2020年3月17日 (火曜日)

ビートルズ・カヴァー集の第2弾

ジャズの世界では、ビートルズのカヴァーは古くから、そう1960年代前半、ビートルズが世界で流行りだした頃からで、意外と早い。そういう意味では、ジャズって意外と「軽薄短小」だなあ、と思うんだが、しかも、そのアレンジたるや、初期の頃のものは酷いものが多くて、むやみに手を出そうものなら「火傷」をする。そう「火傷」をしてからでは遅い。後悔先に立たず、である(笑)。

今ではサブスクの音楽サイトで、チャレンジとして気軽に聴くことが出来るので、片っ端から聴ける。1960年代前半はアレンジがイマイチなんだが、1960年代半ばから熟れてきて、クロスオーバー・ジャズの先駆けの「イージーリスニング・ジャズ」の範疇で、優れたアレンジと演奏のビートルズ・カヴァーが出現した。1970年代以降は、逆にビートルズ・カヴァーは意外と難物なので、優れたアレンジで用意周到に取り組むべきものとなり、いわゆる「失敗作」はほとんど無くなったと思っている。

Al Di Meola『Across the Universe』(写真左)。今月リリースほやほや。超絶技巧ギタリスト、アル・ディ・メオラ(略して「ディメオラ」)がリーダーの、2013年リリースの『All Your Life』に続く、ビートルズ・カヴァー集の第2弾である。第一弾のカヴァー集でも、ビートルズのカヴァー集とは言え、あまりカヴァーされない曲を一ひねりも二捻りも加えたアレンジで取り上げていたが、この第2弾でも、おおよそ今まで、ジャズでカヴァーされたことの無いビートルズ曲を、これまた素晴らしいアレンジを施して披露している。
 
  
Across-the-universe-1   
 
 
1. Here Comes The Sun
2. Golden Slumbers Medley
3. Dear Prudence
4. Norwegian Wood
5. Mother Nature’s Son
6. Strawberry Fields Forever
7. Yesterday
8. Your Mother Should Know
9. Hey Jude
10. I’ll Follow The Sun
11. Julia
12. Till There Was You
13. Here, There And Everywhere
14. Octopus’s Garden
 
 
以上が収録曲なんだが「Dear Prudence」「Mother Nature’s Son」「Your Mother Should Know」「I’ll Follow The Sun」「Julia」「Till There Was You」など、ジャズでカヴァーされた前例を僕は知らない。「私がギターを弾く理由はビートルズがいたからです」と語るディメオラ。そう、ディメオラはビートルズが大好きなんだ。このカヴァーされない、カヴァーし難い楽曲を、超絶技巧なギターテクニックを駆使した、難度の高いアレンジで、クールにユニークにカヴァーしている。

意外と簡単そうに聴こえるが、かなり難しいことを難なくやっている。超絶技巧ギタリストのディメオラの面目躍如である。現代ジャズ・ギターの最先端のテクニックを聴くにも、今までカヴァーされたことのないビートルズ曲を楽しむにも、絶好のカヴァーアルバムです。ちなみに、この盤のアルバム・ジャケットはジョン・レノンのアルバム『Rock 'n' Roll』を再現しています。小粋でお洒落ですね。
 
 
 

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2020年3月13日 (金曜日)

この盤、パチモン盤では無い。

フュージョン・ジャズと言っても、後のスムース・ジャズの様に「ソフト&メロウ」を前面に押し出した、聴き心地重視のものより、純ジャズやR&B寄りの、ファンキーでグルーヴ感濃厚なものの方が好みである。バンドで言えば「スタッフ(Stuff)」や「クルセイダーズ(The Crusaders)」そして「ブレッカー・ブラザース(Brecker Brothers)」あたりが好みである。

Cornell Dupree『Saturday Night Fever』(写真左)。1977年の作品。ちなみにパーソネルは、Cornell Dupree (el-g), Buster Williams (b), Doug Wilson (ds), Mario E. Sprouse (key), Alex Foster (sax), Kiane Zawadi (tb), Earl Gardner (tp), Sally Rosoff (cello), Elliot Rosoff, Irving Spice (vln)。伝説のフュージョン・バンド「スタッフ」のギタリスト、コーネル・デュプリーのリーダー作になる。

