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2018年3月11日 (日曜日)

カールトンもフュージョンが良い

21世紀になった今でも「フュージョン・ジャズ」の音の雰囲気をしっかり残したジャズメンやグループが幾つか存在している。さすがに生き残りである、かなりレベルの高いフュージョン・ジャズなアルバムをコンスタントにリリースし続けているのだ。昨日、ご紹介したリー・リトナーもそうだが、このラリー・カールトン(Larry Carlton)も、フュージョン・ジャズのレジェンドだ。

リトナーもそうだったのだが、21世紀に入ってからのカールトンのアルバムも、あまり真剣に聴き込んだことが無かった。実は、リトナーの時と同じタイミングで、カールトンのこの盤に出会って、早速、聴き直している。聴き直してみて、やっぱり、カールトンって、フュージョン・ジャズの人やなあ、と改めて感心。その盤とはこれ。

Larry Carlton『Deep Into It』(写真左)。2001年の作品。パーソネルを見渡すと、カールトン以外は、昔のフュージョン・ジャズで活躍していたメンバーはほとんどいない。それでも、出てくる音は、しっかりとフュージョン・ジャズしていて、昔からのフュージョン者である僕としては、懐かしさと嬉しさがこみ上げてきて、思わず何度かリピート聴きした。
 

Deep_into_it  

 
どういう心境の変化があったのか判らないが、この盤では、ギブソンES-355のギター・サウンドがタップリと堪能できる好盤に仕上がってます。従来からのカールトンの泣きのギターが満載。硬派で渋いクールなカールトンのフュージョン・ギターが戻って来た。そんな嬉しい思いがするアルバムです。偶然出会ったが故に喜びは倍増。

収録曲はどれもが良い楽曲ばかりなのですが、クルセイダーズの『Put It Where You Want It』を冒頭に持って来ているのもらしいし、「Roll With It」など、フィラデルフィア・ソウル好きなカールトンらしい。そして、イーグルスの名曲「I Can't Tell You Why」をさりげなくカヴァーしているところなんかは実にニクい。

「Don't Break My Heart」のアコギも実に良い味出しているし、フュージョン・ジャズには、演奏する楽曲の良し悪しに左右されるところがあるんですが、この盤はそこが実に良く出来ている。じっくり聴き込むのに良し、曲によってはダンサフルに足踏みをして聴くも良し。あまり話題にならない盤みたいですが、21世紀に入ってのカールトンの好盤として、お勧めの内容です。

 
 

東日本大震災から7年。決して忘れない。忘れてはならない。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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コメント

松和マスター様。

どこからメールできるかわからず、ここから失礼します。
懐かしいミュージシャンが勢ぞろいしており
若かりし日々に戻ってしまいました。

もしあてがあれば教えてください。
脳裏について忘れられない曲があるのですが、誰の何という曲かわからないでやり過ごされていて困っています。

1980年頃だと思います。
NHK FMのクロスオーバーイレブンを必死にエアチェックしていました。
ライブだと思います。
渋めの男性ボーカル。
ストリングのバック。
圧巻は、ビブラフォンのソロ連発。
これしか説明の仕様がありません。
サビは覚えおりますが、どうしようもないですよね。

何かあたりがありますでしょうか?
どうかよろしくお願いいたします!

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