2020年6月13日 (土曜日)

キースのソロ・ライヴの節目

ジャズ・ピアノのレジェンドの一人、キース・ジャレット。1996年の秋、慢性疲労症候群の為に、一切の活動を休止した。

僕達はキースの演奏の記録を、演奏の結果を聴き続けていた訳で、リアルタイムにキースの演奏を聴き続けてきた訳ではない。しかも、アルバムにされるのは、その時点でのベスト・パフォーマンスに近いもののみ。アルバムを追い続けてきた我々にとっては全く兆しの無い状況の中で、当時、あまりに突然の事にビックリした。

Keith Jarrett『La Scala』(写真左)。1995年2月13日、イタリアはミラノの Teatro alla Scala でのライヴ録音。キース・ジャレットのソロ・パフォーマンスの記録。当時『ウィーン・コンサート』以来、5年ぶりのソロ・ライヴ盤。キースが慢性疲労症候群の為にリタイアする直前の録音の1つ。

その他のリタイア直前の記録は、ソロとしては、2016年にリリースされた『A Multitude of Angels』(キース本人DATを持ち込んでが録音していたものらしい)、「スタンダーズ・トリオ」の記録としては『Tokyo '96』(2018年3月8日のブログ参照)がある。この2020年になって、その頃の録音を振り返って聴き直してみると、やはり、1995年以降、キースはそれまでの勢いとテンションをスローダウンさせていたと感じるのだ。
 
La-scala  
 
さて、この『La Scala』であるが、冒頭の長編「La Scala, Part 1」は、それまでのキースのソロらしからぬ、マイナー調で思索的、ほの暗く瞑想的。アドリブ展開など、キースのソロが落ち着いている。あのキースの「唸り声」も目立たない。しかし、とても判り易いキースのソロである。この「判り易さ」もキースらしからぬところ。どこか諦念感が漂う感じがとても気になる。

続く「La Scala, Part 2」は、フリーキーな無調の演奏がメインで、いつものキースのソロが復調している。アグレッシブでメリハリが効いていて、ところどころフレーズが捻れていて複雑なところがあって、唸り声が絶好調。しかし、良く聴くと繰り返しの手癖がところどころ出てきて、弾きながらの思索が見え隠れして、どうもキースはソロ・パフォーマンスについてマンネリズムを感じているのか、と感じた。

そして、極めつけは、ラストの「Over the Rainbow」。オズの魔法使いの挿入歌で、ジャズの有名なスタンダード曲。それまでキースはソロ・パフォーマンスでは、スタンダード曲をソロ・パフォーマンスのモチーフに一切選ばなかった。この辺がキースの硬派なところなんだが、このライヴ盤のラストに突如として、有名スタンダード曲を持って来た。これは何を意味することだったのか。

ソロの即興演奏のコンセプトとモチーフのベースとなった『ケルン』以降、『ケルン』が1975年だから、それ以降20年。『ケルン』とこの『ラ・スカラ』含めて9枚のソロ盤を積み重ねてきたが、この『ラ・スカラ』で一旦の区切り、節目を見たのではないか。そんな感じのする、僕にとって象徴的なソロ・ライヴ盤なのだ。
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・『Bobby Caldwell』 1978

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  ・Led Zeppelin Ⅲ (1970)

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・太田裕美『心が風邪をひいた日』
 

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2020年6月 9日 (火曜日)

スタジオ録音の『ケルン』である

このところ、キース・ジャレットを聴き直している。当ブログで採り上げていないアルバムを洗い出して、聴き直しているんだが、「あれ〜、こんな有名盤、アップしてなかったけ」という盤が幾つかある。基本的にはブログのアップについては、録音年月日順に、順番にアップしているはずなんだが、時々、飛ばして、そのまま忘れているんだろうなあ。面目ない。

Keith Jarrett『Staircase』(写真)。1976年5月、仏はパリの Davout Studios での録音。キース・ジャレットのソロ・ピアノ盤。ECMレーベルから、当時、LP2枚組でリリースされている。キースのソロ・ピアノ盤としては、『Facing You』『Solo Concerts: Bremen/Lausanne』『The Köln Concert』に次いで4枚目のアルバム、スタジオ録音としては『Facing You』に次いで2枚目になる。

僕はこのソロ・ピアノ盤を「スタジオ録音の『ケルン』」と呼んでいる。ソロの即興演奏のコンセプトとモチーフについては、先にリリースされている『ケルン』に準じているように思う。初のソロ盤だった『Facing You』、初のライブ盤だった『Solo Concerts』については、試行錯誤、手探り状態が見え隠れして、『The Köln Concert』に至っては、キースの体調は絶不調、ピアノの調律は最悪という状態で録音された、工夫に工夫を重ね、どうにかこうにか最後まで行き着いた感が満載の、普通であれば「捨て録音」。
 
 
Staircase_20200609201801    
 
 
しかし、この『The Köln Concert』の出来が素晴らしく良かった。トラブルの連続の中で録音されたとはいえ、プレイバックを聴いて、ECMの総帥アイヒヤーもキース本人もアルバム化することに同意しているのだから、その出来は素晴らしい。怪我の功名というか、瓢箪から駒というか、キースもアイヒヤーも意識して生み出した好盤では無かったが、この『ケルン』のコンセプトとモチーフが、当時のキースのソロの基本となった節がある。

基本的にデッドなスタジオ録音なので、エコーは浅い。というか『ケルン』が深すぎるんだろう。ECM独特のエコーに乗って、キースのソロが冴え渡る。『ケルン』で聴き親しんだフレーズの「骨格」がここかしこに聴かれるのが楽しい。スタジオ録音とはいえ、一発録りだったらしいので、演奏毎に張り詰めるテンションが心地良い。コンセプトとモチーフが予めしっかりしているので、キースのタッチに淀みはなく、フレーズの展開に「試行錯誤」が無い。

このソロ盤には、キースの「試行」「何とかしようとする想い」が無い分、後にキースの個性として定着した「唸り声」も無く、スッキリとした、ストレートな弾き回しのソロ・パフォーマンスになっている。トラブルの連続の中で録音された『ケルン』の様な、一種ハラハラするような「スリリング」な要素は無い。このソロ盤でのキースは「確信」に満ちているように感じる。キースのソロ盤の中でも屈指の好盤です。
 
 
 

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 ★ AORの風に吹かれて      2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

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  ・Led Zeppelin Ⅱ (1969)

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2020年5月13日 (水曜日)

こんなアルバムあったんや・129

トリオ・レコードとは、オーディオメーカー「トリオ」のレコード部門が立ち上げたレーベルである。活動期間は1969年〜1984年。日本の歌謡曲など、バラエティーに富んだジャンルを扱っていたが、ジャズのジャンルでは、純ジャズの好盤を多くリリースしている。この「トリオ・レコード」のジャズ盤を手当たり次第、聴き直しているんだが、この人の名前は完全に失念していた。

Dave Burrell(ディヴ・バレル)である。ディヴ・バレルは、米国のジャズ・ピアニスト。1940年、米国オレゴン州生まれ。今年で80歳になる。1960年代初にデビュー、サニー・マレー、アーチー・シェップ、ファラオ・サンダースらのバンドでフリー・ジャズの名手を好サポート。どちらかと言えば、フリー・ジャズのジャンルに軸味がある。4〜5年前まではリーダー作をリリースしていたが、最近は活動の情報が無い。

Dave Burrell『Only Me』(写真)。1973年10月12日、東京内幸町のイイノホールでの録音。トリオ・レコードからのリリース。タイトル通り、この盤は、ディヴ・バレルのソロ・ピアノ盤になる。ピアノはスタウンウェイを使用。ディヴ・バレルの横顔アップの白黒写真のジャケットは雰囲気があって良い。いかにもジャズ盤のジャケットらしい。これは「ジャケ買い」レベルのジャケットで、その内容が期待出来る。
 
 
Only-me  
 
 
ディヴ・バレルのキャリアから、かなりフリー・ジャズに傾いたソロ・パフォーマンスであろうと予想して、CDプレイヤーのスタート・スィッチを押す。と、出てくる音は、あにはからんや、スタンダードなジャズ・ピアノである。米国ルーツ・ミュージック、ブルース、ソウル、ゴスペル、カントリーなどのアフリカン・アメリカンのルーツ・ミュージックを踏まえた、素敵なソロ・パフォーマンスに、聴く前の予想が大外れで、ちょっとビックリ。

