2019年9月13日 (金曜日)

カシオペアの40周年記念盤

我が国、日本でのフュージョン・バンドと言えば、CASIOPEA(カシオペア)とT-SQUARE(ティー・スクエア)が2大フュージョン・バンド。正統派フュージョン&バカテクのバンドであるカシオペア。ちょっとロックとイージーリスニングが入った、ポップで聴き易いT-SQUARE。この2大フュージョン・バンドは実力については甲乙付けがたく優秀。フュージョン者の中では人気は全く真っ二つに分かれていた。

そんなカシオペア、今では「Casiopea 3rd」とバンド名を変えて、現在も活動中。そして、今年、デビュー40周年記念盤をリリースした。Casiopea 3rd『PANSPERMIA』(写真左)。2019年7月の録音。ちなみにパーソネルは、野呂一生 (g), 鳴瀬喜博 (b), 大高清美 (key), 神保彰 (ds)。野呂とサポート・メンバーではあるが、ドラムの神保の2人が以前からメンバー。他の2人は1990年以降の新メンバー。

アルバムタイトル「PANSPERMIA」=「パンスペルミア」と読む。宇宙からの微生物などが物体にくっついて地球にやって来て生命の根源となったという理論。このアルバムのサブタイトルは「宇宙からの贈りもの」。う〜ん、ジャズらしからぬタイトルやなあ。『スピード・スリル・テクニック』というキャッチフレーズのままに、スペーシーな感覚満載。
 

Panspermia

 
フュージョンというよりは、ロック色が色濃くなり、ボンヤリ聴いていると「これってプログレッシブ・ロック」って思ってしまうほど。バカテクのプレグレ、という雰囲気。恐らく、大高のキーボードが、今回、さらに「キース・エマーソン」風になっているということ。成瀬と神保のリズム隊が、大高のキーボードに呼応して、ロックっぽくなっていること。それらが大きく作用している。

そこに野呂のエレギが参入すると、バンドの音の雰囲気はぐっと「フュージョン・ジャズ」に寄る。野呂のエレギは唯一無二の個性。フュージョンでもなければロックでも無い。野呂独特の個性的な音。この野呂のエレギが他のメンバーによる「プログレ色」を中和し、従来のカシオペアの音に仕立てる。そんな役割を果たしている。そう、この盤での「カシオペアらしさ」は野呂のエレギに依存している。

出てくる音はとことんポジティヴ。特に大高のキーボードの進化は特筆に値する。そこに、ナルチョのチョッパー・ベースがブンブン鳴り響き、神保の千手観音ドラミングが炸裂する。そして「決め」は野呂のエレギ。「カシオペアの音」から深化した「Casiopea 3rdの音」。この盤の評価のポイントはこの「深化」を認めるか否かにあるだろう。
 
 
 
東日本大震災から8年6ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年9月 5日 (木曜日)

日本人によるオルガン・トリオ

最近の我が国のジャズ、「和ジャズ」のレベルがどんどん高くなっている。1960年代から、もともと純ジャズについては、内容のあるアルバムが出ていたが、如何せん数が少なかった。それからなかなか、その「数」が増えない時期が続いたのだが、1990年代後半辺りから、和ジャズの裾野が一気に拡がり始めた。最近では毎月、コンスタントに好盤がリリースされている。

鈴木央紹『Favourites』(写真左)。今年5月のリリース。ちなみにパーソネルは、鈴木 央紹 (ts, ss), 宮川 純 (org), 原 大力 (ds)。シンプルなトリオ編成。我が国ではまだまだ珍しいオルガン・トリオである。収録曲を見渡せば、小粋でマニアックなスタンダード曲をメインに選曲している。これがまあ、見事なアレンジで、スタンダード曲の新しい解釈を提示している。
 
冒頭の「Where or When」を聴けば、思わず「ウェザー・リポート風か?」と思ってしまう。音の雰囲気、浮遊感がウェザー・リポートを想起させ、鈴木のテナーが「ウェイン・ショーター」風。しかし、この演奏を聴いて「上手いなあ」と感心。本家ウェザー・リポートの音より、シンプルで判り易く、テナーの音はウェインのテナーを平易にした感じの、これまた判り易いブロウ。
 
