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2019年2月 7日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・139

ハードバップは演奏時間が長くなった分、それぞれの楽器の演奏を心ゆくまで堪能できる様になった訳だが、加えて、演奏のアレンジにも腕を振るうことが出来るだけの演奏時間の余裕が出来た。ビ・バップの様に短い演奏であれば、アレンジの腕を振るう余裕はほとんど無いのだが、演奏時間が長くなると、様々なアレンジのアイデアを盛り込むことが出来るのだ。

Bob Brookmeyer『The Street Swingers』(写真左)。1957年12月の録音。ちなみにパーソネルは、    Bob Brookmeyer (valve-tb, p), Jim Hall, Jimmy Raney (g), Bill Crow (b), Osie Johnson (ds)。バルブ・トロンボーンにギターが2台、そして、ベースとドラム。ピアノはトロンボーンのブルックマイヤーが兼任する。かなりチャレンジャブルな構成である。

聴いて見ると、冒頭の「Arrowhead」からチャレンジャブルな展開に思わずニンマリする。トロンボーンとギターが洗練された少ない音で会話を展開する。トロンボーンとギターが洗練された少ない音でユニゾン&ハーモニーを奏でる。トロンボーンとギターが木訥とした少ない旋律でアドリブ展開する。この洗練された少ない音を前提としたアレンジが絶妙である。
 

The_street_swingers

 
ブルックマイヤーは、バルブ・トロンボーン奏者で、ピアノも弾くという才人。加えて、アレンジにも腕を振るうとあって、このアルバムの格調高い室内楽を思わせる上品なアレンジが実にチャレンジャブルで「粋」。音が少ない分、演奏に「間」が出来るのだが、この「間」の存在が絶妙。この「間」が適度な緊張感と適度な余裕をもたらして、聴く耳にとても心地良いインプロビゼーションが展開されている。

ジム・ホールとレイニーのギターも隅に置けない。相対するのがトロンボーンなので、甘い雰囲気に流れていきそうなのだが、ホールとレイニーのギターはそうはいかない。丸いトロンボーンの音に、鋭角に硬派に切れ込むようなフレーズが斬新である。流麗とは正反対の、ゴツゴツとした木訥とした骨太なアドリブ・フレーズ。気合い十分である。

バルブ・トロンボーンにギターが2台がフロントで、アレンジ次第な一枚であるが、この盤は「アレンジの勝利」。ブルックマイヤーの思慮深い、考え抜いたハードバップがとても素敵に響く。このアレンジが1957年に実現されていたことに驚く。ジャズって隅に置けないなあ。バリバリ吹きまくるだけがハードバップでは無い。思慮深い思索に富んだハードバップもある。ハードバップは奥が深い。

 
 
東日本大震災から7年10ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2019年2月 6日 (水曜日)

フラーの初リーダー盤です。

ジャズの代表的な演奏スタイルは「ハードバップ」だろう。ジャズをあまり聴いたことが無い音楽好きの方々が「ジャズ」と聴いてイメージするのは、だいたいこの「ハードバップ」のスタイルのジャズである。そうそう、最近、飲食関係の店などで流れているジャズは、ほとんどがこの「ハードバップ」である。

ハードバップはとにかく判り易い。テーマ部があって、ここはバンド全体でユニゾン&ハーモニーなぞをかましながら、テーマの旋律を判り易く演奏し、その後、それぞれの個々の楽器のアドリブ部に突入。それぞれの楽器のアドリブは、その技と歌心を堪能するに必要な程度の長さで、1曲の演奏が大体5〜7分程度。長いときは10分を超えるものもある。

Curtis Fuller『New Trombone』(写真左)。1957年5月11日の録音。ちなみにパーソネルは、Curtis Fuller (tb), Sonny Red (as), Hank Jones (p), Doug Watkins (b), Louis Hayes (ds)。ジャズ・トロンボーンの名手、カーティス・フラーの初リーダー作になる。構成は、フラーとレッドのアルトの2管フロントにピアノ・トリオのリズム・セクションが加わる、オーソドックスなクインテット構成。
 

