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2018年11月26日 (月曜日)

マクブライドの「新しいジャズ」

このところ、新しいタイプのスピリチュアル・ジャズが流行っている。今までのスピリチュアル・ジャズの印象は、感情のおもむくままに楽器を吹き鳴らし、精神性の部分を強調したフリー・ジャズのバリエーション、ということ。その激しいアブストラクトな吹奏は、時に「馬の嘶き」にも匹敵し、音楽鑑賞という行為の中では、かなりの苦行を強いられる。つまり、一般的に敬遠されがちなジャンルではあった。

しかし、最近、そのスピリチュアル・ジャズの印象がガラッと変わる、新しいタイプのスピリチュアル・ジャズが現れ出でつつある。穏やかでモーダルな「印象的フレーズ」を展開しながら、時にフリーに傾くが、それは演奏の中のアクセントとしてアレンジされ、音の響きとフレーズから「スピリチュアル」な面を増幅させ、聴く者に訴求する、という、新しいアプローチ。これがなかなか良い感じなのだ。

『Christian McBride's New Jawn』(写真左)。今年10月のリリース。現代のファーストコール・ベーシストの一人、クリスチャン・マクブライドの新グループ「New Jawn」によるファースト盤である。「Jawn」とは、マクブライドの故郷フィラデルフィアのスラングで「=place, or thing」の意味らしい。つまり「新しい場所・事柄」=「新しいジャズ」と僕は解釈している。何が新しいのか。この盤に詰まっている演奏の全てが「モード」による演奏みたいなのだ。バンドを構成する楽器も、コード楽器を排したカルテット構成。
 

New_jawn  

 
ちなみにパーソネルは、Christian Mcbride (b), Josh Evans (tp), Marcus Strickland (ts, bcl), Nasheet Waits (ds)。まあ、簡単に言ってしまうと、ピアノ、もしくはギターという、コード楽器が無い編成である。演奏がコードに縛られる、アドリブ展開がコードに影響されるということが排除されることがメリットで、フリー・ジャズでは無いが、限りなく自由度の高い展開が期待出来る。確かに、このマクブライドの新盤では、そんな「限りなく自由度の高い」演奏が展開されていて見事だ。

限りなく自由度の高い演奏をベースにした、モーダルな演奏。その音世界は「スピリチュアルな」雰囲気が濃厚。この盤の演奏、これはマクブライドの考える「スピリチュアル・ジャズ」なのではないか。マーカス・ストリックランドのテーナーと、ジョシュ・エヴァンスのトランペットが織りなす複雑なアンサンブルとハーモニーが実にスピリチュアルなのだ。そして、マクブライドのベースとナシート・ウェイツのドラムが硬軟自在、痴漢自在な自由度の高いリズム&ビートが、その「スピリチュアルな要素」を増幅する。

実にユニークなメインストリーム・ジャズである。フリーフォームからハード・スウィングまで、モーダルな演奏の粋を尽くした展開が見事。今までに聴いたことの無い響きが面白い。ジャケットがアメリカン・コミック風のデザインなので、何かコミカルな内容なのか、と勘違いしそうなんだが、どうして、この盤に詰まっている音は、明らかに現代の「純ジャズ」の最先端である。

 
 

東日本大震災から7年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2018年10月30日 (火曜日)

再掲『ジム・ホールの想い出 』

ベーシストのリーダー作は、なかなかに聴き応えがあるものが多い。ベースのテクニックをメインにした盤は当たり前なんだが、ベースという楽器のポジションを活かした「グループ・サウンド」をプロデュースしコントロールした盤が良い。リーダーであるベーシストの音楽性がとりわけ良く判る。特にライヴ盤では、リーダーのベーシストのテクニックと音楽性の両方が良く判る盤が多く、ベーシストのリーダー作はライヴ盤だったら、迷わず入手することにしています。

Ron Carter『In Memory of Jim』(写真左)。2014年1月20日、ブルーノート東京にてのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Ron Carter (b), Larry Coryell & Peter Bernstein (g)。なかなか良い音で録れております。リーダーがベーシストのロン、パートナーのギタリストがコリエルとバーンスタイン。名前を見ただけで思わず触手が伸びる。ジャケット・デザインもなかなかグッドで、中の音が期待出来ます。

ちなみに「Jim」とは「Jim Hall(ジム・ホール)」のこと。プログレッシヴなレジェンド・ギタリストで、2013年12月に急逝。この盤は追悼盤の位置づけになります。ちなみに邦題は『ジム・ホールの想い出 』。ジム・ホールとロン・カーターは何枚か、デュオでの共演盤があって、そのデュオ演奏を聴けば判るのですが、相性は良く、どのデュオ盤も良い内容です。
 

Ron_in_memory_of_jim  

 
このトリビュート盤では、ジム・ホールの代わりを、ラリー・コリエルとピーター・バーンスタインが務めています。代わる代わる弾くのでは無く、ロンのベースに2ギターでのトリオ編成の演奏になっていて、意外とユニークで聴き応えがあります。「アローン・トゥゲザー」「セント・トーマス」など、ジムとのデュエットのレパートリーだった有名スタンダードを中心に演奏されていて、聴いていてとても楽しい内容。

実はこの盤、しばらく聴くのを躊躇っていました。それというのも、この盤のロンのベースはピッチが合っているか、そして、アコベの音をアタッチメントで増幅していないか、その2点が心配で、なかなか聴く勇気が出ませんでした。が、それは杞憂に終わったようで、ロンのベースのピッチは意外と合っていて聴ける。そして、アコベの音は電気的に増幅されておらず、アコベの生々しい骨太な響きが心地良い。

このライヴ盤、ロンのベースは「当たり」です。ギタリストのコリエルとバースタインとの相性も良いようで、かなり内容の濃い、適度なテンションの中、丁々発止とインプロビゼーションが展開されます。ロンはデュオが得意。ロンのベースはギターに上手く絡みます。それでいて、リーダーとして、アコベ演奏の主張はしっかりと前面に押し出す。ロンのベースの良い面がしっかり出た好盤です。

 
 

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2018年10月25日 (木曜日)

全くの自然体のハードバップ

ジャズの定番スタイルといえば、やはり「ハードバップ」だろう。1950年代後半がピーク。ビ・バップの自由さとリズム&ブルースが持つ大衆性の両方が共存した、いわゆる「俗っぽさ」と「芸術性」のブレンド。演奏のテクニックとしては「特にソロのアドリブ演奏面で、ホットでハードドライビングしながらも、メロディアスに洗練されたスタイル」である(Wikipediaより)。

ジャズが一番ジャズらしい演奏スタイルが「ハードバップ」。その後、モード、フリーと進化したが、進化の代償としてキャッチーさ、大衆性が失われたが故に1960年代後半以降、ハードバップは一旦衰退する。しかし、1980年代半ば、当時大流行の後、衰退を始めたフュージョン・ジャズと取って代わるように復活した。いまでは「ネオ・ハードバップ」として、一定のトレンドを維持している。

Joris Teepe『Bottom Line』(写真左)。1995年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Don Braden (ts), Tom Harrell (tp), Darrell Grant (p), Joris Teepe (b), Carl Allan (ds)。リーダーは「Joris Teepe」=ヨリス・テーぺ、と読む。オランダ出身の敏腕ベーシスト。ドン・ブラッデンのテナーとトム・ハレルとのトランペットの2管フロントのクインテット構成。
 

Bottom_line  

  
ベーシストがリーダーのジャズ盤になる。ベースという楽器の性格上、ジャズ演奏において、フロント楽器を担うことは無い。音のバリエーションが狭いので、旋律弾きを担当することはあるが、相当なテクニックの持ち主に限る。リーダーとして、グループサウンズにケアしつつ、自分のやりたいジャズの演奏トレンドを追求する。

この盤での演奏トレンドは「ネオ・ハードバップ」。コードをベースに展開する、伝統的なハードバップと、モード奏法をベースとしたモード・ジャズ。この2つのハードバップなジャズを混ぜ合わせた様な音世界。グループ・サウンドは端正かつ躍動的。メリハリがきっちり着いて、アドリブの展開は爽快。これが現代のハードバップ、そう「ネオ・ハードバップ」である。

