2019年11月13日 (水曜日)

ランディとアダの夫婦共演盤

フュージョン、メインストリームの両刀遣い。ジャズ・トランペットのレジェンドの一人「ランディ・ブレッカー(Randy Brecker)」が実に元気である。2007年に弟のマイケルが早逝、美人ピアニスト&ボーカリストのイリアーヌ・イライアスとも離婚。彼の人生、なかなか激しいもので、普通なら萎えてしまいそうなものなのだが、彼はそうはならない。2001年にアダ・ロヴァッティと再婚。最近はリーダー作に客演に大活躍である。

Randy Brecker & Ada Rovatti『Brecker Plays Rovatti - Sacred Bond』(写真左)。今年10月のリリース。ちなみにパーソネルは、Randy Brecker (tp, flh), Ada Rovatti (ts, ss, vo), Stella Brecker (vo track #1), Rodney Holmes (ds), David Kikoski (p, fender rhodes), Alexander Claffy (b, elb), Adam Rogers (g), Jim Beard (keys, hammond organ), Cafe´Da Silva (perc)。パーソネルは「ランディ人脈」で固められているようだ。

さて、この新盤、公私ともどものパートナーであるランディ・ブレッカーとアダ・ロヴァッティ(写真右)の双頭リーダー作品である。ランディとアダは夫婦。ランディはトランペッター、アダはテナー奏者でボーカルも担当する。いわゆる「夫婦共演」盤である。楽曲を見渡せば、収録曲はアダのオリジナル。この新盤は、夫婦の2人が「アダ・ロヴァッティの楽曲を演奏する」という内容。
 
 
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CDプレイヤーにスイッチを入れると、出てくる音は「クロスオーバー・ジャズ」。それも現代の最新のテクニックと解釈を基に展開される「現代のクロスオーバー・ジャズ」である。ちょっとフュージョン・ジャズやメインストリーム・ジャズに寄って展開する部分もあるが、基本は「クロスオーバー・ジャズ」。懐かしい展開ではあるが、その展開を構成する音は「今」である。録音も今風。自然な響きではあるが、ダイナミックレンジが広く、楽器の音の分離がとても良い。

アダのサックスを聴いていると、往年の「マイケル・ブレッカー」を彷彿とさせる。端正にまとまった、ちょっと繊細で流麗なマイケルといった雰囲気。ランディのトランペットのパートナーとして、やはりここは「マイケル」かあ。でも、モーダルな展開をメインとするサックスは迫力があって、その力感はなかなかのもの。ランディのトランペットと並べても遜色ない。そういう意味で、この夫婦共演盤は成功していると言える。

この盤を聴いていて、ジャズに夫婦共演盤ってあったかなあ、とふと考える。う〜ん、パッと浮かぶのは、スタンリー・タレンタインとシャーリー・スコットの共演盤。それから、チック・コリアとゲイル・モラン。そう言えば、ランディは前妻のイリアーヌとも共演していたなあ。う〜ん、あとは浮かばんなあ。そもそも夫婦でジャズ・ミュージシャンをやっているケースが僅少なのだ。そういう意味では、この盤はジャズでの「稀少盤」とも言える。
 
 
 
東日本大震災から8年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年10月30日 (水曜日)

ゴイコヴィッチの未発表発掘盤

ジャズは世界の様々な国で演奏されている。チェコに訪れた時もジャズはあったし、エストニアを訪れた時もジャズは演奏されていた。クロアチアでもイタリアでも、つまりは欧州ではほとんどの国でジャズは演奏されている。1970年代、欧州ジャズが日本に伝わってきて、その欧州におけるジャズの裾野の広さを知って、ビックリしたことを覚えている。

Dusko Goykovich『Sketches of Yugoslavia』(写真左)。今年9月のリリース。バルカンのレジェンド・トランペッター、ダスコ・ゴイコヴィッチの新作である。が、資料を見ると、録音年は1973, 1974年。確かに聴いてみると、音がシンプルでアレンジもシンプルで、現代の音では無い。録音年を見て納得。確かに1970年代のジャズの音。この新作は「未発表発掘盤」である。

ちなみにパーソネルは、Dusko Goykovich (tp) & The Brass and Woodwinds of The NDR Radio Orchestra Hannoverは全曲、リズム・セクションについては、1〜6曲目が、Fritz Pauer (p), Prter Trunk (b), Tony Inzalaco (ds), 7〜8曲目が、Fritz Pauer (p), Bo Stief (b), Ronnie Stephenson(ds)。
  

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この盤は、NDRビッグバンドをバックに従えて、ダスコ・ゴイコヴィッチが、バルカン・フレイバー満載の泣きのトランペットを吹きまくる作品である。アレンジは映画音楽家として名高いハンス・ハマーシュミットが担当しているのだが、このアレンジがバッチリ填まっている。ビッグバンドをバックにした構成の演奏ではアレンジが成功の鍵を握っているのだが、この盤ではアレンジが優秀。
 
ゴイコヴィッチのトランペットは、東欧的・バルカン的エキゾティズムが濃厚に漂いながらも、欧州ジャズらしい、クールでストイックな硬派なハードバップなブロウが身上。このゴイコヴィッチのトランペットが、ビッグバンドの伴奏の中でクッキリと浮かび上がっている。独特の哀愁感を色濃く漂わせた「エモーショナル & スピリチュアル」な音世界。
 
僕はこのゴイコヴィッチの東欧的・バルカン的エキゾティズム溢れるトランペットが大好きで、初めて出会った1980年以降、ずっと機会有る毎にゴイコヴィッチのリーダー作を聴き続けてきた。今回の未発表発掘盤を聴いて、また、ゴイコヴィッチのリーダー作を聴き直してみたくなった。ゴイコヴィッチのバルカン・フレイバー満載の泣きのトランペットは「秋」の空気によく似合う。
 
 
 
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2019年9月30日 (月曜日)

まだまだ現役なアルパートの魅力

Herb Alpert(ハーブ・アルパート)。ジャズ・トランペットのレジェンドである。トランペッターのみならず、コンポーザー&アレンジャーにも秀でる。A&Mレコードの創始者の一人として有名である(A&Mの"A"はアルパート(Alpert)を指す)。1935年生まれなので、今年で84歳。相当な年齢ではある。しかし、未だ現役。体力が資本のトランペッターとして、84歳で現役って凄い。

Herb Alpert『Over the Rainbow』(写真左)。今年9月20日のリリース。1曲が3〜4分と短い。全12曲。選曲を見れば、ニュー・スタンダードと呼んで良い、1970年代以降の魅力的な楽曲をフュージョン・ジャズとしてアレンジし、ライトで内容の濃い「イージーリスニング・ジャズ」的な内容。といって、アルパートのトランペットが硬派な音色をしている分、甘い雰囲気は全く無い。

そう、ハーブ・アルパートのトランペットの音色が若々しい。84歳のブロウとは思えない、少し「くすんだ」ブリリアントな音色。淀みの無い、ストレートな吹きっぷり。若い頃と比べて、音は小ぶりになったが、まだまだ現役、まだまだイケる。運指も滑らかで、ふらつきやもつれは皆無。そして、何より素晴らしいのはミストーンや掠れの無いこと。
 
 
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ビル・ウィザース「Ain't No Sunshine」、 バリー・マニロウ「Copacabana」、ビリー・プレストン「You Are So Beautiful」、アース・ウインド&ファイアー「Fantasy」など、ニュー・スタンダード曲と呼んで良い、魅力的な楽曲をカヴァーしている。いずれの曲も聴いていて楽しいフレーズが満載。弾いて楽しい、聴いて楽しいニュー・スタンダード曲を優れたアレンジで新たな魅力を引き出している。

シングル・カットされたオリジナル・ナンバーの「Skinny Dip」は、ハーブ自身がプロデュースも手掛けている。明確にアルパートらしい演奏で、トランペットの吹きっぷりや癖、アレンジの志向や決めフレーズなど、しばらく聴いていると「ああ、やっぱりこれはアルパートやなあ」と確信する楽曲である。そして、タイトル曲「Over the Rainbow」は従来の有名ジャズ・スタンダード曲。これがまた良い内容。

ニュー・スタンダード曲、オリジナル曲、従来の有名ジャズ・スタンダード曲と、なかなかの楽曲を選曲し、得意のアレンジの才を振るって、魅力的な、イージーリスニング志向のフュージョン・ジャズに仕立て上げる。コンポーザー&アレンジャーにも秀でたアルパートの面目躍如。そして、端正で説得力のあるアルパートのトランペットが、唄うが如く、気持ち良さそうに飛翔する。気軽に聴ける佳作。
 
 
 
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2019年9月28日 (土曜日)

ECMの「イスラエル・ジャズ」盤

欧州ジャズの老舗レーベルと言えば「ECMレーベル」。1969年にマンフレート・アイヒャーが創立。西洋クラシック音楽の伝統にしっかりと軸足を置いた「ECMの考える欧州ジャズ」。限りなく静謐で豊かなエコーを個性とした録音。そんな、アイヒャー自らの監修・判断による強烈な「美意識」。僕はジャズを聴き始めた学生時代、大変にお世話になったレーベルである。

Avishai Cohen & Yonathan Avishai『Playing The Room』(写真左)。ECMより、つい先日リリースの新盤。ちなみにパーソネルは、Avishai Cohen (tp), Yonathan Avishai (p)。ベーシストではない、トランペッターのアヴィシャイ・コーエンとピアニスト、ヨナタン・アヴィシャイとのデュオ盤。デュオを構成する奏法のラスト・ネームを見ると、これは「イスラエル・ジャズ」であると期待する。

ECMらしい静的でクールな、即興ベースのデュオ。限りなく静謐で豊かなエコーがそのクールさを増幅する。このジャズは「ニュー・ジャズ」と呼んで良いだろう。スイング感は皆無、ファンクネスは皆無。しかし、測距句演奏をベースとしたデュオ演奏は明らかに「ジャズ」。底を流れるリズム&ビートは堅実なオフビート。自由であるが「フリー」では無い。限りなく自由度の高い「モーダル」なデュオ演奏。
 
 
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全編に渡って、典型的な「イスラエル・ジャズ」の音が詰まっている。出てくるフレーズがちょっとユニークで、北欧的でありながら、どこかエスニックでどこか中東風な響きがする。自由度が高く、エコー豊かなアコースティックな響き。そこはかとない中近東の哀愁感を帯びたトーンが見え隠れする。今までのジャズには全く無い響き。特に、この番ではそんな「イスラエル・ジャズ」の個性をシンプルなデュオ演奏が際立たせる。

このデュオを構成する二人は同じ中学に通っていたそうだ。ティーンエイジャーの頃からテル・アヴィヴでともにジャズを探求してきて、音楽的にも30年以上ずっと長い交友関係を築いてきた、そんな濃いリレーションシップが、これだけの「あうん」の呼吸を生み出し、適度な緊張感溢れる演奏を実現し、僕達を最後まで飽きさせないのだろう。

ちなみに、このアルバムの演奏については、ほとんど一発録音だったそう。そういう面でも「イスラエル・ジャズ」のレベルは高い。最近、イスラエル・ジャズに遭遇する機会が多い。イスラエル・ジャズは、老舗本国の米国、欧州について、新たなジャズの聖地になる位の勢いでメジャーな存在になってきている。もはや、イスラエル発のジャズは無視出来ない存在になってきている。
 
 
 
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2019年9月24日 (火曜日)

ダグラスのベースレス・トリオ

何時の時代も「ハードバップ」のニーズは絶対にある、と思っている。なんしか、ハードバップが一番ジャズらしい。ジャズをあまり知らない人でも、ハードバップ系の演奏を聴けば、「ああ、コレはジャズですね」ということになる。通常一般の方々からすると、このハードバップなジャズが、皆さんのイメージする「ジャズの音」なんだろう。

