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2016年7月18日 (月曜日)

『Live in Nemuro 1977』

このところ、ナベサダさんのアルバムをよく聴く。定期的にマイ・ブームがやってくる訳だが、そんな中、タイミング良く、発掘ライブ音源がリリースされたとの報を聞き、即ゲット、即聴き込みである。

その発掘ライブ音源とは、渡辺貞夫『Live in Nemuro 1977』(写真左)。1977年10月8日に根室市公民館にてライヴ録音。ちなみにパーソネルは、渡辺貞夫(as, sopranino, perc), 福村博 (tb), 本田竹広 (p), 岡田勉 (b), 守新治 (ds)。純日本ジャズメンのメンバー構成。

1977年と言えば、ナベサダさんのフュージョン・ジャズの大傑作『カリフォルニア・シャワー』のリリースの前年になる。『カリフォルニア・シャワー』の録音が、確か1978年3月だった筈で、この根室でのライブ音源は、ナベサダさんがロスに飛ぶ直前のものになる。そうなれば、ナベサダさんの音楽活動の歴史の中で、節目となる音源であろう。

その内容と言えば、アフリカ音楽に影響を受けたクロスオーバーなジャズがメインではある。やはり、「Massai Talk」「Hunting World」などの演奏はその内容共に秀逸。ナベサダさん十八番のボサノバ・ジャズ「Bossa Na Praia」もとっても良い雰囲気である。
 

Live_in_nemuro_1977_1  

 
しかし、このアルバムはさすがに当時のライブ音源である。「Chelsea Bridge」「On Green Dolphin Street」「Rythmaning」などのスタンダード曲を選曲し、ストレート・アヘッドなジャズをガンガンに演奏しまくっている。ホットで高度な演奏に、当時の日本ジャズの演奏力の高さに思わず目を見張る。

バックの本田竹広 (p), 岡田勉 (b), 守新治 (ds)のリズム・セクションが素晴らしいバッキングを繰り広げていて立派だ。フロントのナベサダさんのアルト、福村博のトロンボーンを含め、このクインテットの演奏はほぼ「飽和状態」に達している雰囲気があり、翌年、ナベサダさんが、一躍ロスに飛んで、フュージョン・ジャズに転身したことも頷ける。

ライブ録音なので、ライブならではの演奏の荒い部分や、ちょっとスベる部分はあるが、これは「ご愛嬌」。これはこれで臨場感があって、このライブ音源を通じて、1977年10月8日の根室でのコンサートを追体験できる雰囲気が良い。まあ、ジャズ者初心者の方々には、敢えてこの音源はお勧めしなくても良いかな。

 
 

震災から5年4ヶ月。決して忘れない。まだ5年4ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2016年7月15日 (金曜日)

通算70作目のリーダーである

このアルバムは、昨日ご紹介した『Come Today』と対のなすアルバムだと解釈している。ニューヨークの才気煥発なミュージシャン達と奏でたアコースティック・ジャズ。こちらのアルバムは、2009年9月のリリース。

そのアルバムとは、渡辺貞夫『Into Tomorrow』(写真左)。ナベサダさんの御年76歳の演奏。通算70作目のリーダー作になる。ちなみにパーソネルは。Sadao Watanabe (as, fl), Gerald Clayton (p), Ben Williams (b), Johnathan Blake (ds)。メンバーは昨日ご紹介した『Come Today』と同じ。

こちらの『Into Tomorrow』の方が『Come Today』より録音が先になる。この『Into Tomorrow』で、ニューヨークの才気煥発なミュージシャン達とメインストリーム・ジャズ回帰を果たし、次の『Come Today』で更に充実度を深める。そんな図式である。

そういう録音順を踏まえて聴くと、この『Into Tomorrow』の方が、ニューヨークの才気煥発なミュージシャン達との関係が、まだ 一部ギクシャクしていて、それがかえって「新鮮」に響いている。モードやネオ・ハードバップ、現代のジャズのトレンドを踏襲しようとする若手、それを笑い飛ばしつつ、我関せずポジティブでシンプルなメインストリーム・ジャズを展開するナベサダさん。

怪我の巧妙というか、瓢箪から駒というか、大ベテラン、日本ジャズの至宝ナベサダさんと、ニューヨークの才気煥発なミュージシャン達とが偶発的な「化学反応」を起こしている、そんな千載一遇の機会を捉えたアルバムである。
 

