2021年2月27日 (土曜日)

ブレーメンのミンガス 1975年

ブレーメンのミンガス、昨日の続きである。1964年、主力のエリック・ドルフィーが抜けて以来、しばらくの間、ミンガス・バンドは勢いを徐々に失う。時期的にポップスやロックの時代になったのに合わせて、ジャズがポピュラー音楽の中でマイナーな存在に落ちていった時期でもあったので、ストレート・アヘッドなジャズを旨とするミンガス・バンドとしては辛い時期だったと思う。

しかし、1974年の夏以降、テナー・サックスのジョージ・アダムス(George Adams), ピアノのDon Pullen(ドン・ピューレン)が加入して、ドルフィーを加えていた時代以来、久方ぶりに超強力メンバーをそろえたクインテット編成が成立。ドルフィーとはまた違った、ポジティブでスピリチュアルなアダムスのテナーが強力で、多弁で重量感のあるピューレンのピアノと相まって、極上のミンガス・ミュージックを再現している。

『Charles Mingus @ Bremen 1964 & 1975』(写真左)。チャールズ・ミンガス 1964年と1975年のブレーメン公演のライヴ音源。CD4枚組でのリリース。

CD1とCD2が「1964年4月16日、Sendesaal Radio Bremen’s Studio」での音源。CD3とCD4が「1975年7月9日 Post-Aula Auditorium Recorded by Radio Bremen」の音源。オリジナル・テープからリマスタリングした初の公式リリースである。
 
Charles-mingus-bremen-1975  
 
今日は、CD3とCD4、1975年7月9日の録音分について語りたい。ちなみにパーソネルは、Jack Walrath (tp), George Adams (ts, vo), Don Pullen (p), Charles Mingus (b), Dannie Richmond (ds)。先にご紹介した、テナーにアダムス、ピアノにピューレンを加えたクインテット編成。トランペットのジャック・ウォラスはそこそこリーダー作も出しているベテランだが、我が国ではほとんど無名。しかし、アダムスとの2管フロントは強力。

アダムスのテナーがエネルギッシュで、ストレートで切れ味良く、スピリチュアルなブロウが、ミンガス・ミュージックにピッタリ。ウォラスのトランペットも同傾向で、この2管フロントの迫力は凄まじいばかり。

ミンガスは強力な2管フロントを得て、安心して充実したうねる様な、鋼の様な、重低音ベースを弾き続ける。このミンガスのベースの迫力も凄まじいばかり。ピューレンの多弁で重量感のあるピアノとリッチモンドの覇気溢れるポリリズミックなドラミングが、これまた2管フロントを支え鼓舞していく。

演奏の適度なテンションとグループ・サウンドとしてのまとまりの面を踏まえると、演奏の充実度は1964年に勝るとも劣らない。ミンガスはこの録音の4年後、1979年1月5日に56歳の若さで逝去する。しかし、この1975年のクインテットの輝きは永遠に音源として残っている。
 
 

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2021年2月26日 (金曜日)

ブレーメンのミンガス 1964年

ハードバップからモード・ジャズ、硬派な純ジャズ路線が魅力の「ミンガス・ミュージック」。ジャズ・ベーシストのレジェンド、チャールズ・ミンガス(Charles Mingus)率いるバンドが奏でる純ジャズは、どこまでも「ストレート・アヘッド」。1950年代からミンガスが亡くなる1970年代終盤まで、ミンガス・バンドの奏でるジャズは「ストレート・アヘッド」。

『Charles Mingus @ Bremen 1964 & 1975』(写真左)。チャールズ・ミンガス 1964年と1975年のブレーメン公演のライヴ音源。CD4枚組でのリリース。

CD1とCD2が「1964年4月16日、Sendesaal Radio Bremen’s Studio」での音源。CD3とCD4が「1975年7月9日 Post-Aula Auditorium Recorded by Radio Bremen」の音源。オリジナル・テープからリマスタリングした初の公式リリースである。

今日は、CD1とCD2、1964年4月16日の録音分について語りたい。ちなみにパーソネルは、Johnny Coles (tp). Eric Dolphy (as, fl, b-cl), Clifford Jordan (ts), Jaki Byard (p), Charles Mingus (b), Dannie Richmond (ds)。ミンガスとドルフィーとの最後の共演となった1964年の欧州ツアーでの一コマ。このツアーを終えて欧州に留まったドルフィーは、そのわずか 2ヶ月後に糖尿病の悪化で急逝してしまった。
 
 
Charles-mingus-bremen-1964
 
 
この音源は凄い。当時のミンガス・バンドの最高の演奏が詰まっている。特にエリック・ドルフィーが飛び抜けて凄いパフォーマンスを繰り広げている。一聴してすぐに判る、ドルフィー独特の「不思議に捻れた」フレーズ、エモーショナルでスピリチュアルな、それでいて耳につかない情感溢れるブロウ、エネルギッシュで爽快感溢れるアドリブ展開。この盤のドルフィーは絶好調。

もちろんミンガスのうねる様な、鋼の様な、重低音ベースも素晴らしい。取り分け、ソロをとる時の、ダンディズム溢れる、硬派で無頼漢な超弩級の重低音ベースはミンガスならではのもの。これだけ太くて重い重低音ベースはミンガスのものが一番だろう。それでいて、耳につかず、しっかりとフロントのブロウを支え鼓舞するのだから凄い。

ドルフィーの熱演とミンガスの鼓舞に応える様に、コールズのトランペット、ジョーダンのテナーも好演につぐ好演。ドルフィートのフロント3管はど迫力のユニゾン&ハーモニー。そして、リズム隊のバイアードのピアノ、リッチモンドのドラムもミンガス・ミュージックのリズム&ビートを適切に叩き出す。

今の耳で聴いても、この1964年のミンガス・セクステットは凄い。マイルスの1960年代黄金のクインテットに比肩するパフォーマンスだと思う。何故か我が国では人気が低いミンガスだが、そのパフォーマンスに「凡盤・捨て盤」はない。今回の公式リリース盤も素晴らしい内容。4枚組のちょっと重めのボリュームだが、聴き始めたら、あっと言う間の3時間弱、一気に聴き切ってしまう。好盤です。
 
 

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2021年2月13日 (土曜日)

「ながら聴き」のトリオ好盤です

チック・コリアの訃報から一昼夜が経った。僕の大のお気に入りのピアニストの筆頭だっただけにショックは大きい。

チックのリーダー作については、このブログで、相当数、記事として扱ってきた。当ブログの右下にある「カテゴリー」のチック・コリアをクリックすれば、ズラーッと出てくるが、チックのカタログの80%以上を網羅しているのでは無いか、と思っている。今、まだ記事にしていないリーダー作を洗い出し中で、近日、順次、追悼記事としてアップしていきたい。

昨晩より、チックのアルバムを追悼として聴き続けて、ちょっと耳が疲れた。耳休めに、ライトで聴き易いピアノ・トリオ盤をピックアップ。

The V.I.P. Trio『Standards』(写真左)。1988年3月7, 8日、米国ロサンゼルスの「Mad Hatter Studio」での録音。ちなみにパーソネルは、Cedar Walton (p), Pat Senatore (b), Billy Higgins (ds)。「Herb Alpert & Tijuana Brass」などで活躍した職人肌のベーシスト、パット・セナトーレが実質上のリーダーを務めるセッションである。
 
 
The-vip-trio-vol
 
 
内容的には、純ジャズ志向のハードバップでモーダルなピアノ・トリオ。タイトル通り、超有名なスタンダード曲がズラリ。これだけ、「ど」が付く位のスタンダード曲を10曲も続けるのである。普通のレベルのピアニストであれば、確実に途中で、弾き回しやアレンジがマンネリ化して、聴いている方からすると絶対に飽きる。

しかし、このトリオ演奏で選ばれたピアニストがシダー・ウォルトンなので、その懸念はしっかりと回避されている。このトリオ盤、聴きどころはやはりウォルトンのピアノで、ウォルトンの超有名なスタンダード曲の解釈が心ゆくまで堪能出来るというところ。

