2020年6月21日 (日曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・82

ビル・エヴァンスの聴き直しを長々としている。Fantasyレーベルのアルバムを聴き進めて行くと、決まってこの盤でふと立ち止まる。そして、暫く、エバンスは聴かない。そして、再び、意を決して聴いて、必ず、しみじみするのだ。そして、また、エヴァンスを聴き始める。僕にとって、エヴァンスのこの盤は特別なのだ。

Bill Evans『I Will Say Goodbye』(写真)。1977年5月11–13日の録音。ちなみにパーソネルは、Bill Evans (p), Eddie Gómez (b), Eliot Zigmund (ds)。1977年に録音されているが、直ぐにはリリースされていない。ビル・エヴァンスが逝去したのが、1980年9月15日。追悼盤の様なイメージでのリリース。それでも、1981年のグラミー賞を受賞している。

この盤、リリースされた時に入手して以来、エヴァンスのピアノを聴く「節目」となるアルバムである。当時、エヴァンスが逝去したのは知っていた。しかも、この盤が逝去する3年前の録音であることも理解していた。しかし、このアルバム作成前後に、彼は妻と兄をそれぞれ自殺で亡くしているのは知らなかった。
 
 
I-will-say-goodbye  
 
 
冒頭のタイトル曲「I Will Say Goodbye」を聴いて、耽美的で静的なタッチの中に、ある種の「寂寞感」が濃厚に漂うのが気になった。タイトルが「I Will Say Goodbye」なので、その雰囲気を醸し出しているのか、と思ったが、エヴァンスはそんな感傷的なピアニストでは無い。ほの暗く、どこか諦念感にも通じる、透明感のある弾き回し。

この盤はエヴァンスの個性のひとつである「耽美的」なタッチと「透明感」のある弾き回しが濃厚に出たアルバムである。従来の優れたテクニックとエヴァンス独特の音の重ね方、そして、この盤に溢れる、静的ではあるが躍動感溢れるアドリブ・フレーズ。まさしく、この盤はエヴァンスの代表作の一枚として挙げられるべき好盤である。

バックを支える、エヴァンス・トリオ史上、最高のベーシストであるゴメスも好演、ジグモントのドラミングも硬軟自在で素晴らしい。アルバム全体に「寂寞感」と「諦念感」が漂うのだが、恐らく、録音当時、体調は既に悪かったと思われる。私生活でも悲劇が続く。「寂寞感」と「諦念感」はいざ仕方の無いことかと思う。そんな背景の中、エヴァンスのピアノについては極上のパフォーマンスである。
 
 
 

《ヴァーチャル音楽喫茶『松和』別館》の更新状況
 

 ★ AORの風に吹かれて    【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・『Bobby Caldwell』 1978

 ★ まだまだロックキッズ     【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・Led Zeppelin Ⅲ (1970)

 ★ 松和の「青春のかけら達」 【更新しました】 2020.06.12更新。

  ・太田裕美『心が風邪をひいた日』
 

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2020年3月29日 (日曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・81

昨年の10月にスペインに旅行し、その中でバルセロナを訪れた。なかなかツアーでは訪れることのない「カタルーニャ音楽堂」を見学することが出来て、感激の極みであった。その「カタルーニャ音楽堂」の見学順路の壁にジャズ・ピアニストらしき写真があった。テテ・モントリューであった。そう言えば、彼は1997年に、この「カタルーニャ音楽堂」でソロ・ピアノ盤を録音している。

テテ・モントリューは、カタルーニャのバルセロナ出身のジャズ・ピアノの巨匠である。惜しくも1997年8月に64歳で逝去しているが、1965年に初リーダー作でデビュー以来、逝去する1997年まで、32年の長きに渡って欧米で活躍した、ジャズ・ピアノのレジェンド。端正で力強いタッチの中、スペイン音楽に聴かれる様な、哀愁感漂うスパニッシュな響きがほんのりと香る、ハードバップでモーダルなピアノの調べは、欧州ならでは、スペイン出身ならでは個性。

Tete Montoliu 『Catalonian Rhapsody』(写真左)。1992年3月8日、スペインはバルセロナでの録音。ちなみにパーソネルは、Tete Montoliu (p), Hein Van de Geyn (b), Idris Muhammad (ds)。日本のヴィーナス・レコードからのリリース。タイトルはズバリ、モントリューの故郷である「カタルーニャ」を採用している。タイトルから判る様に、この盤は、モントリューが、カタルーニャ地方の哀愁のメロディを、ピアノ・トリオで存分に表現したもの。
 
