2019年11月 4日 (月曜日)

西海岸の女性ボーカルの好盤

今でもあまり知られていないが、米国西海岸ジャズのボーカルものはお洒落なものばかり。といって、我が国で有名なものは殆ど無い。ジャズ・ボーカルのレジェンド、エラとかサラとかカーメンとかとは全く異なる。ジャズ歴を十年ほど積み、更に十年ほど積み込んだ「ジャズ者」のみが理解できる、というかできそうな、お洒落でシンプルでポップな味わい。

Pinky Winters『Pinky』(写真左)。1954年の録音。彼女(ピンキー・ウィンターズ)のデビュー盤。ちなみにパーソネルは、Pinky Winters (vo), Bud Lavin (p), Jim Wolf (b), Stan Levey (ds)。シンプルに、ピアノ・トリオをバックにピンキーのボーカルのみ。ジャケットからして、あまりにシンプル過ぎて、このジャケットだけみたら、このボーカル盤は絶対に見過ごすだろう。

彼女は1931年、米国インディアナ州生まれ。ミシガンシティーでラジオやTVで活躍した後、1954年, ロスへ進出。すぐにVANTAGEレコードのボブ・アンドリュースに認められてズート・シムズと共にレコーディング。そして、このデビュー盤『Pinky』をVANTAGEレコードにて録音する。当時のリリースは10inchのLP。全8曲で24分程度の短さだが、内容が充実しているので余り気にならない。
 
 
Pinky-first  
 
 
淡い雰囲気のアンニュイな女性ヴォーカル。おさえた低い声でささやくように情緒をこめて歌う、いわゆるクルーナーである。渋く甘くちょっぴりキュートな表情が見え隠れするところがなんとも可愛い。ネットの解説を見ていると「ホワイト・サラ。サラ・ボーンのアクを抜いてサラリと軽くしたような感じ」とありますが、けだし名言。良く判ります。

とにかく素直でスマートな味わい。スウィンギーにスローに、若々しい柔らかな躍動感とベテランの如く切々とした情感。歌に気持ちをこめて歌うタイプで、シンプルな歌唱であるにもかかわらず、聴く者の心にしみ込んでくる。クールでシンプルが故に歌唱のテクニックと想いがダイレクトに伝わってくる。米国西海岸ジャズの個性がボーカルにも反映されているんですね。

バックの伴奏もシンプルだけど味がある。アレンジが良いのだろう。この「ほどよく」アレンジされた伴奏と共に、西海岸ジャズの女性ボーカルのサンプルの様な盤。「瑞々しい若さと老成した味わい」の両方を持ったお洒落でシンプルなボーカル。こんなボーカルは米国東海岸ジャズには見当たらない。僕はこの盤、このボーカル、お気に入りです。
 
 
 
東日本大震災から8年7ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2018年11月19日 (月曜日)

テイトの素敵なボーカル盤です

ひょんな事から、Half Note Recordsのカタログを入手した。Half Note Recordsは、N.Y.の名門ジャズクラブ「ブルーノート・ニューヨーク」が設立したレコード・レーベル。カタログを見渡すと、なかなか渋い渋い純ジャズ盤がズラリと並んでいる。しかも、リーダーを張るジャズメンは、これまた渋い職人肌の中堅どころばかり。悪かろう筈が無い。

Grady Tate『From the Heart - Songs Sung Live At the Blue Note』(写真左)。2006年10月のリリース。ちなみにパーソネルは、Jay Leonhardt (b), Dennis Mackrel (ds), Bill Charlap (p), Bill Easley (sax, fl), Glen Drews (tp), Grady Tate (vo)。リーダーのグラディ・テイト(Grady Tate)は、もともとはドラマー。1932年生まれ、惜しくも2017年10月逝去している。

そのドラミングは堅実で味のあるもので、小粋な純ジャズ盤に、よくグラディ・テイトの名前を見ていた様な気がする。そんなグラディ・テイトが歌い出したのは何時からなんだろう。僕がグラディ・テイトのボーカルを初めて聴いたのが『All Love - Grady Tate Sings』。Eighty-Eight'sレーベルから、2003年のリリース。正統派で味のあるボーカルで、聴いてビックリしたのを覚えている。
 

