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2019年3月15日 (金曜日)

ブルーノートの「純ジャズ復古」

ブルーノート・レーベルは、ジャズ界最大のジャズ・レーベル。ブルーノートのカタログには幾つかのシリーズがある。一番有名なのが、1500番台、4000番台など、カタログ番号を基本としたシリーズ。それから、カタログの分類記号を基本としたシリーズ。例えば「BN-LA」シリーズや「LT」シリーズがそれに当たる。どれもが好盤のオンパレードで、どのシリーズを聴いても、ジャズの醍醐味が味わえるところがブルーノート・レーベルの凄いところである。

そんなブルーノート・レーベルのシリーズの中で「85100」シリーズというのがある。1985年から1987年まで、僅か3年のシリーズで41枚の短期間のシリーズであった。しかし、このシリーズ、ちょうど1980年代半ばからの「純ジャズ復古」のムーヴメントの時代にリリースされたシリーズなのだ。どのアルバムも「純ジャズ復古」や「初期ネオ・ハードバップ」な雰囲気の演奏が詰まっていて、実は意外となかなか面白いシリーズなのだ。

Kenny Burrell & Grover Washington Jr.『Togethering』(写真左)。1984年4月の録音。ちなみにパーソネルは、Grover Washington Jr. (ts, ss), Kenny Burrell (g), Ron Carter (b), Jack DeJohnette (ds)。Blue Note 85100シリーズの BT 85106番。ワシントンJr.はこの録音の2年前に、アルバム『Winelight』でヒットを飛ばしている。
 

Togethering

 
ワシントンJr.のアルバム『Winelight』は、典型的なフュージョン・ジャズの好盤。ソフト&メロウな雰囲気と電気楽器を活用した8ビート主体の演奏は当時、受けに受けた。そんなフュージョン・ジャズのサックス奏者のワシントンJr.がフロントを担当するこのアルバム、僕は最初、フュージョン・ジャズのアルバムだと思った。が、聴いてみたら、新しい雰囲気のする、ライトなハードバップな演奏がギッシリ詰まっているではないか。

ロンのベースは往年のモードライクなベース。デジョネットのドラムは新しい感覚のポリリズム(この頃、デジョネットはキースと「スタンダーズ」を結成している)。ギターのバレルは明らかに新しい感覚のハードバップなギター。旧来のハードバップのギターをフュージョン・ジャズの手法で焼き直した雰囲気が聴いていて実に新しい。そして、ワシントンJr.のサックスも、聴き易いフュージョン・テナーの良い部分を踏襲した新しい感覚のハードバップなサックス。

全編に渡って、なかなか聴き応えのあるネオ・ハードバップな演奏です。これが1984年の録音。フュージョン・ジャズが衰退を始めて、純ジャズが見直され始めた頃。そんな微妙な時期に「純ジャズ復古」を先取りした様な、新しい感覚のハードバップな演奏。さすがブルーノート・レーベルだな、と感心することしきり。

 
 
東日本大震災から8年。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2019年3月 6日 (水曜日)

お気に入りフュージョン・エレギ

僕はこの人のギターがずっと好きである。Steve Khan(スティーブ・カーン)。1947年4月、LA生まれ。今年で72歳になる。もはやレジェンドの域に達したカーンであるが、この人のフュージョン・ギターは、1981年の『Eyewitness』を聴いて以来、ずっとお気に入り。カーンのギターはデビュー当時から、ずっとフュージョン・ジャズ系のエレギの音であり、それまでの純ジャズ系のギタリストのスタイルとはちょっと異なる音色とアプローチが個性。

我が国では、フュージョン・ジャズ系のエレギといえば、まずは「リー・リトナー」、次に「ラリー・カールトン」と「ジョージ・ベンソン」。このビッグ・スリーが人気で、それ以外のギタリストについては「知る人ぞ知る」存在であった。僕もその例外に漏れず、スティーブ・カーンと出会えたのは、大学時代に密かに通った「秘密の喫茶店」のママさんからの紹介のお陰であった。