New_trombone  

 
カーティス・フラーのほのぼのとした優しさを感じさせるトロンボーンが、さすが初リーダー作、溌剌として若々しい。そこに鋭角な切れ味良いレッドのアルト・サックスが絡む。丸いトロンボーンと鋭角なアルト・サックスのコントラストが決まっている。アレンジも良好で、このユニゾン&ハーモニーには、ハードバップの良い香りがプンプンしている。

バックのリズム・セクションをメインを担っている、ハンク・ジョーンズのピアノが端正で小粋で良い。ハードバップの良心とも言うべき、堅実で明快なタッチ、ほのかにファンクネス漂う正統派なジャズ・ピアノ。ダグ・ワトキンスのベースも骨太で端正。派手さは無いが堅実さに秀でている。そして、ルイス・ヘイズは明らかにハードバップなドラミングを披露してくれる。

ハードバップの教科書の様な内容が詰まった、とっても魅力的な盤である。これが、である。ジャズ盤紹介本にあまりそのタイトルが挙がることがないのだから困る。あろうことか、カーティス・フラーの代表盤に名を連ねることが少ないのだから更に困る。このカーティス・フラーの初リーダー作、ハードバップの雰囲気を堪能出来る好盤として、ジャズ者初心者からベテランまで広くお勧めです。

 
 

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2019年1月11日 (金曜日)

フラーの代表盤『Blues-ette』

昨日、カーティス・フラーのリーダー作第2弾のお話しをした。カーティス・フラー(Curtis Fuller)とは1934年12月生まれ、米国デトロイト出身のジャズ・トロンボーン奏者。同じジャズ・トロンボーンのレジェンド、J.J.ジョンソンの驚異的なテクニック溢れる奏法とは違い、フラーのトロンボーンは木訥としていて「ほんわか、ほのぼの」な音が個性。

味があるというかファンキーというか、丸くて暖かみがあって、僕はフラーのトロンボーンの方がお気に入りである。そんなフラーの代表作として、ジャズ盤紹介本に必ずと言っていいほど、その名が挙がる盤がある。Curtis Fuller『Blues-ette』(写真左)。1959年5月21日の録音。サボイ・レーベルからのリリース。

ちなみにパーソネルは、Curtis Fuller (tb), Benny Golson (ts), Tommy Flanagan (p), Jimmy Garrison (b), Al Harewood (ds)。フロント楽器のパートナーに、ベニー・ゴルソンのテナー。バックには、名盤請負ピアニストであるトミフラ、重量級ベースのギャリソン、職人芸ドラムのヘアウッドの小粋なリズム・セクションが控える。

つとに有名なのが、冒頭の「Five Spot After Dark」。ハードバップの代表的名曲の1つ。耳の良い方+記憶力の良い方だと、昔、TVのコマーシャルにも使われていたことを覚えていらっしゃるに違いない。作曲はテナー担当のベニー・ゴルソン。ゴルソンは編曲者としても、作曲者としても有名なミュージシャン。編曲の時のハーモニーの重ね方に特徴があって、そのユニゾン&ハーモニーは特別に「ゴルソン・ハーモニー」と呼ばれる。
 

Bluesette

 
この盤では、この「ゴルソン・ハーモニー」が随所で炸裂している。フロントのテナーとトロンボーンの2管しかないのに、そのユニゾン&ハーモニーの重ね方が独特で、分厚くブルージーでファンクネスが濃厚に漂う、マジックのようなユニゾン&ハーモニーである。このゴルソン・ハーモニーがこの盤では濃厚に出ていて、これがこの盤を有名なものにしているのだろう。

