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2017年2月26日 (日曜日)

英国ジャズのベテラン歌姫

音楽の関連本、アルバム紹介本は基本的にコレクションしていて、できる限り一読するように努めている。今回は、なかなか切り口の面白いアルバム紹介本を入手した。『僕が選んだ「いい音ジャズ」201枚 〜オーディオファンも聴いておきたい優秀録音盤』である。

宣伝コピーが「音楽・オーディオライターの田中伊佐資が選りすぐった、現代の名録音&名リマスター盤=「いい音ジャズ」201枚を紹介。盤ごとの音楽的&オーディオ的聴きどころがわかるガイド本」。確かにその通りで、優秀録音盤というのは基本的に好盤が多く、この本に紹介されている盤はなかなかに興味深い。

この紹介本を読んでいて、ユニークなボーカル盤が目に止まった。Claire Martin『A Modern Art』(写真左)。2009年のリリース。アルバム・ジャケットのデザインが米国っぽく無い。といって、欧州大陸でのお洒落な、デザインセンスに優れたジャケットでは無い。この「質実剛健」風のちょっと無骨なジャケットは英国に多い。確かに、このClaire Martin(クレア・マーティン)は、の英国はロンドン生まれのジャズ・シンガー。

1967年の生まれなので、今年で50歳になる。既にベテランの域に達していて、ブリティシュ・ジャズ・アワードのベスト・ボーカリストに1990年代から何回と選出され、確固たる地位を築き上げている。が、日本では全く知られていないのではないだろうか。実は、僕も今回初めて知った。リリースしているアルバムも多いが日本盤のリリースは殆ど目にしたことが無い。
 

A_modern_art

 
しかし、この『A Modern Art』を聴いてみると、これが「良い」。正統派のジャズ・ボーカル。しかも変な癖やフェイクが無い、素直な歌唱。しっかりと迫力もあり、繊細な表現も良い。声質も明るく張りのあるもので、聴いていて感傷的になるのでは無く、聴いていて明るくなる、聴いていて気持ちがポジティブになる。

この盤は収録曲を見渡すと、アメリカン・ソングブックと解釈して良い内容になっている。もともとアメリカの歌手や音楽の影響を強く受けたというクレアである。アメリカン・ソングブック的な内容は自家薬籠中のものであり、それが証拠に、至ってのびのびと、メリハリ良くポジティブに歌われている。これが実に良い雰囲気なのだ。難しいことを考えずに、クレアのポジティブな歌唱を愛でることが出来る。

そして、この盤、音が良い。好録音で名のある「LINN レコード」だそうで、特にバックバンドの音が生々しい。クッキリはっきりした音でメリハリがばっちり効いている。合わせて、クレアのボーカルも実に良い音で録れている。肉声の暖かさ丸さがしっかりと伝わってくる良好な録音だ。

彼女の声はしっかりと厚みがあってメリハリが効いてポジティブ。加えて、中低音が少しハスキーに伸びてくるところであるが個性。現代的な歌唱とオーソドックスな伝統的な歌唱が混在したジャズ・ボーカルが聴きものである。音の良さと合わせてお勧めのボーカル好盤である。

 
 

震災から5年11ヶ月。決して忘れない。まだ5年11ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2017年1月30日 (月曜日)

至極納得「シルキー・ヴォイス」

ジャズを聴き始めた時、ジャズはインストに限る、としたため、ジャズ・ボーカルは一番後回しになった。というか、オーソドックスな正調ジャズ・ボーカルは、その唄い方がどうにも苦手で、ジャズ者初心者の頃、明らかに敬遠した。

今でも、オーソドックスな正調ジャズ・ボーカルは苦手である。力強く、こぶしを回しつつ唄い上げる。これがどうにも苦手である。ということで、僕のジャズ・ボーカルの趣味は「異端」である。おおよそ、ジャズ・ボーカルを理解しているとは言えないのでは無いか。ジャズ者ベテランのボーカル好きの方々からはお叱りを受けることもある。

それでも、男性ボーカルはまだ聴く方だ。フランク・シナトラとか、メル・トーメなどは、たまに思い出したように聴く。シナトラやトーメはオーソドックスな正調ジャズ・ボーカルでありながら、ポップでクロスオーバーなところが「聴き易さ」のポイント。このポイントがあるから、僕はシナトラ、トーメを聴くことができる。

さて、一時期の厳寒な日々が一瞬緩んだ今日、突然、思い出したようにメル・トーメを聴く。久し振りにこの盤を選択。Mel Torme and Friends『Recorded Live At Marty's, New York City』(写真左)。1981年の作品。洒落たイラストのトーメが可愛い印象的なジャケット。このジャケットを見る限り、きっと内容は良い筈である。
 

Recorded_live_at_martys_new_york_ci

 
発売時は2枚組のLPだった。当時、僕はまだ学生。苦手なジャズ・ボーカルのLP2枚組に投資する余裕は無かった。が、有り難いことに、例の「秘密の喫茶店」にこのメル・トーメの2枚組LPはあった。早速、かけてもらった。そして、この男性ボーカルは大丈夫だ、と思った。

メル・トーメは、オーソドックスな正調ジャズ・ボーカルでありながら、ポップで柔らかでライトなところが個性。シルキー・ヴォイスと形容される滑らかな歌唱。適度にエッジが丸いボーカルが特徴で、スタンダード曲ではポップで明るい曲がピッタリ。スインギーな歌唱ではあるが、ジャジーなスイング感というよりは、ポップス・ソングなスイング感と形容したほうが良いか、と思う位の軽やかなスイング感。

そして、このLP2枚組の僕のお目当ては、2曲目の「New York State Of Mind」。米国ポップ・ロックの雄、ビリー・ジョエルの名曲、ニューヨーク讃歌である。もともと僕は、この曲についてはビリー・ジョエルのオリジナルが大好き。この曲は歌が上手く、情感を込めて唄える歌い手にしか扱えない、珠玉の名バラード。そんな難曲をいとも容易くメル・トーメは唄い上げていく。

メル・トーメは1925年生まれなので、このライブ盤を録音した頃は55〜6歳である。ボーカリストとしても人としても一番充実した時期である。他の楽曲についてもメル・トーメのボーカルは絶好調。メル・トーメの代表作の一枚であろう。ジャズ者初心者からジャズ・ボーカル者ベテランの方々まで、広くお勧め出来る男性ボーカル盤である。

 
 

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2016年12月28日 (水曜日)

最新のディズニー曲のカヴァー集

暮れも押し詰まって、またまた素晴らしいアルバムを見つけた。またまたこれは良い。今年もあと3日で終わり。年の瀬は「穏やかに」過ごしたい。穏やかに過ごす時間のバックにこのカヴァー・ボーカル集は良い。とても良い。

『Jazz Loves Disney』(写真左)。2016年11月のリリース。ディズニー・ソングのカヴァー・ボーカル集である。またこれかあ、と思ってしまう手垢が付いた企画なので、最初は触手が伸びなかった。が、収録された曲、歌い手の名前を見るにつけ、もしかしたら、これって良いかもと思った。
 

01. Jamie Cullum – Everybody Wants To Be A Cat (Aristocats)
02. Melody Gardot – He’s A Tramp (Lady & the Tramp)
03. Stacey Kent – Bibbidi Bobbidi Boo – French Version (Cinderella)
04. Gregory Porter – When You Wish Upon A Star (Pinocchio)
05. China Moses – Why Don’t You Do Right (Who Framed Roger Rabbit)
06. Raphaël Gualazzi – I Wanna Be Like You (Jungle Book)
07. The Rob Mounsey Orchestra – A Dream Is A Wish Your Heart Makes (Cinderella)
08. Hugh Coltman – You’ve Got A Friend In Me (Toy Story)
09. Anne Sila – Let It Go (Frozen)
10. Melody Gardot & Raphael Gualazzi – The Bare Necessities (Jungle book)
11. Laika – Once Upon A Dream (Sleeping Beauty)
12. Nikki Yanofsky -Un Jour Mon Prince Viendra (Blanche Neige)
13. Stacey Kent - Give A Little Whistle (Pinocchio)

 

Jazz_loves_disney1

 
良い曲選んでるな〜、と感心する。そして、良い歌い手を選んでるなあ〜、と感心する。冒頭から、Jamie Cullum 〜 Melody Gardot 〜 Stacey Kent の3連発は強烈だ。良いなあ、よくこれだけの歌い手を呼んでいるよなあ、と感心して、ジャケットをふと見たら、ジャズ・レーベルの大手、ヴァーヴからのリリースなんですね。なるほど。

バックのアレンジは、ビッグ・バンド・ジャズが基本。これがまた良い。大袈裟では無い、さり気ないビッグバンド基調のアレンジ。ノラ・ジョーンズの初期アルバムのエンジニアであったジェイ・ニューランドがプロデュースしており、アルバム全体の雰囲気は実に落ち着いた、趣味の良いもの。

趣味の良い、錚々たる若手〜中堅ボーカリストの歌声で、ロブ・マウンジーのさり気ないビッグバンド基調のオーケストラの色彩感あふれるバッキングで、ディズニーに名曲の数々を唄い上げていく。年の瀬は「穏やかに」過ごしたい。穏やかに過ごす時間のバックにこのカヴァー・ボーカル集は良い。とても良い。

ウォルト・ディズニーはジャズを愛し、彼の創りだすキャラクターたちの冒険にマッチする音楽には、再三の注意を払い作っていたそうだ。こうやって、改めてディズニー・ソングのカヴァー・ボーカル集を聴くと、それが良く判る。

 
 

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2016年12月27日 (火曜日)

Shanti 初のカヴァーベスト盤

暮れも押し詰まって、素晴らしいアルバムを見つけた。これは良い。今年もあと4日で終わり。年の瀬は「穏やかに」過ごしたい。穏やかに過ごす時間のバックにこのバラード集は良い。とても良い。

この12月21日のリリースと聞く。『SHANTI sings BALLADS』(写真左)。Shanti(シャンティ)の初のカヴァー・ベスト・アルバム。シャンティはそれぞれのアルバムで、極上のカヴァー曲を収録している。そんなシャンティがこれまで発表した7枚のアルバムから選りすぐりのバラード・カバー曲と共に、今回は新録も3曲収録。

いや〜、これが実に良い雰囲気。バラードばかりなので、ちょっと温和しめで、5〜6曲聴くと飽きるかなあ、なんて思って聴いていて、これがまあ、飽きないんですね。アレンジが優れていて、バラードの伴奏なんだけど、しっかりとリズム&ビートが効いていて、シャンティのボーカルにもシッカリと芯が入っていて飽きない。

収録曲は以下の通り。ほんま、実に魅力的はカヴァー曲がズラリと並ぶ。ほんま、ええ選曲やなあ〜。面白いのは、僕達が中学から高校、大学時代に聴き親しんだポップス系、ロック系の曲が見え隠れするのが良い。そして、1980年代から90年代のロック系の名曲もカヴァーしているところに、抜群なセンスの良さを感じる。

特に、3曲目のElton John「Your Song(僕の歌は君の歌)」、9曲目のLennon&McCartney「Across The Universe」、11曲目のStevie Wonder「Overjoyed」のシャンティのカヴァーはたまらん。
 

Shanti_sings_ballads1

 

01. Home At Last [Traditional](新録)
02. Lullabye (Goodnight My Angel) [Billy Joel]
03. Your Song [Elton John / Bernie Taupin]
04. Fields Of Gold [Sting / Gordon M.Summer]
05. Estrada Branca [Vinicius de Moraes & Gene Lees / Antonio Carlos Jobim]
06. Time After Time [Robert Hyman / Cyndi Lauper]
07. Ev’ry Time We Say Goodbye [Cole Porter]
08. Over The Rainbow [E.Y. Harburg / Harold Arlen](新録)
09. Across The Universe [John Lennon / Paul McCartney]
10. Fly Me To The Moon [Bart Howard]
11. Overjoyed [Stevie Wonder]
12. Hard Times Come Again No More [Stephen Foster](新録)

 

加えて、ジャズ・スタンダード曲も良い出来だ。「Ev’ry Time We Say Goodbye」「Over The Rainbow」「Fly Me To The Moon」など、とっても出来が良い。ポップなスムース・ジャズ系のボーカルとして十分に楽しめる。

この年の暮れも押し詰まった日に、ほんと良いアルバムに巡り会った。思わず、我がバーチャル音楽喫茶『松和』では、緊急ヘビロテ盤となって、時ある毎に流しています。穏やかに過ごす時間のバックにこのバラード集は良い。

 
 

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2016年12月20日 (火曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・45

さて、今年もクリスマス週間である。昔々、大学時代、12月18日から25日クリスマスまでの1週間を、僕達は「クリスマス週間」と読んだ。確か、この週間にクリスマス礼拝があって、クリスマス・キャロルがあって、クリスマス・イヴを迎える。サンタの格好をして、近所の幼稚園や老人ホームに慰労訪問に行く。

あの時代、そんなクリスマス・シーズンによく聴いたアルバムがこれである。大学2回生のクリスマス・シーズン、例の「秘密の喫茶店」で聴かせて貰った。爽やかで確かなコーラス・グループとピアノ・トリオ。ジャズにこんな爽やかで優しい音世界があるのか、と思わず感じ入った。

The Oscar Peterson Trio & The Singers Unlimited『In Tune』(写真左)。1971年7月の録音。シンガーズ・アンリミテッドとオスカー・ピーターソン・トリオとのコラボ。収録された曲目を見れば、決して、このアルバム、クリスマスなジャズ盤では全く無い。

しかし、シンガーズ・アンリミテッドのコーラスの雰囲気がそうさせるのだろうが、敬虔で厳か、それでいて爽快で流麗な雰囲気は、今の季節にフィットする。シンガーズ・アンリミテッドのコーラスは端正で淀みが無い。このコーラスで、様々なスタンダード曲を歌い上げていく。

バックのピアノ・トリオの音も良い。初めて聴いた時、どっかで聴いたピアノ、誰だっけ、と思った。ジャズ者駆け出し2年生がである(笑)。それもそのはず、ジャズ者初心者でまずは手を出すピアニストの一人、オスカー・ピーターソンである。
 

In_tune

 
ピーターソンは歌伴が抜群に上手い。バックに回れば、絶対に前面に出ず、しっかりとフロントのボーカルを支える。ボーカルが映えるような、ボーカルが浮き出る様なバッキング。これって、相当なテクニックが無いと出来ない技である。そして、アドリブ・ソロが回って来ると、テクニック全開でバーンとメリハリ良く展開する。

そんな素晴らしいピーターソン・トリオのバッキングを得て、シンガーズ・アンリミテッドが唄いまくるアルバム。このアルバム、我が国ではマイナーで、ジャズ盤紹介本などでもその名前が挙がることは無い。いわゆる「ジャズ喫茶盤」である。

この盤、最初の曲がかかると、ジャズ喫茶の雰囲気が「おおっ」という感じで、明るい雰囲気に変わる。そして、曲が流れると思わず頬が緩む。ニコニコしながら、リズムを取りながら、気持ち良く聴く。

その曲とは「Sesame Street」。米国のマペットキャラクターを使った子ども向けテレビ教育番組のテーマソング。僕達が中学生の頃、始まった番組。親しみが湧く。「Can You Tell Me How to Get to Sesame Street?」。

