2024年3月22日 (金曜日)

ギターを弾きまくり唄いまくる盤

バップの如く弾きまくり、ソフト&メロウにR&Bに唄いまくるギタリスト、ジョージ・ベンソン。バップの如く弾きまくるギタリストは沢山いるが、「ギターをバップの如く弾きまくり、R&Bに唄いまくる」ジャズ・ギタリストは、ジョージ・ベンソンしかいない。

George Benson『The Other Side of Abbey Road』(写真左)。1970年の作品。1969年10月と11月の2セッションの録音。ちなみにパーソネルは、基本セットは、George Benson (g, vo), Bob James, Herbie Hancock, Ernie Hayes (ac-p, org, harpsichord), Ron Carter, Jerry Jemmott (b), Idris Muhammad, d Shaughnessy (ds), Ray Barretto, Andy Gonzalez (perc)。ここに、ドン・セベスキーのアレンジ&指揮のジャズ・オーケストラがバックに付く。

この盤は、ベンソンのA&Mレコードからのリーダー作の2作目。A&Mレコードからの初リーダー作『Shape of Things to Come』は「唄いまくるが如くギターを弾く」ベンソンが凄かったが、この盤では「ギターを弾きまくり、唄いまくる」、ギターとボーカルの二刀流での大活躍のベンソンを捉えた秀作である。 

全曲、ビートルズ『アビイ・ロード』の収録曲のカヴァーで占められる。それも「Golden Slumbers〜You Never Give Me Your Money」から始まり、「Because〜Come Together」「Oh! Darling」「Here Comes the Sun〜I Want You (She's So Heavy)」そして「Something〜Octopus's Garden〜The End」まで、どういう基準で選曲されたがは不明だが、なかなかマニアックな曲が、オリジナルの曲順も意識せず、並んでいる。

元々、ウエス・モンゴメリー2世と形容されたベンソン。バップの如く弾きまくるギターは当然。繰り出すフレーズは、R&Bに、ソフト&メロウに唄うが如くのフレーズ。
 

George-bensonthe-other-side-of-abbey-roa
 

そして、濃厚なファンクネスを底に漂わせながら、ベンソンはソフト&メロウに唄いまくる。しかし、ベンソンにこれだけの「ソフト&メロウにR&Bに唄わせた」クリード・テイラーの慧眼恐るべし、である。

ビートルズ『アビイ・ロード』から選ばれた楽曲は、かなり斬新なアレンジが施されていて、原曲のメイン・フレーズは残ってはいるが、イントロや間奏、ビートルズ・オリジナルなアレンジはほどんどデフォルメされている。どの曲もイントロだけ聴けば、何の曲だか判らないほど。イージーリスニング・ジャズと曲解されない様に、かなり純ジャズ寄りのアレンジが施されている。

この「かなり純ジャズ寄り」のアレンジに、バップの如く弾きまくるベンソンのギターが映える。ベンソンのソロがイージーリスニングっぽく聴こえず、バップにジャジーに聴こえるので、ジャズ・ギターとして純粋に楽しめる。そして、「ソフト&メロウにR&B」に唄うベンソンの歌唱が、ビートルズの楽曲に濃厚なファンクネスを纏わせている。 

ビートルズの楽曲のジャズ化が主目的では無い、「ギターを弾きまくり、唄いまくる」ベンソンを的確にアピールすべく、当時、人気絶頂だったビートルズの楽曲をチョイスした、と解釈している。そして、その目論見はほぼ成功している。特に、ベンソンの歌唱は、のちのフュージョン・ジャズにピッタリの「ソフト&メロウにR&B」な雰囲気をしていることが、この盤の歌唱で顕になった。                                                         

この盤、意外とマイナーな存在なんだが、ギターを弾きまくり唄いまくる二刀流のジャズマン、ジョージ・ベンソンのターニングポイントとなったアルバムだと睨んでいる。次作以降、ソフト&メロウなソウル・ジャズから、レアグルーヴなファンキー・ジャズをメインに「弾きまくり唄いまくる」ギタリストとして、ベンソンは人気者になっていく。
 
 

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2024年2月28日 (水曜日)

染みる『In The Wee Small Hours』

子供の頃、小学校5年生の頃だったと記憶している。親父のAMラジオをくすねて、寝床に入ってイヤホンで聴くようになった。夜の10時頃、NHK第一だったと思うが、アメリカン・ポップスを聴かせる番組があった。その番組の中で、時々、ジャズ・ボーカル曲がかかる。

