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2018年7月21日 (土曜日)

CTI All-Starsの傑作ライブ盤

1970年代前半のクロスオーバー・ジャズについては、聴き直してみると、とても面白い。ロックの影響からか、電化楽器と8ビートの積極活用がメインなんだが、演奏そのものはハードバップだったり、モード・ジャズだったりで、温故知新というか、旧来の純ジャズの演奏を、電化楽器と8ビートでリニューアルした様な、そんな「新装開店」な雰囲気が実に味わい深い。

電化楽器と8ビートでリニューアルした様な「クロスオーバー・ジャズ」については、CTIレーベルを探ると結構出てくる。さすが、クロスオーバー・ジャズの老舗レーベルである。そんな中で、これはイチ押し、CTIオールスターズの演奏の中で、電化楽器と8ビートの積極活用を心ゆくまで楽しめるライブ盤がある。

CTI All-Stars『CTI Summer Jazz At The Hollywood Bowl』(写真)。1972年7月30日、ハリウッド・ボウルでのライブ録音。ちなみにパーソネルは、Deodato (key), Jonny Hammond (key), Bob James (key), Ron Carter (b), Jack DeJohnette (ds), George Benson (g), Airto (Perc), Hank Crawford (sax), Joe Farrell (sax), Stanley Turrentine (sax), Grover Washington, Jr. (sax), Freddie Hubbard (tp), Hubert Laws (fl), Milt Jackson (vib), Ester Phillips (vo)。
 

Cti_summer_jazz_at_the_hollywood_bo  

 
とにかく、CTIレーベルを聴き込んだ耳からすると、懐かしいやら嬉しいやら。まず、確実に耳につくのが、ボブ・ジェームスとデオダートのキーボード演奏。この2人のキーボードの音は個性に溢れ、アドリブ・フレーズを聴くと直ぐに判ります。特にデオダートのキーボードは懐かしい音です。CTIレーベルの諸作を聴き込んだあの頃が脳裏に浮かびます。ベンソンのギターも聴きもの。唄う画如くのフレーズ、メリハリの効いたソロの構成力、ギタリスト=ベンソンの面目躍如です。

ブヨンブヨンのベースは明らかにロンですし、フロントのサックス隊、クロフォード、ファレル、タレンタイン、ワシントン・ジュニアも大活躍。電化楽器と8ビートに良く合った音色とフレーズでガンガンに飛ばします。リズム隊はデジョネットとアイアートの独壇場。音のアクセントに、ハバードのトランペット、ロウズのフルート、ミルトのヴァイブが小粋に響きます。いや〜、今の耳で聴いても、ほんとエキサイティングで格好良い演奏の数々。

CTIがもっとも充実していた時代、CTI All-Starsの1972年のライブ音源。CD2枚組(LP時代は3枚ばら売りだったかと)にコッテコテのCTIサウンドがてんこ盛り。これでもか、と言わんばかりの、CTIレーベルのフル・オール・キャスト、豪華メンバーで繰り広げられるライブ演奏。しかも、時代の勢いがそうさせるのか、いずれのメンバーの演奏するフレーズには、かなり気合いが入っているのが判ります。適当な顔見世興行で無いことが良く判ります。好盤です。

 
 

東日本大震災から7年4ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

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2018年7月20日 (金曜日)

こんなアルバムあったんや・100

1970年代から、1980年代半ばの「純ジャズ復古」まで、フュージョン・ジャズの全盛の時代。さぞかし米国では、純ジャズは形見が狭かっただろう、と想像するのだが、意外と内容充実、演奏充実の盤が多い。しかし、当時のジャズのメインでは無いので、ジャケットは奇天烈なものが多く、気恥ずかしい手抜きなものが多い。これでは触手は伸びない。最近、やっとダウンロード・サイトから試聴することが出来る様になったので、結構、聴く機会が多くなった。

