« キースのヨーロピアン4の旗揚げ | トップページ | 5月4日までブログはお休みです »

2018年4月26日 (木曜日)

新スタンダードへのチャレンジ

ジャズには「スタンダード曲」というのがあって、1930年代や1940年代のミュージカルをメインに、ジャズにアレンジし易い曲をチョイスして、様々なジャズメンがこれを演奏するに至って、スタンダード曲となっている。1950年代は、ミュージシャンズチューン、いわゆる、ジャズメンの作曲した曲が他の多くのジャズメンにも演奏されて、スタンダード曲となっている。

で、この「スタンダード曲」が1950年代から演奏され続けていて、これがまあ、今でも演奏されているのだから凄い。ジャズの場合、演奏の素材になる原曲は何でも良いと言えば何でも良いので、50〜60年の長きの間、演奏され続けるというもの判らない訳では無い。でも、いつもいつも同じ曲ばかりがあちらこちらで演奏されると、ちょっと食傷気味になる。

1960年代後半から1970年代にかけて、ロック&ポップスの世界で、良い旋律を持って、ジャズに合いそうな曲は沢山ある感じなので、この年代の曲で、もっとスタンダード化される曲があってもよいのだが、これがなかなか無い。これが不思議で、ジャズメンって、意外にチャレンジ精神に欠けるのでは、と密かに思ったりもする。
 

Timeless__keiko_lee  

 
KEIKO LEE『TIMELESS - 20th Century Japanese Popular Songs Collection -』。昨年10月のリリース。キャッチフレーズが「日本のジャズ歌姫ケイコ・リーが、20世紀のエヴァーグリーンなJポップの数々を上質なジャズで歌いあげる。日本ジャズのネオ・スタンダードへのチャレンジ」。おお、ネオ・スタンダードへのチャレンジか。僕はこのフレーズにからしき弱い。

収録曲を見渡して、思わずほくそ笑む。いやいや〜渋い渋い。1947年の「胸の振り子」から1991年の「ラブ・ストーリーは突然に」まで、日本の歌謡曲&ポップスの名曲をジャズ・ボーカル曲として、ケイコ・リーが唄い上げている。そう、ケイコ・リーって、以前からチャレンジ精神が旺盛で、そう言えば、クイーンの「ウィ・ウイル・ロック・ユー」をむっちゃ格好良くカバッてたっけ。

アレンジが良い。選曲された日本の歌謡曲&ポップスがしっかりと「ジャズ化」している。唄い上げるケイコ・リーのボーカルの素晴らしさは言うまでも無い。個人的には、懐かしの「我が良き友よ」が気に入っている。とってもジャジーでクール。こういうチャレンジってウェルカム。他のジャズメンも、もっともっとやって欲しい。意外と新しいジャズが現れ出でるかもしれない。

 
 

東日本大震災から7年1ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

« キースのヨーロピアン4の旗揚げ | トップページ | 5月4日までブログはお休みです »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新スタンダードへのチャレンジ:

« キースのヨーロピアン4の旗揚げ | トップページ | 5月4日までブログはお休みです »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、 ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 青春のかけら達(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでのジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。         
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリー