2020年3月16日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・163

なんだかんだ言っても、ウィントン・マルサリスは、ジャズ・トラペッターの中での屈指のレジェンドである。純ジャズ復古の中核人物の一人として新伝承派を牽引し、ネオ・ハードバップまで深化させた功績は大きい。マイルスやコルトレーンの様な「イノベーター」では無かったが、フュージョン・ジャズの次のトレンドを担い、それを深化させた「プロデューサー」であった。

Wynton Marsalis『J Mood』(写真左)。1985年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Wynton Marsalis (tp), Marcus Roberts (p), Robert Hurst III (b), Jeff "Tain" Watts (ds)。前作までの兄弟フロントを解散し、ウィントンのトランペット1本の単独フロント。そして、バックのリズム・セクションもドラムのワッツは留任したが、ピアノはマーカス・ロバーツに、ベースはロバート・ハーストに代わった。

ブランフォードとの兄弟フロントは、ウィントンにとって何かとやりにくかった様に思う。ブランフォード自身がウィントンに負けず劣らず、ジャズマンの資質に恵まれているのと、ウィントンと同等のリーダーシップの持ち主だったが故に、兄弟フロントを組んだ前2作の内容からすると、曲によっては「どちらがリーダーなのか判らん」雰囲気が見え隠れしていた。当時、ブランフォードとウィントンはジャズに対する志向が異なって来ていたので、今回、ウィントンのワンホーンとなってスッキリした。
 
 
J-mood  
 
 
良く出来た盤である。良いところを上げたら切りが無い。それまでのジャズの演奏トレンドや演奏に関するインフルエンサーのスタイルの全てを融合・圧縮して、この盤の中に散りばめられている。理路整然とした、それでいて理屈っぽくない、ハイテクニックなモード・ジャズ。かなり難度の高いモード演奏を、カルテットのメンバーはいとも容易く、クールな雰囲気でクリアしていく。楽器演奏を体験してきた者にとっては、一瞬、背筋が寒くなる位のスリリングな展開が凄い。

全編オリジナルで固めた「第一期ウィントン」の完成形といえる。ウィントンのトランペットがワンホーンで伸び伸びしている。クールでストレートな表現で、一気にモーダルな表現〜展開を吹き切ってしまう潔さ。そして、マーカス・ロバーツのピアノが素晴らしい。特に、ウィントンがフロントに出た時の、限りなく自由度高く吹きまくるウィントンを、鼓舞しサポートするバッキングの上手さときたら、聴いていて惚れ惚れする。

「抑制の美学」。1960年代前半にマイルスがモード・ジャズで表現した「クールな抑制の美学」が、このウィントンの盤にしっかりと在る。そういう意味で「温故知新」という四文字熟語がピッタリの演奏の数々で、この盤は「純ジャズ復古の一里塚」的存在だと僕は解釈している。ネオ・ハードバップの第一歩とも言うべき、素晴らしく「純ジャズらしいモード・ジャズな演奏」に一度は耳を傾けて欲しい。
 
 
 

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2020年3月12日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・162

ダラー・ブランド(Dollar Brand)。最初の名前である。イスラム教への改宗をきっかけに「ダラー・ブランド」から「アブドゥーラ・イブラヒム(Abdullah Ibrahim)」へと名前を変えた。1934年10月、南アフリカ生まれ。1962年に欧州へ移住、チューリッヒを中心に活動。デューク・エリントンに見出され、プロ・デビューを果たす。1970年代中盤に南アフリカに少しの間戻ったが、ほどなくNYへ戻り、現在では南アフリカとNYの両方で活動を継続している。

僕は、このイブラヒムのピアノが大好きで、彼のピアノと初めて出会ったのが、1973年に、ECMレーベルからリリースされた、Dollar Brand『African Piano』である。このソロ・ピアノにはその内容に驚いたし、彼のピアノのベースにある「伝統的なアフリカの歌やゴスペル」が色濃く反映されているフレーズが痛く心に沁みた。どうも、僕は「アフリカン・ネイティヴな音」そして「ゴスペル風のフレーズ」にからきし弱い。僕はこの『African Piano』を聴いて以来、イブラヒムのピアノがお気に入りである。

