2020年4月11日 (土曜日)

大ベテランと若手の好コラボ盤

ジャズ・ミュージシャンの演奏者としての「寿命」は意外と長い。若き日、一流ジャズ・ミュージシャンの仲間入りをしてから、80歳を過ぎても、レベルの高い演奏をし続けているジャズ・ミュージシャンは結構沢山いる。ジャズの演奏楽器はアコースティックな楽器ばかりなので、どの楽器を演奏するにも体力が必要になる。老いてなお、体力の衰えをテクニックでカバーして、なにくわぬ顔をして、レベルの高い演奏をし続ける。

Kenny Barron & Dave Holland Trio『Without Deception (feat. Johnathan Blake)』(写真左)。2019年8月17–18日の録音。ちなみにパーソネルは、Kenny Barron (p), Dave Holland (b), Jonathan Blake (ds)。ピアノとベースはレジェンド級の大ベテラン、ドラムは他の2人からは30歳以上の年下。大ベテランと中堅が組んだ、意外と珍しい組合せ。

リーダーでピアニストのケニー・バロン(写真右の左)は1943年生まれなので、録音当時は76歳。同じく双頭リーダーの片割れでベーシストのディヴ・ホランド(写真右の右)は1946年生まれなので、録音当時は73歳。ドラムを担当するジョナサン・ブレイクは1976年生まれなので、録音当時は43歳。年齢70歳以上のレジェンド級ジャズマンが双頭リーダーを張る、そして、二回り以上のリーダーからすると「息子」レベルの中堅ドラマーを採用したピアノ・トリオ盤。
 
 
Without-deception  
 
 
ドラムはピアノ・トリオ演奏においては、リズム&ビートをしっかりとキープし、ピアノとベースのインプロビゼーションをがっちり支える役割と、ピアノとベースがアドリブ・ソロを取る際に、その演奏の雰囲気に合わせて「鼓舞」したり「チェンジ・オブ・ペース」を促したりする。つまり、レジェンド級の大ベテランを向こうに回して、その役割を果たすには、若手にはちょっと荷が重い。が、ジョナサン・ブレイクは臆すること無く、しっかりとその役割を果たしている。これが、今回のこのピアノ・トリオの成功の要因の1つだと睨んでいる。

もちろん、他のレジェンド級の大ベテランのパフォーマンスは申し分無い。総合力勝負のピアニストの代表格、ケニー・バロンについては、相変わらず「堅実かつ明快」なタッチで、適度なスイング感とドライブ感を維持しつつ、流麗なアドリブ・フレーズを展開する。さすが76歳で、バリバリに弾き回すことは無いが、悠然と余裕を持った弾き回しが「粋」である。ホランドのベースも相変わらずで、重低音ベースを心地良く聴かせてくれる。トリオ演奏のビートの底をしっかり押さえて、鋼を弾くが如く「唄うような」流麗なベース・ソロは見事。

1985年、ケニー・バロンのリーダー作『Scratch』で共演、2012年にはデュオ盤『The Art of Coversation』をリリースした、ケニー・バロンとディヴ・ホランド。今回のこの『Without Deception』の共演も内容は良く、お互いの相性の良さが窺い知れる。そして、親子ほど年齢の離れた、中堅ドラマーのジョナサン・ブレイクの健闘が光る。純ジャズのピアノ・トリオ盤として、しっかりとツボを押さえた好盤です。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.29
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ ELP「恐怖の頭脳改革」である

【更新しました】2020.04.01
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップのセカンド盤の個性

 

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2020年3月24日 (火曜日)

奇跡の様なベース1本のソロ盤

ECMレーベルのアルバムのカタログを眺めてみると、やはりニュー・ジャズと呼ばれる即興演奏(基本はモードかフリー)をメインにジャズ的アプローチを旨とした演奏が多い。従来のハードバップや、その深化形であるファンキー・ジャズやソウル・ジャズなど、大衆向けポップ志向のジャズは全く無い。