その期待に違わず、ウォルトンはそれぞれのスタンダード曲をバラエティー豊かに弾き回していく。セナトーレも堅実なベースで、ヒギンスは柔軟なドラムで、ウォルトンのピアノをサポートする。聴き心地が良い、上質なトリオ演奏。メロディを重視した短めの演奏が続くので、「ながら聴き」盤として楽しめる。そう「ながら聴き」のトリオ好盤です。
 
 
 

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2021年1月31日 (日曜日)

素晴らしいデュオ演奏の一枚

Lee Konitz(リー・コニッツ)。1927年10月13日、米国シカゴ生まれ。April 15, 2020年4月15日、米国NYにて逝去。享年92歳。コロナ感染が起因の合併症での逝去であった。今回のコロナ禍では幾人からレジェンド級のジャズマンが犠牲になっているが、コニッツもその1人になってしまった。92歳当時、まだまだ現役で活躍していただけに実に残念なことであった。

Lee Konitz & Hein Van De Geyn『Meeting Again』(写真左)。2006年4月8日、仏アウステルリッツの「Beauforthuis」でのライヴ録音。オランダの名門タイムレス・レーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Lee Konita (as), Hein Van de Geyn (b) のデュオ。リー・コニッツが78歳の時のパフォーマンスになる。

1950年代前半、トリスターノ派のクール・ジャズの主要メンバーの1人として名乗りを上げ、以来、切れ味の良い抑制されたエモーショナルなブロウで思索的なフレーズを聴かせてくれたリー・コニッツが、オランダのベーシスト、ハイン・ヴァン・デ・ゲインと、徹底的にクールにブロウしたデュオ・パフォーマンスの記録である。
 
 
Meeting-again
    
 
全11曲であるが、その全てが有名スタンダード曲。これだと「今まで何処かで聴いたことがある」イメージが強く出て、俗っぽくて飽きの来る演奏になるような危惧があるのだが、どうして、コニッツはそうはならない。創造力豊かに、今までに聴いたことが無いイメージで、クールにモーダルなインプロビゼーションを繰り広げるのだから、もはや「脱帽」である。

ベーシストは「ハイン・ヴァン・デ・ゲイン」。1956年7月生まれのオランダ出身のベーシストである。録音当時は49歳。1980年から82年まで米国で活動、1983年にオランダに戻って、以降、欧州での人気ベーシストとして活躍している。が、僕はこの盤まで、このベーシストのことは知らなかった。派手さはないが,コニッツのアルトに絡んでいく美しいメロディーを持ったラインは魅力的で、低音の締まった質感も良い感じ。

コニッツはこの優秀なベーシストを得て、全11曲、1時間に渡るデュオ・パフォーマンスを一気に吹き切っていく。アルト・サックスとベースのダイアローグも好調、全編に渡り、程良いテンションを維持しつつ、時に濃密に絡み合い、時に間を活かしたクールな展開でじっくり聴かせてくれる。素晴らしいデュオ・パフォーマンスの一枚である。
 
 
 
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2021年1月24日 (日曜日)

こんなアルバムあったんや・136

このところ、ちょくちょくと、魅力的なリイシューが続いている。廃盤になって久しい好盤が、ネット時代の効果かもしれないが、全く知らないレーベルからリイシューされるのだ。それもCDショップなどを経由せず、ダイレクトにネット経由で入手出来る。21世紀に入った頃、ジャズの世界にもこんな「ネット時代」が来るなんて思いもしなかった。

Neil Swainson Quintet『49th Parallel』(写真左)。1988年の作品。ちなみにパーソネルは、Neil Swainson (b), Gary Williamson (p), Jerry Fuller (ds), Woody Shaw (tp), Joe Henderson (ts)。

実力派ベーシスト、ニール・スウェインソンの初リーダー作。ウッディ・ショウのトランペット、ジョー・ヘンダーソンのテナーのフロント2管のクインテット構成。1988年の作品だから、純ジャズ復古後の録音になる。

