2021年2月 4日 (木曜日)

M-BASEなネオ・ハードバップ

David Gilmore(ディヴ・ギルモア)。ジャズのネットコラムでこの名前を見た時には、伝説のプログレ・バンド、ピンク・フロイドのギタリストがジャズ盤を出したんかいな、と勘違いしてビックリした。これ、同姓同名で、僕が記事で見たのは、1964年2月5日、米マサチューセッツ州ケンブリッジ出身のジャズ・ギタリストの方でした(笑)。

1987年からキャリアをスタートさせ、1990年代にはフュージョン・ジャズのバンド・メンバーとして活動。21世紀に入ってからは、スティーブ・コールマンとウェイン・ショーターなどのレジェンド級のジャズマンのサイドメンとして頭角を現し、現在に至る。現在、バークリー音楽院教授でもあるとのこと。こんなギタリストがいたなんて、全く知らなかった。

David Gilmore『From Here To Here』(写真左)。2020年のリリース。ちなみにパーソネルは、David Gilmore (g), Luis Perdomo (p), Brad Jones (b), E.J. Strickland (ds)。M-BASE派を基本的な演奏志向とするリズム・セクションをバックにした、リーダーのギルモアのギター1本がフロントのカルテット編成。
 
 
From-here-to-here
 
 
一筋縄ではいかないメンバー構成なので、ちょっと身構えて聴き出したのだが、これがどうして、意外にストレート・アヘッドなモード・ジャズが展開されていて、硬質なガシガシしたアグレッシブ&アブストラクトなアドリブ・フレーズをぶつけてくるかと思いきや、意外と正統派で端正、ダイナミックなリズム・セクションのバッキングに、良い意味で「唖然」とする。

そんなちょっとバップっぽい、それでいて、やはりM-BASE派な志向らしい、重厚で角張ってゴリゴリしたリズム隊をバックに、これまた意外と流麗で端正なフレーズを伴ったギルモアのエレギがハードバップっぽく、正統派っぽく入ってくるので、思わずついつい聴き込んでしまう。

全10曲中8曲がギルモアのオリジナルだが、2曲のスタンダード曲、サム・リヴァースの「Cyclic Episode」とビル・エヴァンスの「Interplay」がとてもユニークな展開で興味深い。M-BASE派が基調のネオ・ハードバップな演奏と感じた。今のM-BASE派っぽい新しい響きと旧来の伝統的な響きが良い感じで融合していて、とても興味深く聴き通すことが出来る。
 
 
 

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2021年1月21日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・197

寒い日が続いている。これだけ寒いと外に出るのが憚られる。ましてや、2回目の緊急事態宣言下でもある。こういう厳寒の日は、部屋の中で、好きなジャズを聴いて過ごすに限る。それでも、厳寒は体力を奪う。体力が落ちた耳にハードな純ジャズは辛い。こういう時は「フュージョン・ジャズ」。聴き心地の良い電気楽器がメインのフュージョン・ジャズで厳寒に耐える。

Allan Holdsworth『None Too Soon』(写真左)。1994年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Allan Holdsworth (g, SynthAxe), Gordon Beck (el-p), Kirk Covington (ds), Gary Willis (b)。テクニカル&変態ギタリストの雄、アラン・ホールズワースが1996年に発表したアルバム。CTIからリリースされた『Velvet Darkness』から数えると通算9枚目の作品になる。

この盤、主にジャズ・スタンダードの個性的な解釈と、ピアニストで長年の協力者であるベックによって書かれた2曲のオリジナル作品で構成されている。ホールスワーズの「スタンダードの個性的な解釈」と書くと、すわ一大事、という感じになるが、曲名を確認すると、コルトレーンの「 Countdown」、ジャンゴ・ラインハルトの「Nuages」、ヘンダーソンの「Isotope」「Inner Urge」など、かなりマニアックで「捻くれた」ミュージシャンズ・チューンがメイン。
 
