2020年6月23日 (火曜日)

協調性なくして良き共演なし

ビル・エヴァンスとスタン・ゲッツの未発表セッション発見〜アルバム化のセンセーショナルなニュースが流れたのが、もう24年前になるのか。エヴァンスとゲッツの共演。Verveレーベルからの『Stan Getz & Bill Evans』(2010年7月30日のブログ参照)が、9年のお蔵入り後、リリースされたのが1973年。この共演盤は期待外れの内容だった。

前回の共演盤が9年間、お蔵入りだった。確かに「お蔵入り」の理由が良く判る内容ではあった。もうエヴァンスとゲッツの共演は無いだろうな、と思っていた。最初の共演セッションが1964年。その10年後に再び共演するなんて、よくエヴァンスが了解したなあ、と思ったのを覚えている。

Bill Evans & Stan Getz『But Beautiful』(写真)。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Stan Getz (ts), Eddie Gómez (b), Marty Morell (ds)。エヴァンスのトリオにゲッツが客演する形である。

最初の2曲とラス前〜ラストの4曲が「1974年8月9日、オランダ・ラーレンでのジャズ・フェスティバル」でのライヴ録音、残りが「1974年8月16日、ベルギー・アントワープでのジャズ・フェスティバル」でのライヴ録音。
 
 
But-beautiful  
 
 
1964年の最初の共演盤との違いは「協調性」の変化。1964年の最初の共演セッションは「協調性」については酷いものだった。ほとんどバラバラ。協調性の欠片も無かった。しかし、この1974年の2度目の共演セッションについては、ジャズ・フェスでのライヴということもあって、何とか協調しよう、というエヴァンス・トリオ側の歩み寄りが感じられる。

それでも2曲目の「Stan's Blues」では、ゲッツがリハーサルに無い曲を「ぶっつけ本番」で始めて、エヴァンスが気分を害して伴奏しなかったそうである。確かにこの曲にはエヴァンスのピアノの音が無い。しかも、ゴメスのベースもモレルのドラムも全くゲッツのテナーに寄り添ってはいない。

ゲッツにはこういう「唯我独尊」なところがあるそうで、エヴァンスは他の曲ではゲッツのテナーの音を聴いて、しっかりサポートしているが、ゲッツは我関せず「我が道を往く」。それでも、ゲッツもさすがに反省したらしく、8月16日の録音の、7曲目の「The Peacocks」の演奏が終わった後、ゲッツが「Happy Birthday Bill」とアナウンスして、エヴァンスの誕生日を祝っている。

それでも、エヴァンスはこのライヴ録音については「気に入らなかった」のであろう。録音から22年、お蔵入りとなる。どういった経緯でリリースに至ったのかは判らないが、エヴァンスが存命であればリリースは無かったのでは、と思う。
 
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

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2020年6月22日 (月曜日)

「クール・ジャズ」のエヴァンス

ジャズ・ピアノの最大のレジェンド、ビル・エヴァンスであるが、トリオ編成が全て、と偏った評価をされている傾向が強いのか、トリオ編成以外の、特に管入りのクインテットやカルテットの編成については、評判は芳しく無い。

エヴァンスは伴奏上手なピアニストなので、管入りのクインテットやカルテット編成のバッキングについても、エヴァンスの持ち味、実力を遺憾なく発揮することは間違い無いのだが、どうしたことか、管入りのクインテットやカルテットの編成については手厳しい評価を見ることがある。

Bill Evans with Lee Konitz, Warne Marsh『Crosscurrents』(写真)。1977年2月28日、3月1ー2日の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Lee Konitz (as), Warne Marsh (ts), Eddie Gómez (b), Eliot Zigmund (ds)。アルバムのリリースが1978年なので、録音後、内容チェックして「エヴァンスからもOKが出て」、リリースされたものになる。決して「お蔵入り盤」では無い。

もともと、エヴァンスは「レニー・トリスターノ」のクール・ピアノの影響を受けているところがあって、そういう意味では「トリスターノ派」の代表格、アルト・サックスのリー・コニッツ、テナー・サックスのウォーン・マーシュとの共演は望むところだったのでは無いか。エヴァンスが逝去するまで残り3年。この共演は生前にやっておきたかったのではないか、と想像している。
 