Into_tomorrow1

 
清々しくも瑞々しい、ポジティブでシンプルなメインストリーム・ジャズが爽快である。ネオ・ハードバップの追求者がこぞって追体験するモードな演奏など全く眼中に無し。といって、1950年代のハードバップに回帰し、現代のジャズの響きを取り入れた「ネオ・ハードバップ」を追求する訳でも無い。

ただただハッピーでポジティブで清々しくも瑞々しい、ポジティブでシンプルな「ナベサダさんの考える」コンテンポラリーな順ジャズがこのアルバムの中にギッシリと詰まっている。このアルバムを聴いていてその感を強くする。ただただ、ナベサダさんの歌心溢れるハート・ウォーミングなアルト・サックスが鳴り響く。

僕は、この『Into Tomorrow』と昨日ご紹介した『Come Today』2枚のの、ナベサダさんの「原点回帰」の様な最近作がお気に入りです。このしっかりと芯の入った、ブラスの輝く様な響きを振り撒く、力強いアルト・サックス。これが良いんですね。加えて、亜アドリブ・フレーズは歌心満載。

このアルバムで鳴り響いているナベサダさんのアルト・サックスの音色は若々しい。限りなくポジティブだ。孫ほど歳の離れた若手ミュージシャンと違和感無く溶け込んでいる。というか、若手ミュージシャンがナベサダさんに影響され、引っ張られている。ナベサダさんの懐の深さ、柔軟性、適応力の素晴らしさ。脱帽である。

ご本人のベンによると「全てファースト・テイク、おまけにバラード曲はリハーサルなしのぶっつけ本番」。このアルバムには、本来の「ジャズの有るべき姿」が記録されています。好盤です。

 
 

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2016年7月14日 (木曜日)

音楽活動60周年記念アルバム

この方は日本ジャズの至宝である。このアルバムを聴けばそれが良く判る。2011年のリリース。その方とは、栃木県出身。1951年に上京し、プロとして音楽活動を始める。1961年の初リーダーアルバムの発表から50年。1965年にボストンから帰国した後、日本のジャズの発展に大いに寄与、その後もブラジル音楽やアフリカ音楽等を取り入れ、常に新しい音楽の可能性を追究してきた。

その名は「渡辺貞夫」。愛称「ナベサダさん」。僕はジャズを聴き始めた頃、40年前からずっとナベサダさんのアルバムを聴いてきた。アルバムだけでは無い。当時、FMの番組「マイ・ディア・ライフ」も毎週、エアチェックしながら欠かさず聴いていた。歌心溢れるハート・ウォーミングなアルト・サックスが絶品なのだ。

そんなナベサダさんが、ニューヨークの新進気鋭のミュージシャンらと組んで、ストレート・アヘッドなジャズに回帰したアルバムがこれ。渡辺貞夫『Come Today』(写真左)。2011年6月の録音。ちなみにパーソネルは、渡辺貞夫 (as), Gerald Clayton (p), Ben Williams (b), Jonathan Blake (ds)。
 

Come_today

 
清々しくも瑞々しい、ポジティブでシンプルなメインストリーム・ジャズが爽快である。モードやフリーなど、難しいことは考え無い、シンプルに「ネオ・ハードバップ」な演奏が繰り広げられている。若手ミュージシャン達も、そんな雰囲気に引き摺られて、シンプルで明快でストレートアヘッドな演奏を展開している。

このアルバムの録音時は、たしか78歳(!)。このしっかりと芯の入った、ブラスの輝く様な響きを振り撒く、力強いアルト・サックスの音色。これが78歳の出す音色なのか。なるほど、楽器を理想的に鳴らすことに必要なものって「若さ」や無いんやね。楽器を鳴らすってこと、奥が深いなあ。

アップテンポの演奏も良し、バラード演奏もしみじみと心に沁みて良し。バックのピアノ・トリオも若々しくて良し。このバックのピアノ・トリオ、シンプルで明確で流麗でダイナミックな展開がなかなかいけます。とにかく溌剌としているところが良い。ナベサダさんのアルト・サックスの雰囲気にピッタリです。

 
 

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2016年7月 7日 (木曜日)

「サハラ砂漠の旅日記」です。

僕はナベサダさん(渡辺貞夫)のアルトが大好きだ。ナベサダさんのアルバムはほぼ全て聴いて来た。で、最近、また聴き直している。今は1980年代のアルバムを中心に聴き直している。

日本ではナベサダ人気は、1980年の『How's Everything』、武道館ライブ辺りがピークで一端終息に向かった。しかし、ナベサダさんの快進撃はこれからで、米国に渡っての1980年代のフュージョン・ジャズからスムース・ジャズの時代に優れた内容のアルバムがズラリと並ぶ。

日本では、ナベサダはスムース・ジャズに走った、と揶揄され、硬派なジャズ者の方々からはあまり評価されなかった。が、米国では違う。スムース・ジャズのジャンルで、ナベサダさんのアルバムは売れた。これがまた、日本の硬派なジャズ者の方々にしたら気に入らない。老舗ジャズ雑誌でも大きく採り上げられることは無かった。

しかし、1980年代のナベサダさんのアルバムはどれもが良い内容だ。特に、フュージョン者の僕からすると、確かに1980年代のアルバムについては全部好きで、当時から良く聴く。

今回は、渡辺貞夫『MAISHA(マイシャ)』(写真左)に聴き惚れる。1985年のリリース。このアルバムは発売当時から大好きなアルバムの一枚。演奏の全てにおいて破綻が無く、ポップでハッピー。ポジティブな内容で翳りは全く無い。ナベサダさんのアルトはスッと一直線に伸びて、流麗にアドリブフレーズを吹き上げる。
 

Maisya

 
主なパーソネルは、渡辺貞夫 (sa, fl, as), Don Grusin, Herbie Hancock (key), Harvey Mason (ds), Brenda Russell (vo) 他。ちなみに、このアルバムはナベサダさんの初プロデュース盤になる。確かに、音の作りがシンプルで楽器が良く鳴っている。ナベサダさんの考える「スムース・ジャズ」の音なんだろう。

とにかくナベサダさんのアルトが良く鳴っていて清々しい。アルトで唄っている様なアドリブ・フレーズは爽快。アレンジ優秀でどの曲も聴き応えがある。バックの強者どもの演奏も秀逸だが、ナベサダさんのアルトは頭一つ抜きん出ている。

この『マイシャ』は、ナベサダさんがC型肝炎から回復した後に旅した「サハラ砂漠の旅日記」というコンセプトに則ったアルバムとのことだが、収録された楽曲のタイトルを見ながら全ての曲を聴き通せば、そのコンセプトに至極納得する。ほんと、心地良い良い内容のスムース・ジャズ盤である。

ちなみに、このアルバム・ジャケットの女性の写真はナベサダさんの手によるもの。ナベサダさんはカメラの腕前も玄人裸足なんだが、この写真は殊の外素晴らしい。ベッピンさんである。このジャケットもこのアルバムの魅力のひとつ。

 
 

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2016年3月28日 (月曜日)

ナベサダさんのビッグバンド盤

2015年度も今月で終わり。先月辺りから、ジャズ界の2015年度を振り返って好盤を聴き直す、なんて、ジャズ雑誌みたいな事をやっている。

2015年度はボックス盤などの企画盤に目立ったものは無かったし、新譜も大々的な話題をさらった盤も無かったなあ、と思って、今年度はイマイチだったか、と思いながら選盤していたら、意外と多くの好盤がピックアップされた。案外、2015年度もジャズにとって良い一年だったのかも、と思いつつ好盤を順に聴き直している。

今日の好盤は、渡辺貞夫『I'm with You』(写真左)。014年12月14日Bunkamuraオーチャードホールにてライヴ録音。村田陽一ら日本のトップ・ホーン・プレイヤーによって構成されたスペシャルなビッグ・バンドとの共演。アルバムの宣伝文句を見ると「60年を越えるキャリアの中で初めて、自身のオリジナル曲で固めたビッグバンド盤」とか。へ〜そうなんや。

非常に洗練されたビッグバンドのアレンジ。ビッグバンドの音が邪魔にならない。ビッグバンドの音をバックに、ナベサダさんのアルト・サックスがクッキリと浮かび上がる。クッキリと浮かび上がると良く判る、ナベサダさんのアルト・サックスの音の伸びの良いこと。そして、アルト・サックスが実に良く「鳴っている」。ナベサダさん、まだまだ第一線現役である。
 

Im_with_you

 
バックのリズム・セクションが良い音を出している。この音の粘りと漂うファンクネスは日本人のものでは無い、と目安を付ける。そして、調べるとやっぱりと納得する。イエロー・ジャケッツのキーボード奏者である、Russell Ferrante (key)。ウェザー・リポートなどで活躍したドラマーである、Peter Erskine (ds)。そして、粘りのある骨太でファンキーなベース音が嬉しいベーシスト、Edwin Livingston (b)。

この外国人リズム・セクションがコンテンポラリーな良い音を出しているのだ。この外国人リズム・セクションの存在、彼らの奏でるコンテンポラリーな音が、このナベサダさんの、自身のオリジナル曲で固めたビッグバンド盤を決して「懐メロな盤」にさせない。この外国人リズム・セクションとナベサダさんのアルトだけでも、実にコンテンポラリーな純ジャズな音がする。カルテット構成、ナベサダさんのワンホーンで聴いてみたい。

この盤、2015年3月のリリースで、約半年ぶりに聴き直した訳ですが、やはり「良いものは良い」。ジャズがポップス音楽のひとつだと言うことを思い出させてくれる、楽しい演奏がギッシリ詰まっています。ジャズは聴いて楽しむ音楽なんだ、って改めて思いました。ナベサダさんの面目躍如なビッグバンド盤です。好盤です。

 
 

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2015年7月 9日 (木曜日)

ナベサダ・スムースジャズ事始め

このアルバムを聴けば、フュージョン・ジャズとスムース・ジャズの違いが「一聴瞭然」となる。スムース・ジャズとは、フュージョン・ジャズ、ポップ・ジャズの流れから進化したスタイルである。

フュージョン・ジャズよりも音作りを洗練し、聴き心地を優先した音の展開。楽器はしっかりとなり、テクニックは奥に偲ばせる感じで、それをひけらかすことは無い。クロスオーバー・ジャズの亜流であった、イージーリスニング・ジャズの発展形とも取れる。そんなスムース・ジャズの初期の成果というか、スムース・ジャズ初期の好盤がこの、渡辺貞夫『RENDEZVOUS(ランデブー)』(写真)。

1984年の録音。ちなみにパーソネルは、渡辺貞夫 (as)・Steve Gadd (ds)・Marcus Miller (el-b, key)・Richard Tee (el-p)・Ralph MacDonald (per)・Eric Gale (g)・Anthony MacDonald (per)・Barry Eastmond (key)・William Eaton (arr)・Roberta Flack (vo)。基本的には前作の『Fill Up The Night』の人選を踏襲している。

冒頭のタイトル曲からして、この音の雰囲気はフュージョン・ジャズでは無い。ソフト&メロウな音作りがメインではあるが、とにかく聴き心地が良い。リチャード・ティーのフェンダー・ローズの「心地良く漂う様な揺らぐような」音が効いている。そっと切り込んでくるナベサダさんのアルト。う〜ん、洗練の極みである。
 

Rendezvous

 
この冒頭のタイトル曲の音作りが、このアルバム全体を支配している。ソフト&メロウな聴き心地優先の音作りながら、それぞれの楽器の演奏は、意外と硬派でタイトです。この「意外と硬派でタイト」というところが、他のスムース・ジャズ初期のアルバムの音作りと一線を画していて、ナベサダ・スムース・ジャズの個性です。

前作から引き継がれたリズム・セクションは、相変わらず重量感抜群で、耳当たりの良い雰囲気のフロントの旋律をガッチリと支えて固めます。逆に、重量感抜群のリズム・セクションをバックにしながら、そんなリズム・セクションの音に埋もれること無く、逆に浮かび上がる様な、切れ味の良いナベサダさんのアルトの音色は快感ですらあります。

このアルバムは全米で大ヒット、ビルボードのジャズチャート2位になったことも、今では懐かしい思い出です。ビルボードのジャズチャート2位ですよ。このニュースを聞いた時は喝采の声を上げましたね。で、このアルバムの音を初めて聴いた時、この「ビルボードのジャズチャート2位」は嘘じゃない、と確信しました。