1995年でこの演奏である。全くの自然体のハードバップ。素晴らしい。全く「作られた」感じが無い、自然体のハードバップ。この盤を聴くと、ハードバップって作られるものでは無く、生み出されるものなんだなあ、って思う。理屈で作るものでもなければ、頼まれて作るものでも無い。つまりは「ジャズ」ってそういうものなんだろう。この盤を聴いていて、つくづく思う。

 
 

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2018年10月16日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・131

最近、ジャズの新盤を聴いていると、意外とソロやデュオという少人数編成の演奏が、以前より目立つようになったと感じている。ジャズの少人数編成って、結構、テクニックを要するフォーマットで、演奏する方は結構大変ではないのかなあ。特にデュオは組む相手との相性の問題もあったり、楽器同士がぶつかり合ったりで、これまた意外と難しい。

Houston person & Ron Carter『Remember Love』(写真左)。2018年3月27日の録音。ベテランのテナー・サックス奏者のヒューストン・パーソンと、ジャズ・ベースのレジェンド、ロン・カーターのデュオ盤。久し振りに「聴いてみてビックリ」。これがまあ、素晴らしい内容のデュオ盤なのだ。

ヒューストン・パーソンは1934年生まれ。今年で84歳。しかし、このデュオ盤のテナーの音を聴けば、84歳の音とは思えない、溌剌していて、しっかりと重心が低く力強いブロウは聴き応え満点。ロン・カーターは1937年生まれ。今年で81歳。実はこのロンのベースの音に一番驚いた。今までのロンのベース音とは全く違う。
 

Remember_love_1

 
まず、ベースのピッチが合っている。実はロンのベースって、ピッチが合っていないことが多く、聴いていて気持ち悪くなることもしばしば。最初は恐る恐る聴いたのだが、この新盤ではこれがバッチリ合っている。力強く、速いフレーズも容易く弾きこなす。切れ味良く、鋼のソリッド感がダイレクトに感じる素晴らしいベース。これがロンとは、最初はにわかに信じ難かった。

そこに、ヒューストンの大らかで緻密で歌心のあるブロウが乗っかるのだ。素晴らしく心地良いデュオ演奏。本作はおなじみのスタンダード曲にそれぞれのオリジナル曲が1曲づつ収録されている。が、やはりスタンダード曲が良い。この途方も無い、素晴らしい内容のデュオ演奏に乗って、スタンダード曲がとても魅力的に聴こえる。

加えて、この盤、音が抜群に良い。調べてみたら、この新盤は、ルディ・ヴァン・ゲルダーの傍らで長年アシスタント・エンジニアを努めていたモーリン・シックラーが担当しているそうだ。この生々しく自然な音の響きは明らかにヴァン・ゲルダー・スタジオの音。高い天井の自然なリバーブが、デュオ演奏というシンプルな少人数編成の音をさらに魅力的なものにしている。ジャズ喫茶で流したい「格好の好盤」。

 
 

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2018年10月 3日 (水曜日)

ミンガスは「ながら」に向かない

昔から「ながら族」であった。中学の頃から、音楽を聴きながら勉強すると能率が上がった。学生の頃は音楽を聴きながら、本や論文を読むと能率が上がった。この「ながら」の音楽については向き不向きがある。基本的にフュージョン・ジャズは向くが純ジャズは向かない。音楽の良し悪しとは比例しない。逆に良い音楽の方が「ながら」に向く。

逆に「ながら」に絶対に向かない音楽もある。ジャズで言えば、チャールズ・ミンガスの諸作は絶対に「ながら」に向かない。しっかりとステレオの前に陣取り、スピーカーに対峙して、しっかり聴き込むことが必要になる。ミンガスの音楽はそういう類のものである。アルバムや演奏には必ずテーマがあり、そのテーマについてジャズの演奏で語るように表現する。それがミンガスの音楽である。