Steve Khan『Tightrope』(写真左)。1979年の録音。そんなスティーブ・カーンのデビュー盤である。聴けば判るが、アレンジについて、どこか聴いた響きが気になる。誰のアレンジか、誰のプロデュースか。なんと「ボブ・ジェームス」である。と言う訳で、ボブ・ジェームスのアレンジも僕の代のお気に入りなので、この盤のカーンのちょっとくすんだような心地良くノイジーな音と品の良いサスティーンとボブ・ジェームスのアレンジがピッタリとフィットしていて、聴いていて、とても心地良い。
 

Tightrope_steve_khan  

 
このデビュー盤、バック・メンバーが実に豪華。主だったところを挙げれば、Jeff Mironov (g), Don Grolnick (key), Will Lee (b), Steve Gadd (ds), Eroll "Crucher" Bennett (per), David Sanborn (as), Randy Brecker (tp), Michael Brecker (ts, ss), Rob Mounsey (synth), Rick Marotta (ds)。ボブ・ジェームスの人脈をフル活用し、カーンが在籍していたバンドからの友情参加と言ったところかな。デビュー盤にしては、よくこれだけの「フュージョン・ジャズのキーマン」達を集めたなあ、と感心する。

当然、出てくる音は典型的なフュージョン・ジャズ。ただしソフト&メロウな音世界では無い。どちらかと言えば、クロスオーバー・ジャズ寄りの結構硬派で爽快感を追求したインプロビゼーションの展開に仕上がっている。派手に立ち回るエレギでは無く、味わいのある響きと小粋なアドリブ展開が個性です。これが僕には堪らない。といって、職人芸の様に小難しいところは全く無くて、シンプルで判り易く聴き易いところが実にグッド。

そして「ちょっとくすんだような心地良くノイジーな音」が他のギタリストと一線を画するところで、これが決め手ですね。テクニックも確かで、速い曲のアドリブ・フレーズも安心して聴くことが出来るし、捻れの無い分、ながら聴きもOK。耳触りで無い、落ち着いた品の良い音色はグッド。ジャケットのイラストも個性的でグッド。フュージョン・ギタリストとして、なかなかの力量は次作への期待感を増幅させます。

 
 
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2019年2月24日 (日曜日)

リピダルの一人即興+多重録音

ECMレーベルの個性的な音は、1970年代後半にジャズを聴き始めた自分の耳には衝撃だった。ジャズと言えば「米国」、それも「ハードバップ」。ECMの音は違った。クラシックの様でもあるが、演奏の基本は即興演奏。ファンクネスは皆無で透明度の高く、クリアな音だが、出てくるビートは「オフビート」。当時の言葉で言うと「ニュー・ジャズ」。

Terje Rypdal『After The Rain』(写真左)。1976年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Terje Rypdal (g, syn, p, ss, fl, bells, tubular bells), Inger Lise Rypdal (vo)。ECMを代表するノルウェー出身のギター奏者、テリエ・リピダルの好盤。この盤は殆どが彼のソロ。多重録音で幾つかの楽器を重ねている。ヴォイスについて、当時の奥方が担当している。

多重録音なんだが、どこか「プログレッシブ・ロック」の雰囲気がプンプンするフレーズが満載。リピダルの浮遊感溢れるエレギとキーボードとの耽美的で印象的なデュオの様な展開。決して、ハードバップなビートの効いた演奏では無い。しかし、演奏の基本は「即興演奏」で、そのリピダルの「一人即興演奏」の妙が実に印象的で、実にアーティスティック。
 

After_the_rain_1  

 
リピダルのエレギは決してストレートでは無い。浮遊感溢れる、適度に捻れたロング・サスティーン、印象的で耽美的なフレーズ、無ビートでは無いが、幻想感溢れる雰囲気が濃厚で、即興演奏をベースとしているところが、唯一この演奏をジャズとする拠りどころ。モーダルな展開とフリーな展開が融合した、独特の音世界を創作している。

