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2023年12月15日 (金曜日)

好盤『Jazz at the Plaza Vol. I』

アコースティック・マイルスの正式盤のブログ記事を整理していて、2枚ほど、まだ記事にしていないアルバムがあることが判明。どちらも、ジャズ者になってかなり早い頃から、LPで所有していたアルバムだけに、今まで、当ブログで記事にしていなかったことに驚いている。どちらも結構、馴染みの深いアルバムなんですけどね〜。

Miles Davis『Jazz at the Plaza Vol. I』(写真左)。1958年9月9日、NYの「Plaza Hotel」でのライヴ録音。ちなみにパーソネルは、Miles Davis (tp), John Coltrane (ts), Julian "Cannonball" Adderley (as)., Bill Evans (p), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)。パーソネルを見渡せば、翌年の春に録音された大名盤『Kind of Blue』を産んだメンバーである。

1958年9月、ニューヨークのプラザ・ホテルにおけるパーティでの演奏を収録したライヴ盤。ただし、リリースは1973年。1958年の録音なので、15年ほど、お蔵入りになっていたライヴ音源。元々リリースの予定がなったらしく、どうも、メンバーは録音されていることを知らずに演奏していたらしい。何回か、マイルスがマイクから遠ざかったり、全編に渡って、楽器の音量バランスが悪い。
 

Miles-davisjazz-at-the-plaza-vol-i  

 
『Kind of Blue』を産んだメンバーのライヴ演奏ではあるが、この時点では、演奏はハードバップ一本槍。モードのかけらも無い。しかし、録音状態が悪い中、メンバーそれぞれの素晴らしいパフォーマンスは、しっかり記録されている。「マイルスの考えるハードバップ」のライヴ音源。聴き答えは十分。15年の時を経て、録音状態が悪いにも関わらす、リリースに踏み切った関係者の気持ちが良く判る。

マイルスはもちろん素晴らしい。スタジオ録音の妙など関係無し、ライヴでもマイルスが一番引き立っている。コルトレーンとキャノンボールは、でっかい音で高速フレーズを吹きまくる。エヴァンスはお得意の独特の音の重ね方で、バップなピアノを弾きまくる。コブはバシャッバシャッと独特のオフビートでフロントを鼓舞し、演奏全体のベースラインをポルチェンのベースがしっかりキープする。

マイルス・バンドの正式盤で唯一、丸々1枚、ビル・エヴァンスが参加している嬉しいアルバムでもある。マイルスをはじめとする演奏メンバーそれぞれの個性と特徴をしっかり把握していてこそ、このライヴ盤を楽しんで聴けるという、ジャズ者中堅、マイルス者中堅の方々に、是非、聴いて頂きたい好ライヴ盤です。
 
 

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