From_the_heart  

 
さて、このライブ盤『From the Heart』は、グラディ・テイトが亡くなる4年前のリリース。凄く渋い正統派な男性ボーカルを聴かせてくれる。ドラマーの余芸というレベルでは無い。声質も実に魅力的で、男性ボーカルの第一人者、フランク・シナトラのボーカルと並べてもひけをとらないレベル。それが証拠に、このライブ盤では、ドラムをデニス・マックレルに任せて、ボーカルに専念している。

バックのリズム・セクションもふるっている。ピアノがビル・チャーラップ。現代の「ネオ・ビ・バップ」なピアノの第一人者。歌伴もバッチリで、素晴らしいバッキングを披露している。ジェイ・レオンハートのベースが骨太でソリッドで印象的。グラディ・テイトのボーカルをしっかりと支え、鼓舞する。良い雰囲気だ。

このライブ盤、もちろん、収録場所は「ブルーノート・ニューヨーク」。ライブ感溢れる、ライブハウスの適度な音の広がりがバッチリと収録されていて、とても魅力的なボーカル・ライブ盤に仕上がっている。Half Note Records自体が我が国ではマイナーな存在なのか、この素敵なライブ盤が埋もれてしまっているのが残念だ。純ジャズ・ボーカルとして好盤の一枚です。

 
 

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2018年8月23日 (木曜日)

往年のマントラが甦った様な新作

ジャズの世界でも、複数人で構成されるボーカル・グループの存在については、そんなに数は多くない。パッと考えて、パッと浮かぶグループ名は、スイングル・シンガーズとマンハッタン・トランスファーくらいしか思い浮かばない。まあ、ジャズ・ボーカルは「ピン」でやるに十分で、グループでやる意味があまり無いことがその理由なんだろう。

マンハッタン・トランスファー(以下「マントラ」と略す)は大のお気に入りである。もともと、マントラのデビュー盤が1975年。FMで聴いて、一発でお気に入りになった。大学に入って、本格的にジャズを聴き始める中で、マントラのアルバムも幾枚か所有するようになる。『Extensions』『Mecca for Moderns』『Bodies and Souls』などがお気に入り盤である。

そんなマントラが今年の3月、9年ぶりの新アルバムをリリースした。マントラといえば、2014年にグループの創設者であったティム・ハウザーが亡くなり、同年にトリスト・カーレスが新たに加入。この新作は、2009年の『TKhe Chick Corea Songbook』以来、トリスト・カーレス新加入後、初のオリジナル・アルバムになる。
 

Manhattan_tranfer_the_junction  

 
そのアルバムは、Manhattan Transfer『The Junction』(写真左)。リーダーのティム・ハウザーが逝去した後、マントラの音世界はどう変わったのか、興味津々でアルバムを聴く。するとまあ、マントラらしいダイナミックでフレッシュなコーラスを聴くことが出来る。4人のハーモニー中心のアレンジが素晴らしい。トリスト・カーレス新加入が「吉」と出たようだ。

打ち込みを加えたアレンジは今風で、そのサウンドは現代ジャズのど真ん中。決して「懐メロ」では無い。今のジャズとしてのマントラの音がここにある。1曲目の「Cantaloop (Flip Out!)」を聴けば、それが良く判る。ハービー・ハンコックの「Cantaloupe Island」をベースにしたUS3のヒット曲「Cantaloop (Flip Fantasia)」のマントラ・ヴァージョン。新しい響き。創造的な内容。実に格好良い。

カーレスの声が声域も声質もポールとあまり変わらないので、区別が付きにくいのが難点と言えば難点だが、女性ボーカルを加えた、往年のマントラ・コーラスの響きを聴けば、あんまり気にするほどのことは無い。往年のマントラが甦った様な新作。我々「マントラ者」からすれば、この盤、実に嬉しいプレゼントです。さあ、旧作を一気に聴き直してみようか。

 
 

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2018年4月26日 (木曜日)