Dollar Brand『Anatomy of a South African Village』(写真)。1965年1月30日、コペンハーゲンのモンマルトルでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Dollar Brand [Abdullah Ibrahim] (p), Johnny Gertze (b), Makaya Ntshoko (ds)。録音年を見れば判るが、イブラヒムのまだ「ダラー・ブランド」時代、彼のキャリアの初期の頃の録音になる。欧州のフォンタナから65年に発売した、マルテ・ロリングがイラストのジャケットの盤(写真左)と、ブラック・ライオンが92年に発売した写真のジャケットの盤(写真右)と2パターンがある。僕が聴いたのは後者。
 
 
Anatomy-of-a-south-african-village  
 
 
伝統的なアフリカ・ネイティヴな音楽フレーズや、ゴスペルからコンテンポラリーなジャズやその他の西洋音楽に至るまで、様々な音楽が効果的に融合されたイブラヒム独特の音世界である。この独特な音世界が、1965年の彼のキャリアの初期の時代に確立されていたことが確認出来る。サイドメンは、どちらも南アのミュージシャンになる。この演奏は、イブラヒムの「南アフリカのみのメンバー」で編成された、南アフリカ発のメインストリーム・ジャズである。

この南アフリカ発のメインストリーム・ジャズを感じるには、冒頭の所要時間15分の大作、タイトル曲の「Anatomy of a South African Village」で十分である。自作をメドレー気味に弾き進める感じの、イブラヒムの個性満載の演奏に惚れ惚れする。ブラック・ライオンが92年に発売した盤は、2曲目以降が、このモンマルトルのライブ音源の発掘音源になるので、イブラヒムの個性を確認するには、このブラック・ライオンが92年に発売した盤の方がより適している。(欧州のフォンタナから65年に発売したイラストのジャケット盤は、2曲目以降、モンクの曲や別のオリジナルを収録しているそうだ)。

僕はイブラヒムの「伝統的なアフリカの歌やゴスペル」が色濃く反映されているフレーズが大好きだ。聴いているだけで、ほのぼのとした郷愁を感じるのだ。そして、この個性的なタッチに、セロニアス・モンクとデューク・エリントンの影響が感じられるタッチが織り交ぜられて、独特の個性的なジャズが展開される。それは、今でも変わらない。壮大な自然環境と音楽を共鳴させたような、様々な音楽が効果的に融合された、イブラヒム独特の音世界は、今も昔も僕にとっては「大のお気に入り」である。
 
 
 

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2020年2月27日 (木曜日)

ジャズ喫茶で流したい・161

我が国では、米国西海岸ジャズの情報がまだまだ不足している。基本的に我が国のジャズは米国東海岸ジャズ偏重だったから、もともと米国西海岸ジャズの情報は不足しているのは当たり前なんだけど、資料レベルの情報がどうにもこうにも不足している。マイナーなジャズマンについては、生年月日や経歴について調べるのは大変で、まず日本語のものは無い。英語の資料が殆どで、時々、ドイツ語が混じったりする。

The Pete Jolly Trio『Yeah!』(写真左)。1995年10月10, 11日、ハリウッドのSage & Sound Studio での録音。ちなみにパーソネルは、Pete Jolly (p), Chuck Berghofer (b), Nick Martinis (ds)。Pete Jolly(ピート・ジョリー)って、1950年代以降、米国西海岸ジャズにおける代表的ピアニストの一人。1970年代より一旦、録音は途絶えたが、1993年に復活。この盤は復活後第3弾である。

ジョリーは2004年11月、72歳で逝去しているので、この盤はジョリーの晩年の好盤と言える。1993年復活以降もこの盤を含めて、4枚ほどしかリーダー作を出していないので、貴重なリーダー作でもある。バックのリズム隊の二人、ベースのチャック・バーグホファーは録音当時58歳、ドラムのニック・マルティニスは録音当時64歳、リーダーのジョリーは1932年の生まれだから、録音当時63歳。平均年齢61.6歳の高齢ピアノ・トリオである。
 