「Five Spot After Dark」ばかりがクローズアップされる盤であるが、どうしてどうして他の曲も秀逸。ゴルソンが2曲、フラーが2曲、スタンダードが2曲。捨て曲無し平凡な曲無し。全曲、ブルージーでファンキー、夜の静寂の雰囲気一杯、どっぷりと聴き込み、心の芯までリラックスできる名曲、名演ばかり。この収録曲の出来の良さも特筆もの。

ピアノのトミフラは、何時になく、ややハードにサポート、分厚くブルージーでファンキーなゴルソン・ハーモニーを引き立たせる。リズム・セクションの要、ギャリソンのベース、ヘアウッドのドラムも実に良い。ギャリソンのブンブン響くウォーキング・ベースは魅力的で、も〜たまらん。ヘアウッドのドラムは、意外な職人芸で、しっかりとサポートし、時にバシバシとフロントを刺激する。

この『Blues-ette』の素晴らしさは「聴けば判る」。百の説明よりも1回聴いてみるほうが、その素晴らしさが体験できる「これぞ、ジャズ名盤」といえる一枚です。ジャケットを見ると、一目見ただけで、サボイのアルバムと判る特徴的なジャケット・デザイン。実に粋である。優れたジャケット・デザインには、優れた音が宿る。この『Blues-ette』も例外ではない。

 
 
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2019年1月10日 (木曜日)

全く普通のハードバップな演奏

ジャズ盤紹介本には滅多にその名が挙がらないのだが、聴いてみると、どっぷりと「ハードバップ」していて、聴き進める内に思わず聴き入り、気がついたら結構なヘビロテ盤になっている盤がある。どうしてこんな盤がジャズ盤紹介本に取り上げられないのかが良く判らない。恐らく、CDでリイシューされる機会が少なかったのが災いしているのだろう。

『Curtis Fuller with Red Garland』(写真左)。1957年5月14日の録音。ちなみにパーソネルは、Curtis Fuller (tb), Red Garland (p), Sonny Red (as), Paul Chambers (b), Louis Hayes (ds)。「ほんわか、ほのぼの」な音が個性のトロンボーンの名手カーティス・フラーのリーダー作。初リーダー作『New Trombone』に次ぐ第2弾。

まず、パーソネルがふるっている。ガーランドのピアノに、チェンバースのベース、ヘインズのドラム。実に小粋で玄人好みなリズム・セクション。右手のシングルトーン、左手のブロックコードが特徴の歌心溢れるガーランドのピアノが実に良い味を出している。
 

Curtis_fuller_with_red_garland

 
そんな小粋なリズム・セクションをバックに、「ほんわか、ほのぼの」なフラーのトロンボーンが味のあるフレーズをどしどし繰り出す。ちょっと長めの印象的なアドリブ・フレーズ。良い味出してます。あ〜、ジャズってええなあ、と思わず思います。典型的なハードバップな音、ハードバップな展開。

そんな「ほんわか、ほのぼの」なフラーのトロンボーンに相対するかの様に、切れ味鋭く鋭角な音が個性のアルト・サックスに思わず「目が覚める」。ちょっとピッチが外れたところがマクリーンに似ているが、ブロウの切れ味の鋭さはマクリーンでは無い。誰だ、これ。ソニー・レッドでした。ソニー・レッドのアルト・サックスがじっくり聴けるのもこの盤の良さ。

演奏の展開が、典型的なハードバップ。これぞハードバップな音と展開に思わず、ほんわか聴き入ってしまいます。凄い演奏テクニックや展開は全く無い、全く普通のハードバップな演奏なんですが、これがしみじみ、まったり、良い気分で聴くことが出来るんですね。最近、ダウンロード・サイトで入手可能なので、一度は耳を傾けて欲しい好盤です。

 
 
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2018年8月20日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・127

