2019年12月24日 (火曜日)

JALCのクリスマス・ソング集

さて、クリスマス・イヴである。今年は久し振りに暖冬基調で、ちょっと暖かい日が続いていたので、クリスマスが近づいてきたという感じが希薄だった。加えて、この2〜3年前から、テレビやネットで、クリスマスについて過度に取り上げることが少なくなってきた感じで、イマイチ盛り上がりに欠ける。ジャズの世界でも、今年はあんまりクリスマス企画のアルバムはリリースされなかったのではないか。

とはいえ、クリスマスである。我がバーチャル音楽喫茶『松和』でも、クリスマス企画のアルバムを採り上げてみる。今回は「ビッグバンド」のクリスマス・ソング集である。1988年に結成され、現在も活動を続ける、ウィントン・マルサリス率いるビッグ・バンド「Jazz At Lincoln Center Orchestra(略称:JALC)」。現代のビッグバンドの中でも、恒常的に活動を続けている、かつ、メンバーは一流のジャズメンで固めた、超一流のビッグバンドである。

Jazz at Lincoln Center Orchestra with Wynton Marsalis『Big Band Holidays』(写真左)。クリスマス・ソングを中心に演奏した模様を捉えた、そんなビッグバンドの魅力的なライブ盤である。2012年12月7-8日、2013年12月12-13日のライヴ録音。リリースは2015年10月30日。ホリデー・シーズンの為の素晴らしいパフォーマンス。
 
 
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おなじみのクリスマス・ソングはもちろん、サッチモの「‘Zat You Santa Claus?」、ビリー・ホリデイの「It's Easy to Blame the Weather」、レッドベリーの「Good Morning Blues」などでは、ルネ・マリー(René Marie)やセシル・マクローリン・サルヴァント(Cécile McLorin Salvant)、という二人の優れた女性シンガーのフィーチャーが聴きどころ。

切れ味良く、ドライブ感とダイナミズム溢れるところが、このビッグバンドの個性。加えて、一流のジャズメンでメンバーを固めているので、演奏のテクニックが途方も無く高い。ミストーンなど皆無である。そんなビッグバンドがおなじみの聖夜曲をやるのだ。その出来は素晴らしいもので、聖夜曲がここまでアカデミックにかつアーティスティックに仕上げられるなんて、なんか魔法でも見ているかのようである。

ビッグバンドの素晴らしいクリスマス・ソング集。ボーカルも趣味良く収まっており、クリスマス・ソングだからといって俗っぽくならない。何故か我が国では、このジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラ(JALC)はウケが悪い。何故なのか判らないんだが、このライブ盤って良い雰囲気のアルバムなので、是非とも一聴をお勧めしたいです。
 
 
 
東日本大震災から8年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
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2019年11月19日 (火曜日)

僕のエリントン楽団の入門盤

ジャズのビッグバンドの「横綱格」といえば、デューク・エリントン楽団だろう。かたや、カウント・ベイシー楽団という声もあるが、僕はエリントン楽団に軍配を上げたい。音の厚み、個性的なフレーズ、優れたアレンジ。ほんの僅かではあるが、エリントン楽団を「東の横綱」に、ベイシー楽団を「西の横綱」に推したい。

しかし、である。僕はジャズ者初心者の頃、エリントン楽団の良さが全く判らなかった。マイナーでアーバンな響き。分厚いユニゾン&ハーモニー。ちょっと捻れた個性的なフレーズ。当時の僕の耳には重かった。シンプルでキャッチャーなベイシー楽団に走った。あれから、40年あまり経って、今では、先ほどのような評価に落ち着いている。ほんの僅かな差、なんですけどね。

『The Popular Duke Ellington』(写真)。1966年3月の録音。デューク・エリントンは、1974年に亡くなっているので、彼にとっては晩年の録音になる。が、1966年の録音なので音が良い。世代的にハイファイ志向の我々としては、ビッグバンドを愛でる場合、音は良い方が安心するし、集中して聴ける。そういう意味で、この盤は音が良いので、入門盤の位置づけで、エリントン楽団を聴き込むには最適な盤である。|
 