フリー・ジャズの経験豊富にもかかわらず、スインギーで流麗。激情に任せて弾きまくるのでは無い、上手く間を活かした、思慮深い、どちらかと言えば内省的なピアノである。それでも、アドリブ・フレーズのここかしこに、米国ルーツ・ミュージックのエッセンスが散りばめられていて、ブルージーでソウルフル、くどくないスッキリとしたフレーズの数々に思わずニンマリ。

そもそも、この盤、トータルで43分の収録時間なんだが、3曲しか収録されていない。2曲目の「Lush Life」で16分弱、3曲目の「8th Ave. Randez-Vouz Blues」に至っては、22分21秒の長尺もの。ソロ・ピアノなので、これだけ演奏時間が長いと飽きが来るものなんだが、この盤については飽きが来るどころか、じっくりと聴き込んでしまう。聴けば聴くほど味が出る、そんなディヴ・バレルのソロ・パフォーマンスである。ソロ・ピアノ盤のマニアの方は是非、ご一聴を。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.05.11更新。

  ・『Another Page』 1983

 ★ まだまだロックキッズ       2020.04.19更新。

  ・レッド・ツェッペリン Ⅰ

 ★ 松和の「青春のかけら達」   2020.04.22更新。

  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2020年3月 7日 (土曜日)

【追悼】マッコイ・タイナー逝去

ジャズ・ピアニストのレジェンドの一人、マッコイ・タイナーが逝去した。2020年3月6日、享年81歳。1938年、米国東部のフィラデルフィア生まれ。13歳からピアノを習い始め、20歳代初め、ゴルソンとファーマー率いるジャズテットでキャリアを開始。21歳の時、コルトレーンのバンドメンバーとして加わり、コルトレーン+タイナー+ギャリソン+エルヴィンで構成されたカルテットは「黄金のカルテット」と呼ばれ、1960年代のジャズシーンを牽引した。

1965年12月のコルトレーンの下を辞して独立。1970年代には、1967年に逝去したコルトレーンのスタイルを継承し、モード・ジャズ+シーツ・オブ・サウンドとマッコイ・タイナー独特の奏法「ハンマー奏法」で一斉を風靡した。以降、その延長線上で安定した活動を継続、逝去するまで、ジャズ・ピアニストのレジェンド的存在として在り続けた。

McCoy Tyner『Echoes of a Friend』(写真左)。1972年11月11日、東京はVictor Studioでの録音。パーソネルは、McCoy Tyner (solo-piano)。そう、マッコイ・タイナー単独のソロピアノ盤になる。マッコイ・タイナーのピアノを体験し理解するには絶好のソロピアノ盤で、この盤には、マッコイ・タイナーのピアノのスタイル、テクニック、展開の全てが詰まっている。
 
 
Echoes-of-a-friend  
 
 
タイトルの「Friend」は、タイナーが多大な影響を受け敬愛する、元リーダーの「ジョン・コルトレーン」を指す。「友人のこだま」、長年コルトレーンと共に演奏をしてきたタイナーのコルトレーン へのトリビュート・アルバムである。選曲もコルトレーンゆかりの曲がメイン。後半の2曲はタイナーのオリジナル曲だが、曲想・曲調はコルトレーン・ミュージックを踏襲している。

タイナーの個性である「ハンマー奏法」で雄壮にダイナミックに展開し、コルトレーンから受け継いだ「精神性」、いわゆるスピリチュアルな表現を「叩き出す」が如く繰り広げる。但し、この「コルトレーンに捧げられた」盤の中で、ラストの「Folks」だけは意図が異なる。この曲はタイナーの師匠でトランペッターのカルヴィン・マッセイに捧げられたもの。ややこしい。

このソロピアノ盤は、コルトレーンのスタイルから派生したタイナーのスタイルの完成を再確認することが出来、この確立したタイナーのスタイルを以て、コルトレーンへのトリビュートを表現したもの。大いに影響を受けた元リーダーへの敬意を表現するのにこれ以上のものは無い。1973年のジャズディスク大賞金賞受賞アルバム。しかし、このアルバム、早くこのブログでご紹介したと思っていたら、なんと、マッコイ・タイナーの追悼になってしまった。無念である。合掌。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.01
  青春のかけら達 ・・・・ 荒井由実『MISSLIM (ミスリム)』 

 

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2019年11月23日 (土曜日)

「キースのソロ」の個性の完成

キース・ジャレットのソロ・ピアノは「キースの専売特許」だと思っている。その特徴である「現代音楽風で内省的、ピアノの響き、リズム&ビートはクラシック風。クリスタルでクリアで超絶技巧なクラシック・ピアノの様な展開」。この特徴は他のピアニストもフォローできると思うんだが、キースのソロについては「フォロワー」がいない。

