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2017年2月 8日 (水曜日)

渋いテナー・サックス盤もう一枚

昨日に引き続き、ジャズ喫茶御用達な、粋で聴き応え満点の渋い渋いサックスのアルバムをもう一枚。こういう渋いアルバムって、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌などには、まずその名が挙がることは無い。

Buck Hill『This Is Buck Hill』(写真左)。1978年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Buck Hill (ts). Buster Williams (b), Billy Hart (ds), Kenny Barron (p)。さすが、SteepleChaseレーベルからのリリース。メンバーが実に良い。バックを務めるピアノ・トリオのラインナップを見るだけで、この盤の音の確かさが想像出来る。

バック・ヒルは1927年生まれ。今年で90歳になる。まだ鬼籍に入ったという報は聞いたことがないので存命なのだろう。この『This Is Buck Hill』というアルバムは、バック・ヒルの初リーダー作で51歳の時の作品になる。明らかに遅咲きのテナーマンである。しかし、さすがはSteepleChaseレーベル、目の付け所が違う。よくぞ、このテナーマンのプレイに着目して録音を重ねたもんだ。
 

This_is_buck_hill1

 
さて、このアルバム、バック・ヒルのテナーのワンホーン・カルテットの作品なので、心ゆくまで、バック・ヒルのテナーを愛でることが出来る。豪快かつ流麗なアドリブ・フレーズ。何の捻りも無い、ただただストレートかつ爽快なブロウ。これぞテナー・サックス、と言いたくなるような、気持ちの良いテナー・ブロウを聴かせてくれる。

ベースを担当するバスター・ウイリアムス作の「Tokudo」が魅力的。個性溢れるストレートアヘッドな純ジャズ・テナーを聴かせてくれる。2曲目のスタンダードなバラード名曲「Yesterdays」では、バック・ヒルのテナーの素性の良さとハードバップな展開を愛でることが出来る。そして、3曲目のミュージシャンズ・チューンであるロリンズの「Oleo」では、バックの優秀なピアノ・トリオと一体となった、素晴らしい、雄々しいテナーを聴かせてくれるのだ。

この冒頭の3曲で、バック・ヒルのテナーの優秀性を魅力を十分に体感することが出来る。後は推して知るべし。こんなに素晴らしい内容のワン・ホーン・カルテットの演奏が、1978年の録音されていたなんて。目から鱗なバック・ヒルの好盤です。

 
 

震災から5年10ヶ月。決して忘れない。まだ5年10ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2017年2月 4日 (土曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・48

冬にジャズ・ギターが良く似合う。気温が上がらない寒い寒い昼下がり。空は鉛色、北風が吹き付ける昼下がり。そういう季節は、暖かい部屋の中で珈琲をすすりながら、ジャズを聴くのが一番。それもギター、それもアコースティック・ギター(略してアコギ)。

一昨日、そんなフレーズを書いた。アコギの音色はストイックで透明度が高い。冬の「身が切られるような寒さ」に通じる音の切れ味の良さ。冬にジャズ・アコギは良く似合う。ということで、冬にピッタリのジャズ・アコギの好盤をもう一枚。

John Scofield『Quiet』(写真左)。1996年のリリース。捻れエレギのジョン・スコフィールド(略してジョンスコ)。素敵に捻れたエレギを弾く、現代ジャズ・ギターの代表格の一人。1951年生まれなので65歳になる。もう大ベテランの域に達している。そんなジョンスコが45歳の時に録音した、ジョンスコがアコギを弾いたアルバムである。

ジョンスコのエレギは「捻れ」のフレーズが個性。マイルス・デイヴィスのバンドにも招聘された、とっても素敵に「捻れた」エレギの使い手である。そんなジョンスコである。さぞかし「捻れたアコギ」のプレイを聴かせてくれるのだろう、と期待するのだが、そもそも「捻れたアコギ」ってどんな音なんだ(笑)。
 

Quiet_john_scofield

 
最初の一曲目「After The Fact」のジョンスコのアコギを聴けば、そんな期待は良い意味で裏切られる。ジョンスコのアコギは、徹頭徹尾、真っ当な正統派、オーソドックスなジャズ・アコギのプレイである。しかも上手い。