 
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なんせ、冒頭が「Take the "A" Train(A列車でいこう)」なのが良い。小学校6年生の時、ラジオでこの曲の演奏を聴いて、思いっ切り好きになって以来、ずっと愛聴曲。これが良い。今の耳には、この曲の演奏のダイナミズム、繊細さ、奔放さが良く判る。自由奔放に演奏している様で、しっかりと規律が守られ、しっかりとコントロールしている。この良い意味での「抑制の美」が、エリントン楽団の良さの1つだと感じている。

2曲目の「I Got It Bad (and That Ain't Good)」以降、エリントン楽団の自由奔放で、緩急自在で、硬軟自在で、変幻自在な演奏が堪能出来る。収録されている曲は、エリントン楽団の有名曲、十八番がズラリ揃っていて、それだけでもエリントン楽団の真髄を心ゆくまで堪能出来る。まずはこの盤を入門盤として聴き込み、エリントン楽団の他の好盤に手を伸ばして、エリントン楽団の音世界を極める。そのアプローチがお勧め。

油井正一著の『ジャズ―ベスト・レコード・コレクション』にこの盤の評がある。「デューク・エリントンほど同じ作品を何度もレコーディングしながら、そのつど時代にふさわしい編曲としてレコーディングしている人も珍しいだろう。このアルバムはタイトル通りエリントンのファンの人以外にも親しまれている名盤だ。内容的にも彼の代表作の1枚に挙げられる」。けだし名言、けだし言い得て妙である。
 
 
 
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2019年11月16日 (土曜日)

スピード感溢れるビッグバンド

大編成のビッグバンド・ジャズ。ジャズの人気が落ちていく中、ジャズの演奏家自体の絶対数が減少するので、21世紀になったら、ビッグバンド・ジャズは「絶滅危惧種」化しているのでは、と危惧していたが、これは杞憂であった。21世紀に入っても、ビッグバンド・ジャズはしっかりとジャズに根付いている。

Jazz at Lincoln Center Orchestraや、Jazz Orchestra of the Concertgebouwなど、パーマネントな活動を維持しているビッグバンドもあり、意外とビッグバンド・ジャズは人気があるのでは、と睨んでいる。例えば、このビッグバンドも、人気上昇のお陰で実際のビッグバンドが編成された、面白い例である。

Battle Jazz Big Band『4th』(写真左)。2009年7月のリリース。コンマスの吉田治 (as) をはじめとして、純国産のビッグバンドである。リード・トランペットは佐久間勲、則竹裕之 (ds)が正式参加など、腕に覚えのある国内のジャズメンが集結。それぞれの曲のアレンジが優秀で、ダレたところが一切無い。このスタジオ録音2枚目も充実したビッグバンド演奏がぎっしり詰まっている。
 
 
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もともとこの「Battle Jazz Big Band」シリーズって、高速なジャズばかりを集めたコンピCDとして始まった「Battle Jazzシリーズ」が、その人気の高さによって、急遽、オリジナルのビッグバンドを編成し、実際のオリジナルな演奏を撮り下ろして収録を始めたもの。この盤は『4th』=4枚目、だが、実際のオリジナル演奏を収録したアルバムとしては『3rd』以来、2枚目の録音盤になる。

ノリも良く、グルーヴ感も良好、アルバムを聴き終えると、スカッと抜群の爽快感。景気の良いオープニングのバディリッチ作の「Good News」、常識破りのアレンジ、全編トロンボーン・セクションをフューチャーした3曲目「Donna Lee」、手に汗握る、超絶技巧かつ疾走感抜群のラストの「Magic Flea」まで、思う存分、切れ味の良いビッグバンド・ジャズを堪能出来る。

