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2017年3月14日 (火曜日)

ホッと一息の「ミルトJ」です。

ジャズはいろいろなシチュエーション毎で選盤が変わる。気持ちを鼓舞したい時はハードなフリージャズを聴いたり、穏やかに聴き流したい時は小粋なフュージョン・ジャズを選んだり。その時その時の状況、状態を鑑みながら、アルバムを選盤する時が一番楽しい「ひととき」である。

例えば、ホッと一息つく時、忙しい時を過ごした後、ゆったりと一息つく時、決まって僕はミルト・ジャクソンのヴァイブを良く聴く。それもミルトのソロ盤だ。MJQのミルトでは無い、ソロのミルト・ジャクソンの盤を良く聴く。ソウルフルでファンキーで流麗なミルトのヴァイブが、ホッと一息つく僕の心を癒してくれる。

Milt Jackson『Statements』(写真左)。1961年12月の録音。ちなみにパーソネルは、Milt Jackson (vib), Jimmy Heath (ts), Tommy Flanagan (p), Hank Jones (p),  Paul Chambers (b), Connie Kay (ds)。本作はインパルスと契約後の第一弾アルバム。気合いが入ってはいるが、ほど良くリラックスした、ファンキーなミルトのヴァイブが素晴らしい。
 

Statements

 
いや〜渋い。燻し銀の様な職人気質のジャズメンばかりがズラリと並ぶ。特に、ピアノは、名盤請負ピアニストと異名を取るトミフラと燻し銀ピアニストと謳われるハンクと、二人の名ピアニストを使い分けているところがまた「ニクい」。ベースは鉄人ベーシスト、ポール・チェンバースでガッチリ演奏の底を支え、コニー・ケイの堅実なドラミングでリズム&ビートをコントロールする。

こんなリズム・セクションを調達しているのである。ミルトのヴァイブとヒースのテナーはフロントで伸び伸びとプレイする。ほんと、絵に描いた様に伸び伸びとアドリブ・フレーズを繰り出すのだ。これが実に良い感じで、これがまあ、実に「癒される」のだ。これだけ、心地良くアドリブ展開するハードバップ盤もなかなか無い。

ミルトのヴァイブがこれだけソウルフルにファンキーに流麗に乱舞する盤もなかなか無い。ホッと一息つく時、忙しい時を過ごした後、ゆったりと一息つく時、ポジティブに癒されるハードバップの好盤です。この盤を聴く度に思います。あ〜やっぱりジャズってええなあ、って。

 
 

震災から6年。決して忘れない。まだ6年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっとずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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