2024年5月 1日 (水曜日)

ジャズのポップ化を硬派に進める

確か、1965年リリースの『The Turnaround!』から、ジャズロックに手を染め出したモブレー。ジャズロックに加えて、ポップなハードバップにも取り組み出したモブレー。巷では、硬派なジャズ者の方々中心に「軟弱なモブレー」「ダサいモブレー」などと、すこぶる評判がよろしくない。

しかし、モブレーは、ロックやソウルを意識したクロスオーバーなジャズに適応することでジャズ人気を維持する為、「コッテコテのジャズロック」と「根明でポップなハードバップ」に音楽性の舵を切った。しかし、モブレーのサックスのパフォーマンスについては、従前の中音域中心の歌心溢れる流麗な、基本モーダルなフレーズは変わらない。

ジャズロックに加えて、ポップなハードバップに取り組むモブレーを聴いて、商業主義に身を売ったとか、俗っぽくなったとか言われるが、それは作曲とアレンジ面の切り口であって、モブレーのテナー奏者としてスタイルは変わっていない。そう意味では、モブレーは生涯、ブレの無いテナー奏者だったと言える。

Hank Mobley『Reach Out!』(写真左)。1968年1月19日の録音。ちなみにパーソネルは、ちなみにパーソネルは、Hank Mobley (ts), Woody Shaw (tp, flh), George Benson (g), LaMont Johnson (p), Bob Cranshaw (b), Billy Higgins (ds)。フロントに、モブレーのテナーに加えて、若きウッディ・ショウのトランペットとジョージ・ベンソンのギターが入っている。

1曲目のタイトル曲『Reach Out I'll Be There』は、R&Bグループ 'Four Tops" のヒット曲のカバー。4曲目「Goin' Out of My Head」は、Little Anthony & The Imperialsのヒット曲のカバー。
 

Hank-mobleyreach-out

 
いわゆるソウル・ミュージックの人気曲のカバーで、アレンジはコッテコテのジャズロック。どちらの曲もアレンジはポップでクールでヒップ。バリバリのモダン・ジャズでは無いが、意外と硬派で一本筋の通ったパフォーマンスは、決してポップなイージーリスニングなどでは無い。

モブレーのソロは、ソウル・ミュージックのカバーにしては意外と硬派。判りやすさを前提にした、シンプル過ぎるフレーズがメインだが、どこかモーダルな展開を忍ばしていて、普通のジャズロックにおけるアドリブ展開のフレーズとは響きと流れが全く異なっている。加えて、ぶっ飛んだ弾きまくりなベンソンのギター・ソロも、そんなモブレーに追従し、同じく、どこかモーダルな展開を忍ばしていて、聴いていてなかなかに興味深い。ブリリアントなショウのトランペットも同様で、その辺りはバンド全体として統一感がある。

カバーの2曲以外のモブレーの自作曲「Up, Over and Out」「Lookin' East」「Good Pickin's」の演奏がなかなか硬派でハードバップな演奏。アレンジが「根明でポップ」な分、誤解され易いのだが、バンド全体、かなり「イケてる」ハードバップをやっている。モブレーのテナー、ベンソンのギター、ショウのトランペット、フロント隊のフレーズは切れ味、疾走感良く、ポップでモードな展開でアドリブを突き進む。

そして、バックのリズム・セクションも意外と好調。ジョンソンのピアノは「根明でポップ」で歯切れ良く、クランショウのベースは「根明でファンキー」、ヒギンスのドラムは躍動感溢れる、「根明で柔軟なリズム&ビート」を叩き出す。このセッションのフロント隊の雰囲気にピッタリの意外とご機嫌なリズム・セクションである。

「コッテコテのジャズロック」と「根明でポップなハードバップ」路線を突き進むモブレーだが、聴きやすさ、親しみやすさ優先ではあるが、アドリブ展開など、硬派に一本筋が通っていて、決して軟弱なジャズには陥っていない、と僕は思う。そして、アレンジも「根明でポップ」な分、誤解され易いのだが、爽快感と疾走感溢れる良好なアレンジで、決してダサいジャズには陥っていない、と僕は思う。
 
 

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2024年4月30日 (火曜日)

「モブレーのジャズ」のポップ化

ハンク・モブレーは、ハードバップ・ジャズの中では中堅をなすテナーマンで、その歌心溢れるテナーで人気のジャズマンである。初期の頃は、バリバリのハード・バップを演っていたが、 1960年代に入ると、ジャズ・ロックやモード・ジャズの時流に乗って、ジャズ・ロックあり、ボサノバあり、モード・ジャズあり、と変幻自在の演奏を繰り広げるようになる。

