« CTI6000番台の最初の第一歩 | トップページ | ジャケットの印象にビビらずに »

2019年8月 7日 (水曜日)

トッキーニョの50周年記念盤

暫く我慢していたんだが、やっぱり夏は「ボサノバ&サンバ」やなあ、と思う。今朝、CTIレコードの『Gilberto With Turrentine』を聴いていて、つくづく思った。しかし、何故だろう。何故、酷暑の夏には「ボサノバ・ジャズ」が心地良く響くのか。そう言えば「レゲエ」もそうだ。夏の酷暑には「ボサノバ・ジャズとレゲエ」が一番だ。

ということで早速、ボサノバ・ジャズのアルバムを物色する。が、コレクションのフォルダに、まだボサノバ・ジャズのアルバムを集めていない。う〜ん困ったなあ、と探していたら、昨年の新盤の中に、トッキーニョのアルバムを見つけた。トッキーニョは、ブラジルのポピュラー音楽界を代表するギタリストの一人。

そのアルバムは『Toquinho - 50 Anos de Carreira (Ao Vivo)』(写真左)。1966年のデビュー作品『o violão do TOQUINHO』から数えて、トッキーニョのキャリア50周年を記念したライヴ作品である。2016年サンパウロWTC劇場での録音。2016年のライブ録音にしては、ちょっと「やっつけ風」で、なかなかに臨場感溢れる、生々しく荒々しい録音が魅力的。
 
 
Toquinho-50  
 
 
トッキーニョは我が国では、マイナーな存在に甘んじている。記憶しているのは、渡辺貞夫さんとの共演。この共演盤でこの「トッキーニョ」の名前を知り、それ以来、トッキーニョの名前に新盤に出会う度に、触手を伸ばしてはトッキーニョのギターと歌声を耳にしてきた。このライブ盤は自らのキャリアの50周年記念ということで、リラックスした、観客と一体となった演奏と歌唱が実に良い感じ。

ゲストも豪華で、旧友の Mutinho,Paulo Ricardoの名も確認出来、Anna Setton, Tie, Veronica Ferriani といった若い女性ヴォーカリスト達が華を添えている。ボサノバ&サンバというブラジルのポピュラー音楽が実に良い雰囲気で録音されている。このアルバムについては「これはジャズなのか」と問う前に、ボサノバ&サンバという演奏をとても楽しく聴き通すことが出来る。

リズム&ビートが効いている分、ボサノバ・ジャズとして聴いても良い雰囲気。まあ、こういう素敵なボサノバ&サンバな演奏を前にして、音楽のジャンル分けなんて野暮である。このライブ盤って「ボサノバ&サンバの今」を感じるのに最適なもの。トッキーニョのギターが特に魅惑的に響きます。ステージングのテンポも良く、一気に聴き切ってしまいます。好盤です。
 
 
 
東日本大震災から8年4ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。
 
Never_giveup_4
 
Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

« CTI6000番台の最初の第一歩 | トップページ | ジャケットの印象にビビらずに »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« CTI6000番台の最初の第一歩 | トップページ | ジャケットの印象にビビらずに »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、 ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 青春のかけら達(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでのジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。         
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー