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2019年5月11日 (土曜日)

こんなアルバムあったんや・114

ジャズでは今でも毎月、結構な数の新盤がリリースされている。クラシック音楽の教育が充実している国には決まって、何らかのその国独特のジャズが存在する確率が高いので、全世界で見ると結構な数の新盤がリリースされていても不思議では無い。特に、インターネットが発達し、全世界レベルで情報の共有がやりやすくなり、世界各国でリリースされたジャズ盤の情報が潤沢に入手出来る様になった。
 
毎月、ジャズの新盤を追いかけていると、ジャズの「今」のトレンドが良く判る。日本には無い、ジャズメンに対する人気の度合いの傾向の違いが良く判る。我が国の場合、その内容の如何に関わらず、ジャズ盤販売がビジネスならない盤やその盤のリーダーであるジャズマンを紹介することは少ない。つまり、内容が良くても、我が国で売れる可能性が低ければ、一般のジャズ者の方々にその盤の情報が渡ることは先ず無い。
 
Ingrid Jensen & Steve Treseler『Invisible Sounds : For Kenny Wheeler』(写真左)。2018年10月のリリース。ちなみにパーソネルは、Ingrid Jensen (tp), Steve Treseler (ts, cl, b-cl), Geoffrey Keezer (p), Martin Wind (b), Jon Wikan (ds), Katie Jacobson (vo), Christine Jensen (soprano)。 カナダ出身の女性トランぺッターであるイングリッド・ジェンセンとサックス奏者スティーヴ・トレセラーの双頭リーダーの作品。ネット上でもほとんど紹介されていないが、この盤、なかなかの内容なのだ。
 
 
Invisible-sounds-for-kenny-wheeler
 
 
サブ・タイトル「For Kenny Wheeler」からも判る様に、2014年に亡くなった、ECMの「お抱えトランペッター」Kenny Wheelerへのトリビュート・アルバムである。ケニー・ホイーラーがトリビュートされるなんて、思ってもみなかった。我が国では、キース・ジャレットがサイドマンを務めたということで注目された『Gnu High』(ECM 1975年)が扱われる位だ。恐らく、双頭リーダーの一人、イングリッド・ジェンセンがカナダ出身のトランペッターということで、同じ国出身の先輩トランペッター、ホイーラーの存在は大きかったのだろう。
 
この盤の音世界は明らかに「ケニー・ホイーラー」の音世界。ファンクネス皆無、限りなく自由度の高い、即興中心の演奏形態。音に広がりがあって、なんとなく薄い霧がかかったような、ちょっとくすんだような音の響き。そんなケニー・ホイーラーの音世界を上手く再現している。それでも、ケニー・ホイーラーの音世界よりは、アップテンポで躍動感あふれる曲が多いかな。エコーの深さや切れ味の良い深みのある音は、ECMレーベルの音世界を彷彿とさせてくれる。
 
毎月リリースされるジャズの新盤。その全てを聴くことなど全く不可能で、ジャズの新盤を毎月毎月追いかけるのは並大抵のことでは無い。それでもできる限り、ジャズの新盤を追いかけるようには心がけている。現在でもジャズは深化し続けている訳で、新盤を追いかけていかなければ、ジャズの「今」が判らなくなる。「今」が判らなくなると、自分の中でジャズは「クラシック音楽」の一部になる。逆に「今」を押さえていけば、自分の中でジャズは「ポップス音楽」の一部として存在し続けることになる。
 
 
 
東日本大震災から8年2ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年5月 9日 (木曜日)

音楽喫茶『松和』の昼下がり・69

いろいろと異論はあるだろうが、私、松和のマスターにとっては、ジャズ・トロンボーンを愛でるのは、この初夏の季節が一番である。初夏の心地良く暖かな気候の中で聴く、ホンワカ、ホノボノなトロンボーンの音色。かなり心地良く耳に響いて、心が晴れ晴れ。スカッとストレス解消と相成る。
 