大人の雰囲気で演奏はしっとり落ち着いている。英語で歌われているので、何を歌っているのか、基本的に判らない。8ビートのポップスやロック曲と比べて、基本的に地味で、時々、「こぶし」を効かしたり、フェイクを入れたり、癖のある歌い方がどうにもいけない。そんな中で、この男性ボーカルだけ、何故か気に入った。フランク・シナトラである。

Frank Sinatra『In The Wee Small Hours』(写真)。1954年3月、1955年2, 3月の3セッションからの収録。1955年4月のリリース。ちなみにパーソネルは、Frank Sinatra (vo), Nelson Riddle (arr, cond), バックにジャズ・オーケストラが付く。

フランク・シナトラは、ポピュラー・ヴォーカルの帝王として、20世紀の音楽界に君臨、ジャズ・ボーカルとしても数々の実績を残した、歴代最高の男性ボーカリストである。

アルバムの収録曲は、内省、憂鬱、失恋、失敗した関係、うつ病、ナイトライフなどのテーマを扱う、失われた愛に関する「不安に満ちた」バラード曲で統一されている。歌い上げるのに、かなり難度の高いボーカル曲ばかりだが、そこはさすが「ソフト・バラードの名手」「ザ・ヴォイス」と呼ばれたシナトラ、ゆったりとしたテンポで、じっくりと魅惑的なテナー・ヴォイスで、囁く様に、語りかける様に唄い上げていく。
 

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「オレはあの頃、シナトラやナット・キング・コールやオーソン・ウェルズの節回しまで聴いて、フレージングについてはずいぶんと勉強した。連中は、楽節とか文節とか句を声で言い回す真の達人だった」(『マイルス・デイビス自叙伝』より引用)

マイルスさえもが指摘する様に、シナトラは「楽節とか文節とか句を声で言い回す真の達人」で、シナトラの歌唱を聴いていると、ボーカルとは「歌」ではなく「楽器」の一つなのか、と唸ってしまう。深夜の寂寞感や失恋の悲しみ、真夜中から夜明けの間の真っ暗な「闇」の雰囲気を、メランコリックにムーディーに唄い上げている。思わず、じっくりと聴き入ってしまうほどの説得力と訴求力。

冒頭のタイトル曲「In The Wee Small Hours」がとりわけ良い。この1曲でこの企画盤の全てを表現している。英語で歌われているので、何を歌っているのか、基本的に判らない、と思うのだが、これだけの歌唱をぶつけられると、歌詞の和訳に手をつけたくなる。ボブ・ヒリアード作詞の歌詞が良い。そして、その歌詞に曲を付けたデイビッド・マンの旋律が染みる。

最初のコンセプト・アルバムの1つと評価されている企画盤であるが、このアルバムは商業的に成功を収め、米国ビルボード200チャートで最高2位を記録、18週間チャートに留まり、 シナトラの最高チャート・アルバムとなった。ジャケも良い。シナトラに古めかしい街灯のある風景が良く似合う。ジャケ良し、内容良し、実績良し、のジャズ・ボーカルの傑作の一枚である。
 
 

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2024年1月 9日 (火曜日)

八代亜紀『夜のアルバム』再聴

演歌の代表的女性歌手・八代亜紀さんが昨年12月30日に逝去していたとの報道が流れた。なんてことだ。

八代亜紀さんは、1973年に「なみだ恋」のヒットででメジャーに。その後「愛の終着駅」「もう一度逢いたい」「おんな港町」「舟唄」など数々のヒット曲をリリース、1980年には「雨の慕情」で第22回日本レコード大賞の大賞を受賞している。とにかく歌が上手い。声量、テクニック、申し分なく、演歌がメインでありながら、心を揺さぶられる様な情感溢れる歌声は、ジャンルを超えて、僕は好きだった。

情報によると、八代亜紀さんは若い頃、ジャズ・ボーカルもやっていた、とのこと。昔取った杵柄のひとつの「ジャズ・ボーカル」を、還暦過ぎて、もう一度やってみようじゃないの、というノリだったのだろうか、ジャズ・ボーカルの企画盤を2枚、リリースしている。

当ブログでも、以前、八代亜紀さんのジャズ・ボーカル盤についての記事をアップしている。が、2013年3月のことで、すでに10年以上が経過している。今回、以前のブログ記事に加筆修正を加えたリニューアル記事をアップして、八代亜紀さんの逝去を悼みたいと思います。

八代亜紀『夜のアルバム』(写真左)。2012年のリリース。ちなみにパーソネルは、八代亜紀 (vo), 有泉一 (ds), 河上修 (b), 香取良彦 (p, vib), 田辺充邦 (g), 岡淳 (as, ts) がメインのバンド編成。八代亜紀のボーカルに、サックス、ギター入りのクインテットがバックに控える。

加えて、曲ごとにゲストが入る。ゲストについては、渡辺等 (b) <3>, 布川俊樹 (g) <5>, 田ノ岡三郎 (accordion) <6>, 松島啓之 (tp) <8>, 山木秀夫 (ds) <9>, 江草啓太 (p), 織田祐亮 (tp), 藤田淳之介 (as), 石川善男 (fh) <12>, 木村 "キムチ" 誠 (perc) <4,7,9>, CHIKA STRINGS (strings) <4,9>。

演歌の女王、八代亜紀さんがジャズ・ボーカルに挑戦した企画盤がこの『夜のアルバム』。その内容はなかなかのもの。さすが、若い頃、ジャズ・ボーカルにも手を染めていただけはある、堂々とした歌いっぷり。もともと、歌が素晴らしく上手い歌手である。とにかく上手い。情感を込めて、きめ細やかに、隅々にまで心配りをしながら、魅力的なジャズ・ボーカルを披露してくれる。
 

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2曲目の「クライ・ミー・ア・リヴァー」や、5曲目の「サマータイム」、ラストの「虹の彼方に」の、英語の歌詞での歌いっぷりを聴くと、これが素晴らしい出来で、もう「参りました」と謝ってしまいそうな位、素晴らしい歌唱。完璧なジャズ・ボーカル。味わいも豊か、情感がこもっていて、それはそれは素晴らしい。

それぞれが大スタンダード曲で、何百人何千人というボーカリストが唄った、いわゆる「手垢が付いた」曲で、独特の個性を出しつつ唄いこなすには難しい曲ばかりなんだが、演歌出身など関係なく、今までに無い独特の個性を発揮しつつ、完璧にこれらの大スタンダード曲を朗々と唄い上げている。

逆に、このアルバムには、日本語の歌詞のボーカル曲が幾つかある。冒頭のジャズ・スタンダード曲「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、途中で日本語の歌詞に変わる。ちょっとズッこけるが、これは「ご愛嬌」。

リリィの「私は泣いています」、松尾和子の「再会」、伊吹二郎の「ただそれだけのこと」のカヴァーであるが、純ジャズ風のアレンジに乗って、魅力的なボーカルで唄い上げていく。ただ、出来映えは素晴らしいのだが、日本の歌謡曲のカヴァー故、ジャズ・ボーカルというよりは、ジャズ風のムード演歌風に聴こえる。ジャズ・スタンダード曲と混在させると、ちょっと「浮いて」聴こえるのが「残念」。

これならば、日本語の歌詞のボーカル曲なんか織り交ぜずに、完全に英語歌詞のジャズのスタンダード曲で勝負すれば良かったのに、と思ってしまうのは僕だけだろうか。完全に英語歌詞のジャズのスタンダード曲だけで勝負して欲しかったなあ。なんせ、ジャズ・ボーカル歌手専門として、十分やっていける位、英語の歌詞での歌いっぷり、どの曲も本格的で素晴らしいんですから。

良い内容のジャズ・ボーカル盤。八代亜紀さんのジャズ・ボーカリストとしてのポテンシャルが並外れたものであることは良く理解出来る。日本の女性ジャズ・ボーカル盤の優秀盤です。
 
 

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2023年12月12日 (火曜日)

リサ・ローレンのビートルズ曲集

12月8日はジョン・レノンの命日だった。43回目の命日。そして、最近、ビートルズ最後のシングル、最後のビートルズ・ソング「ナウ・アンド・ゼン」がリリースされて話題になっている。で、そんなこんなで、暫く聴いていなかったジャズのビートルズ・カヴァーのアルバムを探すことにした。

Lisa Lauren『Lisa Lauren Loves the Beatles』(写真左)。2006年の作品。パーソネルについては、曲ごとに変わるため、詳細は割愛する。目立ったところでは、デヴィッド・サンボーンや、フォーク・シンガーのウィリー・ポーターが参加している。バックの演奏はレベルの高い、クロスオーバー・ジャズ志向の優れもの。サンボーンのサックスが全編に渡って効いている。

リーダーのリサ・ローレンはシカゴ出身のシンガー/ピアニスト。地元のジャズ・クラブ中心に活動しているらしい。落ち着いた、クールで芯のしっかりしたビター・スウィートな唄声。この個性的なボーカルで、ビートルズの楽曲のカヴァーを唄い上げる。しかも、選曲がニクい。有名曲もあるが、どの曲もジャズにアレンジし易い、ジャズにアレンジのし甲斐のありそうな楽曲ばかり。