発売当時は、まだ、スムース・ジャズという言葉は無く、それまでのフュージョン・ジャズとは音作りとコンセプトが異なる、ということは耳で感じてはいましたが、どこがどう違うのか、その理屈はまだまだ判らない、ジャズ者になって7年目の秋のことでした。

 
 

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2015年7月 8日 (水曜日)

1980年代のナベサダ・ジャズ

1980年代の渡辺貞夫を聴き直している。もともとフュージョン・ジャズの「僕のアイドル」。渡辺貞夫、僕は敬愛と親しみの念をこめて「ナベサダさん」と勝手に呼ばせていただいている。1970年代後半三部作である『My Dear Life』『California Shower』『Morning Island』を経て、1980年代に突入。

音的にはこの1970年代後半3部作の音を継承した『Orange Express』、そしてライブ盤『How's Everything』をリリース。ここで一旦、1970年代後半3部作の音を継承したシリーズは終了。ナベサダさんは、エレクトラ・レーベル移籍。フュージョン・ジャズから一歩進めて、スムース・ジャズへと進化し始める。

そのエレクトラ・レーベル移籍第一弾のアルバムが、渡辺貞夫『Fill Up The Night』(写真)。1983年3月の録音。ちなみにパーソネルは、渡辺貞夫 (as), Ralph MacDonald (per), Richard Tee (key), Marcus Miller (el-b), Steve Gadd (ds), Eric Gale (g), Paul Griffin (key), Jorge Dalto (p), Grady Tate (vo)。

パーソネルを見渡せば、フュージョン・ジャズのブームを泳ぎ切った、名うてのメンバー、当時最先端のリズム・セクションを含めた、フュージョン・ジャズを総括した錚々たるメンバーと共演したアルバムである。このアルバムを初めて聴いた時、日本人もここまでハイレベルなフュージョン盤を創造することが出来るんだ、と感慨に耽ったことを覚えている。 
 

Fill_up_the_night

 
冒頭の「Say When」から続く「Rosebud」とフュージョン・ジャズを更に洗練した、後のスムース・ジャズの雰囲気がしっかりと聴いて取れるところが憎い。抜群のセンス。そして続く「Fill Up The Night With Music」では、グラディ・テイトの渋いボーカルも聴ける。これが実にムーディーで、かつ意外と硬派で聴き応えがある。

ティー、ゲイル、ガッド、そしてマーカス・ミラーという驚愕のアンサンブルによる大人のコンテンポラリー・ジャズの音世界。意外とワイルドで硬派なところがこのアルバムをヘビーローテーションさせている所以で、メインストリーム・ジャズ好みの耳にも、意外と訴求するところが、ナベサダさんのスムース・ジャズの面白いところ。

リズム・セクションの良い意味での「重量感」が、このアルバムを硬派なスムース・ジャズとして成立させている。スムース・ジャズ初期の好盤である。当時、米ラジオ&レコード誌にてジャズ・チャート1位を記録した、というのも頷ける、派手さも甘さも控えめな、クールで硬派なスムース・ジャズ。聴き応え十分です。

 
 

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2015年5月13日 (水曜日)

日本ジャズの黎明期の志士たち

守安祥太郎の伝記『そして、風が走りぬけて行った』(植田沙加栄著)を読んだことがある。ジャズに対する思い入れと憧れが、今の時代と桁違いなレベルだったことが良く判る。ジャズという新しい、最先端の音楽に対する探究心と執着心。守安祥太郎というピアニストは、それが桁違いなレベルだった。

その時代のセッションを記録した音源がある。『幻のモカンボ・セッション’54(The Historic MOCAMBO Session'54)』(写真左)としてリイシュー・リリースされた。1998年8月のことであった。CD3枚組。1990年のリリース折にはCD2枚組だった。1998年はCD3枚組。1954年、横浜モカンボでの伝説的なセッション。

ちなみに、セッションに参加したパーソネルを列挙すると、守安祥太郎 (p), 渡辺明 (as), 渡辺貞夫 (as), 五十嵐明要 (as), 海老原啓一郎 (as), 山屋清 (as), 宮沢昭 (ts), 鈴木寿夫 (b), 滝本達郎 (b), 秋吉敏子 (b), 清水閨 (ds), 五十嵐武要 (ds), ハンプトン・ホーズ (p)。日本ジャズの黎明期の「志士」たちである。

冒頭の「I want to be happy」を聴けば、その時点での日本ジャズのレベルが掴み取れる。まず、宮沢昭のテナーに感心する。これって、もう米国西海岸に比肩するレベルではないか。そして、圧巻は守安のピアノ。長いアドリブ・フレーズに、一貫したブレの無い疾走感、バラツキの無い強靭なタッチ、弛むことのない展開。これが当時の日本ジャズのピアニストのレベルなのか。思わず、身を乗り出して聴き込んでしまう。
 

The_historic_mocambo_54

 
米国東海岸の優れたビ・バップの演奏について、テープレコーダーのない時代にレコードから正確に採譜したそうである。その成果が、このセッションに直結している。採譜をし、理論的にビ・バップを理解し、その上で、自らのプレイに臨んでいる。優れたプレイがてんこ盛りなのも合点が行く。凄まじい程の探求心、そして向上心。

手本がソニー・スティットとバド・パウエルのものだと言われている。が、このCDに記録されているセッションには、既に、日本人の日本人による日本人の為のジャズの個性が十二分に提示されている。

疾走感をそこはかとなく押さえつつ、高速フレーズの中で、独特の間を活かしたアドリブ・フレーズが新鮮だ。オフビートをそこはかとなく押さえつつ、適度に乾いたファンクネスは、日本人ジャズ独特のものである。

1954年のテープ録音である。音は良くない。しかし、聴き取ることの出来るレベルであり、このCDに収録されているセッションの内容の素晴らしさを感じれば、音の良し悪しは気にならないレベルである。まあ、しかし、ジャズ者初心者の方々にはちょっとしんどいかも。ジャズを十分に聴き馴れた、ジャズ者中堅の方々にお勧めである。一度は聴いて欲しい。

守安祥太郎というジャズピアニストがいた。大正13年に生まれ、戦後の日本のジャズを牽引したが、31歳で不慮の死を遂げた。しかし、その遺産は、穐吉敏子、渡辺貞夫を筆頭にしっかりと継承された。その「遺産」の記録である。

 
 

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2011年12月 5日 (月曜日)

このライブ盤の音に違和感・・・

ジャケット写真の雰囲気良し。珍しいナベサダさんのストレート・アヘッドな純ジャズ中心のライブ。しかも、岩手県一関の伝説のジャズ喫茶「ベイシー」でのクラブ・ギグ。ついつい思わず、ジャケ買い&衝動買い。

そんな素敵なライブ盤2枚組。渡辺貞夫『Basie's at Night』(写真左)。2007年4月17日の録音。ちなみにパーソネルは、渡辺貞夫 (as) , 小野塚晃(p) , 納 浩一(b) , 石川雅春(ds) , ンジャセ・ニャン(per)。

内容的には、さすがナベサダさん、というもの。ビバップあり、ボサノバあり、カリプソあり、バラードあり。ナベサダさんのアルトは、それはそれは良い音で鳴る。そして、ビ・バップ仕込みのアドリブの凄さ。年期の入った円熟の極みの様な豊穣なフレーズ。どこから聴いても「ナベサダさんの音」である。とにかく、このライブ盤でのナベサダさんは絶好調。

しかしながら、主役のナベサダさんのアルトが相当に充実している分、バックのリズム・セクションは「かすみがち」。堅実ではあるが、「これは」とハッとするような瞬間はあまり無い。堅実で真面目で地道ではあるんですが、大人しい優等生的な、何か一味足らない雰囲気なんですよね。う〜ん、不完全燃焼というか、なんか隔靴掻痒な感のあるリズム・セクション。ちょっとだけ「いらっ」とする。残念です。
 

Basies_at_night

 
加えて、僕は、このライブ盤の録音の「音」にどうしても違和感を感じてしまう。何度聴いても、この違和感は払拭されない。このライブ盤の録音を絶賛しているジャズ者の方々もいらっしゃるんで、う〜ん、好みの問題なんでしょうね。

この「ベイシー」でのライブの音は完璧なデッド。楽器の分離も良い。楽器の配置やそれぞれの位置関係判る位、「ベイシー」の空間を感じる事のできる秀逸な録音。とにかく、精一杯頑張った録音であることは良く判る。