新スタンダードへのチャレンジ

ジャズには「スタンダード曲」というのがあって、1930年代や1940年代のミュージカルをメインに、ジャズにアレンジし易い曲をチョイスして、様々なジャズメンがこれを演奏するに至って、スタンダード曲となっている。1950年代は、ミュージシャンズチューン、いわゆる、ジャズメンの作曲した曲が他の多くのジャズメンにも演奏されて、スタンダード曲となっている。

で、この「スタンダード曲」が1950年代から演奏され続けていて、これがまあ、今でも演奏されているのだから凄い。ジャズの場合、演奏の素材になる原曲は何でも良いと言えば何でも良いので、50〜60年の長きの間、演奏され続けるというもの判らない訳では無い。でも、いつもいつも同じ曲ばかりがあちらこちらで演奏されると、ちょっと食傷気味になる。

1960年代後半から1970年代にかけて、ロック&ポップスの世界で、良い旋律を持って、ジャズに合いそうな曲は沢山ある感じなので、この年代の曲で、もっとスタンダード化される曲があってもよいのだが、これがなかなか無い。これが不思議で、ジャズメンって、意外にチャレンジ精神に欠けるのでは、と密かに思ったりもする。
 

Timeless__keiko_lee  

 
KEIKO LEE『TIMELESS - 20th Century Japanese Popular Songs Collection -』。昨年10月のリリース。キャッチフレーズが「日本のジャズ歌姫ケイコ・リーが、20世紀のエヴァーグリーンなJポップの数々を上質なジャズで歌いあげる。日本ジャズのネオ・スタンダードへのチャレンジ」。おお、ネオ・スタンダードへのチャレンジか。僕はこのフレーズにからしき弱い。

収録曲を見渡して、思わずほくそ笑む。いやいや〜渋い渋い。1947年の「胸の振り子」から1991年の「ラブ・ストーリーは突然に」まで、日本の歌謡曲&ポップスの名曲をジャズ・ボーカル曲として、ケイコ・リーが唄い上げている。そう、ケイコ・リーって、以前からチャレンジ精神が旺盛で、そう言えば、クイーンの「ウィ・ウイル・ロック・ユー」をむっちゃ格好良くカバッてたっけ。

アレンジが良い。選曲された日本の歌謡曲&ポップスがしっかりと「ジャズ化」している。唄い上げるケイコ・リーのボーカルの素晴らしさは言うまでも無い。個人的には、懐かしの「我が良き友よ」が気に入っている。とってもジャジーでクール。こういうチャレンジってウェルカム。他のジャズメンも、もっともっとやって欲しい。意外と新しいジャズが現れ出でるかもしれない。

 
 

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2018年4月 7日 (土曜日)

ジャズ喫茶で流したい・117

ジャズ・ボーカリストは星の数ほどいるが、ジャズ・コーラス・グループは数が少ない。メジャーな存在になって、ジャズの歴史に名を残したジャズ・コーラス・グループは両手の数ほどである。そんなジャズ・コーラス・グループの中で、僕が愛して止まないのが、「マンハッタン・トランスファー(Manhattan Transfer)」。長いグループ名なので以下「マントラ」と略しますね。

マントラは米国のジャズ・コーラス・グループ。男性2名+女性2名の4名構成。卓越したボーカル技術とハーモニーで、フュージョン・ジャズ系のボーカル・コーラスを展開する。純ジャズ系でないところが、僕にとっての最大の「愛すべきポイント」で、様々な音楽ジャンルの楽曲をジャズ・コーラスに変えて、素敵なフュージョン・ジャズとして、小粋にクールに聴かせてくれる。

今日聴いたマントラは、Manhattan Transfer『Swing』(写真左)。1997年の作品。モダンジャズのスタンダード曲でも無く、米国ポップスのヒット曲でも無く、1920〜30年代に流行したジャズのスタイルである「スイング・ジャズ」の楽曲をチョイスして、ジャズ・コーラスとしてアレンジして聴かせてくれる。これが、とっても良い出来なのだ。
 