「The Word」「Love Me Do」「Dear Prudence」「Eight Days a Week」「All My Loving」はビートルズの有名曲ではあるが、他のジャズのカヴァーを僕は知らない。この盤でのアレンジはとても優れている。原曲を損なうことなく、しっかりジャズにアレンジしている。そうアレンジするのか、と感心することしきり。「Love Me Do」での、ポーターのギター・プレイが秀逸。
 

Lisa-laurenlisa-lauren-loves-the-beatles

 
「What You're Doing」「I'm Looking Through You」「I've Just Seen a Face」「I'm Happy Just to Dance With You」などは、ビートルズ・マニア御用達の佳曲。当然、他のジャズのカヴァーを聴いたことが無い。原曲のイメージを最低限留めつつ、アドリブ部はコード進行を借用してジャズらしい展開。

「Can't Buy Me Love」「With a Little Help from My Friends」「Eleanor Rigby」「Here Comes the Sun」は、ジャズではよくカヴァーされるビートルズ曲。ビッグバンドのアレンジなど、カヴァーの前例は多くある。「With a Little Help from My Friends」「Eleanor Rigby」は、ウエス・モンゴメリーのギター・アレンジがすぐに思い浮かぶ。

しかし、この盤では、過去のジャズ・アレンジを参考にしている様子は無い。カントリーやポップス、ソウルなど、様々なジャンルの音楽をクロスオーバーしたサウンドでジャズ・アレンジしている。「Can't Buy Me Love」でのサンボーンのサックスが素敵。

この『Lisa Lauren Loves the Beatles』は、我が国ではあまり知られていない。が、この盤、実は米国の「All Music Guide」で四つ星を獲得するなど、米国のジャズ・シーンではビートルズ・カヴァーの隠れた名盤として評価されている。その米国の高評価に違わぬ、素晴らしい出来、素晴らしいアレンジのビートルズ曲のカヴァー集である。
 
 

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2023年12月 3日 (日曜日)

マリーン・ウィズ・シーウインド

クロスオーバー&フュージョン・ジャズについては、1970年代から1980年代前半までが流行期。特に1970年代後半から1980年代前半までがピークで、クロスオーバー&フュージョン・ジャズ専門の月刊誌までが発刊されていた。

そんな、クロスオーバー&フュージョン・ジャズについては、現在までに相当数のクロスオーバー&フュージョン盤がリイシューされてきた。しかし、「あれはどこへ行った」と探し回る位の「クロスオーバー&フュージョンの好盤」でも、今までリイシューされないもの多数存在する。まあ、セールスにならないリスクはあるから仕方ないことではあるが...。

Marlene with Seawind『Summer Night』(写真)。1982年の作品。ちなみにパーソネルは、Marlene (vo), Kim Hutchcroft (sax), Lew McCreary (tb, tracks: A3), Flugelhorn – Gary Grant, Jerry Hey (tp, flh), Larry Williams (key), Bud Nuanez (g), Ken Wild (b), Bob Wilson (ds, perc), Ron Kalina (harmonica, tracks: A4)。

ハワイアン・クロスオーバー&フュージョンの大御所バンド・シーウインドをバックに、フィリピン出身の天才歌姫マリーンが唄いまくった、クロスオーバー&フュージョン・ジャズの秀作。 CBS/Sonyレコードからのリリース。和フュージョン・ジャズ盤の名盤の一枚。主な録音はハリウッドで行われている。当時、アルバム制作については、気合が入っていたんやろうなあ。
 

Marlene-with-seawindsummer-night

 
シーウインドの爽やかファンキーで躍動感溢れる、切れ味の良いブリリアントなホーン・セクションに乗って、マリーンが若々しく、パンチのあるボーカルを披露する。バックがシーウインドなんで、クロスオーバー&フュージョンの範疇で語られることが多いが、マリーンのボーカルは素直でポップなもので、ボーカルから聴くと、AORの秀作と評価しても良い内容。

リリースは1982年で、クロスオーバー&フュージョンやAORのブームは下降線に転じた時期で、新作はマンネリ基調の退屈なアルバムがリリースされがちな環境だったが、この盤は違った。まず、バックのシーウインドが素晴らしく内容のある演奏を繰り広げている。これが最大の聴きもので、シーウインドの演奏だけを切り出しても秀作として評価できるパフォーマンスである。

そんなシーウインドをバックに唄うのだ。マリーンは気合が入っているし、実に気持ちよさそうに唄っている様がこの盤から伝わってくる。特に、アップテンポで始まる冒頭のタイトル曲「Summer Night」が秀逸な出来。ブルー・アイド・ソウル系バンド曲のカヴァーだが、これが実に良い。この冒頭の一曲がこの盤全体の雰囲気を代表する名演、名唱。

