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2016年3月10日 (木曜日)

こんなアルバムあったんや・57

この盤は全く知らんぞ〜(笑)。資料を見ると、エディ・ロックジョウ・デイヴィスに見初められてデビューした、シンシナティのジャズ・コンボだそう。のちにカウント・ベイシー楽団に参加するサックス奏者、カーティス・ピーグラーを中心とする5人組とのこと。全く知らんかった。

このアルバムは、そのジャズ・コンボの名前を冠したデビュー盤『The Modern Jazz Disciples』(写真左)。1959年9月の録音。ちなみにパーソネルは、Curtis Peagler (as,ts), William Kelley (normaphone, euphonium), Bill Brown (p), Lee Tucker (b), Ron McCurdy (ds)。5重奏団編成である。ノーマフォン&ユーフォニウムという珍しい楽器が目を引く。

うわ〜、パーソネルを眺めても知らない名前ばかり。それでも、ピーグラーの力強いサックス、そして、ウィリアム・ケリーの吹くノーマフォン(サックス風の形をしたヴァルヴ・トロンボーン)の独特のサウンド。そして、このサックスとノーマフォンのユニゾン&ハーモニーが、実にほのぼのとした、良い味出してるんですよね。

バックのピアノ・トリオもしっかりしているんですよ。どっかで聴いた音っぽいんですが、誰かと訊かれたら、全く判りません(笑)。このピアノ・トリオのバッキングが実に効いているんですよね。正統派な歌伴トリオって感じで、典雅な響きとそこはかとないファンキーな音色。良いですね。絵に描いた様なハードバップです。
 

The_modern_jazz_disciples  

 
録音された音を聴いていると、やっぱりどこかで聴いた音って感じがするんですよね。で、このアルバムって、Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffsでの録音でした。そうですよね〜。このアルバム、Prestigeレーベルの傍系New Jazzからのリリースですから、やっぱり「RVG」ブランドの音でした。良い音してるんですよね。

このアルバム、とあるジャズ盤紹介本で最近知ったんですが、情報を何度読んでもどんな音がするのか全く判らず、とにかくダウンロードサイトから入手して聴いてみました。ら、これ「当たり」でした。実に良好でハードバップな演奏が全編に渡って繰り広げられています。

2年半ほど前に、プレスティッジ・レーベル65周年記念「プレスティッジ7000番台クロニクル」のスピンオフ企画でリイシューされましたが、意外とまだまだマイナーな存在みたいですね。ネット上でもほとんどレビューは見当たりませんでした。たしかに「モダン・ジャズ・ディサイプルズ」ってコンボ名、パチモンっぽいもんな(笑)。

アルバム・ジャケットもさすがPrestigeレーベルの傍系New Jazzからのリリースなので地味も地味。それでも、このアルバムに詰まっている音って、しっかりハードバップしていて意外といけますよ。そうそう、このアルバムで「ブラインド・テスト」したら面白いでしょうね。絶対に当たりません(笑)。

 
 

震災から5年。決して忘れない。まだ5年。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから、ずっと復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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