冒頭の「Autumn Breeze」での奥方のコーラスも幻想的で効果的。この奥方のコーラスの存在が、このリピダルの人工的な多重録音に人間的温もりを与えていて、この多重録音も人間の成せる技なんだ、ということを再認識させてくれる。クラシックの楽曲の様に整然と統制のとれた演奏では決して無く、自由度が高く浮遊感の強い、クラシックでは絶対にあり得ない、正反対の音世界である。

これが実にジャズらしく響くのだから面白い。ECMレーベルらしい深いエコーもこの盤の演奏には、実に効果的に作用している。このリピダルの「一人即興演奏+多重録音」の音世界は、とても「ECMレーベルの音」らしい。ECMを代表するアルバムの一枚でしょう。ジャケットも実にECMレーベルらしい。良いアルバムです。中堅ジャズ者以降向け。

 
 
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2019年2月17日 (日曜日)

ながら聴きのジャズも良い・35

1970年代後半から1980年代前半までが「フュージョン・ジャズ」の時代。当時、我が国では猫も杓子もフュージョン・ジャズで、ハードバップなどの純ジャズについては「時代の遺物」扱いされていた。しかし、である。1980年代半ば、純ジャズ復古のムーブメントが起こって、純ジャズが復権したら、とたんに今度はフュージョン・ジャズが「異端」扱いである。

日本のジャズのトレンドって、当時のジャズ雑誌、評論家が牽引するのだが、基本的に無節操なところがある。現在に至っては、フュージョン・ジャズはそもそもジャズじゃない、などと言い出す始末。ジャズは懐の深い音楽ジャンルなので、フュージョン・ジャズもジャズの範疇に入れても差し支えない。フュージョン・ジャズだって良いところは沢山あるし、聴き応えのある好盤も多い。

Jazz Funk Soul『Life and Times』(写真左)。今年1月のリリース。Jazz Funk Soulは、Jeff Lorber (key, arr), Everette Harp (sax), Chuck Loeb (g) の3人で結成された、コンテンポラリーなフュジョン・ジャズ・バンド。一昨年の7月、ギターのChuck Loebが急逝して、今回の新盤では、Paul Jackson Jr. (g) が代わって参入している。
 

Life_and_times  

 
リーダーのジェフ・ローバーは、フュージョン〜スムース・ジャズ畑の優れたキーボード奏者兼アレンジャー。その個性は、ボブ・ジェームスに比肩すると僕は思っているが、ジェフ・ローバーって我が国では全くもって名が通っていない。ジェフ・ローバーは、米国のフュージョン〜スムース・ジャズの世界では有名な存在で、リーダー作も相当数リリースしている。が、我が国では人気は無い。

でも、聴いてみたら判るが、彼のキーボード・ワークとアレンジはかなりレベルが高く、内容が濃い。なぜ、この人は人気が無いのか、不思議でならない。今回の『Life and Times』でも、ローバーのキーボードは冴えに冴えまくっている。スムース志向ではあるが、結構、骨太で硬派なキーボードである。

オリジナル・メンバーだった故チャック・ローブは「フォープレイ」のメンバーとして我が国でも名が通っていたが、今回、代わって参入したポール・ジャクソンは知る人ぞ知る、マニア御用達なフュージョン・ギタリスト。どうだろう、と思ったが、ファンキーで硬質、とても強いピッキングが個性。それでいて、ソフト&メロウに響くフレーズは「癖になる」。意外といけます。ポール・ジャクソンに再注目ですね。

良質のフュージョン・ジャズ盤です。グループ名のとおり「ジャズ+ファンク+ソウル」な音世界が全く以て「フュージョン・ジャズ」していて、聴いていて心地良い。僕はこの盤、最近の「ながら聴きのヘビロテ盤」として、お世話になっています。こういう優れた内容の盤を聴くと、フュージョン・ジャズもまだまだ深化しているな、と感じます。

 
 
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2019年2月 7日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・139