ということで、最近、トロンボーンが主役のアルバムを聴きまくっている。ジャズ・トロンボーンの奏者って、数が少ないのだけれど、ジャズの歴史を振り返って、結構、好盤の率が高い。トロンボーンの音色って、ホンワカ、ホノボノしているので、なかなか単体だと印象が薄くなる。そこでアレンジの出番。トロンボーンがメインのジャズ盤って、押し並べて、アレンジが優れている。

『3 Bones And A Quill』(写真左)。1958年の録音。ちなみにパーソネルは、Frank Rehak, Jim Dahl, Jimmy Cleveland (tb), Gene Quill (as), Whitey Mitchell (b), Charlie Persip (ds), Hank Jones, Nat Pierce (p)。リーダー格で、フロントを担当するのが、アルト・サックスのジーン・クイル(写真右)。フィル・ウッズと結成した、2アルト・サックス・ユニット「フィル&クイル」での活動が有名。
 
 
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そして、もう一方のフロントを担当するのが、なんとなんと、ジミー・クリーブランド、ジム・ダール、フランク・リハクという当時最高のトロンボーン奏者3人がフロントを張っているのだ。このトロンボーン3本による、豊かで趣味の良いアンサンブルが、チャーリー・パーカー直系のクイルのアルト・サックスを際立たせている。

演奏自体はハードバップだが、とにかく、トロンボーン3本のユニゾン&ハーモニーのアレンジがとても優れている。加えて、トロンボーン3本それぞれのアドリブ・ソロも端正で流麗。しっかりとフレーズを立たせていて、聴いていてワクワクする。フロントのアルト・サックス、そしてトロンボーン、それぞれの音色はファンキー際立つジャジーな雰囲気が濃厚。
 
選曲も捻りが効いていて、聴いていて楽しい。トロンボーン3管の特徴を生かしたユニークな演奏。癒し系のトロンボーンとクイルの超高速アルトのアンサンブル&チェイスが印象的。演奏自体もアレンジが良く効いていて聴き易い。この初夏の季節、ジャズ喫茶の昼下がりにピッタリの好盤です。
 
 
 
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2019年5月 8日 (水曜日)

現代の「エレ・マイルス」です。

1960年代の終わり、突然にマイルスが始めた「エレクトリック・ジャズ」。ハービー、チック、ザヴィヌルと、その担い手は拡がっていって、電気楽器を活用しているとは言っても、クロスオーバー・ジャズやフュージョン・ジャズとは一線を画した、あくまで旧来のジャズを踏襲した、硬派なメインストリーム・ジャズのエレクトリック版。
 
そんな「エレクトリック・ジャズ」は、1970年代から発展の一途をたどり、21世紀の今に至っても、まだまだ深化を続けている。演奏に活用しているのが電気楽器だけあって、トーンにバリエーションが豊かで、50年以上経った今でも、演奏される音の雰囲気はまだまだユニーク性を保っている。そして、今でも新しいバンド、新しい音が出現している。

Butcher Brown『Camden Session』(写真左)。2018年11月のリリース。「Butcher Brown」とは、ヴァージニア州のリッチモンドを拠点に活動する新進気鋭のバンドとのこと。Nicholas Paytonの2014年の作品『Numbers』に抜擢されたことでも話題となったバンドである(思い出した!)。ちなみにパーソネルは、DJ Harrison (key), Corey Fonville (ds), Andrew Randazzo (b), Marcus Tenney (tp,sax), Morgan Burrs (g)。
 
 
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冒頭からの2曲目「Fiat」を聴いて、思わず「おおっ」と歓声をあげたくなる。これって「エレ・マイルス」やん。シンプルでストレートなファンクネス溢れる、ビートの効いたエレクトリック・ジャズ。3曲目のミッドテンポの「Street Pharmacy」のちょっとダルでユルユルな、それでいて、思わず体が動く魅惑的なグルーヴ感。う〜ん、やっぱ「エレ・マイルス」やなあ、僕にとっては。
 
