2020年9月25日 (金曜日)

晩年のエレ・マイルスの究極盤

昨日、Miles Davis『You're Under Arrest』をご紹介した。1985年のリリース。マイルスは、1991年に鬼籍に入っているので、後はリーダー作は6作を残すのみとなっている。リリース順で聴き直してきたマイルスのリーダー作も終盤である。マイルス自身としても晩年の時代。レコード会社は長年所属していたColumbiaを離れ、Warner Bros.に所属することとなる。

Columbiaレコードとしては、1985年当時、もはやマイルスの商品価値は尽きた、と考えていたらしい。予算も削減し、扱いもレベルダウンし、さすがのマイルスも怒り心頭。Columbiaレコードも積極的に契約更新するつもりもなく、マイルスはWarner Bros.へ移籍することとなった。商品価値の低くなったマイルス。しかし、Warner Bros.に移籍後、晩年の傑作盤をものにするのだから、マイルスは隅に置けない。

Miles Davis『Tutu』(写真)。1986年9月のリリース。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), Marcus Miller (b, guitar, syn, drum machine, b-cl, ss, other inst.), Jason Miles (syn programming), Paulinho da Costa (per), Adam Holzman (syn), Steve Reid (per), George Duke (per, b, tp), Omar Hakim (ds, per), Bernard Wright (syn), Michał Urbaniak (el-vin), Jabali Billy Hart (ds, bongos)。シンセサイザーと打ち込みの多用が目に付く。
 
 
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エレクトリック・マイルスの最終到達地点。マイルス流エレクトリック・ファンクの最終形。クールで格好良く、ソリッドなファンクネス、重量感溢れ、そして流麗。エレ・マイルスの良いところが全て、この『Tutu』に凝縮されている様なパフォーマンス。アコースティックだのエレクトリックだの、どうでも良い。エレ・ファンク・ジャズの究極形がこの盤に詰まっていると感じる。

キーマンは、若きベーシストの「Marcus Miller(マーカス・ミラー)」。曲の大半はマーカスミラーが書いている(マイルスは1曲のみ)。マーカスはマイルス・バンド最後の「音楽監督」として、このエレ・ファンク・ジャズの究極形を、マイルスと二人三脚で完成させた。そして、もう一つの「キーマン」は、アダム・ホルツマンや、ジェイソン・マイルスの「プログラミング部隊」。

ジャズの肝である「即興演奏」はどこへ行った。「即興演奏」は、マイルス御大が一気に引き受けている。バックのリズム隊は人工的だが、マイルスは生の音で、マイルスのトランペットを、即興演奏を吹きまくっている。このマイルスのトランペットの「即興演奏」だけで、アルバム全体が「ジャズ」に包まれる。いやはや、マイルスって、晩年にどえらいエレ・ファンク盤をものにしたもんだ。
 
 
 
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2020年9月24日 (木曜日)

エレ・マイルスの一番ポップな盤

ジャズの帝王「マイルス・デイヴィス」のリーダー作をリリース順に聴き直していたのだが、2016年7月6日の『Decoy(デコイ)』で停滞しているのに気がついた。面目ない。自分自身、マイルス者なので、マイルスのリーダー作は定期的に聴く。聴かないと禁断症状が現れる。で、この聴き直しの次のアルバム自体が、この定期的に聴くマイルス盤として選択されなかったということ。で、今回、聴き直しを再開である。

Miles Davis『You're Under Arrest』(写真左)。1984年1月26日〜1985年1月14日での録音。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp, syn, voice), John McLaughlin (g), John Scofield (g), Bob Berg (ss, ts), Kenny Garrett (as). Al Foster (ds), Vincent Wilburn (ds), Robert Irving III (syn, celesta, org, clavinet), Darryl Jones, (b), Steve Thornton (perc, voice), Sting, Marek Olko, (voice)。

