2020年1月 9日 (木曜日)

村田中のセカンド・アルバムです

日本人ジャズは独自の深化をしている。米国のジャズのトレンドを取り込んで、日本人流にアレンジして再構築する。もともと日本人は「加工民族」と呼ばれる位で、ジャズについても、日本人ジャズは「加工」が得意で、本家本元のトレンドよりも付加価値的な個性の付いた、新しい響きを加えたものに仕上げるのだ。
 
村田中『SCHOOL OF JAZZ』(写真左)。2019年8月のリリース。村田中(むらたなか)とは、トランペット・フリューゲルホルン奏者の村田千紘とピアノ奏者の田中菜緒子のデュオ。ゲストとして、駒野逸美 (tb), 高橋陸 (b), 小松伸之 (ds) を迎えて、音のメリハリを付けている。ちなみに録音は、2019年4月8〜9日、東京キング関口台スタジオでの録音。

改めて、村田中。ジャズ界の美人デュオとして話題になったが、その実力は十分なもの。楽器のテクニックの基本部分は申し分無く、しっかりとした楽器演奏を聴かせてくれる。基本的にイメージ優先ではない、実力が伴ったジャズ界の「美人デュオ」である。決して、色眼鏡で見てはいけない。逆に、この盤のジャケットのピンク色に眉をひそめて、この盤を遠ざけるのも良く無い。
 
 
School-of-jazz-muratanaka  
 
 
聴けばわかるのだが、全編、上質のフュージョン・ジャズ。特に、村田のフリューゲルホーンは、フュージョン全盛時のフレディー・ハバードや日野皓正のミッドテンポの演奏を彷彿とさせるもの。村田は決して速い吹き回しをしない。決して無理をせず、ミッドテンポからスローテンポの吹き回しで、雰囲気最優先の音作りをしている。田中のピアノも同様な傾向で、この盤ではそれが成功している。
 
3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」、5曲目のスダンタードの名曲「As Time Goes By」などで、ミッドテンポで上質な、ソフト&メロウなフュージョン・ジャズの雰囲気を感じることができる。よく伸びるフリューゲルホーン、モーダルにフロントをサポートする、コンテンポラリーなピアノ。1980年前後のフュージョン・ジャズ全盛期のソフト&メロウなフュージョンを焼き直して、現代のジャズとして再生している。
 
僕は特に3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」がお気に入りで、このアプローチ、この雰囲気を前面に押し出して、1970〜80年代のポップス、ロックの名曲をカヴァーして欲しいなあ、と思っている。ピンクが基調のジャケット、ジャケ写の赤のジャージに惑わされてはならない。この盤に詰まっている音は「硬派で実直でコンテンポラリーな」、現代のフュージョン・ジャズである。
 
 
 
東日本大震災から8年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年1月 8日 (水曜日)

コンテンポラリーなケイコ・リー

いつの頃からだろう。日本人による「ジャパニーズ・ジャズ」は充実している。1980年代までは、渡辺貞夫、秋吉敏子、日野皓正など、一桁のジャズメンが頑張ってはいたが、如何せん少数だったので、その存在は「地味」。1990年代から徐々に優秀な日本人ジャズマンが現れ、少しずつ充実していった。

僕は「山中千尋」がデビューした頃から、一気に日本人ジャズは充実したように感じている。その年は「2001年」。あれから約20年が経とうとしているが、未だに日本人ジャズは充実している。特に昨年の暮れはなかなかの充実作が目白押し。そんな中から、何枚かこのブログでご紹介したい。

Keiko Lee『The Golden Rule』(写真左)。昨年12月のリリース。日本人女性ボーカルの第一人者、ケイコ・リーの最新盤である。ケイコ・リーの実力はもう既に「折り紙付き」で、過去には、スイングジャーナル誌人気投票女性ヴォーカル部門で堂々13年連続(トータル15回)の第1位に輝いたりしたが、もうそんな情報も必要がないくらい、そのボーカルの実力は抜きんでている。
 
