2020年3月17日 (火曜日)

ビートルズ・カヴァー集の第2弾

ジャズの世界では、ビートルズのカヴァーは古くから、そう1960年代前半、ビートルズが世界で流行りだした頃からで、意外と早い。そういう意味では、ジャズって意外と「軽薄短小」だなあ、と思うんだが、しかも、そのアレンジたるや、初期の頃のものは酷いものが多くて、むやみに手を出そうものなら「火傷」をする。そう「火傷」をしてからでは遅い。後悔先に立たず、である(笑)。

今ではサブスクの音楽サイトで、チャレンジとして気軽に聴くことが出来るので、片っ端から聴ける。1960年代前半はアレンジがイマイチなんだが、1960年代半ばから熟れてきて、クロスオーバー・ジャズの先駆けの「イージーリスニング・ジャズ」の範疇で、優れたアレンジと演奏のビートルズ・カヴァーが出現した。1970年代以降は、逆にビートルズ・カヴァーは意外と難物なので、優れたアレンジで用意周到に取り組むべきものとなり、いわゆる「失敗作」はほとんど無くなったと思っている。

Al Di Meola『Across the Universe』(写真左)。今月リリースほやほや。超絶技巧ギタリスト、アル・ディ・メオラ(略して「ディメオラ」)がリーダーの、2013年リリースの『All Your Life』に続く、ビートルズ・カヴァー集の第2弾である。第一弾のカヴァー集でも、ビートルズのカヴァー集とは言え、あまりカヴァーされない曲を一ひねりも二捻りも加えたアレンジで取り上げていたが、この第2弾でも、おおよそ今まで、ジャズでカヴァーされたことの無いビートルズ曲を、これまた素晴らしいアレンジを施して披露している。
 
  
Across-the-universe-1   
 
 
1. Here Comes The Sun
2. Golden Slumbers Medley
3. Dear Prudence
4. Norwegian Wood
5. Mother Nature’s Son
6. Strawberry Fields Forever
7. Yesterday
8. Your Mother Should Know
9. Hey Jude
10. I’ll Follow The Sun
11. Julia
12. Till There Was You
13. Here, There And Everywhere
14. Octopus’s Garden
 
 
以上が収録曲なんだが「Dear Prudence」「Mother Nature’s Son」「Your Mother Should Know」「I’ll Follow The Sun」「Julia」「Till There Was You」など、ジャズでカヴァーされた前例を僕は知らない。「私がギターを弾く理由はビートルズがいたからです」と語るディメオラ。そう、ディメオラはビートルズが大好きなんだ。このカヴァーされない、カヴァーし難い楽曲を、超絶技巧なギターテクニックを駆使した、難度の高いアレンジで、クールにユニークにカヴァーしている。

意外と簡単そうに聴こえるが、かなり難しいことを難なくやっている。超絶技巧ギタリストのディメオラの面目躍如である。現代ジャズ・ギターの最先端のテクニックを聴くにも、今までカヴァーされたことのないビートルズ曲を楽しむにも、絶好のカヴァーアルバムです。ちなみに、この盤のアルバム・ジャケットはジョン・レノンのアルバム『Rock 'n' Roll』を再現しています。小粋でお洒落ですね。
 
 
 

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2020年3月13日 (金曜日)

この盤、パチモン盤では無い。

フュージョン・ジャズと言っても、後のスムース・ジャズの様に「ソフト&メロウ」を前面に押し出した、聴き心地重視のものより、純ジャズやR&B寄りの、ファンキーでグルーヴ感濃厚なものの方が好みである。バンドで言えば「スタッフ(Stuff)」や「クルセイダーズ(The Crusaders)」そして「ブレッカー・ブラザース(Brecker Brothers)」あたりが好みである。

Cornell Dupree『Saturday Night Fever』(写真左)。1977年の作品。ちなみにパーソネルは、Cornell Dupree (el-g), Buster Williams (b), Doug Wilson (ds), Mario E. Sprouse (key), Alex Foster (sax), Kiane Zawadi (tb), Earl Gardner (tp), Sally Rosoff (cello), Elliot Rosoff, Irving Spice (vln)。伝説のフュージョン・バンド「スタッフ」のギタリスト、コーネル・デュプリーのリーダー作になる。