アルバムを聴く前にパーソネルを見渡せば、どんな「捻れてカッ飛んだジャズ・ファンク」な音が出てくるんだ、と思う。そして、パーソネルにある「Voice」とは何か、今までのマイルス盤に無い「担当楽器」に戸惑う。ラップでもやる気なの?なんて思ったりする。しかし、ジャズ・ファンクはもうずっとやっている。新たな挑戦として、この盤ではマイルスは何にチャレンジするのか。
 
 
Youre-under-arrest  
 
 
昔、この盤がリリースされた時、この盤に詰まっている音に対する「表現言葉」を持ち合わせていなかった。21世紀の今になって、やっと自分なりの、この盤に対する「表現言葉」を持つことが出来た。そう、この盤って、マイルス流のフュージョン・ジャズではないか。冒頭の「朗読劇」風のヴォイスも、それまでのマイルスに無い「ポップ」な工夫。そして、絶品のカヴァー曲が2曲。

Michael Jacksonの楽曲、2曲目の『Human Nature』と Cyndi Lauperの楽曲、7曲目の『Time After Time』が見事。ポップであり、ソフト&メロウであり、ジャズによるブラコンである。この2曲が軸となって、爽やかファンキーでこの盤では、ポップで判り易い、マイルス流のフュージョン・ジャズな演奏がズラリと並ぶ。もちろん、マイルスのトランペットは好調である。もちろん、バックを担う個性派ジャズマン達も好演に次ぐ好演。

エレクトリック・マイルスの中では、非ジャズ・ファンクなポップで聴きやすいアルバム。マイルスのジャズ・ファンク独特の「陰」のイメージがこの盤には全く無い。ポップで明るい演奏の中に、そこはかとなく漂う「寂寞感」はマイルスならではのもの。この秋の黄昏時に一人で佇む様な「寂寞感」は健在。この漂う「寂寞感」故に、この盤は単なるフュージョン・ジャズ盤に留まらず、やはりメインストリームなジャズ、正統なエレ・マイルスな盤として存在し続けているのだ。
 
 
 
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2020年3月18日 (水曜日)

「この盤の内容」侮るなかれ

ジャズには、興味深いエピソードを携えた「話題のアルバム」というものが幾つかある。例えば「マイルスとモンクのクリスマスの夜の喧嘩セッション」。これは作り話ということで一件落着しているが、作り話としても、このエピソードは面白い。ロリンズの数回に渡る「雲隠れ騒動」だってそうだ(これは事実だけど)。意外とジャズ盤って、その録音にまつわるエピソードが豊富にある。これはこれで面白いのだが、その盤の音の評価にはあまり影響しないと思うのだが。

Michel Legrand『Legrand Jazz』(写真)。1958年の録音。ちなみにパーソネルは、と言いたいが、様々な有名ジャズメンが集結して、ビッグバンド形式で録音しているので、主だった名前だけ列挙しておきたい。Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Bill Evans (p), Ben Webster (ts), Hank Jones (p), Art Farmer (tp), Donald Byrd (tp), Paul Chambers (b), Herbie Mann (fl), Phil Woods (as) 等々。

ミシェル・ルグランは、仏映画音楽界の巨匠。「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」「おもいでの夏」など、手掛けた有名曲は多数。そして、優秀なジャズ・ピアニスト兼アレンジャーでもあった。本場米国のジャズマンや批評家からも高く評価されていたというから立派なものだ。そんな彼の最初のジャズ・アルバムにして最高傑作の1つがこのアルバムになる。
 
 
Legrand-jazz   
 
 
1958年の晩春。ルグランは米国旅行に出かけます。名目は新婚旅行。しかし真の目的は、様々な有名ジャズメンを集めて、自らのアレンジによるジャズ盤を録音すること。ちゃっかりしてますね。当時、既に超売れっ子だったルグランだから、我が儘も通ったのだろう。集まったジャズメンを見渡すと、錚々たるメンバーである。そして、驚くことに、かのマイルス・デイヴィスが参加している。但し、有名ジャズメンを集めた「お気楽な企画盤」では無い。