 
The-golden-rule-1
 
 
収録曲を見渡すと、「I Can’t Go For That」(1982年/ Daryl Hall & John Oates),「I.G.Y.」(1982年/ Donald Fagen), 「Another One Bites The Dust」(1980年/ Queen)など、1980年代のAOR、ディスコ、ソウルナンバーを中心に収録。ケイコ・リーの代表曲「We Will Rock You」も再収録しており、躍動感溢れる、コンテンポラリーなジャズ・ボーカル盤に仕上がっている。\

スタンダード曲を歌い上げるリーも良いが、僕は、今回の様なコンテンポラリーでフュージョンなリーの方が断然お気に入り。バックのサポートも万全で、長年ケイコ・リーと活動を共にする野力奏一 (p)・岡沢章 (b), 渡嘉敷祐一 (ds) が、コンテンポラリーでフュージョンリーのボーカルを鼓舞し、大胆かつ繊細にサポートする。このサポートが見事。

1980年代のAOR、ディスコ、ソウルナンバーをコンテンポラリーな純ジャズと融合、耳に新しいコンテンポラリーなフュージョン・ボーカルとして聴かせてくれるケイコ・リーは頼もしい。ジャケットも秀逸。このジャケットは佐賀在住の日本画家、大串亮平さんの書下ろしによるものだそう。この新盤、ケイコ・リーの「身上」を確認出来る盤としてお勧めの一枚です。
 
 
 
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2019年12月 6日 (金曜日)

大江千里『Hmmm』は愛らしい

大江千里と言えば、1980年代から90年代にかけて、Jポップの人気シンガー・ソングライターで名を馳せた逸材である。ポップでお洒落な、和製AORな音作りで一世を風靡した。そんな大江千里が、50歳を目前にした2008年、日本国内での自身の音楽活動を休業し、ニューヨークに在住。2012年にはジャズ・ピアニストとしてのデビューを果たしたのである。

これにはビックリした。まず、そんなに簡単に、プロのジャズ・ピアニストになれる筈が無い。 明らかに無謀だ、と思った。確かにピアノは上手かった。それでも、途中から我流のピアノ。50歳を目前にして、ジャズ・ピアニストを目指すなんて、とハラハラして見守った。ジャズのデビュー盤『Boys Mature Slow』からハラハラしながら、ずっとリーダー作を聴いてきた。

大江 千里『Hmmm』(写真左)。ジャズ・ピアニスト転身後6枚目となるオリジナル・アルバムになる。今年9月のリリース。ちなみにパーソネルは、Senri Oe (p), Ari Hoenig (ds), Matt Clohesy (b)。NYでも屈指の名ドラマー、アリ・ホーニグにオーストラリア出身でNYで活躍するベーシスト、マット・クロージーを迎えたトリオ編成。
 
 
Hmmm-ohe
 
 
聴いてみてまず一言で言うと「良いアルバム」である。そして「個性的」なアルバムである。大江千里とは意外と「曲者」である。ジャズ・ピアニストとして一筋縄ではいかない、戦略的に「独特の個性」を演出している。過去のジャズ・ピアニストの一流どころを研究はしているものの、全くフォローをしていない。過去のジャズ・ピアノをフォローせずして、独特の個性を表出する。

これが成立するんだからジャズは面白い。とにかくそれぞれの楽曲のテーマ部の旋律が心地良く、アドリブの展開は流麗で愛らしい。こういう心地良く愛らしい、ジャズ・ピアノのフレーズや展開を僕はあまり聴いた事がない。この大江千里の『Hmmm』を聴いて、ちょっとビックリした。こういう志向がまだジャズ・ピアノに残っていたんやなあ。

この新盤、大江千里のJポップ時代に培った「流麗で愛らしいポップな感覚」とコンテンポラリーな純ジャズが見事に融合した、アーバンで小粋で、心地良く洒落た音世界を聴かせてくれる素晴らしい「仕業」である。僕はこの新盤に大江千里の「戦略性」を垣間見た気がしている。大江千里というジャズ・ピアニストは良い意味で「したたか」である。
 
 
 
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2019年11月26日 (火曜日)