リリース当時は、貸しレコード屋で借りてカセットにダビングして所有していた盤で、カセット・デッキが壊れた後、長らく聴くことの出来なかったアルバム。最近、サブスク・サイトにアップされているのを見つけて、思わず再聴。良いクロスオーバー&フュージョン盤に再会できました。
 
 

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2023年11月17日 (金曜日)

R・ブライアントの初リーダー作

ジャズ演奏の中では、ピアノの演奏が一番お気に入り。子供の頃、10年間ほどピアノを習っていたということもあって、ピアノについては聴くだけでは無く、弾く難しさも多少理解できるので、ジャズ・ピアノは他の楽器より、その内容が理解し易い。そういう点からも、ジャズ・ピアノが一番好きなんだろうな、と思う。

ジャズ・ピアニストについては、好きなピアニストは多々いるが、ジャズを聴き始めた50年ほど前から、レイ・ブライアントがお気に入りのピアニストの一人。で、その「レイ・ブライアントの初リーダー作」を追い求めていたのだが、やっとその音源を確保することが出来たのが5年ほど前。今日は、その「レイ・ブライアントの初リーダー作」のお話を。

Betty Carter And Ray Bryant『Meet Betty Carter And Ray Bryant』(写真)。1955年5月13日の録音。ちなみにパーソネルは、Betty Carter (vo), Ray Bryant (p), Jerome Richardson (fl), Wendell Marshall (b), Philly Joe Jones (ds)。レイ・ブライアントのディスコグラフィーからすると、この盤が初リーダー作になるという。

この盤の構成が面白くて、ブライアントのトリオ演奏と、ベティ・カーターのボーカル入りのトリオ演奏と交互に入っている。ベティ・カーターも共同名義のアルバムなので、年齢からして、ベティ・カーター先攻で始まると思って構えていたら、ブライアントのトリオ演奏が冒頭に来るので、ちょっと拍子抜け(笑)。

しかし、この冒頭のトリオ演奏「Sneaking Around」はブライアント作の曲で、これがなかなか「イケる」。この冒頭の「Sneaking Around」から、3曲目「What Is This Thing Called Love?」のブライアント・トリオの演奏を聴いていると、レイ・ブライアントのピアノの演奏スタイルは、この初リーダー作時点で確立されていたことが判る。
 

Betty-carter-and-ray-bryantmeet-betty-ca

 
オフビートでファンキーな弾き回しが見事な右手、低音を効果的にゴーンと入れて、演奏のベースラインに強烈なファンクネスとアーシーな雰囲気を醸し出す左手。演奏のフレーズに「ダウン・トゥ・アース」な雰囲気をしっかりと漂わせる。このアーシーでダウン・トゥ・アースなピアノの弾き回しが僕は大好き。そんな「ブライアント節」が、この初リーダー作のトリオ演奏に既にしっかりと存在している。

そして、ベティ・カーターについても、この盤が初リーダー作になるらしいが、そんな雰囲気は微塵もない。既にベテランの様な堂々とした唄いっぷり。ボーカルに張りとパンチがあって歯切れが良いところは「若さ」から来るのか、とも思うが、とにかく唄いっぷりは堂々としている。そんな堂々とした唄いっぷりを支えているのが、ブライアント・トリオの小粋なバッキング。

レイ・ブライアントは伴奏上手、という印象は以前から持っているが、この初リーダー作にして、その「伴奏上手」が炸裂しているとは思わなかった。確かに「伴奏上手」。カーターのボーカルを邪魔することなく、効果的にサポートし鼓舞する。カーターはとても唄いやすそうで、自然体で流れる様に唄い上げている。

最後に、この盤は当初。LPでのリリース時には、収録曲は全12曲。CDリイシューの際に、LP時代の内容をそのままに復刻しているCDと、ボーナストラックを加えて、曲順もLP時代と全く変えてリイシューしているCDとある。

この盤を聴く時は、LP時代の内容をそのままに復刻しているCDを聴いて欲しい。サブスクの場合は、冒頭の1曲目が「Sneaking Around」で始まり、12曲目が「Can't We Be Friends?」のもの。これ、ボートラが後ろにくっついている場合があるが、このボートラは無視して下さい(笑)。
 
 

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2023年6月17日 (土曜日)

ジャズ喫茶で流したい・263

唄って弾きまくるギタリスト、ジョージ・ベンソン(George Benson)。その弾きっぷりは「ウエス・モンゴメリー」のファンキー・ギターの再来。その唄いっぷりはソウルフル&ムーディー。唄って弾きまくるその底には「R&B」の黒さが流れ、ソウル・ミュージックのファンクネスが流れる。今の耳で振り返れば、ソフト&メロウなフュージョン・ミュージックの発祥である。