Hank Mobley『Hi Voltage』(写真左)。1967年10月9日の録音。ブルーノートの4273番。ちなみにパーソネルは、Hank Mobley (ts), Jackie McLean (as), Blue Mitchell (tp), John Hicks (p), Bob Cranshaw (b), Billy Higgins (ds)。

リーダーのモブレーのテナー、マクリーンのアルト、ミッチェルのトランペットがフロント3管の重厚なセクステット編成。なお、この盤では、アルフレッド・ライオンが引退し、プロデューサーがフランシス・ウルフに交代している。

1965年リリースの『The Turnaround!』から、ジャズロックに手を染め出したモブレー。録音年は1967年。ジャズの多様化の時代から、ロックやソウルの台頭から、ジャズ人気が下降線を辿り出した頃。

ロックやソウルを意識したクロスオーバーなジャズに適応して、ジャズ人気を維持する必要があった。モブレーがジャズロックに手を染めたのも、そんな時代の要請からの動きで、仕方のないことだと思っている。

この『Hi Voltage』でも、冒頭の1曲目のタイトル曲「High Voltage」は、コッテコテのジャズロック。2局目以降は、根明でポップなハードバップ、という収録曲の並びの傾向は『The Turnaround!』から変わっていない。

「High Voltage」はジャズロック・ナンバー。若きリズム隊が8ビートに乗りに乗る。ヒックスのピアノは躍動感溢れ、ヒギンスのドラミングは熱気をはらむ。そんなリズム&ビートに乗って、まず、ファンキーなトランペットのミッチェルがノリノリで吹きまくる。
 

Hank-mobleyhi-voltage

 
マクリーンはちょっとピッチの外れた独特の音色で、8ビートに関係なく、エモーショナルなアドリブ・フレーズを吹きまくる。そして、モブレーも、8ビートを気にすることなく、どこかモードに近い、不思議なフレーズのアドリブを展開する。マクリーンとモブレーの存在が、この曲を完璧なジャズロックにしていない。不思議なジャズロック・ナンバーに仕上がっている。

2曲目以降は根明でポップなハードバップなナンバーがずらりと並ぶ。ハードバップといっても、モブレーのテナーのアドリブ展開は、モード風の吹き回しが主体で、根明でポップなモーダルなナンバー、と言い換えても良いかもしれない。根明でポップな曲調なので、聴き始めはモード・ジャズな感じがしないのだが、モブレーのソロが出てくると、これってモードとちゃう? と思って聴いている。

3局目のモブレー作の美しいバラード曲「No More Goodbyes」でも、どこかポップな雰囲気色濃く、モブレーのフレーズは、実にシンプルで平易で判り易い。ハードバップ全盛期の新しいフレーズや表現方法への挑戦、創意工夫な面は全く無い。悪く言えば「イージーリスニング風」。聴き易いジャズ、という観点では、10年後のフュージョン・ジャズの「ソフト&メロウ」を先取りしていた、とも言える。

5曲目の「Bossa De Luxe」はモブレー作のボサノバ・ジャズなナンバー。これは先にリリースしてヒットした「Recado Bossa Nova」の二番煎じ。但し、この曲はモブレーの自作で、曲の内容はなかなかのもの。作曲能力に長けるモブレーの面目躍如である。

この『Hi Voltage』は『The Turnaround!』からの流れを汲む、モブレーのジャズの「ポップ化」の延長線上にあって、バラエティに富んだ曲が並んだ、バランスの取れた内容のアルバムになっている。

聴き易いフレーズを採用し、当時の流行のロックやソウルの雰囲気を取り込んで親近感を覚えてもらいたい、という、「モブレーの考えるジャズのポップ化」の成果がこの盤に詰まっている様に僕は感じる。
 
 

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2024年4月27日 (土曜日)

コブハムが目指す「融合」ジャズ

『A Funky Thide of Sings』(1975)のリリース後、ブレッカー兄弟が抜けて、エレクトリックなジャズ・ファンクの橋頭堡が不在となったビリー・コブハムのバンド。クロスオーバーなエレ・ジャズ・ファンクを捨てて、次作では、いきなりハードで硬派なクロスオーバー・ジャズに転身した。

Billy Cobham『Life & Times』(写真左)。1976年の作品。ちなみにパーソネルは、Billy Cobham (ds, perc, syn), Dawilli Gonga (key), John Scofield (g), Doug Rauch (b)。コブハムのアトランティック・レコードでの最後のスタジオ盤になる。

パーソネルの中の「Dawilli Gonga」は、George Duke (key) の契約上の理由からの変装名。ギターのジョンスコはそのままに、新たに加わったキーボードのジョージ・デューク、エレベの元サンタナのダグ・ロウチと、リーダーのコブハムのドラムを交えたカルテット編成のクロスオーバー・ジャズである。