プロのテクニック+学バンのノリ+超カッコいい曲=BATTLE JAZZ BIG BAND、がコンセプトで、高速でスピード感溢れる、格好良く思いっ切り心地良くスイングする演奏は聴き応え充分。一糸乱れぬアンサンブルとダイナミズムは世界の他の優秀なビッグバンドと比肩するもの。久し振りの聴いた『4th』だが、やっぱり良い。これは大変、他のアルバムも聴き直さないとなあ。
 
 
 
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2019年10月30日 (水曜日)

ゴイコヴィッチの未発表発掘盤

ジャズは世界の様々な国で演奏されている。チェコに訪れた時もジャズはあったし、エストニアを訪れた時もジャズは演奏されていた。クロアチアでもイタリアでも、つまりは欧州ではほとんどの国でジャズは演奏されている。1970年代、欧州ジャズが日本に伝わってきて、その欧州におけるジャズの裾野の広さを知って、ビックリしたことを覚えている。

Dusko Goykovich『Sketches of Yugoslavia』(写真左)。今年9月のリリース。バルカンのレジェンド・トランペッター、ダスコ・ゴイコヴィッチの新作である。が、資料を見ると、録音年は1973, 1974年。確かに聴いてみると、音がシンプルでアレンジもシンプルで、現代の音では無い。録音年を見て納得。確かに1970年代のジャズの音。この新作は「未発表発掘盤」である。

ちなみにパーソネルは、Dusko Goykovich (tp) & The Brass and Woodwinds of The NDR Radio Orchestra Hannoverは全曲、リズム・セクションについては、1〜6曲目が、Fritz Pauer (p), Prter Trunk (b), Tony Inzalaco (ds), 7〜8曲目が、Fritz Pauer (p), Bo Stief (b), Ronnie Stephenson(ds)。
  

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この盤は、NDRビッグバンドをバックに従えて、ダスコ・ゴイコヴィッチが、バルカン・フレイバー満載の泣きのトランペットを吹きまくる作品である。アレンジは映画音楽家として名高いハンス・ハマーシュミットが担当しているのだが、このアレンジがバッチリ填まっている。ビッグバンドをバックにした構成の演奏ではアレンジが成功の鍵を握っているのだが、この盤ではアレンジが優秀。
 
ゴイコヴィッチのトランペットは、東欧的・バルカン的エキゾティズムが濃厚に漂いながらも、欧州ジャズらしい、クールでストイックな硬派なハードバップなブロウが身上。このゴイコヴィッチのトランペットが、ビッグバンドの伴奏の中でクッキリと浮かび上がっている。独特の哀愁感を色濃く漂わせた「エモーショナル & スピリチュアル」な音世界。
 
僕はこのゴイコヴィッチの東欧的・バルカン的エキゾティズム溢れるトランペットが大好きで、初めて出会った1980年以降、ずっと機会有る毎にゴイコヴィッチのリーダー作を聴き続けてきた。今回の未発表発掘盤を聴いて、また、ゴイコヴィッチのリーダー作を聴き直してみたくなった。ゴイコヴィッチのバルカン・フレイバー満載の泣きのトランペットは「秋」の空気によく似合う。
 
 
 
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2019年10月28日 (月曜日)

ベイシー楽団の懐の深さを感じる

カウント・ベイシー楽団と言えば、この盤も良い。実は、ジャズを聴き始めて1年位経った頃、ビッグバンドも聴かないとなあ、というノリで、この盤を手に入れた。原子爆弾のキノコ雲のジャケットがなんとも無神経ではあったが、それが米国である。仕方が無い。しかし、である。僕は当時、この盤の良さがさっぱり判らなかった。

Count Basie and His Orchestra『The Atomic Mr. Basie』(写真左)。1957年10月の録音。ちなみにパーソネルは、Count Basie (p), Freddie Green (g), Eddie Jones (b), Sonny Payne (ds), Snooky Young, Thad Jones, Wendell Cully, Joe Newman (tp),Al Grey, Henry Coker, Benny Powell (tb), Frank Foster, Eddie "Lockjaw" Davis (ts), Marshal Royal, Frank Wess (as), Charlie Fawlkes (bs), Joe Williams (vo)。