「エレギとアコギは違う」とギタリスト達は口を揃えて言う。僕もちょっとだけギターを弾けるので、ギタリストらの意見は理解出来る。エレギの使い手は必ずしもアコギの使い手にはあらず、ということなんだろうが、一昨日ご紹介したディ・メオラや、今日のジョンスコはその法則には当てはまらない。

アドリブ・フレーズは流麗ではあるが悠然。コマーシャルな雰囲気は一切無い。ここまで凜としてストイックなアコギのプレイは、実にアーティスティック。使っているアコギはナイロン弦。このナイロン弦のアコギはジャズ・ギターとしてのもの。決して、クラシックギターのそれでは無い。このアルバムを聴く限り、ジャズとしてジョンスコのアコギは、なかなかに健闘していると感じる。

フレンチホルン、バス・クラリネットなどを加えた異色なホーン編成のバッキングを聴いていると、思わず「ギル・エバンス楽団」を思い出してしまいます。よい雰囲気のバッキングを得て、ジョンスコのアコギは誠実に内省的に、リリカルで印象的なフレーズを紡ぎ上げていきます。

 
 

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2017年2月 2日 (木曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・47

日中の気温が上がらない寒い寒い昼下がり。空は鉛色、北風が吹き付ける昼下がり。そういう時は暖かい部屋の中で、コクのある珈琲をすすりながら、ジャズを聴くのが一番。それもギター、それもアコースティック・ギター。

アコースティック・ギターの音色はストイックで透明度が高い。冬の「身が切られるような寒さ」に通じる音の切れ味の良さ。冬にジャズ・アコギは良く似合う。ということで、冬にピッタリのジャズ・アコギの好盤を探す。

『Di Meola Plays Piazzolla』(写真左)。1996年のリリース。超絶技巧なエレギで一世を風靡したアル・ディ・メオラ(Al Di Meola)。そんなアル・ディ・メオラがアコギを弾きまくる。

しかも、タンゴの革命児、モダン・タンゴの父と言われる、アルゼンチン出身のBandoneon奏者&作曲家 Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)の名曲を弾きまくるという、凄い内容の企画盤。

ディ・メオラがタンゴを弾く。どんなタンゴになるんだ、と思いながら聴く。と、これが「絵に描いた様なタンゴ」な演奏にはならない。さすがはディ・メオラ。自ら迎合することは絶対に無い。
 

Di_meola_plays_piazzolla1

 
ピアソラ・トリビュートなアルバムながら、正統なタンゴ演奏にはならず、ピアソラの名曲の旋律の美しさを、ディ・メオラ独特のフュージョン・ジャズなフィーリングで弾きまくる。

エレギだと、あまりの超絶技巧な弾きっぷりに、ちょっとお腹いっぱいになってしまいがちなディ・メオラであるが、これがアコギになると、あ〜ら不思議。お腹にもたれることも無く、スッキリすんなり心地良く耳に響くのだ。ディ・メオラの超絶技巧さが良い方向に作用している。

そんなスッキリすんなり心地良く耳に響くアコギの音色に乗って、ピアソラの哀愁感溢れる名曲の旋律が駆け抜けていく。アコギの音色にタンゴの哀愁感が良く似合う。程良く抑制されたアコギの音色がタンゴの哀愁感を増幅させる。

ドラムは無い。ベースも無い。伴奏にピアノが入り、パーカッションがリズムを刻むのみ。バンドネオンの哀愁感溢れる音色が良いアクセント。基本的にディ・メオラのアコギがメイン。超絶技巧なディ・メオラのギターにはそれで十分。心地良い音の密度である。

 
 

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2016年12月26日 (月曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・46

クリスマス週間もあっという間に終わり、もう年の瀬である。今年もあと5日で終わり。年の瀬は「穏やかに」過ごしたい。特に、昼ご飯を済ませた、この年の暮れの昼下がりには、本当に「穏やかな時間」が欲しいなあ、と心から思う。

さて、この年の暮れの昼下がりを穏やかに過ごすには、ジャズは「ピアノ・トリオ」が良い。それも、オーソドックスな、ハードバップな、何処から聴いても「ジャズ」を感じることができる「ピアノ・トリオ」盤が良い。

ということで、今年の新盤からこのアルバムを選択。Massimo Farao Trio『Groovin’』(写真左)。2016年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Massimo Farao (p),  Aldo Zunino (b), Steve Williams (ds)。ビーナス・レコードからのリリース。

Massimo Farao(マッシモ・ファラオ)は、人気イタリアン・ピアニスト。1965年3月生まれなので、今年で51歳。中堅〜ベテラン・ジャズメン。端正でダイナミック、小粋にスマートにスイングするピアノが個性。そんな人気イタリアン・ピアニストの完璧なハードバップ盤。徹頭徹尾「ジャズの見本」の様な盤。

収録された曲は以下のとおり。どうやって選んだのか、とにかく「渋い渋い」スタンダード曲がずらりと並ぶ。皆が知っている、初心者向けの「ど・スタンダード曲」を選んでいないのが良い。このラインアップは「ジャズ者初心者向け」ではないだろう。これは「ジャズ者上級者向け」でしょう。
 

Massimo_farao_groovin

 
 
1. It's All Right With Me (C. Porter)
2. If I Should Lose You (R. Rainger)
3. It's A Blue World (R. Wright)
4. For Sentimental Reasons (W. P. Best)
5. Awful Mean (J. C. Adderley)
6. Bye Bye Blackbird (R. Henderson)
7. Sugar Ray (P. Newborn, Jr)
8. The Nearness Of You (H. Carmichael)
9. Teach Me Tonight (G. De Paul)
10. Temperance (W. Kelly)
 

端正でブルージー。清々しいファンクネスが爽やか。さすが、イタリア産のハードバップ・ジャズである。とにかく、カッチリと作り込まれている。絵に描いた様なハードバップ。ベースはブンブン唸りを上げ、ドラムはストンすととん、とスインギーにリズム&ビートを供給する。聴いていて「あ〜ジャズって良いなあ」と唸ってしまう。

あまりに絵に描いた様なハードバップなピアノ・トリオ盤なので、もしかしたら、硬派なジャズ者の方々からしたら「こんなん聴けへんわ」と敬遠するかもしれませんが、そんな野暮なことを言ってはいけません。

暮れも押し詰まった頃、慌ただしい暮れを穏やかに過ごすには、オーソドックスな、ハードバップな、何処から聴いても「ジャズ」を感じることができる「ピアノ・トリオ」盤も良いもんですよ。こだわりを捨てて、一時、楽しみましょう。

 
 

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2016年12月20日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・45

さて、今年もクリスマス週間である。昔々、大学時代、12月18日から25日クリスマスまでの1週間を、僕達は「クリスマス週間」と読んだ。確か、この週間にクリスマス礼拝があって、クリスマス・キャロルがあって、クリスマス・イヴを迎える。サンタの格好をして、近所の幼稚園や老人ホームに慰労訪問に行く。

あの時代、そんなクリスマス・シーズンによく聴いたアルバムがこれである。大学2回生のクリスマス・シーズン、例の「秘密の喫茶店」で聴かせて貰った。爽やかで確かなコーラス・グループとピアノ・トリオ。ジャズにこんな爽やかで優しい音世界があるのか、と思わず感じ入った。

The Oscar Peterson Trio & The Singers Unlimited『In Tune』(写真左)。1971年7月の録音。シンガーズ・アンリミテッドとオスカー・ピーターソン・トリオとのコラボ。収録された曲目を見れば、決して、このアルバム、クリスマスなジャズ盤では全く無い。

しかし、シンガーズ・アンリミテッドのコーラスの雰囲気がそうさせるのだろうが、敬虔で厳か、それでいて爽快で流麗な雰囲気は、今の季節にフィットする。シンガーズ・アンリミテッドのコーラスは端正で淀みが無い。このコーラスで、様々なスタンダード曲を歌い上げていく。