 
Crosscurrents  
 
 
さて、その内容であるが、そんなにケチョンケチョンにこき下ろすほど、内容は悪く無い。エヴァンスのピアノは歯切れ良く、ポジティヴだし、弾き回しも揺るぎが無い。彼の個性のひとつである「バップなピアノ」が前面に押し出されていて、かつ、ピアノ・トリオでのパートナーである、ゴメスのベースも、ジグモンドのドラムもいつも通り好調であり、良い感じのパフォーマンスを発揮している。

コニッツとマーシュのサックスについても、ピッチが合って無いだの、イマージネーションに欠けるだの、フニャフニャだの、一部では「ケチョンケチョン」な評価なのだが、今の耳で聴いてみると、そんなに悪く無いと思う。両者とも「トリスターノ派」として活躍していた1950年代前半から半ばのパフォーマンスに立ち返っている様でもあり、内容的にはちょっと「古い」が、決して内容的に劣る、というブロウでは無い。

当時のジャズとして「新しい何か」があるか、と言えば「無い」のだが、トリスターノ派のクール・ジャズの1970年代版として、聴き易く、ソフト&メロウにまとめた、と捉えれば、そんなにおかしい内容では無いだろう。少なくとも、エヴァンス、コニッツ、マーシュ、それぞれがそれぞれの持ち味を活かした、リラックスしたセッションである。

この盤は、評論家筋と一般のジャズ者の方々との評価が大きく分かれる「エヴァンス盤」ではある。まずは自らの耳で聴いて評価することをお勧めする。他人の悪評を鵜呑みにして遠ざけるには惜しい内容のエヴァンス盤だと僕は思う。
 
 
 

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2020年6月21日 (日曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・82

ビル・エヴァンスの聴き直しを長々としている。Fantasyレーベルのアルバムを聴き進めて行くと、決まってこの盤でふと立ち止まる。そして、暫く、エバンスは聴かない。そして、再び、意を決して聴いて、必ず、しみじみするのだ。そして、また、エヴァンスを聴き始める。僕にとって、エヴァンスのこの盤は特別なのだ。

Bill Evans『I Will Say Goodbye』(写真)。1977年5月11–13日の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Eddie Gómez (b), Eliot Zigmund (ds)。1977年に録音されているが、直ぐにはリリースされていない。ビル・エヴァンスが逝去したのが、1980年9月15日。追悼盤の様なイメージでのリリース。それでも、1981年のグラミー賞を受賞している。

この盤、リリースされた時に入手して以来、エヴァンスのピアノを聴く「節目」となるアルバムである。当時、エヴァンスが逝去したのは知っていた。しかも、この盤が逝去する3年前の録音であることも理解していた。しかし、このアルバム作成前後に、彼は妻と兄をそれぞれ自殺で亡くしているのは知らなかった。
 
 
I-will-say-goodbye  
 
 
冒頭のタイトル曲「I Will Say Goodbye」を聴いて、耽美的で静的なタッチの中に、ある種の「寂寞感」が濃厚に漂うのが気になった。タイトルが「I Will Say Goodbye」なので、その雰囲気を醸し出しているのか、と思ったが、エヴァンスはそんな感傷的なピアニストでは無い。ほの暗く、どこか諦念感にも通じる、透明感のある弾き回し。

この盤はエヴァンスの個性のひとつである「耽美的」なタッチと「透明感」のある弾き回しが濃厚に出たアルバムである。従来の優れたテクニックとエヴァンス独特の音の重ね方、そして、この盤に溢れる、静的ではあるが躍動感溢れるアドリブ・フレーズ。まさしく、この盤はエヴァンスの代表作の一枚として挙げられるべき好盤である。

バックを支える、エヴァンス・トリオ史上、最高のベーシストであるゴメスも好演、ジグモントのドラミングも硬軟自在で素晴らしい。アルバム全体に「寂寞感」と「諦念感」が漂うのだが、恐らく、録音当時、体調は既に悪かったと思われる。私生活でも悲劇が続く。「寂寞感」と「諦念感」はいざ仕方の無いことかと思う。そんな背景の中、エヴァンスのピアノについては極上のパフォーマンスである。
 