リーダーの「ニール・スウェインソン」は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州生まれ。70年代終わりにトロントに移住し、ョージ・シアリングのバッキング・ベーシストとして名をあげ、数々のレジェンドと共演、ダイアナ・クラール、ナンシー・ウィルソン、メル・トーメといったシンガーのバックも務めた実力派ベーシストだそう。僕は知らなかった。1955年生まれなので、現在65歳の大ベテラン。
 
 
49th-parallel  
 
 
この盤、もともとは1988年にConcordからリリースされたものの廃盤になって久しく、「幻の名盤」化していた音源とのこと。この盤を聴き通して感じるのだが、さすが、ウッディ・ショウのトランペット、ジョー・ヘンダーソンのテナーのフロント2管のパフォーマンスが群を抜いている。「幻の名盤」化していた音源、というのも納得の一枚である。

ウッディ・ショウにとって、スタジオ録音のパフォーマンスとしては最後期に位置づけられるもので、これがなかなか素晴らしい。この盤でのウッディ・ショウの演奏はとりわけブリリアントで、鋭いハイノートも難なく吹きこなしている。特にモーダルなフレーズは、ジョーヘンと共に、硬軟自在、緩急自在な骨太でダイナミックな展開が見事。

バックのリズム・セクションは、リーダーのスウェインソンのベースを含め、カナダ人の面々であるが,演奏自体は堅実。しっかりと「重量級の」フロント2人をサポートしている。

この盤、1988年にConcordからリリースされた時(写真右)も、今回のリリース時(写真左)もジャケット・デザインがイマイチなので、パッと見、この盤、内容的に大丈夫なのか、と思うのだが「大丈夫です」。
 
 
 

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2021年1月 2日 (土曜日)

ジャズ喫茶で流したい・194

明けましておめでとうございます。今年もヴァーチャル音楽喫茶『松和』をよろしくお願いします。寒いお正月になりました。皆さんの地方では寒さの影響はいかがでしょうか。関東地方はとにかく「寒い」の一点。

以前から正月だからといって、特別にジャズ盤を選ぶことは無い。そもそも、ジャズ自体が「正月」を全く意識していない。「正月」を題材にした曲は見当たらないし、そもそも正月三が日でリーダー作を録音したりしている。よって「正月」だからといって、この盤をかける、とか、この曲を特別に聴くってことは無いんですよね。

Marc Johnson『The Sound of Summer Running』(写真)。1998年2月24日の録音。ちなみにパーソネルは、Marc Johnson (b), Bill Frisell, Pat Metheny (g), Joey Baron (ds)。Verveレーベルからのリリース。堅実実直&硬軟自在なベーシスト、マーク・ジョンソンのリーダー作。先鋭的でコンテンポラリーなジャズ・ギタリスト、ビル・フリゼールとパット・メセニーが共演。

キーボードレスのコンテンポラリーなエレ・ジャズ。先鋭的でリリカルでフォーキーで心地良い捻りの効いたギターが2本。そのフロントのギター2本の自由度の高い、創造性溢れるパフォーマンスを、リーダーのマーク・ジョンソンのベースがドラムのバロンと共にガッチリと受け止めてコントロールする。とにかく、2本のギターのコンテンポラリーなインタープレイが見事である。
 
 
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4曲目「Summer Running」が象徴的な演奏。カントリー色+フォーク色が濃厚な、スピード感溢れる、爽やかで透明度の高い2本のギターの音色が清々しい。僕はこの演奏が大好きだ。この1曲だけでも、この盤は「買い」。

2人のギターの共演について、全体のパフォーマンスを通じて、メセニー色が先行しているが、フリゼールも十分に健闘。両人とも、自らの個性をしっかり維持していて、聴いていて気持ちが良い。ノリの良いカントリー風な曲あり、牧歌的なロック調な曲あり、フォーク・ロックな曲あり。フリゼールお得意のスペイシーで怪しげな曲あり(笑)。