冒頭の「The Jitterbug Waltz」を聴くだけで、この盤は当時の米国ジャズとは全く異なる、クラシックに比肩する優雅さと繊細さを兼ね備えていることが判る。マイルスやビル・エヴァンス、コルトレーンという超一流のジャズメンが演奏するのだ。優雅さと繊細さの中に、グッと一本の「ジャズの音の芯」が通っているのがよく判る。やはり、先の「The Jitterbug Waltz」を含め、マイルスが参加の楽曲「Django」「Wild Man Blues」「'Round Midnight」が飛び抜けて出来が良い。

この盤、米国ジャズメンで演奏された欧州ジャズである。この手の音世界は米国ジャズには無い。しかし、ここまで一本の「ジャズの音の芯」が通っ優雅さと繊細さを兼ね備えた純ジャズは、欧州のジャズメンにはまだ難しいところがあったと思う。ルグランはそこに目をつけて、米国旅行の折に、録音のチャンスを見出し、それを実現したと思われる。しかし、さすがは「仏映画音楽界の巨匠」、クールな聴き易さをしっかりと付加している。ルグランのアレンジの才が如何に優れていたか。この盤の内容が証明している。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

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2017年7月21日 (金曜日)

プレスティッジには気を付けろ

プレスティッジ・レーベルほど、いい加減なジャズ・レーベルはないのではないか。手当たり次第、暇なジャズメンに声をかけて、スタジオで繰り広げるジャム・セッション。リハーサル無しの一発勝負の録音。録音時期の整合性を無視したフィーリングだけを頼りにした「寄せ集め的なアルバム編集」。しかも、LPを大量生産する為に、LP両面合わせて、収録時間が30〜40分までの短いトータル時間。

Miles Davis & Lee Konitz『Conception』(写真左)。PRLPの7013番。この盤ほど、プレスティッジ・レーベルらしい盤は無いのではないか。やっつけの一発勝負の録音、フィーリングだけの録音時期の整合性を無視した「寄せ集めなアルバム編集」。この盤はそういう意味では「凄い内容」である(笑)。

まず、このアルバムのリーダーがあのマイルス・デイヴィスとリー・コニッツである。クール・ジャズの双璧、マイルスとコニッツ。この二人がガップリ組んでセッションを繰り広げる、そんな期待を十分に持たせてくれる、そんな二人の名前が並んでいるのだ。で、聴き始めると激しい違和感に襲われる。

冒頭から「Odjenar」「Hibeck」「Yesterdays」「Ezz-Thetic」までは、マイルス・デイヴィスとリー・コニッツとがガップリ組んだセッションが繰り広げられる。だけど、5曲目からの「Indian Summer」「Duet for Saxophone and Guitar」になると、あれれ、という感じになる。コニッツのアルトとバウアーのギターのデュオ。あれれ、マイルスは何処へ行った(笑)。
 

Miles_konitz_conception  

 
しかも、だ。7曲目のタイトル曲「Conception」と続く「My Old Flame」、マイルスはいるんですが、コニッツ、どこにもいないんですが(笑)。しかも特徴のあるテナーって誰だっけ、どっかで聴いたことあるなあと思ったら、ロリンズやないですか。でも、コニッツ、アルトのコニッツ、どこに行ったんですか。

しかも、だ。続く9曲目の「Intoit」そして「Prezervation」に至っては、なんとマイルスもコニッツもいなくなる(笑)。テナーはスタン・ゲッツ、バックのリズム・セクションは西海岸中心。もはや音の雰囲気が全く異なっている。凄い凄いぞ、プレスティッジ・レーベル。

そして、ラスト前の「I May Be Wrong」からラストの「So What」は、西海岸中心のスモール・コンボな演奏。もはや、マイルスとコニッツの影なんぞ全く無い。ラストに至っては、そもそも最初の頃は何を聴いていたんだっけ、という感じに襲われる。最初の4曲だけが、アルバムの額面通り。5曲目以降は、完全な寄せ集め。どう思うと、こういう究極いい加減なアルバム編集になるのか、不思議である。