 
Yeah-pete-jolly  
 
  
高齢のピアノ・トリオ演奏なんで、聴く前の印象は「渋くて粋な、燻し銀のような」落ち着いた演奏なんだろう、と思うのだが、聴いてみてビックリ。バリバリ溌剌とした、硬派でダイナミックなインタープレイではないか。まるで若者の様な演奏。パーソネルとかジャケットとかを見ずに聴いたら、きっと今時の若手ジャズメンのネオ・ハードバップなトリオ演奏と思うだろう。

まず、リーダーのジョリーの溌剌としたピアノが素晴らしい。1950年代には、クールで小粋で明快なタッチだったが、この63歳のジョリーはそれにダイナミズムが加わっているのだ。米国西海岸ジャズらしくファンクネスは控えめ、大仰なテクニックのひけらかしは全く無いが、逆に、よくアレンジされた小粋な展開、素敵な響きのアンサンブルが個性。この盤でのジョリーのピアノは聴きものだ。

バックのリズム隊、バーグホファーのアコベは締まった低音でトリオ演奏のリズムを活性化し、マルティニスのドラムは堅実なドラミングでバンドに躍動的なビートを絶え間なく供給する。いやはや、素晴らしいピアノ・トリオである。これが平均61.6歳の高齢ピアノ・トリオの演奏だから恐れ入る。ジョリーは寡作のピアニストだったが、リリースしたリーダー作は一様に充実した内容ばかり。この『Yeah!』も、そんなジョリー盤の一枚である。
 
 
 
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2020年2月 7日 (金曜日)

ジャズ喫茶で流したい・160

昨日、八城一夫さんのリーダー作『Side by Side』をご紹介した。あれは、ピアノの名器「ベーゼンドルファー」と「スタインウェイ」との聴き比べの企画盤。A面をベーゼンドルファー、B面をスタインウェイで収録、名器と呼ばれるピアノの違いによる聴き較べが出来るという趣向。そういう意味では、企画盤では無い、通常のリーダー作を聴いてみたくなる。

八城一夫『Drivin'』(写真)。1973年の作品。ちなみにパーソネルは、八城一夫 (p), 松本英彦 (ts), 原田政長 (b), 五十嵐武要 (ds), 清水潤 (ds)。テナーがフロントのカルテット構成だが、ピアノのソロ演奏あり、ピアノ・トリオ演奏あり、テナーの入ったカルテット演奏あり、でバラエティに富んだ演奏形態それぞれで、八城一夫のピアノが心ゆくまで堪能出来る寸法。

八城一夫のピアノは、明確で硬質なタッチ、端正で素性の良いピアノの音が特徴で、ピュアで自然な音でスイングする。しかも指捌きが正確。とっても良く響くピアノで、アドリブ・フレーズがクッキリと浮かび上がる。本当に素敵なピアノである。小野満、白木秀雄、渡辺貞夫などと共演、戦後の日本のジャズ界をリードしてきた「リトル・ジャイアント」、という触れ込みは伊達ではない。
 
  
Drivin  
 
 
八城のピアノはバックに回っても素晴らしい。松本英彦のテナー・サックスのバックに回った時のコンピングの素晴らしさ。フロントのスリーピー松本のテナーをしっかりと惹き立てている。フロントの松本もとても気持ちよさそうにテナーを吹き上げている。決してテナーのフレーズを邪魔しない、それでいて、良いタイミングで「ポロンポロン」と小気味の良いフレーズを差し入れてくる。良い感じだ。

2曲目の「Fantastic That's You」がヤバい。八城の清涼感溢れる硬質なタッチの伴奏が流れてくると、思わず耳をそばだてる。前半は八城のピアノ・トリオの演奏が絶品。本当に上質のバラード演奏。思わず「鳥肌、チキン肌」である。そして、演奏半ばで松本のテナーがスッと入ってくる。力強くも優しい柔らかい、それでいて芯のしっかり入ったテナー。これが日本人ジャズなのか。ビックリするやら誇らしいやら。

名エンジニア菅野沖彦さんが始めたトリオの「モダンジャズ・シリーズ」、隅に置けないアルバムばかりだが、この八城一夫の『Drivin'』は、僕にとって特別な一枚だ。日本人ジャズが、ここまでスタンダード曲を演奏し切るのか、それも「日本人ジャズ」らしい演奏で、だ。加えて、イラスト基調のジャケットも良い味を出している(写真左のオリジナル盤)。この盤、謹んで「ジャズ喫茶で流したい」。
 