 
None-too-soon-allan-holdsworth  
 
 
これらのスタンダード曲を、ホールスワーズ独特の捻れギターによる、「フリージャズ的アプローチ」と「捻れたモーダルなフレーズ」で解釈している。これは以前からのホールスワーズ独特のスタンダード曲に対する解釈の定石で、この盤ならではの特筆すべき事柄では無い。しかし、このホールスワーズ独特のスタンダード曲に対する解釈が全編に渡り聴くことが出来るので、ホールスワーズの捻れギターが好みのジャズ者に関しては、実に嬉しい盤ではある。

但し、どスタンダード曲の「How Deep Is the Ocean?」と、レノン=マッカートニーの「Norwegian Wood」については、この盤ならではの、ちょっと面白い内容になっている。「How Deep Is the Ocean?」はハードバップ風のアレンジがユニーク。「Norwegian Wood」については、原曲のテーマを生かしながら、ゴードン・ベックのエレピとホールスワーズのエレギがモーダルなソロを展開する。

電気楽器がメイン、ビートは8ビートがメインなので、フュージョン・ジャズかとも思うが、ソフト&メロウな雰囲気が希薄で、フュージョン・ジャズ特有の流麗でキャッチャーなフレーズは皆無なので、アルバム全体の内容としては、コンテンポラリーな純ジャズと評価して良いかと思う。意外と硬派な内容で聴き応えがあります。好盤です。
 
 
 
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2021年1月 8日 (金曜日)

ノーマン・ブラウンって知ってる?

寒い。年末から正月にかけても寒かったが、それ以上に今回は寒い。コロナ禍のお陰で「ステイ・ホーム」が染みついたので、朝早く外を出歩くことが無くなったので、早朝の厳しい寒さを体感することは無いが、それにしても寒い。外出が憚れるくらいで、こういう日は「巣ごもり」に限る。巣ごもって、ジャズを聴く。

とにかく寒いのと、昨日の夕方から緊急事態宣言下になっているので、シビアでハードな純ジャズはちょっと辛い。こういう時はフュージョン・ジャズやスムース・ジャズが良い。ただ単に耳当たりの良いものは飽きるので敬遠している。どちらかと言えば、ジョージ・ベンソンやラリー・カールトンなど、ブラック・ミュージックをベースにしたコンテンポラリーなAOR風なものが好み。

Norman Brown『Heart to Heart』(写真左)。2020年8月のリリース。スティーヴィー・ワンダーやボーイズIIメンなどの作品に参加、自身も90年代モータウンからリーダー・アルバムもリリースしてきたスムース・ジャズ系ギタリスト、ノーマン・ブラウンのアルバムである。プロデュース陣にポール・ブラウン、ジェフ・ローバー、クリス・”ビッグドッグ”・デイヴィスの名が見える。
 
 
Heart-to-heart  
 
 
もともと僕は若い頃から、ジャズを聴かなかったら「モータウン」に走っていたかもしれない位、R&Bやブラコンなど、ブラック・ミュージックがお気に入り。なので、ブラック・ミュージックのエッセンスが入った、フュージョン・ジャズやスムース・ジャズを耳にすると、絶対に聴きたくなる。このノーマン・ブラウンの新作もそうである。ちょっとサブスク・サイトで試聴して「これ良い」と即ゲット。

この盤については、このブラック・ミュージックをベースにしたコンテンポラリーなスムース・ジャズで、ノーマン・ブラウンの「クリーンで端麗なトーン」が映えに映える。プロデューサーでもあるジェフ・ローバーがプレイヤーとしても全11曲中4曲で参加していて、盤全体の音の傾向は「ジェフ・ローバー」風だが、ノーマン・ブラウンのギターはどこか「フュージョン風」でジョージ・ベンソンなどを想起させて、なかなか聴き応えがある。

ブラック・ミュージックをベースにしている感じなので、演奏全体に快い躍動感があり、メリハリが効いているところがとても素敵である。これだけ内容の良い盤をリリースするギタリストなんだけど、ノーマン・ブラウンって、我が国では人気が低いんですよね。「スムース・ジャズ系」というところがウケないのかなあ。でも、このギタリスト、フュージョン・ジャズ全盛期だったら、絶対に人気ギタリストの1人になっていたと思うんですよね。一聴をお勧めの一枚です。
 