 
Favourites-suzuki
 
 
で、2曲目の「Witchcraft」に移ると、雰囲気は、シンプルで切れ味の良いコンテンポラリーな純ジャズの音世界に。オルガン(hammond b-3)とドラム、そしてテナー・サックス。テナー・サックスの音がネオ・ハードバップ風の硬派でテクニカルでシャープなブロウ。どっかで聴いた雰囲気やなあ、と思っていたら、そうそう、ジョシュア・レッドマン、サム・ヤエル、ブライアン・ブレイドの「YAYA3(ヤ・ヤ・キューブド)」を思い出した。
 
以降、この「YAYA3」風の演奏が展開される。しかし、日本のジャズが、こんなにコンテンポラリーな、ネオ・モーダルな純ジャズを展開することが出来るなんて、なんだかとても嬉しくなる。「YAYA3」風だが、ファンクネスは希薄、しっかりオフビートしていてジャジーな雰囲気は蔓延している。オルガンの音も良い意味であっさりしていて、日本人ジャズの「音の個性」がしっかり聴いて取れる。
 
適度にアグレッシブで、明らかに「攻めている」ジャズ。決して聴き手に迎合していない。そして、何回か繰り返し聴いていると、結構、難しいことをやっているのに気がつく。それがシンプルに聴こえるのだから、この盤に詰まっているジャズのレベルは高い。日本人ジャズの「進化」を強く感じる、鈴木央紹の新盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年9月 1日 (日曜日)

昆虫をテーマにしたコンセプト盤

日本のジャズについては「進化」してきたと感じている。1950年代の終わりから1990年代までは、米国のジャズ・シーンをずっと追いかけ続けて、いかに早く米国の最新トレンドを入手し、日本のジャズに反映するか、がポイントだった。21世紀に入って、米国のトレンドを追わずに、日本独自の展開や音作りがなされるようになる。そして、その時代は今も続いている。

TRIX『ECCENTRIX』(写真左)。今年8月21日のリリース。出来たてホヤホヤの新盤である。2004年の「INDEX」以降、16年連続のオリジナル盤のリリースとなるそう。フュージョン・ジャズ系のバンドとして素晴らしいことである。ちなみにパーソネルは、熊谷徳明 (ds), 須藤満 (b), AYAKI (key), 佐々木秀尚 (g)。曲名を見たら判る「昆虫」をテーマにしたコンセプト・アルバムである。

元カシオペアのドラマー熊谷徳明と元Tスクエアのベーシスト須藤満を擁した、現代の日本のフュージョン・バンドの先頭集団を走る「TRIX」。日本のフュージョンの2トップ、カシオペアとTスクエア両方のDNAを受け継いだ音作り。というか、今回の音作りは、プログレッシブ・ロックやテクノ・ポップの音の雰囲気がさらに加わって、TRIXならではの個性的な音作りに成功している。
 
 
Eccentrix_trix  
 
 
冒頭の「中国天道虫」の最初の部分を聴いた時、思わず「これってYMO?」って思ったものだ。思わずテクノ・ポップ風のフュージョン・ジャズかと思ったら、アドリフ展開の部分はまるで「プログレッシブ・ロック」。ファンクネスは皆無、オフビートも抑え気味に、キーボードとエレギのフレーズが走って行く。ジャジーな要素はその演奏の複雑なコード進行とそれぞれの楽器のハイテクニックに留まる。

しかし、2曲目以降は、その1曲目の傾向を踏襲しつつ、オフビートを駆使しつつ、流麗でスインギーな「現代のフュージョン・ジャズ」を展開する。それぞれの曲もキャッチャーなフレーズてんこ盛りで、どの曲も聴いていてとても楽しい。「第4期TRIXサウンド」がこの盤で確立されたのでは、と感じる充実度。ロック色が強くなったなあ、とは思うが、演奏のオフビートとスインギーな展開は、まだまだ「フュージョン・ジャズ」だろう。

こういう演奏が当たり前の様に出てくる様になった「我が国ジャズ・シーン」。我が国のジャズ独特の「進化」がまだ聴いて感じとれる、そんな印象を持たせてくれる好盤です。従来からのフュージョン者ベテランの方々のみならず、昔、プログレ・ファンだった方がにもお勧めです。まだまだ「エキセントリックな」TRIX。なかなかの好盤です。
 