良いアルバムです。クリスマス企画盤では全くないのですが、この季節にぴったりとフィットしたアルバムです。ジャズ喫茶の昼下がりに、ちょっと皆が微睡みかけた頃、不意打ちの様にかけると意外に「受ける」好盤です。

 
 

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2016年12月17日 (土曜日)

ながら聴きのジャズも良い・13

若い頃、このアルバムの情報を見た時、節奏の無い、売らんが為に大衆に迎合したヒット曲のカヴァー集と思い込み、ジャズとして聴く価値無し、とバッサリと切り捨ててしまいました。全く、見識の浅いことです。しかし、40歳半ばを過ぎて、このアルバムを初めて聴いた時、若い頃の浅はかな判断を恥じました。

Nina Simone『Here Comes The Sun』(写真左)。1971年のリリース。1960年代後半から1970年代初頭の楽曲のカヴァーが中心のポップなジャズ・ボーカル盤である。アレンジが優れていて、今の耳で聴いてもあまり古さを感じない。ニーナ・シモンの歌唱も正統なジャズ・ボーカルというよりは、さらりとしたポップなボーカルで聴き易い。

当時のヒット曲のカヴァー集ってよくよく考えると、そもそもジャズ・スタンダード曲って、当時のミュージカルや映画のテーマ曲のカヴァーがメインで、昔から、ジャズって、その時代その時代のヒット曲や流行曲をカヴァーし、スタンダード化しているんですね。それを思うと、このニーナ・シモンのカヴァー集って「アリ」ですよね。

収録曲を見渡せば、純粋な「ビートルズのカヴァー盤」では無いことが判る。しかし、冒頭のジョージ・ハリソンの名曲「Here Comes The Sun」の素晴らしい歌唱を、素晴らしいアレンジがとっても印象的で、それが故、この盤は「ビートルズのカヴァー盤」の一枚として挙げられることが多い。
 

Nina_simone_here_coms_the_sun

 
確かに、この冒頭「Here Comes The Sun」のニーナの歌唱は落ち着いてはいるが、しっかりと気持ちが入っていて、この楽曲の持つ魅力を最大限に引き出している。シンプルではあるが、純粋な「信じることへの喜び」「活かされていることへの穏やかな歓喜」が滲み出てくる。ジョージの「信仰」へのシンプルな想いが、ニーナの歌唱を通じて再認識する。「回向」という言葉がピッタリな歌唱。

2曲目以降は、今をときめくボブ・ディランの名曲「Just Like A Woman」、J.J.ウォーカーの「Mr. Bojangles」、ジェームス・テイラーの「Angel Of The Morning」、8. フランク・シナトラの大ヒット曲「My Way」など、当時のロックやポップスの名曲の数々をカヴァーしています。

このボーカル盤、さらりと聴き流すのに最適な内容で、そのアレンジ力、歌唱力には感心します。音楽というもの、まずは聴き易く判り易いのが大切な要素。そういう意味では、このニーナの当時のヒット曲のカヴァー集、良い感じだと思います。とにかく聴き易い。我がバーチャル音楽喫茶『松和』では「ながら聴き」のボーカル盤として重宝させていただいています。

 
 

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2016年12月14日 (水曜日)

ノラ・ジョーンズ第2章の幕開け

まあ、この人のやる音楽を、どこかの音楽ジャンルの一つに押し込める事自体がナンセンスだと思っているのだが、今回の新盤については「ノラがジャズに帰って来た」と喧しい。「帰って来た」というが、じゃあ今までどこへ行っていたんだ(笑)。

その新盤とは、Norah Jones『Day Breaks』(写真左)。今年の10月のリリース。通算6作目のリーダー作となる。タイトルが意味深で「Day Breaks(夜明け)=ノラ・ジョーンズ第2章の幕開け」という解釈になるらしい。加えて、この盤は「ノラ・ジョーンズのピアノ回帰」。久しぶりにアルバム12曲全編でピアノを弾いている。

