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2021年4月19日 (月曜日)

9日ぶりのブログになります。

11日の日曜日から昨日の日曜日まで8日間、ブログを急遽、お休みさせていただきました。本日、9日ぶりのブログになります。やっと戻ってきました。

この8日間、大変な日々でした。始まりは、4月9日の義弟の手術。S字結腸膀胱瘻により、手術を余儀なくされた訳ですが、この手術については、通算7時間の長時間(スタートが2時間半遅れた)立ち会いましたが、順調に終わりました。

翌日、吐き気が治まらないというアクシデントはありましたが、11日の日曜日の午前中は歩行練習を始めたとの連絡があり、一旦、義弟の実家、栃木の鹿沼の山裾から、我が家のある千葉県北西部地方まで、車で一旦、帰宅しました。

昼過ぎに帰宅し、食料の買い出しに行き、帰ってきて昼寝でもするか、とベットに横になった瞬間に、義弟の入院している病院より緊急コール。昼過ぎにいきなり発熱し、激痛が走る由、縫合不全による腹膜炎を発症したとのこと。緊急手術になるが最悪の覚悟もして欲しい、といわれて大慌て。19時、緊急手術に間に合わすべく、とんぼ返りで車で栃木の鹿沼の山裾へ。

手術スタートの19時には間に合い、執刀医の説明を聞いて、さあ19時から緊急手術がスタート、と思いきや30分も経たないうちに、執刀医が戻ってきて「血圧が低くて麻酔が出来ない」。このままだと手術が出来ない、何とか努力するが最悪の覚悟をしてくれ、と言われ、これまた大慌て。といっても何もやることは無く、ただただ、姪っ子が信州から駆けつけるのを待ち、ただただ手術の遂行を祈るのみ。

で、2時間半の手術の後、何とか一命は取り留めたのですが、当然のことながら、ICU(集中治療室)行きとなり、状況が状況だけに、何があるか判らないので、いざという時のスタンバイはしておいて欲しいと執刀医に言われ、84歳の義母が1人でいてショックを受けているので放っておけない、ということもあって、そのまま、栃木の鹿沼の山裾へ滞在することに。
 

California_shower_20210419174701

 
そして、一昨日の土曜日の朝にICUから出ることが出来て、一般病棟に。それでも、いろいろ後遺症、合併症はあって、まだまだ先は長いのですが、義母も落ち着いて、2〜3日は1人で生活出来る程度に回復し、何とか本日、千葉県北西部の自宅に一時帰宅することが出来ました。いやはや、ハラハラどきどきの8日間でした。思いっ切り精神的に疲れました。

この8日間はジャズを聴くどころの騒ぎでは無く、ひたすら病院との往復、自分たちの食料の調達、義弟の実家での日常の家事、をこなす毎日でした。今日、自宅に帰り着いて、やっとジャズが聴ける。9日ぶりのジャズ。元気が出る、爽快感溢れるジャズが聴きたい。ということで選んだ盤がこれ。

渡辺貞夫『California Shower』(写真左)。1978年の録音。ちなみにパーソネルは、渡辺貞夫 (as,fl,sn) , Dave Grusin (p, el-p) , Lee Ritenour (g) , Chuck Rainey (el-b) , Harvey Mason (ds) , Paulinho Da Costa (per) , Oscar Brashear (tp) , Geroge Bohanon (tb) , Ernie Watts (ts)。見渡すと、米国西海岸フュージョン・ジャズの猛者揃い。

アルバムで表現される季節は、米国西海岸の夏、アーバンな夏。決してリゾートではない。アーバンなカリフォルニアの夏、時間帯はそれぞれ朝、昼、夕方、夜、そして深夜。収録されている曲毎に、カリフォルニアの夏の「アーバンな風景」は変わる。どの曲も素晴らしい演奏ばかり。聴いていて、思わず元気が出ます。

フュージョン・ジャズの古典的名盤。日本フュージョン界に留まらず、世界のフュージョン界の中で、十分に古典的名盤で通用する、素晴らしいアルバムです。なんせ、このバックです。このバックの面々を眺めながら、これが「世界の渡辺貞夫」で無くてなんなのか。日本が世界に誇る「渡辺貞夫フュージョン」。このアルバムはいつ聴いても良い。

今日は貞夫さんの『California Shower』で、元気を貰いました。まだまだ予断を許さない日々は続きますが、何となく気持ちがポジティヴになった感があります。音楽の力って凄いですね。心から感謝感謝です。
 
 
 

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