しかし、単に「エレ・マイルス」の雰囲気を踏襲している訳では無い。現代の新しいエレクトリック・ジャズの音をそこかしこに散りばめていて、明らかに「今」の音がする。これが良い。特にリズム&ビートが「新しい」。この盤を聴くと、なるほど、と思う。エレクトリック・ジャズの深化のポイントの1つは「リズム&ビート」である。
 
たまたま、ネットを徘徊していて出会った新盤なんだが、これが大当たり。まるっきし、現代の最先端を行く「エレ・マイルス」という感じの音世界は、とにかく魅力的。Butcher Brownというバンド名も初めて知ったが、早々に彼らの他のアルバムも聴いてみたいと思った。エレクトリック・ジャズ者の方々については、広くお勧めである。
 
 
 
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2019年5月 6日 (月曜日)

エレ鍵盤楽器好きには堪らない

1970年代に入って、電子楽器は急激に発達した。僕達はリアルタイムにその「発達」を体験して来た年代なんだが、特にビックリしたのが「シンセサイザー」の登場。初めてその音を聴いたのは、プログレ・トリオ、Emerson, Lake & Palmerの『展覧会の絵』だったが、何の音だか全く判らず、とにかく「これは面白い」と何回も繰り返し聴き込んだのを覚えている。
 
ジャズ界においても、1970年代に入って、電子キーボード、代表的なものとしては、フェンダー・ローズ、シンセサイザー、電子ピアノ(エレピ)などがジャズにも入り込んできた。アコースティック・ピアノ(アコピ)と同じ鍵盤楽器なので、アコピの名手はエレピの名手の思いがちなのだが、これが同じ鍵盤楽器ながら全く扱いが異なるもので、アコピの名手が必ずしもエレピの名手では無い、という事象が発生した。
 
1980年代に入ると、デジタル機材が出現し、キーボードもその例に漏れず、デジタル化に染まっていった。これがまた、アナログ・キーボードと音の性質が全く異なり、デジタル・キーボードに対しても、それなりのノウハウとテクニックが必要であることが判った。しかし、聴く方としては、音の種類の裾野がグッと広がって、キーボードがメインのコンテンポラリーなジャズを聴くのが楽しみになっていった。そして、21世紀に入り、今年は2019年。
 
 
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Otmaro Ruiz, Jimmy Branly & Jimmy Haslip『Elemental』(写真左)。2018年11月のリリース。ちなみにパーソネルは、Otmaro Ruiz (ac-p,el-p,syn), Jimmy Branly (ds), Jimmy Haslip (b) 。オトマロ・ルイーズ(写真右)のキーボードをメインに据えた、トリオ編成である。オトマロ・ルイーズは、1964年、ベネズエラ、カラカス生まれ。実に理知的でセンスの良いキーボード奏者である。
 
アルバムの前半は、シンセサイザーとか電子ピアノとか、エレ・キーボードがメインの演奏。実に趣味の良い典雅なフレーズをエレピやシンセで弾き進めるので、実に聴いていて心地良い。雰囲気的にはチック・コリアとハービー・ハンコックの「ええとこ取り」。それぞれのキーボードの特性を良く把握しているのであろう、とても良い音でエレピやシンセが鳴る。エレピを駆使してのフレーズの弾き回しも印象的。
  
後半に進むに従って、エレピの使用の割合が多くなる。ルイーズはアコピについても、その弾きっぷりは「第一級」でアコピとエレピの対比が実に印象的。この盤、本当にジャズ・キーボード好きには堪らない内容に仕上がっていて、思わず「こんなアルバムあったんや」と唸ってしまった。当然、現在、バーチャル音楽喫茶『松和』ではヘビロテ状態である。
 
 
 
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2019年4月23日 (火曜日)

こんなアルバムあったんや・113

ジャズはこの約100年間、絶え間なく進化・深化してきた。しかし、進化・深化するだけがジャズでは無い。ある時代の演奏トレンドに戻って、現代でそれを再現するというアプローチもある。ある時代のトレンド、例えば「ハードバップ」時代の演奏の雰囲気を現代の環境で再現する、という企画型アプローチもあるのだ。
 