キース自身もキース風のソロ・ピアノは自身の専売特許だと強く思っているらしく、キースの後進の「耽美的」ピアニストのソロ・ピアノについては手厳しい評価を表明、特に「ブラッド・メルドー」のソロ・ピアノについてはかなり辛口である。他のピアニストもキースにここまで言われてまで、同じテイストのソロ・ピアノはやろうと思わないのだろう。

加えて、このキースの専売特許である「ソロ・ピアノ」は、厳密に言って、僕は「ジャズ」だとは思っていない。即興演奏がメインなので、安易に「ジャズ」に分類されるが、どちらかと言えば「クラシック」と解釈して良いものだと感じている。キースがキースの個性で演奏する「クラシック風の即興ピアノ」。そのキースのソロ・ピアノの「完成」を感じるアルバムがこれ。
 
 
Vienna-concert  
 
 
Keith Jarrett『Vienna Concert』(写真左)。1991年7月13日、ウィーンの「Vienna Staatsoper」でのライブ録音。収録されたパフォーマンスは40分を超える「Vienna, Part 1」、25分を超える「Vienna, Part 2」の2つ。この2つのパフォーマンスは、キースのソロ・ピアノの特徴である「現代音楽風で内省的、ピアノの響き、リズム&ビートはクラシック風。クリスタルでクリアで超絶技巧なクラシック・ピアノの様な展開」がバッチリと反映されている。

ジャズの要素はほとんど感じられない。あるのは、唯一無二で複雑で自意識過剰な、キースのキースによるキースの為のソロ・パフォーマンスのみ。極上の即興のクラシック。キースにしか許されていないソロ・パフォーマンスのみが展開される。このライブ盤では、このキース特有のソロ・パフォーマンスのみが収録されている。前作『Paris Concert』のアンコールの様な、ジャジーなソロ・パフォーマンスは微塵も無い。

キースの、自身のソロ・ピアノに対する揺るぎの無い自信を感じる。ジャズ者の聴衆にすら迎合することのない、圧倒的なキースのキースによるキースの為のソロ・パフォーマンス。彼のソロ・ピアノに対するセンスと美意識、そして、それを支える比類無きテクニックを強烈に感じさせてくれる。キースのソロ・ピアノ盤の中でも屈指の内容である。
 
 
 
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2019年11月22日 (金曜日)

「キースのソロ」の個性と発展

いつもどこかに散りばめられているグルービーなリズム&ビートはどこへやら。現代音楽風で内省的、ピアノの響き、リズム&ビートはクラシック風。クリスタルでクリアで内省的で、超絶技巧なクラシック・ピアノの様な展開。演奏自体は完全即興演奏なので、その「即興演奏」の部分で、このライブ盤でのキースのソロ・ピアノは辛うじて「ジャズ」の範疇に留まる。『Dark Intervals』で固まった、キースのソロピアノの方向性。

Keith Jarrett『Paris Concert』(写真左)。1988年10月17日、Salle Pleyelでのライブ録音。僕が、キースのソロピアノの方向性を決定付けたポイントと感じている『Dark Intervals』の次のソロピアノ盤である。収録曲、というか収録パートは3つ。「October 17, 1988」と「The Wind」「Blues」。いよいよ、『Dark Intervals』で固めたソロピアノの演奏の方向性のお披露目である。

最初のパート「October 17, 1988」が、現代音楽風で内省的、ピアノの響き、リズム&ビートはクラシック風である。暗く重い出だし。徐々にポジティヴな展開に変化しつつ、穏やかでリリカルで静的な展開に着地し、最終的に昇華され浄化されるようなラスト。途中、左手のビートが活躍する展開はあるが、ビートの質は「均一ビート」。ジャジーなオフビートでは無い。
 
 
Paris-concert-keith-jarrett  
 
 
最初のパート「October 17, 1988」は純粋にジャズと解釈するのには、ちょっと無理がある。演奏が「即興」なので、音楽のジャンルに分類するのには「ジャズ」しかない、という感じで、このキースのソロ・パフォーマンスは「ジャズ」とされるが、どちらかと言えば「クラシック」と解釈して良いと思う。もともと、キースはクラシック・ピアニストとしても相当の実力を持っているので、意外と「言い得て妙」だと思うのだが。

