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2021年10月31日 (日曜日)

Jeff Lorber Fusionの好新盤

Jeff Lorber Fusion(ジェフ・ローバー・フュージョン)。フュージョン畑の好キーボティスト 兼 音楽プロデューサー、作曲家の「ジェフ・ローバー」率いるフュージョン・ジャズ・バンド。1977年に自己バンド「ジェフ・ローバー・フュージョン」を結成。1981年に一旦休止した訳だが、僕はこのバンドを21世紀になるまで知らなかった。

ジェフ・ローバー・フュージョンの名前を知ったのは、2010年のリユニオン盤『Now Is the Time』を聴いた時。同時に、フュージョン畑の好キーボティスト、ジェフ・ローバーの名も知った。そして、この『Now Is the Time』を聴いて、このバンドの音に魅了された。テイストは完璧な「フュージョン・ジャズ」。ライトなファンクネス漂う、エレクトリック・グルーヴィーなサウンド。流麗だがパンチの効いたリズム&ビート。

ジェフ・ローバー・フュージョンの音世界は、明快に「フュージョン・ジャズ」。流麗で聴き心地の良い、ソフト&メロウなスムース・ジャズでは無い。キレッキレッでシンプル、ストレートで洗練された、実に格好良いサウンド。往年に、全盛期のフュージョン・ジャズのテイストが、このバンドの音の中にしっかりとある。しかも、21世紀の今の時代に現役のフュージョン・サウンドである。
 

Spacetime-1

 
Jeff Lorber Fusion『Space-Time』(写真左)。2021年7月のリリース。ちなみにパーソネルは、Jeff Lorber (key), Jimmy Haslip (el-b), Gary Novak (ds)。ゲストとして、Paul Jackson Jr. (g), Michael Landau (g), Robben Ford (g), Bob Mintzer (ts), Hubert Laws (fl) などが参加。要所要所で素敵なパフォーマンスで、ジェフ・ローバー・フュージョンの音世界を更に魅力的なものとしている。

この新盤も、ジェフ・ローバー・フュージョンの音世界が存分に楽しめる。キャッチャーなフレーズ、洗練されたアレンジ、小粋なコード進行、ミドル・テンポをメインとした躍動感溢れる展開、流麗だが切れ味良く説得力のあるアドリブ。21世紀の「今」の時代のフュージョン・ジャズがここにある、って感じ。今回も歌モノが一切無いのが、硬派なフュージョン・ジャズっぽくて好印象。カッチリな硬派なフュージョンと、横ノリのソウルフルなフュージョンが程好くミックスされていて、意外と癖になる新盤である。

打ち込み的な曲も一切無いところが実に良い。ジャズたるもの、リズム&ビートは人間が担うべきで、特に閃きメインのアドリブなどは人間系でないと出来ない技だろう。バンドのアンサンブルの精度も抜群、歌心と流麗なフレーズ満載で、さすが「現代のフュージョン・ジャズ」の代表バンドである。我がヴァーチャル音楽喫茶『松和』でも、フュージョン・ジャズのジャンルで、現在、ヘビロテなアルバムである。
 
 
 
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