Mantra_swing  

 
まず、スイング時代の楽曲をチョイスしたところがミソ。ダンス・ミュージックの起源とも評されるスイング・ジャズ、その名の通り、スイング感が抜群なのだ。つまり、スイング時代の楽曲って、ジャズ・コーラスに不可欠のスイング感が既に備わっている。そして、この盤の収録に選ばれたスイング時代の楽曲の旋律がとっても良い。どれもが、ダンサフルでポップでメロディアス。

加えて、スイング時代の楽曲は、カウント・ベイシーやベニー・グッドマン、グレン・ミラーなど、ジャズ・オーケストラでの演奏を前提としていて、ユニゾン&ハーモニーを取りやすいアレンジがなされている。このジャズ・オーケストラの演奏をジャズ・コーラスにしっかりと置き換えて、ユニゾン&ハーモニーの響きを最大限の増幅させている。

とにかく聴いて楽しいマントラのジャズ・コーラス。しっかりジャジーな要素も踏まえていて、極上のフュージョン系のジャズ・コーラスがとにかく素晴らしい。内容がシッカリとしていて濃いので、聴き始めたら一気に聴き切ってしまう。マントラのジャズ・コーラスの良い面が全て出た傑作盤。僕にとってのマントラ好盤のベスト3に入るお勧め盤である。

 
 

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2017年12月22日 (金曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・61

ジャズはやっぱりライブだろう。即興演奏が個性のジャズである。やはり、一期一会のライブ演奏が一番、ジャズを感じることが出来る。ライブ演奏を体感するには、ライブスポットやコンサートに出かける必要があるのだが、仕事を持っている以上、そんなに時間の自由は無い。

そうすると、ライブ盤の存在が実に貴重な存在になる。ライブの雰囲気や内容を追体験できるライブ盤は、とても大切な存在である。『Jazz At the Santa Monica Civic '72』(写真)。ジャズの白眉のライブ盤の一枚である。

キーマンは「ノーマン・グランツ」。ジャズ界の敏腕プロデューサーで、1940〜50年代のジャズシーンは、この人抜きには語れない。スイング時代から継続されるビッグバンドやジャズ・ボーカルなど、ベーシックなモダン・ジャズの隆盛はグランツ抜きには語れない。そんなグランツ、1960年代には、フリー・ジャズが台頭した米国ジャズ・シーンに愛想を尽かし、欧州に移住。

グランツのジャズは「明るく楽しいエンタテインメント」。眉間にしわをよせた様な、小難しいフリー・ジャズなどとは相容れ無い。しかしながら、フリー・ジャズが迷走を始めた1970年代初頭から、片隅に追いやられていたベテラン・ジャズメンたちが復権を果たす訳だが、それにひと役かったのが、グランツがジャズシーンへ復帰して創設したレーベル「Pablo」。

1972年8月、グランツは西海岸のサンタモニカ・シビック・オーティトリアムで、JATP復活のコンサートを大々的に行った。その時の模様をライブ録音したアルバムが、この『Jazz At the Santa Monica Civic '72』。メインアクトはカウント・ベイシー・オーケストラ、オスカー・ピーターソン・トリオ、エラ・フィッツジェラルド、トミー・フラナガン・トリオ(エラの伴奏を担当)。
 

Jazz_at_the_santa_monica_civic_72

 
すっごく良い雰囲気のジャズ演奏が全編に渡って展開される。どの演奏をとっても「モダン・ジャズ」なのだ。どの演奏にもエンタテインメント漂い、モダンでダイナミックでポップ。聴いていて単純に楽しい。全く小難しく無い。

全編2時間35分、ジャズの良いところがギッシリとこのライブ盤に詰まっている。どこから聴いても「モダン・ジャズ」。しかも、演奏のレベルは高度。テクニックも優秀。それでもそれが耳につくことは無い。ただただ聴いていて楽しい。LP時代は、LP3枚組のボックス・アルバムとして発売された。

LPの1〜2枚目には、カウント・ベイシー・オーケストラやオスカー・ピーターソン等が収録されていて、これはこれでとってもポップで楽しいのだが、とりわけ、その内容が素晴らしいのが、3枚目のエラ・フィッツジェラルド。カウント・ベイシー・オーケストラ+トミー・フラナガン・トリオという豪華なバックを従えて、歌いまくるエラはとても素敵だ。ポップで楽しいエラ。僕はこのライブ盤でエラを見直した。

ただ単に部屋で流しているだけで、ジャズの良いところが追体験できる。ライブ盤として白眉の出来。「ジャズを聴かせて」と要求されたら、この盤をかける。逆にこのライブ盤を聴いて、ジャズを感じることが出来なかったら、他の何を聴いても、その人はジャズを感じることは出来ないだろう。このライブ盤には「モダン・ジャズ」がギッシリと詰まっている。

 
 

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2017年12月 1日 (金曜日)

ちょいヘビロテなボーカル盤

ジャズの新作の中で、コンスタントにリリースされ続けるボーカルもの。ボーカルは人気があるんでしょうね。歌詞もあるし、歌って判り易いからなあ。様々なキャリアの新人がどんどん出てきて、どんどん消えていく。コンスタントにデビューするのだが、長続きせず、その名前が消えていくのが早いのもボーカルものの特色。

そんなボーカルものの中で、しっかりと地に足着けて、長くキャリアを紡ぎ上げているボーカリストもいる。例えば、女性ボーカルの中では「ダイアン・リーヴス(Dianne Reeves)」がそんな存在。1987年に『Dianne Reeves』でデビュー以来、現在に至るまで、30年に渡って、女性ボーカル界の中でメジャーな存在であり続けている。

そんなダイアンが昨年リリースしたライブ盤が、Dianne Reeves『Light Up The Night: Live In Marciac』(写真左)。コンコード移籍第2作になる。2016年夏に南仏のマルシアックで開催されたジャズ祭でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Dianne Reeves (vo), Peter Martin (p), Romero Lubambo (g), Grégoire Maret (harmonica), Reginald Veal (b), Terreon Gully (ds)。
 

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ダイアンの歌唱が素晴らしいのはもちろんのこと、このライブ盤の良さは「選曲」。女性ジャズ・ボーカルというと、いきおい「有名スタンダード曲」がメインになりがちだが、このライブ盤は違う。ネオ・スタンダード曲とも言うべき、最近のポップスや、昔のジャズ・インストのレジェンド曲など、いままであまり取り上げられなかった曲を積極的にチョイスしている。

フリートウッド・マックの全米No.1ヒット「Dreams」や、マイルス・デイヴィス「All Blues」、ウェイン・ショーター「Infant Eyes」、パット・メセニーの壮大な名曲「Minuano(Six Eight)」、さらにはマリ・ミュージックの「Beautiful」など、どれも小粋で内容のあるアレンジに乗って、今や女性ジャズ・ボーカリストのレジェンドとなったダイアンが、実に楽しそうに唄い上げていく。

ナチュラルでポップ。大御所となったダイアンの聴いて楽しいボーカル盤。ネオ・スタンダード曲の選曲がズバリ当たって、リラックスしてライト感覚で聴けるところが粋。ながら聴きにも適していて、意外とこのボーカル・ライブ盤、ちょくちょく聴く、ちょいヘビロテなアルバムになっていたりする。こういうボーカル盤って親しみ易くて良いよね。

 
 

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2017年9月 6日 (水曜日)

ジャズ喫茶で流したい・112

先週、台風が太平洋上を北上、北の冷えた空気が一気に流れ込んで、思わず、10月上旬の涼しさになった、我が千葉県北西部地方。3日前の日曜日は台風一過でとっても良い天気だった。が、である。今週に入って、なんだか思いっきり天気が悪い。悪いはずで、天気図を見ると、知らないうちに「秋雨前線」が張っているではないか。天気が悪いはずである。

こういう梅雨の愚図ついた天気の時は、スカッと爽快なジャズが良い。今日は、今年の新盤を聴いていて、この「スカッと爽快な」ジャズ盤に出会った。もともと、この盤のパーソネルを見ていて「これはもしかしたら、スカッと爽やか系のボーカル盤かも」と薄々想っていた。そのパーソネルとは、MARLENE (vo), Jiro Yoshida (g), Makoto Kuriya (p)。純日本メンバーでの構成。