しかし、2つ目のパート「The Wind」は、ジャズ・スタンダード曲。ミュージシャンズ・チューン。このパフォーマンスはどこを取っても「ジャズ」。ピアノの響きと展開はまだ「クラシック」の傾向が強いが、右手の即興フレーズはしっかりと「ジャズ」化している。そして、ラストのパート「Blues」で一気に、ソロピアノのパフォーマンスはジャズになる。これが絶妙なのだ。この「Blues」には、いつもどこかに散りばめられているグルービーなリズム&ビートが戻って来ている。

このライブ盤の収録された頃は、キースのソロ・パフォーマンスはまだ「ジャズ」だと解釈されていた。そこに現代音楽風で内省的、ピアノの響き、リズム&ビートはクラシックな演奏。この即興クラシックな演奏はまだまだ聴く方からすると「毒」がある。その「毒」を中和する役割を担ったのが、この「Blues」。メインディッシュの後のデザートの様な味わい。この『Paris Concert』は収録されたパフォーマンスのバランスがとても良い。キースのソロピアノの代表作の一枚として良いと思う。 
 
 
 
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2019年11月15日 (金曜日)

節目となるソロ・パフォーマンス

順調にキース・ジャレットのソロ・ピアノ盤の聴き直しは進んでいる。1980年代に入って、キースの活動は多様化していく。1983年には、ピアノ・トリオ「スタンダーズ」を旗揚げ、クラシック・ピアノの世界にも進出し、ソロの活動もピアノや様々な楽器を用いての多重録音など、様々な形式、形態にチャレンジしている。1980年代半ば以降は、活動のベースは「スタンダーズ」の世界。合間合間にソロ・ピアノという活動が定着していく。

Keith Jarrett『Dark Intervals』(写真左)。1987年4月11日の録音。我が国の東京は「サントリー・ホール」でのライブ録音。もちろん、ECMレーベルからのリリース。録音エンジニアは及川公生。この日本における公演で、キースはソロ・ピアノのコンサートとして、記念すべき100回目を迎えることとなった。意外と歴史的に節目となるソロ・パフォーマンスである。

さて、このライブ盤は、キースのソロ・ピアノ盤の歴史を振り返ると、以降のキース・ジャレットのソロ・パフォーマンスの方向性を決定付けた内容であることが判る。キースの中でどういう心境の変化があったのか判らないが、確かにパフォーマンスの方向性は変わった。それまでのアメリカン・フォーキーで、ゴスペルチックな雰囲気も織り交ぜたアメリカン・ルーツ音楽をベースとした、躍動的でポジティブで外向的な展開が、この日本でのライブ盤で、ガラッと正反対に変わっている。
 
 
Dark-intervals-1  
 
 
現代音楽風で内省的、ピアノの響き、リズム&ビートはクラシック風。ただし、演奏自体は完全即興演奏なので、その「即興演奏」の部分で、このライブ盤でのキースのソロ・ピアノは辛うじて「ジャズ」の範疇に留まっている。明らかに意図的にジャズのリズム&ビートを排除しているように聴こえる。ただ、即興演奏のイマジネーションはバリエーション豊か。次から次への新しい展開が湧き出てくる。

冒頭の「Opening」に度肝を抜かれる。心揺さぶられる、決して穏やかでは無い、まるで読経の様な祈りの様な、うねるような「重低音」の響き。このビートはジャジーっぽさ皆無。当時のキースの「グルジェフへの傾倒」が良く判る。 2曲目の「Hymn」以降、ジャズっ気の希薄な、西洋宗教的な薄暗く荘厳な音世界。タイトルの「Dark Intervals」は言い得て妙なのが判る。

いつもどこかに散りばめられているグルービーなリズム&ビートは鳴りを潜め(そこが良かったんだが)、クリスタルでクリアで内省的で、超絶技巧なクラシック・ピアノの様な展開。しかし、この東京公演の追加公演ではスタンダード・ナンバーのみで構成されたのだから、キースの頭の中は判らない。しかし、正式なアルバムとしてのソロ・ピアノは、この『Dark Intervals』を境に方向性は変わり、この方向性を踏襲することとなる。そういう意味でこの盤は「キース者」として必聴。
 
 
 
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2019年11月12日 (火曜日)