日本発の現在進行形エレ・ジャズ

ダウンロード・サイト経由で聴いて「これは面白い」と思った。「こういうジャズがまだ出てくるんだ」と感心した。エレクトリック・ジャズ、エレ・マイルスが好きなジャズ者であれば、きっと気に入ると思う。20世紀のエレクトリック・ジャズを洗練させて、今のエレクトロ機材をふんだんに使用した「現代のエレクトリック・ジャズ」。

THE DOOOD『DOOODISM』(写真左)。今年の9月のリリース。バンド名は「THE DOOOD」=「ザ・ドゥードゥ」と読む。メンバーは、斎藤タカヤ (p, Rhodes, key, Program, vo), 松岡”matzz”高廣 (perc), 大津 惇 (ds)。現代の現在進行形の最先端の「ジャズ」の音世界がこの盤に詰まっている。エレ・ジャズ好きには堪らない。
 
1960年代後半のエレ・マイルスから聴き始め、リアルタイムでエレ・マイルスを体験して来た「耳」には、この盤の音は「堪らない」。音世界の基本は「アフロ・キューバン」と「1970年代のジャズ・ファンク」。そこにメロウなファンク・グルーヴとハウス・ミュージック的なビートを融合させている。
 
 
The-doooddooodism  
 
 
1960年代〜70年代のエレ・ジャズと異なるのは、ロックの要素が全く感じられないこと。感じるのは「ジャズ」の要素のみ。ファンク、アフロ・キューバンなど、1960年代のジャズの要素が現代の最新のエレクトロ機材を通じて、新しい「エレクトリック・ジャズ」の響きを形成している。どこまで即興演奏で、どこまで準備されているのかは判らないが、この盤の音世界は確実に「コンテンポラリーな純ジャズ」。
 
面白いのは「日本人」によるエレ・ジャズであるが故、ファンクな要素メインなんだが、決して「黒く」無い。乾いたライトなファンクネスが特徴。日本人のエレ・ジャズの特徴をしっかりと引き継いでいる。これがまた「良い」。流麗でメロウで切れ味の良い展開など、きめ細やかな日本人ジャズの良いところが、そこかしこに感じる。
 
宣伝文句どうり、現在進行形の「エレクトリック・ジャズ」。今までのジャズが吸収してきた「ファンク・ソウル・ラテン・R&B」などを反映して、現代の最先端のジャズの「リズム&ビート」に乗せて、メロウにメロディアスに展開する。聴き味抜群、切れ味抜群の「エレクトリック・ジャズ」。エレ・ジャズ者にとっては「マストアイテム」。
 
 
 
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2019年11月20日 (水曜日)

日本人による「エレ・マイルス」

今を去ること40年以上前、FMでマイルス・デイヴィスの日本公演の実況録音を聴いた瞬間から、エレクトリック・ジャズがお気に入りである。今から振り返ると、あの実況録音の音源って、後の『アガルタ』だった。当時、一番尖った最先端のエレクトリック・ジャズを僕は耳にしたことになる。これは幸運なことであった。

Selim Slive Elementz『VOICE』(写真左)。先日、この盤の音を聴いた時、これは、と感じた。音のベースはエレ・マイルス。しかも、周到に準備され、優れたアレンジが施されたエレ・マイルス。洗練された、流麗な、それでいてインパクトのあるエレ・マイルス。それが、このSelim Slive Elementzというバンドの音である。では、この「Selim Slive Elementz」とは何か?

「Selim Slive Elementz」は、マイルス・デイヴィスと交流のあった音楽ジャーナリスト 小川隆夫が、quasimodeのリーダー平戸祐介と手を組み、マイルス・ミュージックの遺伝子を受け継いだ精鋭プレイヤーたちで結成したスーパー・ジャム・バンド(宣伝より)。ちなみにパーソネルは、小川 隆夫 (g), 平戸 祐介 (key), 元晴 (as, ss), 栗原 健 (ts), 小泉P克人 (elb), コスガ ツヨシ (g), 大竹 重寿 (ds), 西岡 ヒデロー (perc)。
 
