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2019年1月 3日 (木曜日)

「自由への讃歌」の秀逸カヴァー

「初ジャズ」は、それなりに相応しい楽曲が入っている盤が良い。昨日ご紹介した「お琴」入りジャズはちょっと「出来レース」っぽい感じで、小っ恥ずかしい感じがするのだが、毎年、この楽曲が入っている盤は絶対に正月にかける、という盤がある。華やかというか、心にグッとくるというか、印象的な楽曲が入った盤をよく選ぶ。

その楽曲のひとつが「Hymn to Freedom」。邦題「自由への讃歌」。1962年、オスカー・ピーターソンが発表した曲。黒人たちの人権を訴える公民権運動の真っ只中、その応援歌として作られた。アルバム『Night Train』のラストに入っている。これが絶品で、ゴスペル調のファンキーで印象的な曲だ。「When every heart joins every heart And together yearns for liberty ....」から始まる歌詞も付けられて、ゴスペル・コーラスの名曲としても知られている。

昨年までは、このピーターソンのアルバム『Night Train』をかけていた訳であるが、昨年、この「Hymn to Freedom」(自由への讃歌)」のカヴァーバージョンの収録されているアルバムに気がついて、最近はこの盤の「Hymn to Freedom」(自由への讃歌)」もよく聴く様になった。ピーターソンのオリジナル演奏よりも、R&B色が濃く、ジャズ・ファンクなアレンジが実に素敵である。
 

Yesterdaytoday_tomorrow  

 
その盤とは、Gene Harris『Yesterday, Today & Tomorrow』(写真左)。1973年6月の録音。ちなみに、Gene Harris (p), Johnny Hatton (b), Carl Burnett (ds, perc)。ジーン・ハリスのピアノをメインにしたトリオ「スリー・サウンズ」のアルバムである。1973年の録音なので、トリオ演奏のアレンジはファンキー・ジャズというよりは、よりR&B調の強い「ジャズ・ファンク」な演奏に仕上がっている。

このジャズ・ファンクなアレンジに、この「Hymn to Freedom」(自由への讃歌)」という曲がとてもよく映える。聴いていて心地良く、かつ心にメインの旋律がアドリブの旋律が心に響く。曲の特性を前面に押し出した、ファンクネスが濃く漂うが決してくどくなく、耳に心地良く響く。こんなカヴァー演奏があったなんて、昨年、発見した時はビックリした。

冒頭の曲が、これも僕の大好きなスタンダード曲「On Green Dolphin Street」だったり、ジョージ・ハリソンの名曲「Something」のカヴァーもあったりで、収録された楽曲のどれもが、心地良いジャズ・ファンクなアレンジが施されており、なかなか聴いていて楽しい。新年に相応しい好盤だと思います。

 

東日本大震災から7年9ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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コメント

賀正

常日頃から造詣の深さ、持続継続の力強さに
敬服しております。

今年は新しい元号となり、昭和が遠のきまして
なにやら自分が若い頃の明治生まれに対する
イメージのように追いやられる気で居ります><

初めまして、大阪市内に住む者です。
この更新の内容に沿わず失礼かと思いながら
藁をもすがる気で書かせて頂きます。
小生、大昔の10代の頃に短波放送にリクエスト
しまして、採用記念に頂戴したLP、Aファーマー
&Dバードのアルバム、2トランペットのパート2
のようなアルバムをCDで某所で見つけたのですが
都合が有り、明けた日に買うことにして翌日に行く
と売れて無くなっていました><

Jazz専門店でも無く、まさか売れるとは思いも
しなかったので迂闊でした。
明日買うと決め込んでいましたから詳細を記録する
ことなくアルバム名も確認しなく居ましたので
今ごろにそのアルバムがなんだったか、欲しいの
欲望が膨らみ困っております。
何せCDですから細かい字が見えません↷


このパート2のようなアルバムのタイトルを
御存知ありませんでしょうか?

因みに短波放送から試聴盤のLPジャケットは、
2と書いたアヒルではなく別のデザインでした。
Aテイラーのシンバルからアンサンブルに入る
辺りを聴くと、10代の頃に戻れる気がします。
突然の失礼を、お詫び致します。

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