つまり、ミンガスの音楽を楽しむということは、ミンガスによる様々な音の表現を楽しむことであり、ミンガスの作曲能力と演奏におけるリーダーシップを愛でることである。それには「ながら」は向かない。よって、ジャズを聴き始めてミンガスの音楽に出会って以来、ミンガスのリーダー作は「ながら」で聴いたことが無い。
 

The_clown_mingus  

 
Charles Mingus『The Clown』(写真左)。1957年2月と3月の録音。ちなみにパーソネルは、    Charles Mingus (b), Shafi Hadi (as, ts), Jimmy Knepper (tb), Wade Legge (p), Dannie Richmond (ds), Jean Shepherd (narration)。演奏についてはクインテット構成。たった5人でこれだけ分厚くて濃厚な音を出すのだから、ミンガスのアレンジ能力も素晴らしいものがある。

傑作である。全曲、ミンガスの作曲なので統一感が抜群。全編に渡って、ミンガスの重量感溢れるベースが大活躍。ミンガスのベーシストとしての実力と個性を確認するのにも好適なアルバムでもある。冒頭の有名な「ハイチ人の戦闘の歌」を聴けば、このアルバムの音世界の傾向が如実に判る。フロント2管とドラムも攻撃的で重量感抜群。加えて、タイトル曲の「道化師」などはナレーション入りで、現代ジャズのトレンドを50年以上も先取りしている。

ミンガスの音楽は「新しい」。現代ジャズの世界にもダイレクトに通用する、先進的なフレーズや仕掛けが施されていて、聴くとその内容の先進性に驚く。ミンガスのアルバムを聴く度に「ジャズはアートである」という感覚を噛みしめる。1957年時点で既にフリー・ジャズの片鱗も聴かせてくれており、ミンガスの音楽が如何に先取性に溢れていたか、を再認識する。ミンガスの音楽は「ながら」に向かない。しっかりと対峙して聴くべし。

 
 

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2018年9月27日 (木曜日)

ウェザー・リポートのフォロワー

昔からベーシストのリーダー作を聴くのが好きである。ベースのテクニックをメインにした盤は当たり前なんだが、ベースという楽器のポジションを活かした「グループ・サウンド」をプロデュースしコントロールした盤が良い感じだ。ベーシストの好みの音の傾向、音の個性をバンドメンバーに浸透させ、グループ・サウンドを創成する。これがなかなかに味わい深い。

今日聴いたベーシストのリーダー作が『ARC Trio』(写真左)。つい先月のリリース。ちなみにパーソネルは、Jimmy Haslip (b), Scott Kinsey (key), Gergö Borlai (ds)。ベーシスト、ジミー・ハスリップがリーダーのトリオ作。ジミー・ハスリップは、イエロージャケッツのオリジナルメンバーとしても知られる腕利きベーシストである。

ジミー・ハスリップは1951年生まれなので、今年で67歳。大ベテランの域である。しかし、この盤ではエレベを現代ジャズにおける最新の音で弾きまくる。音だけ聴くと30歳代の若手中堅バリバリのベーシストの弾く音かと思った。さすがベーシストがリーダーの盤、適度に捻れた、ベースの特徴あるフレーズが前面に出ていて、聴いていてとても楽しい。
 

Arc_trio_album

 
ハスリップのベースは、ジャコほどのバカテクでは無いが、相当に高度なテクニックを駆使しながら、コンテンポラリーで流麗なアドリブ・ラインを事も無げに弾き回している。このクールで熱いアドリブ・ラインが良い。キンゼイのキーボードが凄い。その表現力と音の厚みの出し方、流麗な弾き回し、素晴らしいの一言。そこに、現代の最新のポリリズムが聴いて楽しいボーライのドラム。

この盤を一言で表現すると「現代のウェザー・リポート」。ウェザー・リポートのジャコ期の音の個性がそこはかとなく漂う。しかも、これがトリオの演奏か、と驚く位に音の厚みがある。音の厚みがありながら、シンプルでクールに疾走する躍動感。このトリオにショーターばりのテナーが入れば、完璧にウェザーの音。このウェザーの音を彷彿とさせる展開が意外と「新しい」。