実はこの盤、タイトルを見れば、僕達の世代の人達は直ぐに判ると思うが、当時のソウル・ヒットのギター・インスト・カヴァーを多数収録〜カヴァーした企画盤なのだ。なんせタイトルが「サタデー・ナイト・フィーバー」である。あのジョン・トラボルタの映画で有名な「それ」である。僕はこの盤については、端っから「パチモン」と決めてかかっていた。
 
 
Saturday-night-fever_20200313195201
 
 
これが、である。フュージョン・ファンクの味付け濃厚な、秀逸なカヴァーになっているのだから、やはり、アルバムっていうのは、聴かなければ「判らない」(笑)。「パチモン」カヴァーとして危惧したのは「Stayin' Alive(Saturday Night Feverのテーマ曲)」「Slip Slidin' Away(Simon&Garfunkelのヒット曲)」そして「It's So Easy(Linda Ronstadtのヒット曲)」。この曲のタイトル見れば、フュージョン・ジャズの味付けのイージーリスニングか、って思いますよね。

が、これがそうはならない。コーネル・デュプリーの「ファンクネス濃厚でグルーヴ感溢れる」エレギのノリで、原曲の良いフレーズをファンキーに崩して、原曲のイメージを仄かに感じる位にデフォルメしている。このデュプリーのデフォルメが実に絶妙なのだ。これは譜面に書けるものではない。デュプリーの天性の「どファンキーなノリ」の成せる技である。「Slip Slidin' Away」なんて原曲のイメージはほとんど崩されているし、「It's So Easy」は力業での崩しで思わず納得。それでも原曲のフレーズはちゃんと残っているのだから隅に置けない。

この盤、「パチモン」盤だなんてとんでもない。コーネル・デュプリーの「ファンクネス濃厚でグルーヴ感溢れる」エレギを体感するのに、また、コーネル・デュプリーの「どファンキーなノリ」による崩し方を体感するのに適した盤だと思う。一部、弦が入ってポップなアレンジも見え隠れするが、コーネル・デュプリーのファンキーなエレギが入ってきたら、途端にそこは「ファンキーでグルーヴ感濃厚」なフュージョン・ファンクの音世界。素敵です。
 
 
 

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2020年3月 3日 (火曜日)

ボブ・ジェームスらしさ満載

フュージョン・ジャズ全盛期をリアルタイムで体験しているので、21世紀の今になっても、フュージョン・ジャズがお気に入りである。ジャズを聴き始めた時も、純ジャズの歴史的名盤を聴き漁るかたわら、フュージョン・ジャズのアルバムをちょくちょく買っては聴いていた。今でも、フュージョン・ジャズの盤については、毎月チェックする。今はネットがあり、サブスクの音楽サイトがある。チェックをするにも良い時代になったものだ。

フュージョン・ジャズの最初のお気に入りミュージシャンが「ボブ・ジェームス(Bob James)」。本格的にジャズを聴き始める前、高校時代にFMのエアチェックで、ボブ・ジェームスの「はげ山の一夜」や「カノン」を聴いていたのが切っ掛けだと思う(他には、デオダートやリー・リトナーをエアチェックして聴いていた)。ジャズのアルバムを初めて購入した時、ボブ・ジェームスの『ヘッズ』が入っていたのだから、よっぽど、お気に入りだったのだろう。

Bob James『Playin' Hooky』(写真左)。1997年の作品。ちなみにパーソネルは、Bob James (key), Steve Gadd (ds), James Genus (b), Fareed Haque (g), Dave Samuels (vib), Cyro Baptista (perc), Emedin Rivera (perc), Lenny Castro (per), Boney James (ts), Chris Walker (b), Chuck Loab (g), Nathan East (b), Nick Moroch (g), Billy Kilson (ds), Hilary James (vo), Rick Braun (tp, flh), etc.。ボブ・ジェームスお得意の曲によって、ミュージシャンの編成を変えて録音する「プロデューサー・スタイル」。
 
 
Playin-hooky-1  
  
 
実は不覚にも、僕はこのアルバムを聴き逃していた。1997年なので、まだネットの情報が不足していた時期。CDショップからのニュー・リリースの情報もチープで、ジャズ系の雑誌が「スイング・ジャーナル」だけ。昔あったフュージョン・ジャズ系の雑誌「アドリブ」は編集方針が良く判らず、フュージョン〜スムース・ジャズの情報には偏りがあった。つまりは情報不足でリリースを見逃した訳で、不徳の致すところである。今では、まず、こういうことは無い。ネットがあるし、サブスクの音楽サイトもある。