この3人のユニット名は「THREESOME」。日本語訳で「三人組」。まんまやん(笑)。フィリピンはマニラ出身で、長く日本の音楽シーンに君臨する歌姫マリーン、シンディ・ローパーやセルジオ・メンデス等、多くのコラボ・セッションを重ねるギタリストの吉田次郎、そして、日本の中堅、コンテンポラリーなジャズ・ピアニストにして、その地位を揺るぎないものとしつつあるクリヤ・マコト。この3人が組んでのボーカル盤。

THREESOME『Whatever!』(写真左)。2016年春にリリースした第1弾『Cubic Magic』に続く2枚目のアルバム。基本的には、ギターとピアノのデュオにボーカルが乗っかるのだが、今回はゲストに、納浩一 (b) と則竹裕之 (ds) を迎えての、ビートの聴いたパフォーマンスも魅力である。このメンバー構成である。出てくる音が悪かろう筈が無い。
 

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選曲が良い。お馴染みの大スタンダード曲もあれば、ポップスの名曲中の名曲もある。個人的には、エルヴィス・プレスリーの代表的なバラード「好きにならずにいられない」、カーペンターズのヒットナンバー「雨の日と月曜日は」、ナット・キング・コールやビング・クロスビーのヒットで知られる「ルート66」などが凄く良い。

マリーンのボーカルが良い。切れ味良く、ダイナミズムがあってパンチがある。逆に、繊細な表現も豊かで、本格的正統なジャズ・ボーカルが素晴らしい。聴いていて、思わず耳を峙て、思わず聴き惚れる。そして、1曲聴き終える毎にスカッとする。素晴らしいボーカルである。こんなにスカッとするコンテンポラリーなジャズ・ボーカルってそうそう無い。

バックの吉田次郎のギター、そして、クリヤマコトのピアノも素晴らしいバッキングで盛り立ててくれる。実に良い感じだ。シャンソンの代表的な曲「枯葉」のデュオは絶品。思わず聴き惚れる。いや〜、このTHREESOMEの『Whatever!』って、結構良いぞ。これだけ爽快感溢れるボーカル盤って、思わず、我がバーチャル音楽喫茶『松和』のヘビロテ盤である。

こういうボーカル盤が出てくるなんて、日本のジャズも深化したなあ、と感じる。ちなみに、この新盤、音がめっちゃ良い。音の良さも特筆すべきボーカル盤。いやいや、良いもの聴かせて貰いました。好盤です。

 
 

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2017年8月11日 (金曜日)

コンテンポラリーなボーカルもの

我が故郷、大阪は最高気温35度と猛暑なんだが、こちら千葉県北西部地方は最高気温24度と思いっきり涼しい一日。東阪の間で10度の気温差がある夏というのは記憶が無い。大阪の友人は暑い暑いと呟くのだが、こちらは涼しすぎて、窓を開けっ放しにしていると、ちょっと肌寒くて、窓を少し閉めたりする。

涼しいということは、ジャズ鑑賞にとっては良いことで、様々なジャンルのジャズを聴くことが出来る。特に、熱いブロウを繰り広げるライブ盤やボーカルものをじっくり落ち着いて聴くことが出来るから良い。今日の様に一日涼しい日は、ジャズ鑑賞のアルバムの枚数が一気に増える。

実は、僕はジャズ・ボーカルが苦手。とりわけ正統なジャズ・ボーカルについては常に苦手意識がつきまとう。正統派なジャズ・ボーカルよりは、ライトなポップ系、フュージョン系のボーカルものが好みだったりする。ジャズ・ボーカルが専門のジャズ者ベテランの方々からお叱りをうけそうな話なんだが、好きなものは仕方が無い。そんなちょっと変わった好みのジャズ・ボーカル。今日はこの盤に舌鼓ならぬ「耳鼓」を打った。
 