ハードバップは演奏時間が長くなった分、それぞれの楽器の演奏を心ゆくまで堪能できる様になった訳だが、加えて、演奏のアレンジにも腕を振るうことが出来るだけの演奏時間の余裕が出来た。ビ・バップの様に短い演奏であれば、アレンジの腕を振るう余裕はほとんど無いのだが、演奏時間が長くなると、様々なアレンジのアイデアを盛り込むことが出来るのだ。

Bob Brookmeyer『The Street Swingers』(写真左)。1957年12月の録音。ちなみにパーソネルは、    Bob Brookmeyer (valve-tb, p), Jim Hall, Jimmy Raney (g), Bill Crow (b), Osie Johnson (ds)。バルブ・トロンボーンにギターが2台、そして、ベースとドラム。ピアノはトロンボーンのブルックマイヤーが兼任する。かなりチャレンジャブルな構成である。

聴いて見ると、冒頭の「Arrowhead」からチャレンジャブルな展開に思わずニンマリする。トロンボーンとギターが洗練された少ない音で会話を展開する。トロンボーンとギターが洗練された少ない音でユニゾン&ハーモニーを奏でる。トロンボーンとギターが木訥とした少ない旋律でアドリブ展開する。この洗練された少ない音を前提としたアレンジが絶妙である。
 

The_street_swingers

 
ブルックマイヤーは、バルブ・トロンボーン奏者で、ピアノも弾くという才人。加えて、アレンジにも腕を振るうとあって、このアルバムの格調高い室内楽を思わせる上品なアレンジが実にチャレンジャブルで「粋」。音が少ない分、演奏に「間」が出来るのだが、この「間」の存在が絶妙。この「間」が適度な緊張感と適度な余裕をもたらして、聴く耳にとても心地良いインプロビゼーションが展開されている。

ジム・ホールとレイニーのギターも隅に置けない。相対するのがトロンボーンなので、甘い雰囲気に流れていきそうなのだが、ホールとレイニーのギターはそうはいかない。丸いトロンボーンの音に、鋭角に硬派に切れ込むようなフレーズが斬新である。流麗とは正反対の、ゴツゴツとした木訥とした骨太なアドリブ・フレーズ。気合い十分である。

バルブ・トロンボーンにギターが2台がフロントで、アレンジ次第な一枚であるが、この盤は「アレンジの勝利」。ブルックマイヤーの思慮深い、考え抜いたハードバップがとても素敵に響く。このアレンジが1957年に実現されていたことに驚く。ジャズって隅に置けないなあ。バリバリ吹きまくるだけがハードバップでは無い。思慮深い思索に富んだハードバップもある。ハードバップは奥が深い。

 
 
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2019年2月 5日 (火曜日)

ハイラムのフュージョン・ジャズ

クロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズについては、フロント楽器はエレギだった。それまでのジャズについては、フロント楽器はサックスやトランペットの金管楽器。電気楽器の発達によって、加えて、ロックの影響だろう、フロント楽器について、エレギの台頭は目覚ましいものがあった。

ハイラム・ブロックもそんなギタリストの一人。ブロックは日本の堺市生まれの米国のフュージョン・ギタリスト。1955年生まれ、2008年7月、惜しくも52歳で早逝した。主に使用していたギターは、有名な改造ストラトキャスター。これが骨太で切れ味の良い、グルーヴ感溢れる個性的な音を出すのだ。

Hiram Bullock『Late Night Talk』(写真左)。1996年12月9日・13日、NYのR.P.M.Studio での録音。Venus Recordsからのリリース。ちなみにパーソネルは、Hiram Bullock (g, vo), Dr.Lonnie Smith (org), Joe Locke (vib), Ed Howard (b), Idris Muhammad (ds)。イケイケ・ロック系のハイラムのギターについて、歪みを一切使わず、クリーントーンで通した、ジャズ・フォーマットものである。エレギの音がクリアでアーバンでジャジーなのが強く印象に残る。
 