 
 
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2019年8月 9日 (金曜日)

楽しい「びっくり」に満ちている

日本のジャズについても、21世紀に入って以降、加速を付けて「深化」している。新しいバンドが新しいミュージシャンが出てくる。そして、魅力的な内容のアルバムをリリースしていく。メジャークラスのアルバムについては、どのアルバムも内容は充実している。以前の様に「駄盤」が全く無くなった。

TRI4TH『jack-in-the-box』(写真左)。先月のリリース、出来たてホヤホヤ。TRI4TH(トライフォース)のメジャー2枚目のアルバム。宣伝のキャッチが、〈踊れる、叫べるジャズ〉に加え〈歌える〉というワードを新たなコンセプトとして掲げて制作されたニューアルバム。

ジャズに憧れて始まったバンド、TRI4TH(トライフォース)。サックスとトランペットを擁する編成は、ごく普通のジャズクインテットなんだが、出てくる音は「熱狂のダンスミュージック」。メンバーは織田祐亮(tp)、藤田淳之介(sax)、竹内大輔(p)、関谷友貴(b)、伊藤隆郎(ds)の5名。
 
 
Jack-in-the-box  
 
 
とにかく冒頭の「Wake up」から「ぶちかませ!」そして、ラストの「Sing Along Tonight」まで、楽しい演奏がてんこ盛り。単純にジャズ・インストを楽しめる、そして踊れるアルバムになっている。演奏のテクニック、演奏の疾走感が半端なく、全12曲が、ダンサフルな余韻を残して、あっと言う間に通り過ぎていく。

一瞬聴いたら「スカパラか?」と思うんだが、出てくるビート感がちょっと違って、あれ〜と思って聴いていたら、ボーカルが出てきて、あれ〜? と思って、思わずジャケットを見て納得。ダンサフルなビートとアドリブ展開に磨きがかかって、フロントのブラスのユニゾン&ハーモニーのアレンジも良好、そんなブラスの咆哮も耳につかない。

こんなコンテンポラリーなジャズの「ダンスミュージック」を日本人が演奏する時代が来るとは。40年前、ジャズ者駆け出しの僕には全く想像が出来なかった。TRI4TH(トライフォース)の存在には、ジャズ者としてワクワクする。そもそも、今回の新盤のタイトルが、びっくり箱 =『jack-in-the-box』。この新盤は、楽しい「びっくり」に満ちている。
 
 
 
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2019年7月 8日 (月曜日)

日本人によるジャズ・ファンク

「吉田次郎」ってギタリストだったよな、と思う。どこかで聴いた、と思う。どの盤だろう。結構、硬派でハードなギターを弾くおじさんだった覚えがある。ということで、自作のCDデータベースに頼る。おおっ、ケイコ・リーの『愛の奇蹟(Wonder of Love)』のハードでファンキーなギターがそうだったか。マリーンがボーカルのユニット「THREESOME」のギタリストもそうだった。
 
吉田次郎は1958年生まれ。今年で61歳。NY在住。1984年にバークリー音楽院に留学。修了後は1年半程、同学院の講師を務めている。ハードコアなジャズからポップ・アーティストのツアー・サポートまでこなす「セッション・ギタリスト」である。ハードでファンキーなエレギから切れ味の良いアコギまで、そつなくこなす。とにかく上手い。そして、味があるギターである。

吉田次郎『Red Line』(写真左)。そんな吉田次郎の4年ぶりのソロ・アルバム。ちなみにパーソネルは、吉田次郎 (g), マーロン・サンダース (vo), カール・カーター (b), ヴァーナ・ギリッグ (p), 川口千里 (ds)、guest : マリーン (vo)。サンダースのR&系のボーカルが肝、リズム隊はスティーヴ・ガッドばりの「縦ノリ・スイング」なドラミングが個性の川口千里の参加が目を惹く。
 
