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2018年4月21日 (土曜日)

ながら聴きのジャズも良い・32

このところ、なんとなく朝夕、ヒンヤリとするなあ、と思っていたら、いきなり25度超えの夏日である。まだ4月の半ば過ぎだというのに夏日とは何事か。それでも、朝はまとまった風が吹いて、ウィンドブレーカーは必要だったので、昼前からの温度の上昇は体にこたえる。案の定、午後からダウン。しばらく伏せっていた。

これだけ、いきなり気温が上がると、音楽鑑賞どころでは無くなる。とにかく、この不意打ち的な気温の上昇で気が散って仕方が無い。難解な純ジャズはどうにもいけない。こういう時は、爽快で明快なフュージョン・ジャズが良い。単純に、難しいことを考えずに、音の躍動感、音の流麗さ、音のメリハリを気軽に楽しむ。フュージョン・ジャズはそういう切り口に良く合う。

Yellowjackets『The Spin』(写真)。1989年のリリース。ちなみにパーソネルは、Russell Ferrante (key), Jimmy Haslip (b), Marc Russo (sax), Will Kennedy (ds, perc)。あれ、ギターがいない。もともと、ロベン・フォードのギターとラッセル・フェランテのキーボードの2フロントがウリのバンドだったはずなんだが。
 

The_spin

 
この時代のイエロージャケッツは、キーボードが中心のバンドに変身している。しかも、このアルバムでは、ドラマーが交代したことによって、バンドの音がしなやか、かつジャジーになり、良好なフュージョン・サウンドに立ち返っているのだ。加えて、バンドの音がしなやかになることによって、打ち込みのリズム&ビートも耳につかなくなったのだがら面白い。

ジャジーになったとは言え、サウンドはメインストリームなエレ・ジャズなサウンド。ラッセル・フェランテのキーボードが後ろにドッカリと控えてつつ、マーク・ルッソのサックスやジミー・ハスリップのベースが目だっているところは、ウェザー・リポート後期のサウンドを彷彿とさせる。疾走感溢れ、爽快で明快なフュージョン・サウンドである。

他のバンド共々、1980年代のデジタルの波に翻弄されたイエロージャケッツではあったが、ジャジーなドラマーを据えることで、良い方向でデジタル録音、デジタル楽器の「難点」をクリアした。その最初の成果がこの『The Spin』である。爽快で明快、かつ流麗なフュージョン・ジャズな大人ので、ながら聴きに最適です。実際、我がバーチャル音楽喫茶『松和』では、お勧めの「ながら聴き」盤の一枚です。

 
 

東日本大震災から7年1ヶ月。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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