錚々たるメンバー。これだけのメンバーである。出てくる音は凄い。カウント・ベイシー楽団の一番良いところがギッシリと詰まった盤である。でも、この盤の良さが判る様になったのは、ジャズを聴き始めてから20年くらい経った頃である。買ったばかりの頃、ジャズを聴き始めて1年位経った頃、録音の古さと当時のステレオセットのチープさが相まって、モコモコで薄いビッグバンドの音に思いっ切り落胆したことを覚えている。
 

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やはり、ビッグバンドは「そこそこ〜まあまあ」以上のステレオセットで、「そこそこ〜まあまあ」以上の音量で聴くべきである。冒頭の「Kid from Red Bank」のダイナミズム。バンド全体を支配する「圧倒的なスイング感と躍動的なグルーヴ感」。パンチのあるフロント管のユニゾン&ハーモニー。切れ味良く重心の低い、タイトなリズム・セクション。

2曲目の「Duet」のゆったりしたユーモラスなビッグバンドの「掛け合い」。3曲目の「After Supper」での、ベイシーの単音のシンプルなピアノ、そして繊細なビッグバンドのフレーズ。この盤では、カウント・ベイシー楽団の「圧倒的なスイング感と躍動的なグルーヴ感」だけではない、繊細な表現やユーモラスな表現も織り交ぜて、ビッグバンドの最高峰の演奏を聴かせてくれる。

様々なニュアンス、様々な音の楽曲がズラッと並んでいて、聴いていて全く飽きが来ない。何回、聴き直しても全く飽きが来ない。この盤を繰り返し聴くにつけ、カウント・ベイシー楽団の懐の深さ、演奏のバリエーションの裾野の広さを強く感じる。僕はこの盤をジャズを聴き始めてから20年くらい経った頃に聴いて、やっとビッグバンドのポテンシャルに感じ入った次第。しかし、ビッグバンドが判って良かった。
 
 
 
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2019年10月26日 (土曜日)

改めてベイシー楽団のイチ押し盤

カウント・ベイシー楽団と言えば、まずはこの盤が浮かぶ。というか、この盤を一番聴いている。この盤にはカウント・ベイシー楽団の真骨頂である「満ち溢れんばかりのスイング感とグルーヴ感」がギッシリと詰まっている。とにかく、心ゆくまでカウント・ベイシー楽団を楽しめる盤なのだ。

Count Basie and His Orchestra『April in Paris』(写真左)。1955年7月と1956年1月の録音。録音盤としてのカウント・ベイシー楽団の最良の状態を聴くことが出来る。この時のカウント・ベイシー楽団のパーソネルを見渡して見ると。ソロでもレジェンド級のメンバーを半数以上擁して、今から振り返れば、錚々たるメンバーである。そりゃ〜良い音出すよな。

Count Basie (p), Wendell Culley, Reunald Jones, Thad Jones, Joe Newman (tp), Henry Coker, Bill Hughes, Benny Powell (tb), Marshall Royal (as, cl), Bill Graham (as), Frank Wess (as, ts, fl, cl), Frank Foster (ts, cl), Charlie Fowlkes (bs, b-cl), Freddie Green (g), Eddie Jones (b), Sonny Payne (ds), Jose Mangual, Ubaldo Nieto (perc)。
 
 
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とにかく冒頭、オープニングのタイトル曲「April in Paris」、邦題「パリの四月」である。この曲の出だしのフロント管のユニゾン&ハーモニーのダイナミズム。むっちゃ格好良く、むっちゃ痺れる。ジャズのビッグバンドの醍醐味がこの前奏のユニゾン&ハーモニーに詰まっている、と言い切っても過言では無いだろう。

「April in Paris」に続く数々の名演ついても、バンド全体を貫くスイング感は半端無い。そして、個々のソロに満ちあふれるグルーヴ感。個々のソロが集まって、バンド全体のうねるようなスイング感の塊になる。そして、そのスイング感とグルーヴ感が相乗効果を生んで、カウント・ベイシー楽団ならではの「パンチ力」を生み出すのだ。

等々云々、些細なうんちくは必要無い。聴けば判る。この盤には、ジャズのビッグバンドの良い部分がギッシリと詰まっている。冒頭のタイトル曲の最初の何小節かを聴けばすぐに納得できる。出来れば良いステレオ装置で、そこそこの音量で聴きたい。ジャズ盤として、ジャケット・デザインも優秀。エヴァーグリーンな好盤である。
 
 
 
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2019年10月21日 (月曜日)

カウント・ベイシー楽団の思い出

実は「ビッグバンド・ジャズ」が大好きである。ジャズを聴き始めた40年ほど前から、ビッグバンド・ジャズが好きである。しかし、ビッグバンド・ジャズを聴くと、である。当時所有のチープなステレオ・セットでは、ビッグバンド・ジャズの楽器毎の分離が良く無い。しかも音の迫力が無い。これではまともにビッグバンド・ジャズを聴くことが出来ない。
 
よって、ジャズを聴き始めて20年ほど、ビッグバンド・ジャズを聴くことを諦めた。ジャズを聴き始めて20年ほど経った頃、まあまあのステレオ・セットを手に入れた。楽器毎の分離もまあまあ、大音量で聴けば、音の迫力もまあまあ。しかし、1950年代の録音では問題が残る。録音が良く無ければ、当時のまあまあのステレオ・セットではビッグバンド・ジャズが楽しめない。それも仕方が無い。
 
ということで、1970年代後半以降の録音状態の良い盤を中心に聴き始めた。ビッグバンド・ジャズの定番と言えば、デューク・エリントンとカウント・ベイシー。最初は「判官びいき」的雰囲気で、カウント・ベイシーを選んだ。1978年、ジャズを聴き始めた頃、そう言えば、カウント・ベイシーの新盤を、例の「秘密の喫茶店」で聴かせて貰った記憶が甦った。
 
 
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Count Basie and his orchestra『Count Basie : Live In Japan '78』(写真左)。パブロ・レーベルからのリリース。カウント・ベイシー楽団のライブ盤。タイトル通り、1978年、日本における、横浜市民会館でのライブ録音。カウント・ベイシーは1984年4月に亡くなっているので、まだ存命中の、正真正銘の「カウント・ベイシー楽団」。録音も良く、ビッグバンドの迫力がダイレクトに伝わってくる。スイング感、グルーヴ感に満ち溢れた演奏が素晴らしい。
 
ビッグバンド・ジャズは大人数の編成。15名〜17名、多い時で20名程度。必要となる要素はラグビーと一緒で、「品位、情熱、結束、規律、尊重」だろう。バッチリ合った端正なユニゾン&ハーモニーに「品位」と「結束」を感じ、熱気溢れるソロ演奏に「情熱」を感じる。ソロ演奏のバッキングに、お互いの「尊重」を感じる。そして、なにより、ビッグバンド・ジャズに一番必要なものは「規律(ディシプリン)」。
 
このカウント・ベイシー楽団の演奏には、そのビッグバンド・ジャズに必要とされる要素の全てが備わっている。特に、聴いていてグッと感じるのは、満ち溢れんばかりのスイング感とグルーヴ感。即興演奏を旨とするジャズとは少し異なるビッグバンド・ジャズ。しかし、この「品位、情熱、結束、規律、尊重」を旨とするビッグバンド・ジャズも限りない魅力に満ち溢れている。
 
 
 
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2019年8月27日 (火曜日)

ブレッカー兄弟のトリビュート盤

ジャズの新盤を漁っていて、僕がジャズを聴き始めた頃、今から40年前から活躍し続けている、レジェンド級のジャズマンの名前をリーダー作で見かけた時は居抜きで嬉しくなる。最近、レジェンド級のジャズマンが一人一人鬼籍に入っていくので、とにかく寂しい。そんな中、まだまだ現役、溌剌としたリーダー作をリリースしているのを見ると、ホッとするやら嬉しいやら。
 
Randy Brecker & NDR Bigband『Rocks』(写真左)。2017年1月と2018年5月の録音。主なパーソネルは、Randy Brecker (tp, flh), David Sanborn (as), Ada Rovatti (ts, ss), Wolfganf Haffner(ds)、そしてNDR Big Band。ランディ・ブレッカーのトランペットとデイヴィッド・サンボーンのアルト・サックス。フュージョン・ジャズのレジェンドの名前を見つけてワクワクする。

この盤、伝説のフュージョン・ファンク・バンド、ブレッカー・ブラザーズで活躍したトランペッター、ランディ・ブレッカーがメインのアルバムである。この盤を聴いていると、どこかで聴いたことがあるフレーズがどしどし出てくる。それも、1970年代後半、フュージョン・ジャズ全盛時代、僕がジャズを聴き始めた頃に、しばしば聴いた事のあるフレーズ。
 
 
Rocks  
 
 
そう、それもその筈、この盤、ブレッカー・ブラザーズゆかりの楽曲を中心にした選曲したアルバムなのだ。冒頭の「First Tune on the Set」の出だしのフレーズを聴くだけで「あぁ、これはブレッカー・ブラザーズの音だ」と直ぐ判るほど個性的なフレーズ。今をときめくNDR Big Bandとの共演ですが、ビッグバンドもそのブレッカー・ブラザーズの楽曲の持つファンク的な雰囲気に合わせていて、トータル・サウンドとしても、なかなか格好良い。
 
NDR Bigbandのベーシスト、クリスティアン・ディーナーだろうか、ベースの音が実に良く効いている。ブレッカー・ブラザース独特のグルーヴ感の再現にかなり貢献している。そして、メロディーを再現するのは、ランディのトランペットとサンボーンのアルト・サックス。盟友の二人が年齢を全く感じさせない、時に激しく、時に優しく、成熟した奥の深い溌剌としたブロウを聴かせてくれる。
 
NDR Bigbandの演奏については申し分無い。そのドライブ感、その迫力、その疾走感、どれをとっても超一流。現代のトップクラスのビッグバンドだけある。ビッグバンドでこれだけファンクネスを醸し出すことが出来るなんて、思ってもみなかった。アレンジも良好で、フュージョン・ファンクなサウンドを上手く再現して立派。ブレッカー・ブラザースのトリビュート盤として秀逸な内容。好盤です。
 
 
 
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2019年7月28日 (日曜日)

ハーシュの曲作りとピアノの個性

このピアニストの名前を覚えたのは、実は最近のことである。Fred Hersch(フレッド・ハーシュ)。ネットでその名を紐解けば「ビル・エヴァンスのリリシズムを継承し、ブラッド・メルドーなど数々の後進からもリスペクトを受ける名匠」とあるんだが、僕は21世紀になるまで知らなかった。

1955年生まれだから今年で64歳。ベテランの域に入った年頃で、耽美的で端正で流麗なピアノを聴かせてくれる。「凛とした」爽やかなタッチのピアノ、とでも形容したら良いだろうか。かといって、耳当たりの良い、イージーリスニング風のピアノかと思いきや、結構、硬派で辛口なアドリブ・パフォーマンスを展開したりして、これが好感度抜群なのだ。

Fred Hersch & The WDR Big Band『Begen Again』(写真左)。そんなフレッド・ハーシュが、WDR( 西ドイツ放送= Westdeutschen Rundfunks)Big Bandとの共演を果たしたアルバムである。アレンジャー & コンダクターには、才人ヴィンス・メンドーサを迎えており、聴く前から、その内容が期待出来る。
  