ウェザーのジャコ期が1970年代後半から1980年代初頭だから、あれからもう既に約40年経つ。この盤の音はウェザーをパクったのでは無く、正統なウェザー・リポートのフォロワーの音である。音の重ね方や音の捻り方などは現代のジャズの香りが充満していて、ウェザーのフォロワーな音とは言え、古さは全く感じ無い。現代のコンテンポラリーな純ジャズとしての秀作である。

 
 

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2018年9月 1日 (土曜日)

適用性の高さこそが最大の個性

何もジャズ盤紹介本やジャズ雑誌の特集のアルバム紹介に挙がる盤ばかりが「好盤」では無い。最近ではジャズに関する単行本が結構、出版されるようになったので、この単行本からも「好盤」の情報を得ることが出来るようになった。しかし、最終的には、自分の目と手でアルバムを探索し、自分の耳で聴いて、自分なりの「好盤」を探し出す。これが、ジャズ盤コレクターの醍醐味である。

この盤は、ジャズ・ベーシストのリーダー作を物色していた時、ジョン・パティトゥッチ(John Patitucci)の名に出くわし、このベーシストのリーダー作を聴き進めていって、出会った盤である。John Patitucci『Sketchbook』(写真左)。凄腕ベーシスト、パティトゥッチ、この盤では、エレクトリック・ベースによるプレイがメイン。超絶技巧を活かしたギター・ライクな多弦ベースによるプレイがソロが魅力的。

1990年のリリース。時代は純ジャズ復古の後、メインストリームな純ジャズと、フュージョン〜スムース・ジャズがバランス良く存在していた時代。ちなみにパーソネルは、John Patitucci (b), Michael Brecker (ts), John Scofield (g), Peter Erskine (ds), Vinnie Caliuta (ds), Terri Lyne Carrington (ds), Alex Acuna (per), John Beasley (p), David Witham (synth), Jon Crosse (ss), Dori Caymmi (vo), Ricardo Silveira (g), Paulinho Da Costa (per), Judd Miller (synth)。

 

John_patitucci_sketchbook  

 

フュージョン・ジャズ系の強者どもを集めた力作。個人的にはまだまだやりたいジャズのイメージが沢山あったみたいで、この盤について、かなりバリエーションに富んだ内容になっている。明確なフュージョン・ジャズあり、コンテンポラリーな純ジャズ風の演奏あり、といろいろやっているのだが、パティトゥッチのエレクトリック・ベースの個性は、どんな内容のジャズにおいても一貫しているので、アルバム全体の統一感は損なわれていない。

彼のエレベはこの盤で聴くと、ほぼ完成の域に達した、といって良いだろう。彼の超絶技巧を活かしたギター・ライクな多弦ベースによるプレイがアルバム全体でフィーチャーされていて、彼のベーシストとしての力量が良く判る内容になっている。あれもできる、これもできる、で器用貧乏とか、八方美人的とか、一貫性が無いとか揶揄されるが、僕はそうは思わない。その多様性、適用性の高さこそが、パティトゥッチのベースの最大の個性だろう。

これだけ適用力の高いベーシストであれば、フロントを張る楽器も活き活きとしたパフォーマンスを発揮する。この盤でも、テナーのマイケル・ブレッカー、エレギのジョン・スコフィールドが胸のすくような快演を展開している。そうそう、ビニー・カリウタのドラムもパティトゥッチのベースに触発されて躍動感抜群。演奏のリズム&ビートを支える役割のベース。演奏全体の出来不出来は、このベースに依るところが結構あるんだろう。そういう意味で、この盤はベーシストのリーダー作として優れた内容の好盤と言える。

 
 

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2018年8月28日 (火曜日)

これも魅力的なジャズ・ベース盤

ジャズ・ベーシストのリーダー作は幾つかのケースに分かれるが、聴き応えがあるのは、リーダーとして自分の音世界をプロデューサーの様に創造していくケースだろう。自らのベースはあまり前面に出ることは無くて、ベースのテクニックを披露するのは要所要所に留める。自らはその音世界の創造を支える側に回るのだが、セルフ・プロデュースの手腕が優れていればいるほど、優れたジャズ・ベーシストのリーダー作として成立する。