実はこの盤、タイトルを見れば、僕達の世代の人達は直ぐに判ると思うが、当時のソウル・ヒットのギター・インスト・カヴァーを多数収録〜カヴァーした企画盤なのだ。なんせタイトルが「サタデー・ナイト・フィーバー」である。あのジョン・トラボルタの映画で有名な「それ」である。僕はこの盤については、端っから「パチモン」と決めてかかっていた。
 
 
Saturday-night-fever_20200313195201
 
 
これが、である。フュージョン・ファンクの味付け濃厚な、秀逸なカヴァーになっているのだから、やはり、アルバムっていうのは、聴かなければ「判らない」(笑)。「パチモン」カヴァーとして危惧したのは「Stayin' Alive(Saturday Night Feverのテーマ曲)」「Slip Slidin' Away(Simon&Garfunkelのヒット曲)」そして「It's So Easy(Linda Ronstadtのヒット曲)」。この曲のタイトル見れば、フュージョン・ジャズの味付けのイージーリスニングか、って思いますよね。

が、これがそうはならない。コーネル・デュプリーの「ファンクネス濃厚でグルーヴ感溢れる」エレギのノリで、原曲の良いフレーズをファンキーに崩して、原曲のイメージを仄かに感じる位にデフォルメしている。このデュプリーのデフォルメが実に絶妙なのだ。これは譜面に書けるものではない。デュプリーの天性の「どファンキーなノリ」の成せる技である。「Slip Slidin' Away」なんて原曲のイメージはほとんど崩されているし、「It's So Easy」は力業での崩しで思わず納得。それでも原曲のフレーズはちゃんと残っているのだから隅に置けない。

この盤、「パチモン」盤だなんてとんでもない。コーネル・デュプリーの「ファンクネス濃厚でグルーヴ感溢れる」エレギを体感するのに、また、コーネル・デュプリーの「どファンキーなノリ」による崩し方を体感するのに適した盤だと思う。一部、弦が入ってポップなアレンジも見え隠れするが、コーネル・デュプリーのファンキーなエレギが入ってきたら、途端にそこは「ファンキーでグルーヴ感濃厚」なフュージョン・ファンクの音世界。素敵です。
 
 
 

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2020年3月 6日 (金曜日)

井上の7年振りのアコ・ジャズ盤

日本のジャズの演奏家については、ここ20年余り、なぜか女高男低である。将来有望な新人は女性ばかりで、最初は何となく嬉しかったが、ここまで女性ばかりが出てくると、「日本男子はどうした」と言いたくなる。楽器の演奏というのは意外と体力を使うので、生の音を出す、という点では男性の方が有利なんだが、将来有望な新人はほとんど女性。これって、意外と日本だけの特徴かも、と思いつつ、そんな有望な新人の行く末を見守っている。

井上銘『Our Platform』(写真左)。2020年2月のリリース。日本人「男性」ギタリストのリーダー盤。ちなみにパーソネルは、井上銘 (g), 魚返明未 (p), 若井俊也 (b), 柵木雄斗 (ds)。ピアノ・トリオをリズム・セクションに従えた、リーダーの井上のギターがフロントのカルテット構成。しかも、純日本のメンバー構成。日本のジャズもやるじゃないか。が、井上以外、どうにも馴染みが無い。もう少し、日本のジャズについて勉強する必要があるなあ。

さて、リーダーの井上とは如何なるギタリストか。ネットの情報を借りると「1991年5月生まれ。神奈川県川崎市出身。15才の頃にギターをはじめ、高校在学中にプロキャリアをスタート。 2011年10月EMI Music Japanよりメジャーデビューアルバム『ファースト・トレイン』を発表」とある。そうか、メジャーデビューしてもう8年以上か。僕はこのデビュー盤から、ずっと彼のギターを聴いてきた。
 