 
Catalonian-rhapsody  
 
 
選曲を見渡すと、ヴィーナス・レコードらしからぬ、有名なスタンダード曲が見当たらない。1曲目「The Lady From Aragon (La Mama D'Arago)」から、5曲目「Song Of The Robber (La Canso Del Lladre)」までが、カタロニア地方の伝承曲を基にした演奏になっている。この5曲については、哀愁感漂うスパニッシュ風ではあるが、ちょっと独特な響きが宿るカタルーニャ独特の響きがユニーク。ついつい聴き惚れる。

残りの3曲のうち、2曲はカタルーニャの作曲家「Joan Manuel Serrat」の作、残りの1曲はモントリュー自身の作。つまりは、この盤はタイトル通り「カタルーニャの狂詩曲」である。これが良い。モントリューが故郷のカタルーニャをピアノ・トリオで、ジャズで表現する。そして、このトリオ演奏の内容が濃い。トリオの3者共に好調で、硬軟自在、縦横無尽のインタープレイが素晴らしい。

逝去の5年前とは言え、モントリューのピアノは好調を維持している。モントリューは僕のお気に入りのピアニストの一人で、昔から聴き親しんで来たが、この『Catalonian Rhapsody』という盤、モントリューのリーダー作の中で屈指の出来だと僕は思う。ヴィーナス・レコードからのリリースだから、という先入観だけで、この盤を遠ざけるのは勿体ない。久々に「ピアノ・トリオの代表的名盤」としてアップしたい。
 
 
 

《バーチャル音楽喫茶『松和』別館》

【更新しました】2020.03.29
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2020年2月18日 (火曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・80

ピアニストのスキル。ジャズとクラシックで、比較されることがたまにある。まあ比較しても仕方の無いテーマだと思うんだが、クラシック側からすると「ジャズ・ピアノは無手勝流で基礎がなっていない」だし、ジャズ側からすると「譜面通り弾くだけで、スイングもせず、面白く無く、肩が凝る」である。ジャズ側からすると「クラシックのピアニストにジャズは出来ない」だし、クラシック側からすると「ジャズのピアニストにクラシックは無理」となる。

しかし、である。クラシック側の「ジャズのピアニストにクラシックは無理」については、キース・ジャレットがクラシックにチャレンジし、相応の評価を得ているし、ハービー・ハンコックは高校時代までは、優秀なクラシック・ピアニストで、11歳でシカゴ交響楽団と共演を果たしている。ジャズ側の「クラシックのピアニストにジャズは出来ない」については、クラシック・ピアニスト兼指揮者のアンドレ・プレヴィンがいる。西海岸ジャズの中で、飛び切り優れたハードバップ・ピアノを聴かせてくれる。

André Previn『King Size!』(写真左)。1958年11月26日のロサンゼルスでの録音。ちなみにパーソネルは、André Previn (p), Red Mitchell (b), Frankie Capp (ds)。西海岸ジャズらしい、しっかりアレンジされた、端正で破綻の無い、聴き心地を優先したピアノ・トリオ演奏である。流麗で爽快感あふれる弾きっぷりはなかなか堂に入っている。ビッグサイズのライオンのイラストがあしらわれたジャケットも印象的。
 
 
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改めて、アンドレ・プレヴィンは、作曲家、編曲家、映画音楽、ジャズ・ピアニスト、クラシック・ピアニスト、指揮者。どちらかと言えば、クラシックに軸足がある。昨年2月に惜しくも89歳。我が国への関わりは、2009年から3年間、NHK交響楽団の首席客演指揮者として活躍した。そんなクラシックな演奏家が、こんな洒落た小粋なハードバップ・ジャズをピアノ・トリオでやるなんて。彼の経歴をライナーノーツで読んだ時、とにかく驚いたことを覚えている。

