2020年12月 1日 (火曜日)

ジャズ喫茶で流したい・193

ブルーノート・レーベルの素晴らしいところは色々あるが、ブルーノートの総帥、アルフレッド・ライオン自らが自らの耳で、それまで無名だった優秀なジャズマンを見出して、リーダー作を録音させていたところが一番感じ入る。他のレーベルは優秀なのかどうかも判らず、売れるかどうかも判らないので見向きもしない(笑)。

そんな優秀ではあるが無名だったジャズマンを、ブルーノートはその才能を見出して、リーダー作を録音させたり、サイドマンとして、他のリーダー作に参加させていたりする。ブルーノートのお陰で、ハードバップ時代、人気ジャズマン以外にも優れたジャズマンは沢山いて、ジャズというのは演奏家のレベルで見ても、かなり裾野の広い音楽ジャンルだったことが良く判るのだ。

Clifford Jordan『Blowing In From Chicago』(写真左)。1957年3月3日の録音。ブルーノートの1549番。ちなみにパーソネルは、Clifford Jordan, John Gilmore (ts), Horace Silver (p), Curly Russell (b), Art Blakey (ds)。ブルースの街シカゴからニューヨークにやって来たクリフォード・ジョーダンとジョン・ギルモア、テナー・サックス2管がフロントの変則クインテット編成。
 
 
Blowing-in-from-chicago  
 
 
ホレス・シルヴァーが見出したそうだ。「シカゴに凄いテナーマンがいたぜ」とライオンに耳打ち。それでは、とブルーノートがリーダー作の録音をセットアップ。シルヴァー=ラッセル=ブレイキーの黒々としたリズム・セクションを用意し、素晴らしいセッションが実現した。無骨でバキバキゴツゴツと硬派なハードバップ、そして、マイナー・ブルース。

テクニックがどう、とか、フレーズの創造性がどう、とか、この盤を聴く時にはそんなものは「野暮」というもんだ。ハードバップの良いところがこの盤に詰まっている。ジャズっぽい、力強くブルージーなテナー2管の音がとても心地良い。そして、ブルース・ナンバーには、ニューヨークではない、どこかシカゴ・ジャズの雰囲気が漂う。

こういう盤を録音し、その音源が残っているから、ブルーノート・レーベルはジャズの老舗レーベルとしてリスペクトされ続けているのだ。ハードバップの宝の山であるブルーノートの1500番台の中でも、今でも有名盤では無いが、これはひときわ「ブルーノートらしい」1枚だと思っている。
 
 
 

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2020年11月30日 (月曜日)

気持ちの良いピアノ・トリオ盤

申し訳ない言い方だが、従来より、日本のレコード会社やレーベルが企画してリリースするジャズ盤は何か面白くない。内容は悪くない。でも、ワクワクする何かが足らないというか、オッと思うような意外性や注目ポイントが少ないというか、日本のレコード会社やレーベルが出す新盤って、聴く前から、内容が想像できるというか、ワンパターンというか、面白みに欠けるものが多い(これは、という盤もあるにはあるが・・・)。

とにかく「安全運転」な企画・プロデュースで、そこそこ売れて欲しい、という思いが見え隠れする。加えて、ジャズ雑誌のジャズ盤評論はこぞってこれら日本のレコード会社や日本のレーベルが出す新盤を好意的に評価する。「本当にこの盤の内容が良いと思ってんのかしら?」と疑義を持つ様な一部のジャズ評論にはちょっと呆れる。そういう訳で、今でも新盤については、日本制作盤は敬遠気味で、自分の経験と勘を基に、輸入盤を中心に選盤することが多い。

Christian Jacob『Contradictions "A Look At the Music of Michel Petrucciani"』(写真左)。2005年12月30日、2006年1月17, 30日の録音。ちなみにパーソネルは、Christian Jacob (p), Trey Henry (b), Ray Brinker (ds)。リーダーのChristian Jacob(クリスチャン・ジェイコブ)は、1958年、仏生まれのジャズ・ピアニスト。今年で62歳。バークリーの卒業生で、編曲家としても活躍、1年に1作程度のペースでコンスタントにリーダー作をリリースしている。 
  