前作『A Funky Thide of Sings』までのホーン・セクションを配した、分厚いジャズ・ファンクな演奏をガラッと変えて、リズム&ビートを主体とする、コンパクトなメンバーでの、ジャズとロックの融合がメインのハードなクロスオーバーなエレ・ジャズを展開している。
 

Billy-cobhamlife-times

 
1970年代前半、マイルスが推し進めていたジャズ・ファンクなエレ・ジャズからファンクネスを差し引いて、ポップでキャッチーな音作りを加味したクロスオーバーなエレ・ジャズ。

シンセが唸りを上げ、エレギが捻れ響くインスト中心の演奏。まるで「プログレ」な雰囲気だが、ジャジーなビートと途方も無い演奏テクニックが、この演奏は「ジャズ」に軸足をしっかり置いていることを確信させてくれる。

コブハムのドラムは、徹底して「千手観音ドラミング」で叩きまくり。ジョンスコのギターは、意外とストレートな伸びのロック・ギターの様な迫力と疾走感溢れる骨太なフレーズを聴かせてくれる。

冒頭のタイトル曲「Life & Times」など、やたらハードでアクセル全開なナンバーが印象に残るが、爽やかでクールなファンクネスを忍ばせた4曲目の「East Bay」のヒップで小粋な演奏など、この盤のリリース後、すぐに結成された「The Billy Cobham - George Duke Band」の音世界がこの盤で確立されている。

ちなみに、ジャケの写真はコブハムの幼少期。それを持っている手は、アルバム制作当時のコブハムの手。このジャケが何を意味するのか、コブハムの真意は測りかねるが、時代はソフト&メロウをメインとしたフュージョン・ジャズの入り口の時代。この盤に詰め込まれた演奏は、エレクトリックなクロスオーバー・ジャズの成熟形と捉えることも出来る。
 
 

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2024年4月20日 (土曜日)

ブラジリアン・フュージョン名盤

我がバーチャル音楽喫茶「松和」は、フュージョン・ジャズも分け隔てせず範疇に入れて、ジャズ盤の感想を掲載している。フュージョン・ジャズも「良い音楽」と「悪い音楽」とがあって、当然、「良い音楽」なアルバムも沢山ある。決して、「時代の徒花」などと突き放すことはしていない。

今月の最新号、レコード・コレクターズ 2024年5月号の「【特集】 フュージョン・ベスト100 洋楽編」を読んでいて、ベスト100に選ばれたアルバムは、どれもが僕にとっては「良い音楽」で、やっぱフュージョン・ジャズも捨てたもんやないな、とホクホクしながら読み進めていて、ふと目が止まった。「Azymuth(アジムス)」である。

アジムスについては、当ブログでは記事として扱ったことが無かった。しかし、アジムスは、特に我が国における人気の高かったフュージョン・バンドとして無視することは出来ない。これはいかん、と、もう一度、アジムスの全アルバムを聴き直すことにした。

Azymuth『Aguia Não Come Mosca』(写真左)。1977年の作品。邦題『涼風』 。ちなみにパーソネルは、Alexandre Malheiros (b, g, vo), José Roberto Bertrami (key, vo), Nenem (cuica), Ivan Miguel (Mamão) (ds, perc, vo), Ariovaldo (ganzá, triangle, tamborim), Jorginho (pandeiro), Doutor (repinique), Paulo Moura (ss, tracks: A2)。

ブラジリアン・フュージョンの雄、未だに愛され続ける人気グループ「アジムス」のセカンド盤。NHK-FMの名番組:クロスオーバー・イレブンのオープニング・テーマに使われていた「Voo Sobre O Horizonte」を収録している。
 

Azymuthaguia-nao-come-mosca

 
このクロスオーバー・イレブンのオープニングについては、当初は、この盤の冒頭に収録されている「Voo Sobre O Horizonte」を使用、米国デビュー盤となった次作『Light as a Feather』がリリースされた後、4曲目「Fly Over The Horizon(Fly Over The Horizon(Voo Sobre O Horizonte))」に移行している。僕としては、どっちも懐かしい「クロスオーバー・イレブン」のオープニング曲である。

フュージョン・ジャズを「融合」が前提の音楽とするなら、このアジムスの音世界は明らかにフュージョン・ジャズである。エレクトリックなジャズ・ロックとブラジリアン・ミュージックの「融合」。フレーズはボサノバの如くの「軽快で爽快なソフト&メロウ」。米国フュージョンの「ソフト&メロウ」とはテイストが全く異なる。

リズム&ビートは、サンバなどブラジル音楽で活用される楽器が入っていて、米国フュージョンとはテイストが異なる、明らかにブラジリアンなリズム&ビートが爽やかな印象を残していて心地良い。爽快感、軽快感溢れる、ブラジリアンな8ビートのグルーヴ感が独特の感覚。このグルーヴ感が「アジムス」の独特の個性になっている。