 
 

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2020年5月 9日 (土曜日)

アート・ファーマーの総合力

アート・ファーマーのエッジが円やかで、ブリリアントなトランペットの音色が良い。音のエッジが丸くて耳に優しいが、しっかりと芯のある音。ブラスをブルブルと響かせる様な、心地良い黄金色の金属音が良い。

この心地良い、印象的なトランペットは、ミドル〜スロー・テンポの曲に実に良く映える。ファーマーもそれを判っているのか、ファーマーのリーダー作は、耽美的で印象的なミドル〜スロー・テンポの演奏が「ウリ」になることが多い。

Art Farmer『Modern Art』(写真左)。1958年9月10, 11 & 14日、NYでの録音。United Artistsレーベルからの録音。ちなみにパーソネルは、Art Farmer (tp), Benny Golson (ts), Bill Evans (p), Addison Farmer (b), Dave Bailey (ds)。リーダーはトランペットのファーマー、後にジャズテットを組む盟友ベニーゴルソンとの2管フロント。ちなみにベースのアディソン・ファーマーは、リーダーのアート・ファーマーと双子の兄弟。

この盤では、アート・ファーマーは速いテンポの曲で、トランペットをバリバリ吹いている。冒頭の「Mox Nix」など、象徴的な演奏で、アートファーマーは、テクニックについても、かなり高度なものを持っていることが判る。ただ、アート・ファーマーのエッジが円やかで、ブリリアントなトランペットの特徴をハッキリと確認出来るのは「ミドル〜スロー・テンポ」の演奏下である。
 
 
Modern-art-1  
  
 
パーソネルを見れば、テナー・サックスにベニー・ゴルソンがいるので、この盤もさぞかし「ゴルソン・ハーモニー」が炸裂しているんだろうなあ、と推測するのだが、聴いてみるとさほどでもない。ゴルソン・ハーモニーの「キモ」である、独特の響きを宿したユニゾン&ハーモニーをほとんど聴くことが出来ない。従来のハードバップにも聴くことの出来る、通常レベルのアレンジに終始している。

ピアノのビル・エヴァンスについても、この盤では、彼の個性を発揮したパフォーマンスは聴くことが出来ない。他のハードバップに聴くことが出来る平均点レベルでのバッキングに終始している。ベースのアディソン・ファーマーのベースについても、ドラムのベイリーについても同様に平均点レベルの安定したパフォーマンスに留まっている。

この盤、昔も今もアート・ファーマーの代表盤として紹介されているが、どうだろう。ミドル〜スロー・テンポをメインに、リリカルで抑制の効いたクールなブロウのファーマーも、バリバリとハードバッパー風に速いテンポの曲も吹けるんだよ、的な内容で、ファーマーも他のトランペッターと比べても総合的に遜色ない、ということを感じるに留まるのが残念。

ハードバップの盤としては及第点。アート・ファーマーのトランペットの総合力の高さを感じることの出来る盤ではある。誤解無きよう、この盤でも、アート・ファーマーのトランペットについては申し分無い。とても優れたパフォーマンスを発揮している。他の優れた個性的なジャズマン、例えば、ゴルソン、そして、エヴァンスの参加による「化学反応」が不発であることだけが残念なのだ。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて     【更新しました】2020.04.29更新。

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 ★ まだまだロックキッズ       2020.04.19更新。

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  ・チューリップ 『TULIP BEST』
  ・チューリップ『Take Off -離陸-』
 
 
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2019年3月25日 (月曜日)

エヴァンスのソロ・ピアノの普遍性

今や、ジャズの世界でソロ・ピアノと言えば「キース・ジャレット」。ソロ・ピアノは簡単そうに見えて、意外に厄介なフォーマットだ。即興演奏が基本なので、イマージネーションの豊かさと長時間の演奏に耐えうる体力とテクニックが十分なほど必要になる。確かに、ジャズ・ピアニストの中で、ソロ・ピアノに手を染め、ソロ・ピアノを弾き続ける者は少ない。
 