これはこれで意味のあることで、現代の現時点でのジャズを踏まえてハードバップをやるので、当然、1950年代のハードバップとは全く違った音世界になる。それでも、音の底には1950年代のハードバップのエッセンスがしっかり宿っている。いわゆる「温故知新」なジャズ演奏である。
 
リーダーのジェームス・サッグスは変わったキャリアを持っている。16歳からプロとして活動し、グレン・ミラーやトミー・ドーシーのオーケストラで活躍。その後、アルゼンチンのブエノスアイレスへ渡り、同地で8年間プレイ。現在は米国に舞い戻ってフロリダ州St. Petersburgにて活動しているという。とにかく、我が国ではほとんど無名のトランペッターである。
 
 
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James Suggs『You're Gonna Hear from Me』(写真左)。2018年12月のリリース。ちなみにパーソネルは、James Suggs (tp), Houston Person (ts), Lafaette Harris (p), Peter Washington (b), Lewis Nash (ds) 。パーソネルを見ると、大御所テナーのヒューストン・パーソンを迎えた2管フロントのクインテット。ベテランの味のあるドラマー、ルイス・ナッシュもいる。
 
まず、ジェームス・サッグスのトランペットの音が凄く良い。すぅ〜っと伸びた淀みの無いブリリアントな音。揺らぎの無い、破綻の無い、ちょっとレトロな雰囲気(これが粋なのだ)の節回し。ハードバップなトランペットである。そして、バックの演奏も明らかに惑うこと無い「ハードバップ」。それぞれの楽器の音が、どらもがハードバップな音を出している。硬派でバップな演奏がズラリと12曲が並ぶ。
 
1950年代の明快で明るいハードバップがここにある。バップな吹きっぷりの中に、出てくるアドリブ・フレーズは仄かにブルージーであり仄かにジャジー。これが実に粋な雰囲気なのだ。今の時代にこんな徹頭徹尾、ハードバップな演奏がてんこ盛りのアルバムがリリースされようとは。ジャズって面白い。
 
 
 
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2019年4月18日 (木曜日)

こんなアルバムあったんや・112

フィル・ウッズのアルト・サックスは爽快である。切れ味の良い、ストレートな吹きっぷり。唄うが如く、伸びやかに吹き回すアドリブ・フレーズ。ファンクネスはそこそこに抑えられ、オフビートの躍動感とジャジーな雰囲気を前面に押し出した音色。フィル・ウッズも個性派プレイヤーの一人である。
 
そんなフィル・ウッズも2015年9月に鬼籍に入ってしまった。既に3年が経過している。それでもまだ未発表集やリイシュー盤が出てくるのだから、ウッズってやっぱり人気のアルト・サックス奏者やったんやなあ、と改めて感心する。そんなリイシュー盤の一枚が、Phil Woods『I Remember』(写真左)。1978年3月の録音。
 
僕はこの盤を知らなかった。ジャズ雑誌の新盤紹介を読んで初めて知った。で、早速入手して聴いてみた。冒頭は、キャノンボール・アダレイ作の「Julian」。ビッグバンドをバックにウッズが吹きまくる。エレピが印象的なゴスペル調のファンキーな演奏だ。うむむ、格好良いでは無いか。ビッグバンドのバックがちょっと甘さを感じさせるが、ウッズのアルトがグッと引き締める。
 
 
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以降、収録曲を眺めてみると、ウッズが敬愛する8人のミュージシャンを追悼したものであることが判る。しかも、これらの曲をオリジナルとは全く別の、ウッズ・オリジナルのアレンジを施してカヴァーしているのだ。このアレンジがどれも良く出来ている。バックにオーケストラ付きの演奏もあるが、決して陳腐になっていない。ぎりジャズとして成立しているアレンジが見事。
 
