2024年5月26日 (日曜日)

D・バードの活動前期の名盤です

ドナルド・バードは、ジャズ・トランペットのレジェンド。バードのトランペットは、端正で流麗でブリリアント、ピッチやフレーズにブレは無く、アドリブ・フレーズのイマージネーション豊か、ジャズ・トランペットの教科書の様なパフォーマンスが個性。

この端正で流麗で「教科書の様なパフォーマンス」が良くないらしく、我が国では、ドナルド・バードの人気はイマイチ。綺麗すぎる、うますぎる、破綻がなくて面白くない、と、何だか、ピアノのピーターソンが、我が国で人気がイマイチな理由と同じ。

しかし、僕は、この偏った評価は以前から「疑問」である。ブラウニーもそうじゃないか、と思うのだが、ブラウニーは早逝した悲劇のトランペッターだから良いのだそうだ。偏った評価も甚だしい(笑)。

Donald Byrd 『Free Form』(写真左)。1961年12月11日の録音。ブルーノートの4118番。ちなみにパーソネルは、Donald Byrd (tp), Wayne Shorter (ts), Herbie Hancock (p), Butch Warren (b), Billy Higgins (ds)。リーダーのドナルド・バードのトランペットとウェイン・ショーターのテナーが2管フロントのクインテット編成。バックのリズム隊は、ハービー・ハンコックをピアノに、新主流派志向。

この盤は、ジャズロックなファンキー・チューンから、静的でジャジーなバラードから、バリバリ硬派なハードバップから、新主流派モード・ジャズから、ライトなフリー・ジャズまで、それまでのメインストリームなジャズの演奏スタイルを網羅した、バラエティーに富んだ内容になっている。
 

Donald-byrd-free-form

 
そんなバラエティーに富んだ演奏スタイルを、ドナルド・バードは、いともたやすく、しっかりと吹き分けていく。しかも、どのスタイルでも「端正で流麗でブリリアント、ピッチやフレーズにブレは無く、アドリブ・フレーズのイマージネーション豊か、ジャズ・トランペットの教科書の様なパフォーマンス」は変わらない。ドナルド・バードのトランペットの力量とテクニックの高さがよく判る。

バックの新主流派志向のメンバーは、といえば、このドナルド・バードのリーダー作の「それまでのメインストリームなジャズの演奏スタイルを網羅した、バラエティーに富んだ内容」にしっかりと追従している。

感心するのは、新主流派志向のメンバーなので、ジャズロックだろうが、硬派なハードバップだろうが、どの演奏のアドリブ部では、モーダルな演奏に走りそうなものだが、そんな無粋なことは絶対にしない。どの演奏スタイルでも、その演奏スタイルならではのパフォーマンスで、リーダーのドナルド・バードのトランペットに追従している。さすが、若手の中でも一流の「選りすぐり」のメンバーである。

特に、フロント管の相棒、若きウェイン・ショーターのテナーが絶好調。どの演奏スタイルでも吹きこなす適応力はさすが。得手不得手の差は全く感じられない。そして、どの演奏スタイルでも、統一の個性で演奏スタイルを弾き分ける、伴奏ピアノの達人の面目躍如、ハービー・ハンコックのバッキングが素晴らしい。どの演奏スタイルでも、的確で、フロントを引き立てる、絶妙のバッキングを供給している。見事である。

我が国では、謂れのない理由で、人気イマイチのドナルド・バードであるが、この盤を聴けば、ジャズ・トランペッターとして一流であり、一目置かれる存在であることが良く判る。

この盤は、飛び立つ鳩をあしらったジャケがジャズっぽくなくて損をしているけど(笑)、これまでのD・バードの、トランペッターとしてのパフォーマンスの集大成の様な構成で、彼の活動前期の名盤としても良い内容である。
 
 

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2024年5月25日 (土曜日)

ドナルド・バードの初リーダー作

ドナルド・バード(Donald Byrd)は、デトロイト出身のモダン・ジャズ・トランペッターのレジェンド。ハードバップ初期から頭角を表し、1958年には、バリトン・サックス奏者のペッパー・アダムスと共同でレギュラー・グループを持っている。ハードバップから始まり、ファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズ、ジャズ・ファンクと演奏スタイルを変えつつ、ジャズ・シーンの第一線を走り続けた。