そう言えば、ビル・エヴァンスもソロ・ピアノの名手だった。というか、ソロ・ピアノというフォーマットが、ジャズとして成立することを教えてくれたのが彼だったと思う。世間的には、ソロ・ピアノのスタンダードは「キース・ジャレット」なんだが、僕は今でも「純ジャズのソロ・ピアノ」のスタンダードは、ビル・エヴァンスではないか、と思うのだ。
 
キースは、クラシックや米国ルーツなどの様々な音楽の要素を取り込みながら、ジャズの要素を即興演奏という形態の中で、前面に押し出すことが多い、という印象のソロ・ピアノ。基本的に完全即興を前提としたオリジナルな演奏、というか再現性は希薄な「一期一会な演奏」が基本。旧来のジャズのスタイルに囚われない、限りない創造性と長時間に渡る、ダイナミックな即興演奏の展開と構築力が魅力である。
 
エヴァンスのソロ・ピアノの根幹にあるのは、あくまで「旧来の純ジャズ」である。エヴァンス流のソロ・ピアノでは、とりわけ、スタンダード曲が映える。キースのソロ・ピアノとは全く正反対にあるエヴァンスのソロ・ピアノ。どちらも甲乙付けがたい。
 
 
Alone-again
 
 
Bill Evans『Alone (Again)』(写真左)。1975年12月16日-18日での録音。ビル・エヴァンスのソロ・ピアノ集。正式盤としては、この前にVerveレーベルから『Alone』というソロ・ピアノ盤を出している。その続編という意味で、タイトルに「 (Again)」が付いている。収録された曲は全てスタンダード曲で占められている。キースの様に、インスピレーション溢れる、完全即興のオリジナル演奏では全く無い。
 
このソロ・ピアノの演奏は、オーソドックスなジャズという音楽ジャンルの基本をしっかりと踏まえた「ジャズ一色のソロ・ピアノの演奏」と言える。ピアノという楽器は「旋律楽器」としての側面と「リズム楽器」としての側面を併せ持ち、一人ジャズバンド、一人ジャズ・オーケストラが演奏出来る変わった楽器である。
 
その変わった楽器の特性を最大限活かして、ジャズとしてのソロ・ピアノを展開しているところが見事。エヴァンスのソロ・ピアノは、ジャズとしてのリズム&ビートを左手中心に叩き出し、その中でベース・ラインもしっかりと押し出す。右手中心に旋律をしっかりと響かせて、その延長線上にアドリブ展開としての即興演奏を展開。
 
キースのソロ・ピアノは「キースの唯一無二」なもの。エヴァンスのソロ・ピアノの根幹は「旧来のジャズ」であり、再現性もある。面白いのは、今の耳で聴いていると、エヴァンスのソロ・ピアノには普遍性があるのではないか、と感じること。エヴァンスが亡くなって、既に38年。エヴァンスのソロ・ピアノは「ジャズの歴史」の一部になっているように感じた。



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2018年4月 8日 (日曜日)

エバンスの評価基準の厳しさ

ジャズ・ピアノのレジェンドの代表の一人、ビル・エバンス。ビル・エバンスは生前、自分のパフォーマンスの評価には厳しかった人だったみたいで、アルバム一枚分のスタジオ録音の音源丸々、発売NGを出したり、特にライブ音源の評価には厳しかった。故に、生前に残した未発表音源は結構な数だったみたいで、1980年9月15日に逝去して以来、現在に至るまで、様々な種類の未発表音源がリリースされ続けている。

BIll Evans『Eloquence』(写真)。邦題『ビル エヴァンスの肖像』。録音時期は1973年11月〜1975年12月に渡る。4回の録音を集めた、いわゆる未発表音源集である。リリースは1982年。エバンスの死後、2年経ってのリリースである。しかし、パーソネルは固定されているところがエバンスの未発表音源らしい。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Eddie Gomez (b)。

この盤、全て未発表音源なのだが、演奏内容は、前半の1〜4曲目まで、エバンスとゴメスのデュオ演奏。エバンスの演奏史上、最高のパートナーでありベーシストであるゴメスとのデュオ。発表されている音源だけでも、その充実した内容については、このエバンスとゴメスのデュオは最高レベルのものであったが、この未発表音源についても、そのレベルは変わらない。
 

