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2015年11月29日 (日曜日)

日本ソフトロックの老舗バンド

日曜日は「ジャズの合間の耳休め」。暫く、昔々、1970年代から1980年代前半にかけて聴き親しんだ「日本のソフトロック」を振り返ってみたい。簡単に言うと、僕が高校時代から大学時代に聴いた「お気に入り」盤を聴き直してみよう、ということ。

高校時代はクラブの部室や自分の部屋で、大学時代は、いきつけの喫茶店やカーステ、下宿の部屋、はたまた徹夜麻雀のBGMで聴いた「日本のソフトロック」について語ってみたいと思います。

今日は「ゴダイゴ」のアルバムを振り返る。バンド名は「ゴダイゴ」。日本語の響きは「後醍醐天皇」を想起させる。英語で書くと「Godiego」。意味は「Go=生きて」「Die=死んで」で「生きて、死んで、また生きる」つまり不死鳥をイメージしている。

日本のプログレッシブ・ロックからソフト・ロックの草分け的存在である。主要メンバーは、ミッキー吉野 (key), タケカワユキヒデ (vo), 浅野孝已 (g), スティーヴ・フォックス (b), トミー・スナイダー (ds)。1986年〜1998年、2001年〜2005年の間は活動停止、2006年から活動を再開、現在も活動中。

さて、僕がゴダイゴの名前を知ったのは、このアルバム『CM SONG GRAFFITI』(写真左)。ゴダイゴは、CMに多数の曲を世に送り出している。そのCMソングを集めて一枚のアルバムにしたものがこれ。1978年1月15日発売とあるので、僕は発売から半年ほどして手にしたことになる。

ゴダイゴが、日本テレビ系ドラマ「西遊記」エンディングテーマ 「ガンダーラ」の大ヒットでメジャーな存在になる前のアルバムである。先入観の全く無いまま、このゴダイゴのアルバムを聴いてビックリ。これ凄いなあ、というのが最初の感想。演奏テクニックがずば抜けていた。しっかりロックしているが、曲調は全てポップ。こういうロックってええなあ、と心底、感心した。
 

Godiego_cm_monkey

 
まず「上手い」。相当なテクニックを持ったバンドである。そして、このアルバムに詰まっているポップでライトなロックは、それまでの日本のロックに無い「粋でお洒落な」ソフト・ロックだった。冒頭の「MIRAGE(ミラージュのテーマ)」を聴けば、それが良く判る。以降、目眩く「粋でお洒落な」ソフト・ロックの音世界。ラストは「赤いシャポーの味の素」でお洒落にエンディング。

そして、ゴダイゴはこのアルバムで名実共にメジャーな存在になった。1978年10月25日発売の『MAGIC MONKEY(西遊記)』(写真右)。オリジナル盤ではあるが、TVドラマ「西遊記」(主演:堺正章・夏目雅子等)のサウンドトラックとして使用され、爆発的にヒットした。

TVドラマのサウンドトラックとして使用されたので、軽くみられる傾向にあるが、このアルバムの内容は、超一流の「粋でお洒落な」ソフト・ロック。バンドの高度なテクニック、タケカワユキヒデのソングライティングの才能、ミッキー吉野のアレンジの才能が最大限に発揮されている秀逸な内容。

シンセやシーケンサーなど、当時の最新鋭の楽器の使い方、「ガンダーラ」のイントロなどに顕著な多重録音など、アルバム全体の音作りについて、当時の日本ロックの最先端をいくものだった。決して、このアルバムをTVドラマのサウンドトラックとして甘く見てはいけない。甘く見るとこのアルバムを体験することが出来なくて「損をします」(笑)。

この2枚のアルバムで、先ずは、ゴダイゴの魅力、個性をガッチリと掴むことが出来ます。今の耳で聴いても「良く出来たソフト・ロック」なアルバムで、確かに、それまでの日本のロックに無い「粋でお洒落な」ソフト・ロックな内容です。大学時代、いきつけの喫茶店やカーステ、下宿の部屋、はたまた徹夜麻雀のBGMと、要所要所で鳴り響いていました (^_^)v。

 
 

震災から4年8ヶ月。決して忘れない。まだ4年8ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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