ピアノを弾いているからジャジー、いわゆる「ジャズの回帰」と単純に感じている訳では無い。オリジナル曲の旋律が確実にジャジーなのだ。これだけジャジーな旋律であれば、やはり伴奏楽器のメインはピアノが相応しい。

ホレス・シルヴァーの「ピース」、デューク・エリントンの「アフリカの花」、そしてニール・ヤングの「ドント・ビー・ディナイド」のカバー曲3曲が良い出来だ。アレンジが秀逸。伴奏の雰囲気が、ノラの歌声にピッタリとフィットする。

2016年のジャズ・ボーカルの新盤である。レガシーな「どジャズ」なボーカルでは全く無い。基本的にはポップス系の素直でウェット感満載のフュージョン風のボーカル。しかし、歌唱力抜群なので、むっちゃ聴き応えがある。パーソネルを見渡せば、その錚々たるメンバーにとにかくビックリする。ノラがジャジーなアルバムを制作するというだけで、これだけの面子が集まるんやね〜。
 

Day_breaks_norah_jones

 
自身のルーツであるジャズをベースに、米国ルーツ・ミュージックの要素を織り交ぜながら、ルーツ・ポップな独特な音世界を創造するノラ・ジョーンズは凄みすらある。スケールの大きいボーカリストになったもんやなあ、と感心することしきりである。バックの演奏も高度でメロディアス。バックの演奏自体がジャジーな要素を増幅している。

このアルバムの感じで「ザ・バンド トリビュート」な企画盤を作ってくれないかなあ。絶対に良い企画だと思うんだけど。ジャズへの回帰、なんて宣伝してますが、決してノラのボーカルは、正統なジャズ・ボーカルではありません。ノラの歌唱はあくまでノラの歌唱そのもの。ジャズとかロックとか、どこかの音楽ジャンルの一つに押し込めること自体がナンセンス。

しっとりと落ち着いた好盤だと思います。ゆったりとアルバム全体を聴き通してしまいます。狭義の意味での「ジャズ・ボーカル」を期待して聴くと違和感を感じると思います。

ノラの歌唱を「ジャズ・ボーカル」とするのには無理があるので、そこはしっかり割り切らないと、この新盤を評価し損ねることになります。それはあまりに惜しい。強い先入観を持たずに聴くことが、この新盤を愛でるコツかもしれませんね。

 
 

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2016年10月29日 (土曜日)

ジャジーなカーペンターズ曲集

この女性ジャズ・ボーカリストの新盤を聴きながら、もうあれから40年以上が経ったんやなあ、と感慨に耽ってしまった。あの頃といえば、1971年から1974年までの間、僕がまだ中学生の頃、親の転勤の為、岡山に住んでいた頃である。

米国のポップス・ヒット・チャートで猛威を振るっていた兄妹デュオ「カーペンターズ」。この猛威が日本にも上陸して、日本でもヒットし始めていた頃である。僕は1972年の冬、深夜ラジオで初めて、この「カーペンターズ」に出会った。その歌は「Top of the World」。素晴らしくポップで爽やかな楽曲で、即お気に入りとなった。

以降、僕の中学時代は、結構、カーペンターズの曲で埋められる。1973年の夏、とある銀行の独身寮から毎日のように聞こえてきた「Yesterday Once More」も懐かしい想い出だ。そんなカーペンターズの大ヒットの数々。そうあれからもう40年以上が経過しているのだ。

ということで、カーペンターズの楽曲については、ジャズの新スタンダード・ソングとなっても不思議では無い。そう思っていたら、こんなボーカル盤が出た。Nicki Parrott『Yesterday Once More 〜 The Carpenters Song Book』(写真左)。しっかりと副題に「カーペンターズ曲集」とある。
 