 
 

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2021年1月 2日 (土曜日)

ジャズ喫茶で流したい・194

明けましておめでとうございます。今年もヴァーチャル音楽喫茶『松和』をよろしくお願いします。寒いお正月になりました。皆さんの地方では寒さの影響はいかがでしょうか。関東地方はとにかく「寒い」の一点。

以前から正月だからといって、特別にジャズ盤を選ぶことは無い。そもそも、ジャズ自体が「正月」を全く意識していない。「正月」を題材にした曲は見当たらないし、そもそも正月三が日でリーダー作を録音したりしている。よって「正月」だからといって、この盤をかける、とか、この曲を特別に聴くってことは無いんですよね。

Marc Johnson『The Sound of Summer Running』(写真)。1998年2月24日の録音。ちなみにパーソネルは、Marc Johnson (b), Bill Frisell, Pat Metheny (g), Joey Baron (ds)。Verveレーベルからのリリース。堅実実直&硬軟自在なベーシスト、マーク・ジョンソンのリーダー作。先鋭的でコンテンポラリーなジャズ・ギタリスト、ビル・フリゼールとパット・メセニーが共演。

キーボードレスのコンテンポラリーなエレ・ジャズ。先鋭的でリリカルでフォーキーで心地良い捻りの効いたギターが2本。そのフロントのギター2本の自由度の高い、創造性溢れるパフォーマンスを、リーダーのマーク・ジョンソンのベースがドラムのバロンと共にガッチリと受け止めてコントロールする。とにかく、2本のギターのコンテンポラリーなインタープレイが見事である。
 
 
The-sound-of-summer-running  
 
 
4曲目「Summer Running」が象徴的な演奏。カントリー色+フォーク色が濃厚な、スピード感溢れる、爽やかで透明度の高い2本のギターの音色が清々しい。僕はこの演奏が大好きだ。この1曲だけでも、この盤は「買い」。

2人のギターの共演について、全体のパフォーマンスを通じて、メセニー色が先行しているが、フリゼールも十分に健闘。両人とも、自らの個性をしっかり維持していて、聴いていて気持ちが良い。ノリの良いカントリー風な曲あり、牧歌的なロック調な曲あり、フォーク・ロックな曲あり。フリゼールお得意のスペイシーで怪しげな曲あり(笑)。

曇りの無い、明らかに健康的で印象的なフレーズ溢れる、聴いていて、気持ちがスッキリする明るいパフォーマンスが見事である。ファクネスは皆無、ブルージーな雰囲気薄め。エレギがメインの曲でも、いわゆる「フュージョン色」は薄く、コンテンポラリーな純ジャズ志向が頼もしい。ありそうで、なかなか無い、健康的でネーチャーでフォーキーなジャズである。

その2人のギターの見事なパフォーマンスを支えまとめているのが、マーク・ジョンソンのベース。ジョーイ・バロンの変幻自在、柔軟度抜群なドラミングの適応力は凄い。この盤の清々しさは「新春」にピッタリ。確かに振り返ってみれば、この盤は正月三が日に聴くことが多いですねえ。この季節にお勧めの好盤です。
 
 
  

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2020年12月28日 (月曜日)

冬に聴く「ボサノバ・ジャズ」

いよいよ、今年もあと3日。コロナ禍で始まり、コロナ禍で終わった2020年。来年以降は「Withコロナ」の生活が日常になる。そんな日常の中、巣ごもり生活が主になったお陰で、家でジャズ盤を聴く機会が増えた。そして冬。冬に聴く「ボサノバ・ジャズ」も意外と「オツなもの」だということが、この盤を聴いていて再認識した。