 
 
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2020年1月29日 (水曜日)

ジャズ喫茶で流したい・159

この盤を何気なく聴き始めて「あぁ、これは良いテナー・サックスだなあ」と耳を傾けつつ、この盤はなかなかの好盤ではないか、と推察する。さて、これは誰のリーダー作か。演奏の雰囲気から、テナー・サックス奏者がリーダーであることは何となく判る。とにかく良い音で鳴るテナーだ。誰だろう。ジャケットを見ると「Grant Stewart(グラント・スチュワート)」。

そして、双頭リーダー的位置づけで「Fabio Miano(ファビオ・ミアノ)」。スペインのピアニストである。グラント・スチュワートとファビオ・ミアノの双頭名義のアルバムである。そして、その片割れ、グラント・スチュワートについては、「エリック・アレキサンダーと並ぶ正統派テナーの雄」とネットの説明にある。別の説明書きには「国際的に有名」と。が、僕はこのテナー・マンを知らなかった。エリックは日本では有名なんだけどね〜。

Grant Stewart & Fabio Miano『Namely You』(写真左)。2019年1月のリリース。ちなみにパーソネルは、Grant Stewart (ts), Fabio Miano (p), Clement Daldosso (b), Bernd Reiter (ds)。グラント・スチュワートのテナーがワンホーンのカルテット編成。リズム・セクションは、スペインのピアニスト、ファビオ・ミアノのトリオである。
 

Namely-you

 
癖がなく、明朗にブラスの響きが芳しいテナーである。ほんと良い音で鳴っている。これだけでも聴きものである。加えて流麗。ネオ・ハードバップなフレーズの展開。アブストラクト&フリーとは全く無縁。聴いていて惚れ惚れする。テクニックも優秀、ブロウがス〜ッという感じでストレートに伸びる。タンキングについても癖が無い。とにかくサックスの音が「綺麗」。

癖が無く、音が綺麗な分、アルバムとして聴くには選曲が重要になるのだが、「ネイムリー・ユー」「ローラ」「いそしぎ」などの、テナー・サックスの音が映えるスタンダードや、コルトレーンの「ストレイト・ストリート」やコールマンの「アムステルダム・アフターダーク」など、テナーの音とフレーズ作りを知り尽くしたテナーマンの名曲が選曲されている。これがこの盤の要。

バックを支えるファビオ・ミアノのトリオも、癖がなく、正統なネオ・ハードバップな雰囲気。グラント・スチュワートのテナーには最適なリズム・セクションである。

トリオを構成する3人とも僕は「初見」である。しかし、この盤の内容は、ネオ・ハードバップの好盤として十分に評価出来るもの。なぜ、この盤のパーソネルの面々は日本では全くのマイナーなのか。この盤も意外とマイナーな扱い。どうにも理解出来ないなあ。とにかく、この盤「好盤」です。
 
 
 
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2020年1月20日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・158

ジャズは即興演奏を旨とするところが特徴。コード進行やモードの基音をベースに自由にアドリブを展開する。その良し悪しがジャズ演奏としての良し悪しになる。また、ジャズは演奏形態も基本的に自由。どういう楽器を組み合わせても、コード進行やモード奏法などの「音楽演奏としての決め事」をベースにした即興演奏が展開されれば「ジャズ」である。

ジャズを聴き続けていると、楽器の組合せで「今までに出くわしたことのない」ものにたまに出会う。その組合せについては、演奏を聴いてみて「これはアカンやろ」と眉をひそめるものもあれば、「なるほど、こういう組合せはアリやなあ」と感心するものもある。即興演奏の妙を楽しむこともジャズ鑑賞の醍醐味であるが、楽器の組合せの妙を楽しむのもジャズ鑑賞の醍醐味である。

『World Trio』(写真左)。パーソネルは、Kevin Eubanks (ac-g), Dave Holland (b), Mino Cinelu (perc)。トリオと銘打っているので、ピアノ・トリオかな、と聴き始めたら、ん?、ピアノの音がしない。加えて、ドラムの音もしない。ずっと聴き続けていて、アコースティック・ギターとベースとパーカッションだ、と判る。僕はこんな組合せのトリオ演奏に初めて出会った。
 