Dave Douglas『Devotion』(写真左)。2018年9月の録音。ちなみにパーソネルは、Dave Douglas (tp), Uri Caine (p), Andrew Cyrille (ds, perc)。このトリオ、見ての通りベースレス・トリオである。いや〜攻めてますね〜。ピアノレスやドラムレスのトリオは時々耳にするが、トランペットがフロントのベースレス・トリオはあまり聴いた事が無い。
 
曲のベースラインは誰が押さえるのか、と思うのですが、ここでは「ピアノ」があります。この盤でも、ベースの代わりに演奏中のベースラインをしっかり押さえているのは、ケインのピアノの左手。リズム&ビートはシリルのドラムが供給するので、これまた全く問題無い。ベースが無い分、演奏全体の重心が軽くて、トランペットの軽やかな吹き回しが印象的に響く。
 
 
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演奏全体の雰囲気は、現代の「ネオ・ハードバップ」。モード有り、コード有り、自由度が高いが、フリーに走ること無く、アブストラクトに展開すること無く、しっかりとスイングする演奏が好印象。即興性も高く、それぞれベテラン3人のアドリブ展開の妙が随所に聴ける。スインギーなネオ・ハードバップな演奏は、緊張感を強いられること無く、適度にリラックスして聴き耳を立てることが出来る。
 
タイトルは訳すと「献身」。この盤の解説を紐解くと、2曲目「D'Andrea」、3曲目「Francis of Anthony」はフランコ・ダンドレアに、4曲目「Miljøsang」から5曲目「False Allegiances」はカーラ・ブレイに、8曲目「Rose and Thorn」はメアリー・ルー・ウィリアムスに、9曲目「We Pray」はディジー・ガレスピー、といった具合に、本作は彼らが敬愛しているジャズメンに対して捧げられたものだそうだ。
 
ディヴ・ダグラスは、1963年3月生まれなので今年で56歳。ジャズマンとしては脂のり切った中堅的な位置づけ。我が国ではあまり人気が無いのだが、僕は彼のトランペットがお気に入り。若手であった20歳台は、ちょうど「純ジャズ復古」の時代だったので、ベテランやレジェンドに押されて、ちょっと片隅へ追いやられていたのかなあ。今回の盤もそうですが、コンスタントに好盤を出していて、今後がさらに期待出来るトランペッターの一人です。
 
 
 
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2019年9月20日 (金曜日)

王様「サッチモ」は最高である

この2〜3日で一気に涼しくなった千葉県北西部地方。もう夏の猛暑が戻ってくることは無い。と感慨に耽っている間に、もう秋分の日である。確かに日が短くなってきたことを強く感じるようになった。いよいよ、物寂しい秋の夕暮れである。しかし、これだけ涼しくなると、どんな内容のジャズもOKである。

Louis Armstrong and His All-Stars『Satch Plays Fats』(写真左)。1955年4月26日、5月3日の録音。Columbia レコードからのリリース。プロデュースは「George Avakia」。1954年録音の『プレイズ・W.C.ハンディ』と1955年録音の本作が「コロンビアの傑作2枚」である。

1954年録音のハンディ集で緊迫感が心地良かったが、この1955年録音は「ファッツ・ウォーラー集」。一聴すれば直ぐ判るが、アルバムの演奏全体がリラックスした雰囲気に包まれている。これがこの盤の一番の聴きどころ。サッチモ(ルイ・アームストロングの愛称)のボーカルもホンワカ長閑で暖かく、トランペットは温かみのある「ブリリアントな音」に包まれる。
 
 
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トロンボーンのトラミー・ヤングをはじめ、クラリネットのバーニー・ビガードなど、サッチモと気心の知れた仲間の演奏がとても心地良い。そんなバックに恵まれて、サッチモはボーカルにトランペットに、実にリラックスした、溌剌としたプレイを聴かせてくれる。マイルス・デイビスいわく「ルイが悪かったときは記憶にない」。