プレスティッジ・レーベルには気を付けろ。時々、こういうアルバムが混じっている。リーダー名やタイトルに惑わされることなかれ。プレスティッジ・レーベルを聴き進めるには、カタログを手にして、どういうアルバムなのか、事前調査が必須だろう。でないと、時々、とんでもない「駄盤」を掴まされることになる。でも、それがまた楽しいんだけど、プレスティッジ・レーベルって(笑)。

 
 

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2017年7月19日 (水曜日)

The New Miles Davis Quintet

Prestigeレーベルの7000番台を順番に聴き直していると、いろいろ面白い事に気がついたり、新しい発見があったりで、とにかく楽しい。とにかく手当たり次第、リハーサルも無しの一発録り。録音時期という統一感を無視した、感覚だけのアルバム編集が、他のレーベルに比べて多く、「やっつけのプレスティッジ」と僕は呼んでいる。

しかし手当たり次第、一発録りでガンガン録音して、適当に編集して適当なジャケットでどんどんリリースするので、アルバムの数としてもまとまったボリュームがある。リハーサル無しの一発録りがほとんどなので、アルバムの出来は玉石混交としている。しかしながら、音源が豊富な故に、その時代の演奏のトレンドやジャズメン毎の個性が意外と良く判って面白い。

例えば『The New Miles Davis Quintet』(写真)。PRLP7014番。Prestigeレーベル初期のシリーズ。1955年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Red Garland (p), Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)。タイトル通り、マイルス・デイヴィスの新しいクインテットの旗揚げ盤である。

この盤単体で聴くと良く判らないんだが、他の同時期、1950年代前半から中盤にかけて録音されたアルバムと聴き比べると、このマイルスのクインテットの演奏が、如何に新しい雰囲気を醸し出していたかが良く判る。アレンジも新しい、イントロの入り方も新しい。アドリブの展開の仕方も新しい。今の耳で聴いても新しいと感じるのだ。リリース当時は逆に違和感を感じた評論家も多かったのではないか、と推察する。
 

The_new_miles_davis_quintet

 
この盤でのコルトレーンは評論家筋から「いもテナー」とバッサリ切り捨てられているのだが、新しい雰囲気、新しい音色、新しいアプローチは十分に感じることが出来る。テクニック的には確かにイマイチなんだが、それまでにない、新しい雰囲気が十分に漂っている。これも今の耳から振り返るから、その「新しい雰囲気」が判るのだが、リリース当時は判らなかっただろうなあ。

ピアノのガーランドは明らかに「発展途上」。まだ、マイルスの薫陶を受けたスタイルに確信を持てていない。しかし、ベースのポール・チェンバースとドラムのフィリー・ジョーは既に「出来上がっている」。完成されたベースとドラム。素晴らしい演奏が繰り広げられている。後はテナーの正調とピアノの確信を待つのみ、のマイルス・クインテットである。

マイルスは、といえば、そりゃ〜勿論、素晴らしいに決まってるでしょう。ただ、このアルバムでは、自らの新しいクインテットへの教育と鍛錬に注力している様で、マイルスのプレイに「新しさ」は無い。しかし、若い溌剌として「成熟」は十分に感じられて、さすがマイルス、と感心してしまう。

しかしなあ、ジャケットがなあ。これは全く以てPrestigeレーベルの仕業である。なんて酷いジャケットなんだ。色は緑と青の2色ある。緑の方がオリジナルだそう。しかし、どうしてこんな酷いデザインになるんだ。タイポグラフィーも劣悪。まあ、Prestigeレーベルは、ジャケット・デザインなんて興味の範疇外だからなあ。しかし、この盤のマイルス・クインテット、聴いていると意外な発見があって意外と面白い。

 
 

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2016年10月30日 (日曜日)

ハードバップの萌芽の記録

小川隆夫さんの『マイルス・デイヴィスが語ったすべてのこと——マイルス・スピークス』を読んでいる。以前より、ジャズの関連本は一通り目を通すようにしている。ジャズの関連本からは、音を聴くだけでは判らない、そのミュージシャンの背景、考え方が理解出来たり、そのアルバムの内容や時代毎のジャズのトレンドに関する知識などの「情報」を入手することが出来る。

