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2016年2月 3日 (水曜日)

ジャズ・トロンボーンを愛でよう

Michael Davis(マイケル・ディヴィス)。米国はカルフォルニア、サンノゼ出身のジャズ・トロンボーン奏者。1961年生まれなので、今年で55歳、僕達と同世代になる。結構なキャリアの持ち主で、著名なアーティストのツアーや録音を数多く経験しています。しかし、日本では全くと言って良いほど、名前を知られていません。

実は僕もそうでした。ひょんなことから、このアルバムを聴いて、これは素晴らしいトロンボーン奏者やなあ、と感心しました。そのアルバムとは、Michael Davis『Absolute Trombone』(写真左)。1997年の録音。一流のジャズ・トロンボーン奏者18名が集結した、何とも豪華なアルバム。

編成は18人ですが、4重奏から10重奏、リズム・セクション有りから無しまで、様々なパターンで、トロンボーンの音色、トロンボーンの雰囲気、トロンボーンの個性が心ゆくまで楽しめるアルバムです。収録されたどの曲もアレンジが秀逸で、トロンボーンの音の幅、高い音から腹に響く低音までを十分に感じることができます。
 

Absolute_trombone

 
日本ではジャズ・トロンボーンの人気自体が低調で、ジャズ・トロンボーン好き=マニアックなジャズ者、という図式が定着しています。ジャズ・トロンボーン奏者として名前が売れているのは、J.J.Johnson、Cartis Fuller、Kai Winding、Bob Brookmeyer 位でしょうか。現代に至っては具体的な名前が浮かびません。

そういう意味では、このマイケル・ディヴィスは、現代のジャズ・トロンボーン奏者として「イチ押し」の存在です。特に、この『Absolute Trombone』というアルバムは、トロンボーン奏者としてのマイケル・ディヴィス個人を愛でることも出来るし、ジャズ・トロンボーンそのものを大いに楽しむことも出来る優れものです。

いや〜良いアルバムです。このアルバムに出会った幸運を感謝しますね〜。大編成のジャズトロンボーンアンサンブルとしては録音・演奏ともに極上のアルバムです。ジャズ者万民にお勧め。

 
 

震災から4年10ヶ月。決して忘れない。まだ4年10ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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