曇りの無い、明らかに健康的で印象的なフレーズ溢れる、聴いていて、気持ちがスッキリする明るいパフォーマンスが見事である。ファクネスは皆無、ブルージーな雰囲気薄め。エレギがメインの曲でも、いわゆる「フュージョン色」は薄く、コンテンポラリーな純ジャズ志向が頼もしい。ありそうで、なかなか無い、健康的でネーチャーでフォーキーなジャズである。

その2人のギターの見事なパフォーマンスを支えまとめているのが、マーク・ジョンソンのベース。ジョーイ・バロンの変幻自在、柔軟度抜群なドラミングの適応力は凄い。この盤の清々しさは「新春」にピッタリ。確かに振り返ってみれば、この盤は正月三が日に聴くことが多いですねえ。この季節にお勧めの好盤です。
 
 
  

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2020年12月28日 (月曜日)

冬に聴く「ボサノバ・ジャズ」

いよいよ、今年もあと3日。コロナ禍で始まり、コロナ禍で終わった2020年。来年以降は「Withコロナ」の生活が日常になる。そんな日常の中、巣ごもり生活が主になったお陰で、家でジャズ盤を聴く機会が増えた。そして冬。冬に聴く「ボサノバ・ジャズ」も意外と「オツなもの」だということが、この盤を聴いていて再認識した。

L.A.4『Pavane Pour Une Infante Defunte』(写真左)。邦題「なき王女のためのパヴァーヌ」。1976年10月、カリフォルニア、ロサンゼルスのWarner Brothers Recording Studiosでの録音。ちなみにパーソネルは「L.A.4」= Ray Brown (b・写真右), Shelly Manne (ds), Laurindo Almeida (g), Bud Shank (sax, fl)。

米国西海岸ジャズのレジェンド3人(ブラウン・マン・シャンク)に、ボサノバ・ギターの名手の4人、ピアノレスのカルテット編成。この盤はイーストウィンド・レーベル(日本フォノグラム)からのリリース。日本の純ジャズ志向のレーベルの企画盤。特に、この「L.A.4」の人選はいかにも、日本のコアな「純ジャズ者」らしい人選だ。
 
 
Pavane-pour-une-infante-defunte-la4
 
 
タイトル曲「なき王女のためのパヴァーヌ」は、ラヴェルの管弦楽曲。ラヴェルいわく「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」を、米国西海岸ジャズらしく、軽快で流麗なギター・ジャズにアレンジしている。この様なクラシック曲のカヴァーも日本発のレーベルらしい企画もの。西海岸ジャズらしい、聴かせるジャズ。

ボサノバ・ギターの名手、アルメイダの存在が良い味を出している。単なるレジェンドの集まりだと、旧来の米国西海岸ジャズをなぞるだけの「懐メロ風」の演奏に終始しがちなのだが、ここにアルメイダのギターが入っているのが良い。爽やかで軽快な、そしてどこか哀愁漂うボサノバ・ジャズの響きがこの盤を特別なものにしている。

録音された時代はクロスオーバー・ジャズからフュージョン・ジャズへの移行期。エレ・ジャズ主流の中、アコースティック楽器がメインの純ジャズが、しかも、この盤の様に「内容のある」盤が録音されていたのは、ちょっとした驚きだったけど、日本発のレーベルの企画と知って、しかと「納得」。でも、この企画盤は良い内容で良かったです。
 
 
 

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Jaco Pastorius『In New York』

最近、Weather Reportのアルバムを聴き直しているんだが、やはり『Black Market』から『Weather Report(1981)』までのアルバムが一番充実している。とりわけ、リズム・セクションの固定化が実現した『8:30』から『Weather Report(1981)』の3枚は、今のジャズと照らし合わせても「無敵」。群を抜いた内容の素晴らしさである。

特に、エレベの革新者、ジャコ・パストリアスの出現は度肝を抜かれた。『Heavy Wrather』の「Teen Town」でのエレベ・ソロは凄かった。僕は最初、ザヴィヌルがシンセでベース・ラインを弾いているんだと思った。せっかくベース奏者がいるのに無体なことするなあ、とザヴィヌルを疑った。が、これがジャコのエレベ・ソロだと知った時、唖然とした。