この盤、昔のボブ・ジェームスに戻った感のある雰囲気が実に好ましい。打ち込み系のスムース・ジャズもあるが、アルバム全体の雰囲気はフュージョン・ジャズ。特に、ボブ・ジェームスが、CTIやCBS時代を彷彿とさせる、フェンダー・ローズを結構、弾きまくっているのだ。う〜ん、ボブ・ジェームスにはローズが良く似合う。で、アレンジの腕も大いに振るっていて、冒頭の「Playing With Fire」なぞ、ショパンのエチュードのフレーズを拝借して、バラエティー溢れる展開。

随所にボブ・ジェームスの手癖、アレンジ癖が散りばめられていて、往年のボブ・ジェームス者にとっては堪らない内容。リズム&ビートについては打ち込みが結構あるが、この盤では、ボブ・ジェームスのキーボードが前面に押し出されている分、気にはならない。この盤での唯一の課題はこの「打ち込み」の存在。非常に良くプログラミングされているが、やはり、人のパフォーマンスには及ばない。でも、この『Playin' Hooky』、ボブ・ジェームスらしさがよく出ていて好印象です。
 
 
 

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2020年1月31日 (金曜日)

ディー・ディーのソウルフルな好盤

僕はジャズ・ボーカルに疎い。ジャズを聴き始めた時、ジャズはインストルメンタルに限ると思った。なぜなら、男性ボーカルにせよ、女性ボーカルにせよ、70年代ロック&ポップスにも、優れたボーカリストが多々存在していた。何も、ジャズでボーカルを聴かなくても、70年代ロック&ポップスの世界のボーカルで、十分に満足出来る。よって、20世紀中は、ジャズ・ボーカルはほとんど聴かなかった。

ジャズ・ボーカルを聴き始めたのは、21世紀に入ってからである。それも、正統なオーソドックスなジャズ・ボーカルは基本的に苦手で、フュージョン・ジャズ系のボーカル、特にジャズとR&Bとか、ジャズとボサノバとかの融合(フュージョン)の範疇でのボーカル盤がお気に入りになった。硬派なジャズ・ボーカル者の方々からすると、完全に「異端」な聴き方である。申し訳ない。

『Dee Dee Bridgewater (1976 album)』(写真左)。1976年の作品。米国はメンフィス出身のコンテンポラリーな女性ジャズ・ボーカリストである、Dee Dee Bridgewater(ディー・ディー・ブリッジウォーター、以降「ディーディー」)の2nd.盤。バックバンドには、フュージョン・ジャズ畑の名うての猛者どもが、ずらりと控えている。そう、この女性ボーカル盤、僕の大好きな「フュージョン・ジャズ系のボーカル」である。
 
 
Dee-dee-bridgewater-1976
 
 
冒頭から躍動感溢れるディスコ系のリズムに乗った「My Prayer」で一発、かまされます。3曲目の「It Ain't Easy」アラン・トゥーサンの作品。Muscle Shoals Sound Studios(アラバマ州)での録音で、米国南部の雰囲気がプンプン漂います。7曲目の「Every Man Wants Another Man's Woman」も南部録音で、アーシーな雰囲気濃厚。この南部録音の曲でのディーディーの歌唱は実にソウルフル。

一方、L.A.録音の曲も聴きどころ満載で、フュージョン・ジャズ畑の名うての猛者ども、セッション・ギタリストでも超一流のワー・ワー・ワトソン、レイ・パーカーJr、デビッド・T・ウォーカーが大活躍。西海岸フュージョン・ジャズの洒脱で小粋で適度にラフな雰囲気が堪らない。当時流行のAOR風のソウルフルなディーディーの歌唱が格好良い。

実は、この盤、ジャズを聴き始めた頃、1980年に聴いている。その頃から、この盤の持つ「フュージョン・ジャズ系のボーカル」の雰囲気がお気に入り。ジャンルレスな、ジャジーでソウルフルな正統派ボーカル。彼女のボーカルは、説得力があって心に響く様な、今で言う「スピリチュアル・ジャズ」な要素が魅力。この盤でのディーディーは、「フュージョン・ジャズ系のボーカル」の中でも、ジャズとR&Bの融合の範疇のボーカルで、僕にとっては殊の外、お気に入りである。
 