 
Our-platform-1  
 
 
今回の新盤を聴いて「いいギターを弾くようになったなあ」が第一印象。ほんと、良いギターである。冒頭から2曲、自作曲で伸び伸びと個性を反映したギターを弾きまくる。ジャズ・ギターとなると、古くは「ウエス・モンゴメリー」、新しくは「ジョージ・ベンソン」辺りの奏法を基本にしたりするのだが、井上のギターはウエスでもベンソンでも無い。はたまた、フュージョン・ジャズ系のギターでは無く、井上のギターの雰囲気は明らかに「純ジャズ」。本格的な純ジャズ志向のギターが清々しい。

純ジャズ志向のギターは、スタンダードやミュージシャンズ・チューンでその実力が遺憾なく発揮される。「You’re My Everything」「I Didn’t Know What Time It Was」などのスタンダード、ロン・カーターの「Eighty One」、スタンダードの美しい旋律を流麗に弾き上げ、ミュージシャンズ・チューンを個性的なモーダルなフレーズで弾きまくる。井上のギターは、シンプルで正統な、ポジティヴな響きが素敵なギター。ありきたりの賛辞で申し訳ないが、良い歳を重ねて、ギターの音に独特の拡がりと奥行きが出てきた。

資料によると「7年ぶりのアコースティック・ジャズ盤」とのこと。今回の内容からして、アコースティック・ジャズ志向、十分いける。特に、ロン・カーターの「Eighty One」などのミュージシャンズ・チューンへのチャレンジなど、どうだろうか。是非、聴いてみたい。
 
 
 

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2020年2月 3日 (月曜日)

ながら聴きのジャズも良い・37

ジャズやロックのアルバムにとってジャケット・デザインは大切だと思っている。優れたジャケット・デザインからは、そのアルバムの中に詰まっている音の雰囲気、そのアルバムのリーダーの面影、そんなアルバムにまつわる様々なイメージが伝わってくる。ジャズの世界では、ほとんどのレーベルが、優れたジャケット・デザインを採用している。が、時々、これは何だ、と驚くような「チープなデザイン」「理解に苦しむデザイン」のジャケットもある。

Tommy Flanagan & Rodney Jones『My Funny Valentine』(写真左)。1981年12月21日、NYは、M&I Recording Studiosでの録音。ちなみにパーソネルは、Tommy Flanagan (p), Rodney Jones (g), Major Holley (b), Jesse Hameen (ds)。ギターのロドニー・ジョーンズの名前が珍しい。名盤請負人、トミー・フラナガン(トミフラ)がピアノを担当。これまた、その燻し銀なピアノ・プレイが楽しみ。

ロドニー・ジョーンズは、1956年コネチカット出身。録音当時は弱冠25歳。若手も若手のギタリストであるが、そのプレイは堂々としたもの。雰囲的には、ウェス・モンゴメリー直系のハードバップなジャズ・ギター。テクニックも確かでフレーズも流麗。音は適度に丸くて太く、ピッキングは正確。25歳とは思えない成熟なバップ・ギターを聴かせてくれる。
 
 
My-funny-valentine-1  
  
 
5曲目の「D Natural Blues」では、ウェスばりのオクターヴ奏法を披露して、その実力を遺憾なく発揮している。レノン=マッカートニーの「Yesterday」やラストのタイトルナンバーの「My Funny Valentine」では、耽美的なフレーズを流麗に弾きこなして、繊細な面もしっかりと聴かせてくれる。躍動感と耽美的な面が同居した、優れたバップ・ギターである。

バックのリズム・セクションのトミフラのピアノも聴きものだ。適度な太さで明確なタッチ。トミフラお得意のバップ・ピアノが炸裂する。メジャー・ホリーの唄うようなベース・ラインと、しなるような弦の響きも良好。それぞれの楽器のアドリブ・フレーズを邪魔すること無く、さり気なく繊細にサポートするジェシー・ハミーンのドラミングが実に洒脱。聴き込むにも、ながら聴きにも最適な、ギター・カルテットの演奏である。

しかし、唯一、ジャケット・デザインが玉に瑕。アルバム・タイトルから連想される「バレンタイン・デー」にあやかったのか、この「砂の上に書いた弓で射られるハート」の写真はあまりにチープで俗っぽいジャケット・デザインでいただけない。他にもあと2種類ほど、デザイン違いのジャケットがあるが、どれも全く「イマイチ」。思うにこのアルバム、ジャケット・デザインに恵まれない盤なのだ。
 