バックのピアノ・トリオの音も良い。初めて聴いた時、どっかで聴いたピアノ、誰だっけ、と思った。ジャズ者駆け出し2年生がである(笑)。それもそのはず、ジャズ者初心者でまずは手を出すピアニストの一人、オスカー・ピーターソンである。
 

In_tune

 
ピーターソンは歌伴が抜群に上手い。バックに回れば、絶対に前面に出ず、しっかりとフロントのボーカルを支える。ボーカルが映えるような、ボーカルが浮き出る様なバッキング。これって、相当なテクニックが無いと出来ない技である。そして、アドリブ・ソロが回って来ると、テクニック全開でバーンとメリハリ良く展開する。

そんな素晴らしいピーターソン・トリオのバッキングを得て、シンガーズ・アンリミテッドが唄いまくるアルバム。このアルバム、我が国ではマイナーで、ジャズ盤紹介本などでもその名前が挙がることは無い。いわゆる「ジャズ喫茶盤」である。

この盤、最初の曲がかかると、ジャズ喫茶の雰囲気が「おおっ」という感じで、明るい雰囲気に変わる。そして、曲が流れると思わず頬が緩む。ニコニコしながら、リズムを取りながら、気持ち良く聴く。

その曲とは「Sesame Street」。米国のマペットキャラクターを使った子ども向けテレビ教育番組のテーマソング。僕達が中学生の頃、始まった番組。親しみが湧く。「Can You Tell Me How to Get to Sesame Street?」。

良いアルバムです。クリスマス企画盤では全くないのですが、この季節にぴったりとフィットしたアルバムです。ジャズ喫茶の昼下がりに、ちょっと皆が微睡みかけた頃、不意打ちの様にかけると意外に「受ける」好盤です。

 
 

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2016年12月 4日 (日曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・44

ジャズの世界では「この人にこれ一枚だけ」という盤がある。そういう盤は決まって内容が良い。ジャズ喫茶でもジャズ者ベテランの方を中心にリクエストされることが多い。意外とこの「この人にこれ一枚だけ」という盤は人気盤となっている場合が多い。

Cal Massey『Blues to Coltrane』(写真左)。Cal Massey =「カル・マッセイ(カール・マジーとも)」と読むそうだ。カル・マッセイはトランペット奏者。コンポーザーとしては結構成果を残していて、ミュージシャンズ・チューンが結構残されています。

この『Blues to Coltrane』、カル・マッセイのリーダー作はこれ一枚のみ。つまり、カル・マッセイの「この人にこれ一枚だけ」という盤である。ちなみにパーソネルは、Jimmy Garrison (b), G.T.Hogan (ds), Julius Watkins (French Horn), Patti Bown (p), Hugh Brodie (ts), Cal Massey (tp)。1961年1月の録音。

この盤でのリーダー、カル・マッセイのトランペットは一級品。テクニックも一級、歌心も良好。なかなかに聴き応えのあるトランペット。ベースとドラムが重量級でシッカリしている。このベースとドラムがこのアルバムを一級品にしている。ピアノのパティ・ボウンは無名だがまずまず健闘している。
 

Blues_to_coltrane

 
フロントの、何故これが入っているのか理解出来ないが「フレンチ・ホルン」と、可も無く不可も無い「テナーサックス」が弱いとされる。が、今回、改めて聴き直してみて、確かに弱いことは弱いが、耳につくほどでは無い。カル・マッセイのトランペットの彩り的な効果を醸し出していて、これはこれで良いかと。

なかなか文書で表現しにくいのですが、とっても良い雰囲気のトランペットです。端正で音に芯もしっかり入っていて、ブラスの響きも心地良く、全編、とっても気持ち良く聴き通してしまいます。取り立てて、どこがどう素晴らしいのか、表現しづらいのですが、ジャズ・トランペットを愛でるに相応しい好盤です。

上手さや凄さよりも「味」で聴かせてくれるアルバムだと思います。アルバム全体で、収録された曲全体で、その演奏の持つ「味」がこの盤の良さです。音も良くて、1960年代のジャズの音の雰囲気をしっかりと伝えてくれます。ジャズ喫茶の昼下がりに是非聴きたい好盤です。

