2020年3月 6日 (金曜日)

井上の7年振りのアコ・ジャズ盤

日本のジャズの演奏家については、ここ20年余り、なぜか女高男低である。将来有望な新人は女性ばかりで、最初は何となく嬉しかったが、ここまで女性ばかりが出てくると、「日本男子はどうした」と言いたくなる。楽器の演奏というのは意外と体力を使うので、生の音を出す、という点では男性の方が有利なんだが、将来有望な新人はほとんど女性。これって、意外と日本だけの特徴かも、と思いつつ、そんな有望な新人の行く末を見守っている。

井上銘『Our Platform』(写真左)。2020年2月のリリース。日本人「男性」ギタリストのリーダー盤。ちなみにパーソネルは、井上銘 (g), 魚返明未 (p), 若井俊也 (b), 柵木雄斗 (ds)。ピアノ・トリオをリズム・セクションに従えた、リーダーの井上のギターがフロントのカルテット構成。しかも、純日本のメンバー構成。日本のジャズもやるじゃないか。が、井上以外、どうにも馴染みが無い。もう少し、日本のジャズについて勉強する必要があるなあ。

さて、リーダーの井上とは如何なるギタリストか。ネットの情報を借りると「1991年5月生まれ。神奈川県川崎市出身。15才の頃にギターをはじめ、高校在学中にプロキャリアをスタート。 2011年10月EMI Music Japanよりメジャーデビューアルバム『ファースト・トレイン』を発表」とある。そうか、メジャーデビューしてもう8年以上か。僕はこのデビュー盤から、ずっと彼のギターを聴いてきた。
 
 
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今回の新盤を聴いて「いいギターを弾くようになったなあ」が第一印象。ほんと、良いギターである。冒頭から2曲、自作曲で伸び伸びと個性を反映したギターを弾きまくる。ジャズ・ギターとなると、古くは「ウエス・モンゴメリー」、新しくは「ジョージ・ベンソン」辺りの奏法を基本にしたりするのだが、井上のギターはウエスでもベンソンでも無い。はたまた、フュージョン・ジャズ系のギターでは無く、井上のギターの雰囲気は明らかに「純ジャズ」。本格的な純ジャズ志向のギターが清々しい。

純ジャズ志向のギターは、スタンダードやミュージシャンズ・チューンでその実力が遺憾なく発揮される。「You’re My Everything」「I Didn’t Know What Time It Was」などのスタンダード、ロン・カーターの「Eighty One」、スタンダードの美しい旋律を流麗に弾き上げ、ミュージシャンズ・チューンを個性的なモーダルなフレーズで弾きまくる。井上のギターは、シンプルで正統な、ポジティヴな響きが素敵なギター。ありきたりの賛辞で申し訳ないが、良い歳を重ねて、ギターの音に独特の拡がりと奥行きが出てきた。

資料によると「7年ぶりのアコースティック・ジャズ盤」とのこと。今回の内容からして、アコースティック・ジャズ志向、十分いける。特に、ロン・カーターの「Eighty One」などのミュージシャンズ・チューンへのチャレンジなど、どうだろうか。是非、聴いてみたい。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.01
  青春のかけら達 ・・・・ 荒井由実『MISSLIM (ミスリム)』 

 

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東日本大震災から8年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年2月14日 (金曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・79

最近、トリオ・レコードのジャズ音源を追いかけている。トリオ・レコードとは、オーディオメーカー「トリオ」のレコード部門が立ち上げたレーベル。活動期間は1969年〜1984年。バラエティーに富んだジャンルを扱っていたが、ジャズのジャンルでは、特に日本人ジャズの好盤を多くリリースしていて無視出来ない存在である。僕が本格的にジャズを聴き始めた頃、リアルタイムで活動していた日本のレーベルなので、とりわけ親近感がある。

世良譲トリオ『Bacchus Swing』(写真左)。1973年9月の録音。ちなみにパーソネルは、世良譲 (p), 栗田八郎 (b), 原田イサム (ds)。純日本メンバーのトリオ構成。帯紙のキャッチがふるっている。「うたごころ、そしてスイングまたスイング。ジョーが久々に放つ、くつろぎに満ちた快作」。まさにこのキャッチ通りの内容。スイングしまくる、硬質タッチの「唄うような」ピアノが素晴らしい。