小川隆夫さんのジャズに関する本はどれも読んでいて楽しい。特にマイルスに関するものは、どれもが含蓄に富んでいる。マイルスに関する書籍については、小川さんの著書が一番だ。客観的にマイルスを分析し、ある時は一ファンとしてマイルスを語る。特に、いかなるジャズメンに対しても、リスペクトの念を忘れないところに共感を覚える。

当然、読みながらのBGMは「マイルス」である。今日は久し振りに、Miles Davis『Dig』(写真左)を聴く。1951年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), Jackie McLean (as), Sonny Rollins (ts), Walter Bishop, Jr. (p), Tommy Potter (b), Art Blakey (ds)。まだ、マイルスがメンバー固定の自前のバンドを持つ前の頃の録音。

このアルバムに記録されたセッションは「ハードバップの萌芽」を記録したものとされる。1951年と言えば、まだジャズの演奏のトレンドは「ビ・バップ」。ビ・バップは、最初に決まったテーマ部分を演奏した後、コード進行に沿った形でありながらも、自由な即興演奏(アドリブ)を順番に行う形式が主となる。テクニック優先のアドリブ芸を競うことが最優先とされた。

しかし、これでは演奏のメロディーや旋律の展開を楽しめない。いわゆる鑑賞音楽としてアーティステックな切り口を有しつつ、ポップス音楽として、多くの人々にも聴いてもらいたい。そういう欲求を踏まえて、ビ・バップの後を継ぐトレンドとして、ハードバップが定着した。つまりは、ハード・バップにはビ・バップの自由さとリズム&ブルースが持つ大衆性の両方が共存しているという訳。
 

Miles_davis_dig

 
確かにそういう情報を基に、このマイルスの『Dig』を聴くと、なるほどなあ、と思う。1951年言えば、まだジャズのトレンドは「ビ・バップ」。そんな時代背景の中、この『Dig』の演奏は、確かにビ・バップでは無い。ビ・バップよりロングプレイなアドリブ展開の中に、旋律がもたらす雰囲気・味わいをしっかり織り込もうとしていることが良く判る。

ビ・バップよりも音数を少なくして、旋律がもたらす雰囲気・味わいを感じ取れる様にしつつ、テクニックは高度なものを要求するフレーズを紡ぎ出す。いきおいアドリブ部の演奏の長さは長くなる。そのロングプレイの中で、芸術性溢れるフレーズを展開為なければならない。テクニックと音楽の知識をしっかり持ったジャズメンでないと太刀打ち出来ない。

この『Dig』の演奏では、そんなハードバップのコンセプトを一生懸命に「実験」しているジャズメン達の様子がしっかりと記録されている様に感じる。なるほど、このアルバムに記録されたセッションが「ハードバップの萌芽」を記録したものとされる所以である。

さすがは「ジャズの革新性」を重んじるマイルス。既に1951年にして、ハードバップなコンセプトにチャレンジしている。もう一つのハードバップの萌芽の記録とされる、ブルーノートの名盤『A Night at Birdland』のライブ録音が1954年だから、如何にマイルスが先進性に優れていたか、が良く判る。僕はそういうマイルスが大好きだ。

 
 

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2016年10月28日 (金曜日)

ジャズ喫茶で流したい・93

ジャズ者を40年以上やっているのだが、ジャズ者になった時から、マイルス・デイヴィスが大好きである。とにかく、ジャズ者になってから、ずっと機会があるごとにマイルスを聴いてきた様な気がする。もはやマイルス無しでは、ジャズ者としての生活は語れない状態であり、暫くマイルスを聴かないと「マイルス禁断症状」が出てくる(笑)。

で、最近、マイルスと御無沙汰で、ちゃっかり「マイルス禁断症状」が出てきたので、慌ててマイルス盤を選盤する。若き日のマイルスを選盤。珍しいマイルスのワンホーン盤である。

Miles Davis『The Musings of Miles』(写真左)。プレスティッジの7007番。1955年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), Red Garland (p), Oscar Pettiford (b), Philly Joe Jones (ds)。