つまりは、ECMレーベルは商業主義から離れたところにあるレーベルで、米国のジャズ・レーベルとは一線を画している。逆に、このカタログで経営的に問題が無いのかどうか、心配になる。ジャズをアートとして捉え、マンフレート・アイヒャーが選んだ「今日的」な音楽を記録し、世に問う。1969年創立なので、レーベルとしての活動はもう50年にもなるのだから、経営は大丈夫なんだろう。

Gary Peacock『December Poems』(写真)。1977年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Gary Peacock (b), Jan Garbarek (ts, ss, tracks 2 & 4) 。パーソネルを見て判るように、2曲だけ、ガルバレクのサックスが入るが、基本はベーシスト、ゲイリー・ピーコックのベース1本のソロ盤である。おおよそ、商業主義にそぐったアルバムでは無い。
 
 
December-poems
 
 
ベーシストが基本的にソロ演奏だけでアルバムを一枚、成立させるのは至難の業である。ベースは低音がメインなので、旋律を奏でる場合、テクニックがイマイチだとメロディーラインが追いにくい。リズム&ビートだってそうだ。多重録音であれ、ベースが旋律楽器を担当するので、音質がかぶる。この「かぶり」を克服する必要がある。アコースティック・ベースという楽器の性格上、よっぽどのことが無いと成立しない。

が、この盤はベース1本でアルバムが成立している。ピーコックの類い希なる超絶技巧なベースがそれを可能にしている。とにかく凄まじいばかりの目眩くテクニックの数々。まるで、アコースティック・ベースが唄っているようだ。素晴らしいのは、アコースティック・ベースそのままで、弾き出される音のバリエーションが豊かなこと。ベース1本なのに、アルバムを聴き通して、全く飽きが来ない。

アコースティック・ベースが、これだけハイ・テクニックでアーティスティックに演奏されるなんて「驚き」である。その「驚き」の記録がここにある。さすが、ECMレーベルである。ベース1本のソロ盤を通常のカタログの中で、普通に何気なくリリースする。さすが、欧州ジャズ、ニュー・ジャズの老舗レーベルである。さすが、マンフレート・アイヒャーである。奇跡の様なベース1本のソロ盤がここにある。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.15
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ チューリップ『魔法の黄色い靴』
 

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2020年3月10日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・75

今日は朝から雨。夕方には風も強くなって、大荒れの天気。3月に入って短い周期で天気が変わる。それでも、朝はずいぶん暖かくなった。暖かくなってくると、昼下がりには穏やかでホンワカしたジャズが聴きたくなる。そうなると、選盤に偏りが出てきて、毎年、春になると、米国西海岸ジャズの盤を選ぶ頻度が高くなる。

『Max Bennett』(写真左)。1955年12月14日、NYでの録音。ベツレヘム・レコードからのリリース。ちなみにパーソネルは、Max Bennett (b), Nick Travis (tp), Charlie Mariano (as), Jack Nimitz (bs), Carl Fontana (tb), Dave McKenna (p), Mel Lewis (ds)。 フロント4管のセプテット(七人)編成。

マックス・ベネットは、スタン・ケントン楽団出身、独立後、数々の名セッションに参加している米国西海岸ジャズの主要ベーシスト。ベーシストは基本的にリーダー作が少ない。ベネットも例に漏れず、リーダー作は少ない。そんな彼の貴重なリーダー作品であり代表作。洒落たアレンジによる典型的な「西海岸サウンド」を展開する傑作である。
 
 
Max-bennett-1  
 
 
ベーシストのリーダー作の理想形は、ベースの役割、ベースの音色、そしてそのテクニックをグループ・サウンズを通じて、自分志向のジャズ演奏の中で演出する形態。この盤はその理想形を踏襲していて、まず、典型的な米国西海岸ジャズの演奏の中で、ベネットのベースがしっかりと活躍している。適度な低音、軽やかなウォーキング・ベース。ベネットの個性がしっかり聴きとれる。

フロントが4管だが、その編成が「トランペット・アルトサックス・バリトンサックス、トロンボーン」と、テナーサックスが無くて、低音を司るバリサクとボーンの存在が目を引く。このユニークな編成の4管が、洒落たクールなアレンジによって、実に魅力的に響く。特にユニゾン&ハーモニーが絶妙な響き。

実は、この盤の演奏、米国西海岸ジャズにしては、かなりハードな演奏になっている。東海岸のハードバップのハードな演奏をちょっと想起するのだが、フロント4管をベースとした洒落たアレンジが、そんなハードさを和らげて「円やかなハードさ」に落ち着いて、やっぱりこれって、米国西海岸ジャズやなあ、とつくづく思うのだ。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.02
  ★ まだまだロックキッズ ・・・・ クールで大人な『トリロジー』

【更新しました】2020.03.08
  ★ 青春のかけら達 ・・・・ 荒井由実『COBALT HOUR』

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2020年2月20日 (木曜日)

教科書的なピアノ・トリオ盤です

ジャズ批評 2020年1月号(No.213)の特集が「ピアノ・トリオ最前線2020」。宣伝文句が「大御所の新作から期待の若手まで、ピアノ・トリオにこだわった120枚を一挙紹介」。ざっと読んでみて、やっぱり、ピアノ・トリオは面白い、奥が深いなあ、と改めて感心する。ピアノ・ベース・ドラムの3楽器の演奏形態なんだが、これだけのバリエーションがあるのだ。ピアノという楽器は恐ろしい。
 
捻りを効かした演奏も良いし、モーダルで自由度の限りなく高い演奏も良い。フリーキーな演奏も時には良いし、バップなピアノ演奏も聴いていて楽しい。そんな中で、時々「端正で明確なタッチで、アドリブ展開が流麗な」ハードバップで教科書的なピアノ・トリオの演奏に立ち返りたくなる。ピアノは流麗にアドリブ展開し、アコベは重低音をブンブン鳴らしながらビートを刻み、ドラムは躍動的なリズムを供給しつつ、他の楽器を鼓舞する。

Ray Brown Trio『Soular Energy』(写真左)。1984年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Ray Brown (b), Gerryck King (ds), Gene Harris (p)。正確なタイトルは、"Soular Energy" の次に "The Ray Brown Trio Featuring Gene Harris" と入っている。この盤は、ブルーノートの『スリー・サウンズ』というグループのリーダー=ピアニスト、ジーン・ハリスの復帰作でもある。
 
 
Soular-energy  
 
 
実に端正なピアノ・トリオである。演奏全体の雰囲気は、ハードバップ〜ファンキー・ジャズの中間。適度なファンクネスとやや少なめの音数。激しく燃え上がる演奏とは全く無縁な、ゆったりとした、適度な「間」を活かした余裕度の高い演奏。明確なタッチと繊細な表現が共存する、趣味の良い、癖の無い、小粋なジャズ・ピアノ。もう少し音数が少なければ「カクテル・ピアノ」化するところをブルージーなアドリブ展開で、しっかりとジャズに留めている。
 
リーダーはベーシストのレジェンド、レイ・ブラウンなので、彼のアコベがとても良い音で録られている。かつ、レイ・ブラウン自身がノリノリのアコベを弾きまくっている。しかも、この盤ではその弾きまくるアコベが耳に付かない。レイ・ブラウンがしっかりと音を選んで、ジーン・ハリスに合ったベースラインを弾き込んでる。レイ・ブラウンの職人気質の面目躍如である。この盤のレイ・ブラウンのアコベは聴きものだ。
 
ゲリック・キングのドラムも音数が適度で堅実。ジーン・ハリスのピアノとレイ・ブラウンのアコベのフレーズを決して邪魔しないところはまさに「職人技」である。端正で明確なタッチで、アドリブ展開が流麗、ブルージーでジャジーな音の響きは「安心、安定のハードバップ」なピアノ・トリオ。「Cry Me A River」「That's All」等のバラードの演奏も良い。良い意味で「教科書的な」ピアノ・トリオ盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年11ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年1月28日 (火曜日)

この日本人ベーシスト、良い。

最近、日本人ジャズの好盤が結構出ている。そんな好盤のリーダーの名前を見渡していて「あれ、この人の名前、知らんなあ」ということが、ままある。この人もそんな一人。須川 崇志(すがわ たかし)。日本人ベーシストである。1982年2月生まれ、群馬県伊勢崎市出身。バークリー音楽大学卒。今年で38歳。ジャズマンとして、ベテランの域に入りつつある年齢である。

しかし、僕はこのベーシストを知らなかった。申し訳ない。バークリー卒業後、2006年夏に自己のトリオを結成するほか、多国籍即興バンド“Bim Clatox”の一員などで豪・仏・中米に来訪。2007年に拠点をニューヨークへ。スイスのモントルージャズフェスティバルや多くのミュージシャンとセッションを重ねたのち、2008年9月に帰国。と資料にあるが、印象に全く無い。

Takashi Sugawa Banksia Trio『Time Remembered』(写真左)。ちなみにパーソネルは、須川 崇志 (b), 林 正樹 (p), 石若 駿 (ds)。そんなベーシスト須川が、今年、リーダー盤をリリースした。今年1月のリリース。リリースしたてホヤホヤである。内容的には、実にオーソドックスな「メインストリーム・ジャズ」。いわゆる現代のネオ・ハードバップである。
 
 
Time-remembered-banksia  
 
 
演奏全体の印象として「切れ味が良い」「透明感のある響き」「耽美的かつ適度な躍動感」。日本人ピアノ・トリオとして、確かな個性を持ったパフォーマンスである。日本人ジャズマンの演奏なので、ファンクネスはほぼ皆無。乾いた硬質のオフビートが、独特の「ジャズ感」を増幅させている。典型的な「日本人ジャズ」の良いところが、このトリオ演奏に詰まっている、と感じる。

そんな中、須川のベースの音が実に良い。ソリッドで躍動感があり、硬質で弾力のあるブンブン唸るベース。雰囲気的には、レイ・ブラウンやエディ・ゴメスの様な、バッキングにも長け、ソロを取ればフロント楽器顔負けのソロを取る。ベース音は旋律が明確に浮かび上がる、ウォーキング・ベースは躍動感よろしくフロント楽器をグイグイと鼓舞する。とってもイメージの良いベースである。

ベーシストがリーダーの盤。ジャズ演奏の中での理想的なベースの役割、ベースの音色、そしてそのテクニックを、グループ・サウンズを通じて演出されている。ジャズ演奏におけるベースの役割の明確化と理想的なベースの演奏モデルの提示。本来のベーシストがリーダーを張る、リーダー作のあるべき姿の1つであろう。加えて、ベーシストが弾くベースの音がとっても魅力的。ベースって格好良いと思わせてくれる好盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年10ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2020年1月16日 (木曜日)

ロン・カーターが好調である。

1970年代、フュージョン・ジャズの頃には、アコースティック・ベース(アコベ)にアタッチメントを付けて、アンプで増幅した、かつ、ピッチが合っていない「ブヨンブヨン」と間延びした音を響かせて、結構、顰蹙を買っていた。何時の頃だろう、21世紀に入った頃からだと思うが、やっとピッチが合って、アタッチメントでの増幅を止め、アコベ本来の音が戻って来た。

ロン・カーターが好調である。ロンはもともとテクニック優秀、フレーズのイマージネーション豊かなベーシストなので、ピッチが合って、アコベ本来の響きを取り戻したら「無敵」である。1960年代、マイルスの黄金のクインテットに参加していたロンが戻って来た。年齢を重ねた分、アコベの音に深みが増し、アドリブ・フレーズが小粋になり、21世紀に入ってからのロンは好調である。

Ron Carter『Foursight - Stockholm, Vol.1』(写真左)。ちなみにパーソネルは、Ron Carter (b), Renee Rosnes (p), Jimmy Greene (ts), Payton Crossley (ds)。テナー・サックスがフロント・ワンホーンのカルテット構成。2018年11月17日スウェーデンで繰り広げたライブを収録した最新作。
 
 
Foursight  
 
 
ベーシストがリーダーのアルバムの場合、共演者を含めたグループサウンドの内容に耳がいく。まず、この盤では、フロントのジミー・グリーンが良い音。1975年生まれのグリーン、この盤では43歳。油の乗った中堅のテナー・マン。硬軟自在、緩急自在の伸びやかなテナーが良い感じ。そして、リニー・ロスネスが流石のプレイを聴かせてくれる。というか、この盤でのロスネス、絶好調です。

ペイトン・クロスリーは僕の知らないドラマー。でも、この盤のプレイを聴くと、思わず「良い感じのドラマーやなあ」と感心する。堅実で切れ味の良いドラミングは、バンド全体を優しく鼓舞する。そして、ロンのベースが良い。ベースの音もやや大きめで留めて、他の楽器とのバランスが取れていて好感が持てる。ピッチも合っているし、しなやかでソリッドな弾力のあるベースがバンド全体をガッチリと支えている。

現代のモード・ジャズとして、とても良い内容のライブ盤だと思います。モーダルなアドリブ展開も、しっかりと新しい響きと工夫を宿していて、聴いていて飽きが来ない。ロンのアドリブ・ラインも決してマンネリに陥らない、イマージネーション豊かなラインをバッチリ決めていて良い感じ。良い雰囲気のライブ盤。確かに、ロン・カーターは好調である。
 
 
 
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2020年1月 5日 (日曜日)

新しい響きが詰まったエレジャズ

Charnett Moffett(チャーネット・モフェット)の名を知ったのは、1984年リリースの『Manhattan Jazz Quintet』だった。モフェットは1967年生まれ。当時、弱冠17歳。あまりに若すぎるデビューだった。当然、我が国の硬派なジャズ者の方々からは「若すぎる」という理由で「プレイが青い」とか「成熟さに欠ける(当たり前)」とか、けちょんけちょんに低評価された。
 
でも、僕の耳にはそんなに酷く聴こえなかったんですがねえ。基本はシッカリしているし、テクニックも優秀。ソロのフレーズは若干平易になるが、それは年齢を重ね、経験を積めばクリアされるもの。そんなに酷評されるプレイでは無かったと思うんですが。そんなモフェットも今年で53歳。中堅のベーシストである。3年に一枚程度のペースでリーダー作をリリースしている。ベーシストとしてはまずまずの数で、人気ベーシストの一人と数えて良いだろう。
 
加えて、ベースという楽器はリズム・セクションの一角を担う、リズム楽器のひとつ故、派手なソロや弾き回しが出来ない。特にベーシストのリーダー作は、そのコンセプトを何処に置くか、プロデュースに苦心するのだが、モフェットは「自らの演奏したいスタイルのジャズ」をリーダーとして表現する、というコンセプトで成功している。そのコンセプトの中で、超絶技巧なベースも披露してくれているのだから堪らない。
 
 
Bright-new-day-1  
 
 
Charnett Moffett 『Bright New Day』(写真左)。2019年8月のリリース。「The Bright New Day Band」名義のアルバム。ちなみにパーソネルは、Charnett Moffett (el-b), Jana Herzen (el-g), Brian Jackson (p, syn), Scott Tixier (ac/el-vln), Mark Whitfield, Jr (ds)。エレギとヴァイオリンがフロントの変則クインテット構成。このエレギとヴァイオリンの存在が、このアルバムの個性を決定付けている。
 
モフェットの「完全なエレクトリックのアルバムを作ったらどうだろう?」という動機で作成されたリーダー作。これまではアコベが「ほぼ」メインだったモフェットがこのアルバムでは、全編フレットレスのエレベで、曲によってはヴォーカルを披露するという冒険的内容。これが大成功。これだけ音の表情豊かなエレベを聴くことはなかなか無い。

様々なニュアンス豊かなエレベに乗って、フロントのエレギとヴァイオリンが、これまた、印象的なアドリブ・フレーズを展開する。コンテンポラリーでネイチャーな響きが豊かなエレジャズ。パット・メセニー・グループ(PMG)の音世界に似てはいるが、PMGより、音が暖かくエッジが丸い。かつコンテンポラリー度合いが高く、AORな雰囲気も漂う。意外と新しい響きが詰まったコンテンポラリーな純ジャズで、結構、癖になる。エレジャズ好きのジャズ者にはマスト・アイテム。
 
 
 
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2019年12月27日 (金曜日)

ユニークなピアノレス・トリオ

シリアスに聴き込む様なメインストリーム・ジャズについては、毎年、コンスタントにリリースされし続けていて、喜ばしい限りである。今年も様々なフォーマットで、様々なメンバー構成で「聴き込むメインストリーム・ジャズ」な盤がリリースされた。そして、年の暮れである。この年の暮れに良い盤に巡り会った。

Zakir Hussain & Chris Potter Dave Holland『Good Hope』(写真左)。2018年9月21ー22日、NYのSear Sound, NYCでの録音。ちなみにパーソネルは、Dave Holland (b), Zakir Hussain(tabla), Chris Potter (sax)。当初は地味なジャケットなので触手が伸びなかったのだが、レジェンド級のベーシスト、デイヴ・ホランドのリーダー作と言うことで、気を取り直してゲットした。

クリス・ポッターがサックス1本でフロントに立つトリオ構成。見渡したらピアノが無い。そして、ドラムも無い。ドラムの代わりに「タブラ」が入っている。「タブラ」とは、北インドの太鼓の一種。指を駆使し複雑で多彩な表現が可能な打楽器で、叩くの当然、ピューンと引っ張った様な音も出せるのがユニーク。この「タブラ」をドラムの代わりに採用している。
 
  
Good-hope-1  
  
 
この「タブラ」の採用が大正解なのだ。ベーシストがリーダーの盤にはドラムはちょっと邪魔。ベーシストのソロ・パートのバックでドンスカやられたら、大人しくシンバルでリズムを刻まれても、ベース・ソロの微妙なニュアンスがかき消されてしまう。コンガやボンゴでも、音がまずまず大きい打楽器なので同様の傾向になる。しかし「タブラ」は違う。音の芯はあるが音量は大きくない、というか調整が可能。

この「タブラ」のお陰で、ホランドのベース・ソロがしっかりと聴くことが出来る。しかも、タブラのエキゾティックな音が、このメインストリームなジャズにアフリカン・ネイティヴな独特の雰囲気を与えていて、今までに聴いた事の無いユニークなアドリブ展開に仕上がっている。ポッターのサックスも申し分無い。ポッターのバックでの「タブラ」は躍動感溢れ、フロントを鼓舞する勇猛な打楽器に変身している。

「タブラ」って、太鼓の張力を変えることで音程を上下させることができるので、そのソロは旋律楽器のソロに近い表現も出来るので、トリオ演奏全体の音の変化のバリエーションが豊か。基本的には静的でクールで温和なトリオ演奏。そこに「タブラ」がクールでユニークなビートを供給。ここに今までに無い、ユニークなピアノレス・トリオの演奏がある。好盤です。
 
 
 
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2019年12月16日 (月曜日)

Jing Chiというフュージョン楽団

1970年代後半から1980年代前半にかけて、猛威を振るったフュージョン・ジャズのブーム。それでも、1980年代半ばの「純ジャズ復古」に併せて、フュージョン・ブームは沈静化に向かい、口の悪いジャズ者の方々からは「フュージョン・ブームは終わった」「フュージョン・ジャズは間違いだった、一時の気の迷いだった」などと揶揄され、ジャズ雑誌などからは見向きされなくなった。

しかし、21世紀に入っても、フュージョン・ジャズは生きている。今の耳で聴く、1970年代後半のフュージョン・ジャズも、今のフュージョン・ジャズも内容的にはなかなかのもの。フュージョン・ジャズにはフュージョン・ジャズのトレンドと展開というものがあって、やはり、一世を風靡しただけある、ジャズのひとつのスタイルになった、と言って良いだろう。

Vinnie Colaiuta, Robben Ford, Jimmy Haslip『Jing Chi』(写真左)。2002年のリリース。「Jing Chi」はバンド名でもある。「Vital Energy」の中国語読みだそうだ。元Yellowjacketsのジミー・ハスリップが提唱し、ギターのロベン・フォード、ドラムのヴィニー・カリウタが加わり結成したトリオ編成のフュージョン・バンドである。
  
