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2016年4月 9日 (土曜日)

チャック・マンジョーネに再会

チャック・マンジョーネ(Chuck Mangione)と言われて、まず浮かぶのが、フュージョン界でのフリューゲルホーンの名手。そして、ヒット曲の「Feels So Good」。さて、その次は何が浮かびますが、と問われて・・・、これが浮かばないのですね。それほど「Feels So Good」の印象が強い、愛すべき「これ1曲」の一発屋です。

それほど、当時(1977〜78年)、この「フィール・ソー・グッド」は、日本でも売れに売れた。喫茶店の有線に乗って、1時間に1回は、この「Feels So Good」がリクエストされていたのではないか。

チャック・マンジョーネについては、確かにそのヒット曲と同名のアルバム『Feels So Good』の印象しか無い。というか確かにこのアルバムと『Live at the Hollywood Bowl』辺りしかアルバムの印象が無い。ただ、よくよく調べてみると、十数枚のリーダー作がある。当然、まだ存命で、1940年生まれなので今年で76歳になる。 

そんなチャック・マンジョーネであるが、最近、この大ヒット盤『Feels So Good』の雰囲気を彷彿とさせる、なかなかの内容のフュージョン盤に遭遇した。Chuck Mangione『The Feeling's Back』(写真左)である。1999年のリリース。
 

The_feelings_back1_2

 
アルバム全体の雰囲気は、全くもって、1970年代後半のフュージョン・ジャズの音世界そのままである。バックの演奏の音も、フュージョン・ジャズそのままである。良い雰囲気なんですよね〜。1970年代後半のあの頃の音を思い出しますね。

主役のチャック・マンジョーネのフリューゲルホーンも「あの頃のまま」です。柔らかい、ほのぼのとした音色は、今でもなかなかに「和みます」。1970年代後半より、中音域中心にゆったりとした哀愁感溢れるフレーズを吹きまくる。ここまでしっかり個性をキープしているなんて、マンジョーネもなかなかやりますね〜。

フュージョン・ジャズのジャンルの中で、特に尖って目立ったジャズメンではないんですが、このチャック・マンジョーネのフリューゲルホーンは記憶に残るんですよね。この『The Feeling's Back』を聴いた時、なんか過去を振り返るような、記憶を呼び起こすような、とっても懐かしい気持ちになりました。

しっかりした内容のフュージョン・ジャズの好盤だと思います。落ち着きのある大人のフュージョンとでも言いましょうか、年配のフュージョン者の方々にこっそりお教えしたい「秘密のしみじみ盤」です。

 
 

震災から5年。決して忘れない。まだ5年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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コメント

チャック・マンジョーネ、ジョン・マクラフリン、ケニー・ドーハム・・・これらの日本語英語?はアメリカ人との会話では、まず通じませんよね。笑

彼らの発音では「チャック・マンジョーン」「ケニー・ダラム」「ジョン・マクローリン」と発音しないと通じませんでした。(^.^)

ところで、またも極私的な「CD化待望」の2枚なのですが(~_~;)、いずれも私がジャズを聴き始めた頃国内盤のLPを購入し、今でも愛聴盤ですが、なぜか国内外でCD化されていません。

「回想組曲」マルウォルドロン~日野(ビクター)
「ヤンコフスキーボード」ホルストヤンコフスキー(MPS/テイチク盤)
の2枚です。
いずれもジャズ喫茶で知りましたが、結構人気がありました。

「回想組曲(レミニセントスート)」は、あのアーチーシェップの「ドゥナウシンゲンライブ」(MPS)でのカオス場面から一転して「いそしぎのテーマ」が流れる場面のようなメロディー構成が素敵です。

ホルストヤンコフスキーは最近ではクラブDJ御用達?で人気ですが、この盤は全編ジャズのソロピアノ演奏で、特に「スパニッシュフォークソング」と題されたヴィラ・ロボスの「前奏曲」が大好きでした。

どちらも1970年台前半の録音ですが、もしかしたらマスターもお持ちかも?ですね。(^.^)

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