1950年代マイルスの黄金のクインテットのメンバー、ピアノのガーランドとドラムのフィリージョーの名が見える。実はまだこのアルバムの録音時点では、あの伝説の1950年代マイルスの黄金のクインテットのメンバーとして、マイルスと長くやっていく事をまだ知らない。しかし、この二人とマイルスとの相性は既に抜群。

不思議なことに、マイルスについては、マイルスのトランペット、ワンホーンのアルバムが少ない。というか、ほとんど無い。というか、この『The Musings of Miles』のみではないか、と思う。実際、マイルスが公式に録音したリーダーアルバムの中では、唯一のワンホーンカルテット作品。
 

The_musings_of_miles

 
で、これが「良い」。マイルスはワンホーンの時にはワンホーンとして、マイルスのトランペットが一番クールで、一番格好良く聴こえる様に吹く。そして、アレンジも同様。マイルスのトランペットが一番クールで、一番格好良く聴こえる様なアレンジが施されている。

加えて、ワンホーンならではの「効果的なアドリブ・フレーズ」「印象的なアドリブ・フレーズ」が満載。もうマイルスだけが目立ってしまう、マイルスだけが印象に残るイメージ。さすが「我らがマイルス」である。素晴らしい、実に素晴らしい。

なぜか世間では評価が低いアルバムである。が、マイルス者からすると、結構、このアルバム、ポイントが高いのではないか。マイルスとして珍しいワンホーン盤で、マイルスの個性、マイルスの演奏の意図が手に取るように判る。マイルスの考え方が結構読み取れる。そんな「マイルス者にとってマストアイテム」な盤である。

上品で豊かで心地良い音色。ひたすらスイングし、ひたすら唄う様にアドリブ・フレーズを紡ぎ上げていく。マイルスのトランペットのベーシックな姿。マイルスの個性の判り易いサンプル。このマイルスの唯一のワンホーンは「マイルス者の我々にとって宝のアルバム」。

 
 

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2016年7月 6日 (水曜日)

隠遁後、マイルス完全復活

このアルバムを初めて聴いた時、一緒の違和感を感じた。今までのマイルスのアルバムの音と少し違う。スッキリしたというか、マイルスのアドリブ・フレーズが淀みなくスッと流れるというか、演奏全体が自然に流れるというか、とにかく今までのアルバムとは違う音の傾向に戸惑った。といっても、良い方向での戸惑いではあったんで、悪い違和感は無かった。

そのアルバムとは、Miles Davis『Decoy(デコイ)』(写真左)。1984年のリリースになる。一種の違和感を感じた原因は「テオ・マセロの存在」。このアルバムは、長年マイルスの作品をプロデュースしてきたテオ・マセロと別れ、マイルスの初セルフ・プロデュース作となった盤である。加えて、シンセのロバート・アービング3世をコ・プロデューサーとしている。

プロデュースの担い手が変わる訳である。一種の違和感を感じるのは当たり前。今回、このアルバムの音世界が、いわゆるマイルスの思い描いた音世界なんだろう。しかし、マイルスはテオ・マセロのプロデュースの手腕に一目置いていた。特に、テオのテープ編集の能力については、優れたミュージシャンと同等の扱いであった。だからこそ、マイルスは長年、テオ・マセロにプロデュースを委ねていた訳である。

しかし、どんな心境の変化があったのか、マイルスの自伝集なので断片的にしか判らないのだが、自分の音楽を全て自分の手で創り上げたい、と単純に思ったようである。マイルスはこの盤のリリース当時、58歳。還暦一歩手前、マイルスの心境の変化については、実感として実に良く理解出来る。
 

Decoy

 
このデコイの音世界は、エレ・マイルスの最高到達点の様な音世界である。ゴツゴツと尖ったところも取れ、闇を引き摺る様な暗さも無い、明快で爽快でポジティブなエレ・マイルスの音世界がこのアルバムにぎっしりと詰まっている。

ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp, syn, arr), Branford Marsalis, Bill Evans (ss), Robert Irving III (syn & drum programming), John Scofield (g), Darryl Jones (b), Al Foster (ds), Mino Cinelu (per)。このアルバムでは、やはり、ロバート・アービング3世のシンセとダリル・ジョーンズのベースの参入が効いている。