 
 

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2016年11月29日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・43

1950年代のハードバップを基本としたメンストリーム・ジャズは、いつの時代にも「鉄板」である。我々ジャズ者を始めとして、素人の方々にとっても、聴いてみて「ああ、これはジャズやなあ」と感じるのは、このハードバップを基本としたメインストリーム・ジャズであろう。

ただ、このハードバップを基本としたメインストリーム・ジャズは「理路整然」としていて、カッチリと整っているので、ちょっと変化に乏しい。というか、ジャズ者ベテランのレベルになると、演奏の先読みが出来てしまうので、聴き過ぎると結構「飽きる」。でも、時々、この理路整然、カッチリと整ったメインストリーム・ジャズを聴くと、やっぱりジャズはええなあ、と感激したりする。

Harry Allen & Vladimir Shafranov『Dear Old Stockholm』(写真左)。今日聴いた、ハードバップを基本としたメインストリーム・ジャズのアルバムである。2016年7月ストックホルムでの録音、アルバムとしては先月のリリース。ちなみにパーソネルは、Vladimir Shafranov (p), Harry Allen (ts), Hans Backenroth (b), Bengt Stark (ds)。

Vladimir Shafranov(ウラジミール・シャフラノフ)は、ロシアはサンクト・ペテルブルグ生まれ。1980年代、ニューヨークに活動拠点を移す。1999年、日本の「澤野商会」からリーダー作がリリースされ、日本における「欧州ジャズ・ピアノ」の認識に大きな影響を与えたピアニストとされる。
 

Shafranov_dear_old_stockholm

 
Harry Allen(ハリー・アレン)は、1966年10月、米国はワシントン生まれ。アレンのテナーは、非常に整然としていて破綻が無い。スタイルはややオールド・スタイル寄りのテナー。ジャズ・テナーの世界でよくある「コルトレーン・テナーのフォロワー」では無い。理路整然、整いまくったオールドスタイルの雰囲気漂う、骨太なテナーはアレンならではの個性。

確かに、この新盤『Dear Old Stockholm』は、確かにシャスラノフのピアノとアレンのテナーの出来が目立つ。「Dear Old Stockholm」や「Besame Mucho」を始めとして、この盤には有名な、若しくは知る人ぞ知る「粋」なスタンダード曲で固められており、このスタンダード曲の枠の中で、フロントを司るシャスラノフとアレンが、各々が何処まで自由にアドリブ・フレーズを展開するところが聴きどころになる。

アルバム全体の雰囲気は、明確に「欧州メインストリーム・ジャズ」。どのスタンダード曲もしっかりほ弾きこなし、吹きこなす。徹頭徹尾、絵に描いた様な「理路整然、カッチリと整ったメインストリーム・ジャズ」。ゆったりと安心して聴けるハードバップである。しかも、バックのリズム・セクションの演奏レベルも高い。スネアの抜けるような音、ブンブン唸るアコベの心地良い響き。ジャズ喫茶の昼下がりがこの盤をかけるのが一番の時間帯かも、です。

さすがはヴィーナス・レコード。ジャケットも風景写真をあしらった地味なもの。通常の「少しエロチックな」ジャケットでは無い。それだけにこのアルバムに詰まったメインストリームなジャズに相当な自信があると見た。ああ〜心地良いジャズやな〜、とリラックスして聴き込める良いアルバムです。

 
 

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2016年10月31日 (月曜日)

秋深まる季節にボサノバ・ジャズ

この秋深まる季節に「ボサノバ・ジャズは合わないよな」と思うのは性急ではある。確かに、この秋真っ只中の季節、朝と夜はちょっと寒い。寒い中で聴くボサノバ・ジャズは「殺風景」である。軽妙洒脱のリズム&ビートが寒々と感じる。

しかし、である。この秋深まる季節、ちょっと暖かな「小春日和」な昼下がり、ホンワカ暖かい部屋の中で、ブラック珈琲を傾けながら聴くボサノバ・ジャズは、意外に「オツなもの」である。昼ご飯をお腹いっぱい食べた後、ちょっと眠くなってきて微睡みながら聴くボサノバ・ジャズは、一時の「至福の時」である(笑)。