L.A.4『Pavane Pour Une Infante Defunte』(写真左)。邦題「なき王女のためのパヴァーヌ」。1976年10月、カリフォルニア、ロサンゼルスのWarner Brothers Recording Studiosでの録音。ちなみにパーソネルは「L.A.4」= Ray Brown (b・写真右), Shelly Manne (ds), Laurindo Almeida (g), Bud Shank (sax, fl)。

米国西海岸ジャズのレジェンド3人(ブラウン・マン・シャンク)に、ボサノバ・ギターの名手の4人、ピアノレスのカルテット編成。この盤はイーストウィンド・レーベル(日本フォノグラム)からのリリース。日本の純ジャズ志向のレーベルの企画盤。特に、この「L.A.4」の人選はいかにも、日本のコアな「純ジャズ者」らしい人選だ。
 
 
Pavane-pour-une-infante-defunte-la4
 
 
タイトル曲「なき王女のためのパヴァーヌ」は、ラヴェルの管弦楽曲。ラヴェルいわく「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」を、米国西海岸ジャズらしく、軽快で流麗なギター・ジャズにアレンジしている。この様なクラシック曲のカヴァーも日本発のレーベルらしい企画もの。西海岸ジャズらしい、聴かせるジャズ。

ボサノバ・ギターの名手、アルメイダの存在が良い味を出している。単なるレジェンドの集まりだと、旧来の米国西海岸ジャズをなぞるだけの「懐メロ風」の演奏に終始しがちなのだが、ここにアルメイダのギターが入っているのが良い。爽やかで軽快な、そしてどこか哀愁漂うボサノバ・ジャズの響きがこの盤を特別なものにしている。

録音された時代はクロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズへの移行期。エレ・ジャズ主流の中、アコースティック楽器がメインの純ジャズが、しかも、この盤の様に「内容のある」盤が録音されていたのは、ちょっとした驚きだったけど、日本発のレーベルの企画と知って、しかと「納得」。でも、この企画盤は良い内容で良かったです。
 
 
 

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2020年12月25日 (金曜日)

不思議な存在のギタリスト

ジャズマンには、そのスタイルをデビューの頃から頑なに変えないタイプと、何が切っ掛けか判らないが、演奏スタイルを大胆に変えていくタイプとがあるように思う。

僕はこのギタリストを知ったのは、チック・コリアの第2期Return to Foreverの最初のギタリストというイメージが強い。『Hymn of the Seventh Galaxy』でのロック寄りの流麗でクロスオーバーなエレギが印象的だった。

が、次作『Where Have I Known You Before』には、コナーズの名前は無かった。1974年の事である。その後、コナーズは何処へ行ったのか。実は21世紀になるまで、コナーズの消息を確認することは無かった。そして、ECMの全アルバムのカタログを入手した時、カタログ番号順にアルバムを確認していったところ、この盤に遭遇した。

Bill Connors『Theme to the Gaurdian』(写真左)。1974年11月、ノルウェーのオスロ、Arne Bendiksen Studioでの録音。ECMの1057番。Bill Connors (g)のソロ・アルバムである。
 
 
Theme-to-the-gaurdian  
 
 
このソロ・アルバムを聴いた時、アルバムの主「Bill Connors」は、チック・コリアの第2期Return to Foreverの最初のギタリストとは同姓同名の違うギタリストだと思った。この盤は、全編アコースティック・ギターでの、内省的でリリカルで耽美的な、まさしく「ECMらしい」ソロギター集。第2期Return to Foreverでのロック寄りの流麗でクロスオーバーなエレギの面影の欠片も無い。

あれだけエレギをギンギン弾いていたギタリストが、一変、全くジャズ臭さの無い、内省的でリリカルで耽美的な、どこか物悲しいアコギをソロで弾き綴っている。この後のコナーズのリーダー作を聴くと、どちらかと言えば、この盤の演奏スタイルがコナーズのギターの本質なのだろう。

ただ他のECMレーベル系のギタリストと比較した場合、個性的な「癖」が無く、ジャジーな雰囲気は皆無、ひたすら素直で美しい音で流麗なフレーズを紡いで行くアコギの調べは、確かに美しい耳当たりの良い音なんだけど、平凡といえば平凡。

この後、ECMに2枚のリーダー作を残した後、特に1980年代以降は、特別に目立った活動は無かった。ビル・コナーズ、不思議な存在のギタリストだった。
 
 
 

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2020年12月21日 (月曜日)

ブーム終焉の象徴的なアルバム

フュージョン・ジャズの流行は、1970年代後半から1980年代前半。とにかく、老いも若きもジャズ者総出の大ブームだったように思う。ミュージシャン側だってそうだ。フュージョン・ジャズ御用達のミュージシャンがごまんと出てきた。しかし、その流行も1980年代に入ってからは下降線の一途だった。

Larry Carlton『Friends』(写真)。1983年のリリース。ちなみにパーソネルは、Larry Carlton (g), Abe Laboriel (b), Jeff Porcaro (ds) を核に、曲毎にゲスト・ミュージシャンが参加。

フュージョン・ジャズのブームの後期、流行のほぼ終わりの時期の好盤。タイトル通り、数多くの名プレイヤーがゲスト参加したアルバム。フュージョン・ジャズとしてやることを全てやり尽くしてしまった時期、マンネリズム回避によくやる「企画」である。そのゲストの大凡は以下の通りかと。

B.B. King (g, tracks: A4), Don Freeman (el-p, tracks: A3), Joe Sample (el-p, tracks: A2, A3), Terry Trotter (el-p, tracks: A1, B1 to B4), Brian Mann (org, tracks: A4, B1), Alex Acuna (perc, tracks: B2), Paulinho Da Costa (perc, tracks: A1, A2, A3, B1), Don Freeman (p, tracks: A3), Michael Brecker (ts, tracks: A3, B3, B4), Jim Horn (fl, tracks: B1), Brian Mann (syn, tracks: A1, A3, B1 to B4), Al Jarreau (vo, tracks: A3)。
 
 
Friends-larry-carlton
 
 
BB・キング、マイケル・ブレッカー、アル・ジャロウ、ジョー・サンプル、パウリーニョ・ダ・コスタ等、そうそうたる面子である。重厚なブラス・セクションも従えて、ソフト&メロウな雰囲気濃厚な、フュージョン・ジャズの大仕掛けな一大絵巻が展開されている。

ここまでソフト&メロウな雰囲気を増幅させると、甘々なイージーリスニング・ジャズに陥る危険性があるが、その一歩手前で留まっているところがこの盤の「ミソ」。エイブ・ラボリエルのベースとジェフ・ポーカロのリズム隊が切れ味の良いリズム&ビートを供給して、甘めのフロントのメロディー・ラインに「喝」を入れている。

リズム隊に「喝」を入れられた、リーダーのカールトンのギターが活き活きと切れ味の良いフレーズを連発する。演奏全体のアレンジが大仕掛けで甘いので、カールトンの切れ味の良いギターが余計に目立つ。これがこの盤の好要素として作用している。切れ味の良いカールトンのギターに触発されて、ゲスト・ミュージシャン達の演奏も躍動感溢れるものになっている。

一聴すると、これは甘々なイージーリスニング・ジャズか、と身構えるが、聴き進めるにつれて、意外となかなかの内容にホッとする。甘々のアレンジによる、切れ味の良いフュージョン・ジャズ。後の「スムース・ジャズ」の萌芽ともとれる内容は興味深い。フュージョン・ジャズのブーム終焉の「象徴的な内容の盤」である。
 
 
 

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2020年12月19日 (土曜日)

フュージョン時代のジャケ惚れ盤

音源がCDからデジタル・リソースに急速に移行されつつある昨今。恐らく、マスターテープがデジタル化されて、そのデジタル・ソースが「音楽サイト」にダイレクトにアップされるのであろう、ネット上で「こんなアルバムが出てきたのか」と思わず唸るような、懐かしのアルバムに出会うことが多くなった。