キーボードの使い方が独特で抜群に良い雰囲気。シンセの使い方のセンスが良い。弾き過ぎず、それでいてしんせっぽさは濃厚。それでいて重くならず、ブラジリアン・ミュージックらしい軽妙さがある。漂うが如きローズの揺らいだ響きも心地良く、そよ風にたなびくヴヴェールの様なストリングス・シンセの厚みのあるユニゾン&ハーモニー。このキーボードの使い方も「アジムス」の独特の個性。

このアジムスのセカンド盤は、ブラジル・ミュージックらしい、仄かな熱気とビートもしっかりと「融合」されていて、次作以降、徐々にアメリカン・フュージョンぽい部分が増えていく中で、明快にコッテコテな「ブラジリアン・フュージョン」を味わうことの出来る、フュージョン名盤だと思う。
 
 

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2024年4月15日 (月曜日)

Brufordの『Feels Good to Me』

ジャズを本格的に聴き出す前は「ロック小僧」だった。高校に入って、いきなりプログレッシブ・ロック(略して「プログレ」)に嵌った。EL&Pから始まって、イエス、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、フォーカス、ジェネシス、ムーディー・ブルース等々、クラブの先輩達とガッツリ聴きまくった。

このプログレ好き、バカテク+インスト中心の楽曲好きが昂じて、即興演奏がメインのインストの「ジャズ」に興味が移行した訳で、今でも自分では、プログレについては造詣が深いと思っている。

Bill Bruford 『Feels Good to Me』(写真左)。1977年8月の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Bruford (ds, perc), Allan Holdsworth (el-g), Dave Stewart (key), Jeff Berlin (b)。ゲストに、Kenny Wheeler (flh, on tracks 3, 7, 9), Annette Peacock(vo), John Goodsall (rhythm-g)。英国の人気プログレ・バンドのイエス、キング・クリムゾンのドラマーを歴任したビル・ブルーフォードの初ソロ・アルバムである。

プログレのドラマーがジャズをやるの、と訝しく思われる方もいるかと思うが、もともと英国の音楽シーンでは、ロックとジャズの境界が曖昧。ロック畑のミュージシャンがジャズをやったり、ジャズ畑のミュージシャンがロックをやったりして、特にプログレとクロスオーバー・ジャズ、ジャズ・ロックの境界線は他の国と比べて圧倒的に曖昧である。

このブルーフォードの『Feels Good to Me』も、聴けば判るが、プログレ・フレーヴァー満載の「クロスオーバー・ジャズ&ジャズ・ロック」である。決して、プログレでは無い。演奏の根っこは、あくまで「クロスオーバー・ジャズ&ジャズ・ロック」である。

ブルーフォードのドラミングに個性は、驚異の「変則拍子」ドラミング。プログレ・バンドのイエス、キング・クリムゾンの時代から、綿々と叩きまくっているブルーフォード独特の「変則拍子」。
 

Bill-brufordfeels-good-to-me

 
この「変則拍子」は他のジャズ・ドラマーには無い。基本的に2拍目4拍目の「裏」にスネアのアクセントがストンストンと入って、ブルーフォード独特のグルーヴ感を生み出す。これが意外と快感で病みつきになる。

冒頭の「Beelzebub」の変則拍子を聴くと「来た来た〜」と思わず嬉しくなる。全編に渡って、このブルーフォードの変則拍子ドラミングが独特のグルーヴ感を醸し出して、他のジャズ・ロックやクロスオーバー・ジャズに無い音世界を形成している。

そして、このブルーフォードの変則拍子ドラミングにバッチリ乗ってエレギを弾きまくるのが、ジャンルを跨いだ英国の奇才ギタリスト、アラン・ホールズワースである。このホールズワースのエレギが大活躍。このホールズワースの変態捻れギターが、この盤の音世界の「クロスオーバー・ジャズ&ジャズ・ロック」志向にしている。

ゲスト・ミュージシャンを見渡せば、ECMのニュー・ジャズ系トランペッターのケニー・ホイーラーがジャジーなトランペットを聴かせる反面、女性ボーカリストのアーネット・ピーコックが、いかにもプログレっぽい、怪しい雰囲気のイコライジングがかかったボーカルを聴かせてくれる。

アルバム全体の音志向は「クロスオーバー・ジャズ&ジャズ・ロック」だが、どこか英国カンタベリー・ミュージック風の音作りも見え隠れして、もしかしたらプログレ、なんて思ったりする瞬間があるから、この盤、聴いていてとても面白い。

演奏陣のテクニックも申し分なく、英国独特のロックとジャズの境界線が曖昧な、かなりハイレベルのクロスオーバー&ジャズ・ロックを確認することが出来る。そんな中で、ブルーフォードの驚異の「変則拍子」ドラミングだけが突出して目立っていて、この盤を凡百のクロスオーバー&ジャズ・ロック志向に留めていないところが素晴らしい。