Nicki_yesterday_once_more

 
日本のビーナス・レコードからのリリース。ビーナス・レコードの「ハウス女性ボーカリスト」ニッキ・パロットに新盤である。 収録された曲を見れば、ズラリとカーペンターズの往年の大ヒット作が並んでいる。とくれば、どうやって、このカーペンターズの楽曲をジャズにアレンジし、ジャズ・ボーカル盤として成立させているのか。もう興味津々。

日本のレコード会社の企画盤なので、もしかしたら、旧来の平凡なありきたりな内容に陥っているのか、と不安におののきながら聴き通したが、どうしてなかなかの内容である。
 
アレンジもしっかりしていてフレッシュな印象、全体の雰囲気も現代ジャズとして十分に鑑賞に耐えるレベル。そんな鮮度の高い演奏をバックに、ニッキ・パロットが、これまた印象的な、柔らかで爽快感あふれるボーカルで唄い上げていく。

オリジナルのカーペンターズと比較するのは野暮ではあるが、このニッキ・パロットのカーペンターズ・トリビュート盤は、ニッキ・パロットの個性を活かして、洒落たアレンジ共々、なかなか善戦している。カフェ・ミュージック風のサラッとした、ライトなジャズ・ボーカルのイメージでまとめ上げたところが良い感じなのだ。

ビーナス・レコードの宣伝文句にこうある。「私はいつもカーペンターズの音楽が好きだったし、カレンの歌声を愛しているの。彼らの曲の数々は時代を超えていると思う。だから私も歌ってゆきたいの……」 ニッキ・パロット 。なるほど。

 
 

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2016年9月 5日 (月曜日)

ビートルズのカヴァー集・2

ジャズにおける、ビートルズの楽曲のカヴァーには、どうも「コツ」みたいなものがあるように感じる。ビートルズの楽曲のカヴァーについては、やはり「アレンジ」が大切。どんなジャズのスタイルのアレンジに合わせるか、によって、楽曲のチョイスが変わる。

そう、アレンジの傾向に合わせた、ジャズの演奏トレンドの傾向に合わせた「ビートルズの楽曲の選択」が大切なように感じる。「ビートルズの楽曲」の中でカヴァーしたい曲について、単に自分の好みの曲を選ぶと、意外とジャズにアレンジし難かったりする。

特に、ビートルズの楽曲はその傾向が強い。ジャズにアレンジし易い曲と全くし難い曲と大きく二分される様な気がしている。もともとビートルズの楽曲はコード進行とリズム&ビートに強烈な個性があるので、ジャズに合う合わないの傾向が極端なのも何となく納得出来る。

さて、このアルバムを聴くと、そういう傾向が何と無く判る様な気がする。Tok Tok Tok『Revolution 69』(写真左)。2010年のリリース。「Tok Tok Tok」とは、1998 年にヴォーカリストのTokunbo Akinro を中心に結成されたドイツのアコースティック・ソウル・ジャズ・ユニット。
 

Toktoktok_revolution_69

 
現代のジャズの最新トレンドを踏襲した、新しい感覚のジャズ・バンドである。フロントはボーカルがメイン。バックのジャズの感覚は、ユーロビートやハウス・ミュージック、ヒップ・ホップのリズム&ビートを取り込んだ、コンテンポラリーな感覚のエレクトリック・ジャズ。

そういう傾向のジャズのスタイル、トレンドを踏襲したアレンジに合う「ビートルズの楽曲」は何か。このアルバムに収録された「ビートルズの楽曲」を見渡せば、そんな問いにバッチリと答えた楽曲の選択に思わず「納得」である。

ユーロビートやハウス・ミュージック、ヒップ・ホップのリズム&ビートを取り込んだ、コンテンポラリーな感覚のエレクトリック・ジャズに乗って、魅力的なボーカルで唄い上げられていくビートルズの楽曲の数々。新しい感覚の、現代の感覚のジャズに乗って、アンニュイで脱力系、ほどよく緊張感が漂うユルユルでスッと筋が通った、ほんのりと「スピリチュアル」な演奏、そしてボーカル。