ディブ・ブルーベックと並んで黒人にはほとんど人気のない白人ピアニスト。しかし、黒人のピアニストには稀少な「ソフィストケイトな」タッチや限りなく端正で全く破綻の無い、高テクニックなピアノは、やはり聴きもの。ピアノをクラシック・ピアノらしく鳴らしながら、ジャズを聴かせるユニークな存在。この『King Size!』でも、しっかり計算されたアドリブ展開と、しっかりとしたアレンジで、ファンキーさ、ジャジーさを醸し出していて、なかなかに聴き応えがある。

まあ、この「計算された」や「アレンジされた」部分に「作られたジャズ」を感じるという向きもあるが、僕はこれは「米国西海岸ジャズ」の個性の1つと解釈しているので、僕はこの「計算された」や「アレンジされた」部分を高く評価している。それがプレヴィン・ジャズの個性でもあるのだ。プレヴィン独特の爽快感あふれるスインギーなフレーズは特筆に値する。「アレンジされた」ファンクネスと併せて、もっと評価されて良いピアニストである。
 
 
 
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2020年2月14日 (金曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・79

最近、トリオ・レコードのジャズ音源を追いかけている。トリオ・レコードとは、オーディオメーカー「トリオ」のレコード部門が立ち上げたレーベル。活動期間は1969年〜1984年。バラエティーに富んだジャンルを扱っていたが、ジャズのジャンルでは、特に日本人ジャズの好盤を多くリリースしていて無視出来ない存在である。僕が本格的にジャズを聴き始めた頃、リアルタイムで活動していた日本のレーベルなので、とりわけ親近感がある。

世良譲トリオ『Bacchus Swing』(写真左)。1973年9月の録音。ちなみにパーソネルは、世良譲 (p), 栗田八郎 (b), 原田イサム (ds)。純日本メンバーのトリオ構成。帯紙のキャッチがふるっている。「うたごころ、そしてスイングまたスイング。ジョーが久々に放つ、くつろぎに満ちた快作」。まさにこのキャッチ通りの内容。スイングしまくる、硬質タッチの「唄うような」ピアノが素晴らしい。

世良譲のピアノの雰囲気、どこかで聴いたことがある、というのがファースト・インプレッション。資料を見れば、世良譲はエロール・ガーナーを師と仰いでいた、とのこと。なるほど、であるが、ガーナーの右手よりタッチは軽妙。軽妙ではあるが音に芯がシッカリ入っていて、スタンダード曲の印象的なフレーズがクッキリと浮かび上がる。この唄うように、よく回る右手は、そう「レッド・ガーランド」を彷彿とさせる。
 
 
Bacchus-swing-1  
 
 
左手はブロック・コードでは無いので、レッド・ガーランドそっくりにはならない。右手がレッド・ガーランド風のイメージ、左手がビハインド・ビートでは無いが、伴奏として左手の入り方、リズム&ビート担当の左手の硬質なタッチはエロール・ガーナー風のイメージ。しかし、そこに世良譲の独特のスイング感が被さって、トータルで個性的なジャズ・ピアノを創出している。

日本人ジャズらしく、ファンクネスが相当に希薄なのも、欧米の他のジャズ・ピアニストには無い個性。栗田のベース、原田のドラムの「リズム隊」も堅実でレベルの高いもの。揺らぎ、乱れは全く無い。切れ味の良いリズム隊は、フロントでアドリブ・フレーズを弾きまくる世良のピアノをがっちりとサポートし、がっつりと鼓舞する。そうすると世良のピアノはそのスイング感を増幅して、逆にバックの「リズム隊」を煽る。理想的なピアノ・トリオ。

ちなみに、雑誌等で、ジャズ界の元祖「ちょいワルおやじ」と形容される世良譲。酒・煙草・女性をこよなく愛した、絵に描いた様な、伝説のジャズ・ピアノの名手である。世良は深夜の名物テレビ番組であった「11PM」にレギュラー出演し、深夜のテレビ番組の中で、ムード濃厚なジャズ・ピアノを聴かせていたことを覚えている。そんな「ちょいワルおやじ」が、こんなに素敵な、スインギーなピアノ・トリオ盤を創出した。酒の神「バッカス」のスイング。良いアルバムタイトルである。
 
 
 
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2020年2月 8日 (土曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・78

ジャズ盤蒐集〜リスニングの楽しみ。過去の好盤のリイシューも楽しいが、やはり、今の新しいジャズ盤に耳を傾けるのも楽しい。今の新しいジャズに耳を傾けるということは「ジャズの今」を感じること。新盤で今を感じて、リイシューで過去を感じて、ジャズという音楽ジャンルの奥深さと歴史を理解する。ジャズ者の我々とっては、とても大切なことだと思っている。