演奏内容と共演メンバーを活かすも殺すもドラマー次第、というが、この盤でのブルーフォードのドラミングはその典型的な例の一つだろう。
 
 
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2024年3月24日 (日曜日)

『Elegant Gypsy & More Live』

1976年、ソロ活動に入り、初リーダー作をリリース。以降、クロスオーバー&フュージョン・シーンのど真ん中で活躍を続けている、超絶技巧ジャズ・ギタリストの人気者、アル・ディ・メオラ(以降、ディメオラ)。

意外とディメオラのライヴ盤は少なく、1週間ほど前にご紹介した、1982年2月4日、フィラデルフィアの「Tower Theatre」でのライヴ演奏を収録、1982年リリースの『Tour De Force』(左をクリック)が初ライヴ盤で、最近になってライヴ音源が3〜4枚リリースされたが、1990年代までは、この『Tour De Force』が唯一の正式リリースされたライヴ盤だった。

Al Di Meola『Elegant Gypsy & More Live』(写真左)。2018年のリリース。ちなみにパーソネルは、Al Di Meola (g),Evan Garr (vln), Phil Magallanes, Philippe Saisse (key), Elias Tona (b), Luis Alicea (ds), Gumbi Ortiz (perc)。2017年『Elegant Gypsy - 40th Anniversary-US Tour』の一部を収録したライブ盤。

収録曲を見渡すと「Race With Devil On Spanish Highway」「Flight Over Rio」「Midnight Tango」等、ディメオラのキャリア初期の自作曲や、1970年代のチックの名曲「Señor Mouse」のカヴァー、そして、1970年代のロック界最高のバンド、レッド・ツェッペリンの「Black Dog」をカヴァーしているので、てっきり、1970年代の終わりか、1980年代前半のライヴ音源の発掘盤かと思ったら、2017年のツアーでのライヴ音源とのことで、ちょっとビックリしている。

収録曲を年代順でまとめると、『Elegant Gypsy』(1977) から3曲、『Casino』(1978) から2曲、『Kiss My Axe』(1991) から1曲、『Elysium』(2015) から2曲、そこにカヴァー2曲(「Señor Mouse」と「Black Dog」)を加えた全10曲となる。こうやって見ると、アルバム・タイトルはちょっと語弊があるなあ、と思ってしまう(笑)。
 

Al-di-meolaelegant-gypsy-more-live

 
どの曲もアレンジがしっかりしている。クロスオーバー&フュージョン志向のジャズ・ロックという路線をしっかり守って、ソフト&メロウに流されず、といって、ガンガンに耳につく、ハードなロック志向に陥ることなく、現代のスマートな「クロスオーバー&フュージョン志向のジャズ・ロック」といったアレンジが良い感じ。

特に、レッド・ツェッペリンの「Black Dog」のカヴァーにはビックリした。どうやってアレンジするのか、と思って聴いたら、プラントのボーカルをバイオリンに担わせて、ディメオラはペイジのギターをディメオラ風にデフォルメして、原曲の雰囲気を損なわず、しっかりと現代のスマートな「クロスオーバー&フュージョン志向のジャズ・ロック」風にまとめているのには感心した。

全編に渡り、ディメオラのギターを聴くと、確かに、1970年代から1980年代前半のディメオラの若かりし頃の「切れ味良くとんがって」バリバリ超絶技巧に弾き回す、鬼気迫る雰囲気ではない。

ディメオラは1954年生まれ。このライヴ盤の録音時は63歳。このライヴ盤全般に渡って、超絶技巧ではあるが、年齢による円熟味が滲み出る様な、余裕ある超絶技巧で円滑かつ流麗な弾き回しは、確かにこのディメオラは、最近のディメオラのパフォーマンスなんだろう、と納得する。

優れたアレンジに乗って、唄うが如く、流れるが如く、弾き進めるディメオラ。バンド全体の演奏レベルも上々、現代のディメオラを感じ確認出来る、素晴らしい内容のライヴ盤だと思います。
 
 

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2024年3月20日 (水曜日)

第2期RTF 『銀河の輝映』再び

チック・コリアは「リターン・トゥ・フォーエヴァー(Return to Forever・以降、RTFと略)」を結成、それまでのジャズのトレンドを集約し、最先端のコンテンポラリーなメインストリーム志向の純ジャズを実現した。いわゆる「第1期RTF」である。

そして、チックは次の展開として「エレ・ジャズ」を選択。親分マイルスは、ファンクなエレ・ジャズでブイブイ言わせている。チックは「ハードなインスト・ロック」との融合を選択、ロックの象徴であるエレギを導入。ロック色を強めて、バンドのサウンド志向を「ハードなジャズ・ロック」に定める。第2期RTF である。