邦題「ブレゲンツ・コンサート」

このソロ・コンサートのライブ音源については、1980年のアナログ時代、このコンサートの数日後のミュンヘンでのソロ・コンサートも含めたLP3枚組の大作としてリリースされた。当然、値が張る。しかも、時代は「フュージョン・ジャズ」の全盛期。このLP3枚組の大作はあまり注目されていなかった様な思い出がある。そして、2000年にCD化された時、このLP3枚組の音源から「ブレゲンツ」でのコンサートだけが収録された。

Keith jarrett『Concerts』(写真左)。1981年5月28日、オーストリアのブレゲンツでのライブ録音。邦題は「ブレゲンツ・コンサート」。確かに、プレゲンツでのライブ音源のみなので、邦題については理解出来る。しかし、原題の「Concerts」の最後の「s」には疑問が残る。なんせ、ブレゲンツは単一、同日のソロ・コンサートのみで構成されているですから、ちょっとECMはいい加減でしたね(笑)。

さて、冗談はさておき、この「ブレゲンツ・コンサート」である。キースのソロ・パフォーマンスには珍しく、メジャー・キーを多く採用したフレーズが、バリエーション豊かに出てくるので、アルバム全体の雰囲気はポジティヴで明るい。タッチが温かく、フレーズの展開が外向的。若干、アメリカン・フォーキーな雰囲気も見え隠れし、キースの「真の本質」がまだまだこの辺りでは滲み出ている。
 
 
Conserts-keith-jarrett  
 
 
即興演奏の部分は、それまでの「フェイシング・ユー」や「ケルン」「サンベア・コンサート」などのポジティヴでちょっと明るい、外向的なパフォーマンスがメインで、躍動感もあり、聴いていて単純に「楽しい」。キースの専売特許である「演奏中の唸り」についても、このライブ盤の収録の頃から、ソロ・パフォーマンスでも出てきたみたい。まあ、このライブ盤では、キースの「唸り声」はあまり気にならない。

そして、アンコールの「ハートランド」が絶品である。この演奏については、事前に作曲されたものらしく、完全な即興演奏ではないのだが、そんな事は全く気にならないし、拘る気にもならない。それほど、この「ハートランド」は素晴らしい。このラストのパフォーマンスだけでもこの単品「プレゲンツ・コンサート」は「買い」だろう。

2013年になって、LP3枚組のオリジナル編成にて、CDリイシューされた。『Concerts: Bregenz/Munchen』である。このCD3枚組のリイシューによって、プレゲンツからミュンヘンまでのオリジナル音源が再現されたことになる。しかし、2000年のブレゲンツ単体のCDを持っている者としては、プレゲンツだけだぶるんですよね。ECMのリイシューってたまにこういうことをするから、困ったものである。
 
 
 
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2019年11月 8日 (金曜日)

異端なキースの初ソロ・ピアノ盤

先日、キースのソロ・ピアノ盤を久し振りに聴いて、思わず、キースのソロ・ピアノ盤の聴き直しを再開した。ピアノ・ソロ盤は鑑賞するのがちょっと面倒。強弱のメリハリが付いたピアノ・ソロをリスニングするので、家で聴くにはある程度のボリュームが必要になる。このボリュームが問題で、大きな音の部分にピークを合わせると、弱いタッチの部分が聞こえないし、弱いタッチに合わせると、大きな音の部分が耳に突き刺さる。ボリュームの微妙な調整が鍵になる。

野外で聴く時は、イヤホンの性能が大切になる。密閉度が高いと弱いタッチもよく聴こえるが、周囲の音が全く聴こえないので、とにかく危険だ。と言って、密閉度が低いとソロ・ピアノの細かいニュアンスが全く判らなくなる。それと聴く場所も選ぶ。僕は電車の中、朝夕早めに並んで、席に座って、ジャズを聴く。意外と電車の中って静かなんですよ。しかも最近のイヤホンの音も凄くよくなったので、通勤の往き帰りでもソロ・ピアの盤が聴ける様になった。

Keith Jarrett『Facing You』(写真左)。1971年11月10日の録音。キース初のソロ・ピアノ盤。ECMの1017番。オンマイクのデッドな音が、このキース初のソロ盤の前衛性を際立たせる。リズム&ビートが明確にゴスペルチックでジャジー。右手のフレーズは米国フォーキーなルーツ・ミュージックの響き。マイルス・デイビス・セプテットでのコンサート公演の翌日での録音。この音世界がキースの本質だと感じている。
 
