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2016年5月26日 (木曜日)

「ブラジョン」って知ってる?

僕達の大学時代は1980年前後。ジャズのトレンドはフュージョン・ジャズ。ディスコはブームを過ぎて定着し、R&Bはブラック・コンテンポラリーと呼ばれた。

フュージョン・ジャズの中でも、ファンクネスをがっつり効かせエレ・ジャズな演奏は「ファンク・フュージョン」と呼んだ。ジャジーな側面よりもファンクネスな側面を重視する場合は「ブラコン(ブラック・コンテンポラリーの省略形)」と呼んで区別した。特に、1980年前後はこの「ブラコン」が大ブームになった時期でもある。

ブラコンなフュージョン・ジャズを思い返して見た時に真っ先に思い出すバンドがある。The Brothers Johnson(ブラザース・ジョンソン、略して「ブラジョン」)。僕達は、1980年から81年にかけて、この「ブラジョン」のアルバムをガンガンに聴いていた。

そんな「ブラジョン」とは何か。ブラザーズ・ジョンソンは、文字どおりジョージ、レオンのジョンソン兄弟2人組。ブラコン・ディスコの代表的バンド。「Stomp」という大ヒット曲を引っさげ、1980年〜81年にかけて、ブラコンの世界を席巻しました。

そんなブラジョンの、当時、聴きまくったアルバムが2枚。The Brothers Johnson『Light Up the Night』(写真左)そして『Winners』(写真右)。『Light Up the Night』は1980年のリリース、『Winners』は1981年のリリース。大ヒット曲「Stomp」は『Light Up the Night』の冒頭に収録されている。
 

Brothers_johnson_albums

 
演奏自体が実にハイテクニックでエモーショナル。リズム&ビートがしっかりと安定していて揺るぎなく、その上を流麗でファンキーなエレギとチョッパーでバッチバチ叩きまくりのベース。ソフト&メロウなボーカル。

音を聴いていると思わず、クインシー・ジョーンズを彷彿とさせるのですが、それもそのはず、ブラジョンはクインシー軍団の一員なんですね。クインシー御大の音は意外と「尖って」いて、アーティスティックな雰囲気が見え隠れするのですが、ブラジョンはとっても「ポップ」で、エンタテインメントがっつり、って感じです。

どちらもアルバムもAORな要素もふんだんに入っていて聴き易い。大学時代は、行きつけの喫茶店で、はたまた古墳調査の往復の車の中で、このブラジョンの『Light Up the Night』そして『Winners』がヘビロテに鳴り響いていました。とにかく、どんなシチュエーションでも聴き易い、ポップでブラコンなフュージョン・ジャズでしたね。

今の耳にも十分に聴き応えのあるポップでブラコンなフュージョン・ジャズで、最近、久々に聴いたのですが、やっぱり良いですね。あの時代にリアルタイムに聴いたブラコン。思わず身体が「ディスコ」します(笑)。

最後に悲しいお知らせですが、昨年5月21日に、ブラジョンのベーシスト、弟のルイス・ジョンソン(Louis Johnson)が逝去しました。享年60歳。あまりに若すぎです。あのチョッパーでバッチバチ叩きまくりのベースが懐かしい。合掌。

 
 

震災から5年2ヶ月。決して忘れない。まだ5年2ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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