Bobby Shew『Class Reunion』(写真)。Sutraレーベルからリリースした1980年のアルバム。ちなみにパーソネルは、Bobby Shew (tp, flgh), Gordon Brisker (ts, fl), Bill Mays (p, Fender Rhodes), Bob Magnusson (b), Steve Schaeffer (ds)。フュージョン全盛の1980年の米国のハードバップなアルバムなので、サイドメンについては、どの楽器も知らない人ばかり。

大丈夫なのか、と思いつつ、恐る恐る聴き始めると、あらまあ、本格的なハードバップ。1950年代のハードバップから1960年代のファンキージャズ辺りをミックスして、アドリブはモードな展開を欠かさず、決してポップスに迎合せず、安易に聴き易さ、判り易さを優先するような「拙速型」の内容では決して無い。誠実に堅実にメインストリーム・ジャズを展開しているところに好感度Maxである。
 

Class_reunion_1

 
ボビー・シューは、Woody HermanやBuddy Rich等のコンボでも活躍した、米国出身のトランペッター。1941年生まれだから、今年77歳になる大ベテラン。1941年というちょっと微妙な生まれなので、ビ・バップからハードバップの全盛期は経験していない。恐らく、ジャズ・トランペッターとして活躍し始めた頃は、ジャズが段々に他のジャンルの音楽にシェアを奪われていった頃で、単独ではもはや目立たなかったのでは無いか。

それでも、ボビー・シューのトランペット、そしてフリューゲル・ホーンは魅力的。トランペットは音の切れ味が良く、伸び・抜けとも優秀。フリューゲル・ホーンは、その丸い音でジェントルに流麗に吹き進めるフレーズは実に聴き応えがある。こんなトランペッターがいたんや、と思わずビックリである。

フリューゲル・ホーンの音がほのぼのしていて、テクニックも優秀。この盤でのボビー・シューのフリューゲル・ホーンは聴きものである。演奏全体もタイトでメリハリが付いていて、聴き応えがある。なかなかに聴き応えのあるハードバップ盤である。しかしなあ、僕はこのアルバムの存在を最近まで知らなかった。本当にジャズは奥が深い。

 
 

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2018年7月19日 (木曜日)

アーティスティックな電化ジャズ

1970年代後半から本格的にジャズを聴き始めた僕にとって、CTIレーベルはとっても思い出深いレーベルである。CTIは1967年、プロデューサーのクリード・テイラーによって創設されたジャズ・レーベル。クロスオーバー・ジャズの老舗レーベルで、僕が聴き始めた頃は、1970年代後半、フュージョン・ジャズの大ブームの最中であった。

CTIレーベルの音は厳密に言うと、フュージョン・ジャズでは無い。ほとんどのアルバムの音はクロスオーバー・ジャズで括られると思う。特に、ジャズとロックの融合、ジャズの電化について優れたアルバムが多い。クロスオーバー・ジャズの老舗レーベルでありながら、フレーズや展開は従来のハードバップ、演奏はエレ楽器中心、そんな新旧ハイブリッドな盤に優れたものが多い。

Freddie Hubbard & Stanley Turrentineの『In Concert Volume One』(写真左)と『In Concert Volume Two』(写真右)。ちなみにパーソネルは、Freddie Hubbard (tp), Stanley Turrentine (ts), Herbie Hancock (key), Eric Gale (g), Ron Carter (b), Jack DeJohnette (ds)。1973年3月3日、シカゴの Opera Houseと1973年3月4日、デトロイトの Ford Auditorium でのライブ録音になる。
 

In_concert_volume_one_two  

 
この2枚のライブ盤がそんな「新旧ハイブリッドな盤」の好例になる。パーソネルを見れば、このライブ盤は、こってこて正統なハードバップからモード・ジャズをやるんではないか、と思ってしまう位の錚々たるメンバーである。エリック・ゲイルの存在だけが違和感があって、聴く前に「ありゃ〜」となる(笑)。

演奏内容はと言えば、演奏の内容、コンセプトは思いっきりハードバップ〜モード・ジャズである。それを電化された楽器でやる。しかし、楽器が電化されているとはいえ、この今ではそれぞれが、ジャズ・レジェンドと呼ばれるメンバーである、しっかりとメインストリーム・ジャズしている。電化されているからといって、決して、ポップに迎合していないし、決して俗っぽくなっていない。

電化されたジャズとはいえ、結構、アーティスティックなメインストリーム・ジャズである。CTIレーベルにはこれがあるから面白い。アルバムを聴き進めていくと、面白い発見が続々出てくる。このお洒落で硬派な電化されたモード・ジャズは、今の耳で聴くと意外と新鮮に響いて、思わず「おっ」と短い歓声を上げてしまう。やはりこのメンバーは、電化ジャズをやっても隅に置けない。

 
 

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2018年7月18日 (水曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・72

このところ、ジャズ・ドラマーのリーダー作を聴き進めている。ジャズのリーダー作は、どれもがバランスが良い。ドラマーがリーダーなので、ドラムが全面的に押し出てきて、圧倒的にドラムが目立つアルバムをイメージするのだが、どうして、基本的にそういうドラマーのリーダー作はほとんど無い(たまにあるけど・笑)。

そんなジャズ・ドラマーがリーダーのアルバムを物色していて、この盤の存在を思い出した。Jeff "Tain" Watts『Megawatts』(写真左)。1991年7月の録音。ちなみにパーソネルは、Charles Fambrough (b), Kenny Kirkland (p), Jeff "Tain" Watts (ds)。1960年1月生まれ、今年58歳のジェフ・ティン・ワッツのピアノ・トリオ盤である。

この盤では、リーダーのジェフ・ワッツの多彩でネオ・ハードバップなドラミングを心ゆくまで楽しめる盤なのだが、もう1つ、大きな「お目当て」がある。ピアノの「ケニー・カークランド」である。1980年代後半、純ジャズ復古のムーブメントの中で、ウィントン・マルサリスをメインとする「ネオ・ハードバップ」を主に演奏する新主流派のピアニストとして活躍したが、惜しくも、1998年、43歳で没した、伝説のピアニストである。
 

Megawatts_1  

 
僕はこのピアニストのタッチとアドリブ展開が大好きで、そもそもリーダー作は1作のみなので、カークランドがサイドメンのアルバムは見つける度にゲットしている。といっても、ウィントン&ブランフォード・マルサリスとの共演と、スティングの諸作への参加が主なアルバムで、本格的に活動したのが、約10年ほどなので、彼の演奏に触れることの出来るアルバムはそう多くない。

カークランドのピアノは、ネオ・ハードバップならぬ「ネオ・ビ・バップ」的な節回しとアドリブ展開を個性とするピアノで、一聴するとハービー・ハンコックのフォロワーかとも思うが、タッチの力強さ、アドリブ展開の幅広さ、モーダルな展開のナチュラルさ、それぞれがカークランドならではの個性として成立している。爽快かつ繊細、純ジャズ復古以降のビル・エヴァンスの様な温故知新なネオ・ビ・バップなジャズ・ピアノ。

オリジナル曲もスタンダード曲も、ジェフ・ワッツのドラムに堅実にサポートされた、カークランドのピアノが聴きもの。ジェフ・ワッツのドラミングは、ネオ・ハードバップに特化した「トニー・ウィリアムス」の様な響きが今の耳にも新しい。兎にも角にも、早逝が惜しまれるピアニストであった。ジェフ・ワッツのネオ・ハードバップなドラミングと同時に、カークランドのネオ・ビ・バップなピアノを愛でることが出来る稀少盤である。好盤です。

 
 

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2018年7月17日 (火曜日)

聴き心地良い爽やかなオルガン

夏のオルガン・ジャズは爽やかな耳当たりのものが良い。こってこてファンキーな、レズリー・スピーカー全開のゴワーッというダイナミズムの極致の様なオルガンの音はちょっと夏には堪える。趣味良く、洒落てて、粋なフレーズをシンプルな音で聴かせてくれる。そんなオルガン・ジャズが良い。