もちろん、演奏のスタイルはハードバップやモードではない。スイング・ジャズのスタイルではあるが、極端なスタイルへの傾倒は無い。ここにあるのは、聴いて心地良い「ジャズ」である。サッチモのジャズ。4ビートが心地良く、サッチモのダミ声ボーカルが心地良く、サッチモのブリリアントなトランペットが心地良い。

僕は若かった頃、このサッチモのダミ声ボーカルが苦手で、トランペットの凄さが理解出来なかった。若気の至り。いつ頃からだろう、サッチモの良さが理解出来る様になったのは。確か40歳を過ぎた頃かな。つまりは、サッチモを理解するには年齢が必要なのかなあ。でも、歳を取ることで、若い頃よりもアドバンテージが取れるというのは、意外と嬉しいものだ。
 
 
 
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2019年9月10日 (火曜日)

サッチモの素晴らしさを聴く

ジャズを聴き始めた頃、僕は「ルイ・アームストロング(愛称サッチモ)」の良さが良く判らなかった。もともと彼の事をボーカリストだと思っていたこともある。あの「ダミ声」がどうにも理解出来ない。また、ジャズ者初心者なので、彼のトランペットの凄さも判らない。いやはや、若気の至り、汗顔の至りである。

それでも、あのマイルス・デイヴィスをして「サッチモは偉大だ。彼が歴代での最高のトランペッターだ」とべた褒めである。というか、有名なジャズメンというジャズメンが全て、サッチモは最高だ、と言う。これには焦った。なんで僕はサッチモの良さが判らないのか。サッチモの存在は僕のコンプレックスのひとつだった。

『Louis Armstrong Plays W.C. Handy』(写真)。1954年7月12日の録音。Columbiaレコードからのリリース。プロデューサーは George Avakian。Louis Armstrong and His All-Starsの演奏になる。パーソネルを見渡しても、知っている名前はいない。演奏の雰囲気を聴いていると、皆、スイング・ジャズ時代からのメンバーであろう。これが実に良いジャジーな雰囲気を醸し出している。
 
 
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ジャズ者初心者の時代以降、この盤を再び聴いたのは、今から20年ほど前、年齢的に40歳を過ぎた頃である。さすがに、20年ほどジャズを聴き続けて来たことはある。サッチモの「ダミ声」ボーカルが、ダンディズム溢れる、良い雰囲気のボーカルだと感じる様になり、この魅力的な低音「ダミ声」ボーカルで、W.C. Handyの名曲を歌い、トランペットを吹き上げるのだから堪らない。

そして、サッチモのトランペットにも参った。まず音が大きく綺麗でブリリアント。トランペットはこうならして欲しい、という好例がこのサッチモのトランペットにある。そして、歌の伴奏でのサッチモの吹き回しが、これまた「素敵」だ。歌の合間に鼻歌のように入るチェイスや、間奏でのソロ・パフォーマンスは歌心とダンディズム溢れるブリリアントな吹き回しで、ボーカルの存在を一層、際立たせる。

ジャズを聴き初めて20年ほど経って、やっとサッチモの素晴らしさが理解出来た。嬉しかった。コンプレックス解消である。今では、時々、サッチモ盤を引っ張り出しては、我がバーチャル音楽喫茶『松和』の昼下がりに流している。サッチモの魅力的な低音「ダミ声」ボーカルに身を委ね、ブリリアントなトランペットに耳を傾ける。全く以て「至福の時」である。
 
 
 
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2019年8月28日 (水曜日)

コンテ・カンドリのリーダー作

我が国では米国西海岸ジャズはポピュラーでは無かった。僕がジャズを聴き始めた1970年代後半は、純ジャズについては東海岸ジャズ一色。時にチョロッとアート・ペッパーの『ウィズ・リズムセクション』やシェリー・マンの『マイ・フェア・レディ』が顔を出すだけで、他の好盤はほとんど紹介されることは無かった。この傾向は1980年代も続く。1980年代には米国東海岸ジャズをメインに「純ジャズ復古」がトレンドとなったからだ。