 
 
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2020年2月 2日 (日曜日)

水墨画を見るような素敵なデュオ

以前に比べて、最近、ジャズの演奏フォーマットで「デュオ」が多くなったように感じる。デュオは楽器の組合せをよくよく考えなければならないこと、そして、デュオの演奏については、双方の演奏のテクニックが高くなければならないこと、そして、一番大切なのは、デュオのパートナーである演奏相手との相性である。

この3つの要素を充足するには、ジャズの充実度合いが鍵になる。1980年代に純ジャズ復古がなり、フュージョン〜スムース・ジャズの成熟度合いが高まり、21世紀に入って、ネオ・ハードバップが定着し、クールで耽美的な、新しいスピリチュアル・ジャズが現れ出でた。21世紀に入ってからのジャズの充実度合いは順調に高まっている。

Bill Frisell & Thomas Morgan『Epistrophy』(写真左)。ECM 2626番。2016年3月、NYヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音。改めてパーソネルは、 Bill Frisell (g), Thomas Morgan (b)。ビル・フリゼールは1951年生まれ。今年69歳の「変則ねじれギターのレジェンド」。トーマス・モーガンは1981年生まれ。今年39歳の中堅ペーシスト。菊地雅章との共演で僕はこのベーシストの名前を知った。
 
 
Epistrophy  
 
 
世代が異なりながらも(実際30歳の年齢差がある)、双方、盟友と任じている、ビル・フリゼールとトーマス・モーガン。ジャズの「音の志向」が合っていないとデュオ演奏は成立しない。この30歳という年齢差で「音の志向」が合うのか、という不安を感じるこの二人であるが、フリゼールが以前より、尖った自由度の高い、新しい響きのモード・ジャズを志向してきたので問題無い。

淡々としているが、音に深みと味わいがある。水墨画を見るような演奏。調性のフレーズと無調のフレーズが、有機的に結合し、硬軟自在、緩急自在のデュオ演奏が繰り広げられる。演奏のイメージが多岐に広がるので飽きがくることは無い。モーガンのスピリチュアルなベースに鼓舞されて、フリゼール独特の耽美的なモーダルな自由度の高いフレーズが美しく乱舞する。

2人の愛する米国ネイティヴな歌集「All in Fun」「Red River Valley」「ラストダンスは私に」、モンクの「Epistrophy」「Pannonica」など、癖のある選曲は実にユニーク。そして、ジョン・バリーの「ジェームズ・ボンドは二度死ぬ(ou Only Live Twice)」には思わず口元が緩む。カラフルなジャケットが、アルバムの音楽を的確にイメージしている。好盤です。
 
 
 
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2020年1月30日 (木曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・74

毎月毎月、ジャズのアルバムが沢山リリースされるもんだ、と感心している。特に世界レベルで見てみると、かなりの数になる。ジャズがポップス音楽のメインから滑り落ち、マニアックでマイナーな存在になって久しいが、これだけの数のアルバムがリリースされるなんて、そんなにジャズにリスナーからの需要があるのかなあ、と半信半疑になっている。

しかし、ジャズ盤コレクターとしては、多くの新盤のジャケットを眺めているだけでも楽しい。喜ばしいことである。最近では、その新盤のリーダーの名前を見て、知らない名前の場合、まずジャケットを見てピンときたら、パーソネルを確認する。そして、そのパーソネルの中に、僕のお気に入りのジャズマンがいれば、必ず、その盤は聴く。で、今回はこの新盤である。

Jon Cowherd『Gateway』(写真左)。2019年12月のリリース。ちなみにパーソネルは、Jon Cowherd (p), Steve Cardenas (g), Tony Scherr (b), Brian Blade (ds)。カサンドラ・ウィルソン、ネイト・スミス、、ジョン・パティトゥッチとの共演のほか、作曲家・プロデューサーとしても評価の高い、とネットの記事にあるが、僕は、リーダーのピアニスト、ジョン・カウハードを知らない。
 