George Benson『Tell It Like It Is』(写真左)。1969年の4ー5月の録音。 A&M/CTIレコードからのリリース。ちなみにパーソネルは以下の通り。ドラムとパーカッションはほぼ固定。曲によって、ギターとサックス、ベースを使い分けている。後のフュージョン・ジャズの担い手ジャズマンが集結している。

George Benson (g, vo), Lew Soloff (tp), Jerome Richardson (tracks 1–5, 8, 10 & 11), Arthur Clarke, Sonny Fortune (sax, tracks 1–5), Joe Farrell Joe Henderson (sax, tracks 8, 10 & 11), Bob Porcelli, Hubert Laws (sax, tracks 6, 7 & 9), Rodgers Grant (p, tracks 6, 7 & 9), Richard Tee (p, tracks 1–5, 8, 10 & 11), Bob Bushnell (b, tracks 1–5), Jerry Jemmott (b, tracks 1–7 & 9), Jim Fielder (b, tracks 8, 10 & 11), Leo Morris (ds), Paul Alicea, Angel Allende, Johnny Pacheco (perc)。

ラテンとソウル、R&B、カリビアンとエレ・ジャズを融合させた、クロスオーバー・ジャズな音作り。リーダーのジョージ・ベンソン自体は、易きに流れず、かなり硬派でメインストリーム志向のファンキー・ギターを弾きまくっている。ウエスばりのオクターヴ奏法で弾きまくり、ソウルフルでソフト&メロウなヴォーカルを披露している。
 

George-bensontell-it-like-it-is

 
Booker T & M.G.'sの名曲をカヴァーした、ご機嫌なラテン・ジャズ「Soul Limbo」から始まり、Jerry Butlerのカヴァー、ソウルフルでR&Bな「Are You Happy?」、ベンソンのヴォーカルが心地良い「Tell It Like It Is」、こってこてラテンな「Land Of 1000 Dances」、
Dontcha Hear Me Callin' To Ya」「Water Brother」は小粋なジャズ・ファンク。

グルーヴィーなブラスのユニゾン&ハーモニーも芳しい、ソウルフルなカントリー・ナンバー「My Woman's Good to Me」でのベンソンの歌唱にグッとくる。「Jama Joe」のホットなラテン曲でギターを弾きまくるベンソンは熱い。

ラス前の、スティヴィー・ワンダーの名曲のカヴァー「My Cherie Amour」でのベンソンのオクターヴ奏法に思わず仰け反り、ラストのオールドR&Bチューンのカヴァー「Out in the Cold Again」でのベンソンのソフト&メロウな唄いっぷりに惚れ惚れする。

このベンソンの『Tell It Like It Is』というアルバム、ソフト&メロウなソウル・ジャズから、レアグルーヴなファンキー・ジャズまで、お洒落なアレンジに乗って、マニアックで玄人好みの演奏がてんこ盛り。

米国ルーツ・ミュージックと融合したクロスオーバーなジャズを、熱いギターとソフト&メロウなボーカル、そして、小粋なアレンジで聴かせてくれる。とにかく単純に聴いていて楽しく、思わず足踏みし腰が揺れる。そんなソウルフルな傑作だと思います。
 
 

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2023年5月 8日 (月曜日)

マントラの50周年記念アルバム

ジャズの世界でも、ピンのボーカルは数あれど、ボーカルのグループは「稀少」。ピンであれば、何もかもが「自分次第」なので、何かとやり易いのだが、グループの場合、メンバー同士の声質の相性が良くないといけないそ、そのグループの個性を活かした高度なアレンジが必要で、意外とグループの結成〜運営の難度が高いのが原因だと睨んでいる。

The Manhattan Transfer with the WDR Funkhausorchester『Fifty』(写真左)。2022年9月のリリース。唯一無二のジャズ・コーラス・グループ、マンハッタン・トランスファー(略して「マントラ」)の50周年記念アルバム。ドイツのケルン放送管弦楽団との共演盤である。

マントラの現メンバーは、Alan Paul, Janis Siegel, Cheryl Bentyne, Trist Curless の4人。グループの創設者でありリーダーであった Tim Hauser が、2014年10月16日、72歳で逝去。交代メンバーとして、Trist Curless が加入して、現在も、結成時どおり、4人のコーラス・グループとして活動している。