微睡みながら聴くボサノバ・ジャズは、微睡みの「至福の時」を妨げる様な、難しい演奏はいけない、複雑な演奏もいけない。イージーリスニング一歩手前の、ほとんどイージーリスニングでも良い、聴いていて心地良い、難しいことを考えず、聴く耳をそばだてることも無い、聴き心地がライトでシンプルなボサノバ・ジャズが良い。

そんな聴き心地がライトでシンプルなボサノバ・ジャズ盤を選盤する。Laurindo Almeida『Guitar From Ipanema』(写真左)。1964年の作品。ローリンド・アルメイダは、1917年生まれのブラジルのギタリスト。惜しくも1995年7月逝去しました。アルメイダは、生粋のボサノバ系ギタリストというよりは、ボサノバ・ジャズ系のギタリストという印象が強い。テクニックはかなり高く、聴いていて爽快かつ深みのあるギター。
 

Guitar_from_ipanema

 
ジャック・マーシャルの口笛をフィーチャーしているのが面白い。口笛をフィーチャーすれば、もはやこれは純ジャズでは無いだろう。しかし、このジャック・マーシャルの口笛が心地良い。「The Girl From Ipanema」の口笛の気持ちよさ、「 Old Guitaron」のボーカルの愛らしさ。

とにかく全編に渡ってユルユルの緩さ。この緩さが堪らなく心地良い。ボサノバのリズム&ビートは純正で、ボサノバ・ジャズ独特のライトさと心地良さ満点。メインストリーム・ジャズとは対極の「ユルユル」イージーリスニングなジャズである。
 
硬派なジャズ者の方々からすると「けしからん」ボサノバ・ジャズ盤でしょう。でも、そういう時は、この盤はイージーリスニング盤と解釈して耳を傾けていただければ、と思います。

ジャケットも全くジャズらしからぬ「ユルユルさ」。でも、この緩さが堪らない。この秋深まる季節、ちょっと暖かな「小春日和」な昼下がり、ホンワカ暖かい部屋の中で、ブラック珈琲を傾けながら聴くボサノバ・ジャズは、意外に「オツなもの」。固いこと抜きで、この盤に詰まっている、聴き心地がライトでシンプルなボサノバ・ジャズを楽しみましょう。

 
 

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2016年10月12日 (水曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・42

先週末から、やっと秋らしい涼しさとなった我が千葉県北西部地方。今朝などは最低気温14度。涼しいを通り越して寒いくらい。ここまで涼しくなると、やっとジャズ鑑賞についても、硬派な純ジャズなどを聴く気になる。そして季節は秋。抒情的なアドリブ・フレーズに耳を傾けたくなる。

こういう秋たけなわな気候になると、決まって聴きたくなるジャズ盤が何枚かある。そんな中の一枚がこれ。Art Farmer『Sing Me Softly Of The Blues』(写真左)。邦題「ブルースをそっと歌って」。なんと情緒的な邦題であることよ。秋のこの季節にぴったりではないか。

1965年3月の録音。ちなみにパーソネルは、Art Farmer (tp,flh), Steve Kuhn (p), Steve Swallow (b), Pete LaRoca (ds)。 当時、新進気鋭な、尖ったモード・ジャズが得意のスティーブ・キューン・トリオをバックに、アート・ファーマーのトランペット&フリューゲル・ホーンのワンホーン・カルテット。

アート・ファーマーの抒情的な面がよく表われた作品ではある。が、よくよく聴くと、バックのスティーブ・キューン・トリオの演奏が聴きもの。時は1965年。この新進気鋭のトリオは、徹頭徹尾、モーダルなジャズで、アート・ファーマーのバックを務める。とにかくキューンのピアノのアドリブ・フレーズの自由度が圧倒的に高い。モードのピアノはこう弾く、とでも言いたげな圧倒的にモーダルな展開。
 