 
Jing-chi
 
 
このバンドの音は「フュージョン」。「クロスオーバー」では無い。基本はジャズとロックの融合なんだが、「クロスオーバー」は、ジャズ:ロックの割合が「7:3」か「6:4」でジャズの割合が高い。「フュージョン」は「5:5」か「4;6」でロックの割合が少し高くなる。言い換えると「クロスオーバー」の方がやや難解、「フュージョン」の方がポップで判り易い、と僕は解釈している。

この「Jing Chi」というバンドは、もともと、ギターのロベン・フォードがハード・ロック寄りのギンギンのエレギを弾きまくるので、このエレギの音に引き摺られて、ハスリップのエレベは重低音なウォーキング・ベースを轟かせ、カリウタのドラムはロック調のポリリズムで叩きまくる。エレギはハード・ロック基調なんだが、ベースとドラムはフュージョン・ジャズ時代のアプローチを基調としている。

そして、フュージョン・ジャズの「高テクニック」という面は、この「Jing Chi」というバンドについては申し分無い。3者の個性とテクニックがぶつかり合って、しっかりと「化学反応」を起こしている。ロック基調のフュージョン・ジャズとして、心ゆくまで楽しめる。実は僕がこの「Jing Chi」を知ったのは、つい数年前。しかし、それ以来、僕のお気に入りのフュージョン・バンドのひとつとして愛聴している。
 
 
 
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2019年11月27日 (水曜日)

小粋なジャケット、小粋な演奏

ジャズにおいて、粋なジャケットに「駄盤」は無い。特に、米国西海岸ジャズについてはその傾向が強い。というか、米国西海岸ジャズのジャズ盤って、ジャケット・デザインが優れているものが多い。米国西海岸ジャズは「聴かせるジャズ」という志向が強いが、ジャケットについても「見せるジャケット」を意識しているのだろう。

とにかく、東海岸の「プレスティッジ・レーベル」の様に、ジャズのアルバムのジャケットがどうしてこうなるのか、と首を傾げるジャケット・デザインが多くあって、どうにもジャケットって、ただLPを収納する厚紙のケースとしか思っていなかったフシがある。それに対して、西海岸ジャズのジャケットは正反対。見ていても安心出来るものが多い。

Red Mitchell『Happy Minors』(写真左)。1955年2月1日、LAでの録音。ちなみにパーソネルは、Conte Candoli (tp), Zoot Sims (ts), Bob Brookmeyer (tb), Claude Williamson (p), Red Mitchell (b), Stan Levey (ds)。米国西海岸ジャズを担う優秀なジャズメンがズラリと集う、フロント3管のセクステット構成。このパーソネルを見ただけで、この盤の内容が想像できるくらいだ。
 
 
Happy-minors-red-mitchell
 
 
3管フロントである。西海岸ジャズである。アレンジが行き届いている。3管フロントのユニゾン&ハーモニーが絶妙である。聴いていて、思わず惹き込まれる。それでいて、バックのリズム&ビートは軽妙で爽やか。決して、3管フロントの味のあるニュアンスを損なうことは無い。冒頭のタイトル曲を聴くだけで「ああこれは、米国西海岸ジャズのハードバップやなあ」と感じるのだ。

そして、ソリッドで骨太で流麗なベースのフレーズを聴いて「ああこれは、レッド・ミッチェルやなあ」と感じる。米国西海岸ジャズの当時のファースト・コールなベーシストは、レッド・ミッチェルとオスカー・ペティフォード。ペティフォードは堅実で野太いベース。ソリッドで流麗なベースはミッチェル。バップなピアノのクロード・ウィリアムソンにはミッチェルが似合う。

ズートのドライブ感溢れる堅実なテナーも良い。ブルックマイヤーのトロンボーンも低音中心に良く効いている。アルバムの収録時間は30分程度と短いが、そんなこと全く気にならない、米国西海岸ジャズの爽快なハードバップ演奏がここにある。やっぱりアレンジが良いんだろうな。演奏の部分部分が耳に残って、暫くしてまた聴きたくなる。そんな長いスパンでの「ヘビロテ盤」である。
 
 
 

東日本大震災から8年8ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  
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