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2016年9月24日 (土曜日)

大阪出身の改造ストラト奏者

フュージョン・ジャズの好盤再発見、好盤発掘の中で、久々の聴き直しである。ハイラム・ブロック(Hiram Bullock)。もともとは僕達の学生時代、日本発のフュージョン・バンド、24丁目バンドのギタリストとして出会った。

ロックで骨太なフュージョン・ギタリスト。テクニック優秀、その演奏の雰囲気は「派手」かつ「豪快」。主に使用していたギターは改造ストラト。ピックアップレイアウトがHSH(ハム+シングル+ハム)に改造されている、ギター小僧にとっては興味津々のストラト。その音はまさに「ロックテイスト」。

ボーカルも優秀で、ライブでは歌って踊れるギタリスト。明確でありながら個性的な音色を持つストラトなので、スティング、ビリー・ジョエル、チャカ・カーン、デイヴィッド・サンボーン、ボブ・ジェイムス等々、ロックからフュージョンから、様々なミュージシャンから名指し招聘を受ける東海岸フュージョンの代表的ギタリスト。

以前、僕はこのギタリストに、このアルバムで再会を果たしている。Hiram Bullock『Way Kool』(写真左)。1992年リリースのソロ・アルバムである。彼は、彼のギターのスタイルを一派一絡げに「フュージョン・ギター」とされることに大いに不満を持っていた様で、このアルバムの彼のギターの雰囲気は、他のフュージョン・ギターと呼ばれる雰囲気とは明らかに異なる。
 

Way_cool

 
確かに、一派一絡げに「フュージョン・ギター」として括られては堪らない音をしている。これは確かにロックのテイストが思いっきり入っている。元々Jimi Hendrixを強く敬愛しているとのこと、独特のディストーションが、ハイラム・ブロックの独特の個性である。この『Way Kool』には、そんなハイラム・ブロックの個性満載である。

乾いたファンクネスが芳しい。通常の他のフュージョン・ギターの雰囲気とは異なる、ハードロックな雰囲気がほどよくミックスされた派手で攻撃的なエレギが「むっちゃ」格好良い。惚れ惚れする。ハイラム・ブロック独特のリフ、手癖が炸裂する。これが堪らない。この「ハイラム・ブロック節」が良い。

そんなハイラム・ブロック、2008年7月、喉頭癌にて永眠。52歳の若さだった。まだまだこれからベテランとして活躍する歳だったのに、まったくもって残念な彼の逝去であった。
 
そうそう、最後に余談になりますが、実は彼は「大阪出身」。日本の堺市生まれである。これがまた、僕にとっては彼に親近感を覚える所以で・・・。お後がよろしいようで。

 
 

震災から5年6ヶ月。決して忘れない。まだ5年6ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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