 
Gateway-1  
 
 
しかし、パーソネルを見渡すと、ドラムにブライアン・ブレイドがいるではないか。これは「買い」である。僕はブレイドのドラムが大好き。で、まずは冒頭のタイトル曲「Gateway」を聴く。躍動感豊かで壮大な音の広がりが魅力の音作り。エレギの音はファンクネス皆無、伸びの良い印象的な音色が印象的で、米国の大地の風景を見ている様な、フォーキーでネイチャーな音世界が実に良い。

ブレイドのドラミングがこの「ネイチャー・ジャズ」なサウンドに躍動感を与えているのだ。そして、リーダーの買うハードのピアノが、硬質でクリスタルな響きと流れる様なフレーズが「ネイチャー・ジャズ」なサウンドに拡がりを与えている。そして、ベースがしっかりとグループサウンドの底を押さえて、重心の低い、座りの良いモード・ジャズを支える。

この盤の特徴は、全編に渡った、米国の大地や大自然の風景を見ている様な、印象的でフォーキーでネイチャーな音世界。僕は以前より勝手に「ネイチャー・ジャズ」と呼ぶ。そんな音がギッシリ詰まった好盤。ジャケットを見れば、まさにその音の特徴にピッタリなイメージのジャケ写。ジャケット良し、パーソネル良し。そして、聴いてみると、音楽喫茶の昼下がりにピッタリの「良質のネーチャー・ジャズ」。
 
 
 
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2020年1月21日 (火曜日)

意味深なジャコとメセニーの共演

このアルバムは、パット・メセニーのディスコグラフィーを紐解くと必ず最初に出てくるのだ。メセニーのリーダー作でも無いのに、何故か必ず出てくるが、メセニーのリーダー作では無いので、ずっとうっちゃっておいた。しかし、やはり気になる。今回、メセニーのアルバムを聴き直す中で、やっとこの盤を聴くことが出来た。

Jaco Pastorius, Pat Metheny, Bruce Ditmas, Paul Bley『Jaco』(写真)。1974年の録音。メセニーもジャコもまだ単独でリーダー作を出していない頃。ちなみにパーソネルは、Paul Bley (el-p), Jaco Pastorius (b), Bruce Ditmas (ds), Pat Metheny (el-g)。並列名義のアルバムだが、目立った順に並べると以上の様になる。ジャズ・ピアノの鬼才、ポール・ブレイがアコピではなく、全編エレピを弾いている。

このブレイのエレピが「エグい」。自由度の高い、切れ味の良い、メロディアスなエレピ。フリーキーなフレーズも見え隠れしつつ、モーダルでちょっと前衛に傾いた、テンションの高いエレピ。このブレイのエレピが、アルバム全編に渡ってグイグイ迫ってくる。このブレイのエレピを聴いていると、このアルバムの主導権はブレイが握っていたと思われる。
 
 
Jaco  
 
 
さて、気になるメセニーと言えば、ちょっと目立たない。しかし、メセニーのギターの音が出てくると、まだ単独でリーダー作を出していないのに、既に音の個性は完全に確立されているのにビックリする。逆に、メセニーのギターの個性は、ブレイのエレピとは相性が良くないことが聴いて取れる。水と油の様で上手く融合しない。この盤では、メセニーはブレイが前面に出て弾きまくっている時、そのフレーズに絡むことはほとんど無い。

逆に、ジャコのベースはブレイのエレピに適応する。ジャコについても、まだ単独でリーダー作を出していないのに、既に音の個性は完全に確立されているのにビックリする。フリーキーなフレーズにも、モーダルなフレーズにも、前衛に傾いたテンションの高いフレーズにも、クイックに対応する。それどころか、ブレイの自由度の高い弾き回しに、絡むようにエレベのラインを弾き回す。ブレイのエレピとの相性は良い。

しかし、ブレイのエレピは従来のブレイのアコピの延長線上にあるが、ジャコのベースとメセニーのギターはそれまでに無い新しい「何か」である。それまでのジャズには無いフレーズと弾き回し。アドリブ・フレーズに対する取り回しが「新しい」。つまり、ジャコやメセニーにとって、ブレイのエレピでは「変革」は起きない、ということ。後に、ジャコ、メセニー共に、それぞれの新しい個性を増幅させてくれるキーボード奏者と出会って、大ブレイクしていくのだ。
 