 
Red-line-jiro-yoshida  
 
 
冒頭のモンゴ・サンタマリアの「アフロ・ブルー」がむっちゃファンキー。サンダースのボーカルが思いっきり効いている。最初は誰がこのファンキーなギターを弾いているのか判らなかった。よく聴いているとギターのストロークから醸し出されるファンクネスが乾いているのに気がつく。これは米国ジャズのギタリストでは無い。リズム感が端正で乱れが無い。これって日本人のギターなの、と思ってパーソネルを見たら「吉田次郎」でした。
 
ウェイン・ショーターの「フットプリンツ」、チャールズ・ミンガスの「グッドバイ・ポークパイ・ハット」といったミュージシャンズ・チューンズが渋い。しっかりとジャズ・ファンクなアレンジが施されているので、もうノリノリである。ハードロックの名曲、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」も硬派でハードなジャズ・ファンクな演奏。
 
ギターソロのフランシス・レイの「男と女」とジョン・レノンの「イマジン」以外のジャズ・ファンクな演奏が実に良い。乾いたファンクネスを振り撒いて、端正でストイックなジャズ・ファンク。良い味出してます。ボーカル曲もボーカリストがファンキーで優秀なので、違和感無く聴くことが出来る。これが日本人ギタリストがリーダーのジャズとは。21世紀に入って、日本人ジャズは急速に充実してきた。もはや「日本人ジャズならではの違和感」は全く無い。好盤である。
 
 
 
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2019年7月 3日 (水曜日)

今時の日本人ジャズは「良い」

さて、今日も日本人ジャズの新盤を。僕はこのサックス奏者のデビュー盤からずっと見守ってきた。アルバム・デビューは2010年6月の『NORTH BIRD』。デビュー当時は現役の女子高生。雑誌やネットでの紹介文の触れ込みとしては「山下洋輔、渡辺貞夫、日野皓正など、数々の巨匠との共演を誇る話題の天才少女」。僕の印象は「器用で上手い」。ただ「上手い」。これからどう成長していくのか、楽しみに思った。

しかし、それからレコード会社の思惑に乗って、何枚かアルバムを出して、そのまま何処かに行ってしまうかなあ、と不安に思っていたが、彼女はそうでは無かった。2011年、日本人初のプレジデント・フルスカラーシップ(授業料、寮費免除)を獲得し、アメリカのバークリー音楽大学に留学。2015年に同音大を卒業し、活動の拠点をNYに移す。それまで、2枚ほどアルバムを出すが、単身、NYで活動を続け、アルト・サックスについて研鑽を重ねる。

寺久保エレナ『Absolutely Live!』(写真左)。今年4月のリリース。2019年1月14日、新宿ピットインでのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、寺久保エレナ (as), 片倉真由子 (p), 金森もとい (b), 高橋信之介 (ds)。純日本人カルテット。最新アルバム『リトル・ガール・パワー』収録曲を中心に、彼女のオリジナル曲からスタンダード・ナンバーまで、彼女の「今」を感じるに十分な内容である。
 
 
Absulutely-live-terakubo  
 
 
このライブ盤を聴けば、彼女がデビュー当時から米国に渡って、NYで活動するに至るまで、アルト・サックスについて、ジャズについて、研鑽に研鑽を重ねてきたことがとても良く判る。「器用で上手い」アルト・サックスは、ジャジーで個性溢れる、プロフェッショナルなアルト・サックスに変わっていた。このライブ盤を聴き進めるにつけ、嬉しさがこみ上げてくる。個性もしっかり確立され、明らかにジャズなアルト・サックスが鳴り響く。
 
モーダルな展開も、フリーキーな咆哮も、メロディアスで耽美的なバラードも、いずれもしっかりとした、地に足着いたブロウを展開する。いや〜大きくなったなあ。もう立派なプロのジャズ・ウーマンだ。頼もしい寺久保エレナがこのライブ盤にいる。そうそう、バックのリズム・セクション(レギュラー・カルテット)も実に良い音を出している。特にピアノの片倉真由子。ちょっと線の細かったピアニストが、なかなかに骨太で歌心溢れるバップ・ピアニストに変身している。
 
デビュー当時から、自らの才能に浮かれること無く、日々研鑽を重ねて、個性をしっかりと確立して、ジャズのプロフェッショナルとして地に足着いたパフォーマンスを繰り広げる寺久保エレナと片倉真由子。この二人の成長とジャズ・ウーマンとしての個性の確立を確認出来る、素晴らしい内容のライブ盤である。選曲も今を活躍する若手らしいものでこれも十分楽しめる。好盤です。今時の日本人ジャズ、なかなかやるなあ。
 
 
 
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2019年7月 2日 (火曜日)

Japanese Jazz Messengers

昨日に続いて、今日も日本人ジャズの新盤を。最近、日本人ジャズの新盤がコンスタントにリリースされている。最近は米国ジャズや欧州ジャズの新盤も比較的容易く入手することが出来る様になった。それでは日本人のジャズは日本人の手で創り出して、日本でいち早くリリースしようではないか、となったのかどうかは判らないが、内容の濃い、聴き応えのある新盤がコンスタントにリリースされている。
 
小林陽一 & J,Messengers『Niagara Shuffle』(写真左)。今年3月のリリース。バンド名を見ただけで、多くのジャズ者の方々は「Art Blakey & The Jazz Messengers」を想起する。この盤、それもそのはず。この盤はアート・ブレイキー生誕100周年記念盤。「日本のアート・ブレイキー」こと小林陽一によるアート・ブレイキーに捧げるトリビュート・アルバムである。
 
J,Messengersは「ジャパニーズ・ジャズ・メッセンジャーズ」の意。ちなみにパーソネルは、Yoichi Kobayashi (ds), Philip Harper (tp), Robin Eubanks (tb), Vincent Harring (as), Essiet Essiet (b), David Kikoski (p)。アルト・サックスのビンセント・ハーリング、トランペットのフィリップ・ハーパー、トロンボーンのロビン・ユーバンクスは実際にジャズ・メッセンジャーズのメンバーとして活躍したジャズメン達である。
 
 
Niagara-shuffle-kobayashi

 
冒頭の「Niagara Shuffle」を聴けば思わずニンマリする。この盤は現代の「ネオ・ハードバップ」である。ハーパーのトランペットはまるで「リー・モーガン」。ハーリングのアルト・サックスはまるで「ベニー・ゴルソン」。キコスキーのピアノはまるで「ボビー・ティモンズ」。ジャズ・メッセンジャース全盛時代のメンバーの陰が、それぞれの楽器の音に見え隠れする。といって、皆、物真似では無い。しっかりとそれぞれの個性を発揮している前提でのニュアンスである。
 
といって、小林のドラミングは小林独特のもの。躍動感溢れ、ダイナミックかつ繊細なニュアンスは小林の唯一無二なもの。聴いていて「惚れ惚れ」するくらい、気持ち良いドラムの音。2曲目の「Along Came Betty」、そして「Moanin’ 」はメッセンジャーズの様でメッセンジャーズの音では無い。「ジャパニーズ・ジャズ・メッセンジャーズ」の音。これが良い感じなのだ。
 
3曲目の「Ping Pong」では、ユーバンクスのトロンボーンをフィーチャーして、3管フロント時代の「メッセンジャーズ」が再現される。ユーバンクスも大活躍。それでもこの盤のリーダーは日本人の小林陽一。ファンクネスは控えめで乾いている。そんな日本人によるファンキー・ジャズの雰囲気をしっかりと醸し出して、素晴らしい「ネオ・ハードバップ」の好盤に仕上がっている。見事。好盤である。
 
 
 
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2019年7月 1日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・151

21世紀に入って、優秀な日本人のジャズ・ギタリストが幾人か出てきた。まずは「小沼ようすけ(おぬま、と読む)」。秋田県能代市出身のジャズ・ギタリスト。エッジの丸いマイルドな音色。それもそのはず。ピックを使わないフィンガー・ピッカーとのこと。それでいて硬質な切れ味の良い音。聞けば、ギブソン・ES-275を愛用しているとのこと。納得。
 
1974年生まれ。今年で45歳になる。ジャズの世界でいけば「中堅ジャズマン」。心身共々やっと落ち着いて、自らの個性を最大限発揮出来る年代である。僕は2年ほど前、『Jam Ka Deux』を聴いている。コンテンポラリーなフュージョン系ジャズで、ギターの音が「しっかり芯は入っているが、マイルドで心地良い」。乾いたライトなファンクネス。日本人のジャズがそこにあった。