ジャズには様々なスタイルがあって、色々聴き込んだりするのだが、結局、どこかでハードバップな盤に戻ってくる。ハードバップは純ジャズを代表するスタイル。1950年代前半から現れ始め、1950年代後半がピーク。1960年代に入って、ファンキー・ジャズやソウル・ジャズ、モード・ジャズに分岐していくのだが、源は「ハードバップ」。この純ジャズの基本である「ハードバップ」な盤は、ジャズ者の精神安定剤的な役割を果たしている。

Curtis Fuller『Soul Trombone』(写真左)。1961年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Curtis Fuller (tb), Freddie Hubbard (tp), Jimmy Heath (ts), Cedar Walton (p), Jymie Merritt (b), Jimmy Cobb (tracks 2-6), G. T. Hogan (track 1) (ds)。Impulse! 9000 seriesのA-13盤。適度なファンクネスが心地良い、上質のハードバップ盤である。

リーダーのCurtis Fuller(カーティス・フラー)はトロンボーン奏者。ビ・バップ時代後期から活躍した、J.J.Johnson(ジェー・ジェー・ジョンソン)と双璧のジャズ・トロンボーンのレジェンド。JJよりも音が丸くて優しいところが良い。音は丸いが音程はしっかりしていて、優しい音にはしっかりと「芯」が入っていて、音のインパクトが心地良い。僕はフラーのトロンボーンが大好きだ。
 

Soul_trombone_2  

 
フラーのトロボーン盤の優れどころは、ブルーノート・レーベルの諸作に多数あるが、実は、この盤の様に「インパルス・レーベル」にも「ある」。この『Soul Trombone』などは、フラーのトロンボーンを心ゆくまで堪能できる「優れもの」盤だ。丸く力強い音で、ピッチは確かで、バルブ・トロンボーンの様に速いフレーズを吹き上げる。むっちゃ格好良いトロンボーンである。

バックのミュージシャンの優秀な強者職人揃い。特に、テナーのジミー・ヒースが良い音を出している。ウォルトン、メリット、コブのリズム・セクションも良い。堅実かつエネルギッシュ、繊細で柔軟。目立たないが、じっくりと聴いていると、その良さがジンワリ伝わってくる。えっ、ハバードですか。ここでも無駄なくらいに「多弁」です(笑)。

1曲目の「The Clan」と5曲目の「Dear Old Stockholm」が僕のお気に入り、かな。インパルス・レーベルらしいジャケットも良い雰囲気。録音は1961年。ファンキー・ジャズとして括って良いくらい、適度なファンクネス漂う、素敵なハードバップ盤です。タイトル通り「ソウルフル」な展開も良し。好盤です。

 
 

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2018年3月16日 (金曜日)

ジャズの「最新の音」のひとつ

ブルーノート・レーベルは、ジャズ界最高のジャズ・レーベル。その充実したカタログ、アルバムの内容、そして歴史。ジャズ・レーベルの総合力第一位である。1970年代後半、一旦活動を停止したが、1980年代後半、純ジャズ復古のムーヴメントを受けて復活。以降、安定した活動を継続し、今に至る。

ブルーノート・レーベルの特徴は、ジャズのその時代その時代の演奏のスタイルやトレンドをいち早く察知し採用、それをしっかりと音に残す。そして、ジャズのその時代その時代の代表的ミュージシャンをいち早く発掘し、その若き時代の演奏をいち早く記録する。しかも、音が良い。伝説の録音技師・ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音がメインで、ブルーノート独特の音がある。これが、また良い。

そんなブルーノート、現在でも活発に活動していて、ジャズ界で重要な位置を占める演奏のトレンドの採用と録音、新しい才能のいち早い発掘と録音が得意中の得意。ブルーノートの昔ながらの特徴・個性を21世紀になった今でも保持しているのだ。これって素晴らしいことだ。復活後の社長にブルース・ランドヴァルを迎え入れ、現在の社長はドン・ウォズ。
 