ハードな演奏内容ではあるが、収録されている演奏の旋律は「キャッチャーでメロディアス」。これがこのバンド独特の個性となって、このチック率いる第2期RTFは、当時最高の部類の「ジャズロック」バンドとして人気を獲得する。その最初の成果が『Hymn of the Seventh Galaxy』(1973年)であった。

Return To Forever『Where Have I Known You Before』(写真左)。邦題『銀河の輝映』。1974年の作品。改めてパーソネルは、Chick Corea (p, key, syn, perc), Al Di Meola (g), Stanley Clarke (b, key, electric chimes), Lenny White (ds, congas, bongos, perc)。ギターが、ビル・コナーズに代わって、アル・ディ・メオラ(以降、ディメオラと略)にチェンジ。「ハードなジャズ・ロック」志向がさらに濃厚になっている。

ジャジーで超絶技巧&正統派な、クロスオーバー&フュージョン志向のギタリストのディメオラに代わったおかげで、ガッチリと硬派でハードで超絶技巧な「クロスオーバー・ジャズ&ジャズ・ロック」な雰囲気濃厚。コナーズの時は、どこか「プログレ的な演奏」が見え隠れしていたが、この盤では、どこから聴いても、ジャズに軸足がしっかり残っている。聴き応えのある、硬派エレ・ジャズの傑作である。
 

Where-have-i-known-you-before_1
 

チック御大のキーボードは、それはそれは見事なもの。シンセサイザーの使い方、テクニック、共に最高。とにかく超絶技巧。フェンダー・ローズ、ホーナー・クラヴィネット、ヤマハ・電子オルガン、アープ・オデッセイ、ミニムーグ等々。これだけ、電子キーボードを弾きこなせるジャズ・キーボーダーはいないだろう。

ジョー・ザビヌルもハービー・ハンコックも、もはや敵では無い(笑)。そして、この盤では、アコースティック・ピアノの音色も美しい。ジャズ界最高のマルチ・キーボーダーの面目躍如である。見事である。

第2期RTFの2作目だけあって、スタンリー・クラーク(以降、スタンと略)のベースとレニー・ホワイトのドラム、共に充実したリズム・セクションに仕上がっている。特に、叩きまくるレニー・ホワイトのグルーヴ感は素晴らしい。ホワイトのドラミングが、この第2期RTFの「ハードなジャズ・ロック」志向のグルーヴとなり、推進力となっている。

スタンのエレベも見事。大向こう張って前に出しゃばるのでは無く、バックに回って、しっかりとジャジーなビートを押さえており、このアルバムについて、ジャズ・ロックな雰囲気を濃厚にしている。スタンのエレベが、このアルバムをジャズ・ロックたらしめている。

そんなメンバー4人の個性が結集して、第2期RTFの「ハードなジャズ・ロック」を現出しているのが、ラストの演奏時間14分25秒の大曲「Song to the Pharoah Kings」。聴いていて「仰け反るほど」に素晴らしい。ディメオラの超絶技巧エレギが炸裂し、チックのシンセが唸りを上げる。スタンのエレベはジャジーなビートを繰り出し、ホワイトは独特のジャズ・ロックなグルーヴ感を振り撒きながら叩きまくる。凄まじい第2期RTFの「ハードなジャズ・ロック」。

この第2期RTFの2作目『銀河の輝映』は傑作。アグレッシブなパワー、シャープでスピーディーな展開、超絶技巧なテクニカルさが全編に溢れていて、第2期RTFの音世界、ここに完成、である。
 
 

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2024年3月17日 (日曜日)

凄まじいディメオラの初ライヴ盤

久しぶりに「アル・ディ・メオラ(以降、ディメオラ)」である。最たる超絶技巧ジャズ・ギタリスト。1974年にチック・コリア率いる「リターン・トゥ・フォーエヴァー」に参加、そして、リターン・トゥ・フォーエヴァーが 1976年に事実上の解散。ディメオラはソロ活動に入り、1976年に初リーダー作をリリース。以降、クロスオーバー&フュージョン・シーンのど真ん中で活躍を続けている。

Al Di Meola『Tour De Force』(写真左)。1982年2月4日、フィラデルフィアの「Tower Theatre」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Al Di Meola (g), Jan Hammer (key), Victor Godsey (key), Philippe Saisse (additional key), Anthony Jackson (el-b), Steve Gadd (ds, perc), Mingo Lewis (perc), Sammy Figueroa (additional perc)。ディメオラ、初のライヴ・アルバムになる。