Marc Copland Trio『And I Love Her』(写真左)。昨年10月のリリース。ちなみに、トリオを構成するのは、Marc Copland (p), Drew Gress (b), Joey Baron (ds)。リーダーのピアニスト、マーク・コープランドは、米国フィラデルフィア出身、1948年生まれなので、録音当時で71歳。大ベテランのジャズ・ピアニスト。

大ベテランのジャズ・ピアニストであり、リーダー作も1988年の初リーダー作以来、毎年1枚以上のペースで相当数を数える。いわゆる人気ピアニストであり、年齢的にもレジェンド・クラスであるにも関わらず、日本ではあまり名は知られていない。恐らく、日本のレコード会社にとって、あまり馴染みの無い海外レーベルからのリリースに偏っていたからでは無いか、と思っている。それにしても、そのキャリアに比して、あまりに日本では馴染みの無いピアニストである。
 
 
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マーク・コープランドのピアノと言えば「過剰なくらいに繊細でクール、耽美的表現の極致」が特徴。バップやファンキー、ソウルとは全く無縁。ファンクネスもほとんど感じ無い。例えば、ビル・エヴァンスの耽美的表現をさらに推し進めた、耽美的でクールで静的なピアノ。ダイナミックな展開は全く無い。まるで「カラフルで深遠な」墨絵を見る様な音世界。

冒頭の「Afro Blue」から、この「カラフルで深遠な」墨絵を見るような音世界が全開である。グレスのベースとバロンのドラムも、そんなコープランドのピアノにぴったりと寄り添うような、絶妙なサポートを聴かせてくれる。そして、タイトル曲、レノン&マッカートニーの「And I Love Her」が絶品。コープランドの耽美的なピアノがぴったりと填まる。原曲のフレーズの美しさを耽美的なピアノで、より明確に深遠に聴かせてくれる。

コープランドのピアノの音世界は、この「過剰なくらいに繊細でクール、耽美的表現の極致」に徹底されている。これが素晴らしい。時には、バップやファンキーに展開して欲しくもなるのだが、ここまで徹底していると、これはこれで「このままでもありやなあ」と思うから面白い。他のピアニストには無い「独創的な音世界」。これもジャズ・ピアノである。
 
 
 
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2020年2月 4日 (火曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・77

最近、気がついたのだが、「Trio Records(トリオ・レコード)」のアルバムが相当数、リイシューされている。CDでのリイシューのみならず、音楽のサブスク・サイトにもアップされているのだから嬉しいこと、この上無し。

さて、このトリオ・レコードとは、オーディオメーカー「トリオ」のレコード部門が立ち上げたレーベルである。活動期間は1969年〜1984年。日本の歌謡曲など、バラエティーに富んだジャンルを扱っていたが、ジャズのジャンルでは、日本人ジャズの好盤を多くリリースしている。

ちょうど、僕がジャズを聴き始めた頃がトリオ・レコードの全盛期で、毎月毎月、魅力的な内容の日本人ジャズのアルバムをリリースしていたのを覚えている。大学近くの「秘密の喫茶店」のママさんから、 本田竹曠『ジス・イズ・ホンダ』を聴かせてもらったのが、トリオ・レコード盤の最初。エコーが適度にかかった、ニュー・ジャズ志向の音が実に魅力的だった。

本田竹曠トリオ『I Love You』(写真)。1973年録音。ちなみにパーソネルは、本田竹曠 (p), 鈴木良雄 (b), 渡辺文男 (ds)。ちょっと「おどろおどろしい」ジャケットに引くが、どうして、その内容は時代の先端を行く、素晴らしいモード・ジャズ。日本人ジャズのピアノ・トリオがゆえ、ファンクネスはほぼ皆無、それでいて、スインギーでダイナミックな展開は「世界レベル」。 
 
 
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トリオ・レコードは ECMレコードの先進性をいち早く見抜き、「ECMをトータルに販売展開する」ことをメインに、1973年に世界初の独占販売契約を締結している。トリオ・レコードのジャズの音作りは、このECMレコードの音作りを参考にしている様に感じる。この本田のトリオ盤を聴いていてそう思う。適度にかかった印象的なエコー。切れ味の良い音像。明確な音の輪郭。音の「間」を活かした録音志向。いわゆる「ニュー・ジャズ」な録音である。

