« これがジャズ演奏の「味」の部分 | トップページ | 音楽喫茶『松和』の昼下がり・18 »

2014年10月24日 (金曜日)

サザン・ロックの「今」の音です

2014年1月10日、アトランタのFOXシアターにて一夜限りで行われた、グレッグ・オールマン(Gregg Allman・写真右)のトリビュート・ライブ。参加メンバーを見ただけでドキドキする。長年やってきたサザン・ロック好きには堪らない。

『All My Friends : Celebrating the Songs & Voice of Gregg Allman』(写真左)。ジャケットのデザインも素晴らしい、新たなサザン・ロックの名盤の出現である。

参加メンバーを並べてみる。主役のグレッグ・オールマンを筆頭に、ウォーレン・ヘインズ、デレク・トラックス、チャック・リーヴェル、スーザン・テデスキ、デヴォン・オールマン、ロバート・ランドルフ、ジミー・ホール、サム・ムーア、ケブ・モー、ブラントリー・ギルバート、ジェス・フランクリン、パット・モナハン、ザック・ブラウン、ドクター・ジョン、ジョン・ハイアット、タジ・マハール、ヴィンス・ギル、ジャクソン・ブラウン、etc.etc.

いや〜凄いなあ。もはや今では、グレッグ・オールマンはサザン・ロックの重鎮、サザン・ロックにおける「長(おさ)」な存在である。そんなグレッグの下に馳せ参じる、男も女も分け隔て無い、サザン・ロックの若き精鋭達、ベテラン達。サザン・ロックの歴史と勢力図を広く俯瞰する感じで、サザン・ロック者の僕としては、思わず「クラクラ」する。
 

Gregg_all_my_friends

 
しかし、グレッグも45年間のミュージック・キャリアを数えるのか。当方も歳を取る訳である(笑)。このライブ盤の参加メンバーを見渡せば、これって「オールマンズ・ファミリー」やん、って思う。なるほど、今や、サザン・ロック=オールマンズなんやね。長年、グレッグと交流のあったミュージシャン達ばかりで、これまた、思わず「クラクラ」する。

ウォーレン・ヘインズとデレク・トラックスが脱退というアナウンスがあり、今年で一旦、活動停止するオールマン・ブラザーズ・バンドですが、このライブ盤では、「オールマンズ・ファミリー」の演奏として、見事にオールマンズの音世界が再現されていて、思わず「クラクラ」する(笑)。

こうやって改めてサザン・ロックを聴き返してみると、ロック、カントリー、ブルース、ソウル、ゴスペル、R&B、ジャズといった幅広いジャンルの音楽を上手く吸収、応用していて、サザン・ロックって、意外と懐の深い演奏スタイルなんやなあ、と改めて感心する。米国ルーツ・ミュージックとアフリカン・アメリカンな音世界の融合。リズム&ビートはロック。

米国ルーツ・ミュージックを融合した泥臭いブルース・ロック。そんなサザン・ロックの「今」の音が、このライブ盤にギッシリと詰まっています。CD2枚組とボリューミーな内容ですが、ダレたところは全く無し。捨て曲無し。サザン・ロック者には堪らない内容です。

 
 

震災から3年7ヶ月。決して忘れない。まだ3年7ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

« これがジャズ演奏の「味」の部分 | トップページ | 音楽喫茶『松和』の昼下がり・18 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サザン・ロックの「今」の音です:

« これがジャズ演奏の「味」の部分 | トップページ | 音楽喫茶『松和』の昼下がり・18 »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  
2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー