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2019年2月17日 (日曜日)

ながら聴きのジャズも良い・35

1970年代後半から1980年代前半までが「フュージョン・ジャズ」の時代。当時、我が国では猫も杓子もフュージョン・ジャズで、ハードバップなどの純ジャズについては「時代の遺物」扱いされていた。しかし、である。1980年代半ば、純ジャズ復古のムーブメントが起こって、純ジャズが復権したら、とたんに今度はフュージョン・ジャズが「異端」扱いである。

日本のジャズのトレンドって、当時のジャズ雑誌、評論家が牽引するのだが、基本的に無節操なところがある。現在に至っては、フュージョン・ジャズはそもそもジャズじゃない、などと言い出す始末。ジャズは懐の深い音楽ジャンルなので、フュージョン・ジャズもジャズの範疇に入れても差し支えない。フュージョン・ジャズだって良いところは沢山あるし、聴き応えのある好盤も多い。

Jazz Funk Soul『Life and Times』(写真左)。今年1月のリリース。Jazz Funk Soulは、Jeff Lorber (key, arr), Everette Harp (sax), Chuck Loeb (g) の3人で結成された、コンテンポラリーなフュジョン・ジャズ・バンド。 リーダーのジェフ・ローバーは、フュージョン〜スムース・ジャズ畑の優れたキーボード奏者兼アレンジャー。その個性は、ボブ・ジェームスに比肩すると僕は思っているが、ジェフ・ローバーって我が国では全くもって名が通っていない。
 

Life_and_times  

 
ジェフ・ローバーは、米国のフュージョン〜スムース・ジャズの世界では有名な存在で、リーダー作も相当数リリースしている。が、我が国では人気は無い。でも、聴いてみたら判るが、彼のキーボード・ワークとアレンジはかなりレベルが高く、内容が濃い。なぜ、この人は人気が無いのか、不思議でならない。今回の『Life and Times』でも、ローバーのキーボードは冴えに冴えまくっている。スムース志向ではあるが、結構、骨太で硬派なキーボードである。

ギターのチャック・ローブは「フォープレイ」での活躍でも判る様に、実にファンキーでスムースなエレギを弾く。爽快感とアーバン感どっぷりで、硬派に骨太にファンキーなフレーズを弾きまくる。そして、エヴァレット・ハープは芯があって雰囲気満点。力感溢れるファンキーなフレーズを軽々と吹く。僕は彼の名前を知らなかったが、この盤で聴く限り、なかなかの実力者と見た。

良質のフュージョン・ジャズ盤です。グループ名のとおり「ジャズ+ファンク+ソウル」な音世界が全く以て「フュージョン・ジャズ」していて、聴いていて心地良い。僕はこの盤、最近の「ながら聴きのヘビロテ盤」として、お世話になっています。こういう優れた内容の盤を聴くと、フュージョン・ジャズもまだまだ深化しているな、と感じます。

 
 
東日本大震災から7年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2019年2月 5日 (火曜日)

ハイラムのフュージョン・ジャズ

クロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズについては、フロント楽器はエレギだった。それまでのジャズについては、フロント楽器はサックスやトランペットの金管楽器。電気楽器の発達によって、加えて、ロックの影響だろう、フロント楽器について、エレギの台頭は目覚ましいものがあった。

ハイラム・ブロックもそんなギタリストの一人。ブロックは日本の堺市生まれの米国のフュージョン・ギタリスト。1955年生まれ、2008年7月、惜しくも52歳で早逝した。主に使用していたギターは、有名な改造ストラトキャスター。これが骨太で切れ味の良い、グルーヴ感溢れる個性的な音を出すのだ。

Hiram Bullock『Late Night Talk』(写真左)。1996年12月9日・13日、NYのR.P.M.Studio での録音。Venus Recordsからのリリース。ちなみにパーソネルは、Hiram Bullock (g, vo), Dr.Lonnie Smith (org), Joe Locke (vib), Ed Howard (b), Idris Muhammad (ds)。イケイケ・ロック系のハイラムのギターについて、歪みを一切使わず、クリーントーンで通した、ジャズ・フォーマットものである。エレギの音がクリアでアーバンでジャジーなのが強く印象に残る。
 

Late_night_talk  

 
端正でグルーヴ感溢れるエレギが先導するジャズ・ファンク。それもコッテコテのファンクネスを伴うものでは無く、ライトでアーバンなファンクネスを纏った、流麗なジャズ・ファンク。ポジティヴで開放的で骨太なハイラムのエレギがそんなファンクネスを増幅する。音から感じる時間帯は「夜」。ベテランでアコースティックなリズム&ビートが想起させるのは「アーバン」な雰囲気。

ロニー・スミスのオルガンが良い雰囲気を出している。ベテラン、ジョー・ロックのヴァイブが明快で良いアクセントになっている。Stevie Wonderの名曲のカヴァー「Creepin'」、Stanley Turrentineの名曲のカヴァー『Sugar』が黒くて渋い。オーソドックスなフュージョン・ジャズ的展開がかえって新しく響くから面白い。

アルバムのタイトルが「Late Night Talk(深夜の会話)」。なるほど言い得て妙である。これほどまでにタイトルがアルバムの内容を的確に表現しているアルバムも珍しい。逆にそういうアルバムには好盤が多い。数あるハイラムのリーダー作の中で一番ジャジーで整った内容のアルバムはこれだろう。イケイケ・ロック系エレギのハイラムが正装して臨んだフュージョン・ジャズ。好盤です。
 
 
 

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2019年2月 4日 (月曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・66

ああ、このアルバムはええなあ、このエレギはええなあ。1973年、時代はクロスオーバー・ジャズの流行期。この盤の基本は「ソウル+エレジャズ」のクロスオーバー。しかし、この盤の音世界はその先を行っている。ファンキーでメロウなエレクトリック・ジャズ。1970年代後半からの「フュージョン・ジャズ」の先駆けである。

David T. Walker『Press On』(写真左)。1973年のリリース。ちなみにパーソネルは目立ったところで、David T. Walker (G), Harvey Mason (Dr), Charles Larkey (B), Joe Sample (Key), Bobbye Hall (Congas etc) 等々。キャロル・キングの『Fantasy』録音というきっかけで集まったメンバーが、その手応えを携えて録音されたアルバム。

ソウルの名曲の数々をメロウなエレギでカヴァー、ニュー・ソウル的なクロスオーバー・ジャズである。エレギのフレーズはファンクネス濃厚、優しく美しいメロウな音色。ミドルな速さで弾き進める、歌心溢れるアドリブ・フレーズはまさに「ソウルフル」。も〜たまらん、である(笑)。今から40年ほど前、ジャズを聴き始めた頃にこの盤に巡り会って以来、ずっと大好きなクロスオーバー・ジャズ盤の一枚。
 

Press_on_david_t_walker  

 
David T. Walker(デヴィッド・T.ウォーカー)は、米国オクラホマ州出身のクロスオーバーなギタリスト。1941年生まれなので、今年で78歳。バリバリ現役、伝説のソウル・ギタリスト。モータウンでの活躍はつとに有名。デヴィッド・T.ウォーカーのギターは決してジャズに縛られない。ジャズをメインにソウル、R&B、ロックなどを融合したファンキー&メロウなギターで、この音は唯一無二。

硬軟自在でニュアンスが豊富なエレギの音は、Isley Brothersの「I Got Work To Do」、Stevie Wonderの「Superstition」、Carol King「Brother Brother」、The Beatlesの「With a Little Help From My Friend」など、1960〜70年代ソウル好きには堪らないカヴァー曲で絶好調。自身の手になるジャズファンク曲「Press On」でも切れ味良く格好良い。

デヴィッド・T.ウォーカーのエレギが思いっきり格好良い。ソウルでファンキーでメロウなエレギ。ニュアンス豊かで、こだわりなく自然にシンプルに弾き進めていくデヴィッド・T.ウォーカーのエレギは絶品。こういうギターは何時までも聴き続けることが出来ますね。思えばもう40年、聴き続けています。

 
 

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2019年1月27日 (日曜日)

こんなアルバムあったんや・109

このアルバムに出会った時は思わず「こんなアルバムあったんや」と感嘆の声を上げた。英国の音楽シーンって、20世紀半ばから、ロックとジャズの境界が曖昧で、ジャズのミュージシャンがロックに転身したり、ロックのミュージシャンがジャズに転身したり。ミュージシャンの名前を見ただけで、ジャズなのかロックなのか、判別のつかないミュージシャンが多くいる。

「アンディー・サマーズ(Andy Summers)」。1970年代後半から1980年代半ばにかけて活躍した、イギリスのロックバンド「ポリス」のギタリストとして最もよく知られている。が、僕にとっては、1980年代半ば、ポリスが解散してから過去の人になっていた。しかし、手元の資料に目を通すと、ポリス解散後、彼の活動はロックなどのジャンルに留まらず、ニューエイジ音楽やジャズ、クラシック音楽・映画音楽などの分野にも進出していたそうだ。

そんなん知らんもんなあ(笑)。このアルバムに出会った時、リーダーの名前を見て、あの元ポリスのギタリストだとは思わなかった(同姓同名のジャズ・ミュージシャンだと思った)。Andy Summers『Earth and Sky』(写真左)。2002年のリリース。ちなみにパーソネルは、Andy Summers (g), Abraham Laboriel (b), Vinnie Colaiuta (ds). John Beasley, John Novello (key), Katisse Buckingham (sax)。 アンディー・サマーズ以外、知らない名前ばかりである。
 

Earthsky  

 
恐る恐る聴いてみたら、あらまあ、素性正しい、正統派なフュージョン・ジャズである。瑞々しいサウンドとメロディアスで親しみやすい曲が並ぶ。しかも、ギターが良い音出している。これ、結構、いけるフュージョン・ギタリストやなあ、と思って調べてみてラ、あらまあ、元ポリスのギタリストの「アンディー・サマーズ」であることが判明。おもわず「こんなアルバムあったんや」(笑)。

正統派フュージョンとして格好良い演奏ばかりが揃っていて、サマーズの熟達した、テクニック確かで味のあるギターが聴きもの。スッと伸びたシンプルなトーンが心地良い。こんなギターを弾ける人だったんですね。驚きました。そして、バックの手数の多い、ビートの効いたドラミングは、僕の好きな「ビニー・カリウタ」。気持ちよく叩きまくっています。

何気なく聴いた盤でしたが「当たり盤」でした。まさか、元ポリスのギタリストのリーダー作とは知りませんでしたが、それを差し引いても、現代のフュージョン・ジャズの好盤と言えます。マイナーなレーベルからリリースされているため、CDとして入手するにはちょっと苦労するかも。ダウンロードサイトでの入手がお勧めだと思います。

 
 

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2018年11月 4日 (日曜日)

こんなアルバムあったんや・105

最近はジャズ・ギターもよく聴く様になった。もともとジャズ・ギターは苦手であった。レジェンド級の伝統的なジャズ・ギターは、どうにも僕の耳には音が細く感じて、演奏に乗りきれない。ジャズを聴き始めた頃、何度もチャレンジしたのがどうにもいけない。熟慮の上、他の楽器を優先して、ギターは後回しにした。ということで、本格的にジャズ・ギターのアルバムをしっかりと聴き始めたのは、ジャズを聴き初めて20年位経った、21世紀に入った頃である。

ジャズ・ギターについては、純ジャズ系についてもコンテンポラリー系についても、1970年代のフュージョン・ジャズ以降に活躍したジャズ・ギタリストがお気に入りである。どうしても、1950年代、ハードバップ期に活躍したジャズ・ギタリストについては、前述の「音の細さ」が耳に付くので、どうしても敬遠気味になる。音の傾向は純ジャズからフリーからフュージョンまで、何でもOK。ジャズ・ギターもしっかり聴き始めると、なかなか面白くて、最近はハマリ気味である。

Arthur Adams『Midnight Serenade』(写真)。1977年のリリース。クルセイダーズのギタリストだったアーサー・アダムスのソロ3作目。プロデュースは同じくクルセイダーズの仲間でトロンボーン奏者のウェイン・ヘンダーソン。主だったパーソネルは、Arthur Adams, Steve Beckmeier, Steve Hines (g), Hillary Hamburg (key), Ronnie Green (b), Robert Griffin (ds) etc.。フュージョン畑のメンバーでは無く、ジャズ・ファンク系のメンバーチョイスかな。
 

Midnight_serenade

 
アルバム全体の雰囲気は一言で言うと「ブルージーなエレギによるアーバンなフュージョン・ファンク」。アダムスのギターはリーダーなので当然、前面に出て目立っていますが、この盤はファンク度が高く、ドラムスの活躍が耳につきます。冒頭の「When I'm Away From You」は、イントロ部の倍打ちのスリリングなハイハットが堪らない。そこに、アダムスの哀愁溢れるギターが乗ってくる。大人のファンクネス濃厚って感じが堪らない。

ホーン隊によるブラスの響きも芳しい。バック・コーラスと相まって、ファンク度濃厚。しかし、アダムスのギターを筆頭として、各楽器の演奏テクニックがかなり高く、フュージョン・ジャズの音の傾向はしっかり押さえられている。ディスコ・ミュージックというよりは、鑑賞にも耐えるフュージョン・ファンクといった音世界だと感じます。6曲目の「Love And Peace」などは夕暮れ時に聴きたくなる様な心地良い演奏で、ソフト&メロウ度満点。

フュージョン・ジャズについては、当時売れに売れた有名盤も良いのですが、この『Midnight Serenade』などの様に、有名盤に隠れた、知る人ぞ知る好盤も沢山あります。ネットの情報やフュージョン・ジャズの紹介本などを丁寧に調べながら、こういう「隠れ好盤」を入手し鑑賞するのはとても楽しい。ジャズのアルバム・コレクションの醍醐味の1つだと思います。

 
 

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2018年10月26日 (金曜日)

PMGのピークを捉えたライブ盤

パット・メセニーは従来のジャズの臭いがしない、新しいタイプのジャズ・ギタリストだった。まず、ファンクネスが皆無。そして、オフビートが軽い。1970年代のフュージョン・ジャズのギターであれば、ジャズ・ファンク風に弾きまくるのだが、パットは違う。パットのギターは軽やかで爽快。当時、明らかに「ニュー・ジャズ」な音世界は賛否両論の議論を生んだ。
 

今でも「パット・メセニーが嫌い」というジャズ者の方々も結構いる。「あれはジャズじゃない」とバッサリ。別にジャズか否かを決めつける必要な無いと思うんだが、確かに従来のジャズの音世界では無いのは事実。しかし、即興演奏をメインとする演奏の展開は、やはりジャズだろう。ファンクネスが皆無なジャズは欧州に多く存在し、オフビートが軽いジャズについては、例えば日本のジャズがそうである。

Pat Metheny Group『Travels』(写真)。1983年のリリース。改めてパーソネルは、Pat Metheny (g), Lyle Mays (key), Steve Rodby (b), Danny Gottlieb (ds)。Nana Vasconcelos (perc)。1982年7月から11月にかけてのツアーから、フィラデルフィア、ダラス、サクラメント、ハートフォードでのライブ音源が収められている。
 

Travels1_2  

 
素晴らしい内容のライブ盤である。音も良い。演奏も良い。PMGのピークを捉えた名ライブ盤である。PMGの音世界は2つの側面がある。1つは米国の田舎の風景、広がりのある高い空、小麦畑、牧場、遠くに連なる山々を想起させるもの。僕はこれを勝手に「ネイチャー・ジャズ」と呼んでいる。そして、PMGの音世界のもう一つの側面は、アダルト・オリエンテッドで小粋なフュージョン・ジャズ。