バードのトランペットは、端正で流麗でブリリアント、ピッチやフレーズにブレは無く、アドリブ・フレーズのイマージネーション豊か、ジャズ・トランペットの教科書の様なパフォーマンスが個性。生涯、この教科書の様なパフォーマンスを貫いた、モダン・ジャズ・トランペッターのレジェンドである。

Donald Byrd 『Byrd Jazz』(写真左)。1955年8月23日、デトロイトの「New World Stage Theatre」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Donald Byrd (tp), Bernard McKinney (euphonium), Yusef Lateef (ts), Barry Harris (p), Alvin Jackson (b), Frank Gant (ds)。ドナルト・バードの初リーダー作。出身地のデトロイトでのライヴ録音。
 

Donald-byrd-byrd-jazz

 
ジャズにおいては、初リーダー作で、そのリーダーの個性と特徴の全てが判る、というが、このドナルド・バードの初リーダー作もその例に漏れることは無い。バードのトランペットについては、「端正で流麗でブリリアント、ピッチやフレーズにブレは無く、アドリブ・フレーズのイマージネーション豊か」という個性と特徴が、このライヴ音源に詰まっている。

録音がちょっとナローなので、ライヴ音源としては大人し目なのだが、若き日の溌剌としたバードのトランペットはバッチリ捉えられている。フロント管のラティーフのテナーもよく唄い、ジャズには不向きなマッキンニーのユーフォニウムも、なかなか健闘、そんなフロント管パートナー達と、楽しげにハードバップをやるバードのトランペットはブリリアント。

渋いバップ・ピアニスト、バリー・ハリスを中心とするリズム隊も、明確にハードバップなバッキングを供給していて、バードは、どこかクリフォード・ブラウンを想起させる様な、端正で流麗でブリリアントで溌剌としたアドリブ・フレーズを吹きまくる。バードのトランペットの個性と特徴の「源」を確認するには、格好のライヴ盤。以前は「幻の名盤」扱いでしたが、今では、サブスク・サイトでも聴くことができます。有難いことです。
 
 

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2024年5月21日 (火曜日)

日野皓正の『City Connection』

月刊誌「レコード・コレクターズ」2024年6月号の特集が「フュージョン・ベスト100 邦楽編」を眺めていて、久しぶりに「日野皓正」の存在に気がついた。

元々は、限りなく自由度の高いモード・ジャズ志向のエモーショナルなバップなトランペットで、ブイブイ言わせていたのだが、いきなり、NYに渡って、思いっきりイメージチェンジ。フュージョン・ジャズに転身して、何枚かのヒット盤をリリースした訳だが、そういえば、当ブログで、日野皓正の盤については、しばらく扱ってこなかった。

日野皓正『City Connection』(写真左)。1979年の作品。ちなみにパーソネルは、主だったメンバーとして、日野皓正 (tp, cornet, flh), David Spinozza (g), Leon Pendarvis, Harry Whitaker (p, rhodes), Anthony Jackson (el-b), Howard King (ds), Naná Vasconcelos (perc, conga) 他。

アレンジはハリー・ウィタカーとレオン・ペンダーヴィス。共にロバータ・フラックのブレーンとして知られる黒人キーボード奏者&アレンジャー。バックを固めるミュージシャンは、NYのフュージョン・シーンを彩る名うての名手たち。上質の、演奏レベルがかなり高い、爽快でキャッチーなフュージョン・ジャズが展開されている。

そんなバックの演奏に乗って、日野皓正がとても気持ち良さそうに、トランペットを、コルネットを、フリューゲルホーンを吹き上げていく。この日野のフュージョン盤を聴いて再認識したんだが、日野のトランペット、コルネット、フリューゲルホーンそれぞれ、かなりのハイレベルの吹奏。歌心溢れ、テクニックも超優秀。改めて、日野皓正の演奏の上手さを、このフュージョン・ジャズ盤で再認識した。
 

City-connection  

 
そんな歌心溢れ、テクニックも超優秀なトランペットで、ソフト&メロウなフュージョン・ジャズ志向のフレーズを吹き上げていくのだ。悪かろうはずがない。米国フュージョン、和フュージョンを合わせた中でも、この『City Connection』は上位に位置する名盤だと僕は思う。

冒頭の「Hino's Reggae」から、ソフト&メロウな、しっかりと芯の入ったフリューテルホーンがいかにも「フュージョン」な雰囲気濃厚。2曲目の「Stay in My Walking Heart」は、ボーカル入りでお洒落でソウルフル。3曲目の「City Connection」は、サントリー・ホワイトのCMソングに起用された、キャッチーでライトなジャズ・ファンク。これがまた洒落ている。

LPではB面に入って、「Send Me Your Feelings」は、ボーカル入り、優しいソウルフルでブギーなフュージョン。続く「High Tide-Manhattan Ecstasy」は日野のフリューゲルホーンがリリカルで爽快、ちょっとライトなジャズ・ファンク。

ラス前の「Samba De-la Cruz」はハンドクラップが印象的な高速サンバ。これもCMソングに起用されたのではなかったか。そして、ラストの「Blue Smiles」は、このアルバムを制作した年に亡くなったトランぺッター「ブルー・ミッチェル」の追悼曲。日野のフルーゲルホーンをはじめ、静謐で寂寞感溢れる演奏が切ない。

久しぶりに全編聴き直してみて、確かにこの『City Connection』は、フュージョン・ジャズの名盤だろう。フュージョン・ジャズの個性と特徴をしっかりと日野皓正の才能でリコンパイルして、「日野の考えるフュージョン・ジャズ」を確立している。
 
 

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2024年4月29日 (月曜日)

ドーハムのペスト・プレイの一つ

ケニー・ドーハムは、1924年8月生まれ、1972年9月に48歳で逝去。リリースしたリーダー作は20枚。最後のリーダー作は1965年だから、その後7年間は引退状態。初リーダー作が1953年なので、ドーハムの活動期間は12年と短いものだった。

ドーハムはちょっと不思議なトランペッターで、ジャズマン同士の中で、米国評論家の間では何故か評価が高い。しかし、人気はイマイチで、アルバムの売り上げも芳しいものではなかったらしい。

一方、我が国では、昨日ご紹介した『Quiet Kenny(静かなるケニー)』(1960年)の存在だけが突出していて、ドーハムに「哀愁のトランペッター」というキャッチフレーズを付けて、評論家はその哀愁感溢れるトランペットを褒めそさえ、聴き手はその哀愁感溢れるトランペットに聴き惚れる、という偏った状況が続いている。

『Kenny Dorham and The Jazz Prophets, Vol.1』(写真左)。1956年4月4日、NYでの録音。ちなみにパーソネルは、Kenny Dorham (tp), J.R. Monterose (ts), Dick Katz (p), Sam Jones (b), Arthur Edgehill (ds)。ケニー・ドーハムがリーダーの超短命のグループ「The Jazz Prophets」の唯一のスタジオ録音盤。ちなみに超短命なバンドだったので「Vol.2」はありません。

グループ名の「The Jazz Prophets」=「ジャズの預言者たち」となるのだが、この盤の内容は、こってこてのハードバップ。しかも、ドーハムの好調なトランペットと、マイナーな存在のテナー奏者、モンテローズの希少なパフォーマンス、白人ピアニスト、ディック・カッツの個性的なピアノが売りの盤で、グループ全体のパフォーマンスやインタープレイについては、当時のハードバップとして水準レベルかな。

全編に渡って、リーダーのドーハムのトランペットが元気溌剌。もともと、ドーハムのトランペットは、ビ・バップにバリバリ吹きまくるトランペット。この盤に詰まっているドーハムのパフォーマンスが「ドーハムのトランペットの本質」である。
 

Kenny-dorham-and-the-jazz-prophets-vol1

 
冒頭の「The Prophets」では、ドーハムとモンテローズが順に素晴らしくファンキーなソロを聴かせてくれる。ピアノのカッツが白人らしい小粋で流麗なフレーズで、フロント2管をサポートする。とにかくドーハムが元気。

2曲目の「Blues Elegante'」は、ドーハムのミュート・プレイもが秀逸。ミッドテンポな演奏の中でのモンテローズのテナーが良い。このテナーマンは、ミッドテンポの演奏に強い。イマージネーション溢れる上質なソロを聴かせてくれる。

3曲目の「DX」はアップテンポなファンキー・ジャズな演奏。ドーハムもモンテローズもバリバリ吹きまくっている。カッツの美しい響きのピアノが個性的で目立つ。

続く「Don't Explain」は、有名スタンダードなバラード曲。ドーハムの泣きのミュート・プレイが見事。このバラード曲でのドーハムのトランペットは端正で柔和で芯がしっかり入ったトランペット。どうも、ドーハムもバラード曲の様に、ミッドテンポ〜ややスローな演奏に強いみたい。とにかくドーハムが元気である。

ラストの「Tahitian Suite(タヒチ組曲)」は、どの辺が「組曲」なのかは判らないが、ドーハムが力感溢れるビ・バップなトランペットをバリバリ吹きまくる。とにかく、この曲でもドーハムは元気である。

「フレーズがちょっと危うい」ところ、ところどころで音の端々で「よれる」もしくは「ふらつく」ところが、ドーハムの個性のひとつとしてあるのだが、この盤ではその頻度が少ない。意外とこの盤は、ドーハムのトランペットの本質を明確に突いた、ドーハムの「ビ・バップなバリバリ吹きまくる」トランペットのベスト・プレイを記録した好盤の一枚として評価できるのではないか。

どうしても好意的に評価できないアルバみが1枚、入手できなかったリーダー作が1枚、計2枚の欠盤はあるのですが、この盤のレビューにて、当ブログにおける「ドーハムのリーダー作のレビュー」は完了。当ブログの右下の「カテゴリー」欄の中で「ケニー・ドーハム」をクリックしていただければ、当ブログでドーハムのリーダー作のレビューを読むことが出来ます。よろしかったら、ご一読を。さて、お後がよろしいようで...(笑)。
 
 

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2024年4月28日 (日曜日)

「抑制の美のドーハム」の名演

哀愁のトランペッター、ケニー・ドーハム。キャッチフレーズの「哀愁の」については、ドーハムのワンホーンの名盤『Quiet Kenny』の印象が強くて、彼のキャッチ・フレーズには、頭に「哀愁の」が付くことが多い。

しかし、ドーハムって、もともとはビ・バップ時代から活躍する、筋金入りのバップ・トランペッターであって、基本は「溌剌とした、ビ・バップなトランペット」が身上。バリバリとビ・バップなフレーズを吹きまくるのがドーハム。しかし、音圧は少し弱い。そこが、ちょっと大人し目で、「哀愁」の印象がつきまとうのかもしれない。しかも、時々「フレーズの吹き回しがちょっと危うい」ところがあるが、これは「ご愛嬌」。

Kenny Dorham『Quiet Kenny』(写真左)。1959年11月13日の録音。ちなみにパーソネルは、Kenny Dorham (tp), Tommy Flanagan (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)。ケニー・ドーハムのトランペットがワンホーンのカルテット編成。ドーハムのキャッチ・フレーズの頭に「哀愁の」を付けさせた、ドーハムのハードバップの名盤である。

理由は判らないが、溌剌とした、ビ・バップなトランペッターであるドーハムが、「抑制の美」を発揮したワンホーン盤である。ドーハムのリーダー作の中で、この盤だけ、ドーハムのトランペットが、抑制された、エッジの丸い、柔和でリリカルな音色になっていて、これが選曲された曲調とばっちり合って、ジャズ・トランペットの名盤の一枚となっている。

冒頭の「Lotus Blossom」のテイラーの静かな小刻みなシンバル・ワークから始まるイントロからして、タイトル通り「Quiet(静かな)」雰囲気が濃厚。チェンバースのベースがアジアチックな細かいラインを奏でて、そこにスッと滑り込む様に、ドーハムのトランペットが入ってくる。
 

Kenny-dorhamquiet-kenny

 
その音色が、エッジの丸い、柔和でリリカルな音色で、出てくるフレーズが、「ビ・バップなフレーズをグッと抑制したフレーズ」なのだ。曲調がマイナーなだけに、この抑制されたフレーズに哀愁感がどっぷり漂ってくる。

2曲目の「My Ideal」のスローなテンポの演奏が実に良い。フラナガンの小粋で耽美的なイントロが良い。フラナガンって、この人も基本は「バップなピアニスト」で、バップなフレーズをバリバリ小粋に弾き回すタイプなんだが、この盤では、ドーハムの「抑制された、哀愁のトランペット」に合わせて、抑制された小粋で耽美的なバップ・ピアノを聴かせてくれる。

これが、ほんと、ドーハムの「抑制された、哀愁のトランペット」にバッチリあっていて、ドーハムの「抑制された、哀愁のトランペット」を引き立て、ガッチリとサポートしている。さすが「名盤請負人」のニックネームを持つピアニスト。機微を心得た、その演奏にあった、リーダーの楽器を引き立てる術を熟知している。

この「My Ideal」でのスローなテンポでのドーハムのトランペットも「抑制の美」の極み。スローなテンポであるが、ドーハムのトランペットの弱点であるフレーズがふらついたり、よれたりすることがほとんど無い。堅実にスローなテンポのフレーズを吹き通すドーハムは素晴らしい。