気持ちの良いピアノ・トリオ盤である。この『Contradictions』は、副題「A Look At the Music of Michel Petrucciani」とあるように、ジェイコブによるペトルチアーニ曲集。「ジャズ・ピアノのミューズ」と呼ばれた、故ミシェル・ペトルチアーニの作曲した曲を中心に構成した、ピアノ・トリオ盤。
 
 
Contradictions_20201130182001  
 
 
この「ペトルチアーニ」のトリビュート盤という企画が良い。ジャズ・ピアノ者の「聴きたい」という気持ちに「刺さる」。特に、ペトルチアーニがお気に入りの僕としては、大いに期待して「そそくさ」とゲットした。

企画の方向性が良いのだろう。これが、期待に違わぬ素晴らしいピアノ・トリオ盤である。ジェイコブのピアノは、しっかりと芯のある柔らかなタッチが生み出す、明るく輝かしい音色。いきなり名曲「Looking Up」からのスタートなんて良い感じだ。ジェイコブのピアノの個性が良く判る。とにかく、ジェイコブのピアノがシンプルで判りやすくて、明るくて綺麗で申し分ない。

ペトルチアーニの曲は、明るくて軽快で心地よい旋律を伴った曲が多いので、ジェイコブの様に、ペトルチアーニのピアノに比べれば、ちょっと繊細で線が細いのだが、「シンプルで判りやすくて、明るく、綺麗なタッチ」がペトルチアーニの曲にしっかりフィットしている。

良いピアノ・トリオの企画盤です。日本のレコード会社やレーベルも、いつもいつも決まって「有名スタンダード曲中心」の企画盤を企図するのでは無く、こういう、ちょっと「キラッ」と光る企画盤を企図して欲しいですね。きっと実現できると思うし、こういう小粋な企画盤は売れると思うんですが、どうでしょうか。
 
 
 

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2020年11月29日 (日曜日)

ECMらしいエレ・ジャズです

ECMレーベルは欧州ジャズの老舗レーベル。ECMは「Edition of Contemporary Music」の略。創立者はマンフレート・アイヒャー。西洋クラシック音楽の伝統にしっかりと軸足を置いた「ECMの考える欧州ジャズ」=アイヒャー自らの監修・判断による「美意識」を、限りなく静謐で豊かな「ECMエコー」を伴って表現した「ECM独特の音世界」。

Michael Naura『Vanessa』(写真左)。ECMの1053番。 ちなみにパーソネルは、Michael Naura (el-p), Klaus Thunemann (bsn), Wolfgang Schlüter (vib, mar, per), Eberhard Weber(b), Joe Nay(ds)。バズーンあり、ヴァイブありのおおよそ従来の純ジャズとは思えないパーソネルが、いかにもECMレーベルらしい。

この盤、パーソネルがここまで「ECMらしい」と、当然、音自体がとても「ECMらしい」はず。ECMレーベルでしか聴けない、即興演奏を拠り所にした「ニュー・ジャズ」の音が詰まっている。リズム&ビートに「4ビート」は無いし、スインギーな感覚は全く無い。それだけだと「ジャズ」にならないのだが、即興演奏のアプローチがまさに「ジャズ」らしい。
 
 
Vanessa  
 
 
均等に刻まれた8ビートなフレーズであったり、無調なフレーズだったり。現代音楽に近い、はたまた、初期のエレ・マイルスに近い、とてもECMらしいエレ・ジャズである。そして、限りなく静謐で豊かな「ECMエコー」がかかった音が、これまた「ECMらしい」。演奏内容は8ビートのエレ・ジャズだったり、フリーなジャズだったり。ECMお得意のニュー・ジャズな演奏が心地良い。

Michael Naura(ミハエル・ナウラ)は、リトアニア出身のピアニスト。この盤では彼独特のエレピの弾きっぷりがとても効果的。新しいジャズ、という感覚を上手く増幅させている。クラウス・トゥネマンのバズーンがとてもユニークな音色で独特の響きを漂わせ、ヴォルフガング・シュリュターのヴァイブは、硬質でクリスタルな音色で、切れ味の良い澄んだフレーズを供給する。