PMGの2つの音世界が程良くブレンドされて、タイトで躍動感溢れる演奏と相まって、素晴らしい音世界が展開されている。パットのアドリブ展開もイマージネーション溢れる素晴らしいもの。この即興性は明らかにジャズである。ファンクネス皆無、軽やかなオフビート。従来のジャズの音世界では無いが、明らかに新しい響きのする「ニュー・ジャズ」である。

ちなみにこのライブ盤が日本で初めてリリースされた時の帯紙のキャッチコピーが「いつかどこかで、君が感じたあの想い、あの香り」。なんじゃこりゃ〜。こういうことをしているから、パット・メセニーはジャズじゃない、と言われるんだ。当時のトリオレコードの責任は大きいよな〜。

 
 

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2018年10月24日 (水曜日)

聴いていて楽しい「TRIX」

以前より日本のフュージョン・バンドはレベルが高い。1970年代後半、フュージョン全盛期には「カシオペア」そして「T-スクエア」、そして「ネイティヴ・サン」。テクニックやアドリフ・フレーズの展開など、そのレベルは高く、世界に十分通用する力を持っていた。今でも当時のアルバムを聴き直して、そのレベルの高さを再認識する。

TRIX(トリックス)というフュージョン・バンドがある。現在のパーソネルは、熊谷徳明 (ds, 元カシオペア), 須藤満 (b, 元T-スクエア), AYAKI (key)、佐々木秀尚 (g)。2004年に結成。今年で14年目。自称「ハイパーテクニカルコミックフュージョンサービス団体」。テクニックのみにとどまらずライブ時のパフォーマンスや、楽曲に対する「遊び」も兼ね備えたバンドである(wikiより抜粋)。

ライブ時のパフォーマンスや、楽曲に対する「遊び」についてはCDでは判らない。CDで音だけ聴くと、このフュージョン・バンド、相当なレベルの演奏テクニックを持っている。まあ、ドラムの熊谷はカシオペア出身、ベースの須藤はT-スクエア出身なのだ。テクニックのレベルが高いのは当たり前。キーボード・トリオ+エレギの「フュージョンの定番構成」。良い音を出す現代の日本のフュージョン・バンド。
 

Festa_trix  

 
TRIX『FESTA』(写真左)。2018年8月のリリース。TRIXの祝15周年作品。演奏自体のレベルは高く、演奏される曲毎の内容は濃く、聴いていて楽しい。そう「楽しく」聴ける。これ、フュージョン・ジャズとして大切な要素のひとつ。アドリブ・フレーズの節回しのそこかしこで「ユニークさ」と「捻り」が蔓延し、演奏自体、そのレベルは高いのに、とっても「楽しく」聴ける。

加えて、ピンク髪のサックス・レディ、ユッコ・ミラーの参加がこの新作での強烈なアクセント。参加した2曲のうち1曲はエアロフォンでの参戦。これが良い感じなのだ。テナーは人間の肉声に近い音色で、この盤ではボーカルの代わり。ボーカルが入ると、フュージョン・ジャズは途端に俗っぽくなるが、テナーが入っても俗っぽくはならない。

元々のTRIXのキーボード・トリオ+エレギの「フュージョンの定番構成」にテナーが入る。やはり、フュージョン・ジャズは「インスト」が良い。そうそう、この新作のジャケットはイラスト系のジャケットなんだが、これはCDショップでレジに持って行くには勇気がいるだろうなあ(笑)。でも、趣味の良いジャケットだと思います。爽快溢れる演奏と相まって、フュージョン者の方々にお勧めの好盤です。

 
 

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2018年10月20日 (土曜日)