続く「Blue Friday」から「Alone Together」「Blue Spring Shuffle」「I Had the Craziest Dream」、そしてラストの「Old Folks」まで、抑制の美が満載のドーハムのトランペットを堪能することが出来る。この盤での「抑制の美」のドーハムのトランペットは、本来のドーハムの本質とはちょっと外れたところにあると思うのだが、「抑制の美」を表現したジャズ・トランペットとして聴き応えは十分で、名演の類である。

最後に、CDリイシューに追加されたボートラ、CDでのラストの「Mack the Knife」だけはいただけない。ドーハムのトランペットの弱点が顕わになっていて、このボートラだけは僕は蛇足と思う。ちなみに僕は『Quiet Kenny』鑑賞時には、予め「Mack the Knife」はオミットしてから聴いてます(笑)。
 
 

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2024年4月 5日 (金曜日)

フリー・ジャズへの鍛錬の第一歩

アトランティック・レコード時代のジョン・コルトレーン。リーダー作の記事化の最後のアルバムになる。ブログの右下のカテゴリーの欄に、「ジョン・コルトレーン on Atlantic」にてまとめているので、ご興味あれば、ここからブログ記事を参照されたい。

さて、僕はアトランティック・レコード時代のコルトレーンのリーダー作は、どれもが自らの「鍛錬」を最優先にしたリーダー作だと感じている。コルトレーンのアトランティック・レコード時代は「鍛錬」の時代。

John Coltrane and Don Cherry『Avant-Garde』(写真)。1960年6月28日、7月8日の録音。ちなみにパーソネルは、Don Cherry (cor), John Coltrane (ts, ss), Charlie Haden (b, track 1, 3), Percy Heath (b, rrack 2, 4, 5), Ed Blackwell (ds)。

1960年6月28日の録音が、1曲目「Cherryco」と3曲目「The Blessing」。7月8日の録音は、2曲目「Focus On Sanity」、4曲目「The Invisible」、5曲目「Bemsha Swing」。ベーシストだけが、1960年6月28日はチャーリー・ヘイデン、7月8日はパーシー・ヒースと分担している。ピアノレスのカルテット編成。

録音は1960年だが、世に出たのは1966年。ちょうど、コルトレーンのフリー・ジャズへのチャレンジ『Ascension』がリリースされた後くらいか。『Ascension』の内容を確認して、この『Avant-Garde』の売り時と思ったのではなかろうか。

この『Avant-Garde』の内容だが、この盤は、コルトレーンと、初期フリー・ジャズのリーダー格の一人、ドン・チェリーとの共同リーダー作。収録曲5曲中、ドン・チェリー作が1曲、オーネット・コールマン作が3曲、モンク作が1曲。コルトレーン作の曲は無い。僕はこの盤を、コルトレーンの「フリー・ジャズへの鍛錬の第一歩」だと見る。
 

John-coltrane-and-don-cherryavantgarde
 

1曲目のチェリー作「Cherryco」を聴くと、まずテーマを吹くのはチェリー。アドリブもチェリー主導。コルトレーンがチェリーのフレーズのイメージをなぞりながらアドリブを始めて、徐々にコルトレーンのオリジナルなフレーズが出てくる様が興味深い。まるで、チェリーの考えるフリー・ジャズとは何か、を学んでいるが如く、である。

2曲目から4曲目までは、当時、フリー・ジャズの旗手と目されていたオーネット・コールマンの作。当時のジャズの常識として「やらなかったこと」「やってはいけないこと」を敢えてやることにより、ジャズとしての「自由」を表現する。そんなオーネット流のフリー・ジャズを、コルトレーンは、当時、オーネット・コールマンのバンドに在籍していたドン・チェリーに追体験させてもらったのではないだろうか。

コルトレーンの「フリー・ジャズへの鍛錬の第一歩」。オーネット流のフリー・ジャズへの「学びとチャレンジ」が、この盤に記録されている、と僕は感じている。

面白いのは「フリー・ジャズへの鍛錬の第一歩」として、オーネット流のフリー・ジャズへの「学びとチャレンジ」の傍ら、モンク・ミュージックをフリー・ジャズに展開できないか、というアイデアにチャレンジしているところ。

これは、アドリブ部のコルトレーンのチャレンジを聴くと良く判るが、モンクの楽曲はフリー・ジャズの素材にはならない。なぜなら、モンク・ミュージックの個性の一つが「既存ジャズからの乖離」だから、である。モンク・ミュージックは、確立された時点で、ある意味「フリー・ジャズの走り」だった。

この『Avant-Garde』を録音した翌年、1961年には、コルトレーンはインパルス・レコードへ移籍。コルトレーン流の「モード・ジャズとシーツ・オブ・サウンド」を確立し、バラード形式とブルース形式の演奏ノウハウを体得した成果を発表、次なるステップとして、本格的に「コルトレーン流のフリー・ジャズ」にチャレンジしていく。
 
 

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2024年3月 5日 (火曜日)

エルヴィンの初リーダー作です

ジャズ・ドラマーの中では、アート・ブレイキー、エルヴィン・ジョーンズ、スティーヴ・ガッドの3人がお気に入り。3人のディスコグラフィーをまとめ直していて、まだまだアルバム評をブログ記事にしていないリーダー作があることに改めて気がついた。どうも、ドラム、ギターは後回しになってしまう傾向にあって、反省、反省。

The Jones Brothers『Keepin' Up with the Joneses』(写真左)。1958年3月24日の録音。ちなみにパーソネルは、Thad Jones (flh, tp), Hank Jones (p). Eddie Jones (b), Elvin Jones (ds)。サド、ハンク、エルヴィンのジョーンズ3兄弟に、姓が「Jones」繋がりで、エディ・ジョーンズが入ったカルテット編成。実はこの盤の存在を全く失念していて、今回、初聴きになる。

エルヴィン・ジョーンズのディスコグラフィーをまとめ直していて、エルヴィンの初リーダー作は『Elvin!』(1961・Riverside)だと思っていたら、この盤があった。といっても、The Jones Brothers名義で、エルヴィンはそのユニットの一部、ではあるが、リーダー作といえば、立派なリーダー作である。

「The Jones Brothers」とは、姓が「Jones」のメンバーの集まり。その内訳は、トラペットのサド、ピアノのハンク、ドラムのエルヴィンの3人は実の兄弟。そして、ベースのエディは他のメンバーと血のつながりは無く、姓が同じというだけのメンバー。それでも、4人とも姓が「Jones」なので「The Jones Brothers」としている。

収録曲全7曲、全曲ゆったりとしたミッド・テンポの演奏がメインで、4ビートの心地良いスイング感が良い感じ。この4ビートの心地良いスイング感を醸し出しているのが、エルヴィンのドラミング。この盤では、エルヴィンはブラシを使ってドラミングで、サドのトランペットやハンクのピアノのソロの邪魔にならず、引き立て役に回りながら、サドやハンクのソロをしっかり支え鼓舞している。
 

The-jones-brotherskeepin-up-with-the-jon

 
エルヴィンの硬軟自在、緩急自在、メリハリの効いた抑揚が絶妙なドラミングはこの初リーダー作で確立されている。特に、この盤ではブラシを使ったドラミングで、繊細なニュアンスも付加していて、見事にモダンなドラミングを叩き出しているのは立派。

そんなエルヴィンの優れたドラミングをバックに、サドはトランペットを朗々とブリリアントに吹き上げる。もともとサドはミッド・テンポからスロー・テンポのフレーズの吹奏に優れている。この盤では、朗々とブリリアントな音色で、音も大きく溌剌と、その実力を遺憾無く発揮している。

ハンクのピアノも絶好調。よほどエルヴィンのドラミングとの相性が良いのだろう、洒脱で流麗バップなピアノを氣持ち良さそうにグイグイ弾きまくる。2曲目のタイトル曲「Keepin' up With the Joneses」では、小粋でファンキーなオルガンを披露している。これがまた味があって良い感じ。

全曲ゆったりとしたミッド・テンポの演奏がメインで、速弾き、速吹きなバカテクな展開は無いが、歩くスピードの4ビートの心地良いスイング感に乗った、サドのトランペット、ハンクのピアノは聴き味抜群。そして、そのリズム&ビートを叩き出しキープするエルヴィンのドラミングはこれまた見事。

何の変哲もない、シンプルで上質のハードバップ演奏の数々ですが、とにかく味があって小粋。丁々発止としたインタープレイとは全く無縁な、バップでモダンなミッド・テンポの演奏。グループのアンサンブルに、メンバー個々のソロに、意外と聴き応えがある好盤です。
 
 

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2024年2月26日 (月曜日)