リズム隊については、エバーハルト・ウェーバーのベースが良く効いているし、ジョー・ネイのドラムは硬軟自在、緩急自在。ナウラのエレピの音をしっかりとサポートし、その魅力を増幅させているところは見事。ジャケット・デザインも含めて、この盤はその内容、音についても、とても「ECMらしい」。この盤については、ECMレーベルでした制作できないものだろう。「らしい」好盤である。
 
 
 

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2020年11月28日 (土曜日)

シェップが「バラード曲」を吹く

ヴィーナス・レコードは日本発のジャズ・レーベル。「昔の名前で出ています」的な、昔、第一線で活躍していたジャズ・ミュージシャンを再発見して、スタンダード曲をメインに演奏させるという、「従来の日本人好みの純ジャズ」的なアルバム作りをするレーベル。こんなミュージシャンにスタンダード曲をやらせるのか、なんていう「違和感満載」なプロデュースが賛否両論を巻き起こしている。

Archie Shepp Quartet『True Ballads』(写真左)。1996年12月7日、NYの「Clinton Studio」での録音。ちなみにパーソネルは、Archie Shepp (ts), John Hicks (p), George Mraz (b), Idris Muhammad (ds)。リーダーのアーチー・シェップのみならず、バックのリズム・セクションも、ベースのムラーツを除いて、その名を確認すると「昔の名前で出ています」的な、昔、第一線で活躍していたジャズ・ミュージシャンの再発見である。

スピリチュアル・ジャズ、そして、ジャズ・ファンクがメインのシェップに、スタンダード曲をやらせるのもどうかと思うが、加えて、バラード曲をやらせるなんて、かなり「違和感満載」なプロデュースである。しかも、ギャラが良いのか、シェップ自身がそんなオファーを受けて、スタンダード&バラード曲を神妙に吹き上げるのだから、これはこれで「違和感満載」(笑)。
 
 
True-ballads-archie-shepp  
 
 
収録曲を見渡しても、バリバリというか、まあ、「ど」の付く位のスタンダードなバラード曲がズラリ、である。そんなバラード曲を情感タップリに吹き上げていくシェップ。シェップの昔を知る我々としては「違和感満載」である(笑)。しかし、その演奏内容は素晴らしいもの。シェップって、実はメインストリーム志向のハードバップが一番合っていたりして。それほどまでの、極上のバラード、極上のテナー・サックスである。

1. The Thrill Is Gone ( R. Henderson )
2. The Shadow Of Your Smile ( J. Mandel )
3. Everything Must Change ( B. Ighner )
4. Here's That Rainy Day ( J. Van. Heusen )
5. La Rosita ( P. Dupont )
6. Nature Boy ( E. Ahbez )
7. Yesterdays ( J. Kern )
8. Violets For Your Furs ( M. Dennis )

バックのリズム・セクションも大健闘。ベースのムラーツだけは、当時、現役バリバリな存在だったので心配は無い。ピアノのヒックスなんて大丈夫か、と思ったりもしたが、神妙にリリカルで明確なタッチを駆使して、シェップのバラード・テナーをしっかりとサポートしていて立派。ドラムのムハンマドも堅実なドラミングで「まだまだやれるやん」。ヴィーナスお得意の「意外性と違和感満載」な好盤の一枚である。
 
 
 

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2020年11月27日 (金曜日)

久し振りにフライド・プライド

Fried Pride(フライド・プライド)は日本のジャズ・デュオ ユニット。ギターとボーカルの2人組。類まれな歌唱力を持つボーカリストShihoと超絶技巧のギタリスト横田明紀男の2人からなるジャズユニット。日本のみならず、世界的に見て、ジャズの世界で「ギターとボーカル」のパーマネント・ユニットはとても珍しい存在だった。