O'Donel Levy『Time Has Changed』(写真左)。1977年の作品。NYでの録音。ちなみにパーソネルは、O'Donel Levy (g), David E. Smith (sax, fl), George Young (fl), Jimmy Wilson (tp), Robert Butta (p, syn), Marcel Turner (b), Robert Wyatt (ds), Jimmy Maelen (perc), Aleta Greene (vo)。フュージョン・ジャズらしく、スタジオ・ミュージシャン系のメンバーで固めている。

O'Donel Levy(オドネル・リーヴィー)。1945年生まれ。2016年に鬼籍に入っている。メリーランド州ボルチモア出身のリズム&ブルース、ファンク、ジャズのギタリスト。主な活動期間は1970年代。ソウル・ジャズからジャズ・ファンクの、どちらかと言えば、R&B系のフュージョン・ジャズ畑で活躍。風貌からして、ソウルフル&グルーヴ感満載。
 
 
Time-has-changed  
 
 
この盤は、ジャズを聴き始めた1979年の冬頃、大学近くの「秘密の喫茶店」でジャケットを見て、思わず「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ惚れ」。こういった類の「ソウル・ジャズからジャズ・ファンク」系のアルバムは、ほとんど我が国では扱われていなかったと記憶している。当時は外盤はなかなか入手が難しく、例の「秘密の喫茶店」で、一時、ヘビロテさせてもらった。

スカイハイ・プロダクション系のメロウ・シンセとコーラスが心地良い。メロウ&グルーヴ。メロウながらもカッチリとした作りの冒頭のソウルフル・チューン「Have You Heard」がこの盤のイメージを決定付けている。ホーンのイントロからして、レトロなフュージョンっぽさを感じさせる「ソフト&メロウ」なイメージが良い。続く「Have You Heard」は伸びの良いシンセの響きが心地良いメロウ・チューン。3曲目の疾走感溢れる「Love Will Never Die」も聴き応え十分。

いやはや、涙が出るほどに懐かしい盤に再会しました。この印象的なジャケットは一目見れば判る。当時、我が国で流行っていたフュージョン・ジャズの本流とはちょっと外れた「ソウル・ジャズからジャズ・ファンク」ですが、このR&B系のフュージョンが醸し出す「グルーヴ感」が半端ない。この盤ではライトでメロウなグルーヴ感が堪らない。いや〜久し振りに当時の「ジャケ惚れ」盤との再会でした。
 
 
 

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2020年12月 8日 (火曜日)

レノン作の楽曲のカヴァー集

今年も12月8日がやってきた。ジョン・レノンの命日である。1980年12月8日(月)22時50分、ジョンはダコタ・ハウスの前で撃たれた。失血性ショックによりルーズヴェルト病院で23時すぎに死亡した。満40歳没(享年41)。今年で逝去後40周年になる。

まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)に「ジョン・レノンの40回目の命日」と題して、記事を上げているので、ジョン・レノンの命日についてはこちらをご覧頂きたい。ここでは、ジョン・レノンにまつわるジャズ盤について語りたい。

ジョン・レノン作の楽曲は、ちょっと捻れたコード進行やフレーズの展開が多いので、単純なフォービートのジャズにはなり難い。無理矢理、フォービートのジャズに押し込めたら、とてもチープな雰囲気の、まるで軽音楽のような、何の味も工夫も無いジャズになりそうで、ジョンの曲はジャズで採り上げられることは少ない。

それでも「Imagine」だけは結構、ジャズの世界でカヴァーされている。といって、完璧にジャズの楽曲としてアレンジされている訳では無くて、曲の持つ強烈な個性をジャズの演奏の旋律に置き換えているだけ。ジャズにデフォルメされることなく、「Imagine」の原型はほぼ留めている。それだけ、ジョン・レノン作の楽曲は個性が強烈だ、ということだろう。
 
 
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Bill Frisell『All We Are Saying』(写真左)。2011年6ー7月の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Frisell (g), Greg Leisz (steel-g, ac-g), Jenny Scheinman (vln), Tony Scherr (b), Kenny Wollesen (ds)。ニュー・ジャズにおける変則捻れギタリスト、ビル・フリゼールの企画盤。「Lennon–McCartney」のカヴァー集である。