Farmer_sing_me_softly_of_the_blues

 
リーダーであるアート・ファーマーのアドリブ・ソロが面白い。バックのスティーブ・キューン・トリオの演奏に引き摺られて、ファーマーもモーダルなアドリブ・ソロを披露する。おおっこれはなかなか、と身を乗り出したりするのだが、モーダルなソロは長続きすること無く、コードが基本の旧来のハードバップなブロウが見え隠れ。どっち付かずの「モードとコード」の交錯。

逆にバックのスティーブ・キューン・トリオは終始モーダルなジャズに没頭。ベースのラインは捻れまくっているし、ドラムは自由度の高いリズム&ビートを叩きだし、その上をキューンのピアノが乱舞する。ファーマーのフリューゲル・ホーンが無くても、トリオとして演奏が成立するくらいの圧巻な演奏。

タイトルとファーマーの抒情的なフリューゲル・ホーンの音色が、ちょっとロマンチックでメランコリックな雰囲気を押しだしてくる、と思いきや、バックのスティーブ・キューン・トリオのモーダルなバッキングのお陰で、演奏全体の雰囲気は、甘いというよりは真逆の、ちょっとビターで硬派な、ややフリー寄りの演奏という感じがする。

ジャケットも抒情的な雰囲気満載なので、ロマンチックでメランコリックな内容を想起するんですが、その先入観はこのアルバムにとっては危険。リーダーのファーマーのフリューゲル・ホーンの抒情性を抑制して、意外とビターで硬派な自由度の高いモーダルなジャズがメイン。この盤、ジャケットに騙されてはなりません(笑)。

 
 

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2016年10月 6日 (木曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・41

日本ではこのサックス奏者は印象が薄い。印象が薄いというか、人気が低い。そのサックス奏者とは「ジジ・グライス(Gigi Gryce)」。米国では作曲家として、それなりの位置付けにあるらしいが、日本ではサッパリである。

ジジ・グライスは1925年生まれ。存命であれば91歳であるが、実は1983年、57歳で鬼籍に入っている。ジジ・グライスのジャズメンとしての活動期間は意外と短く、だいたい1953年から1965年の約10年位である。以降、経済状態や心理状態の問題から、ジャズ界から退いた状態になった。

ジジ・グライスはアルト・サックス奏者であるが、作曲家としての評価の方が高いのかもしれない。メインストリーム・ジャズの古典的スタンダード曲である「マイノリティ(Minority)」や「ソーシャル・コール(Social Call)」、「ニカズ・テンポ(Nica's Tempo)」は、ジジ・グライスの作曲である。

そのひとつをタイトルに戴いた好盤がある。Gigi Gryce『Nica's Tempo』(写真左)。1955年10月の録音。ジャケットの雰囲気を見れば直ぐに判る、Savoyレーベルからのリリース。ノネット、テンテット、もしくはカルテットの構成。ジジ・グライスは、全てのトラックでアルト・サックスを担当している。
 

Gigi_nicas_tempo

 
このジジ・グライスのアルト・サックスの音が良い。オーソドックスなスタイルのアルト・サックスの音色なんだが、これが良い。自作曲とモンクの曲でのジジ・グライスのアルト・サックスが良い雰囲気を醸し出している。とにかく、ジジ・グライスのアレンジが良好なんですね。

特に、大人数の構成、ノネットやテンテットでのジジ・グライスのアレンジは実に優秀。音の重ね方がオーソドックスで端正。明らかに「ハードバップ」って感じのする、音の重ね方と響きが独特の個性。実に端正でオーソドックスなアレンジである。

このジジ・グライスのアルバム『Nica's Tempo』には、ジジ・グライスを感じ、ジジ・グライスを理解する為のアイテムが、必要最低限のレベルでしっかりと詰まっています。ハードバップ初期の正統なジャズ。何度聴いても飽きの来ない好盤だと思います。

余談であるが、ジジ・グライスはジャズ界から身を引いた後、最晩年には公立学校で教鞭を執っている。グライスの生涯で最後の勤務先となった小学校は、その遺功を讃えて「バシール・カシム・スクール」に改名されている。ちなみに「パシール・カシム」とは、ジジ・グライスのイスラム宗での名前である。

 
 

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