Evans_eloquence

 
変わらないどころか、この未発表音源の方が出来が良いのではないか、と思われる演奏もあって、ビル・エバンスの録音音源に関する評価基準の厳しさを改めて感じる。このデュオ演奏では、エバンスはエレピにも手を染めている。November 7-10, 1974年11月の録音分の「Gone With The Wind」「Saudade Do Brasil」の2曲なんだが、改めて聴くと、やはりエバンスのエレピって内容があると僕は思う。

そして、後半の5〜8曲目が、エバンスのソロ。特に、2種類のメドレーが素晴らしい。1973年11月録音の「When In Rome 〜 It Amazes Me」のメドレー。そして、1975年12月録音の「But Not For Me 〜 Isn't It Romantic 〜 The Opener」。エバンスのピアノ・ソロ、それもメドレー演奏は素晴らしい。このメドレーが未発表音源だったなんて信じられない。

この未発表音源集の『Eloquence』、収録された未発表音源の内容はとてもレベルが高いものばかり。恐らく、LP時代のアルバムの収録時間の関係で、アルバムに収録出来なかった演奏ばかりを集めたものでは無いかと推測している。でも、エバンスの中の何かの基準を持って、収録の可否を判断している訳で、この未発表音源の出来を改めて体験してみて、やっぱりエバンスの自分のパフォーマンスの評価の厳しさを再認識した次第。

 
 

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2018年4月 6日 (金曜日)

エバンス異色のクインテット盤

ジャズ・ピアノの最大のレジェンドの一人「ビル・エバンス(Bill Evans)」。エバンスの場合、初リーダー作から、まずは「リヴァーサイド・レーベル」の諸作、続いて「ヴァーヴ・レーベル」の諸作。この辺までが人気の高い盤。次の「ファンタジー・レーベル」以降の盤については、ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌で、取り上けられることが少ないように感じる。

何故かなあ。エバンスの晩年、1974年から1977年の3年間、コンスタントにリーダー作をリリースしたファンタジー・レーベル。晩年の演奏だから初期〜中期に比べると衰えが見える気がするからなのか、はたまた、今でも一部で評判の悪いエレピの採用がいけないのか、どうにもファンタジー・レーベルの諸作は分が悪い。

でも、ですね。ファンタジー・レーベルの諸作って、粒が揃っていて、どの盤を聴いてもなかなかの出来なんですよ。ジャズ盤紹介本やジャズ雑誌であまり紹介されない、若しくは評判がイマイチな感じだからと言って、聴かず嫌いは良くありません。僕は、逆に、ファンタジー・レーベルの諸作は意外と好きです。エバンスのピアノは安定しているし、ゴメスのベースも成熟の域。悪かろう筈が無いんですけど・・・。
 

Quintessence

 
例えば、Bill Evans『Quintessence』(写真)。1976年5月の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Harold Land (ts), Kenny Burrell (g), Ray Brown (b), Philly Joe Jones (ds)。エバンスには珍しい、フロントにランドのテナー、そしてバレルのギターを擁してのクインテット構成。しかも、ベースには大ベテランのレイ・ブラウン、ドラムにはこれまた大ベテランのフィリージョー。このメンバーで大丈夫なのか。

その不安は杞憂でした。エバンスのピアノがしっかり鳴り渡って、独特の耽美的でリリカルな雰囲気を反映した、質の良いクインテット演奏が繰り広げられています。ベースがブラウン、ドラムがフィリージョーと聴いただけで、目立ちたがり屋合戦が繰り広げられて、ドタバタ収集のつかないハードバップ演奏になっているかと思っていたのですが意外でした。

特に、フロントにテナーとギターが配されていて、テナーのバックの時、ギターのバックの時、それぞれちょっと異なる伴奏の雰囲気を感じることが出来て、伴奏上手のエバンスのその妙技が堪能できます。エバンスのディスコグラフィーの中では異色盤ですが、なかなか内容のある盤で、エバンス者の方々だけで無く、一般のジャズ者の方々にもお勧めの好盤です。とにかく、エバンスのピアノの響きが心地良し。