 
World-trio
 
 
ケヴィン・ユーバンクス(ac-g)、デイヴ・ホランド(b)、ミノ・シネル(perc)によるトリオ。「World Trio」というタイトルは、米国出身のユーバンクス、イングランド出身のホランド、カリビアンの血を引くフランス出身のシネルという、ワールドワイドな出身者で編成されたトリオであることによる。確かに、米国ジャズの音でもなく、欧州ジャズの音でも無い。実にユニークな、唯一無二な、この楽器の構成ならではの音がする。

3人の演奏のバランスが均等で、スリリングで切れ味の良いインタープレイが素晴らしい。ユーバンクスはアコースティック・ギター(アコギ)のみで、歯切れの良い、メロディアスなフレーズを連発する。ホランドのヘヴィーでタイトなアコースティック・ベース(アコベ)が演奏の底をグッと締める。そして、シネルのパーカッションがこのトリオ演奏の肝で、野趣溢れる、ワールドミュージック風の、緩急自在、硬軟自在なリズム&ビートを供給する。

アコギ&アコベの音は欧米な雰囲気、パーカッションはアフリカン・ネイティブな雰囲気。この2つの音世界が融合して、今までに聴いた事のない、ジャズの起源を聴く様な、切れ味良くメロディアスな即興の旋律と、パーカッシヴな野趣溢れるリズムと、演奏の底(ベース)をガッチリと支えるビート。これらが三位一体となって、スリリングなインタープレイを繰り広げる。実に印象的でユニークなトリオ演奏である。
 
 
 
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2020年1月14日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・157

1970年代の米国ジャズは、クロスオーバー〜フュージョン・ジャズの時代。ポップス&ロックが商業路線に乗って台頭〜人気を博し、ジャズがマイナーな存在に追いやられていった時代。さぞかし、純ジャズは「絶滅危惧種」だったんやろな、と思いきや、意外とコンスタントに新盤がリリースされていた。いわゆる「どっこい純ジャズは生きていた」である。

米国の音楽界の中ではマイナーな存在になっていったんだろうが、一定数のニーズはキープしていたと思われる。1970年代は、我が国ではクロスオーバー〜フュージョン・ジャズがもてはやされ、純ジャズは「過去のジャズ」として扱われていた。過去の人気ジャズメンのリーダー作以外、ジャズ雑誌などで紹介されることは少なかった、と記憶している。

Hugh Lawson Trio『Prime Time』(写真)。1977年10月20日の録音。ちなみにパーソネルは、Hugh Lawson (p), Bob Cranshaw (b), Ben Riley (ds)。当時、なかなかの強者ベーシスト&ドラマーを擁して、ヒュー・ローソンがピアノを弾きまくっている。ローソンの初リーダー作である。気合い十分である。
 
 
Prime-time  
 
 
僕は1988年録音のジョージ・アダムスの『Nightingale』という盤でローソンの名を知った。が、ローソンのリーダー作には出会うことは無かった。僕がこのローソンの初リーダー作を聴いたのはつい最近のことである。力感溢れる正統な純ジャズ・ピアノトリオ盤。ピアノのヒュー・ローソンは「隠れた名手」。スカッとする弾き回しが実に良い。

ヒュー・ローソンは「隠れた名手」と評価されている。確かに「名手」、胸の空くようなテクニックである。爽快感抜群の弾き回しがとても良い。バックのリズム隊もそんなローソンをガッチリとサポートしている。過去のハードバップ時代に無い、新しい響きと弾き回しの「1970年代のピアノ・トリオ」といった雰囲気がとても魅力的。

ローソンのリーダー盤は、1977年に録音されたこの『Prime Time』。1983年に『Colour』、1989年に『Casablanca』の3枚のみ。寡作であるが故、我が国では紹介されることは、まず無かった。つまりは「隠れた名手」。がしかし、最近、ジャズ盤のダウンロード・サイトでこのローソンのリーダー番を聴くことが出来る様になった。良い時代になったものである。
 
 
 
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2019年12月18日 (水曜日)