最近リリースの新盤を物色していて、おおっこれは、という盤を発見。Larry Goldings Trio『Toy Tunes』(写真左)。今年5月のリリース。ちなみにパーソネルは、Larry Goldings (org), Peter Bernstein (g), Bill Stewart (ds)。ベースのパートはラリー・ゴールディングスがフットペダルでやっている。ベースレス、エレギ入りの典型的なオルガン・トリオである。

実力派オルガン奏者のラリー・ゴールディングス、ギター名手のピーター・バーンスタイン、万能ドラマーのビル・スチュワート。見るからに良い音が出てきそうなオルガン・トリオである。ゴールディングスは、米国ボストン出身のオルガニスト。1968年8月生まれなので、今年50歳。中堅からベテランの域に差し掛かった、脂の乗り切った年齢。余裕を感じる、シンプルで爽やかなオルガンを聴かせてくれる。
 

Toy_tunes

 
ほど良く抑制された、ファンクネス控えめ、趣味良く粋な落ち着いたフレーズが流れる様に次々と出てくる。とっても聴き心地の良い、爽やかなオルガン。流麗でメロディアスな演奏あり、ちょっとアブストラクトにフリーに傾いた演奏もあり、よくよく聴くと、結構バリエーションに富んだ、様々な表情のオルガンを聴かせてくれる。いや〜上手いのなんのって。とっても良い意味で上品なオルガンです。

加えて、ギターのバーンスタインが好調だ。すっきりファンキーな、ちょっとくすんだ音のエレギがとってもブルージー。ゴールディングスのオルガンがファンクネス控えめな分、バーンスタインのエレギでファンクネスを充填している。バーンスタインのエレギも趣味良く粋で落ち着いていて、ゴールディングスのオルガンにピッタリとフィットする。相性の良いエレギである。

そして、演奏全体のリズム&ビートを押さえて、フロントのオルガンとエレギをしっかりと支えるスチュワートのドラミングも見事だ。抑揚と緩急がほど良くコントロールされ、ダイナミックかつ繊細なドラミングで、アルバムの演奏全体をグッと締める。これぞ、正統なオルガン・ジャズ、という雰囲気の音世界が実に心地良い。知らず知らずのうちに「隠れヘビロテ盤」になっていたりする。お勧めの好盤です。

 
 

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2018年7月16日 (月曜日)

ピアノ・トリオの代表的名盤・71

暑い。猛暑日が続く。夜は熱帯夜が続く。今年の夏はとびきり暑い。この蒸し暑さというのは音楽鑑賞には大敵で、エアコンの入っていない部屋でのアルバム鑑賞は不可能である。まず、集中して聴けない。加えて、暑い時に聴くジャズはシンプルなものが良い。そういう意味で、夏は「ピアノ・トリオ」盤を選盤する機会が増える。

Don Friedman『Circle Waltz』(写真左)。1962年5月14日の録音。ちなみにパーソネルは、Don Friedman (p), Chuck Israels (b), Pete LaRoca (ds)。ドン・フリードマンの2枚目のリーダー作。タッチとフレーズの雰囲気が、ジャズ・ピアノのレジェンド「ビル・エヴァンス」に似ている、という評価で、エヴァンスの完璧なフォロワーと言われる。

しかし、聴いて見て思うんだが、リリカルなタッチは、流麗なフレーズは、確かにエヴァンスに似てはいるが、アドリブ・フレーズのイメージはエヴァンスとは異なる。エヴァンスの基本はバップ・ピアノ。バップ・ピアノのイメージからモーダルなフレーズに展開し、間を活かしたクールなアドリブが絶対的個性。
 

Circle_waltz

 
フリードマンのピアノは、タッチこそエヴァンスのリリカルなタッチに似てはいるが、基本部分で、バップ・ピアノのイメージはあまり無い。流麗なフレーズではあるが、バップ・ピアノのそれでは無い感じ。どちらかと言えば、クラシックな雰囲気の漂うフレーズの展開であり、アドリブの組み立ては「幾何学的」であり、そういう意味で、ジャケット・デザインの雰囲気が、フリードマンのピアノにピッタリ合っている。