 
 
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2020年1月20日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・158

ジャズは即興演奏を旨とするところが特徴。コード進行やモードの基音をベースに自由にアドリブを展開する。その良し悪しがジャズ演奏としての良し悪しになる。また、ジャズは演奏形態も基本的に自由。どういう楽器を組み合わせても、コード進行やモード奏法などの「音楽演奏としての決め事」をベースにした即興演奏が展開されれば「ジャズ」である。

ジャズを聴き続けていると、楽器の組合せで「今までに出くわしたことのない」ものにたまに出会う。その組合せについては、演奏を聴いてみて「これはアカンやろ」と眉をひそめるものもあれば、「なるほど、こういう組合せはアリやなあ」と感心するものもある。即興演奏の妙を楽しむこともジャズ鑑賞の醍醐味であるが、楽器の組合せの妙を楽しむのもジャズ鑑賞の醍醐味である。

『World Trio』(写真左)。パーソネルは、Kevin Eubanks (ac-g), Dave Holland (b), Mino Cinelu (perc)。トリオと銘打っているので、ピアノ・トリオかな、と聴き始めたら、ん?、ピアノの音がしない。加えて、ドラムの音もしない。ずっと聴き続けていて、アコースティック・ギターとベースとパーカッションだ、と判る。僕はこんな組合せのトリオ演奏に初めて出会った。
 
 
World-trio
 
 
ケヴィン・ユーバンクス(ac-g)、デイヴ・ホランド(b)、ミノ・シネル(perc)によるトリオ。「World Trio」というタイトルは、米国出身のユーバンクス、イングランド出身のホランド、カリビアンの血を引くフランス出身のシネルという、ワールドワイドな出身者で編成されたトリオであることによる。確かに、米国ジャズの音でもなく、欧州ジャズの音でも無い。実にユニークな、唯一無二な、この楽器の構成ならではの音がする。

3人の演奏のバランスが均等で、スリリングで切れ味の良いインタープレイが素晴らしい。ユーバンクスはアコースティック・ギター(アコギ)のみで、歯切れの良い、メロディアスなフレーズを連発する。ホランドのヘヴィーでタイトなアコースティック・ベース(アコベ)が演奏の底をグッと締める。そして、シネルのパーカッションがこのトリオ演奏の肝で、野趣溢れる、ワールドミュージック風の、緩急自在、硬軟自在なリズム&ビートを供給する。

アコギ&アコベの音は欧米な雰囲気、パーカッションはアフリカン・ネイティブな雰囲気。この2つの音世界が融合して、今までに聴いた事のない、ジャズの起源を聴く様な、切れ味良くメロディアスな即興の旋律と、パーカッシヴな野趣溢れるリズムと、演奏の底(ベース)をガッチリと支えるビート。これらが三位一体となって、スリリングなインタープレイを繰り広げる。実に印象的でユニークなトリオ演奏である。
 
 
 
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2019年12月16日 (月曜日)

Jing Chiというフュージョン楽団

1970年代後半から1980年代前半にかけて、猛威を振るったフュージョン・ジャズのブーム。それでも、1980年代半ばの「純ジャズ復古」に併せて、フュージョン・ブームは沈静化に向かい、口の悪いジャズ者の方々からは「フュージョン・ブームは終わった」「フュージョン・ジャズは間違いだった、一時の気の迷いだった」などと揶揄され、ジャズ雑誌などからは見向きされなくなった。

しかし、21世紀に入っても、フュージョン・ジャズは生きている。今の耳で聴く、1970年代後半のフュージョン・ジャズも、今のフュージョン・ジャズも内容的にはなかなかのもの。フュージョン・ジャズにはフュージョン・ジャズのトレンドと展開というものがあって、やはり、一世を風靡しただけある、ジャズのひとつのスタイルになった、と言って良いだろう。

Vinnie Colaiuta, Robben Ford, Jimmy Haslip『Jing Chi』(写真左)。2002年のリリース。「Jing Chi」はバンド名でもある。「Vital Energy」の中国語読みだそうだ。元Yellowjacketsのジミー・ハスリップが提唱し、ギターのロベン・フォード、ドラムのヴィニー・カリウタが加わり結成したトリオ編成のフュージョン・バンドである。
  