「ファーマーの音色」だけを聴く盤

ジャズの演奏の世界って、アレンジが重要なんだなあ、と思う時がある。アレンジの良し悪しで、リーダーの担当する楽器や、フロント管の旋律やアドリブがくっきり前面に明確に聴こえたり、聴こえなかったり。聴いていて、演奏全体が聴き心地良かったり、悪かったり。アルバム全体を聴き通していて、集中して最後まで聴けたり、途中で飽きがきたり。意外とジャズには「アレンジの重要性」が必須要素としてある、と僕は睨んでいる。

Art Farmer with The Quincy Jones Orchestra 『Last Night When We Were Young』(写真左)。1957年3月28日、4月24 & 29日の録音。ちなみにパーソネルは、メインセットに、Art Farmer (tp), Hank Jones (p), Tommy Kay (g, on March 28, tracks 2, 4, 8), Barry Galbraith (g, on April 24 & 29), Addison Farmer (b), Osie Johnson (ds, on March 28, tracks 2, 4, 8), Sol Gubin (ds, on April 24 & 29), Quincy Jones (arr, cond)。ここに、それぞれの録音日で、それぞれのオーケストラ・メンバーが加わる。

当時の人気アレンジャー、クインシー・ジョーンズ(以降、愛称「Q」)のジャズオケ・アレンジに乗って、アート・ファーマーが心ゆくまでトランペットを吹き上げる、イージーリスニング志向のビッグバンド・ジャズの企画盤。ABC-Paramountレコードからのリリース。さすがに大手レコード会社、ジャズ・ファンのみならず、一般の音楽ファンにも訴求する、聴き心地の良い、それでいて、内容的にしっかりしたイージーリスニング志向のジャズに仕上がっている。
 

Art-farmer-with-the-quincy-jones-orchest

 
冒頭の「Two Sleepy People」の演奏内容が、この企画盤の雰囲気を決定づけている。Qのムーディーで新鮮な響きでアレンジされたジャズオケの伴奏に乗って、ファーマーのトランペットが唄うように囁くように流れてくる。かなりムーディーな雰囲気だが、決して俗っぽくない。さすが、Qのアレンジである。特に尖ったところがない、流麗でムーディーなアレンジだが、底にしっかりジャズがある。

優れたアレンジの下で、ファーマーのトランペットが映えに映える。「力感溢れ端正でブレが無く流麗でウォーム、エッジがラウンドしていて聴き心地の良い」ファーマーのトランペットの音色が映えに映える。ファーマーのトランペットの個性が、とても良い響きで、いい感じ流れて来る。これが全編に渡って展開される。これが実に良い。

この企画盤は、Qのアレンジの優秀性と、この優れたQのアレンジに乗った、ファーマーの「力感溢れ端正でブレが無く流麗でウォーム、エッジがラウンドしていて聴き心地の良い」ファーマーのトランペットの音色だけを愛でる盤。バリバリ尖ったアドリブよろしくインタープレイを展開するハードバップも良いが、こういう内容の伴った、聴き心地の良いイージーリスニング志向のジャズも良い。特に、ながら聴きのジャズに最適。これも「良い音楽」、これも「良きジャズ」である。
 
 

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2024年2月25日 (日曜日)

Art Farmer『The Aztec Suite』

邦題『アズテック組曲』。キューバの作曲&編曲家、指揮者のチコ・オファリル(Chico O'Farrill)のアレンジによるアフロ・キューバン・ジャズ。トランペットのアート・ファーマーがリーダーの12人編成のスモール・ビッグ・バンドのたエキゾチックな雰囲気が芳しい企画盤。アル・コーンが音楽監督を務めている。

Art Farmer『The Aztec Suite』(写真)。 1959年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Art Farmer, Bernie Glow, Nick Travis (tp), Jimmy Cleveland, Frank Rehak (tb), Jim Buffington (French horn), Zoot Sims, Seldon Powell (ts), Hank Jones (p), Addison Farmer (b), Charlie Persip (ds), José Mangual (perc), Chico O'Farrill (arr)。

3トランペット、2トロンボーン、2テナーにフレンチホルンを加えた8管フロントに、パーカッションを加えたリズム・セクションをバックに、エキゾチックでミステリアスな響きのする、ブラスのパンチが効いたアフロ・キューバン・ジャズの演奏で全編、埋め尽くされている。8管フロントのアンサンブルが迫力満点で、しばしば圧倒される。
 