収録曲が魅力。「Elegant Gypsy Suite」「Egyptian Danza」「Race with Devil on Spanish Highway」といった、1970年台のディメオラのリーダー作の中からの人気曲、そして「Nena」は新曲、加えて、キーボードでバンドに参加しているヤン・ハマー作の2曲「Advantage」と「Cruisin」。どれもが良曲揃いで、ディメオラのラテン志向の超絶技巧ギターが映えに映える。
 

Al-di-meolatour-de-force

 
というか、ディメオラはもちろん、バンドに参加したメンバー全員が超絶技巧のテクニックを駆使して、かっ飛んだ、疾走感&爽快感抜群の、適度に尖ったクロスオーバー&フュージョン・ジャズを聴かせてくれる。凄く密度のある、凄まじいテクニック、凄まじいインプロの嵐。お互いがお互いに挑みかかるインタープレイの応酬。これがジャズかいな、と思うが、これもジャズ。これだけ尖ったハイテクニックのインプロは、ロックにも見当たらない。

バックのリズム隊も凄い。フロントがディメオラなので、相当な力量を備えたリズム隊でないと、太刀打ちできず、吹っ飛ばされてしまう懸念があるのだが、このメンバーは大丈夫。ガッドの縦ノリ・ドラム、ジャクソンのブンブン・エレベ、ハマーの攻撃的な切れ味の良いエレピ&シンセ。バックのリズム隊が束になって、最たる超絶技巧ジャズ・ギタリスト、ディメオラを支え、時に対峙する。この緊張感がたまらない。

LP時代のライヴ盤なので、収録曲がちょっと少ないのと、全体の収録時間が短いのが不満と言えば不満かな。この日のライヴ音源のコンプリート盤を出して欲しいですね。それほど、収録されたライヴの内容は凄まじく素晴らしい。屈指のクロスオーバー&フュージョン志向のジャズ・ギターが主役のライヴ盤です。クロスオーバー&フュージョン者の方々には是非、お勧めの好ライヴ盤です。
 
 

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2024年3月12日 (火曜日)

サウンドの確立 『Hollywood』

ジャズ・クルセイダーズから「ジャズ」を外して、クロスオーバー&フュージョン志向へ、バンド・サウンドの方向性の舵を切ったクルセイダーズ。

クルセイダーズとなって初のアルバム『Pass the Plate』では、試行錯誤が見え隠れして、クルセイダーズ・サウンドの確立は今一歩だったが、次作のこの盤では、そんな迷いを断ち切った、クルセイダーズ・サウンドの確立が感じ取れる。

The Crusaders 『Hollywood』(写真)。1972年の作品。ちなみにパーソネルは、Wilton Felder (ts, el-b), Wayne Henderson (tb), Joe Sample (key), Reggie Johnson (ac-b), "Stix" Hooper (ds) 以上が「クルセイダーズ」。ゲストに、Arthur Adams (g), David T. Walker (g), Chuck Rainey (b), Reggie Johnson (b)。

全編に渡って、クルセイダーズの音世界が溢れている。前作の『Pass the Plate』で見え隠れしていた、ジャズ・ロック志向への試行錯誤はこの盤には無い。

ライトでアーバンで洒落たファンクネス、キャッチャーで心地良いフレーズを吹き上げるブラスのフロント管。ソフト&メロウでグルーヴィーなキーボードがムーディーな雰囲気を醸し出し、リズム隊がクルセイダーズ独特のリズム&ビートを叩き出す。
 

The-crusadershollywood

 
後の人気グループ「クルセイダーズ」の音がこの盤で確立している。ただし、まだ洗練される前、米国南部のゴスペルチックで、こってこてファンキーで泥臭いグルーヴがバンド・サウンドの礎で、この米国南部志向のソウルフルなグルーヴが、この「クルセイダーズ・グルーヴ」が、なんともはや心地良い。

この独特の「クルセイダーズ・グルーヴ」は、キーボードとギターによるもの。この盤は、クルセイダーズが本格的にギターを加えた最初の作品で、このギターの加入が、クルセイダーズの音世界を確立させたと言える。

ギターは、デヴィティーとアダムス。ワウワウを駆使したファンキーに粘るフレーズ、小粋なカッティングによるファンキーな切れ味良いビート、印象的でソウルフルなリフ、これらが、サンプルのソフト&メロウでグルーヴィーなキーボードと絡んで、独特のソウルフルなグルーヴを生み出している。これが「クルセイダーズ・グルーヴ」の礎になっているのだ。

この盤では、ソウル、R&B、ブラス・ロックなどの音要素を融合、クロスオーバー志向のジャズ・ロックをベースとして、米国南部のゴスペルチックで、こってこてファンキーで泥臭いグルーヴを纏った「クルセイダーズ・サウンド」が確立している。

この盤以降、しばらくは、この米国南部のゴスペルチックで、こってこてファンキーで泥臭いグルーヴを纏った「クルセイダーズ・サウンド」で数々の好盤を生み出していくことになる。
 