Late_night_talk  

 
端正でグルーヴ感溢れるエレギが先導するジャズ・ファンク。それもコッテコテのファンクネスを伴うものでは無く、ライトでアーバンなファンクネスを纏った、流麗なジャズ・ファンク。ポジティヴで開放的で骨太なハイラムのエレギがそんなファンクネスを増幅する。音から感じる時間帯は「夜」。ベテランでアコースティックなリズム&ビートが想起させるのは「アーバン」な雰囲気。

ロニー・スミスのオルガンが良い雰囲気を出している。ベテラン、ジョー・ロックのヴァイブが明快で良いアクセントになっている。Stevie Wonderの名曲のカヴァー「Creepin'」、Stanley Turrentineの名曲のカヴァー『Sugar』が黒くて渋い。オーソドックスなフュージョン・ジャズ的展開がかえって新しく響くから面白い。

アルバムのタイトルが「Late Night Talk(深夜の会話)」。なるほど言い得て妙である。これほどまでにタイトルがアルバムの内容を的確に表現しているアルバムも珍しい。逆にそういうアルバムには好盤が多い。数あるハイラムのリーダー作の中で一番ジャジーで整った内容のアルバムはこれだろう。イケイケ・ロック系エレギのハイラムが正装して臨んだフュージョン・ジャズ。好盤です。
 
 
 

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2019年2月 4日 (月曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・66

ああ、このアルバムはええなあ、このエレギはええなあ。1973年、時代はクロスオーバー・ジャズの流行期。この盤の基本は「ソウル+エレジャズ」のクロスオーバー。しかし、この盤の音世界はその先を行っている。ファンキーでメロウなエレクトリック・ジャズ。1970年代後半からの「フュージョン・ジャズ」の先駆けである。

David T. Walker『Press On』(写真左)。1973年のリリース。ちなみにパーソネルは目立ったところで、David T. Walker (G), Harvey Mason (Dr), Charles Larkey (B), Joe Sample (Key), Bobbye Hall (Congas etc) 等々。キャロル・キングの『Fantasy』録音というきっかけで集まったメンバーが、その手応えを携えて録音されたアルバム。

ソウルの名曲の数々をメロウなエレギでカヴァー、ニュー・ソウル的なクロスオーバー・ジャズである。エレギのフレーズはファンクネス濃厚、優しく美しいメロウな音色。ミドルな速さで弾き進める、歌心溢れるアドリブ・フレーズはまさに「ソウルフル」。も〜たまらん、である(笑)。今から40年ほど前、ジャズを聴き始めた頃にこの盤に巡り会って以来、ずっと大好きなクロスオーバー・ジャズ盤の一枚。
 

Press_on_david_t_walker  

 
David T. Walker(デヴィッド・T.ウォーカー)は、米国オクラホマ州出身のクロスオーバーなギタリスト。1941年生まれなので、今年で78歳。バリバリ現役、伝説のソウル・ギタリスト。モータウンでの活躍はつとに有名。デヴィッド・T.ウォーカーのギターは決してジャズに縛られない。ジャズをメインにソウル、R&B、ロックなどを融合したファンキー&メロウなギターで、この音は唯一無二。

硬軟自在でニュアンスが豊富なエレギの音は、Isley Brothersの「I Got Work To Do」、Stevie Wonderの「Superstition」、Carol King「Brother Brother」、The Beatlesの「With a Little Help From My Friend」など、1960〜70年代ソウル好きには堪らないカヴァー曲で絶好調。自身の手になるジャズファンク曲「Press On」でも切れ味良く格好良い。

デヴィッド・T.ウォーカーのエレギが思いっきり格好良い。ソウルでファンキーでメロウなエレギ。ニュアンス豊かで、こだわりなく自然にシンプルに弾き進めていくデヴィッド・T.ウォーカーのエレギは絶品。こういうギターは何時までも聴き続けることが出来ますね。思えばもう40年、聴き続けています。

 
 

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2019年1月26日 (土曜日)