例えば、この盤はそういう系統のジャズ・ベーシストのリーダー作だろう。Tom Kennedy『Just Play』(写真左)。2012年9月25日の録音。2013年のリリース。トム・ケネディは、アコベとエレベの両刀使い。特にこの盤ではアコベが素晴らしい。ちなみにパーソネルは、Tom Kennedy(b) Dave Weckl(ds) Renee Rosnes(p) George Garzone(ts)のカルテットをメインに、Mike Stern, Lee Ritenour(g) Tim Hagens(tp) John Allred(tb) Steve Wirtsz(ts)が曲毎に客演しています 。

中堅どころの強者揃い。これだけのメンバーが揃えば、アルバムの良し悪しについては、後はリーダーのプロデュース能力次第ということになるのですが、この盤、トム・ケネディのリーダーシップについては申し分ありません。それぞれの楽器が、それぞれの個性通りに魅力的なパフォーマンスを展開してくれています。これは、このレコーディング・セッションの「狙いと基本的考え方」が明確で、メンバー全員の一致した理解によるものだと思います。
 

Just_play  

 
この盤では、リーダーのトム・ケネディはアコースティック・ベースに専念しているのだが、このアコベが実に良い。音も良い、テクニックも良好、特に、演奏の底を支えるビート感が抜群に良い。これはフロントに立つ楽器としてはやりやすいでしょうね。それが証拠に、この盤、選曲としては、スタンダード曲+ジャズメン・オリジナル曲で構成されていますが、特にスタンダード曲のクールな躍動感が魅力的です。トム・ケネディのアコベのビートが実に見事に効いています。

リズム・セクションのパートナーとしては、共演歴の長いデイヴ・ウェックルがドラムを担当し、理知的でリリカルなピアノにリニー・ロスネスが座ります。このリズム・セクションが強力で、堅実でオーソドックスなリズム&ビートを供給しつつ、意外と今の新しいネオ・ハードバップの響きを供給してくれています。意外とファンクネスがしっかり漂うところも良いなあ。

最近の純ジャズって、ファンクネス排除、スイング感排除な音作りが多いのですが、この盤は例外で、かなりオーソドックスな純ジャズの響きです。冒頭からの「Airegin」「Moanin' 」「he Night Has A Thousand Eyes」の大スタンダード曲3連発は何度聴いてもグッときますね。あまりに「どスタンダード」なので、聴く前はちょっと警戒しますが、聴いてみて、かなり今の新しいネオ・ハードバップな音がメインで、ホッとします。好盤です。

 
 

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2018年8月27日 (月曜日)

スタンリーの「RTF」な最新作

ベーシストのリーダー作は聴いていて面白い。ベースという楽器の性格上、ジャズ演奏において、フロント楽器を担うことは無い。音のバリエーションが狭いので、旋律弾きを担当することはあるが、相当なテクニックの持ち主に限る。リーダーとして、グループサウンズにケアしつつ、自分のやりたいジャズの演奏トレンドを追求するケースがほとんどになる。

Stanley Clarke Band『The Message』(写真左)。今年6月のリリース、フュージョン・ジャズ系のベーシストのレジェンド、スタンリー・クラークの4年振りの新作。スタンリー・クラークと言えば、1960年代後半、ニュータイプの純ジャズ・ベーシストとして頭角を現し、1970年代前半には、チック・コリアのReturn to Forever(RTF)を結成。アコベとエレベの両刀遣いのバカテク・ベーシストとして人気を博した。

1970年代後半には、ジャズ・ファンクをメインにスタイルを鞍替え。1980年代に入ると、ほとんどブラコン化して、ジャズ・ベーシストとしての面影は無くなった。同時に僕自身、彼のベースには全く興味が無くなって、その名前も忘れ去っていた。が、この5〜6年前から、コンテンポラリーな純ジャズに戻って来たみたいで、まだまだブラコンの影がちらつくが、まずまずのリーダー作をリリースし始めた。そして、今回の最新作である。聴いて思わず「ニンマリ」。
 