 
 
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2020年1月24日 (金曜日)

ウェザー・リポートのフォロワー

エレクトリック・ジャズの最初のピークが、1970年代から1980年代前半。その時代の有名なエレ・ジャズなグループは、Miles Band であったり、Weather Reportであったり、Return to Foreverであったり、Hancock Bandであったり、Chick Corea Elektric Band であったりする。そして、今は21世紀に入って、その1970年代から1980年代前半の有名なエレ・ジャズなグループのフォロワーが出てきた。

3rd World Electric『Kilimanjaro Secret Brew』(写真)。2009年のリリース。ちなみにパーソネルは、Roine Stolt (g, rhodes, minimoog, clavinet, perc), Jonas Reingold (b), Lalle Larsson (p, rhodes, synth), Karl-Martin Almqvist (ts, ss), Dave Weckl, Zoltan Czörsz (ds), Ayi Solomon (congas, shakers, perc)。ジャケットからも感じる通り、ラテン〜アフリカン・ミュージックのエッセンスが満載。

で、1曲目の「Waterfront Migration」を聴いて、あれれ、と思う。アフリカン・ミュージックのエッセンスがベース。シンセサイザーの重ね方、ユニゾン&ハーモニーの展開の仕方、エレベの音、エレベのフレーズ、そして絡み方。ドラムとパーカッションが奏でるアフリカン・ネイティヴなリズム&ビート。テナーの絡み方と展開。これって、Weather Report(WR) やん。それも、リズム・セクションにジャコ・パストリアスとピーター・アースキンが在籍した絶頂期のWRのフォロワーの音。
 

Kilimanjaro-secret-brew-1  
 
 
シンセの重ね方、ユニゾン&ハーモニーの展開の仕方はまるで「ジョー・ザヴィヌル」。ザヴィヌルのシンセの特徴をよく研究しているであろう、WRライクなシンセのユニゾン&ハーモニー。エレベの音、エレベの響きはまさに「ジャコ・パストリアス」。ジャコほど電光石火な高速フレーズは弾かないが、音そのものと響きは明らかに「ジャコのフォロワー」の音。

そして、テナー&ソプラノ・サックスのちょっと捻れて伸びやかなブロウは確実に「ウェイン・ショーター」。ドラムのポリリズミックな手数の多さは「ピーター・アースキン」を彷彿とさせる。ラテン〜アフリカン・ミュージックのエッセンスが濃厚で、フュージョン、ジャズロック風味のサウンド。WRのフォロワーの音。テクニックは優秀で歌心満載。ワールド・ミュージック風のエレクトリック・ジャズ。

1970年代から1980年代前半のエレ・ジャズ者の我々からすると、このバンドは実に良い。聴いていてとても楽しい。こんなアルバムが2009年にリリースされていたなんて。僕はつい最近まで知らなかった。WRもしくはザヴィヌル・シンジケートを彷彿とさせる、ワールド・ミュージック色満載な音世界。エレクトリックな音を複雑にこねくり回さずに、シンプルにストレートに押しだした、小粋で大人のフュージョン〜ジャズロック。良い音出してます。
 
 
 
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2020年1月 9日 (木曜日)

村田中のセカンド・アルバムです

日本人ジャズは独自の深化をしている。米国のジャズのトレンドを取り込んで、日本人流にアレンジして再構築する。もともと日本人は「加工民族」と呼ばれる位で、ジャズについても、日本人ジャズは「加工」が得意で、本家本元のトレンドよりも付加価値的な個性の付いた、新しい響きを加えたものに仕上げるのだ。
 
村田中『SCHOOL OF JAZZ』(写真左)。2019年8月のリリース。村田中(むらたなか)とは、トランペット・フリューゲルホルン奏者の村田千紘とピアノ奏者の田中菜緒子のデュオ。ゲストとして、駒野逸美 (tb), 高橋陸 (b), 小松伸之 (ds) を迎えて、音のメリハリを付けている。ちなみに録音は、2019年4月8〜9日、東京キング関口台スタジオでの録音。

改めて、村田中。ジャズ界の美人デュオとして話題になったが、その実力は十分なもの。楽器のテクニックの基本部分は申し分無く、しっかりとした楽器演奏を聴かせてくれる。基本的にイメージ優先ではない、実力が伴ったジャズ界の「美人デュオ」である。決して、色眼鏡で見てはいけない。逆に、この盤のジャケットのピンク色に眉をひそめて、この盤を遠ざけるのも良く無い。
 