1991年に突如リリースされた『スイング・ジャーナル・プレゼンツ/ザ・ウエスト・コースト・ジャズ』というオムニバス盤のリリースが大きな契機になったと思っている。僕もこのオムニバス盤には飛びついた。ズラリと知らない演奏ばかりが並んでいる。僕はこの盤とジャズ雑誌の記事を通じて、初めて、まとめて米国西海岸ジャズのことを学んだ。東海岸ジャズとは全く異なるアプローチを採用してきた西海岸ジャズ。耳新しい西海岸ジャズは実に興味深かった。

Conte Candoli『Toots Sweet』(写真左)。1955年7月26日、ロサンゼルスでの録音。ちなみにパーソネルは、Leroy Vinnegar (b), Lawrence Marable (ds), Lou Levy (p), Bill Holman (ts), Conte Candoli (tp)。米国西海岸ジャズの中堅トランペッター、コンテ・カンドリのリーダー作である。パーソネルを見渡すと、完璧に米国西海岸ジャズのメインとなるジャズマンの名前がズラリと並ぶ。
 
 
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典型的な米国西海岸ジャズの音世界。さすが、ウエスト・コーストの精鋭達が集ったセッションである。聴けば直ぐに判る。西海岸ジャズ独特の音。程良く趣味良くアレンジされていることが良く判る。しかも、そのアレンジに従って、しっかりとリハーサルを積んでいるであろうことも強く想像出来る。とにかく演奏に破綻が無いのだ。そして、そのアレンジが「クール」なのだ。決して「ホット」では無い。都会的でスマートで洒脱。
 
アドリブ展開も西海岸ジャズは特徴的。クールに熱いブロウを展開する。決して汗が飛び散る様なホットな、また、激情に任せたアブストラクトでフリーなブロウでは無い。そもそも、米国西海岸ジャズに「アブストラクト」や「フリー」な要素は全く無い。聴いて楽しむジャズ。優雅にクールに踊れるジャズ。それが米国西海岸ジャズ。そんな西海岸ジャズの音の典型的なサンプルが、このカンドリのリーダー作に詰まっている。
 
どこのレーベルからのリリースかしら、と思って確認したら、なんと「ベツレヘム・レコード」からのリリースでは無いか。我が国では東海岸ジャズのジャズマンのリーダー作を中心に紹介されたので、ベツレヘム・レコードは東海岸のレーベルかと思うんだが、意外と西海岸ジャズのアルバムを多数リリースしている。米国西海岸ジャズの組織的探索は「ベツレヘム・レコード」から、と言っても良いかと思う。
 
 
 
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2019年8月27日 (火曜日)

ブレッカー兄弟のトリビュート盤

ジャズの新盤を漁っていて、僕がジャズを聴き始めた頃、今から40年前から活躍し続けている、レジェンド級のジャズマンの名前をリーダー作で見かけた時は居抜きで嬉しくなる。最近、レジェンド級のジャズマンが一人一人鬼籍に入っていくので、とにかく寂しい。そんな中、まだまだ現役、溌剌としたリーダー作をリリースしているのを見ると、ホッとするやら嬉しいやら。
 
Randy Brecker & NDR Bigband『Rocks』(写真左)。2017年1月と2018年5月の録音。主なパーソネルは、Randy Brecker (tp, flh), David Sanborn (as), Ada Rovatti (ts, ss), Wolfganf Haffner(ds)、そしてNDR Big Band。ランディ・ブレッカーのトランペットとデイヴィッド・サンボーンのアルト・サックス。フュージョン・ジャズのレジェンドの名前を見つけてワクワクする。

この盤、伝説のフュージョン・ファンク・バンド、ブレッカー・ブラザーズで活躍したトランペッター、ランディ・ブレッカーがメインのアルバムである。この盤を聴いていると、どこかで聴いたことがあるフレーズがどしどし出てくる。それも、1970年代後半、フュージョン・ジャズ全盛時代、僕がジャズを聴き始めた頃に、しばしば聴いた事のあるフレーズ。
 