そして、彼の弾くベース・ラインについても明らかに革新的。ベース弦を弾くテクニックがずば抜けているが故に実現出来る、明らかに今までに無い、高速なベース・ライン。ベース・ラインにおける「シーツ・オブ・サウンド」。エレベがギターと共に、旋律楽器としてフロントを張ることだって出来る様になった。これは明らかにジャコのお陰である。
 
 
In-new-york-jaco-pastorius  
 
 
Jaco Pastorius『In New York』(写真左)。1985年11月、NYでのギグのライヴ録音。CD2枚組。ちなみにパーソネルは、Jaco Pastorius (el-b, vo), Hiram Bullock (el-g), Michael Gerber (ac-p), Alex Foster, Butch Thomas (sax), Delmar Brown (syn, vo), Kenwood Dennard (ds), Jerry Gonzalez (tp, congas)。

ジャコのブートレグ盤。音はまずまずで最後まで聴ける。演奏内容については、曲によっては「トホホ」なものもあるが、押し並べてまずまずの出来。ジャコのエレベについては、しっかりと楽しめる。「俺のベースについてこい」と言わんばかりに、強引に突っ走るような高速ベースライン。他のメンバーに合わせる気なぞ、さらさら無い。しかし、創造性溢れる「これしかない」的なベース・ライン。このライヴ盤、ジャコのエレベを愛でるには十分の内容になっている。

ハイラム・ブロックのエレギも凄い。以前、マイルスがエレ・ジャズをやる際に、ギタリストに耳打ちした指示が「ジミ・ヘンドリックスの様に弾け」。このライヴ盤でのハイラム・ブロックは、1970年代前半のマイルスが聴いたら喜ぶであろう、
本当にジミヘンの様に弾いている。部分的には「トホホ」な演奏もあるが、押し並べて、この盤のハイラム・ブロックのエレギは充実している。

ジャコのエレベとハイラムのエレギが突出している。ギクなので荒いところもあるが、生々しくて、意外と聴き応えのあるライブ盤である。
 
 
 

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2020年10月31日 (土曜日)

マーカス・ミラーの傑作盤です

最近、マーカス・ミラー(Marcus Miller)が気になっている。もともとベーシストのリーダー作には興味があって良く選盤するのだが、最近、何故か、マーカス・ミラーが気になっている。マーカス・ミラーは、現代最高峰のベーシストの1人。相当に卓越したテクニックと疾走感と切れ味抜群の「独特のグルーヴ感」が個性。とくにスラップにおけるグルーヴは秀逸。

1970年代後半、ジャコ・パストリアス(愛称「ジャコ」)の登場で、ジャズにおけるエレクトリック・ベース(略して「エレベ」)の可能性は飛躍的に拡大したが、そのエレベの可能性をもう一段階上のレベルに引き上げたのがスタンリー・クラーク(愛称「スタン」)、そして、このマーカス・ミラーだと僕は認識している。そんなマーカスのリーダー作をじっくりと、年代順に聴いたことが無い。ということで、マーカスのリーダー作に注目である。

Marcus Miller『The Sun Don't Lie』(写真左)。1993年のリリース。パーソネルは挙げれば切りが無い。当時のフュージョン・ジャズ畑、コンテンポラリー・ジャズ畑の一流どころがズラリ。曲によって、演奏の内容によって、演奏するメンバーを厳選しており、こういうところは、マーカスのプロデュース能力の高さを感じさせる。さすが、マイルス・バンド、最後の音楽監督である。
 
 
The-sun-dont-lie-marcus-miller
 
 
邦題『ザ・キング・イズ・ゴーン』。1991年に亡くなったマイルス・デイヴィスに捧げた「追悼盤」。邦題の「キング」はもちろんマイルス・デイヴィスのこと。ジャコに題材をとった作品も含めて、1980年代はR&B志向のマーカスが、ジャズ・ベーシストとしての自分を前面に押し出した「コンテンポラリー・ジャズ」志向のリーダー作である。