 
School-of-jazz-muratanaka  
 
 
聴けばわかるのだが、全編、上質のフュージョン・ジャズ。特に、村田のフリューゲルホーンは、フュージョン全盛時のフレディー・ハバードや日野皓正のミッドテンポの演奏を彷彿とさせるもの。村田は決して速い吹き回しをしない。決して無理をせず、ミッドテンポからスローテンポの吹き回しで、雰囲気最優先の音作りをしている。田中のピアノも同様な傾向で、この盤ではそれが成功している。
 
3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」、5曲目のスダンタードの名曲「As Time Goes By」などで、ミッドテンポで上質な、ソフト&メロウなフュージョン・ジャズの雰囲気を感じることができる。よく伸びるフリューゲルホーン、モーダルにフロントをサポートする、コンテンポラリーなピアノ。1980年前後のフュージョン・ジャズ全盛期のソフト&メロウなフュージョンを焼き直して、現代のジャズとして再生している。
 
僕は特に3曲目のスティーヴィー・ワンダー作の「Overjoyed」がお気に入りで、このアプローチ、この雰囲気を前面に押し出して、1970〜80年代のポップス、ロックの名曲をカヴァーして欲しいなあ、と思っている。ピンクが基調のジャケット、ジャケ写の赤のジャージに惑わされてはならない。この盤に詰まっている音は「硬派で実直でコンテンポラリーな」、現代のフュージョン・ジャズである。
 
 
 
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2019年12月16日 (月曜日)

Jing Chiというフュージョン楽団

1970年代後半から1980年代前半にかけて、猛威を振るったフュージョン・ジャズのブーム。それでも、1980年代半ばの「純ジャズ復古」に併せて、フュージョン・ブームは沈静化に向かい、口の悪いジャズ者の方々からは「フュージョン・ブームは終わった」「フュージョン・ジャズは間違いだった、一時の気の迷いだった」などと揶揄され、ジャズ雑誌などからは見向きされなくなった。

しかし、21世紀に入っても、フュージョン・ジャズは生きている。今の耳で聴く、1970年代後半のフュージョン・ジャズも、今のフュージョン・ジャズも内容的にはなかなかのもの。フュージョン・ジャズにはフュージョン・ジャズのトレンドと展開というものがあって、やはり、一世を風靡しただけある、ジャズのひとつのスタイルになった、と言って良いだろう。

Vinnie Colaiuta, Robben Ford, Jimmy Haslip『Jing Chi』(写真左)。2002年のリリース。「Jing Chi」はバンド名でもある。「Vital Energy」の中国語読みだそうだ。元Yellowjacketsのジミー・ハスリップが提唱し、ギターのロベン・フォード、ドラムのヴィニー・カリウタが加わり結成したトリオ編成のフュージョン・バンドである。
  
 
Jing-chi
 
 
このバンドの音は「フュージョン」。「クロスオーバー」では無い。基本はジャズとロックの融合なんだが、「クロスオーバー」は、ジャズ:ロックの割合が「7:3」か「6:4」でジャズの割合が高い。「フュージョン」は「5:5」か「4;6」でロックの割合が少し高くなる。言い換えると「クロスオーバー」の方がやや難解、「フュージョン」の方がポップで判り易い、と僕は解釈している。

この「Jing Chi」というバンドは、もともと、ギターのロベン・フォードがハード・ロック寄りのギンギンのエレギを弾きまくるので、このエレギの音に引き摺られて、ハスリップのエレベは重低音なウォーキング・ベースを轟かせ、カリウタのドラムはロック調のポリリズムで叩きまくる。エレギはハード・ロック基調なんだが、ベースとドラムはフュージョン・ジャズ時代のアプローチを基調としている。

そして、フュージョン・ジャズの「高テクニック」という面は、この「Jing Chi」というバンドについては申し分無い。3者の個性とテクニックがぶつかり合って、しっかりと「化学反応」を起こしている。ロック基調のフュージョン・ジャズとして、心ゆくまで楽しめる。実は僕がこの「Jing Chi」を知ったのは、つい数年前。しかし、それ以来、僕のお気に入りのフュージョン・バンドのひとつとして愛聴している。
 