 
 

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2018年4月 1日 (日曜日)

エバンス=ゴメスのライブ好盤

ピアノ・トリオ3者対等なインタープレイを可能にした、最初のピアノ・トリオが「ビル・エバンス・トリオ」。「ビート」は絶対、次に「旋律」が絶対、加えてリズムも十分供給出来る、という力量を持つベーシストが存在すること。これが、エバンス・トリオで「ピアノ・トリオ3者対等なインタープレイ」を可能にするキーワードの1つ。

初代のベーシストは「スコット・ラファロ」。しかし、1961年7月6日、ニューヨーク州ジェニヴァ近郊のフリントで交通事故にて死去。その後、チャック・イスラエルが担当するが、「ピアノ・トリオ3者対等なインタープレイ」を完璧に展開するには至らなかった。しかし、1966年から、エディ・ゴメスがベースを担当することになり、この「ピアノ・トリオ3者対等なインタープレイ」を可能にするキーワードの1つ、を充足する。

エディ・ゴメスというベーシストを得ることにより、ビル・エバンス・トリオは、再び「ピアノ・トリオ3者対等なインタープレイ」を完璧に展開することが可能になった。どころか、ゴメスの骨太で強靱な、それでいて多弁で流麗なベースによって、スコット・ラファロ時代よりも充実かつ高度なインタープレイを実現した。
 

Montreux

 
そして、そんなゴメスのベースは、ドラムの役割をも肩代わりすることが出来、エバンスとの充実のデュオをも可能にした。そんなエバンスとの充実のデュオの記録が、Bill Evans『Montreux III』(写真左)。1975年7月20日、モントルー・ジャズ・フェスでのライブ録音。改めてパーソネルは、Bill Evans (ac-p, el-p), Eddie Gomez (b)。エバンスとゴメスのデュオ。

ゴメスのベースが実に多弁。ドラムがいなくても、ビートの空間を埋める必要が無いくらいで、ゴメスのベース・ラインが独特のグルーヴを生んでいる。そんなゴメスの生み出すビートとグルーヴをバックに、とても気持ちよさそうに、エバンスはアコピとエレピを弾きまくっている。もともとエバンスは、特にライブで「バッパーなピアノ」を弾くのだが、エバンスが音符を沢山重ねても、ゴメスのベースは、そんなエバンスのピアノにピッタリと追従し、台頭に渡り合う。

ピアノとベースとのディオの濃密なインタープレイが見事である。二人のコール&レスポンスもバッチリ合って、ピアノ+ベースのデュオとしては優れた内容のライブ盤である。独特のグルーヴを生み出すゴメスのベース・ラインがどの曲にも効いていて、このライブ音源でのスイング感は半端ない。ジャズのデュオ好盤の一枚。

 
 

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2018年3月31日 (土曜日)

エバンスの最適なベーシスト

ジャズ・ピアノのレジェンドの一人、ビル・エバンス。後のジャズ・ピアニストの演奏スタイルに大きな影響を与えた、ジャズ・ジャイアントの一人でもあって、エバンスの影響下にあるジャズ・ピアニストは「エバンス派」と呼ばれる。そんな偉大なジャズ・ピアニストであるエヴァンスは、生涯、ピアノ・トリオを中心に活動を続けたことでも知られる。

ピアノ・トリオと言えば、ピアノ=ベース=ドラムの構成が基本になる。1940年代後半から1950年代前半までのオールド・スタイルのピアノ・トリオは、ピアノ=ベース=ギターであるが、1950年代後半、ハードバップ全盛期以降、ピアノ・トリオといえば、前者の構成が基本となる。そうなれば、リーダーのピアニストとしては、パートナーであるベーシスト、そしてドラマーとの相性が鍵になる。

エバンスの生涯に渡っての「最適なベーシスト」は、エディ・ゴメス(Eddie Gomez)になるだろう。1966年から1977年の間、11年間、エバンス・トリオに在籍した。「ビート」は絶対、次に「旋律」が絶対、リズムも十分供給出来る、というベーシストの力量。これが、エバンスが、ピアノ・トリオ3者対等なインタープレイを可能にする「キーワード」。
 

