Wikan (ds), Katie Jacobson (vo), Christine Jensen (soprano)。 カナダ出身の女性トランぺッターであるイングリッド・ジェンセンとサックス奏者スティーヴ・トレセラーの双頭リーダーの作品。ネット上でもほとんど紹介されていないが、この盤、なかなかの内容なのだ。
 
 
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サブ・タイトル「For Kenny Wheeler」からも判る様に、2014年に亡くなった、ECMの「お抱えトランペッター」Kenny Wheelerへのトリビュート・アルバムである。ケニー・ホイーラーがトリビュートされるなんて、思ってもみなかった。我が国では、キース・ジャレットがサイドマンを務めたということで注目された『Gnu High』(ECM 1975年)が扱われる位だ。恐らく、双頭リーダーの一人、イングリッド・ジェンセンがカナダ出身のトランペッターということで、同じ国出身の先輩トランペッター、ホイーラーの存在は大きかったのだろう。
 
この盤の音世界は明らかに「ケニー・ホイーラー」の音世界。ファンクネス皆無、限りなく自由度の高い、即興中心の演奏形態。音に広がりがあって、なんとなく薄い霧がかかったような、ちょっとくすんだような音の響き。そんなケニー・ホイーラーの音世界を上手く再現している。それでも、ケニー・ホイーラーの音世界よりは、アップテンポで躍動感あふれる曲が多いかな。エコーの深さや切れ味の良い深みのある音は、ECMレーベルの音世界を彷彿とさせてくれる。
 
毎月リリースされるジャズの新盤。その全てを聴くことなど全く不可能で、ジャズの新盤を毎月毎月追いかけるのは並大抵のことでは無い。それでもできる限り、ジャズの新盤を追いかけるようには心がけている。現在でもジャズは深化し続けている訳で、新盤を追いかけていかなければ、ジャズの「今」が判らなくなる。「今」が判らなくなると、自分の中でジャズは「クラシック音楽」の一部になる。逆に「今」を押さえていけば、自分の中でジャズは「ポップス音楽」の一部として存在し続けることになる。
 
 
 
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