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2016年5月17日 (火曜日)

ながら聴きのジャズも良い・5

こういうジャズも良いもんだ。聴き心地が良く、ながら聴きに最適。何かをしながら耳に馴染み、そのメロディーがアドリブ・ラインがスーッと耳に残っていく。決して耳触りで無く、決まって耳に優しい。

スムース・ジャズだからと言って毛嫌いするには勿体ない。KENNY G『Brazilian Nights』(写真左)。スムース・ジャズを代表するサックス奏者、ケニーGの昨年リリースのアルバム。タイトルから判る通り、ブラジル音楽の特集。いわゆる「ボサノバ&サンバ」集である。

もともとが「ボサノバ&サンバ」という音楽は耳当たりが良い。爽やかで軽やかで聴き心地が良く、ながら聴きに最適。雰囲気的には「ソフト&メロウ」がメイン。スムース・ジャズに直結する「ソフト&メロウ」な音世界が実に心地良い。加えて、ケニーGのサックスの音が、これまたこの「ボサノバ&サンバ」にピッタリなのだ。
 

Brazilian_nights_1

 
こんなにケニーGのサックスと「ボサノバ&サンバ」の相性が良いとは思わなかった。しかも、ソフトさメロウさに流されず、アドリブ・パートではしっかりと芯の入った音色でガッツあるフレーズを聴かせてくれるケニーGは意外に硬派だ。安易に耳当たりの良さを追求する安直なミュージシャンでは決して無い。

お馴染みの「Corcovado」や「Girl From Ipanema」が、今まで聴いたことが無い「ソフト&メロウ」に満たされていることにちょっとビックリする。ケニーG独特のサックスの音色とアドリブの節回しによって、今まで、散々演奏され来た「ボサノバ&サンバ」の名曲達が新しい面立ちで、僕達の耳に新しい響きを届けてくれるのだ。

スムース・ジャズだから、ながら聴きに最適だから、と言って軽く見てはいけない。このケニーGの「ボサノバ&サンバ」集は、意外と内容のある「硬派でシリアス」なコンテンポラリーなジャズがてんこ盛りである。スムース・ジャズだからと言って無防備に聴くと、意外と「狼狽します」(笑)。

 
 

震災から5年2ヶ月。決して忘れない。まだ5年2ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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