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2016年6月 5日 (日曜日)

以色列の新進気鋭のギタリスト

最近、イスラエル(以色列)・ジャズに遭遇する機会が増えてきた。なんでも、新たなジャズの聖地になるのでは、くらいの勢いでメジャーな存在になってきていて、今、イスラエル初のジャズは無視出来ない存在になってきた。

特徴はと言えば、ネットを紐解くと「イスラエル、ジューイッシュ(ユダヤ)の哀愁を帯びたフレーズやメロディ、または近隣アラブ諸国〜北アフリカ地域の音楽的要素なども取り入れられており、結果生成された今までにないハイブリッドなジャズ・サウンドが特徴」とある。

僕が一番始めに出会ったイスラエル出身のジャズメンは、ベーシストのアヴィシャイ・コーエン。1997年から2003年までチック・コリア&オリジンのベーシストとして活躍、一躍メジャーな存在となりました。それからちょっと時間が空いて、ギタリストのオズ・ノイかな。ピアニストのヤロン・ヘルマンは、僕にとっての最近の注目株です。
 

Jonathan_levy_yonatan

 
そして、今回、遭遇したのが、ギタリストの「ジョナサン・レヴィー」。Apple Musicの新着ミュージックを眺めていて、おっこれは、ということで聴き始めました。今回、聴いたアルバムが、Jonathan Levy『YONATAN』(写真左)。2016年4月のリリース。Shai Mastro (p), Jordan Perlson (ds) との新進気鋭のトリオ。

どこまでも限りなく、幻想的なサウンドスケープが広がる風景画の様な音世界。リリカルに印象的にアコギの音が響きます。ビル・フリゼールのカントリー調のギターの響きに一種通じる様な雰囲気もあって、なかなか聴かせてくれます。僕が勝手に名付けている「ネイチャー・ジャズ」な雰囲気、米国の山岳地域や穀倉地帯に広がる米国の原風景的なフォーキーな音世界。 

ストレス・フリーで心穏やかにさせてくれる、リリカルでフォーキーな音世界は、純ジャズというよりはスムース・ジャズに近い。緩やかでポップ、そして印象的な旋律の展開はイスラエル・ジャズ独特の音世界でしょう。好盤。今年の注目盤の一枚です。

 
 

震災から5年2ヶ月。決して忘れない。まだ5年2ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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