世良譲のピアノの雰囲気、どこかで聴いたことがある、というのがファースト・インプレッション。資料を見れば、世良譲はエロール・ガーナーを師と仰いでいた、とのこと。なるほど、であるが、ガーナーの右手よりタッチは軽妙。軽妙ではあるが音に芯がシッカリ入っていて、スタンダード曲の印象的なフレーズがクッキリと浮かび上がる。この唄うように、よく回る右手は、そう「レッド・ガーランド」を彷彿とさせる。
 
 
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左手はブロック・コードでは無いので、レッド・ガーランドそっくりにはならない。右手がレッド・ガーランド風のイメージ、左手がビハインド・ビートでは無いが、伴奏として左手の入り方、リズム&ビート担当の左手の硬質なタッチはエロール・ガーナー風のイメージ。しかし、そこに世良譲の独特のスイング感が被さって、トータルで個性的なジャズ・ピアノを創出している。

日本人ジャズらしく、ファンクネスが相当に希薄なのも、欧米の他のジャズ・ピアニストには無い個性。栗田のベース、原田のドラムの「リズム隊」も堅実でレベルの高いもの。揺らぎ、乱れは全く無い。切れ味の良いリズム隊は、フロントでアドリブ・フレーズを弾きまくる世良のピアノをがっちりとサポートし、がっつりと鼓舞する。そうすると世良のピアノはそのスイング感を増幅して、逆にバックの「リズム隊」を煽る。理想的なピアノ・トリオ。

ちなみに、雑誌等で、ジャズ界の元祖「ちょいワルおやじ」と形容される世良譲。酒・煙草・女性をこよなく愛した、絵に描いた様な、伝説のジャズ・ピアノの名手である。世良は深夜の名物テレビ番組であった「11PM」にレギュラー出演し、深夜のテレビ番組の中で、ムード濃厚なジャズ・ピアノを聴かせていたことを覚えている。そんな「ちょいワルおやじ」が、こんなに素敵な、スインギーなピアノ・トリオ盤を創出した。酒の神「バッカス」のスイング。良いアルバムタイトルである。
 
 
 
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2020年2月 7日 (金曜日)

ジャズ喫茶で流したい・160

昨日、八城一夫さんのリーダー作『Side by Side』をご紹介した。あれは、ピアノの名器「ベーゼンドルファー」と「スタインウェイ」との聴き比べの企画盤。A面をベーゼンドルファー、B面をスタインウェイで収録、名器と呼ばれるピアノの違いによる聴き較べが出来るという趣向。そういう意味では、企画盤では無い、通常のリーダー作を聴いてみたくなる。

八城一夫『Drivin'』(写真)。1973年の作品。ちなみにパーソネルは、八城一夫 (p), 松本英彦 (ts), 原田政長 (b), 五十嵐武要 (ds), 清水潤 (ds)。テナーがフロントのカルテット構成だが、ピアノのソロ演奏あり、ピアノ・トリオ演奏あり、テナーの入ったカルテット演奏あり、でバラエティに富んだ演奏形態それぞれで、八城一夫のピアノが心ゆくまで堪能出来る寸法。

八城一夫のピアノは、明確で硬質なタッチ、端正で素性の良いピアノの音が特徴で、ピュアで自然な音でスイングする。しかも指捌きが正確。とっても良く響くピアノで、アドリブ・フレーズがクッキリと浮かび上がる。本当に素敵なピアノである。小野満、白木秀雄、渡辺貞夫などと共演、戦後の日本のジャズ界をリードしてきた「リトル・ジャイアント」、という触れ込みは伊達ではない。
 
  
Drivin  
 
 
八城のピアノはバックに回っても素晴らしい。松本英彦のテナー・サックスのバックに回った時のコンピングの素晴らしさ。フロントのスリーピー松本のテナーをしっかりと惹き立てている。フロントの松本もとても気持ちよさそうにテナーを吹き上げている。決してテナーのフレーズを邪魔しない、それでいて、良いタイミングで「ポロンポロン」と小気味の良いフレーズを差し入れてくる。良い感じだ。