以前、デビュー作を聴いて、これがまあ、唖然とするくらい凄いギターとボーカルで、こいつは凄いユニットがデビューしたもんだ、と思った。しかし、2012年に横田明紀男が脳梗塞にて入院、その後回復したが、2016年12月23日をもって活動終了。活動期間は15年。アルバムは12枚をリリース。どれもが、「ギターとボーカル」のユニットの特性を最大限に活かした、ユニークな内容のものばかり。愛聴してましたねえ。

Fried Pride『Musicream』(写真左)。タイトルは「ミュージックリーム」と読む。フライド・プライドの6thアルバム。2006年6月のリリース。改めて、ちなみにパーソネルは、Shiho (vo), 横田明紀男 (g)。タイトル「Musicream」は「最上級の」という意味である「Cream」と「Music」の合体造語。つまりフライド・プライドによる「最上級な音楽」を意味する、とのこと。
 
 
Musicream-fried-pride  
 
 
日本語ボーカルが秀逸である。言っておくが、ボーカルのShihoは日本人。しかし、以前、デビュー・アルバムを聴いたときは、Shihoは絶対にハーフかクォーターで、英語圏で長年生活してきたネイティヴだと思ったくらい、英語でのボーカルが上手い。が、この盤では、フライド・プライド始まって以来であると思われる、日本語ボーカルが興味深い。日本語での「コンテンポラリー・ジャズ・ボーカル」が見事。

例えば、2曲目「リバーサイド・ホテル」(井上陽水)、3曲目「接吻 KISS」(Original Love)、7曲目「Midas Touch」(山下達郎)、8曲目「永遠に」(The Gospellers)など、Jポップの名曲を日本語ボーカルでカヴァーしていくのであるが、これがかなり良くできていて感心する。

日本語ボーカルでのカヴァーだと、どうしても歌謡曲的な雰囲気が漂って「いけない」のではないか、と思ったが、テンション溢れ切れ味の良いギター・アレンジと、ジャジーで情感豊かなボーカルで、これは「かなりイケる」。特に、井上陽水の「リバーサイド・ホテル」には参りました。久し振りに聴き返したのだが、やはり「フライド・プライド、侮り難し」である。
 
 
 

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2020年11月26日 (木曜日)

ルエケならではのジャズ・ギター

Lionel Loueke(リオーネル・ルエケ)。ベナン共和国の出身。ジャズ・ギタリスト兼ボーカリスト。1973年生まれなので、今年で47歳。ジャズで言うと「中堅ジャズマン」。1999年、バークリー音楽院に奨学生として入学。ハービー・ハンコックの秘蔵っ子としてメジャーな存在になり、初リーダー作は、2004年の『Incantation』。ルエケのギターは変幻自在。スキャットを交えた彼独特の奏法は唯一無二。

Lionel Loueke『HH』(写真左)。今年10月のリリース。リオーネル・ルエケの超個性的なソロ・ギター演奏集(一部多重録音あり)。タイトルの「HH」は、Herbie Hancockの頭文字か、若しくはHead Huntersの意味か。この盤は、丸々、師匠のハービー・ハンコックの楽曲をカヴァー、若しくは、彼に捧げたルエケのオリジナル曲で固められている。

ルエケのギターは「7弦ギター」。実にユニークな音がする。その7弦ギターで、ハービー・ハンコックの有名曲の馴染み深いリフを見事に表現している。リフを表現しつつ、その流れの中でアドリブを展開していく様は見事という他は無い。音色は流麗で流れようなものでは無い。弦に指を軽く叩き付けたり、指で弾いたり、躍動感溢れる独特のフレーズが個性的。
 
 
Hh_lionel-loueke  
 
 
ハービー・ハンコックの楽曲の選曲も良く、1曲目「Hang Up Your Hang Ups」、4曲目「Actual Proof」、6曲目「Butterfly」、8曲目「Watermelon Man」、11曲目「Rockit」などなど、ハンコックの曲に特徴をよく表した楽曲が選ばれている。そんなハンコックの楽曲をルエケのユニークなギターが、切れ味良いファンクネスを湛えた鋭いタッチで、新しい解釈を施していく。