 
Voice-1  
  
 
「2サックス、2ギター、4リズムが織りなす21世紀のエレクトリック・マイルス・サウンド」がキャッチ・フレーズ。確かにその通りで、この盤に詰まっている音は、確実に「エレ・マイルス」である。が、エッセンスは踏襲しているが、エレ・マイルスのコピー、カヴァーに全くなっていないところが良い。出てくる音は確実に個々のメンバーのオリジナリティー溢れるもの。

しかし、演奏として感じるのは「エレ・マイルス」。エレ・マイルスの音世界もこういう風に継承されていく時代になったんだなあ、と感慨深いものを感じる。そして音の傾向は「日本人」。エレ・マイルスの肝は「ファンクネス」なんだが、このファンクネスが乾いている。この乾いたファンクネスって日本人独特なものと僕は感じている。その乾いた「ファンクネス」がこの盤に詰まっている。

実はこの「エレ・マイルス」のエッセンスを踏襲した新盤、メンバーの中に「トランペット」がいない。トランペットを入れると、あまりにエレ・マイルスしてしまうのを避けた、とのこと。しかし、トランペットが不在で、これだけ「エレ・マイルス」のエッセンスを踏襲して、かつオリジナリティを最大限に発揮し表現できるとは。Selim Slive Elementzというバンド、末恐ろしいほどのポテンシャルを秘めていると見た。
 
 
 
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2019年11月 6日 (水曜日)

山中千尋の聴き心地良好な新盤

「今」の日本女子ジャズ奏者の草分けの一人が「山中千尋」。デビュー盤『Living Without Friday』が2001年のリリース。あれから18年。この18年間、山中千尋は日本女子ジャズ奏者の先頭集団をずっとキープしてきた。美形ではあるが、山中の場合、彼女のピアノが素晴らしい。そしてアレンジが素晴らしい。それだけで充分、評価出来るし、その音を楽しめる。山中の場合、外見は全くジャズの評価とは無関係だと感じている。

山中千尋『Prima Del Tramonto』(写真)。2019年5月、NYブルックリンのBoomtown Studioでの録音。ちなみにパーソネルは、山中 千尋 (p, Fender Rhodes, Hammond B-3 Organ), Yoshi Waki (ac-b, el-b #1,2,3,4,5,7,10), Vicente Archer (ac-b, el-b #6,8,9,10), John Davis (ds #1,2,3,4,5,7,10)。そして、収録曲は以下の通り。
 

1 ジェンナリーノ Gennarino (Chihiro Yamanaka)
2 パソリーニ Pasolini (Aldo Romano)
3 シンキング・オブ・ユー Thinking Of You (Chihiro Yamanaka)
4 ネヴァー Never (Chihiro Yamanaka)
5 チェロキー Cherokee (Ray Noble)
6 スイート・ラヴ・オブ・マイン Sweet Love Of Mine (Woody Shaw)
7 ルッキング・アップ Looking up (Micheal Petrucciani)
8 ブルー・マイナー Blue Minor (Sonny Clark)
9 ソリチュード〜C・ジャム・ブルーズ
 Solitude〜C jam blues (Chihiro Yamanaka / Duke Ellington)
10 プリマ・デル・トラモント Prima Del Tramonto (Chihiro Yamanaka)
 
 
Prima-del-tramonto  
 
 
1曲目の「Gennarino」は山中の自作曲でウォーミングアップ的な演奏。2曲目の「c」を聴いて「おおっ」と思う。僕の大好きなミシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani)の得意曲ではないか。ペト(ペトルシアーニの愛称)の初期の好盤『Estate』の冒頭の名曲である。それから、7曲目の「Looking up」は、これまたペトの名曲。これは確か、ペトがブルーノートに残した好盤『Misic』の冒頭の名曲である。

この盤については、盤の紹介文に「ブルーノート80周年を記念しソニー・クラークなどブルーノートの名曲をカバー。さらに天性疾患による障害を克服し、フランス最高のジャズ・ピアニストと評価されるミシェル・ペトルチアーニの没後20年にもフォーカスした作品を収録」とある。なるほど。しかし、山中のペトの名演曲のカヴァー、実に優れている。ペトの雰囲気を模しながら、山中のピアノの個性をしっかり織り込んでいる。