2曲目の「Fantastic That's You」がヤバい。八城の清涼感溢れる硬質なタッチの伴奏が流れてくると、思わず耳をそばだてる。前半は八城のピアノ・トリオの演奏が絶品。本当に上質のバラード演奏。思わず「鳥肌、チキン肌」である。そして、演奏半ばで松本のテナーがスッと入ってくる。力強くも優しい柔らかい、それでいて芯のしっかり入ったテナー。これが日本人ジャズなのか。ビックリするやら誇らしいやら。

名エンジニア菅野沖彦さんが始めたトリオの「モダンジャズ・シリーズ」、隅に置けないアルバムばかりだが、この八城一夫の『Drivin'』は、僕にとって特別な一枚だ。日本人ジャズが、ここまでスタンダード曲を演奏し切るのか、それも「日本人ジャズ」らしい演奏で、だ。加えて、イラスト基調のジャケットも良い味を出している(写真左のオリジナル盤)。この盤、謹んで「ジャズ喫茶で流したい」。
 
 
 
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2020年2月 6日 (木曜日)

真摯な演奏、真摯な録音です。

最近、昔聴いた懐かしい盤がリイシューされていて楽しい。日本人ジャズの往年の好盤がリイシューされている。僕がジャズを本格的に聴き始めた頃、1970年代後半の日本人ジャズ盤が懐かしい。こうやって聴き直してみると、良い盤が多かったんやなあ、と感心する。1970年代後半と言えば、フュージョン・ジャズ全盛の時代。そんな時代に、硬派で真摯な純ジャズの好盤が多々リリースされていたとは、日本のジャズ・レーベルも捨てたもんじゃない。

八城一夫『SIDE by SIDE』(写真左)。1974年2月20日、1974年3月8日の録音。ちなみにパーソネルは、八城一夫 (p), 潮先 郁男 (g), 原田 政長 (b), 五十嵐武要 (ds)。ピアノの名器「ベーゼンドルファー」と「スタインウェイ」との聴き比べの企画盤。A面をベーゼンドルファー、B面をスタインウェイで収録されている。名器と呼ばれるピアノの違いによる聴き較べが出来るという趣向。

懐かしいなあ。僕はこの盤を1980年、大学近くの例の「秘密の喫茶店」で聴かせて貰った。「ベーゼンドルファー」と「スタインウェイ」の音の違いが明確に分かるので、とにかく面白くて、何度もリクエストしたことを覚えている。自分でもピアノは弾くので、ピアノによって音が違うのは理解していたが、名器と呼ばれるピアノでもこんなにも音が違うんだ、とちょっとビックリした。
 
 
Side-by-side
 
 
さて、ピアニストの八城一夫は、明確で硬質なタッチが清々しい。日本人ジャズであるが故の、ファンクネスが希薄、端正で素性の良いピアノの音が特徴で、ピュアで自然な音でスイングする。日本人ジャズ・ピアニストに共通の個性が既にこの時代に現れていたことに、ちょっと驚く。1974年の録音であることを知らなければ、現代の、今の時代の日本人ジャズ・ピアニストのリーダー盤と紹介されても、すんなり納得する様な音である。

選曲もジャズ者にとって楽しいものになっている。取り上げられているのはどれもスタンダードの名曲。ムーディーな雰囲気が素敵な「Stardust」「Manhattan」、スイング感が心地良い「St. Thomas」「Stella by Starlight」、雰囲気のある「Love Letters」「Come Rain Come Shine」等々、スタンダードの名曲が良い雰囲気でアレンジされて、聴き応えがある。聴いていて、思わず口元が緩む。

1970年代、高級オーディオ評論家、菅野沖彦氏が録音された作品。40年ぶりくらいで聴き直した盤であるが、とにかく音が良い。スッキリとシンプルな音が素敵な録音である。楽器の音が素直にすんなり良く判る。変に音に個性が着いていないところが僕は気に入った。純ジャズには良い録音で、こういう音もありやな、と説得力のある録音である。
 
 
 
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2020年2月 4日 (火曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・77

最近、気がついたのだが、「Trio Records(トリオ・レコード)」のアルバムが相当数、リイシューされている。CDでのリイシューのみならず、音楽のサブスク・サイトにもアップされているのだから嬉しいこと、この上無し。