 

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2024年2月21日 (水曜日)

菊池雅章+ギル・エヴァンス

ジャズ・オーケストラの演奏の中で一番のお気に入りは「ギル・エヴァンス」。音の魔術師「ギル・エヴァンス」の主宰するビッグ・バンドの演奏はどれもお気に入り。ギル・エヴァンスのアレンジが大好きで、ギル・エヴァンスのアレンジのジャズオケがバックの演奏であれば「なんでも通し」である。

特に、1970年代に入って以降、電気楽器を導入、8ビートをメインにアレンジされたジャズオケの演奏が堪らない。ギルのアレンジの最大の魅力は、1950年代から、従来のジャズオケでは珍しい、木管楽器を縦横無尽に駆使した幽玄なサウンドにある。そんなギルの唯一無二の有限な響きの中で、エレピ、エレギが乱舞する。これは堪らない。

そして、もう一つ、ギル・エヴァンスのアレンジの特徴が、ソロイストのアドリブ展開に相当なスペースを与える、というもの。ギルのアレンジをバックに、一流ジャズマンのアドリブ・パフォーマンスがふんだんに展開される。圧巻である。

そんなギル・エヴァンスが、我が国に残してくれた音源がある。NYで、ギル・エヴァンスが菊地雅章と意気投合、菊地雅章が日本に招き、全国4都市でコンサートをやった後、スタジオ・レコーディングされたアルバム。

我が国にて、ギル・エヴァンスのアレンジに見合う本格的なジャズオケを組む中で、メンバーには、日本のトップ・ジャズメンのほか、NHK交響楽団から木管楽器奏者とフレンチ・ホルン奏者が加わっている。

菊地雅章 with Gil Evans Orichestra『Masabumi Kikuchi + Gil Evans』(写真)。1972年7月5日の録音。ちなみにパーソネルは以下の通り。ビッグバンド編成なので、かなりの大人数になる。

Gil Evans (arr, cond, p), 菊地雅章 (el-p),Billy Harper (ts, fl, chime), Marvin Peterson (tp, flh), 峰厚介 (as, ss),鈴木重男 (as, fl), 多戸幾久三 (tuba),山本直 (fr-h),松原千代繁 (fr-h),篠原国利 (tp, flh),鈴木武久 (tp, flh),宗清洋 (tb),中沢忠孝 (b-tb),衛藤幸雄 (piccolo, a-fl, b-fl), 中川昌三 (piccolo, a-fl, b-fl),旭孝 (piccolo, a-fl, b-fl),高柳昌行 (g),中牟礼貞行 (g),江藤勲 (el-b),鈴木良雄 (b),山口浩一 (timpani),高橋みち子 (marimba, vib),宮田英夫 (perc),中村よしゆき (ds),富樫雅彦 (ds)。
 

Masabumi-kikuchi-gil-evans  

 
ギル・エヴァンスが米国から連れてきたのが、テナー・サックスのビリー・ハーパーと、トランペットのハンニバル・マーヴィン・ピーターソンの二人。それ以外は全員日本人ミュージシャンで固められたジャズオケ。これが、ギル・エヴァンスのアレンジのもと、素晴らしいパフォーマンスを展開しているのだから堪らない。

演奏のベースは、電気楽器と8ビートを導入したクロスオーヴァー・ジャズ&ジャズ・ロック。それをギル・エヴァンスのアレンジのもと、ジャズオケでやるのだから、参加した各ミュージシャンも相当な演奏テクニックを求められる。

しかし、この日本人主体の日米合同のジャズオケは、素晴らしい演奏をやってのけている。何度聴いても実に爽快。聴き終えた後、清々しい気持ちになる、素晴らしい演奏である。

ジャズオケ全体のアンサンブルやハーモニーもずば抜けて良い。ギル・エヴァンスのアレンジ独特のグルーヴ感、音の響きも的確に表現されていて、このジャズオケの充実度が相当に高かったことが窺い知れる。

ソロイストそれぞれのパフォーマンスも聴きどころ満載。とりわけ、米国から参加の二人、テナーのビリー・ハーパーと、トランペットのハンニバル・マーヴィン・ピーターソンが大活躍。

ハーパーもピーターソンも独特なビル・エヴァンスのアレンジをバックに、自由度の高いモーダルなフレーズを流麗に吹きまくり、時折、フリーキーに、時折、アブストラクトに展開する。堂々の吹きっぷりは見事。

1970年代以降のギル・エヴァンスのジャズオケの原点となる、このアルバムに詰まっているパフォーマンスは、今の耳で聴いても新しく響く、素晴らしい演奏の数々。「音の魔術師」ギル・エヴァンスの面目躍如である。
 
 

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