 
Rocks  
 
 
そう、それもその筈、この盤、ブレッカー・ブラザーズゆかりの楽曲を中心にした選曲したアルバムなのだ。冒頭の「First Tune on the Set」の出だしのフレーズを聴くだけで「あぁ、これはブレッカー・ブラザーズの音だ」と直ぐ判るほど個性的なフレーズ。今をときめくNDR Big Bandとの共演ですが、ビッグバンドもそのブレッカー・ブラザーズの楽曲の持つファンク的な雰囲気に合わせていて、トータル・サウンドとしても、なかなか格好良い。
 
NDR Bigbandのベーシスト、クリスティアン・ディーナーだろうか、ベースの音が実に良く効いている。ブレッカー・ブラザース独特のグルーヴ感の再現にかなり貢献している。そして、メロディーを再現するのは、ランディのトランペットとサンボーンのアルト・サックス。盟友の二人が年齢を全く感じさせない、時に激しく、時に優しく、成熟した奥の深い溌剌としたブロウを聴かせてくれる。
 
NDR Bigbandの演奏については申し分無い。そのドライブ感、その迫力、その疾走感、どれをとっても超一流。現代のトップクラスのビッグバンドだけある。ビッグバンドでこれだけファンクネスを醸し出すことが出来るなんて、思ってもみなかった。アレンジも良好で、フュージョン・ファンクなサウンドを上手く再現して立派。ブレッカー・ブラザースのトリビュート盤として秀逸な内容。好盤です。
 
 
 
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2019年8月22日 (木曜日)

4300番台の発掘リリース盤・2

ブルーノートの4300番台は、ブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンが、ブルーノート・レーベルを大手レコード会社リバティーに売却した後、スタートしたシリーズ。大手レコード会社の配下なので、とにかく売上第一。そんな環境の中で、旧来のハードバップやモード・ジャズが発掘リリースされているのだ。これが僕には良く判らない。

Lee Morgan『The Sixth Sense』(写真左)。1967年11月と1968年9月の録音。BNの4335番。ちなみにパーソネルは、Lee Morgan (tp), Frank Mitchell (ts), Billy Higgins (ds)は、2回に分かれた録音の両方に参加。1967年の録音については、Jackie McLean (as), Cedar Walton (p), Victor Sproles (b) が、1968年の録音には、Harold Mabern (p), Mickey Bass (b)が参加している。
 
1967年の録音はリーダーのモーガンとミッチェル、マクリーンの3管フロントのセクステット編成、1968年の録音はピアノとベースが替わり、フロントはリーダーのモーガンとミッチェルの2管のフロントのクインテット構成。2回に分かれた演奏は共に及第点の内容。特にピアノの演奏が個性的で、アルバム前半のウォルトンは堅実で典雅。アルバム後半のメイバーンは新主流派の響きを湛えた柔軟で硬派なバップなピアノ。
 
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一言で言えば、この盤は、リーダーのリー・モーガンのトランペットを心ゆくまで聴き込むことの出来る盤である。テナー・サックスのフランク・ミッチェルもフロントで健闘しているが、基本的にそのブロウは「普通」。それは、フロントに当時のベテラン、ジャキー・マクリーンのアルト・サックスが加わっても、さほど演奏のレベルと印象は変わらない。
 
逆に、モーガンのトランペットが意外にも元気だ。特にこの盤では、趣味良く展開されている。モーガンのトランペットについては、テクニックにもフレーズの展開にもブレが無い。モーガンがしっかりと吹いている。この盤、1970年にリリースされているので、約2年〜3年、お蔵入りになっていたことになる。録音当時、お蔵入りになった理由がどうにもこうにも判らない。

ハードバップ〜モード・ジャズについてはもう古い、という理由でずっとお蔵入りになっていたのなら理解出来るんだが。それでもリリースされて良かった。リーダーのモーガンのトランペットの素晴らしさがビンビンに伝わってくる。タイトルが「第六感」。ジャケットは意味不明な、モーガンの上半身の写真。それでも中身は上質のハードバップ〜モード・ジャズ。タイトルとジャケットに怯まず、一度は聴いて欲しい、モーガンの佳作です。
 
 
 
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