 
Facing-you-keith-jarrett  
 
 
冒頭の「In Front」が強烈な印象。不規則に旋律に絡むリズム、仄かにゴスペルチックなビート、そして、無調が基本ではあるが、決して難解さを感じさせない、アーシーで浪漫溢れるフォーキーな旋律。クラシックの様に調性が取れた部分は殆ど無い。無調で前衛を感じる。左手のビートが無調の展開に「規律」をもたらす。そういう意味で、このピアノ・ソロは明らかにジャズ。

そして、半ば辺りで出てくる、キースの「唸り声」。既に初ソロ・ピアノ盤の冒頭の1曲で「唸っている」。但し、唸りのボリュームはできる限り絞り込まれている(笑)。この盤はまだ完全な即興演奏では無い。曲毎にしっかりとした起承転結がある。しかし、そこが良い。そこが聴き易い。そう言う意味で、このキースの初ソロ・ピアノ盤は、後のキースのソロ・ピアノ盤とは一線を画する盤ではある。

ECMレーベルの総帥、マンフレッド・アイヒャーの野望を感じる。欧州ジャズの前衛の担い手、ECMレーベルに必要なもの。他のレーベルに無い、ECMならではの演奏フォーマット。キースのソロ・ピアノは、ECM独特のエコーの映える。ECMにしか出来ないキースのソロ・ピアノ。アイヒャーとキースのコラボがとても良い形で音になっている。キースのソロ・ピアノとしては異端ではあるが、この初ソロ・ピアノ盤、僕の大のお気に入り盤である。
 
 
 
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2019年11月 7日 (木曜日)

キースの2016年のソロライブ盤

キース・ジャレットのアルバムはずっと、ほぼリアルタイムで聴いてきた。熱狂的な大ファンでは無いのだが、キースのピアノはやはり「隅に置けない」。新作がリリースされるとやはり気になる。気になるとやはり手に入れて聴きたくなる。そして、1990年代まではCDショップに走ってゲットである。2000年代になると、ネット・ショップで「ポチッ」とな、である(笑)。

Keith Jarrett『Munich 2016』(写真左)。今回のキースの新作。ピアノ・ソロの蔵出しである。タイトル通り、2016年7月16日にミュンヘンで行ったソロ・コンサートのライヴ録音2枚組。プロデュースはキース自身。ECMの本拠地ミュンヘンでのコンサートで、聴衆の反応もとても良い。キースのソロ・ライブ盤としても、その収録された雰囲気は上位に位置するもの。

キースは、2017年2月15日、NYカーネギーホールで一夜限りのコンサートを行って以降、一切コンサートを行っていない。CDのリリースは、2014年のソロ・コンサート・ツアーの演奏を再構成した『Creation』が最後。スタンダード・トリオについても、2014年11月30日のニュージャージー・パフォーミング・アーツ・センターでのライブ演奏が最後に活動を休止している。
 
 
Munich-2016  
 
 
この『Munich 2016』は、その『Creation』の約1年後、ミュンヘンでのコンサートの再現。現時点で、アルバムとして聴ける一番新しいキースのピアノ演奏で、今回のリリースは貴重である。コンサートの再現だけに、収録されたソロ演奏には、その雰囲気、その展開に一貫性があって、当時のキースのソロの状態がとても良く判る。

前衛音楽の様なフリーキーな即興演奏から、アーシーなリズム&ビートを伴ったアメリカン・フォーキーな演奏、モーダルで限りなく自由なスタンダード演奏まで、なかなかバリエーションに富んだ内容が聴いていて楽しい。「ソロ・コンサートは、私が作り上げたものではない独自のルールを持つ別世界のようなもの」とキースは言うが、この盤に詰まっている音は、キースの意志による、キースのソロ演奏そのもの。

誰が聴いてもキースである。こういう即興をベースとした、ジャズの要素とクラシックの要素、そして、現代音楽の要素をミックスしたソロ・ピアノは、キースの専売特許。というか、キースしか、こういうソロ・ピアノをやらない。その演奏の内容とトレンド、そして演奏の展開や取り回しはキースの個性そのもので、この新盤もキースの個性が全開。現在、キースは病気療養のために活動を休止している。早期の復帰、復活を望みたい。
 
 
 
東日本大震災から8年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
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