冷たく燃える、典型的なECM盤

明快に「ECMレーベルの音」である。こんな音は米国には無い。オフビートながらファンクネスは皆無でクリアな楽器の音。自由度が高く、全く破綻の無いモーダルな演奏。フリーな演奏も必要最低限の規律があって、統率がとれている。この音は明らかに欧州ジャズの音である。

今日のECM盤は『Gateway』(写真)。1975年3月、ECMのTonstudioでの録音。ちなみにパーソネルは、John Abercrombie (g), Dave Holland (b), Jack DeJohnette (ds)。欧州版捻れギターのアバークロンビー、重戦車ベースのホランド、変幻自在ドラムのデジョネットの3人が結成したグループ「Gateway」の1st.アルバムになる。

冒頭のホランド作「Back-Woods Song」が無茶苦茶に格好良い。ホランドの重戦車ベースのソロから始まるイントロ。デジョネットのリズムックなシャッフルが絡み、アバークロンビーのギターが捻れて入ってくる。演奏の底にファンクネスは皆無、それでいて躍動感溢れるオフビートはかなりジャジー。聴いていて、これは明らかに「欧州の純ジャズ」である。
 

Gateway  

 
このトリオの主役はやはりフロントのアバークロンビーのギターだろう。知的で内省的なハイテクニックな捻れギター。しかし、収録曲のほとんどがホランド作。演奏のリズム&ビートを支えているのはデジョネットのポリリズムックなドラム。3者がそれぞれの個性の強みを活かした、素晴らしいトリオ演奏である。

だが、である。このトリオ演奏全体をコントロールしているは、ホランドのベース。ホランドが繰り出す切れ味の良いロック的なビート、フリージャズ的な展開、演奏のボトムを支える重低音ベース。デジョネットの変幻自在のドラミングに瞬時に反応していくホランドのテクニックには驚嘆する。

これだけしっかりとしたリズム・セクションである。さぞかし、フロントのアバークロンビーのギターは弾いていて楽しかったろう。音の温度感は冷たいのだが、演奏の雰囲気は「ホット」そのもの。冷たく燃える3者対等なインプロビゼーション。深い独特のエコーはECMレーベル独特なもの。アーティスティックな雰囲気が色濃く漂う、上質の欧州ジャズである。

 
 

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2019年1月16日 (水曜日)

ECMの音の「てんこ盛り」です

ECMレーベルのアルバムの聴き直し。1970年代のECMレーベルには専属のジャズメンが多くいる。米国のジャズ盤には一切顔を出さない。とにかくECMレーベルオンリー。例えば、ギターのラルフ・タウナーやテリエ・リピダル、テナーのヤン・ガルバレク、ベースのエバーハルト・ウェーバーやパレ・ダニエルソン、ドラムのヤン・クリステンセン等々、挙げれば切りが無い。この辺が、ECMレーベルは欧州ジャズを代表するレーベルと評価される所以である。

特に、1970年代の北欧の優秀どころはほぼECMレーベルに所属していたと言って間違い無い。このECMレーベル専属のジャズメン達が、こぞって、ECMレーベルをイメージさせる音世界を表現するのだから凄い。ECMの総帥、マンフレート・アイヒャーのプロデュース能力も卓越しているが、その意向にしっかりと沿いながら、自らの個性的な表現をやってのける専属ジャズメン達も凄い。そこに、ECMレーベル独特の深いエコーがかかる。ECMレーベルの音の出来上がりである。

Ralph Towner『Solstice』(写真)。ECM1060番。1974年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Jan Garbarek (ts,fl), Ralph Towner (g, p), Eberhard Weber (b,cello), Jon Christensen (ds,perc)。ギターのラルフ・タウナーがピアノも担当している。しかしまあ、ECMレーベル専属ミュージシャンでガッチリ固められたパーソネルである。なんか聴く前から出てくる音が想像できる。ECMレーベル好きにとってはワクワクするパーソネルである。
 