本田のピアノは素晴らしいの一言。ピアノを本当にフルに鳴らしているなあ、と感じるし、タッチの正確さは特筆もの。ドライブ感とスイング感がほどよく共存し、モードもコードも自由自在。アドリブ・フレーズのイマージネーションは幅広く深い。この盤での本田のピアノは、キース・ジャレットと比肩するくらい、素晴らしい内容を誇っている。

日本人として、思わず「胸を張って」しまいそうな、そんな素晴らしいジャズ・ピアノ。歌心満点に高速フレーズで唄いまくる「アイ・ラヴ・ユー」「サニー」「枯葉」が爽快感満点。その指捌きに惚れ惚れする。そうそう、ゲイリー・ピーコックとジャック・デジョネットのリズム隊を端正に精緻に仕立てたような、鈴木のアコベと渡辺のドラムのリズム隊も特筆もの。

日本人ジャズが、世界レベルのピアノ・トリオをやっている。この盤を聴いた時、心から思った。そして、思わず心の中で「胸を張って」いるのだった。
 
 
 
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2019年3月 2日 (土曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・76

1996年、キースは慢性疲労症候群と診断され、同年の秋以降の活動予定を全てキャンセルして自宅での療養を余儀なくされる。2年の闘病の後、1998年に復活。スタンダーズの活動を再開させる。復活後は相応の調子を取り戻すのに少し時間がかかったが、1999年7月5日、パリでのライブ録音である『Whisper Not』を聴いて判る様に、この時点でほぼ復調なったと感じている。

Keith Jarrett『Yesterdays』(写真左)。2001年4月24日と30日、東京文化会館とオーチャードホールでのライブ録音。パーソネルは、当然、Keith Jarrett (p), Gary Peacock (b), Jack DeJohnette (ds)。お馴染みの「スタンダーズ」トリオ。所要時間約75分でCD1枚仕様。2001年の録音であるが、しばらくお蔵入りになった後、2009年にリリースされている。

何か問題があって「お蔵入り」になった訳では無いことは、このライブ盤を聴けば判る。この盤では、慢性疲労症候群から完全復調なったキースのほぼ従来と同じレベルの好パフォーマンスを聴くことが出来る。恐らく、さすがにスタンダーズの演奏もここまでくるとマンネリ感は拭えず、スタンダード曲がメインの演奏は避けたのではないか。2001年には同じ日本でのライブ録音とはいえ、オリジナル曲オンリーのライブ盤をリリースしている。
 

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このライブ盤でのスタンダーズは「ノリが良い」。三位一体となったインタープレイが素晴らしい。ベストに近いスタンダーズの演奏がこのライブ盤で聴ける。2001年録音は現在では4枚のアルバムがリリースされている。キースが慢性疲労症候群を克服し、完全復調なった時期がこの2001年だったのだろう。完全復調なったキースは、同時にあの「唸り声」も完全復活している。賛否両論の「唸り声」であれば、これがキースの「元気な印」であるのなら、これはこれで我慢、である。

しかし、復調なったキースのスタンダーズは演奏内容に大きな変化が感じられる。病気リタイアまでは、基本的にキースがメイン。キースが前へ前へ出てピアノを弾きまくるところに、ぴったりと寄り添うようなデジョネットとピーコックであったが、キースの復調後は、キース、デジョネット、ピーコックのパフォーマンスが均等になっている感じなのだ。これが良い方向に作用していて、三位一体となったインタープレイをより印象的なものにしている。

まだまだ知られていないスタンダード曲を発掘し、手垢の付いた有名なスタンダード曲を見直し、類い希なピアノ・トリオで斬新なアレンジを施し再構築する。このキースのスタンダーズの手法についてはやはり「マンネリ感」は否めない。しかし、このライブ盤でのパフォーマンスの見事さは、そんな「マンネリ感」を吹き飛ばして余りあるもの。意外とスタンダーズの理想形がこのライブ盤に記録されているのかも知れない。

 
 
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2018年12月11日 (火曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・75

