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2017年5月29日 (月曜日)

トランペットの隠れ名盤・5

我が千葉県北西部地方では、朝夕、初夏の清々しい日々が続いている。朝は海風、夜は山風と、この季節はメリハリの効いた風が吹く。気温は22〜3度程度。風力2程度の風が心地良い。今の季節が一年の中で一番良いなあ。日も長いしね。

こういう季節は、ジャズを聴くのに打って付け。空気も清々しいし、暑くも無く寒くも無く、気持ちの良い雰囲気の中で聴くジャズは格別のものがある。こういう清々しい日には、トランペットが主役のジャズが良く似合う。と言うことで、トランペットが主役のちょっとマニアックな盤を探す。

Johnny Coles『New Morning』(写真左)。1982年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Johnny Coles (flh), Reggie Johnson (b), Billy Hart (ds), Horace Parlan (p)。このパーソネルを見るだけで、この盤は期待出来る。1982年辺りは、フュージョン・ジャズが下降線を辿りだし、ジャズの流行にポッカリと穴が空いたような時期。
 

New_morning1

 
そんな時期にこの渋い内容のハードバップ盤である。まず、リーダーのジョニー・コールズのフリューゲル・ホーンの音が実に良い。本当によく鳴るフリューゲル・ホーン。真鍮をブリブリ響かせながら、す〜っと音が伸びていく。アドリブ部では流麗なフレーズに思わず耳を峙たせる。ジョニー・コールズって、こんなに魅惑的な音を出すトランペッターだったっけ、と嬉しい思案投げ首状態になる。

ジョニー・コールズと言えば『Little Johnny C』という好盤があるが(2014年1月16日のブログ・左をクリック)、柔軟でありながら輪郭がはっきりした、しっかりと音の出る、しなやかな鋼の様なコールズの個性的なブロウについては、この『New Morning』の方が一枚上を行くのではないか。それほど、この盤でのコールズのブロウは魅力的だ。

バックのリズム・セクションも堅実でホットな演奏で、コールズのブロウを盛り立て、そして支える。1980年代前半、ネオ・ハードバップの走り。ジャケット・デザインも魅力的。こういう魅力的なジャケットは内容を裏切らない。渋い、そして聴き応えのある「トランペットの隠れ名盤」の一枚として愛聴しています。

 
 

震災から6年2ヶ月。決して忘れない。まだ6年2ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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