イエロージャケッツの化学反応

音楽って、ミュージシャンの出会いによって、突如として「化学反応」が起きたように、予想もしなかった音が創造されたりする。それが面白い。長年、様々なアルバムを聴いてきて、そんな「化学反応」に立ち会う幸運に出会うことがある。だいたいが「こんな組合せ、大丈夫なのかなあ」とか「意外やなあ、この組合せ」と思って聴くことが多い。
 
そして、聴いてみて「あらびっくり」。この新盤もそんな「化学反応」の場面に立ち会えた幸運の一枚である。Yellowjackets『Raising Our Voice』(写真左)。フュージョン・ジャズの超長寿バンド、イエロージャケッツの2年振りの作品。1981年のデビューだから、今年で37年目になる。確かに「超長寿」バンドやなあ。この盤、イエロー・ジャケッツに、ブラジル出身の女性ボーカル、ルシアーナ・ソウザを迎えているところが注目ポイント。

このルシアーナ・ソウザの参加が「化学反応」を起こしている。フュージョン・ジャズの演奏にはボーカルの必要性があまり無いのだろうか、もともと、フュージョン・ジャズにボーカルものは少ない。あっても、フュージョンの演奏とボーカルとが効果的に融合して、新しい音世界を創り出すには至らず、フュージョンの演奏にボーカルが乗っかっただけ、というものがほとんどだった様な気がする。
 

Raising_our_voice  

 
しかし、このイエロージャケッツ盤は違う。イエロージャケッツの演奏とルシアーナ・ソウザのボーカルが効果的に融合して、今までに無い、新しいイエロージャケッツの音世界がこの盤にはある。イエロージャケッツのキャッチーなメロディとルシアーナ・ソウザの躍動感溢れるボーカルが相乗効果を生み出している。

イエロージャケッツに代表される、テクニック優秀、キャッチャーなメロディが得意のフュージョン・バンドについては、その流麗でテクニカルな演奏がメインであるが故、徐々にマンネリズムに陥る傾向がある。イエロージャケッツも例に漏れず、少しずつ、その演奏はマンネリ化し、メンバーチェンジを切っ掛けに、そのマンネリズムからの脱却を図ってきたのだが、今回は「ルシアーナ・ソウザのボーカルとの邂逅」が、ほのかに漂うマンネリズムを一掃している。

化学反応で得た「躍動感」。この新盤のイエロージャケッツの演奏は躍動している。ソウザが持ち込んだ「ブラジリアン・フレーバー」、シンコペーションの多用、ボーカルをバッキングするが故の「演奏のメリハリ」。どれもが好要素として、この新盤に作用している。イエロージャケッツの新たな側面を見せてくれた新盤。フュージョン者の皆さんにはお勧めの一枚です。

 
 

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2018年9月19日 (水曜日)

カシオペアの「最高の演奏」盤

Casiopea(カシオペア)は、日本発のフュージョン・バンド。1979年11月、セカンド盤の『Super FlightL』で出会って以来、ずっとリアルタイムで聴き続けている。爽快感溢れる、高テクニックで流麗なフレーズ、タイトでシャープなリズム&ビート。疾走感溢れる、カッ飛ぶバンド・サウンド。今でも大好きなフュージョン・ジャズ・バンドである。

Casiopea『Mint Jams』(写真)。1982年5月のリリース。カシオペアの7枚目のアルバム。ちなみにパーソネルは、野呂一生 (g), 向谷実 (key), 櫻井哲夫 (b), 神保彰 (ds)。この盤はライブ盤である。が、聴けば判るが、観客のノイズ(拍手や掛け声)がほとんど無い。非常に人工的なライブ盤である。しかしながら、この作りで聴くカシオペア・サウンドがいかにも「カシオペアらしい」。

「ライブの迫力とスタジオ録音の緻密さが一緒になった盤」がコンセプトで、アルバム制作のマテリアルとして、築地会館における2日間の単独ライブ音源が使用され、入念なリミックスが施されている。スタジオで一部、トリートメント処理はなされているが、オーバー・ダビングは一切無いとのこと。そして、観客のノイズを「Domino Line」と「Swear」の一部を除きカット。
 