Solstice  

 
ラルフ・タウナーのギターって、とってもECMレーベルらしい音をしている。クラシックの様でその即興性はジャズそのもの。でも、タウナーのギターって気の毒で、ソロでやれば、テクニックはあるが「クラシックとは弾き方が違う」とか「ジャジーでは無い」と揶揄される。即興演奏の妙は遺憾なく発揮されているにもかかわらず、である。まあ、タウナーのギターをジャズだのクラシックだの既成の音楽ジャンルに括り付けようとすること自体、無理がある。

デューク・エリントンの「この世の中には良い音楽と悪い音楽の2種類しかない」という言葉を思い出す。この盤でのタウナーのギターは「良い音楽」だと僕は解釈している。このタウナーのギターに、ウエーバーのベースとクリステンセンのドラムがバックにつけば、たちどころにジャズっぽさ濃厚となるのだから、音楽って面白い。そして、フロントにガルバレクのテナーが座って、これまた、このガルバレクのテナーの音が、透明度高く伸びの良いメロディアスなもので、いかにもECMレーベルらしい音をしている。

ウエーバーのベースとクリステンセンのドラムは、明らかにECMレーベルお抱えのリズム・セクションの二人。ということで、ECMらしい音ってどんな音ですか、と問われれば、このアルバムを取り出す。それほど、この『Solstice』というアルバムの音って、全く以て「ECMレーベルの音」のてんこ盛りなのだ。

 
 
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2018年12月21日 (金曜日)

グリーンの隠れた代表作です。

マイケル・カスクーナによって発掘されたブルーノートの未発表音源シリーズ「Blue Note Classic LT series」。こんな音源があったんや、とか、こんな演奏が残ってたのか、なんて、聴いてビックリすることもしばしば。どうしてお蔵入りになったのか不思議なくらいな良質セッションがズラリと並ぶ。

Grant Green『Nigeria』(写真)。LT-1032番。ちなみにパーソネルは、Grant Green (g), Sonny Clark (p), Sam Jones (b), Art Blakey (ds)。いや〜、魅力的なパーソネルですね〜。4人とも、僕の大好きなジャズメンばかり。収録された曲は全て1962年1月13日の録音。つまり、1枚のアルバム全ての音源がお蔵入りになった、ということになる。

しかし、興味深い盤である。1962年という、ハードバップからファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズ、フリー・ジャズと、ジャズが多様化していった、ジャズがポップス化していった時代に、コッテコテ硬派なハードバップなジャズメンで固めた「スタンダード曲集」。リーダーのギタリスト、グラント・グリーンがピアノのソニー・クラークをフィーチュア、ロリンズの名曲「Airegin」やおなじみのスタンダードを演奏している。
 

Nigeria_grant_green

 
スタンダード曲集なので、イージーリスニング風な演奏内容なのかと思いきや、めっちゃ硬派ですっきりファンキーなハードバップな内容にビックリする。グリーンのパッキパキ硬質なシングルトーンが、なかなか小粋で渋いスタンダード曲の旋律を弾き進めていく。そして、アドリブ部に突入すれば、自由度高く、イマージネーション豊かに展開する。スタンダード曲を硬派にストイックにアレンジして、硬質なシングルトーンで決める。これが格好良い。

意外とストレートアヘッドなジャズが展開されていて、思わず聴き入ってしまう。冒頭の「Airegin」や「It Ain't Necessarily So」が、むっちゃ格好良い。そして、どの曲でもドラムのブレイキーの好演が耳を惹く。グリーンのギターとクラークのピアノが、ブレイキーのドラムに鼓舞された、徐々にノリ良く、白熱している様子が聴いていてよく判ります。

この音源がアルバム一枚分まるごとお蔵入りとはなあ。意味分からん(笑)。スタンダード曲をあまりに硬派にストイックにハードバップし過ぎたのでしょうか。確かに、この盤の演奏の数々、スタンダード曲がメインなんですが意外と骨太な演奏で、ながら聴きには全く向きません。聴き始めると思わず耳を峙たせて、思わず聴き入ってしまいます。グリーンの隠れた代表作と言って良い好盤です。

 
 
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