Stanley_clarke_the_message

 
これって「RTF」やん。昔々、自分のリーダー作では「もうRTFの音は追求しない。RTFの音はチックの音だ」なんて拗ねていた。しかし、彼のアコベとエレベの両刀遣いのバカテク・ベースは、RTFの音の中でこそ活きる、というか、RTFの音の中でこそ映える。ブラコン的な音の中では、他のバカテク・ベーシストとの違いが出てこない。しかもパターンが画一化していて、はっきり言って面白く無い。

若手メンバーを中心にしたメンバー構成で、これもスタンリー・クラークには珍しいこと。今までは、気心知れた先輩〜同年代のミュージシャンとの共演がほとんどだったので、彼がリーダーとして、若手ジャズメンとガップリ組んだアルバムを作るとは思わなかった。そう、スタンリー・クラークは、このアルバムで「リーダーとして、グループサウンズにケアしつつ、自分のやりたいジャズの演奏トレンドを追求」しているのだ。

この最新作に詰まっている、現代の「RTFの音」のイメージに思わず、ウキウキ。コンテンポラリーな純ジャズに回帰した様なスタンリー・クラークの最新作はなかなか良い内容だ。スタンリーいわく「私の話より、バンド・メンバーの話を紹介してほしいんだ」。確かに、若手メンバーをメインにした演奏はなかなかのレベル。次の作品が期待出来ます。

 
 

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2018年8月 6日 (月曜日)

The Chuck Rainey Coalition

チャック・レイニー(Chuck Rainey)。米国のベーシスト。セッション・ベーシストとして、ソウル、R&B、ジャズ、クロスオーバーを中心に幅広いジャンルで活躍。ボーダーレスなベースで、それぞれの音楽ジャンルに適したフレーズを弾き分ける。それでいて、音色と手癖はレイニーなれではのもので、セッション・ベーシストとしても、純粋にベーシスト単独としても優れた才能の持ち主であった。

Chuck Rainey『The Chuck Rainey Coalition』(写真左)。1972年のリリース。ちなみにパーソネルは、Chuck Rainey (b), Bernard Purdie, Herb Lovelle, Jim Johnson, Ken Rice (ds), Billy Butler, Cornell Dupree, Eric Gale (g), Richard Tee (org,p), George Stubbs (p), Montego Joe, Specs Powell, Warren Smith (per), Trevor Lawrence (ts), Melvin Lastie (tp) 。

パーソネルはじっくり眺めると、後の「伝説のフュージョン・バンド」、スタッフの主要メンバーが名を連ねている(ドラムのスティーヴ・ガッド以外)。他のメンバーもクロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズの強者ばかりで、このアルバムのセッション、結構、充実していたんやろうなあ、と思う。本当に皆、楽しそうに演奏しているのが良く判る。
 

The_chuck_rainey_coalition_1  

 
録音年は1972年。クロスオーバー・ジャズが台頭していた頃。演奏のアレンジはまだ「もったり」していて、洗練されていない。切れ味も不足しているし、メリハリも弱い。それでも、レイニーのベースをメインに、演奏全体のグルーヴ感は、後のフュージョン・ジャズに直結するものだ。

楽曲とアドリブ・フレーズの「ソフト&メロウ感」も、後のフュージョン・ジャズを先取りした様な雰囲気。こういう演奏が1972年にリリースされていたことに驚く。鑑賞前提の演奏、ながら聴きをしながら演奏テクニックに興ずる。そんなフュージョン・ジャズのプロトタイプがこのアルバムの中に詰まっている。

それにしても、チャック・レイニーのベースはいつ聴いても「痺れる」。ピチカートのグルーヴ感、裏ビートを効果的に使った個性的なフレーズ、印象的なピッキング・ハーモニクス。どれもが、後のエレクトリック・ジャズにおけるエレベの先進的奏法を先取りしている。アルバムの演奏の内容は発展途上だが、後のフュージョン・ジャズの演奏の基本形が、このアルバムのセッションでほぼ固まっている。面白い盤である。

 
 

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