ベースがチャック・イスラエルなので、ビル・エヴァンスとの関連性を取り立たされるが、ドラムがピート・ラロカである方が、重要なポイントだと思っている。ラロカのドラミングは、ビ・バップでも無ければ、ハードバップどっぷりでも無い。「モーダル」なドラミングとでも形容したら良いだろうか。このラロカのドラミングが、このアルバムのトリオ演奏の雰囲気を決定付けている。

ハードバップから、モードをメインとした新主流派への掛け渡し的なピアノ・トリオの音。フリードマンのピアノとイスラエルのベースが、ハードバップと新主流派、良い意味で「どっち付かず」のイメージで、そこにラロカの明らかに新主流派なドラミングが入ることによって、モーダルな新しい響きを獲得しているところが面白い。意外と他に無い、個性的な響きを宿したピアノ・トリオ盤である。

 
 

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2018年7月15日 (日曜日)

猛暑に爽やかなアコギ・ジャズ

暑い。とてつも無く暑い。千葉県北西部地方、気象庁の発表では、最高気温33度なんだが、午後1時頃、外を歩くと、体感温度は36〜7度はある感じ。少し歩くと汗が噴き出てきて、買い物をしに百貨店に入るのだが、入ってから暫く、汗が噴き出たまま、汗が引かない。体の芯に暑さが浸みて、体温は恐らく37度越え。加えて湿度が高い。この暑さ「半端ない」。

ここまで気温が上がると、エアコンをつけた部屋の中まで、なんとなく外の熱気が伝わってくる。エアコンをつけても、何となく暑いなあ、という感じ。そん部屋の中で、聴くジャズは、もはや、熱気溢れるハードバップなどは論外である。切れ味良い、テクニック素晴らしい、耳当たりの良いフュージョン・ジャズが良い。

ということで、今日、選んだ盤が、Earl Klugh『The Journey』(写真左)。1997年のリリース。フュージョン・アコギの第一人者、アール・クルーの好盤。オケも加わって、メロディアスでメロウなサウンドを展開。余裕あるテクニック優秀なクルーのアコギが映える。デビュー以来のクルー本来のスタイルを、アルバムの全面に貫いた好盤である。
 

Earl_klugh_the_journey

 
全曲、クルーの作曲&プロデュース。クルーはアコギ(ナイロン弦ギター)をメインにしたギタリスト。アコギの音は切れ味が良いが、どこか丸みがあって、耳当たりが良い。そのアコギの特性をクルー本人が実に良く理解していて、このセルフ・プロデュースのアルバムの中で、アコギのジャズ・フレーズの爽快さ、耳当たりの良さを十二分に表現してみせている。

弾ける音の切れ味が実に良い。弾むような爽やかなアコギのフレーズが実に良い。この『The Journey』は、タイトルは「旅」だが、アルバムに収録されている曲は、どれもが「旅」にまつわるものでは無い。しかし、アルバム全体に流れる一貫性は、クルーのアコギの強烈な個性があってが故のこと。アコギのジャズ・ギターとして、円熟・成熟を十分に感じる、素晴らしい出来である。

我が国では、アール・クルーといえば、1970年代後半、フュージョン全盛時代にリリースしたアルバムだけが、今でも紹介されて、今回、ご紹介した様な1990年代以降のアルバムについては、あまり、まとまって語られることは無い。しかし、この『The Journey』の様に内容充実の盤がほとんどで駄作は無い。もっと評価されてしかるべき、である。

 
 

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2018年7月14日 (土曜日)

教科書の様なオルガン・ジャズ

あまりの「半端ない」蒸し暑さにバテバテである。特に歳を取ると暑さが体に精神に堪える。あまりに暑いと音楽を聴きたくなくなってくる。しかし、暑さでバテバテの精神に刺激を与えて「喝」を入れるには、聴き心地の良い、ノリの良いジャズが良い。そういうジャズといえば、僕にとっては「オルガン・ジャズ」である。