さて、このトリオ・レコードとは、オーディオメーカー「トリオ」のレコード部門が立ち上げたレーベルである。活動期間は1969年〜1984年。日本の歌謡曲など、バラエティーに富んだジャンルを扱っていたが、ジャズのジャンルでは、日本人ジャズの好盤を多くリリースしている。

ちょうど、僕がジャズを聴き始めた頃がトリオ・レコードの全盛期で、毎月毎月、魅力的な内容の日本人ジャズのアルバムをリリースしていたのを覚えている。大学近くの「秘密の喫茶店」のママさんから、 本田竹曠『ジス・イズ・ホンダ』を聴かせてもらったのが、トリオ・レコード盤の最初。エコーが適度にかかった、ニュー・ジャズ志向の音が実に魅力的だった。

本田竹曠トリオ『I Love You』(写真)。1973年録音。ちなみにパーソネルは、本田竹曠 (p), 鈴木良雄 (b), 渡辺文男 (ds)。ちょっと「おどろおどろしい」ジャケットに引くが、どうして、その内容は時代の先端を行く、素晴らしいモード・ジャズ。日本人ジャズのピアノ・トリオがゆえ、ファンクネスはほぼ皆無、それでいて、スインギーでダイナミックな展開は「世界レベル」。 
 
 
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トリオ・レコードは ECMレコードの先進性をいち早く見抜き、「ECMをトータルに販売展開する」ことをメインに、1973年に世界初の独占販売契約を締結している。トリオ・レコードのジャズの音作りは、このECMレコードの音作りを参考にしている様に感じる。この本田のトリオ盤を聴いていてそう思う。適度にかかった印象的なエコー。切れ味の良い音像。明確な音の輪郭。音の「間」を活かした録音志向。いわゆる「ニュー・ジャズ」な録音である。

本田のピアノは素晴らしいの一言。ピアノを本当にフルに鳴らしているなあ、と感じるし、タッチの正確さは特筆もの。ドライブ感とスイング感がほどよく共存し、モードもコードも自由自在。アドリブ・フレーズのイマージネーションは幅広く深い。この盤での本田のピアノは、キース・ジャレットと比肩するくらい、素晴らしい内容を誇っている。

日本人として、思わず「胸を張って」しまいそうな、そんな素晴らしいジャズ・ピアノ。歌心満点に高速フレーズで唄いまくる「アイ・ラヴ・ユー」「サニー」「枯葉」が爽快感満点。その指捌きに惚れ惚れする。そうそう、ゲイリー・ピーコックとジャック・デジョネットのリズム隊を端正に精緻に仕立てたような、鈴木のアコベと渡辺のドラムのリズム隊も特筆もの。

日本人ジャズが、世界レベルのピアノ・トリオをやっている。この盤を聴いた時、心から思った。そして、思わず心の中で「胸を張って」いるのだった。
 
 
 
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2020年1月28日 (火曜日)

この日本人ベーシスト、良い。

最近、日本人ジャズの好盤が結構出ている。そんな好盤のリーダーの名前を見渡していて「あれ、この人の名前、知らんなあ」ということが、ままある。この人もそんな一人。須川 崇志(すがわ たかし)。日本人ベーシストである。1982年2月生まれ、群馬県伊勢崎市出身。バークリー音楽大学卒。今年で38歳。ジャズマンとして、ベテランの域に入りつつある年齢である。

しかし、僕はこのベーシストを知らなかった。申し訳ない。バークリー卒業後、2006年夏に自己のトリオを結成するほか、多国籍即興バンド“Bim Clatox”の一員などで豪・仏・中米に来訪。2007年に拠点をニューヨークへ。スイスのモントルージャズフェスティバルや多くのミュージシャンとセッションを重ねたのち、2008年9月に帰国。と資料にあるが、印象に全く無い。

Takashi Sugawa Banksia Trio『Time Remembered』(写真左)。ちなみにパーソネルは、須川 崇志 (b), 林 正樹 (p), 石若 駿 (ds)。そんなベーシスト須川が、今年、リーダー盤をリリースした。今年1月のリリース。リリースしたてホヤホヤである。内容的には、実にオーソドックスな「メインストリーム・ジャズ」。いわゆる現代のネオ・ハードバップである。
 