 
 
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2019年12月10日 (火曜日)

ロングマイヤーはギタリスト

純ジャズをずっと聴いていると、無性にフュージョン・ジャズを聴きたくなる瞬間がある。もともと、フュージョン・ジャズの全盛時代にジャズを聴き始めた世代である。フュージョン・ジャズについては全く抵抗感が無く、むしろ親近感がある。実はフュージョン・ジャズも好きなジャンルのひとつで、かなりのコレクションとなっている。

フュージョン・ジャズが聴きたい、となれば、まずはCTIレコード辺りから物色することになる。そして、ボブ・ジェームス一派に行き着き、気がつけば、タッパンジー・レコードのアルバムを聴いていたりする。タッパンジー・レコードは、フュージョン・ジャズの中核ミュージシャンの一人、ボブ・ジェームスが立ち上げたレーベル。

タッパンジー・レコードは、総帥のボブ・ジェームスを始め、ウィルバート・ロングマイヤー、リチャード・ティー、カーク・ウェイラム、フィル・ペリーらを専属に迎えて立ち上げ、様々なジャズメンの様々な好盤をリリースしている。音的には、ボブ・ジェームスのプロデュース&アレンジの影響が大きく、どのアルバムにも、ボブ・ジェームスの手癖、痕跡が明確に残っている。
 
 
Sunny-side-up-1  
 
 
Wilbert Longmire『Sunny Side Up』(写真左)。1978年2月、NYでの録音。主だったパーソネルは、Dave Sanborn (as), Richard Tee (p), Bob James (el-p, arr, cond), Wilbert Longmire (g), Gary King (b), Harvey Mason (d, el-d), Sue Evans (perc) など。フュージョン。ジャズの中核メンバーが大集合である。

リーダーのロングマイヤーはギタリスト。温和で穏やかで流麗なエレギの響きが個性。耳に刺激的に響くことは全く無い。耳に優しいマイルドな音。そんなジェントルなエレギが、アーバンでライトなフレーズを紡ぎ上げていく。曲によっては物足りない雰囲気も漂うこともあるが、バックのテクニック溢れる演奏とボブ・ジェームスの個性的なアレンジが強烈にフォローする。

ロングマイヤーのギターを聴きながら、バックのフュージョンの手練たちの演奏も楽しむという、一石二鳥な聴き方をするフュージョン盤である。演奏の雰囲気は流麗でウォームな演奏が多く、「ながら聴き」にも最適な音世界である。実際、僕はこの盤をリリースされた当時から「ながら聴き」をメインに聴き続けている。
 
 
 
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2019年11月30日 (土曜日)

1970年代ロックのカヴァー集

以前にリリースされた既出のアルバムを色々と漁っては聴き直していたので、そんなに前作と間が空いたのか、とビックリした。スパイロ・ジャイラの新作は約6年振りのリリース。スパイロ・ジャイラは1974年の結成だから、結成以来、既に40年以上が経過している、フュージョン&スムース・ジャズのグループの老舗中の老舗である。

Spyro Gyra『Vinyl Tap』(写真左)。2019年10月のリリース。メンバーは、90年代前半から続く浮動の4人、Jay Beckenstein (sax), Tom Schuman (key), Julio Fernández (g), Scott Ambush (b) と、新加入のドラム奏者 Lionel Cordew。前任のドラム奏者 Lee Pearson は前作1作のみで交代となったようだ。

出てくる音は、確実に「スパイロ・ジャイラ」の音。冒頭の曲「Secret Agent Mash」の演奏をちょっと聴いただけで、それと判る個性。で、この冒頭の「Secret Agent Mash」って、どこかで聴いたことがある。というか、よく聴いた。ロリンズの演奏だ。そう「アルフィーのテーマ」。そして、2曲目以降、どの曲も「あれっ、どっかで聴いたことがあるぞ」という曲ばかりなのだ。聴き進めるにつれ、思わず頬が緩み、ニコニコしてくる。

この盤の収録曲を列挙すると以下の様になる。1曲目のジョニー・リバースの「Secret Agent Mashと8曲目のオリヴァー・ネルソンの「Stolen Moments」のジャズの有名曲以外、1970年代のロック、ソウルの名曲のカヴァー演奏がズラリである。1970年代ロック&ポップスも得意ジャンルとする私としては嬉しいことこの上無し、である。
 