ルエケのオリジナル曲もユニークだ。10曲目「Voyage Maiden」と13曲目「Homage to HH」の2曲がルエケのオリジナル曲。「Voyage Maiden」は、明らかにハンコックの名曲「Maiden Voyage(処女航海)」をもじったタイトルだろう。リズム&ビートは原曲からもろに引用されていて、途中、ボサノヴァの雰囲気が漂うユニークな展開。「裏メイデン・ヴォヤージュ」と形容して良いくらいの秀作だ。

数曲でスキャット&ヴォイスも披露しているが、「Homage to HH」では不思議な言語で唄っている。アフリカ南部のター語やナマ語、コサ語などに特徴的なクリック音(舌打ちに近い発音の子音)を用いているらしく、これもまた実にユニークな個性。全編に渡って、今までに聴いたことの無い、ルエケならではの「ジャズ・ギター」が聴ける。ソロ・ギター盤なので、彼の個性が心ゆくまで堪能出来る。
 
 
 

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2020年11月25日 (水曜日)

ショウは単純に「格好良い」

ウッディ・ショウのトランペットが良い。この2〜3ヶ月前からショウのリーダー作を聴き直しているんだが、やっぱり、ショウのトランペットは良い。歴代のジャズ・トランペッターの序列にしっかり入るべきトランペッターなのだが、何故か我が国では人気が無い。というか、評論家やジャズ雑誌からの人気が無い、と言った方が良いかな。一般のジャズ者の方々の中には「ショウ者」が結構いる、のが最近判ってきた。

Woody Shaw Quintet『At Onkel PÖ's Carnegie Hall Hamburg, 1979』(写真左)。1979年7月7日、独ハンブルグのOnkel Po's Carnegie Hall でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Woody Shaw (tp, flh), Carter Jefferson (ss, ts), Onaje Allan Gumbs (p), Stafford James (b), Victor Lewis (ds)。フロント2管のクインテット構成。

1979年夏に行ったヨーロッパ・ツアー中、7月にハンブルクのクラブ「Onkel Pö’s Carnegie Hall」で演奏した模様を収めたCD2枚組。一部に音の乱れはあるものの、発掘音源にしては全体的に音は良い。ヴァイタルで、切れ味良く、ブリリアントなショウのトランペットが心ゆくまで楽しめる貴重なライヴ盤。とにかく、全編に渡って、ショウのトランペットがキレッキレである。
 
 
At-onkel-pos-carnegie-hall  
 
 
ライヴ録音なので、ショウのトランペットの個性がとても良く判るのだが、当時、我が国のジャズ雑誌とかで評論家の方々から言われていた「フレディ・ハバードと似ている」については、全くそうでは無いことが、このライヴ盤を聴いて良く判る。ハバードよりヴァイタルでタフで、メインストリーム志向。アドリブ・フレーズのモーダル度とバリエーションはショウに軍配が上がる。そして、ショウのトランペットは単純に「格好良い」。

サイドマンの面々も良い。1977年にショウのグループへ加わったサックスのジェファーソンは充実のサックスを聴かせてくれる。ショウとの相性はバッチリだ。1976年春からショウと行動を共にしているベース奏者ジェームスは堅実なベース・ラインでフロントのパフォーマンスをしっかりと支えている。ピアニストのガムズも一生懸命で大健闘、ドラムのルイスが、ライヴが故、拡散気味のバンド全体のビートをしっかりと押さえ込んでいる。

1979年のライヴなので、時代はフュージョン・ジャズの流行のピーク。そんな時代にこんなバリバリ、メインストリーム志向の純ジャズなトランペットはウケなかったのだろうか。お蔵入りする内容では無いライヴ音源で、今回のリリースについては「拍手喝采」。ショウのトランペットの優れた個性を再認識できる内容で、ショウ者のみならず、ジャズ・トランペットのファンの方々には必聴盤でしょう。好盤です。
 
 
 

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2020年11月24日 (火曜日)