 
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演奏全体の印象として「切れ味が良い」「透明感のある響き」「耽美的かつ適度な躍動感」。日本人ピアノ・トリオとして、確かな個性を持ったパフォーマンスである。日本人ジャズマンの演奏なので、ファンクネスはほぼ皆無。乾いた硬質のオフビートが、独特の「ジャズ感」を増幅させている。典型的な「日本人ジャズ」の良いところが、このトリオ演奏に詰まっている、と感じる。

そんな中、須川のベースの音が実に良い。ソリッドで躍動感があり、硬質で弾力のあるブンブン唸るベース。雰囲気的には、レイ・ブラウンやエディ・ゴメスの様な、バッキングにも長け、ソロを取ればフロント楽器顔負けのソロを取る。ベース音は旋律が明確に浮かび上がる、ウォーキング・ベースは躍動感よろしくフロント楽器をグイグイと鼓舞する。とってもイメージの良いベースである。

ベーシストがリーダーの盤。ジャズ演奏の中での理想的なベースの役割、ベースの音色、そしてそのテクニックを、グループ・サウンズを通じて演出されている。ジャズ演奏におけるベースの役割の明確化と理想的なベースの演奏モデルの提示。本来のベーシストがリーダーを張る、リーダー作のあるべき姿の1つであろう。加えて、ベーシストが弾くベースの音がとっても魅力的。ベースって格好良いと思わせてくれる好盤である。
 
 
 
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2020年1月26日 (日曜日)

新しい日本人のジャズ・ピアノ

ジャズライフ・ディスク・グランプリ「2019年度ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」の記事を読んでいて、やっと「日本人男子」の若手ジャズ奏者が台頭してきた、と書いた。ほんと、やっとである。この10〜15年ほど、日本人の有望な若手ジャズ奏者といば、日本女子の独壇場だった。それでも昨年度は2〜3名ほどなので、活躍する日本人ジャズ奏者としては、まだまだ「女性上位」は揺るがない。

渡辺翔太『Folky Talkie』(写真左)。昨年12月のリリース。ちなみにパーソネルは、渡辺翔太 (p, rhodes, Wurlitzer), 若井俊也 (ac-b, melodica), 石若駿 (ds, glocken), 吉田沙良 (vo)。女性ボーカル入りのピアノ・トリオ。リーダーの渡辺のキーボードは、アコースティックとエレクトリックの両刀使い。ベースはアコースティック一本と頼もしい。鉄琴のような音がするぞ、と思ったら「グロッケン」。

使用楽器を見渡して、また、女性ボーカルが全10曲中5曲ということからしても、演奏の内容は「現代のコンテンポラリーな純ジャズ」。基本は純ジャズなんだけど、どこかポップなイメージとイージーリスニングな雰囲気が見え隠れする。基本的に気楽に「聴いてもらえる」ジャズを狙っているように感じる。女性ボーカル入りの楽曲の存在が、昔のフュージョン・ジャズの雰囲気を醸し出す。
 
 
Folky-talkie  
  
 
さて、渡辺本人のピアノ、キーボードは、男性のピアノなので、さぞかしマッコイ・タイナーの様に「ガーンゴーン」と強いタッチで弾きまくるハンマー奏法か、高テクニックをベースに、オスカー・ピーターソンの様に高速フレーズを弾き回すのか、と思いきや、そうはならない。繊細にして流麗なピアノタッチ、印象的な透明度の高いフレーズ。そう、キース・ジャレットをポップにライトにした様なピアノ。聴き味はマイルドで耳に心地良い。

吉田沙良のボーカルは全くジャズらしくない。どちらかと言えばポップスなボーカルで、ジャズらしい癖は全く無い。これが不思議な雰囲気を醸し出す。そして、この盤をじっくり聴いていて思うのは、若井のベース、石若のドラムの「リズム隊」の素性の良さ。決して、どっぷりジャズに傾かず、ジャズとポップスの中間をいく様な、ファンクネス皆無な乾いたオフビート。このリズム隊のパフォーマンスも聴きもののひとつ。