Parking_lot_symphony

 
Trombone Shorty『Parking Lot Symphony』(写真左)。2017年5月のリリース。トロンボーンが主役、トロンボーン・ショーティーのリーダー作。トロンボーン・ショーティー、本名はトロイ・アンドリュース。ニューオーリンズ出身の新世代トロンボーン奏者。トロンボーンの腕前は天下一品。名前の通りトロンボーンをメインに、トランペット、ヴォーカル、ラップもこなす。

この盤はとても魅力的。基本はジャズ・ファンク。トロンボーンをメインとしたブラスのユニゾン&ハーモニーは、とっても良くアレンジされたファンキー・ジャズの響き。ボーカルは明らかにソウル。トランペットをメインに据えたアドリブ展開は従来からの純ジャズ。これが実に新しい響きを宿していて感心する。ゆったりとしたテンポのバラード調な曲は意外にロック・テイスト。要所要所に配される女性コーラスはスピリチュアルな響き。

つまりは今までのジャズの歴史を振り返って、その時代その時代のジャズの要素をしっかりと解釈して、今のジャズに応用している。見事だ。一言で言うと「R&B、ソウル、ファンク、ロック、ヒップホップなどさまざまなジャンルを融合したブラス・サウンド」。そして、ジャズの「今」を反映したアレンジと演奏内容。

 
 

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2018年2月21日 (水曜日)

ながら聴きのジャズも良い・29

Impulse!レーベルって、結構、当時の一流ジャズメンのリーダー作をワンショットで作っている。カタログを見渡してみると、複数枚をリリースする一流ジャズメンは少数派。それでも、なかなか魅力的な一流ジャズメンのリーダー作がワンショットでカタログに載っているので、一度は聴いてみたくなる。

『The Incredible Kai Winding Trombones』(写真左)。1960年11月17日、21日、23日&12月13日の録音。リーダーのカイ・ウィンディングは、1950年代のハードバップの時代、J・J・ジョンソンと組んで(通称J&K)、トロンボーン二重奏による一連の録音で一躍、メジャーな存在となったトロンボーン奏者。

この盤ではパーソネルを見渡せば判るが、カイのトロンボーンをベースに、もう一本トロンボーン、そして、バス・トロンボーンを足して、計トロンボーン3本にて、実に粋で洒落たトロンボーン・アンサンブルを聴かせてくれる。プロデューサーは、後のフュージョン・ジャズの仕掛け人として有名になった「クリード・テイラー」。さすが、聴き心地満点のトロンボーン・ジャズである。
 

The_incredible_kai_winding_trombone

 
収録曲も良い選曲で、「Speak Low」「Lil Darlin」「Love Walked In」「Black Coffee」「Bye Bye Blackbird」など、渋めのスタンダード曲を中心に収録されていて、トロンボーン・アンサンブルを前提としたアレンジも良く、1960年にして、極上の「イージーリスニング・ジャズ」の片鱗を聴かせてくれている。

それにしても、この盤でのカイ・ウィンディングのトロンボーンは実に魅力的な音色をしている。ホンワカ丸くて、包み込む様な優しさに溢れた、それでいて、音の芯はしっかりしていて、聴き心地良く聴き応えの良い「癒し」のトロンボーンな音色である。決して、荒れること無く、耳に優しいトロンボーン。カイのトロンボーンの個性である。

ジャケットもImpulse!レーベルらしい雰囲気が漂っていて良好。アンニュイな雰囲気漂うスローな曲、ブルースフィーリング溢れる曲、ダンサフルなマンボのリズムが楽しい曲。ハードバップのマナーに則ったジャズをベースとした極上のイージーリスニング音楽とも取れる内容。つまり「ながら聴き」に最適。一度聴くと、また最初から聴きたくなる。好盤でである。

 
 

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2018年2月19日 (月曜日)

ECMレーベルの「異色盤」です

欧州ジャズ・レーベルの雄、ECMレーベルは懐の深いレーベルである。硬派なモード・ジャズやフリー・ジャズがメインではあるが、ファンクなエレ・ジャズや耳当たりの良いフュージョン・ジャズもカタログに含まれている。まあ、それらもきっちりと「ECMの音」には仕立て上げられてはいるんだけれど・・・。