90年代のアーマッド・ジャマル

アーマッド・ジャマルは「年代によって異なる顔を持つ」ジャズ・ピアニスト。1950年代は、「間」を活かし、弾く音を限りなく厳選し、シンプルな右手のフレーズと合いの手の様に入る左手のブロックコードが特徴のジャマルのピアノ。ビ・バップのピアノの真逆を行く、ハードバップ時代ならではの個性とアプローチ。マイルスが名指しで共演を望んだとか、レッド・ガーランドに彼の様に弾けと言ったとか、逸話にも事欠かない。

1960年代終わり〜1970年代の作品は「アーシーで豪快なメリハリのあるサウンド」が、1980年代になって、アーシーさがすっかり抜けきって、豪快でメリハリのある力強いタッチが特徴に変化。左手の叩き付けるようなガーン、ゴーンという骨太な音はマッコイ・タイナーばり。右手の早弾きテクニックがフィーチャーされる。しかし、劇的な変化は、この1980年代で一旦の終息をみる。

Ahmad Jamal『I Remember Duke, Hoagy & Strayhorn』(写真左)。1994年6月2, 3日の録音。ちなみにパーソネルは、Ahmad Jamal (p), Ephriam Wolfolk (b), Arti Dixson (ds)。ジャマルお得意のトリオ編成。内容はタイトル通り、デューク・エリントン、ホーギー・カーマイケル、ビリー・ストレイホーンのトリビュート。
 
 
I-remember-duke-hoagy-strayhorn
 
 
1950〜1960年代までの「しっとりシンプルでオシャレなサウンド」の面影は全く無い。1980年代以降のジャマルは、豪快でメリハリのある力強いタッチが特徴。テクニックの素晴らしさは相変わらず。煌びやかなピアノの音が実に魅力的である。右手のフレーズがとてもシンプルで判り易い。カクテル・ピアノっぽくなりそうなんだが、左手の骨太なタッチがジャジーなので、極上のジャズ・ピアノとしてのトリオ演奏が成立している。

そして、ジャマルの素晴らしさは「アレンジメント」。エリントン、カーマイケル、ストレイホーンの「縁の楽曲」をとても魅力あるアレンジで、新しいイメージを付加している。シンプルな右手のフレーズだが、結構、複雑なコード変更や捻れた音の重ね方をしていて、特にエリントン作の楽曲に関して、ありきたりな解釈になっていないところが感じ入るところ。

1990年代のジャマルのピアノの良いところがギッシリ詰まったトリビュート盤。リズム隊のベーシスト、ドラム共に無名に近いメンバーだが、堅実にジャマルのピアノのサポートをしているところは評価出来る。ジャマルのピアノが前面に押し出たピアノ・トリオ盤ではあるが、ジャマルのピアノを愛でる、という点では、恰好の好盤である。
 
 
 

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2020年11月23日 (月曜日)

ジミー・スミスのポップ化の萌芽

ブルーノート・レーベル時代のジミー・スミスは、初期の頃は、それはそれは尖った、鬼気迫る、ど迫力のジャズ・オルガンを弾きまくっていた。これはこれで凄いんだけど、集中して聴けば聴くほど、体調の優れない時は正直言うとちょっと疲れる。ポップさが足らないのだ。

『The Sound Of Jimmy Smith』(写真左)。1957年2月11〜13日の録音。ブルーノートの1556番。11日のパーソネルは、Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Art Blakey (ds)。12〜13日は、Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds)。この盤って『Jimmy Smith At The Organ, Vol.1&2』のセッションの残り曲を収録したものである。

この盤、面白いのは、『Jimmy Smith At The Organ, Vol. 1&2』と同一セッションの演奏なんだが、この『The Sound Of Jimmy Smith』は、『Jimmy Smith At The Organ, Vol.1&2』のアートとしてのジャズ・オルガンの究極のパフォーマンスとはちょっと雰囲気が異なるところ。ちょっとポップな雰囲気なのだ。
 