ジャズ喫茶で流したい・156

いや〜良い盤を見つけた。ロニー・キューバーの新作である。ロニー・キューバーはバリトン・サックス(以降「バリサク」)奏者。僕はこのバリサクの音が大好きで、バリサクのアルバムを見つけたら必ず聴く様にしている。特に、バリサク奏者の中でも、このロニー・キューバーは昔からお気に入りのバリサク奏者である。彼のリーダー作は見つけたら、即ゲットである。

Ronnie Cuber『Four』(写真左)。今年の最新作である。ちなみにパーソネルは、Ronnie Cuber (bs), Ed Cherry (g), Brian Charette (org), Adam Nussbaum (ds)。SteepleChase Recordsからのリリース。SteepleChaseが未だに元気に活動しているのが実に嬉しい。パーソネルを見渡しても知らない顔ばかり。どんな音が出てくるのか、ワクワクである。

ロニー・キューバーは1941年12月生まれなので、今年で78歳。ジャズの世界でも、もはや「レジェンド」「仙人」の域である。この新作では年齢の割にバリサクを吹き切っている。バリサクは一番低音を担当するサックスで、とにかくでかい。当然、重たいし、肺活量もかなり必要。曲によってはちょっとヨレっているところもあるが、これはご愛嬌。
 
 
Four-ronnie-cuber  
 
 
ロニー・キューバーのバリサクの吹きっぷりは「ストレート」がメイン。重低音が出せるので、この部分でブリブリブリとビブラートをかましたり、ブリッと捻れた音を出したりしがちなのだが、ロニーのバリサクはそのパフォーマンスは必要最低限に留めている。コルトレーンの吹きっぷりの様な「ストレート」な音出しなので、ロニーのバリサクはとてもモダンな香りがする。

バックのギター、オルガン、ドラムも好印象。特に、ブライアン・チャレットのオルガンが良い。職人芸的に地味に小粋なテクニックを偲ばせて、とてもファンキーにそして、ジャジーにロニーのバリサクを際立たせる。味のあるオルガンとはこのこと。エド・チェリーのギターも好演。バリサク、オルガンとコッテコテにもっこりファンキーなフロントの音を、シャープで切れ味の良いエレギがグッと引き締めている。

昔ながらのスタンダート曲、ミュージシャンズ・チューンズな曲、いわゆるハードバップ期からファンキー・ジャズ期に皆が得意としたスタンダード曲をメインにバリサクを吹きまくるロニー・キューバーは実に楽しそう。僕がロニー・キューバーを知ったのは、1987年の『The Gadd Gang』での好演だった。あれから32年。未だ、ロニー・キューバーのバリサクは僕のお気に入りである。
 
 
 
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2019年9月 2日 (月曜日)

ジャズ喫茶で流したい・155

米国西海岸ジャズをいろいろ聴いていて、アルト・サックスのバド・シャンク(Bud Shank)って、西海岸ジャズのキーマンの一人だと思うのだ。我が国では、米国西海岸ジャズのサックス奏者としては、アート・ペッパーばかりがクローズアップされて、他のサックス奏者については、殆ど語られることは無い。ほんと、1980年代までの日本のジャズ・シーンって、西海岸ジャズに冷たかったんやなあ、と改めて思う次第。
 
米国西海岸ジャズのアルバムを聴き進めていて、好盤と評価されるアルバムのパーソネルを都度確認すると、結構、バド・シャンクの名前が挙がっていることに気付く。バド・シャンクは白人のアルト・サックス奏者で、少しエッジに丸みのある切れ味の良いブロウと流麗で洒落たアドリブ・ラインが個性。テクニックも優秀。僕は、このアルバムを1991年に入手して、バド・シャンクの個性に初めて触れた。

『The Bud Shank Quartet』(写真左)。Pacific Jazz 1215番。1956年1月25日、ハリウッドは「Capitol Studios」での録音。ちなみにパーソネルは、Bud Shank (as, fl), Claude Williamson (p), Don Prell (b), Chuck Flores (ds)。バド・シャンクのアルト・サックスがフロントのワンホーン・カルテット。「Featuring Claude Williamson」のサブタイトルが付いていて、ピアノのクロード・ウィリアムソンもメインに扱われている。
 