そんなマントラも結成50周年。僕は、1975年リリースの『The Manhattan Transfer(マンハッタン・トランスファー・デビュー!)』からリアルタイムで聴き続けてきたので、それでも48年になる。リーダーのティム・ハウザーが亡くなった時には、マントラも解散やろなあ、と残念に思ったのだが、トリスト・カーレスを交代メンバーとして迎えて、活動を継続したのには、心底、心強く思ったものだ。

この盤は、キャリア50年間の中でのマントラ自身のヒット曲の数々を、ドイツのケルン放送管弦楽団と共演して再録音した「マントラ with ストリングス」。


The-manhattan-transfer-with-the-wdr-funk

 
with ストリングス作品は、まずアレンジが一番の「キモ」。アレンジが陳腐だとイージーリスニングな軽音楽風に成り下がって、聴くに耐えない状態に陥る。が、この盤ではヴィンス・メンドーザ等の優秀なオーケストラ・アレンジャーが腕を振るっていて、マントラの個性を損なうこと無く、コンテンポラリー・ジャズな雰囲気をしっかり維持した内容になっている。

加えて、バックがストリングスなりのボーカル・アレンジも必要になるのだが、これも、アマンダ・テイラー等のヴォーカル・アレンジャーが腕を振るっていて、マントラのボーカル&コーラスの個性、アーバンで小粋でどこかコケティッシュな雰囲気、独特のコーラスの重ね方とフレーズの取り回し、それらを十分に活かした、ちょっと聴くだけで「マントラ」と判るボーカル・アレンジは素晴らしいものがある。

マントラのボーカル&コーラス自体は全く変わりなく、卓越したチームワーク&歌唱力で唄いまくる。その統率&規律がとれた一糸乱れの無いコーラス・ワークは圧倒的。そんなボーカル&コーラスが、ストリングスの力で、更に魅力を引き立たせ、この個性を前面に押し出し浮き出した、今までのマントラ盤に無い魅力が詰まった好盤である。

この盤の魅力って、マントラとして初録音となる、ジョージ&アイラ・ガーシュウィン作の有名スタンダート曲「The Man I Love」を聴けば良く判るかと思う。この歌唱はマントラとして最高の部類に入るのでは無いか、と思っている。

マントラ健在。そんな気持ちを強く持った傑作盤。しかし、2022年暮れから2023年にかけて「ファイナル・ワールド・ツアー」を敢行することがアナウンスされている。マントラも「レジェンド」の域に達したのか、と感慨深く思ったり残念にも思ったり。それだけ、唯一無二の稀少なジャズ・ボーカル・グループなんですよね、マントラって。
 
 

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2023年2月15日 (水曜日)

「たなかりか」のボーカルが良い

前のブログで「Disc Grand Prix 年間グランプリ」でも、日本のジャズ・ミュージシャンの優秀盤が結構な数、上がっている」と書いた。このジャズ・ライフ誌の年間グランプリは、ジャズ評論家の方々が、忌憚の無い、自らが良いと感じたアルバムをノミネートしている雰囲気が伝わってきて、ノミネートされたアルバムに関して、以前の様な商業主義は殆ど感じ無い。

たなかりか『Japanese Songbook "Winter" with Jazz standards』(写真左)。2022年の作品。ちなみにパーソネルは、たなかりか (vo), 鈴木正人 (b), ハタヤテツヤ (key), 小沼ようすけ (g), 坂田 学 (ds)。ジャパニーズ・ポップスを日本語のままジャズ・カバーする、たなかりかのプロジェクト「ジャパニーズ・ソングブック」の10周年を記念した企画盤。

ジャケット・デザインを見て、ちょっと「眉をひそめる」。これって、バブル時代に量産された、聴き心地が良いだけの「お洒落なイージーリスニング・ジャズ」では無いのか。でも、それでは、ジャズ・ライフ誌の年間グランプリにそのタイトルが上がる筈が無い。でもなあ、このジャケはなあ。でも、パーソネルを見れば、現代の和ジャズの腕利き達がズラリと並ぶ。やっぱり、これは大丈夫や、と聴き始める。

アルバム構成は2枚組で、Disc1:ジャパニーズ・ポップス“冬”の名曲。Disc2:プロジェクト初収録のジャズ・スタンダード。Disc1に収録されたジャパニーズ・ポップスは「冬」をテーマに選曲。Disc2は、人気のジャズ・スタンダード曲集。どちらも、ライトでコンテンポラリーな純ジャズ志向にアレンジされていて、聴き応え十分。

Disc1は「12月のエイプリル・フール(EPO)」から始まって、冬の定番「恋人がサンタクロース(松任谷由実)」、そして、「氷の世界(井上陽水)」「白い恋人達(桑田佳祐)」「ネイティブダンサー(山口一郎)」「恋人よ(五輪真弓)」と続き、「CHRISTMAS TIME IN BLUE(佐野元春)」で締める。
 