Julian Priester『Love, Love』(写真左)。1974年の作品。実にECMレーベルらしいアルバム・ジャケットを見れば、この盤も硬派なモード・ジャズやフリー・ジャズなんだろうなあ、と想像するんだが、これが全く「違う」。しかし、である。38年前、この盤を初めて聴いた時、僕は「Julian Priester」というジャズメンを知らなかった。

Julian Priester=ジュリアン・プリースターは、アンダーレイテッドで、マニアックな人だけが知っているトロンボーン奏者。ハービー・ハンコックのファンク・グループで注目を集め、以降はビッグバンドを中心に活動。80年代以降はデイブ・ホランドのグループで活躍しているとのこと。1935年生まれなので、今年で83歳になる。
 

Lovelove

 
さて、この『Love, Love』という盤、長尺の曲が2曲のみの収録。LP時代のA面に「Prologue/Love, Love」、B面に「Images/Eternal Worlds/Epilogue」。その演奏を聴けば思わず「これって、エレ・マイルスやん」と思ってしまう。欧州独特の硬質で透明感のある、しなやかなファンク・ビートに乗りながら、エレクトリックなジャズが展開される。

ここでトランペットが入ると明らかに「エレ・マイルス」の模倣になるのだが、ここは代わりにシンセサイザーを上手く活用して、マイルスのエレクトリック・ファンクの影響を強く感じさせてはいるが、決して模倣に走らない、個性的な「欧州のエレ・ファンク」な音を聴かせてくれます。

時々、フリーキーな展開になるんですが、このフリーキーな雰囲気が欧州独特の雰囲気で、やはりこのエレ・ファンクはECMレーベルの音なんだなあ、と感心してしまいます。 クロスオーバー・ジャズな展開もあって、この盤はECMレーベルの中では、やはり異色盤です。でも、僕はこの「欧州のエレ・マイルス」な盤、お気に入りです。

 
 

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2017年11月 6日 (月曜日)

ファンキー・ジャズの隠れ好盤

ファンキー・ジャズは、ハードバップからの派生したサブ・ジャンル、若しくは、ハードバップ後継の演奏スタイルである。1950年代終盤から1960年代前半に、そのスタイルはほぼ確立されている。ブルースや教会音楽(ゴスペル)を基本にした展開が主で、ファンクネス溢れ、アーシーでブルージー、ややスピリチュアルな要素も見え隠れする音世界。

1960年代中盤にはファンキー・ジャズは成熟、1960年代後半には、R&Bとの融合が行われ「ソウル・ジャズ」とも呼ばれた。ソウル・ジャズになると、後続の「クロスオーバー・ジャズ」な要素が強く出てきて、純ジャズな要素は希薄になっていくのだが、ファンキー・ジャズの場合は、まだまだ純ジャズな要素もしっかりと残っていて、意外と聴き応えのある演奏が多い。

例えば、この盤などが好例だと思う。Johnny Griffin & Matthew Gee『Soul Groove』(写真左)。1963年5月の録音。ちなみにパーソネルは、Johnny Griffin (ts), Matthew Gee (tb), "Big" John Patton (org - tracks 1, 5 & 8), Hank Jones (p, org - tracks 2-4, 6 & 7), Aaron Bell (b, tuba), Art Taylor (ds), Carlos "Patato" Valdes (cong, bong)。
 

Soul_groove1

 
リトル・ジャイアント・テナー、ジョニー・グリフィン(写真右)とマシュー・ジーのトロンボーン、2管フロントの好盤。グリフィンのテナーはもともとファンクネス濃厚なテナーなので、ファンキー・ジャズにしっかりとフィットする。マシューはテキサス出身の隠れ名手。テキサス・テナーならぬ「テキサス・トロンボーン」である(笑)。音感は力強く、ユーモラスな部分はほどほど、音色の基本は暖かく、じっくり和み系。