日本人のジャズ・ピアノとして、新しい響きが魅力です。1988年2月生まれ、今年で32歳のまだまだ若手のピアニスト、渡辺翔太。キースの様なリリカルで透明度の高いアドリブ・フレーズ。日本人の女性ジャズ・ピアニストより、繊細にして流麗なピアノタッチ。それでいて、ポップでライトなピアノは意外と個性的。次作以降、どの路線で攻めていくのか、楽しみである。
 
 
 
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2020年1月23日 (木曜日)

やっと日本人男子が出てきた。

気がつけば、ジャズライフ・ディスク・グランプリ「2019年度ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」が発表されている。ジャズライフ執筆陣による年間ベスト・アルバムの各々のランキングも併せて発表されており、ジャズ盤蒐集〜鑑賞の「ここ一年間の振り返り」に格好の記事である。

紹介されているアルバムそれぞれを見れば、意外と我がブログに何らかの形でご紹介しているものが結構あって、まずまず「良い耳」をしていたということで、我が耳にちょっとホッとした。そして、今回のグランプリでは、日本人男子の台頭があって、やっと日本人男子の若手ジャズマンが出てきたか、と嬉しく思う。ここ10年〜15年は、日本人女子の独壇場だったからなあ。

『THINKKAISM』(写真左)。2019年9月のリリース。ちなみにパーソネルは、松丸契 (as, ss), 金澤英明 (b), 石井彰 (p), 石若駿 (ds), 高橋直希 (ds)。タイトルの「THINKKAISM」はグループ名でもある。アルト・サックス奏者の松丸契(まつまる・けい)がリーダー。パーソネルを見渡すとドラマーが二人居るが、ここでは「ツイン・ドラムス」である。思わず「楽しみ」である。
 
 
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このリーダーのアルト・サックス奏者、相当に「尖っている」。フリーなブロウ・スタイルではあるが、ルールの中で最大の自由度を醸し出すブロウで、演奏の雰囲気は「スピリチュアル・ジャズ」。日本人ジャズらしく、ファンクネスが乾いて希薄なので、メカニカルでクールなスピリチュアル・ジャズが成立している。独特の「スピリチュアル・ジャズ」な雰囲気で、深化した響き満載である。

トリオ・ユニット「BOYS」として自由度の高いインプロビゼーションが身上の金澤英明・石井彰・石若駿のリズム・セクションをメインに、現役高校生・高橋直希がドラマーとして参加し、ツイン・ドラムスを実現。ピアノは自由度高く乱舞し、アコベはブンブン唸り、ツイン・ドラムスは迫力と切れ味満点。リズム・セクション単体でも独特な「自由感」が良い感じである。

そこに独特な様々な切り口から、スピリチュアルなアルト・サックスが絡んで乱入して、最低限の秩序の中で、自由にフリーに、タメながら、スピリチュアルに吹きまくる。1995年千葉県生まれ、パプアニューギニア育ち、バークリー首席卒業という異色の経歴をもつサックス奏者・松丸契。既に次のリーダー盤が楽しみである。
 
 
 
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2020年1月 9日 (木曜日)

村田中のセカンド・アルバムです

日本人ジャズは独自の深化をしている。米国のジャズのトレンドを取り込んで、日本人流にアレンジして再構築する。もともと日本人は「加工民族」と呼ばれる位で、ジャズについても、日本人ジャズは「加工」が得意で、本家本元のトレンドよりも付加価値的な個性の付いた、新しい響きを加えたものに仕上げるのだ。
 
村田中『SCHOOL OF JAZZ』(写真左)。2019年8月のリリース。村田中(むらたなか)とは、トランペット・フリューゲルホルン奏者の村田千紘とピアノ奏者の田中菜緒子のデュオ。ゲストとして、駒野逸美 (tb), 高橋陸 (b), 小松伸之 (ds) を迎えて、音のメリハリを付けている。ちなみに録音は、2019年4月8〜9日、東京キング関口台スタジオでの録音。

改めて、村田中。ジャズ界の美人デュオとして話題になったが、その実力は十分なもの。楽器のテクニックの基本部分は申し分無く、しっかりとした楽器演奏を聴かせてくれる。基本的にイメージ優先ではない、実力が伴ったジャズ界の「美人デュオ」である。決して、色眼鏡で見てはいけない。逆に、この盤のジャケットのピンク色に眉をひそめて、この盤を遠ざけるのも良く無い。
 