前作『Star People』とメンバーの変更はほとんど無いが、音の傾向が違う。捻れたり、混沌としたところが全く無い。ポジティブで爽やかスッキリとしたリズム&ビートの下で、歌心溢れ、切れ味の良く、ウォームなマイルスのトラペットが良い雰囲気。そして、なんといってもアレンジが小粋でシンプル。アドリブ・ソロが続いても冗長にならない。

隠遁前から追求してきた、ファンキーなリズム&ビートに乗ったモーダルなエレクトリック・ジャズが、このアルバムで最高到達点に達している。このアルバムの音世界は1984年にして、既に21世紀のエレクトリック・ジャズのあるべき音世界を先取りしていた感がある。全く古さを感じさせない、エバーグリーンなエレ・マイルスである。

 
 

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2016年7月 4日 (月曜日)

完全復活一歩手前のマイルス

マイルス・デイヴィスが1981年、奇跡のカムバックを果たしてからのアルバムを聴き直している。今日は、1983年にリリースされた、Milesが演奏活動に復帰してから2枚目のスタジオ録音のアルバムを聴き直した。

そのアルバムとは、Miles Davis『Star People』(写真左)。1983年のリリースになる。ちなみにパーソネルは、John Scofield, Mike Stern (el-g), Bill Evans (ts, ss), Marcus Miller, Tom Barney (el-b), Al Foster (ds), Mino Cinelu (perc)。クレジットはされていないが、Gil Evans (arr)。

このアルバムにして、マイルスはカムバック前から追求していた「従来のジャズのトレンドやビートとは全く関わりの無い、全く新しいジャズのビートとスタイル」を確立した感がある。冒頭の「Come Get It」から、ラストの「Star on Cicely」まで、全く迷いや惑いの無い、スカッとしたエレ・ジャズが展開されている。

ビートは明らかに「エレ・マイルス」のビート。音は完璧なエレクトリック・ジャズ。しかも、従来のジャズのビートやスタイルの引用は全く無い。全く新しいエレ・マイルスのビート、エレ・マイルスのスタイル。加えて、隠遁前の、どこか暗い、どこか闇に蠢く様な怪しい雰囲気が一掃されている。このアルバムの音は「スカッとして爽快」。

このアルバムを聴いていると、マイルスは良い感じでカムバックしたんやなあ、と心から思う。アレンジに関して、盟友ギル・エバンスの協力を得て、全く迷いや惑いの無い、スカッとしたエレ・マイルスの音世界が展開されている。
 

Star_peaple

 
冒頭の「Come Get It」が、エレ・マイルスの「踏み絵」の様な楽曲。いきなり、ディストーションの効いたエレギの強烈なフレーズが始まる。恐らく、リリース当時、硬派な旧来のジャズ者の方々は、この出だしのエレギのフレーズを聴いただけで、プレイヤーの針を上げてしまったのではないか。それほど、強烈な「ロックの様な響き」のエレギである。

ちなみに、このアルバムでは、サックス奏者のビル・エヴァンスの紹介によりジョン・スコフィールドがマイルスのグループに加入。このジョンの加入により、一部の楽曲はマイク・スターンとのツイン・ギター編成でレコーディングされている。

実はこの「ジョン・スコフィールド」のギターの参入がこのアルバムの「肝」である。この素敵に捻れて歪んだエレギがこのアルバムの聴きものである。恐らく、隠遁前からマイルスが追求してきた「エレギ」の音は、こんな音ではなかったのか。このジョンスコのエレギは、エレ・マイルスのビート&スタイルにピッタリである。

加えて、マーカス・ミラーのベースも良い味を出している。彼の指弾きが素晴らしい。ベースの音がしっかり聴き取れる、優れた再生装置で聴いて欲しい。彼の弾き出すベース・ラインは彼独特のもの。そして、ミノ・シネルのパーカッションとカウベルのグルーブがこのエレ・マイルス独特のビートを支えている。