このグリフィンのファンクネス溢れる豪放磊落なテナーと力強くはあるが、基本的に暖かくジックリ和み系のマシューのトロンボーンの対比がこの盤の「ミソ」。そして、もう一つ、ハンク・ジョーンズの端正で暖かく和み系のオルガンと、ジョン・パットンの攻撃的で切れ味の良いオルガンとの対比もこの盤の「ミソ」。この2つの対比が、程良くブレンドされて、なかなか聴き応えのあるファンキージャズに仕上がっている。

ファンキー・ジャズの好盤とは言え、こってこてファンキーな演奏では無い。ちょっとサラッとした爽やかな雰囲気が漂うファンキー・ジャズに仕上がっていて、聴いていて実に聴き心地が良い。ジャズ盤紹介本などではほとんど見かけない盤なのだが、これがなかなかの雰囲気で、思わず、ニンマリとしてしまう。ファンキー・ジャズの隠れ好盤ですね。

 
 

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2017年2月14日 (火曜日)

フラー盤の落ち穂拾い、です

昨日からトロンボーン・ジャズ。トロンボーン・ジャズは、ジャズ者初心者の頃から聴き親しんで来たので、有名どころのアルバムは結構聴いている。それでも、ネットを徘徊していると、あれっ、と気付く「未聴の盤」がある。ということで、トロンボーン・ジャズのアルバムの「落ち穂拾い」と洒落込む。

ジャズ・トロンボーンと言えば「J.J.ジョンソン」が真っ先に浮かぶが、僕は2番手の「カーティス・フラー」が好み。フラーは1934年12月の生まれなので、今年で83歳になる。J.J.ジョンソンの売りは「驚異的なテクニック溢れる」奏法。逆にフラーの売りは「木訥として丸くてモッコリした」奏法。J.J.ジョンソンと正反対な個性といって良い。

僕は、そんなカーティス・フラーのトロンボーンの方が、丸くて暖かくてホッコリしているところが「お気に入り」である。今日は、そんなフラーのトロンボーンが好調に響く『The Magnificent Trombone of Curtis Fuller』(写真左)を選盤。

1961年2月の録音。ちなみにパーソネルは、Curtis Fuller (tb), Les Spann (fl, g), Walter Bishop, Jr. (p), Buddy Catlett, Jimmy Garrison (b), Stu Martin (ds)。ベースだけが2人で分担している。意外と地味なパーソネルではある。それでも、フラーのトロンボーンは好調で、彼の個性全開のトロンボーンをジックリと聴き取ることが出来る。
 

The_magnificent_trombone_of_curtis_

 
僕はこの盤の存在は知ってはいたが、何故か縁が無かった。もともとフラーのアルバムって、ハードバップ時代のものは外れが無い。特に、ブルーノート時代のリーダー作はどれもが好盤。その前のサボイ時代のリーダー作も佳作揃い。その辺を聴き込んでいると、なかなか60年代のフラー盤まで行き着かない。

この1961年のEpic盤を耳に出来たのは何と昨年である。この盤、ハードバップの良いところを全て反映しているような盤で、硬質なギターのスウィング感、流麗で端正なビショップ・ジュニアのピアノ、堅実でバップなドラム、骨太な音で底座さえするベース。渾然一体となって、その雰囲気は明確に「ハードバップ」。

そんな明確な「ハードバップ」なバックを得て、フラーのトロンボーンが、丸くて暖かくてホッコリと魅力的なアドリブ・フレーズを紡ぎ上げていく。フラーのトロンボーンのグルーブ感が半端無い。良い感じの盤です。こんな良好盤、あったんやなあ。ほんまラッキーです。

1960年代に入ってからのフラー盤なので、意外とジャズ本やジャズ盤紹介本に挙がることの少ないアルバムだけど、フラーのトロンボーンを愛でる適した好盤です。

 
 

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