 
Vinyl-tap  
 
 
1. Secret Agent Mash(Johnny Rivers)
2. Sunshine Of Your Love(Cream)
3. Can’t Find My Way Home(Blind Faith/Steve Winwood)
4. What A Fool Believes(The Doobie Brothers)
5. The Cisco Kid(War)
6. You’ve Got To Hide Your Love Away(The Beatles)
7. Tempted(Squeeze)
8. Stolen Moments(Oliver Nelson)
9. Carry On(CSN&Y)

カヴァーされた曲はどれもが名曲揃い。それが故にメイン・フレーズが印象的かつ個性的なものが多く、安易にカヴァーすると、趣味の悪い「軽音楽」っぽくなるのだが、スパイロの場合はそうはならない。それぞれ、メイン・フレーズはなぞらえるだけで、ドンドンとアドリブ部に入って、ジャズっぽいインタープレイを展開する。このアドリブ部をだけ聴くと、何の曲だかまるで分からない。

このアレンジが良い。名曲の持つ魅力的なメイン・フレーズに頼らないところがジャズっぽい。実は今回のスパイロの新作、往年のロックやポップス、ジャズ、ソウルのカヴァー集という触れ込みで、ちょっと不安だったのだが、そんな不安はこの新作を一度聴くだけで全面的に払拭された。スパイロ・ジャイロって、未だに隅に置けんなあ。
 
 
 
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2019年11月17日 (日曜日)

マイケルがはじけて吹きまくる

ランディ・ブレッカーの新盤を聴いていて、ふと弟のマイケル・ブレッカーのテナーが聴きたくなった。弟マイケルは、2007年1月13日、57歳にて早逝している。よって、最近の新盤は無いので、マイケルのテナーらしいブロウが収録されている旧盤を物色することになる。マイケルは、フュージョン、メインストリーム、両方いける口ではあるが、自由奔放なブロウという面ではフュージョン・ジャズ系のアルバムが良い。

Steps Ahead『Magnetic』(写真左)。1986年のリリース。参加ミュージシャンは、Michael Brecker (ts, EWI), Mike Mainieri (vib, key), Peter Erskine (ds), Hiram Bullock (g), Victor Bailey (b), Warren Bernhardt (p, syn), Chuck Loeb (g), Dianne Reeves (vo) 等々。フュージョン・ジャズの名うてのジャズメン達がズラリと並ぶ。いやはや、今から振り返れば、錚々たるメンバーである。

このアルバムでのマイケルのブロウは「はっちゃけている」。ブレッカー・ブラザース時代以来の「ポジティヴに吹きまくる」マイケルがここにいる。思えば、ブレッカー・ブラザースが解散、その後、アンチ・フュージョンな、硬派なコンテンポラリーな純ジャズ集団「ステップス」に参加。ストイックなテナーを吹いていた分、この「ステップス」後の「ステップス・アヘッド」で「はじけた」。
 
 
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そんな感じのマイケルのテナーとEWI (Electronic Wind Instrument)である。そもそも「スッテプス・アヘッド」というバンドの演奏の個性が「明るくポップでキャッチャーな」フュージョン・ジャズといったもので、どの曲もフュージョン・ジャズらしく、超絶技巧なテクニックを駆使して、キャッチャーなアドリブ・フレーズを吹きまくり、弾きまくる。とにかく聴いていて楽しい。

特にリズム・セクションが強力。ウエザー・リポートで鳴らしたピーター・アースキンのドラミングがまず「見事」。コンテンポラリーな純ジャズ風のドラミングを叩きまくり、バンド全体のリズム&ビートを引き締める。そして、ハイラム・ブロックやチャック・ローブのエレギが、これまた「見事」。リズムにリードに大活躍。マイニエリのヴァイブも良いアクセントになっていて「見事」。

今の耳で振り返って聴けば、この「ステップス・アヘッド」のパフォーマンスは、1970年代に生まれ発展したフュージョン・ジャズの究極の姿と言っても良いのでは無いか。ムーディーでアーバンな個性はスムース・ジャズに任せれば良い。フュージョン・ジャズは「明るくポップでキャッチャー」そして「超絶技巧なテクニックで吹きまくり、弾きまくる」。これがフュージョン・ジャズにとって一番である。
 
 
 
東日本大震災から8年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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