昨日の『Body & Soul』から続いて、テテ・モントリューのピアノ・トリオ盤のご紹介。テテ・モントリューは、スペインのカタロニア出身のジャズ・ピアニスト。テテのピアノはハイ・テクニックで流麗で「多弁」。乗ってきたら、速いフレーズをガンガンに弾きまくる。テクニックが伴っているのと、紡ぎ出されるフレーズが流麗なので、あまり耳に付かない。タッチが確実なのでバラードの演奏については、アドリブ・フレーズがクッキリ浮かび出て、とても聴き易い。

Tete Montoliu『Recordando a Line』(写真左)。邦題『リネの想い出』。1972年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Tete Montoliu (p), Erich Peter (b), Joe Nay (ds)。昨日ご紹介した『Body & Soul』の次に来る位置づけのピアノ・トリオ盤。これがまあ、テテ・モントリューの初期の傑作の一枚なのだ。

テテのピアノは「多弁」。弾きすぎる、という批判もある位なのだが、テクニックが優秀なので耳に付かない。しかし、この盤ではテテは少し抑え気味に速いフレーズを弾く。これが「品がある」音なのだ。ピアノ・ソロもトリオ演奏も、この盤のテテはいつにも増して品がある。力強い確かなタッチに品が備わって、それはそれは素敵な音のピアノ・トリオ盤に仕上がっている。
  

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加えて、選曲が良い。テテの品の備わった、力強い確かなタッチが映えに映えるスタンダード曲がズラリと並ぶ。しかも「失恋のラヴ・ソング」が多い。これがこの盤の「ミソ」なのだ。テテが「少し抑え気味に速いフレーズを弾く」のは、この「失恋のラヴ・ソング」の歌詞をしっかりと噛みしめるように弾き進めるためなのだ。僕はそう理解した。合点がいった。

この盤のキャッチフレーズにも挙がっている2曲が特に優秀。しっとりとした品の良いタッチが白眉の「アイ・シュッド・ケア」、ブロッサム・ディアリーのオリジナル・バラードを優れたテクニックで速弾きワルツに仕立て直した、疾走感&爽快感が素敵な「スウィート・ジョージイ・フェイム」。そうそう、シンプルなアレンジでスッとした佇まいの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」も印象的な出来。収録されたスタンダード曲の全てが良い感じなのだ。

誰もいない海でひとり佇むテテ。1933年生まれのテテはこの盤の録音時は31歳。若手から中堅へとステップアップする時期での素晴らしいトリオ盤である。我が国では人気があるとは言えないテテ・モントリューではあるが、このトリオ盤を聴けば、その印象は完全に払拭される。ピアノ・トリオ演奏の良いところがギッシリと詰まった好盤である。

 
 
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2018年10月29日 (月曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・74

ジャズメンの評価の中で「弾きすぎる」とか「吹きすぎる」というものがある。どうも我々日本人独特の評価みたいなんだが、日本人のジャズ者の方々は、ジャズ演奏の「間」とか「奥ゆかしさ」を尊ぶきらいがある。音数を厳選し、決して多すぎず、最低限の音数でアドリブを展開する「間」と「奥ゆかしさ」。これを全てのジャズ演奏に適用したら、スッカスカの演奏になるものもあるとは思うんだが・・・。

僕は「弾きすぎ」と「吹きすぎ」については必要であれば良い、と思っている。とにかく目立ちたい、とにかく前へ出たいという「目立ちたがり」が故に、弾きすぎたり吹きすぎたりするのは、ジャズメンとして、というよりは、人としてどうか、と思うのだが、これは聴いていて五月蠅い。逆に必要な「弾きすぎ」「吹きすぎ」は耳に付かない。逆に爽快感さえ覚えることがある。

MIchel Camilo『Rendezvous』(写真)。1993年1月18〜20日のライブ録音。ちなみにパーソネルは、Michel Camilo (p), Dave Weckl (ds), Anthony Jackson (b)。超絶技巧のラテンジャズ・ピアニストとして高い人気を誇るMichel Camilo(ミシェル・カミロ)の爽快なライブ盤である。
 