 
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全9曲すべてフレッド・ハーシュのオリジナルをヴィンスがアレンジ。「Begin Again」から始まり、近年のナンバーを中心としつつ、十八番の「Rain Waltz」や、「SongWithout Words:Ballads」「Pastorale」など、ハーシュの曲作りの個性とピアノの個性が明確に出る曲が選ばれていて、「フレッド・ハーシュ再発見」な趣のある内容。

面白いのは、スウィンギーでブルージーな展開を見せる「The Big Easy」や、ラテンの旋律の哀愁感とパッションがほど良く出た「Havana」など、「耽美的で端正で流麗な」枠では捉えられない、ハーシュの作曲の個性とメンドーサのアレンジの才が強く感じれられる曲が織り込まれていること。そして、ラストの「The Orb (For Scott)」は至高のバラード。

この盤は、WDR Big Bandのバッキングとメンドーサのアレンジの協力を得て、ハーシュのハーシュの曲作りの個性とピアノの個性を再認識出来る好盤である。特にハーシュの耽美的で端正で流麗なピアノが心ゆくまで堪能出来、WDR Big Bandのダイナミックで端正なビッグバンド演奏が楽しめる。「一粒で二度美味しい」なかなかの盤です。
 
 
 
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2019年7月 4日 (木曜日)

ビッグバンド・ジャズは楽し・46

最近、ビッグバンド・ジャズの好盤が多い。特に目に付くのは、Jazz Orchestra of the Concertgebouw と WDR Big Band(WDR=西ドイツ放送= Westdeutschen Rundfunks) 。なかなかの内容の好盤をコンスタントにリリースしているには感心する。それから、最近、ビッグバンドとの共演も目にするようになった。ひとつの「流行」みたいなものなのかなあ。

Michel Camilo『Essence』(写真左)。今年4月のリリース。最近、やっとリーダー作が入手し易くなって喜ばしい、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のジャズピアニストの新盤である。ミッシェル・カミロはもともと好きなピアニストで、ちょっとラテンっぽい、それでいて、こてこてにマイナーにならない、ちょっと爽やかで流麗なラテン調。しかも超絶技巧。この個性、僕の耳には「とても良い」。
 
そんなミッシェル・カミロの新盤であるが、冒頭の「And Sammy Walked In」を聴いて「おおっ」と思う。なんとビッグバンドとの共演盤ではないか。約25年ぶりのスタジオ録音によるビッグバンドとの共演とのこと。カミロのピアノはタッチが明快で深い。しっかりと音が出る。ビッグバンドと共演しても、カミロのピアノのフレーズがビッグバンドの演奏に紛れ込むことは無い。カミロのピアノの個性をよりハッキリ表現する、という狙いからもビッグバンドとの共演は良いのでは、と期待する。
 
 
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カミロのピアノはビッグバンドと共演しようとしまいと、全く変わることは無い。ドミニカ出身のピアニストらしく、爽快で流麗なラテン調の展開が心地良い。それより、この共演盤、どの曲もアレンジが実に行き届いている様に感じる。非常に端正でダイナミック、そして繊細。ビッグバンドの良さをしっかりと引き出しつつ、カミロ自身のピアノの個性がしっかり前面に浮かび出てくる。そんなアレンジが実に良い。
 
バックのビッグバンドは腕利き揃いの「テンポラリー」なビッグバンドですが、なかなかの内容です。ほんのたまに、ユニゾン&ハーモニーの着地が少しだけズレたりするんですが、個々の楽器担当のテクニックが実に確かで、テンポラリーのビッグバンドでありながら、ダイナミズムまで供給してくれる。特にソロ・パートが充実していて、カミロのピアノをより惹き立てせている。
 
アレンジが良いのだな。カミロは編曲家でもあり、編曲の才はなかなかのもの。このビッグバンド共演盤でその才を遺憾なく発揮している。そして、ビッグバンドに新しい響きをもたらしている。決して、懐古趣味なビッグバンドの音では無い。現代の先端を行くビッグバンドの音。そこに、カリビアンなピアノが爽やかに流麗に超絶技巧に乱舞する。なかなかの好盤である。
 
 
 
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