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2019年9月20日 (金曜日)

王様「サッチモ」は最高である

この2〜3日で一気に涼しくなった千葉県北西部地方。もう夏の猛暑が戻ってくることは無い。と感慨に耽っている間に、もう秋分の日である。確かに日が短くなってきたことを強く感じるようになった。いよいよ、物寂しい秋の夕暮れである。しかし、これだけ涼しくなると、どんな内容のジャズもOKである。

Louis Armstrong and His All-Stars『Satch Plays Fats』(写真左)。1955年4月26日、5月3日の録音。Columbia レコードからのリリース。プロデュースは「George Avakia」。1954年録音の『プレイズ・W.C.ハンディ』と1955年録音の本作が「コロンビアの傑作2枚」である。

1954年録音のハンディ集で緊迫感が心地良かったが、この1955年録音は「ファッツ・ウォーラー集」。一聴すれば直ぐ判るが、アルバムの演奏全体がリラックスした雰囲気に包まれている。これがこの盤の一番の聴きどころ。サッチモ(ルイ・アームストロングの愛称)のボーカルもホンワカ長閑で暖かく、トランペットは温かみのある「ブリリアントな音」に包まれる。
 
 
Satch-plays-fats-1  
 
 
トロンボーンのトラミー・ヤングをはじめ、クラリネットのバーニー・ビガードなど、サッチモと気心の知れた仲間の演奏がとても心地良い。そんなバックに恵まれて、サッチモはボーカルにトランペットに、実にリラックスした、溌剌としたプレイを聴かせてくれる。マイルス・デイビスいわく「ルイが悪かったときは記憶にない」。

もちろん、演奏のスタイルはハードバップやモードではない。スイング・ジャズのスタイルではあるが、極端なスタイルへの傾倒は無い。ここにあるのは、聴いて心地良い「ジャズ」である。サッチモのジャズ。4ビートが心地良く、サッチモのダミ声ボーカルが心地良く、サッチモのブリリアントなトランペットが心地良い。

僕は若かった頃、このサッチモのダミ声ボーカルが苦手で、トランペットの凄さが理解出来なかった。若気の至り。いつ頃からだろう、サッチモの良さが理解出来る様になったのは。確か40歳を過ぎた頃かな。つまりは、サッチモを理解するには年齢が必要なのかなあ。でも、歳を取ることで、若い頃よりもアドバンテージが取れるというのは、意外と嬉しいものだ。
 
 
 
東日本大震災から8年6ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
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