この盤でのマーカスのエレベは凄まじい。ロック、ファンク、ソウル、ジャズ、様々な音楽要素を融合した、コンテンポラリーなフュージョン・ジャズがこの盤に詰まっている。特にファンクネスは濃厚で、ジャズ・ファンクな要素が一番強く感じる。しかし、ジャズ・ファンクとはいえ、ポップでは無い。しっかりとジャズを踏まえた、当時の先端を行く「ジャズ・ファンク」がこの盤にある。

ジャコより端正で真面目、スタンよりファンクネス控えめで流麗。タイトで整った躍動感+グルーヴ感溢れるスラップは唯一無二。エレベをエレギの如く弾く様は圧巻であり、胸がスカッとする。それぞれの曲のアレンジ、メンバーの選定、音の雰囲気、どれをとっても非の打ち所が無い。この盤、マーカスのプロデュースの才を確認するにも最適なアルバムになる。なにはともあれ「好盤」である。
 
 
 

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2020年10月21日 (水曜日)

ECMのフュージョン・ジャズ

この盤を聴いた時、これって何時の録音、これってどこのレーベルのリリース、と思わず資料を見直した。Arild Andersen(アリルド・アンデルセン・写真右)が筆頭リーダー作である。アンデルセンはノルウェー出身のベーシスト。ECMレーベルのハウス・ベーシストの様な存在。ということは、ECMレーベルからのリリースなんだが、出てくる音は「ジャズ・ロック」風。硬派でメインストリーム志向のクロスオーバーな音に思わず身を乗り出す。

Arild Andersen『Molde Concert』(写真左)。1981年8月、ノルウェーの「The Molde Jazz Festival」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Arild Andersen (b), Bill Frisell (g), John Taylor (p), Alphonse Mouzon (ds)。しかし、ユニークなカルテット編成。ノルウェー出身の硬派なベーシスト、アンデルセンに、良い意味で変態捻れギタリストのフリゼール、そして、ジャズ・ファンクでならしたムザーンがドラム、そして、モーダルなピアニスト、テイラー。

このユニークな個性の集まりのカルテットが、フリゼールの「攻撃的で切れ味良く捻れる」エレギが8ビートに乗って弾きまくる。バンド全体がこのフリゼールのジャズ・ロックなエレギに引き摺られて、硬派でメインストリーム志向、モーダルで自由度が高い「エレジャズ・ロック」を展開する。音的にはクロスオーバー・ジャズの雰囲気を引き摺っているが、テイラーのピアノは限りなくモーダルで、アンデルセンのベースは明確に「純ジャズ」なベース。
 
 
Molde-concert  
 
 
録音年は1981年、フュージョン・ジャズの全盛後期であるが、この盤の「ジャズ・ロック」は大衆に迎合した俗っぽいジャズ・ロックでは無い。リズム&ビートとフレーズの展開は「ジャズ・ロック」風を踏襲してはいるが、演奏内容自体は、モーダルでかなり硬派な純ジャズ志向のパフォーマンスになっている。ムザーンのドラムが元気だ。フリゼールのロックテイストな捻れギターに触発されて、切れ味の良い、アーティスティックな8ビートを叩きだしている。

ECMレーベルらしからぬ、ポジティブで元気なドラム。この盤の内容、ECMレーベルなりのフュージョン・ジャズと感じた。それでも、メインストリーム志向のパフォーマンスは見事。アンデルセンのベースが、このジャズ・ロックな演奏をメインストリーム志向に留めている。強靱で確かなメインストリーム志向のベース。演奏全体のジャズ・ロック志向をものともせず、テイラーのピアノはモーダルなフレーズを叩き出す。

メインストリーム志向のジャズ・ロック、メインストリーム志向のクロスオーバー・ジャズ。全てを聴き終えた後、やはりこの盤の内容は、ECMレーベルならではのフュージョン・ジャズ。しかし、俗っぽくならずに、凛としたメインストリーム志向をしっかりキープしているところは、アンデルセンのベースとテイラーのピアノに因ることが大きい。さすがECMの総帥アイヒャーである。
 
 
 

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