そして、山中のブルーノート・レーベルの名曲のカヴァーについても、アレンジも含めて優れている。山中とブルーノート・レーベルの名演名曲とは相性が良く、どのカヴァーも内容があって立派だ。自作曲も良好な内容で、この盤は、山中千尋のジャズ・キーボードの「今」を、リラックスして聴かせてくれる好盤である。この盤での山中のピアノは実にリラックスしていて聴き心地が良い。良い音とは絶対に「聴き心地が良い」ものである。
 
 
 
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2019年11月 2日 (土曜日)

桑原あいの真っ先に聴くべき盤

最近、ジャズにおいて、日本ジャズの女子力は留まることを知らない、と書いた。未だ、第一線で活躍している日本人女子のジャズ奏者は多い。この「ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログ」でも、様々な女性ジャズ奏者を紹介してきた。そんな女性ジャズ奏者の中で、再度、当ブログでご紹介し直したい女性ジャズ・ピアニストがいる。「桑原あい」である。

「桑原あい」は、1991年9月生まれ。今年で28歳。ジャズ界ではまだまだ若手も若手。洗足学園高等学校音楽科ジャズピアノ専攻を卒業。2010年からプロとして活動。ピアニスト&作曲家として、前衛的・革新的なサウンドが身上。コンテンポラリーな純ジャズではあるが、ちょっと一筋縄ではいかない、ちょっと前衛的な香りのするフレーズが個性。この部分が気に入るか入らないかで、彼女の評価は変わるだろう。

桑原あい Trio Project『from here to there』(写真左)。2012年11月のリリース。ちなみにパーソネルは、桑原あい (p), 森田悠介 (el-b), 今井義頼 (ds), 神田リョウ (ds), 鈴木 "Soopy" 智久 (ds)。ピアノの桑原あい、とエレベの森田悠介は固定、ドラムを三人使い分けているが、基本はピアノ・トリオ。自作曲もアレンジも今までに無い響きで、その内容は「ユニーク」。
 
 
From-here-to-there-ai-kuwabara  
 
 
桑原のピアノは、今までの日本人女性ピアニストの一聴すると「もしかすると男性ピアニストか?」と感じるダイナミックなタッチは無い。聴くと判るが、このピアノは確実に女性のピアノ。ガーンゴーンというダイナミックなタッチでは無い、良い意味でしっかりと芯はあるが「線の細い」、ちょっと繊細でライトなタッチと流れる様な弾き回し。女性のジャズ・ピアノの特質を全面に押しだしている。

しかし、そのテクニックは優秀で、その自作曲は聴いていて「気持ちの良い」もの。モーダルなフレーズの響きは心地良く、ところどころ前衛の響きが混ざって、そのピアノは個性的。モンクの様に幾何学的なフレーズが散りばめられているが、モンクの様な「間」は無い。ぎっきり敷き詰められた音符。多弁な右手の幾何学的なフレーズ。それが繊細でライトなタッチで奏でられる。

桑原あい、の個性は今までのジャズには無いもの。この『from here to there』はデビュー盤なので、抑制が効きすぎて、ちょっと「温和しめ」なんだが、それでも、この飛んだり跳ねたりしつつ、流麗に展開する幾何学的フレーズは、ジャズを聴く耳には「気持ちが良い」もの。ジャズ奏者のデビュー盤には、そのジャズ奏者の個性が詰まっている、というが、この盤はその例に漏れない。「桑原あい」を聴くには、真っ先に聴くべき初リーダー作だろう。
 
 
 
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2019年10月27日 (日曜日)

ユッコ・ミラーを初めて聴いた

しかし、日本ジャズの女子力は衰えることを知らないようだ。今回、このサックス奏者の新盤を聴いて、改めて思った。ルックスは「カラフルでド派手」。どうも人気優先、話題優先のサックス女子かと思って、暫く静観してきた。が、今回の新盤はさすがに「聴いた」。で、思った。やっぱり日本ジャズの女子力は素晴らしい。

その新盤とは、ユッコ・ミラー『Kind of Pink』(写真左)。サックス奏者ユッコ・ミラーの3rdアルバム。今年9月のリリース。ちなみにパーソネルは、Yucco Miller ユッコ・ミラー (as, ss), Simon Cosgrove (p), Pat Glynn (b), Gene Jackson, Dennis Frehse (ds)。ゲストとして、David Matthews (p), Luis Valle (tp), 川嶋哲郎 (ts)。うむむ、知っている名前は、ゲストのマシューズとテナーの川嶋くらいだぞ。

まずは「ユッコ・ミラー」とは何者か、である。エリック・マリエンサル、川嶋哲郎、河田健に師事。19歳でプロデビュー。 2016年9月、キングレコードからファーストアルバム「YUCCO MILLER」を発表し、メジャーデビュー。10万人を超えるチャンネル登録者数が今なお増え続け、「サックスYouTuber」としても爆発的な人気を誇る、実力派サックス奏者ユッコ・ミラー。と、僕は彼女の名前を最近知った。
 

Kind-of-pink-yucco-miller

 
「名探偵コナン」メイン・テーマや吹奏楽シーンでも圧倒的人気を誇る「宝島」などの人気曲を、グラミー賞受賞の世界的アレンジャーであるデビッド・マシューズが本格ジャズ・アレンジして披露している。ポップで聴いていて楽しい演奏の数々。まず、ユッコ・ミラーのサックスの音が凄く良い。カラフルでド派手なルックスだけで、決して「キワモノ」と思うなかれ。流麗かつ力強さがあるレベルの高いブロウ。聴き応え充分である。

彼女の奏でる音楽スタイルは、ファンク&フュージョンがメイン。自作曲にはハイブリッドなコンテンポラリー・ジャズもあって、意外と硬派な一面が垣間見える。流麗なサックスで聴き易くはあるが、決してイージーリスニング・ジャズには走らない。バックのリズム&ビートがしっかりとジャズしているので、決して、ポップロック風にも流れない。しっかりとファンク&フュージョン・ジャズに軸足を置いているところが実に潔い。

でも、なんで女子力ばかりなのか。良く判らないが、この新盤を聴いて、日本ジャズの女子力の裾野の広さを改めて思い知った。以前の様に、ルックス優先、ルックス頼りの人気優先の女子ジャズ奏者はもういない。実力のあるジャズ奏者ばかりなのだ。逆にルックス優先、ルックス頼りの女子ジャズ奏者はデビュー早々に陶太される。凄い時代になったもんだ。
 
 
 
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2019年9月23日 (月曜日)

桑原あいの「新ディズニー曲集」

日本人女子ジャズ・ミュージシャンの中で、最近、特に元気なのが「桑原あい」。ちょっとだけ難解なニュー・ジャズな盤でデビューしてきたので、どうかな〜と思っていたんだが、歳を重ねる毎に熟れてきて、最近はとても良い雰囲気のジャズ・ピアノを聴かせてくれている。1991年生まれだから、今年で28歳。これから中堅の域に入る、期待の有望株である。

桑原あい『My First Disney Jazz』(写真左)。そんな「桑原あい」が、ディズニー・ソングのカヴァーにチャレンジした盤。ディズニー公式カヴァー盤とのこと。ディズニー・ソングといっても、1950年代、ハードバップ全盛期からの「ジャズ・スタンダード曲」としての曲では無く、最近のディズニー・ソングを中心に選曲して、それだけでも新鮮な印象がある。

『アラジン』から「ホール・ニュー・ワールド」「フレンド・ライク・ミー」。不朽の名作『美女と野獣』のメドレー。『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』『塔の上のラプンツェル』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』など、バラエティに富んだアレンジがなかなか優れていて、聴き応えがある。全曲聴き通しても全く飽きが来ない。
 
 
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ちなみにパーソネルは、Ai Kuwabara: Piano (#1~10) / Keisuke Torigoe: Bass (#1, 5, 8, 10) / Takumi Katsuya: Electric Bass (#2, 6, 7, 9) / Akira Yamada: Drums (#1, 2, 5, 6, 7, 8, 9) / Takezo Yamada: Trumpet (#1, 7) / Yasuki Sogabe: Tenor Saxophone, RIO: Baritone Saxophone (#1) / MARU: Vocal (#1) / Akira Wada: Vocal & Chorus (#9) / Kenta Okamoto: Percussion (#2) 。これに弦楽四重奏 (#3, 8)が加わる。