Art-farmerthe-aztec-suite

 
さすが、キューバ出身のチコ・オファリルのアレンジが優秀で、アレンジの問題で、ややもすれば俗っぽく安っぽくなるリスクのあるアフロ・キューバン・ジャズを、鑑賞に耐える、聴き応えのあるものに仕立て上げているのは見事。東海岸ジャズの中、優れたアレンジで、西海岸ジャズを意識した様な「聴く為のジャズ」を実現している。

「力感溢れ端正でブレが無く流麗でウォーム、エッジがラウンドしていて聴き心地の良い」ファーマーのトランペットが、アフロ・キューバンなグルーヴの中でブリリアントに響き、アフロ・キューバンな熱いアンサンブルの中で「流麗でウォーム」なフレーズがくっきりと浮き出てくる。

アフロ・キューバンにファーマーのトランペット。水に油かと思ったら、意外と相性バッチリなのにちょっビックリする。流麗バップなハンク・ジョーンズのピアノも、しっかりアフロ・キューバンして、いつになく熱いフレーズを叩き出している。アレンジ上々、整って聴き応えのあるアフロ・キューバン・ジャズの佳作です。
 
 

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2024年2月20日 (火曜日)

『The Art Farmer Septet』

何故か、我が国では実力に見合った人気が伴わないジャズマンは多々いる。が、21世紀に入って、過去のジャズ盤の音源の入手が飛躍的に楽になったので、過去のリーダー作が聴き直しし易くなった。聴き直してみると「イケる」。どうして、我が国では人気が伴わないのか、訝しく思う。そんなジャズマンが結構いるから面白い。

『The Art Farmer Septet』(写真左)。1953年7月2日と1954年6月7日の録音。プレスティッジ・レーベルからのリリース。1953年7月2日のセッションのアレンジが「Quincy Jones」。1954年6月7日のセッションのアレンジが「Gigi Gryce」。

どちらのセッションも同じ楽器編成でのセプテット。異なる日のセッションで、同一楽器編成で、優れたアレンジャーをチョイスしている。やっつけ構成盤が大好きなプレスティッジらしからぬアルバムである。

ちなみにパーソネルは、1953年7月2日の録音(tracks 1–4)が、Art Farmer (tp), Jimmy Cleveland (tb), Clifford Solomon (ts), Oscar Estell (bs), Quincy Jones (p, perc track-1 only), Monk Montgomery (el-b), Sonny Johnson (ds)。

1954年6月7日の録音(tracks 5–8)が、Art Farmer (tp), Jimmy Cleveland (tb), Charlie Rouse (ts), Danny Bank (bs), Horace Silver (p), Percy Heath (b), Art Taylor (ds)。2つのセッションで、共通のメンバーは、Art Farmer (tp), Jimmy Cleveland (tb) の二人のみ。
 

The-art-farmer-septet

 
このアルバムは、アート・ファーマーの初リーダー作になる。1953年7月2日の録音(tracks 1–4)は、10インチLP時代に『Work of Art』としてリリースされている。

セプテット編成の演奏の中でのアート・ファーマーのトランペットである。初リーダー作にしては、派手に目立ってはいないが、アドリブ・ソロを取る時のファーマーはなかなかのトランペットを聴かせているから立派。良く鳴るオープンとリリカルなミュートの両方が楽しめる一枚でもある。

1953年7月2日と1954年6月7日のどちらのセッションも、優れたアレンジャーがそれぞれアレンジを担当していて、それぞれの演奏の内容が整っていて聴いていて楽しい。クインシー・ジョーンズのアレンジも、ジジ・グライスのアレンジも、どちらも優秀。

ストレートなハードバップなアレンジと重厚なアンサンブルをベースに、趣味の良いラテン・フレーバーや盛り上がるラテンのリズム&ビート、哀愁感漂うジャジーなフレーズなど、当時としてはかなりレベルの高いアレンジである。そんな優秀なアレンジとバック・メンバーに支えられて、ファーマーはブリリアントで朗々と鳴るトランペットを吹き上げる。

アート・ファーマーの初リーダー作として、というか、ハードバップ初期の佳作として評価出来るアルバムだと思います。

ちなみにこの『The Art Farmer Septet』は、1960年代に入ると『Work Of Art』<New Jazz NJLP-8278>(写真右)として、アルバム・タイトルを当初の10インチLPのものに戻し、加えて、ジャケットを変更した上で、内容はそのままに、しれっと再発している。プレスティッジらしい、ボブ・ウェインストックらしい仕業である。
 
 

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