どの演奏でも、やはりウッズのアルト・サックスの音色が印象的だ。どこで吹いてもしっかりと爽やかに目立っている。思わず、ビリー・ジョエルの「素顔のままで(Just the Way You Are)」での、あの伝説のソロ・パフォーマンスを想起する、ウッズ独特の唄うが如く伸びやかな、切れ味の良い、ストレートな吹きっぷり。聴き応え十分である。
 
ウッズのアルト・サックスをとことん愛でることが出来る、加えて、ウッズのアレンジの才を確認出来る好盤です。盤全体の雰囲気は、アコースティックがメインの演奏ではあるが、ソフト&メロウ、そしてソウルを追求したフュージョン・ジャズっぽい雰囲気が僕は大変気に入りました。早速、今月のヘビロテ盤の仲間入りをしています。
 
 
 
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2019年4月12日 (金曜日)

ロシア出身のジャズ・ピアニスト

欧州ジャズのことを熟々と考えていて、第一にイタリア、そして英国、ドイツのジャズ、最近ではイスラエル、そしてポーランドのジャズが流行になってきている、と書いたが、そうそうロシアを忘れていた、と思った。ロシア出身のジャズメンも実は沢山いるんですね。忘れてました。そうそう、ロシアって、欧州で元々ジャズが盛んな国のひとつでした。
 
Eugene Maslov『When I Need to Smile』(写真左)。 1999年のリリース。ちなみにパーソネルは、Eugene Maslov (p), Eddie Gomez (b), Omar Hakim (ds)。ユージン・マスロフ(Eugene Maslov)。ロシアのサンクトペテルブルク出身のジャズ・ピアニストである。バックにジャズ・ベーシストのレジェンド、エディ・ゴメスとポリリズミックなドラマー、オマー・ハキムが控えています。
 
ユージン・マスロフは1959年生まれ。今年で満60歳、還暦になるベテラン・ピアニスト。「ムソルグスキー音楽カレッジ」でクラシック・ピアノを学んでいる。が、後にジャズ・ピアノに転身。1989年には米国に移住。現在ではマサチューセッツ州ボストンを拠点に活動している、ということである。ロシア出身の米国在住のジャズ・ピアニストである。
 
 
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出てくる音は明確に欧州ジャズの音。バックにゴメス、ハキムという米国ジャズのベテラン・ジャズメンを起用しているにも拘わらず、出てくることは「欧州ジャズ」。つまり、マスロフのピアノが明らかに欧州ジャズの特質を多く保有しており、バックの米国ジャズの二人は、二人の持つ高テクニックを駆使して、欧州ジャズの雰囲気に忠実に追従しているからだ、と認識している。
 
耽美的で「クールな熱さ」が第一の個性。透明感とダイナミズムに溢れ、幽玄な音の広がりとクラシック仕込みの明確で硬質なタッチが「欧州ジャズ」の雰囲気を増幅する。紡ぎ出されるフレーズは流麗。演奏全体の雰囲気は「ネオ・ハードバップ」。クールな熱気溢れるジャズ・ピアノがバップ風に飛翔し、バップ調のアドリブ・フレーズを繰り出している。
 
マスロフのオリジナル曲はポジティブなバップ調で、聴いていて思わず活き活きとしてくる。スタンダード曲はそれぞれ、実にユニークなアレンジが施されており、ネオ・ハードバップのお手本の様な音世界が展開されている。「The Man I Love」から「Dindi」〜「Milestones」の流れには惚れ惚れします。好盤です。
 
 
 
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2019年4月 1日 (月曜日)

こんなアルバムあったんや・111

1960年代以降、ジャズ・テナーの世界で「コルトレーン」は絶対的存在だった。とにかく、ジャズ界はサックスを持つ者、猫も杓子も「コルトレーン・スタイル」を追いかけた。す〜ッと伸びたストレートなブロウ、アドリブではコルトレーン・スタイルの代名詞「シーツ・オブ・サウンド」を駆使、嘶くようなフリーキーなブロウ。サックス奏者であれば、当時は皆がそうだった。
 
John Handy『New View!』(写真左)。1967年6月28日、NYのVillage Gateでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、John Handy (as), Bobby Hutcherson (vib), Pat Martino (g), Albert Stinson (b), Doug Sides (ds)。アルト・サックスがフロントのクインテットだが、ハッチャーソンのヴァイブ、マルティーノのギターが入っている。定番のピアノが入っていない。ちょっと「変則な」クインテットである。
 
リーダーのジョン・ハンディは1933年生まれ。今年で25歳の頃から、チャールス・ミンガスのグループで演奏。1959年に自己のグループを結成以来、1996年辺りまでリーダー作をコンスタントにリリース、ジャズ・アルトサックスの中堅として活躍してきた。しかし、我が国では全く以てメジャーな存在では無い。僕はこの『New View!』というリーダー作でしか、彼の名前を覚えていないくらいだ。逆にこの『New View!』というアルバムはとても良い内容のライブ盤なので、今でもたまに聴いている。
 
 
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ジョン・ハンディは1965年のモンタレー・ジャズ・フェスティバルで話題を一人占めした、とある。確かにこの人のアルト・サックスは音が良い。明らかにコルトレーンのフォロワーなんだが、コルトレーンよりも流麗でシュッと伸びた、濁りの無いブロウが個性。アルト・サックスならではの「音の明るさ」も良い方向に作用している。このライブ盤でも、このジョン・ハンディのアルト・サックスの個性的な音が満載で聴き応えがある。
 
「Naima」と「A Little Quiet」「Tears of Ole Miss」の3曲のみの収録曲だが、後者2曲が明らかに「コルトレーン・スタイル」のフォロワーな演奏なんだが、冒頭の「Naima」だけが静的で耽美的。ブロウもコルトレーンのフォローな雰囲気はあまり感じられず、このバラード演奏の吹きっぷりにこそ、ハンディならではの個性を強く感じるのは僕だけだろうか。ハッチャーソンの耽美的なヴァイブとフロントを分け合って、美しい響きのバラード演奏についつい惹き込まれる。
 
特に、LP時代のB面の全てを占める長編の「Tears of Ole Miss」は、コルトレーン派の面目躍如的なブロウで、ライブならではの白熱のプレイを聴くことが出来ます。ジャケ写真の穏やかに微笑むハンディもタイポグラフィーと相まって良好。ジョン・ハンディのこのライブ盤を聴き直して、ハンディの他のリーダー作も聴いてみたくなりました。
 
 
 
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2019年3月 7日 (木曜日)

ジョー・ハイダーのピアノを知る

リーダーの出身国は「ドイツ」。しかも1936年生まれの今年83歳。大ベテランである。僕はつい最近まで全く知らなかった。そして、タイトルは「フランス語」。明らかにこの盤は欧州ジャズのアルバムだということが良く判る。こういうピアノ・トリオ盤に出会うと、ジャズって裾野の広い音楽ジャンルだな、って改めて思う。今になって出会えた幸運に感謝する。

Joe Haider Trio『Cafè des Pyrènnèes』(写真左)。1973年の作品。ちなみにパーソネルは、Joe Haider (p,elp), Isla Eckinger (b), Allen Blairman (ds)。Joe Haider=ジョー・ハイダーというピアニストの名前をこの盤で初めて知った。活動拠点は欧州、1960年代半ばにデビューして以来、メインストリーム・ジャズをメインに第一線で活躍してきた、とのこと。知らなんだ。ジャズの裾野は広い。辿り来て未だ山麓。

さて、このジョー・ハイダーのピアノが実に魅力的。知的で端正でクール。欧州ジャズのピアニストらしく、ファンクネスは皆無。それでいて明確なオフビート感が否が応にもジャジーな雰囲気を増幅させる。タッチはどこか「マッコイ・タイナー」を彷彿とさせる、鍵盤をガーンゴーンと叩く様なハンマー奏法だが、決して力ずくではなく、品格漂うハンマー奏法なところが好感度大。
 