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Ben Sidran『Bop City』(写真左)。1983年の作品。マイルス、コルトレーン、モンクらの代表曲にオリジナルの歌詞を付けて歌い上げる意欲作。パーソネルもふるっていて、Ben Sidran (p, vo),  Phil Woods (sax), Mike Mainieri (vib), Steve Khan (g), Eddie Gomez (b), Peter Erskine (ds)。基本的にフュージョン・ジャズ畑の強者が名を連ねている。

第一印象は、コッテコテの「ソフト&メロウ」なフュージョン・ジャズをバックにしたシドランのボーカルなんだろう、なんて思うんだが、いやいやちょっと待て、マイルス、コルトレーン、モンクらの代表曲が集浪曲にズラリと並んでいる。これはフュージョン・ジャズやないやろう。と思って、冒頭の「Solar」から「Big Nick」と聴き進めて感じる。これ、上質のコンテンポラリーな純ジャズのボーカル盤。

ベン・シドランの手なる歌詞をつけられ、コンテンポラリーな雰囲気のライトな純ジャズをバックに、シドランが爽やかに唄い上げていく。フュージョン・ジャズの雰囲気の良いところを踏襲した「コンテンポラリーな純ジャズ」と言った風情がとても素敵である。フュージョン・ブームのピークが過ぎた後だからこそ出来る「コンテンポラリーな純ジャズ」。素敵です。

 
 

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2017年6月13日 (火曜日)

旬の女性ボーカル兼トランペット

我が千葉県北西部地方、今朝は涼しかった。というか「肌寒かった」。まず半袖では外は歩けない。夏のジャケットは必須。空はドンヨリと梅雨空。今年の梅雨は雨が降らない、梅雨に入った途端、雨が降らないと梅雨の悪口ばっかり言っていたら、今日は朝から雨模様。夕方、会社から最寄りの駅までの間は、ちょっと強めのまとまった雨にどぎまぎ。

しかし、思いっきりドンヨリした曇り空である。心なしか気持ちまでドンヨリしてきた。ので、そんなドンヨリした気持ちを好転させる様な、キュートで爽やかなジャズ盤を探す。こういう時は女性ボーカルに限る。ライトでアーバンで清楚な女性ボーカルが良い。

Andrea Motis 『Emotional Dance』(写真左)。今年2月、ジャズの老舗レーベルのひとつ「impulse!」からのリリースである。Andrea Motis=アンドレア・モティスと読む。彼女はボーカルのみならず、トランペットも担当する。女性ジャズメンには珍しい、ボーカルが出来るトランペッターである。スペイン出身。

ボーカルが上手いトランペッターといえば、サッチモ、そしてチェット・ベーカーが真っ先に浮かぶ。ネット記事を読むと、この有りバムのリーダー、アンドレアはサッチモとチェットがアイドルとのこと。ほっほ〜、故に、トランペットを吹きながら唄うって訳ね。なるほど。
 

Emotional_dance

 
まず、彼女のボーカルが良い。ライトで爽やかなスムース・ジャズ系のボーカル。アーバンな雰囲気が濃いが声質がキュートなので、若々しい都会の昼下がり、ってな感じの聴き易いボーカル。加えて、スペイン出身だからなのか、とってもキュートで可愛らしいところが見え隠れするボーカルである。本格的なジャズ・ボーカルを愛でる方々には「許せん」ボーカルかもしれませんが、僕はこういうキュートで爽やかな可愛い女性ボーカルが大好きです。

加えて、彼女のトランペットの素性が良い。意外と硬派で純ジャズっぽいトランペットのインストゥルメンタルが実に良い雰囲気。テクニックもまずます、破綻は無く、歯切れが良い。歌心を湛えたアドリブ・フレーズ流麗に吹き回せる力量は確かなもの。ボーカルで癒された後、トランペットで活を入れられる。うんうん、良い感じ良い感じ(笑)。

ライトなメインストリーム・ジャズ系のボーカル&トランペット。一粒で二度美味しい、と言う形容がピッタリのアンドレアのパフォーマンスです。アンドレアって、女性チェット・ベイカーなんて言われているようですね。身体も小柄で表情はまだあどけない。しかし、唄えば情感タップリ、トランペットを吹けば意外とパワフル。注目の女性ボーカリスト兼トランペッターです。

 
 

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