Mint_jams  

 
以上の様な経緯を経て、スタジオ録音の様な緻密さとライブ録音の様な演奏の迫力が両立した、素晴らしい内容のアルバムに仕上がっている。選曲もふるっていて、当時のベスト盤的な選曲で、特にライブ映えする楽曲がズラリと並んでいる。「Take Me」「Asayake」「Time Limit」「Domino Line」など、爽快感抜群。何から何まで「カシオペア・サウンド」である。

このライブ盤、音がとても良い。ライブ音源をベースにしているが、楽器の分離も良い。ギターの音は切れ味良く、キーボードの音は疾走感溢れ、ドラムの音はスピード感抜群。これだけ、楽器の音の分離が良い分、演奏全体のダイナミズムは半端ない。聴き始めたらあっと言う間の37分。収録された秀逸な楽曲と相まって、この盤、今でもお気に入りです。

アルバム・タイトルの『Mint Jams』、mint-condition (作りたての、真新しいの意) の「mint」と jam-session(ジャム・セッション)の「jam」を合わせた造語で「最高の演奏」を意味するとのこと。なるほど、この盤に詰まっている音を聴けば、その「最高の演奏」の意味するところが良く判る。カシオペアのベスト盤の位置づけとして、今でもお気に入り盤の一枚です。

 
 

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2018年9月18日 (火曜日)

唄う様なアルト・サックスを堪能

昨日から、Grover Washington, Jr.(グローバー・ワシントン・ジュニア、略して「ワシントン・ジュニア」)がブームである。昔から、彼独特のアルト・サックスのトーンと手数に走らない落ち着いたフレーズが好みで、もう一人のフュージョン・アルトの雄、デイヴィッド・サンボーンと併せて、僕にとっては「双璧の二人」である。

今日、聞いた「ワシントン・ジュニア」は、Grover Washington, Jr.『Strawberry Moon』(写真左)。1987年のリリース。B.B.キングがギターとボーカルで客演していたり、マーカス・ミラーが「Summer Nights」という曲をプロデュースしていたり、オルガンの雄、ジョーイ・デフランセスコがキーボードで参加していたり、今の目でパーソネルを見渡せば、意外に話題に事欠かないアルバムである。

1987年といえば、アルバムの録音環境は1970年代と大きく変わり、デジタル録音が主流となって、ほぼ定着した時期である。長年アナログ録音に慣れ親しんだジャズメンにとっては、このデジタル録音環境は難物で、音がペラペラになったり、音のエッジがケバケバになったり、中間音域が飛んで、とんでもないドンシャリになったりで大わらわ。しかし、この盤の音はデジタル臭がほとんどしない。良い録音である。
 

Strawberry_moon  

 
さて、この盤の音の傾向は一言で言うと「スムース・ジャズへの移行中」。アレンジは明らかにスムース・ジャズ基調なんだが、演奏はまだまだフュージョン風の音がメインで、フュージョン・ジャズをリアルタイムで聴いてきた僕にとっては違和感がほとんど無い。リズムも打ち込み風では無く、ちょっぴりアナルグ風の音がそこはかとなく伝わってきた、聴いていて「良い感じやなあ」と思わず呟いてしまうほど。

この頃のワシントン・ジュニアは『クワイエットストーム』+『ソウルジャズ』といった音作りで、この『ソウルジャズ』の雰囲気の部分が僕は好きだ。そんな『ソウルジャズ』な雰囲気を、テクニックに頼らず速い節回しも全くせず、手数に走らない落ち着いたフレーズでしっとりと吹き上げていく様はとても聴き応えがある。

タイトルが『Strawberry Moon』、もともとは「夕陽のよう赤みがかった満月、毎年6月の満月」のことですが、日本語に直訳すると「いちごの月」となんとなく甘ったるい感じがするんで、どうにも誤解されがちな盤ですが、内容的には、スムースな傾向が仄かに香るシッカリしたフュージョン・ジャズです。唄う様なアルト・サックスをご堪能あれ。

 
 

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