Intuition

 
そういう点では、ゴメスはエバンスにとって申し分の無いベーシストであった。エバンスのアドリブを支える「強靱で躍動感溢れるビート」を供給し、エバンスのイメージを受けて、ベースで「唄う様な旋律」を展開する。ゴメスはベースラインで「リズム」も供給することが出来るベーシストで、このアルバムではエバンス=ゴメスのデュオだが、演奏の雰囲気はピアノ・トリオそのものと変わらない。

Bill Evans『Intuition』(写真左)。1974年11月の録音。Fantasyレーベルからのリリース。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (ac-p, el-p), Eddie Gomez (b)。マーサー・エリントン作の美しいバラード「Blue Serge」や、スティーヴ・スワロウ作の「Falling Grace」など、素晴らしいデュオの展開。そして、クラウス・オガーマン作の「A Face Without A Name」での、ゴメスのベースをバックに、エバンスの紡ぎ出す美旋律が素晴らしい。

エバンス=ゴメスの「二人の世界」にもはやドラマーは存在しない。ドラマーが存在しない分、リズムがシンプルに整理されて、エバンスの繊細なフレーズがよりクッキリと浮かび上がる。「ビート」は絶対、次に「旋律」が絶対、リズムも十分供給出来る、という「エバンスのベーシスト」としての条件を十分にクリアしたエディ・ゴメス。エバンスの生涯の中で「最適なベーシスト」である。

 
 

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2018年2月17日 (土曜日)

ジャズ喫茶で流したい・116

Impulse!レーベルって、コマーシャルなアルバムが殆ど無い。どちらかと言えば、硬派なところがあって、メインストリームど真ん中なジャズ盤を結構リリースしている。コルトレーンの後期〜逝去するまで、そして、コルトレーンの影響を受けたフリー・ジャズのアルバムが有名だが、それは、Impulse!レーベルを部分的にしか見ていないことになる。

Oliver Nelson『The Blues and the Abstract Truth』(写真)。邦題『ブルースの真実』。1961年2月23日の録音。ちなみにパーソネルは、Oliver Nelson (as, ts), Eric Dolphy (fl, as), George Barrow (bs), Freddie Hubbard (tp), Bill Evans (p), Paul Chambers (b), Roy Haynes (ds)。凄いメンバーで固めた七重奏団である。

このアルバム、それまでのジャズの歴史を総括して、1961年時点でのジャズの一番良いところを取り出して、アルバムに仕立て上げた様な、非常にメインストリーム・ジャズした好盤である。基本はハードバップ。時々、アブストラクトに傾きかけたりするが、そこはグッとこらえて、非常に洗練された、自由度の高い「ハードバップ」な演奏が繰り広げられている。
 

The_blues_and_the_abstract_truth  

 
パーソネルを見渡せば、モード・ジャズの申し子的ジャズメン、例えば、ドルフィーとかハバードが名を連ねているが、この盤では決して、アブストラクト&フリーに走ることは無い。自らの技倆の最大限を尽くして、ユニゾン&ハーモニーを、アドリブ・フレーズを紡ぎ上げていく。どの演奏も上質のハードバップが繰り広げられていて、思わず惹き込まれる。

この盤のハードバップは、音の「質」がちょっと違う。理路整然としていて、アーティスティックな雰囲気漂うもの。これは、リーダーのオリヴァー・ネルソンのアレンジによるもの。タイトル通り、ブルースのムードや構造を探求してはいるが、ブルースにおけるハーモニーのシンプルさ・繊細さにフォーカスを当てていて、単純なブルース集になっていないところが実に「アーティスティック」である。

ソロを取らない、ジョージ・バローのバリサクが演奏全体の雰囲気の鍵を握る。Rudy Van Gelderの録音も良く、インパルスらしい太く芯の入った切れ味の良い音が、この優れたアレンジによるブルースな演奏をさらに惹き立てる。優れたアレンジによるメインストリーム・ジャズの好例である。

 
 

東日本大震災から6年11ヶ月。決して忘れない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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