Rendezvous_live  

 
カミロはカリブ海のドミニカ出身。カリプソやサルサからボサノヴァ、サンバといったラテン系の熱いリズムをベースに、オーソドックスなジャズ・ピアノの奏法にクラシック・ピアノのテクニックを融合した、端正かつ超絶技巧な疾走感溢れるピアノが個性。そんなカミロに、これまた端正かつ超絶技巧なベーシストのアンソニー・ジャクソンとドラマーのデイブ・ウェックルがバックから絡む。そう、このトリオ、明らかに調節技巧系の「弾きすぎ」ピアノ・トリオなのだ。

しかし、このカミロのピアノを聴いて「弾きすぎる」と評するなかれ。ラテンジャズの特質として、カリプソやサルサのダンサフルなリズムの必要条件として「弾きすぎる」疾走感とメリハリのあるビートは外せない。これが「間」や「奥ゆかしさ」を前提に展開したら、スカスカで間延びした、聴くに堪えないラテンジャズに成り果てる。ラテンジャズにとって「弾きすぎる」ほどの疾走感、爽快感は必要不可欠なのだ。

このライブ盤でのカミロの超絶技巧な「弾きすぎる」ピアノは決して耳に付かない。曲が終わる毎に爽快感が拡がる。アンソニーのベースもラインがとても美しく、弾きっぷりは骨太でソリッド。ウェックルのドラムは多弁で多彩なポリリズム。カミロのピアノとバランスと相性がバッチリで、適度なテンションの中、思いっきりかっ飛んだインタープレイが全編に渡って楽しめる。好盤である。

 
 

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2018年10月 7日 (日曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・73

ECMレーベルは「ニュージャズの代表的レーベル」である。1969年に設立以来、拠点はノルウェーのオスロ。北欧ジャズの拠点でもある。ECMレーベルは、ジャズについては「典型的な欧州ジャズ」を旨とする。そんなECMレーベルであるが、ECMレーベルお抱えの、ECMレーベルの音を代表するミュージシャンがいる。ピアノについては、パッと僕の頭の中に浮かぶのは「スティーヴ・キューン(Steve Kuhn)」。

この人のピアノを初めて聴いたのは『Ecstasy』というアルバム。もちろん、ECMレーベルからのリリース。1974年の録音なんだが、この人のピアノには驚いた。米国ジャズを中心に聴いてきた耳には「ジャズっぽくない」。どちらかというと、クラシック・ピアノに近い。リリカルそして耽美的。ファンクネスは皆無。即興演奏としてのフレーズの取り回しはクラシック風。それでいてビートはしっかりと聴いていて、演奏全体の雰囲気はやっぱり「ジャズ」。

このキューンのピアノはリリカルそのもので、一聴すればキューンのピアノと判るくらい。そんなリリカルなピアノに、ECMレーベルの録音で独特の深いエコーがかかって、独特のピアノ・ミュージックが創造される。1974年から1981年まで、間を置いて、1995年から現在に至るまで、ECMレーベルとの付き合いは続いている。ECMレーベルお抱えのピアニストの一人といって良いだろう。
 

Trance

 
Steve Kuhn『Trance』(写真)。1974年11月の録音。ちなみにパーソネルは、Steve Kuhn (ac-p, el-p, vo), Steve Swallow (el-b), Jack DeJohnette (ds), Sue Evans (perc) 。パーカッション入りのピアノ・トリオである。スワローはエレクトリック・ベースを使用している。ECMらしい組合せとして、ドラムにジャック・デジョネットが参加している。

アコピもエレピも全く差が無い。どちらもリリカルで耽美的。独特の「間」が静謐感を感じさせるが、演奏全体に穏やかな躍動感がある。スワローのベースはエレベであるが、エレベの特性をよく活かしたベースラインが特徴的。ブンブンと胴鳴りするだけがジャズ・ベースで無いことを改めて感じる。デジョネットのドラミングが素晴らしい。繊細で響きの美しいデジョネットのドラミングは特筆もの。キューンのピアノにぴったりと寄り添う。

演奏のイメージとしては「ジャズ・ロック」で、フレーズの展開など、モードをベースとしながらもクラシックな要素も効果的に織り交ぜ、ECMレーベルのニュージャズ的雰囲気が色濃い。明らかに、それまでのハードバップやモードジャズとは異なる、新しいイメージのジャズ。1970年代のECMレーベルのリリースする盤には、そんな新しい響きの「ニュージャズ」が沢山あった。このキューンの『Trance』もそんな中の一枚。好盤です。

 
 

東日本大震災から7年6ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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