小沼ようすけ『Jam Ka 2.5 The Tokyo Session』(写真左)。そんな「小沼ようすけ」の最新盤。2017年ツアー最終日の直後にスタジオに入りライブ感覚で一発録りしたアルバムとのこと。ちなみにパーソネルは「小沼ようすけによる"Jam Ka"プロジェクト」、Yosuke Onuma (g), Gregory Privat (p), Reggie Washington (b), Arnaud Dolmen (dr), Olivier Juste (ka)。 
 
 
Jam-ka-2  
 
 
バンドはカルテットの編成だが、このアルバムでは、小沼のギターの可能性が無限に拡がるような様々なフォーメーションでの録音が楽しい。カルテットの演奏もあれば、デュオの演奏もある。そして「Ka」。「Ka」とは、カリブ海の島グアドループの民族音楽「グオッカ・ドラム」のことで、この「Ka」がパーカッシヴな独特な音を出す。これが実にユニーク。この「Ka」の音、どうも癖になる(笑)。打楽器好きには堪らない。
 
4曲目の「Gradation Part 4」を聴けばそれが良く判る。アーノウとオリヴィエの二人の「Ka」奏者と小沼の完全即興演奏。これが「即興の極み」な演奏でジャズを強く感じる。3曲目の「Beyond the Sea / Le Bonheur」のメドレーは、中米マルティニーク出身のピアニスト、グレゴリー・プリヴァとのデュオ。美しいピアノの響きとマイルドで清冽な小沼のギターのユニゾン&ハーモニー。
 
カルテットの演奏では、ベースのレジー・ワシントンがバンド全体の即興演奏のボトムをガッチリと支えている。レジーのグルーヴ感溢れるベースがバンドの即興演奏に、鼓舞するのでは無い、しっかりと背中を押すような、心地良い推進力を与えている。日本人ジャズの優れた成果がこの盤に詰まっています。良いアルバムです。
 
 
 
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2019年6月21日 (金曜日)

日本人の向井滋春、大健闘

フュージョン・ジャズに対する評価は厳しいものが多い。時代の徒花だの、一時の気の迷いだの、電気楽器中心のソフト&メロウなジャズは駄目で、やっぱり純ジャズが良いね、などという声もある。しかし、である。ちゃんと聴けば、フュージョン・ジャズにも優れた盤が多くあるのだ。電気楽器だって、電気楽器なりの繊細なニュアンスがしっかり出る。アコースティック楽器が唯一、というのはちょっと違う。

向井滋春『Pleasure』(写真左)。1980年4月の録音。ちなみにパーソネルは、向井滋春 (tb), 松岡直也 (key), Warren Bernhardt (key), Jorge Dalt (key), 川崎燎 (g), Jeff Mironov (g), Neil Jason (b), Steve Gadd (ds), Raphael Crus (per), Nana Vasconcellos (per), Ed Walsh (key,prog)。いやはや、このパーソネル、振り返って見れば、錚々たるメンバーではないか。
 
松岡直也プロデュースによるニューヨークでのレコーディング。先方で待ち構えるのは錚々たるメンバー。その中でとりわけ目立っているのが「スティーヴ・ガッド」。フュージョン・ドラムの第一人者、スクエアで縦ノリなドラミングが唯一無二の個性で、ワンフレーズ聴けば「ガッド」と判る。この『Pleasure』でも、冒頭の「Dragon Fanatic」の出だしのドラムの音を聴くだけで「ガッド」と判る個性的なドラミング。
 
 
Pleasure-mukai
 
 
リーダーのトロンボーン奏者、向井も負けていない。ブラジリアン&ラテン・フュージョンなフレーズをグイグイ展開する。ガッドのドラムのノリにしっかり乗って、トロンボーンを吹きまくる。トロンボーンはジャズの中では難しい楽器。音のエッジが丸く、音の瞬発力が弱い。トランペットやサックスみたいにブワーッと吹き上げることが出来ない。そこで向井は流麗なブラジリアン&ラテン・フレーズを吹きまくることで、存在感を維持することに成功している。
 