 
School-of-jazz-muratanaka  
 
 
聴けばわかるのだが、全編、上質のフュージョン・ジャズ。特に、村田のフリューゲルホーンは、フュージョン全盛時のフレディー・ハバードや日野皓正のミッドテンポの演奏を彷彿とさせるもの。村田は決して速い吹き回しをしない。決して無理をせず、ミッドテンポからスローテンポの吹き回しで、雰囲気最優先の音作りをしている。田中のピアノも同様な傾向で、この盤ではそれが成功している。
 
3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」、5曲目のスダンタードの名曲「As Time Goes By」などで、ミッドテンポで上質な、ソフト&メロウなフュージョン・ジャズの雰囲気を感じることができる。よく伸びるフリューゲルホーン、モーダルにフロントをサポートする、コンテンポラリーなピアノ。1980年前後のフュージョン・ジャズ全盛期のソフト&メロウなフュージョンを焼き直して、現代のジャズとして再生している。
 
僕は特に3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」がお気に入りで、このアプローチ、この雰囲気を前面に押し出して、1970〜80年代のポップス、ロックの名曲をカヴァーして欲しいなあ、と思っている。ピンクが基調のジャケット、ジャケ写の赤のジャージに惑わされてはならない。この盤に詰まっている音は「硬派で実直でコンテンポラリーな」、現代のフュージョン・ジャズである。
 
 
 
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2020年1月 8日 (水曜日)

コンテンポラリーなケイコ・リー

いつの頃からだろう。日本人による「ジャパニーズ・ジャズ」は充実している。1980年代までは、渡辺貞夫、秋吉敏子、日野皓正など、一桁のジャズメンが頑張ってはいたが、如何せん少数だったので、その存在は「地味」。1990年代から徐々に優秀な日本人ジャズマンが現れ、少しずつ充実していった。

僕は「山中千尋」がデビューした頃から、一気に日本人ジャズは充実したように感じている。その年は「2001年」。あれから約20年が経とうとしているが、未だに日本人ジャズは充実している。特に昨年の暮れはなかなかの充実作が目白押し。そんな中から、何枚かこのブログでご紹介したい。

Keiko Lee『The Golden Rule』(写真左)。昨年12月のリリース。日本人女性ボーカルの第一人者、ケイコ・リーの最新盤である。ケイコ・リーの実力はもう既に「折り紙付き」で、過去には、スイングジャーナル誌人気投票女性ヴォーカル部門で堂々13年連続(トータル15回)の第1位に輝いたりしたが、もうそんな情報も必要がないくらい、そのボーカルの実力は抜きんでている。
 
 
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収録曲を見渡すと、「I Can’t Go For That」(1982年/ Daryl Hall & John Oates),「I.G.Y.」(1982年/ Donald Fagen), 「Another One Bites The Dust」(1980年/ Queen)など、1980年代のAOR、ディスコ、ソウルナンバーを中心に収録。ケイコ・リーの代表曲「We Will Rock You」も再収録しており、躍動感溢れる、コンテンポラリーなジャズ・ボーカル盤に仕上がっている。\

スタンダード曲を歌い上げるリーも良いが、僕は、今回の様なコンテンポラリーでフュージョンなリーの方が断然お気に入り。バックのサポートも万全で、長年ケイコ・リーと活動を共にする野力奏一 (p)・岡沢章 (b), 渡嘉敷祐一 (ds) が、コンテンポラリーでフュージョンリーのボーカルを鼓舞し、大胆かつ繊細にサポートする。このサポートが見事。

1980年代のAOR、ディスコ、ソウルナンバーをコンテンポラリーな純ジャズと融合、耳に新しいコンテンポラリーなフュージョン・ボーカルとして聴かせてくれるケイコ・リーは頼もしい。ジャケットも秀逸。このジャケットは佐賀在住の日本画家、大串亮平さんの書下ろしによるものだそう。この新盤、ケイコ・リーの「身上」を確認出来る盤としてお勧めの一枚です。
 
 
 
東日本大震災から8年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、 ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
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