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2019年9月 7日 (土曜日)

おどろおどろしいジャケ・4

そのジャケット・デザインのアート性が非常に高く評価されているブルーノート・レーベルではあるが、創始者&総帥のアルフレッド・ライオンがリバティ・レコードにその権利を売却してからの4300番台は、打って変わって「おどろおどろしい」ジャケット・デザインの宝庫になった。

ブルーノート・レーベルの4300番台は、1968年から1972年に渡ってリリースされたシリーズで、内容的には、当時の流行のソウル・ジャズやジャズ・ファンクの新盤、そして、過去のハードバップ盤の発掘リイシュー。収録されたジャズの種類は大きく分けて、その3つになる。で、どうしたら、そんな「おどろおどろしい」ジャケットがあしらわれるか、その動機がよく判らない。

Brother Jack McDuff『Moon Rappin'』(写真左)。ブルーノートの4334番。1969年12月1日の録音。ちなみにパーソネルは、Brother Jack McDuff (org), Unknown (tp), Bill Phillips (ts, fl), Unknown (bs, ts), Jerry Byrd (g), Richard Davis (el-b), Joe Dukes (ds)。トランペットとバリトン・サックスの担当の名前が判らない。ブルーノート・レーベルにしては珍しいこと。
 

Moon-rappin

 
この辺りになると、録音スタジオもブルーノート御用達の「Van Gelder Studio」では無くなってくる。この盤はNYの「Soundview Recording Studio」での録音である。確かにちょっと録音の響きというか雰囲気が異なる。中身はライトなオルガンによるソウル・ジャズ。アーシーさと流麗さがほどよくミックスされた、聴き易いオルガン・ジャズである。
 
決して、こってこてファンキーなオルガンを期待してはいけない。時は1960年代終盤。ポップな音で聴き易いアルバムでないと売れない。ファンクネスを迫力を持って聴かせる時代では無く、ライトでアーシーで流麗なオルガン・ジャズをソウルフルに聴かせることがトレンドの時代。そういう意味で、マクダフのオルガンもライトで聴き易い。
 
演奏全体は充実していて、キメるとことはバッチリ「キメて」いて、適度なアクセントとメリハリのある演奏は決して耳触りでは無い。ながら聴きにも十分使える、ライトで聴き易いオルガン・ジャズ。しかし、そんな内容のアルバムなのに、どうしてこんなジャケット・デザインになるのか。初めて、ジャケットを手に取って見た時は、さすがに「引き」ました(笑)。
 
 
 
東日本大震災から8年5ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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