逆に、ドラムがガッドで良かった、と思う。ガッドのドラミングはメリハリとエッジが効いていて、ダイナミズムに優れる。つまりトロンボーンと正反対の音の性格をしている。このガッドのドラムと向井のトロンボーンの対比が実に「きまっている」。この盤の肝はこの「対比」だろう。そして、この「対比」をしっかり支えるバックには、バーンハート&ダルトのキーボード、ミロノフのギター、ヴァスコンセロスのパーカッション、ジェイスンのベース等が控える。無敵のフォーメーション。
 
それぞれの演奏曲もメリハリがしっかり効いていて、聴き応えがある。電気楽器もそれぞれ、電気楽器なりの素敵な音が魅力的で、アコースティック楽器の演奏には無い、電気楽器ならではの個性的な音がこの盤に充満している。文字で表現するのは難しい。自らの耳で聴いて欲しい。キーボードの松岡はプロデューサー兼務。名うての米国のフュージョン・ジャズメンの中で、純粋に演奏者として、日本人は向井ほぼ1人。向井滋春、大健闘である。
 
 
 
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2019年5月31日 (金曜日)

いかにも日本人らしいトリオ盤

日本の純ジャズは1960年代から、そのレベルは高い。とにかく勉強熱心な国民性をしている。ジャズについても、日夜、研究に研究を重ね、実地訓練(セッション)を重ね、遂には、バークリー音楽院に留学してしまう。この熱心さが故、日本の純ジャズのレベルは1960年代後半から飛躍的に向上する。そして、1980年代の純ジャズ復古の動き以降、日本の純ジャズは高いレベルを維持したまま、何時の時代も一定数の優れたジャズ・ミュージシャンを輩出し続けている。

特に、日本女子のジャズ演奏家の台頭が目覚ましい。1990年代以降、優れた若手ジャズ演奏家と言えば、ほぼ決まって「女子」である。理由はよく判らないがそれが事実。これは日本だけの傾向みたいで、この20年間を振り返ると、日本人女子の優れたジャズ演奏家が大勢出た。しかも、現代においてもしっかりと残っているメンバーが10人以上いる。これって素晴らしいこと。

三輪洋子『Pathways』(写真左)。2017年の作品。ちなみにパーソネルは、Yoko Miwa (p), Will Slater (b), Scott Goulding (ds)。神戸出身ボストン在住の女流ジャズ・ピアニスト、三輪洋子がリーダーのトリオ盤である。ジャズ・ピアニストの王道路線ともいうべきピアノ・トリオ盤、しかも、自主制作という骨太な盤。女性らしからぬ力強い、ゴスペル風のゆったりとしたファンクネス漂う端正なタッチ。
 
 
Pathways-miwa
 
 
僕はこの三輪のピアノが大のお気に入り。初リーダー作からずっと聴いてきた。米国ルーツ音楽の雰囲気が色濃く漂うタッチ。特に、ライトで爽快なゴスペル風のフレーズを弾き回すのが実に上手い。ちょっと初期のキース・ジャレットに似ているが、三輪の方が女性であるが故、ライトで爽快な雰囲気が、耳に心地良く馴染む感じが実に良い。
 
Joni Mitchell, The Beatles, Marc Johnson らの楽曲カヴァー(アレンジ能力に優れた証明)に加え、自身のオリジナルを配して、アルバム全体の選曲も良い感じ。逆に有名スタンダード曲を一切排除しているところに好感が持てる。特に、カヴァー曲が良い出来。三輪のタッチの個性が十分に映える。さすが日本人のジャズだけあって、ファンクネスは希薄、軽快なオフビートで、良い意味であっさりとしたスイング感を醸し出す。これがとても良い方向に作用している。
 
日本人によるピアノ・トリオ盤。リズムパターンやコード進行にもきめ細やかな工夫を施して、いかにも日本人らしい。聴いているとそれを強く実感する。日本人らしいハーモニー感覚とメロディー感覚の中で、ライトで爽快なゴスペル風のフレーズ。そんなに強烈な印象を残す個性では無いのに、この合わない様でしっかりとバランスの取れた三輪独特のフレーズは癖になる。
 
 
 
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