基本は、桑原あいのピアノをメインとして、ドラムは曲毎に演奏フォーマットを変え、メンバーを変え、管を入れたり、ボーカルを入れたり、さらに弦楽四重奏が加わる。ドラムは山田玲が一手に引き受け、ベースはアコベが鳥越啓介、エレベを勝矢匠が担当。このピアノ・トリオをベースとして、トランペットやサックス、ボーカルなどのゲストを迎えて、それぞれの曲に相応しい音を形成している。

演奏自体の響きも、しっかりとネオ・ハードバップな響きをキープしていて、新鮮な響きがする。新しいディズニー・ソング集という面持ちで、聴いていてとても楽しい。ネオ・ハードバップな好盤として、じっくりと腰を据えて聴くも良し、メロディーが印象的なので、ながら聴きにも最適。ちょっと小難しいニュー・ジャズな音も良いが、こういうあっけらかんとしたカヴァー盤も魅力的である。
 
 
 
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2019年9月19日 (木曜日)

三輪洋子、約2年ぶりの新盤

2019年になっても、日本人女子ジャズ奏者の快進撃は続いている。この人のピアノについてはデビュー以来、ズッと追いかけている。アメリカン・ルーツ音楽がベースの、ゴスペル風、若しくはフォーキーなフレーズが独特。特に、その独特の個性が自作曲で映える訳で、出てくるリーダー作、出てくるリーダー作、楽しみに聴いて来た。

三輪洋子『Keep Talkin'』(写真左)。今年7月のリリース。三輪洋子、約2年ぶりの新盤である。ちなみにパーソネルは、Yoko Miwa (p), Will Slater (b), Scott Goulding (ds)。三輪がお得意のピアノ・トリオ。オリジナル曲に加え、Monk, Mingus、Beatles, Joni Mitchellらの曲を取上げた、様々な表情を感じることの出来る「万華鏡」の様な作品。

しかし、冒頭のタイトル曲「Keep Talkin' 」のラテン調の演奏には、えっ、そっちに行くの、と思って、ちょっと面食らう。2曲目のモンク作「 In Walked Bud」については、スタンダード曲の演奏になるのだが、とてもお行儀の良い、原曲のイメージを絶対に損なわない優等生的な演奏で、ちょっと物足りなさが残る。この傾向は、5曲目のミンガス作「 Boogie Stop Shuffle」でも同様。
 
 
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3曲目の自作曲「Secret Rendezvous」から、いつもの三輪の個性が出始めて、演奏全体の雰囲気が「よそ行き」から「普段着」に変わっていく。4曲目の自作曲「Sunset Lane」は、タッチの確かな、耽美的な流麗なピアノ。深めのエコーが実に「欧州的」。6曲目の「Golden Slumbers / You Never Give Me Your Money」はレノン=マッカートニーのカヴァー。フォーキーな三輪のピアノが素敵である。

7曲目の自作曲「Tone Portrait」で完全復調。躍動感溢れる、明確なタッチで、跳ねるように踊るようにピアノの音が乱舞する。そして、9曲目のジョニ・ミッチェル作「Conversations」は三輪の個性全開。アメリカン・ルーツ音楽がベースの、ゴスペル風、若しくはフォーキーなフレーズにワクワクする。これこれ、この音が一番、三輪らしい。

ラテン調の曲やジャズ・スタンダード曲になると「よそ行き」な演奏になるが、純ジャズな演奏としてはレベルが高い。これはこれで、水準以上の出来ではあるので、全体の雰囲気を阻害するものでは無い。次作では、ジャズ・スタンダード曲を三輪の個性全開で自由奔放に弾き倒して欲しい。アメリカン・ルーツ音楽がベースの、ゴスペル風、若しくはフォーキーなスタンダード曲の解釈。良い感じではないか。
 
 
 
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