オルガンは、その音の特性、そして、昔から教会音楽で活用されていたということもあり、音の印象は「ファンキー」。ゴスペルの雰囲気を底に偲ばせつつ、その音はファンキーでノリが非常に良い。しかも、音が基本的に真っ直ぐに伸びるので、聴き心地が良い。このファンキー度合いが悪乗りレベルになると、ちょっと下品な音世界になるので、日本の硬派なジャズ者の皆さんからは評判は芳しく無い(笑)。

そんなオルガン・ジャズ。入門盤はどの辺りが良いか。Gene Ludwig『Hands On』(写真左)。2004年9月のリリース。ちなみにパーソネルは、Gene Ludwig (org), Ken Karsh (g), Tom Wendt (ds), Eric Defade (sax)。ジーン・ルートヴィヒとは、ピッツバーグ郊外出身のオルガン・プレイヤー。音的には、ジミー・スミス直系の正統なオルガン・ジャズの音をしているが、ハードバップ期のジャズ・オルガンの音と比べると、クールであっさりとしているのが特徴。
 

Hands_on  

 
さて、この『Hands On』である。テナー、ギター、ドラム、オルガンのカルテット構成。オルガンはベースの担当部分を兼任することが出来るので、オルガン・ジャズには、ベースが入っていないことが多い。逆に、オルガンでベース部を兼任するので、いきおい、そのフレーズが単純化されている。複雑なフレーズは相当に難しい。しかし、その単純化されたベース部のフレーズが、独特のファンキーなグルーヴを生み出している。

これがオルガン・ジャズの肝の部分で、このアルバム、このベース部の音がブンブンと鳴っていて、これが心地良いことこの上無し。テナー、ギターもオルガンに負けずファンキーな味わいを増幅させていて、この盤、オルガン・ジャズのサンプル盤の様な内容で、オルガン・ジャズ好きには、堪えられない内容になっている。そして、そこにルートヴィヒの、クールであっさりとした、正統なハモンド・オルガンが鳴り響く。

全編に渡って、クセの無い、教科書の様なオルガン・ジャズが鳴り響く。教科書の様な、というのは悪い意味では無い。オルガン・ジャズの良い部分、特徴となる部分が全て良い感じで入っている、という意味。シャッフル〜ミディアムなナンバー中心で、大向こう張る派手な弾き回しは無いが、堅実にクールにアドリブを弾きまくり、涼しい音でバッキングを決めてくる。そんなルートヴィヒのオルガンが粋な好盤である。

 
 

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2018年7月13日 (金曜日)

ローチのリーダー作も良いなあ

ドラマーがリーダーのアルバムって、内容の優れたものが多い。まとめ役が合っているのか、ドラムのリズム&ビートで演奏全体をコントロールしたり鼓舞したり出来るからなのか、不思議とカッチリと内容が整った内容のものが多い。として、昨日より、ドラマーがリーダーのジャズ盤を物色している。

このドラマーがリーダーのアルバムにも駄盤が無い。ビ・バップな伝説のドラマー、マックス・ローチである。ローチは人種差別反対の運動家でもあるわけで、「闘士」というのががローチの本性。ローチは、ジャズで人種差別反対の思想的な演奏をガンガンやっていた。いわゆる、メッセージ性のあるスピリチュアルなジャズである。

ローチのリーダー作はそういう意味で「尖っている」ものがほとんど。演奏も激情的なものが多い。しかし、1960年代に入って、インパルス・レーベルでのリーダー作辺りから、整った、安定感のあるアルバムをリリースする様になった。合わせて、演奏を通じてのメッセージが判り易く、伝わり易くなっている。
 

Percussion_bitter_sweet_1

 
Max Roach『Percussion Bitter Sweet』(写真左)。1961年8月の録音。ちなみにパーソネルは、    Booker Little (tp), Julian Priester (tb), Eric Dolphy (as, fl, b-cl), Clifford Jordan (ts), Mal Waldron (p), Art Davis (b), Max Roach (ds, perc), Carlos "Patato" Valdés (congas), Eugenio "Totico" Arango (cowbell), Abbey Lincoln (vo)。