アルバム・ジャケットには、マイルス自身が描いたイラストが使用されている。恐らく、このジャケットも、リリース当時、硬派な旧来のジャズ者の方々は拒否反応を示したのではないか。それほどまでに、従来のジャズらしからぬジャケットである。

しかし、このジャケットのイメージが、このアルバムに詰まっている「全く新しいエレ・マイルスのビート、エレ・マイルスのスタイル」のイメージにピッタリなのだから面白い。奇跡のカムバック以来、完全復活一歩手前のマイルスの雄姿がこのアルバムにある。

 
 

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2015年7月26日 (日曜日)

マイルスの正式ブートレグ第4弾

まだまだあるんやなあ、というのが最初の感想。あるんやったら、早くどんどん出してよ、とも思う。聴かない間に死んでしまっては元も子もない(笑)。

Miles Davis『Miles Davis At Newport 1955-1975: The Bootleg Series Vol. 4』(写真)。マイルスのブートレグ・シリーズの第4弾。4枚組のボックスセット。

以下の様に1955年から1975年の20年間の中で、8種類のニューポート・ジャズ・フェスティバルのライブ・パフォーマンスを収録しています。細かい説明は割愛しますが、未発表のライブ音源の多く収録されています。

CD 1: (July 17, 1955: Newport Jazz Festival, Newport, RI) 
   (July   3, 1958: Newport Jazz Festival, Newport, RI)
CD 2: (July   4, 1966: Newport Jazz Festival, Newport, RI) 
    (July   2, 1967: Newport Jazz Festival, Newport, RI)
CD 3: (July   5, 1969: Newport Jazz Festival, Newport, RI)   
         (Nov   1, 1973: Newport Jazz Festival In Europe, Berlin) 
         (July   1, 1975: Newport Jazz Festival ? NY, Avery Fisher Hall) 
CD 4: (Oct 22, 1971 : Newport Jazz Festival In Europe, Neue Stadthalle, Dietikon, Switzerland) 

ブートレグに手を染めているマイルス者の方々には不満だらけのボックスセットかと思いますが、我々の様に、ブートに手を出さない、正式盤のみのコレクターにとっては、これはこれで、このボックスセットのリリースは嬉しいものがあります。
 

Miles_at_newport_1955_1975

 
ちなみに既発売は、CD1の6曲目から11曲目は、1958年、ジョン・コルトレーン、キャノンボール・アダレイ、ビル・エバンス、ポール・チェンバース、ジミー・コブ在籍時のもので『マイルス・アット・ニューポート1958』として既発売。

CD3の1曲目から3曲目は1969年、エレクトリック時代初期のチック・コリア、デイブ・ホランド、ジャック・デジョネットとのカルテットで『ビュチェズ・ブリュー・ライブ』として既発売。

この2つの既発売音源の存在が物議を醸し出しているが、今回は、マイルスのニューポート・ジャズ・フェスティバルのライブ音源のギャザリングがこのボックスセットでの編集方針なので、このボックスセットの資料性を重んじるのであれば、既発売音源が混じっても構わないと思うのだが。

逆に、マイルスのニューポート・ジャズ・フェスティバルのライブ音源として、発売に耐える音質、内容を前提として、まだこれだけのライブ音源が倉庫に眠っていたということになる。それが正式盤としてリリースされたことは誠に目出度い。

音質は悪くは無い。主観的には「中の上」。良い音だなあ、と感心するほどでは無いが、鑑賞には十分耐える音質である。特に、エレクトリック・マイルスのライブ音源は実に興味深く、単純に楽しめる。アコースティック・マイルスの演奏は内容的にはまずまずのレベルで資料的価値の方が優先する。

ただ、このボックスセットについては、マイルス者にとっては必須のアイテムだと思うが、通常のジャズ者の方々には、特に必要性の高いものでは無いだろう。ボリューム的にもCD4枚。聴き通すのにも時間と根気が必要になるため、ブートには手を出さない、通常のマイルス盤蒐集家にとっては福音的なボックスセットではある。

 
 

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