 
The-bud-shank-4  
 
 
西海岸ジャズらしく、アレンジも良好、しっかりとリハーサルを積んで、本録音に臨んでいる様子が、演奏を通じて良く判る。とにかく破綻が無く流麗なのだ。特に、バックのベースとドラムはリズム&ビートのキープに集中しているが、非常に正確な、とても味のあるリズム・キープを実現している。雰囲気は流麗で洒落たビ・バップなリズム&ビートである。
 
そんなリズム隊をバックに、バド・シャンクのアルト・サックスが実に雰囲気のあるブロウを聴かせてくれる。とっても趣味の良いアルト・サックスである。西海岸ジャズらしからぬ、力感溢れるブロウも披露するが、やはり洒脱で流麗。そこが東海岸ジャズと異なるところ。そして、ピアノのウィリアムソンが実にいい音を出していて、思わず聴き耳を立てる。芯があるが柔らかで流麗なタッチが実に西海岸ジャズらしい。
 
ジャケット・デザインもバド・シャンクの上半身のイラストをあしらっていて趣味が良い。リリースしたレーベルは「パシフィック・ジャズ」。ベツレヘム・レコードと並んで、米国西海岸ジャズ御用達のジャズ・レーベルである。そう、パシフィック・ジャズも米国西海岸ジャズを語る上で、絶対に外せないジャズ・レーベルである。パシフィック・ジャズについても、探求する必要がありそうだ。
 
 
 
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2019年7月30日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・154

メインストリーム・ジャズ。いわゆる「純ジャズ」というやつである。奏法はいろいろあるが主流は「ハードバップ」。21世紀となった現代では「ネオ・ハードバップ」として、まだまだ現役、まだまだ深化している。そして、僕のお気に入りは「モード」。マイルスが大々的に始めた奏法であるが、これが実に良い。現代でも、このモード奏法をメインとしたジャズ演奏は多々存在する。

モード奏法にはちゃんとした「理論」があるが、この「理論」を読んだとして、楽理を経験した人は判るが、楽理に縁遠い人は全く判らないだろう。モード奏法は聴いた方が、聴いたフィーリングで理解した方が早い。聴けば判るが、ハードバップとは全く異なる旋律と音の響き。旋律の浮遊感、旋律の拡がり、旋律の自由度の高さ。モード奏法は聴いていて、とても楽しい。

Richie Beirach 『Romantic Rhapsody』(写真左)。2000年11月、NYでの録音。ちなみにパーソネルは、Richie Beirach (p), George Mraz (b), Billy Hart (ds)。あの好き嫌いの分かれるヴィーナス・レコードからのリリース。ヴィーナス盤って「エロ・ジャケット」で有名なんだが、この盤は違う。ロゴタイプも秀逸。この盤には「正統で硬派な純ジャズ」の臭いがプンプンする。
 

Romantic-rhapsody-richie-beirach

 
冒頭の「Flamenco Sketches」から「Spring Is Here」「Blue In Green」「Old Folks」「Young And Foolish」と、怒濤の「モード映え」する楽曲のオンパレード。ゆったりと余裕のあるテンポで奏でられるモードな旋律。特にリーダーのバイラークのピアノが印象的なモーダルなフレーズを撒き散らす。耽美的で柔軟度の高いモードな響き。じっくり聴きこめる、素敵な旋律の数々。

ベースのムラーツは、テクニック優秀、ピッチはバッチリ合って、骨太なアコースティック・ベース。ブンブン、ゴリゴリなアコベでモーダルなベースラインを弾きまくる。フリーの様でフリーで無い。しっかりとベースラインを押さえつつ、これだけ伸び縮みする伸縮自在な、柔軟度の高いベース・ラインはそうそう聴けない。モーダルなベース・ラインって、このことを言うのか、と感心する。

ビリー・ハートのドラミングも自由度の高い優れもの。モーダルな旋律に相対するドラミングはこういうものなんだろう。バイラークとムラーツのモーダルな旋律にぴったり寄り添うが如く、彩りを添えるが如く、リズム&ビートを供給する。いや〜良いトリオ盤ですね〜。全編にモード・ジャズが蔓延する。モード・ジャズを「今風の音」で、しっかりと聴くことが出来る好盤である。
 
 
 
東日本大震災から8年4ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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