Japanese-songbook-22winter22-with-jazz-s

 
ジャパニーズ・ポップス“冬”の名曲の選曲が、僕にとっては素晴らしい。全て学生時代から社会人の生活の中でリアルタイムに聴いた名曲ばかりで「僕好み」の曲が並ぶ。それらが、ライトでコンテンポラリーな純ジャズ志向にアレンジされて、たなかりかが軽快に情感込めて唄い上げる。「恋人がサンタクロース」「氷の世界」「恋人よ」など、涙涙の絶品、絶唱である。

そして、Disc2の人気のジャズ・スタンダード曲集が、これまた絶品。「Fly me to the moon」「My favorite things」「L-O-V-E」「Come rain or come shine」「Bye bye blackbird」「Devil may care」「That’s all」の全7曲。これまた「僕好み」のスタンダード曲がズラリ。特に「Fly me to the moon」「L-O-V-E」「Bye bye blackbird」など、涙涙の絶品、絶唱である。

たなかりかのボーカルは素姓良く、力感もあり、アーバンでスマート。ストレートな歌唱は、現代のコンテンポラリーな純ジャズ志向のアレンジにピッタリで、違和感無く適応している。表現力も豊かで、決して単調にならず、CD2枚組、全14曲を一気に聴かせるパワーを秘めている。

良質な「現代の和ジャズのコンテンポラリーなボーカル」を聴かせてもらった気分。「ジャパニーズ・ソングブック」10周年は「伊達では無い」。バックのリズム・セクションも素晴らしい。フロントのボーカルとバックのリズム隊が一体となった、たなかりかのボーカルの力量がダイレクトに伝わってくる好盤である。
 
 

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2022年12月14日 (水曜日)

クリスの "バードランドの子守唄"

ベツレヘム・レーベルのアルバムを、Bethlehem 6000 series (12 inch LP)」のカタログから、カタログ番号順に聴き直している訳だが、カタログを見渡すと、ジャズ・ボーカルのアルバムが散見される、というか、資料によると、全カタログの4分の1がジャズ・ボーカルのアルバムとのこと。他のジャズレーベルと比べると、かなりボーカル盤が多いということになる。

ベツレヘムの創始者、ガス・ウィルディは、他社とは違うことをやらなければ、レコード・ビジネスで勝負していけない、と思っていたらしく、その切っ掛けは、レーベル初期の「クリス・コナーのアルバムのヒット」だろう。このクリス・コナーのアルバムのヒットによって、ボーカル重視路線が固まったと思う。しかも、ベツレヘム・レーベルは、名の売れたボーカリストよりは、新人を発掘して世に出すことに力を入れていた、とのことだが、カタログを見渡すとその傾向が良く判る。


Chris Connor『Sings Lullabys of Birdland』(写真)。録音日時とパーソネルは3つ分かれる。1-5曲目が、1954年8月9 & 11日の録音で、バックは、Ellis Larkin (p) Trio。6-8曲目が、1953年12月17 &18日の録音で、バックは、Sy Oliver (arr.cond) 's Orchestra。9ー14曲目が、1954年8月21日の録音で、バックは、Vinnie Burke (b) Jazz String Quartet。録音場所は全てNY。
 

Chris-connorsings-lullabys-of-birdland

 
この盤が、その「クリス・コナーのアルバムのヒット」の1枚。聴くと判るが、とても馴染み易い、女性ジャズ・ボーカルである。正統派なジャズ・ボーカルの特徴である、フェイクやビブラート、シャウトなどがほとんど無い。クリスの声はハスキーで明確、パワフルでメロー。耳に優しく、耳に馴染む、しっとりした、どこか爽やかな歌声。

選曲も良い。3つのセッション(3つの10" LP盤)の寄せ集めではあるが、クリスのボーカルを前面に出した録音がメインなので、それぞれアレンジやバックの演奏が異なるのだが、しっかりとした統一感があって、寄せ集め感が無いのも良い。1曲当たり、3分程度と短いが、クリスのボーカルを愛でる上では気にならない。とにかく、聴いていて心地良い女性ボーカル盤である。

聴き終えて、クリスのボーカルの良さが沁みてくる、なるほどクリスの代表盤、と感心する内容です。良い意味で「ながら聴き」も出来るジャズ・ボーカル盤。当時、クリスのボーカルは、ジャズファン以外の他のジャンルのボーカル好きにも訴求したのではないか、と思います。当時、ヒットしたのが良く判りますね。
 
 

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