 
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ドラムにブレイキー、そして、ベイリーが担当する演奏は、『Jimmy Smith At The Organ, Vol.1&2』の延長線上にあるにはあるんだが、ちょっと雰囲気が異なる。少しだけ聴き易くポップなオルガン・ジャズなのだ。別枠のこの盤に収録した、アルフレッド・ライオンの気持ちが判る。逆にお蔵入りするには惜しい、充実した演奏である。

2曲目「The Fight」、4曲目「All The Things You Are」に至っては、当時では珍しい、ジャズ・オルガンのソロである。どちらも曲でも、ジミー・スミスは情感たっぷりに、ファンキーで耽美的なオルガンのフレーズを紡ぎ出していく。このソロは聴けば聴くほど「絶品」で、ジミー・スミスが卓越した能力を持つオルガニストであることを再認識する。

しかし、この盤のジャケットは何なんだろう。通信塔だろうか、何かを発信しているのだろうか、この盤の内容を踏まえて、このジャケット・デザインだけは訳が判らない。ブルーノートには珍しいことだ。ただ、この異質なジャケットのお陰で「損」をしている気の毒な盤ではあるが、内容的にはジミー・スミスのポップ化の第一歩を記した、意外と興味深い内容の盤ではある。
 
 
 

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2020年11月22日 (日曜日)

アートなスミスのベストな2枚

ブルーノート1500番台、一番の「押しジャズマン」は、ジミー・スミスだった。1500番台の100枚のうち、13枚ものリーダー作をリリースしている。全体の1割以上を占める、その割合は、如何に、ブルーノートの総帥、プロデューサーのアルフレッド・ライオンが、ジミー・スミスのオルガンに惚れ込んでいたか、の「証」でもある。

『Jimmy Smith At The Organ, Vol. 1&2』(写真)。1957年2月12&13日、Manhattan Towersでの録音。ブルーノートの1551番、1552番。ちなみにパーソネルは、大きく分けて2セットあって、1つは(Vol.1)、Jimmy Smith (org), Lou Donaldson (as), Kenny Burrell (g), Art Blakey (ds)。もう1つは (Vol.2)、Jimmy Smith (org), Lou Donaldson (as), Eddie McFadden (g), Donald Bailey (ds)。

スモール・セットでのジミー・スミスのベスト・パフォーマンスがこの2枚に詰まっている。ジミー・スミスお得意のスモール・セットの構成が、「サックス1管+ギター、ベースレスのドラムのみ」のカルテット。この盤での、このお得意のカルテットでのジミー・スミスのオルガンは「演奏芸術」としてのオルガンである。アートとしてのジャズ・オルガンの究極のパフォーマンスがここにある。
 
 
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それまでのジミー・スミスのオルガンには「気負い」があったと思う。必要以上にテンションを上げ、ダイナミズムを最大にしてオルガンを弾きまくった。それはそれで凄いし、それはそれで抜群のパフォーマンスだった。しかし、今回の2枚のセッションでのスミスのオルガンには、気負いが消え、フレーズに余裕が感じられ、ただただ演奏を楽しむように弾きまくっている。聴き応え満点のパフォーマンス。

フロント1管のドナルドソンのアルト・サックスが良い感じでスミスと競演する。Vol.1の冒頭「Summertime」のスミスとドナルドソンのデュオ演奏は絶品だ。そして、スミスのオルガンの「リズム&ビート」を支えるドラマーの存在も見逃せない。ブレイキー、ベイリー共に、スミスならではのオルガンをよく理解し、絶妙のサポートを提供して、スミスのベスト・パフォーマンスを引き出している。

この盤以降、スミスは「やっぱり売れないとなあ」と思ったのか、アドリブ・フレーズの切れ味、圧倒的に優れたテクニック、レズリー・スピーカーを使いこなしたダイナミズム、いずれの個性も抑え気味に、ポップな面を押し出す様になる。「演奏芸術」を追求したジミー・スミスについては、この『Jimmy Smith At The Organ, Vol. 1&2』に尽きる。ジミー・スミスのジャズ・オルガンを純粋に楽しむには、この2枚のカルテット盤が一番だろう。
 
 

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