 
Jing-chi
 
 
このバンドの音は「フュージョン」。「クロスオーバー」では無い。基本はジャズとロックの融合なんだが、「クロスオーバー」は、ジャズ:ロックの割合が「7:3」か「6:4」でジャズの割合が高い。「フュージョン」は「5:5」か「4;6」でロックの割合が少し高くなる。言い換えると「クロスオーバー」の方がやや難解、「フュージョン」の方がポップで判り易い、と僕は解釈している。

この「Jing Chi」というバンドは、もともと、ギターのロベン・フォードがハード・ロック寄りのギンギンのエレギを弾きまくるので、このエレギの音に引き摺られて、ハスリップのエレベは重低音なウォーキング・ベースを轟かせ、カリウタのドラムはロック調のポリリズムで叩きまくる。エレギはハード・ロック基調なんだが、ベースとドラムはフュージョン・ジャズ時代のアプローチを基調としている。

そして、フュージョン・ジャズの「高テクニック」という面は、この「Jing Chi」というバンドについては申し分無い。3者の個性とテクニックがぶつかり合って、しっかりと「化学反応」を起こしている。ロック基調のフュージョン・ジャズとして、心ゆくまで楽しめる。実は僕がこの「Jing Chi」を知ったのは、つい数年前。しかし、それ以来、僕のお気に入りのフュージョン・バンドのひとつとして愛聴している。
 
 
 
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2019年12月10日 (火曜日)

ロングマイヤーはギタリスト

純ジャズをずっと聴いていると、無性にフュージョン・ジャズを聴きたくなる瞬間がある。もともと、フュージョン・ジャズの全盛時代にジャズを聴き始めた世代である。フュージョン・ジャズについては全く抵抗感が無く、むしろ親近感がある。実はフュージョン・ジャズも好きなジャンルのひとつで、かなりのコレクションとなっている。

フュージョン・ジャズが聴きたい、となれば、まずはCTIレコード辺りから物色することになる。そして、ボブ・ジェームス一派に行き着き、気がつけば、タッパンジー・レコードのアルバムを聴いていたりする。タッパンジー・レコードは、フュージョン・ジャズの中核ミュージシャンの一人、ボブ・ジェームスが立ち上げたレーベル。

タッパンジー・レコードは、総帥のボブ・ジェームスを始め、ウィルバート・ロングマイヤー、リチャード・ティー、カーク・ウェイラム、フィル・ペリーらを専属に迎えて立ち上げ、様々なジャズメンの様々な好盤をリリースしている。音的には、ボブ・ジェームスのプロデュース&アレンジの影響が大きく、どのアルバムにも、ボブ・ジェームスの手癖、痕跡が明確に残っている。
 
 
Sunny-side-up-1  
 
 
Wilbert Longmire『Sunny Side Up』(写真左)。1978年2月、NYでの録音。主だったパーソネルは、Dave Sanborn (as), Richard Tee (p), Bob James (el-p, arr, cond), Wilbert Longmire (g), Gary King (b), Harvey Mason (d, el-d), Sue Evans (perc) など。フュージョン。ジャズの中核メンバーが大集合である。

リーダーのロングマイヤーはギタリスト。温和で穏やかで流麗なエレギの響きが個性。耳に刺激的に響くことは全く無い。耳に優しいマイルドな音。そんなジェントルなエレギが、アーバンでライトなフレーズを紡ぎ上げていく。曲によっては物足りない雰囲気も漂うこともあるが、バックのテクニック溢れる演奏とボブ・ジェームスの個性的なアレンジが強烈にフォローする。

ロングマイヤーのギターを聴きながら、バックのフュージョンの手練たちの演奏も楽しむという、一石二鳥な聴き方をするフュージョン盤である。演奏の雰囲気は流麗でウォームな演奏が多く、「ながら聴き」にも最適な音世界である。実際、僕はこの盤をリリースされた当時から「ながら聴き」をメインに聴き続けている。
 
 
 
東日本大震災から8年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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