このアルバムは、インパルス・レーベルからのリリース。ローチは目立ちたがり屋で主張する性格。ドラムも結構、フロントの演奏を凌駕するというか、邪魔をするドラミングもあったが、この盤辺りから、しっかりとバックに座って、バンド全体の演奏をコントロールするドラミングに変わってきている。それでも、ドラム・ソロは長い。でも、テクニックがとびきり優秀なので、聴き飽きることは全く無い。

サイドメンの演奏もそれぞれ秀逸で、アビー・リンカーンのボーカルも申し分無い。ジャズ盤紹介本にはまず挙がることの無いアルバムではあるが、聴いてみると、意外と優れた内容の平易なスピリチュアル・ジャズであることにちょっとビックリする。アフロ・キューバンな冒頭の「Garvey's Ghost」から、全体的にアフロ色が濃い。アフロ・アメリカンな演奏内容はとても魅力的である。

 
 

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2018年7月12日 (木曜日)

ドラマーのリーダー盤の好内容

ドラマーがリーダーのアルバムって、内容の優れたものが多い。まとめ役が合っているのか、ドラムのリズム&ビートで演奏全体をコントロールしたり鼓舞したり出来るからなのか、不思議とカッチリと内容が整った内容のものが多い。
 
特に、ハードバップ全盛時代のファーストコール・ドラマー、アート・テイラーのリーダー作には駄盤が無い。特に、今日、ご紹介するリーダー作2枚は、なかなか内容の整った、絵に描いた様なハードバップ演奏がギッシリと詰まっている。
 
Art Taylor『A.T.'s Delight』(写真左)。1960年8月6日の録音。ブルーノートの4047番。ちなみにパーソネルは、Art Taylor (ds), Dave Burns (tp), Stanley Turrentine (ts), Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Carlos "Patato" Valdes (conga)。
 
パーソネルを見渡せば、メンバーを厳選した、用意周到に準備された、ドラマーのリーダー作であることが感じ取れる。内容は、ブルーノートらしい、しっかりとアレンジされ、しっかりとリハーサルを積んだ、端正に整った、模範のようなハードバップが展開される。
 
特に、サックスのタレンタインが絶好調。他のメンバーも活き活きとプレイしている。とても良く出来た、上質のハードバップ。リーダーのテイラーのドラミングも冴え渡る。長めのドラムソロを聴き応え十分。

 

Art_tatlor_album  

 
そして、Art Taylor『Taylor's Wailers』(写真右)。1957年2月25日と3月22日(Track2 only)の録音。こちらは、プレスティッジの7117番。ちなみにパーソネルは、Tracks 1, 3-6が、Art Taylor (ds), Donald Byrd (tp), Jackie McLean (as), Charlie Rouse (ts), Ray Bryant (p), Wendell Marshall (b)。
 
Track 2だけが、Art Taylor (ds), John Coltrane (ts), Red Garland (p). Paul Chambers (b)。このTrack 2だけが「異質」の雰囲気。何故、2曲目だけ、’コルトレーンのテナーがフロントのカルテット構成の演奏が混ざっているのか判らないが、プレスティッジらしい、直感、寄せ集め、帳尻合わせ編集である。
 
1957年2月25日の演奏がメインだが、この演奏を聴いてみても、時間の空いたジャズメンがガヤガヤ集まって録音した、ジャム・セッションな雰囲気濃厚である。恐らく、リーダーは話し合いで決めたのではないだろうか。演奏の雰囲気は「やっつけ感」満載。
 
それでも、演奏内容の充実度が高いのが、プレスティッジ盤の不思議なところ。駄盤もあるにはあるが、意外とジャム・セッション的録音には優れた内容のものが多い。
 
ジャム・セッションの要はやはりテイラーのドラミング。「やっつけ感」満載の演奏をしっかりとコントロールし、まとめ上げている。この盤でも長めのドラムソロを披露しているが、これまた聴き応え十分。

 
 

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