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冒頭の「Tante Nelly」が格好良い。アレン・ブレアマンのシンバルの高速リズムに乗って、イスラ・エッキンガーの重量級ベースがしなりを伴って絡む。そこに知的で端正でクールなジョー・ハイダーのピアノが入ってくる。弾き回すフレーズでファンクネスを醸し出しつつ、流麗なハンマー奏法で、明快で力感あふれるモーダルなアドリブ・フレーズが耳に飛び込んでくる。

2曲目の「Cafè des Pyrènnèes」のソロ・ピアノを聴けば、そんなハイダーのピアノの個性が良く判る。ハンマー奏法でありながら、印象的で耽美的なフレーズ。知的に響くところが欧州ジャズらしい。良い音、良いフレーズ。聴いていて、頭の中に爽やかな風が吹き抜けるようだ。聴き進めて行くと、ハイダーのピアノは知的で端正でクールだけでは無い。時にダイナミックにパッションに、時にフリーにも傾く、幅広な弾き回し。

実はハイダーはエレピも弾いていて、これも個性的。ハンマー打法のエレピで、エレピながら雰囲気に流されることなく、フレーズが思いっきり明快。このエレピの存在がECMレーベルの音を彷彿とさせて、ああこの盤って、やっぱり「欧州ジャズな盤」なんやなあ、と改めて納得する。いやはや、こんなピアニスト、ピアノ・トリオの演奏があったとは。ほんと、ジャズって裾野の広い音楽ジャンルである。

 
 
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2019年3月 5日 (火曜日)

カールスルーエのペトルチアーニ

ペトが亡くなって、20年が経った。ペトとは「Michel Petrucciani(ミシェル・ペトルチアーニ)」。先天性疾患による障害を克服したフランス最高のジャズ・ピアニストである。1999年1月、36歳の若さで亡くなった。彼のピアノは超絶技巧、ダイナミックで耽美的。「タッチを切れ味良く明確にして、バリバリ弾くビル・エバンス」と僕は形容している。

ペトは僕のお気に入りピアニストの一人で、彼の正式盤はほとんど所有している。今でも時々、チョイスしては聴き流している。聴いた後、スカッとする素晴らしい弾きっぷりで、そのテクニックの確かさは清々しさすら感じる。そんなペトではあるが、亡くなって20年、まさか新盤がリリースされるとは思わなかった。

Michel Petrucciani『One Night in Karlsruhe』(写真左・右はbootleg)。1988年7月7日、ドイツのカールスルーエでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Michel Petrucciani (p), Gary Peacock (b), Roy Haynes (ds)。ペトのピアノがメインの鉄壁のトリオ構成。資料を確認すると、このライブ盤、もともとはbootlegだったものをリマスター仕直し、音質を向上させて正式盤として発売したものらしい。
 

One_night_in_karlsruhe  

 
ペトのピアノがまず素晴らしい。絶好調とまではいかないまでも、かなりの好調さを維持している。切れ味の良い明快なタッチで、疾走感溢れるアドリブ・フレーズ。とにかくペトらしく、バリバリに弾きまくる。これが実に良い。バラードはダイナミズム溢れる明快なイメージ。スケールの大きい展開が聴いていてとても心地良い。

このライブ盤の面白味はベースとドラム。ベースがゲイリー・ピーコック。ドラムがロイ・ヘインズ。ペトのキャリアの中でも珍しい組合せではないか。ゲイリー・ピーコックはキース・ジャレットとのトリオ「スタンダーズ」のベーシストであるが、ペトとの共演では全く違ったベースを聴かせてくれる。骨太で鋼の様なしなやかなウォーキング・ベース。ロイ・ヘインズの硬軟自在なドラミングについては、ペトとの相性が実に良いようだ。

3者一体となったインタープレイはダイナミックでしなやかで明快。ペトは生き生きとしてプレイしている様子が頼もしい。こういうライブ盤が、今年の1月になってリリースされるとは驚きです。しかも、内容も確かな、音質も良好なライブ音源。ペトのダイナミックなピアノを聴いていて、ペトのアルバムを聴き直してみたくなりました。

 
 
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