ではあるが、なんだか、僕は違和感を感じる。「臨場感」「解像度」「ダイナミックレンジ」「空間の表現」の4つを欲張って詰め込んで録音した様な、この4つの要素が上手く折り合わないというか、狙いが良く判らないというか、どっちつかずな音に感じてしまう。楽器のバランスも、空間の表現を重んじるあまり、ナベサダさんのアルトだけが目立つ。う〜ん、この録音は僕はどうしても好きになれない。

選曲も良いし、この録音の「音」の問題だけが僕にとっては「鬼門」。ナベサダさんも絶好調なんですが、どうしてもこのライブ盤は「ヘビロテ」にはなりませんでした。アルバム・コレクターをやっていると、たまにこんな「残念な事態」が起こります。う〜ん、残念やなあ。  

 
 

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Fight_3

がんばろう日本、がんばろう東北。自分の出来ることから復興に協力しよう。
 

2011年9月 6日 (火曜日)

ナベサダさんの第2の出発点

ジャズを聴き始めた大学時代、渡辺貞夫さんの存在は、日本人の僕にとって「励み」になる存在だった。

ジャズは本来、米国黒人のものであって、日本人にとっては遠い存在なのでは、という想いがあった。しかし、渡辺貞夫さんや秋吉敏子さんの存在と活躍は、ジャズは米国だけのものでは無い、ジャズは世界の皆で共有できるものなんだ、という想いを強く持たせてくれた。

渡辺貞夫さん、愛称ナベサダさん。ナベサダさんのジャズの個性の一つに「ワールドミュージック系フュージョン」っていうのがある。『Kenya Ya Africa』辺りから、アフリカのネイティブ・ミュージックを取り入れた、ナベダサさん独特の「ワールドミュージック系フュージョン」が展開されていた。

そんな「ワールドミュージック系フュージョン」の集大成が、『 Pamoja(パモジャ)』(写真左)である。米国留学から日本に戻り、日本の中で活動し、「ワールドミュージック系フュージョン」を自家薬籠中のものとした。その成果が、この 『 Pamoja(パモジャ)』の中にぎっしりと詰まっている。

1975年10月27日、東京の読売ホールでのライブ録音になる。ちなみにパーソネルは、渡辺貞夫 (as,fl,) , 福村博 (tb) , 増尾好秋 (g), 本田竹曠 (p) , 鈴木勲 (b) , 村上寛 (ds) , 富樫雅彦 (per)。当時の日本ジャズ界の腕利きばかりがズラリと並ぶ。
 
Pamoja
 
冒頭の「Vichakani」から、ナベダサさん独特の「ワールドミュージック系フュージョン」が炸裂である。バックの演奏もレベルが高い。このライブ演奏を聴いて、1970年代後半、日本のジャズ演奏のレベルは米国のレベルに追いついた、と実感したものだ。ちょっと野暮ったい面も見え隠れするが、演奏全体は堂々としたものだ。素晴らしい。

続く「Musitoni」「Pamoja」もナベダサさん独特の「ワールドミュージック系フュージョン」がてんこ盛り。バック演奏の健闘も含め、ナベサダさんのアルト・サックスの切れ味抜群。日本での活動の集大成とも言える熱演である。

この『 Pamoja(パモジャ)』は、日本が誇るジャズ・レーベル、イースト・ウィンド移籍後の初のライブ・レコーディングでもある。この後、ナベサダさんは、このイースト・ウィンドに、優れたリーダー作を多々残してくれた。

この『 Pamoja(パモジャ)』を第2の出発点として、ナベダサさんは米国に渡る。そして、米国フュージョンの名プロデューサーの一人、デイブ・グルーシンと組んで、『My Dear Life』を制作する。この『My Dear Life』は、ナベダサさん独特の「ワールドミュージック系フュージョン」と、ナベサダさん独特の「米国フュージョン・ジャズ」の架け橋に位置づけられるアルバム。ナベサダさんの「Pacific Crossing」である。

そして、デイブ・グルーシンと組んで、米国フュージョン・ジャズの名作『California Shower』をリリースする。そして、ナベサダさんの「米国フュージョン・ジャズ」の世界での快進撃が始まるのだ。 

 

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