Lennon–McCartneyのカヴァー集だが、ジャケット・デザイン(ジョン・レノンの顔の線画イラスト)からも判る様に、ジョン・レノンの作曲作品を中心にカヴァーしている。全編ジョン・レノンの楽曲のカヴァー盤というのは、僕はこの盤以外、知らない。「Across the Universe」「Revolution」「Give Peace a Chance」「#9 (Number 9) Dream」など、ジャズではほぼカヴァーされたことの無い、ジョンの名曲がズラリと並ぶ。

原曲の雰囲気を踏襲すること無く、フリゼール自身が、ジョンの楽曲を解釈して、独特のアレンジを施している。「Please Please Me」「Come Together」「Woman」「Love」「Mother」「Strawberry Fields (Bonus Track)」などなど、どれもが「ほほぅ」と感心するような、なかなか優れたアレンジが施されていて、レノン作の楽曲に新しい魅力を与えている。

ジャズ好きのレノン者にとっては「マスト・アイテム」。フリゼールがニュー・ジャズのマナーの中、独特のくすんで捻れた音色のギターで、ジョン・レノン作の楽曲を個性的にカヴァーしていく。聴き応え十分。この企画盤、アレンジと演奏力の「賜」。ジョンの命日にしみじみと聴く「ジョン・レノンのカヴァー・ジャズ」。
 
 
 

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2020年12月 3日 (木曜日)

「メローなロンドンの週末」

もともとはマイルス・バンドに呼ばれる位に、先進的でロック寄りのジャズ・エレギを弾く新進気鋭のギタリストだった。そして、1970年代に入って、クロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズの大ブームの中で、ソフト&メロウを「ウリ」にしたギタリストとして有名になる。そして、遂にはソフト&メロウなフュージョンの中で歌を披露するようになる。

で、この歌が「とても素晴らしい」。ギタリストなのに歌も上手い。唄って弾きまくるギタリストとなり、遂には、上手いギターも弾くボーカリストになった。しかし、この人、ギターを弾かせると超一流な腕前なんだけどなあ。僕は今でも、この人のギターが大好きで、ギター弾きまくりの1970年代のリーダー作を、今でも好んで聴いているくらい。

George Benson『Weekend in London』(写真左)。先月のリリース。ジャズ・ギターのレジェンド、ジョージ・ベンソンが2019年、ロンドンの老舗ジャズ・クラブ、Ronnie Scott'sで行ったライヴを収録。このジャズ・クラブのキャパは250人。小さなジャズ・クラブでのライブならではの、熱気がダイレクトに伝わる、デッドな音空間が素敵なライヴ盤である。
 
 
Weekend-in-london
 
 
収録曲はベンソンの「ベスト集+カヴァー集」的なもの。まず「Give Me The Night」からスタートするところが良い。1980年に全米TOP5ヒット曲、懐かしい。十八番の代表曲「Love X Love」や「In Your Eyes」の選曲も良い。カヴァー曲は渋い選曲で、ダニー・ハサウェイの「The Ghetto」なぞ、思わず感嘆の声を上げてしまう。

このライヴ盤のベンソンの基本的スタンスは「上手いギターも弾くボーカリスト」。冒頭から唄いまくっている。時々、間奏のレベルでギターを弾くが、これが流石に「上手い」のだが、物足りない。しかし、ラストの「Cruise Control」ではスキャットは入るが、久し振りにセミアコを弾きまくっている。これが圧巻。やっぱり、ベンソンには「ギター弾きまくり」だけのアルバムを出して欲しいなあ。

ベンソンは1943年生まれなので、今年で77歳。もう大御所も大御所、レジェンドもレジェンド過ぎる年齢ではあるが、このライヴ盤での歌声は「まだまだ現役バリバリ」。衰えは全く感じ無い。ギターについても堂々とした弾きっぷりで、指が縺れることは全く無い。いやはや、凄いジャズ・ギター&ボーカルのレジェンドである。
 
 
 

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