なかなか良い感じのビートルズのカヴァー盤です。現在、CDとしては入手が難しい様ですが、Apple Musicなどダウンロードサイトからは入手可能なので、特に、若いジャズ者の方々に是非とも聴いて欲しい、新しい感覚の「ビートルズの楽曲のカヴァー集」です。

 
 

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2016年9月 4日 (日曜日)

ビートルズのカヴァー集・1

ジャズの世界でも、ビートルズの楽曲のカヴァーは数知れず。特に、ビートルズの活動全盛期、1963年〜1970年辺りにかけて、ジャズの世界でのビートルズの楽曲のカヴァーは相当数になる。単発のカヴァー演奏だけではなく、アルバム全体がビートルズの楽曲のカヴァーという企画盤も相当数リリースされた。

しかしながら、ビートルズの楽曲はコード進行とリズム&ビートが特異。ジャズ曲としてカヴァーされる、いわゆるスタンダード曲と比べると似ても似つかぬコード進行を持つ楽曲が多い。しかも、リズム&ビートについては、基本的にブルースを基調としていないので、ジャズのリズム&ビートとは全く異なる。

つまりは、ビートルズの楽曲というのは、ジャズとしてカヴァーし難いのでは、と長年感じている。ジャズの世界でも、数多くビートルズのカヴァーが溢れてはいるが、以外とその内容が優れているものは多く無い。アレンジがその成否を握るのだが、そのアレンジに難点のあるカヴァー演奏が多い。名うてのジャズ・ミュージシャン達も、ビートルズの楽曲のカヴァーには結構苦戦している。

当然、そんな中、これは良いなあ、と思えるカヴァー盤、カヴァー演奏もある。そんな、ジャズとして難物なビートルズの楽曲のカヴァーについて、これは良いなあ、と思えるカヴァー盤をちょっとご紹介していきたいと思い立った。

まずはこれ。Sarah Vaughan『Songs of the Beatles』(写真左)。1981年の作品。パーソネルを見渡すと、思わず「おおっ」と思う。ギターに Lee Ritenour、ハーモニカに Toots Thielemans、そして、要のドラムに Jeff Porcaro。特に、ドラムの Jeff Porcaro の名前にビックリ。あの〜、これって、基本的にジャズのビートルズ・カヴァー集だと思うんですが(笑)。
 

Song_of_the_beatles

 
これがバッチリ当たっている。ビートルズの楽曲はリズム&ビートが特異、の部分を、ロック畑のポーカロを採用することでクリアしている。リズム&ビートにおいて、純ジャズ臭さが全く無い。といって、ビートの基本はジャズ。このビートルズ・カヴァー集でのポーカロのドラミングは「聞き物」である。

この難点の一つ「ビートルズの楽曲はリズム&ビートが特異」がクリア出来れば、後はコード進行をどう料理するか、だけになるので、実に気が楽になる。その料理(アレンジ)を担うのが、西海岸ジャズのアレンジ職人のMarty Paich, と フュージョン・ロックの雄TotoのDavid Paich。

特に、TotoのDavid Paichの採用が効いている。コード進行の処理に無理が無い。無理矢理、ジャズのコード進行に変換していないところが、このビートルズ・カヴァー集の違和感の無い「聴き易さ」に直結している。逆に、ホンノリとジャズのコード進行のイメージも見え隠れするので、ジャズとして聴いても意外と違和感が無い。

録音当時57歳。サラ・ボーンの歌唱については申し分無い。シンセサイザーの使い方など、時代を感じさせるところもあるが、アルバム全体の雰囲気として、明るくて爽快、聴いていてとてもリズミックで楽しい、ビートルズのカヴァー集になっている。

ジャケットの雰囲気は古色蒼然としていて、凡百なビートルズの楽曲のカヴァー集か、と敬遠したくなるが、どうして、このカヴァー盤、なかなかの内容なので、是非とも一度、手にして聴いていただきたいですね。

 
 

震災から5年5ヶ月。決して忘れない。まだ5年5ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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