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2014年2月26日 (水曜日)

オールマンズの新しいライブ盤

今年に入って1月の10日辺りだったか、オールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)から、ツイン・ギターの二人、デレク・トラックスとウォーレン・ヘインズが、2014年いっぱいで脱退することが発表された。

え〜っ、それじゃあ、もはやオールマンズは開店休業状態ではないか。どうも、オールマンズは今年いっぱいで活動を停止するようだ。もともとオールマンズの結成は1969年。当然、伝説のギタリスト、デュアン・オールマンは存命していた。

それから、デュアンが他界し、ベリー・オークリーが後を追うように他界し、解散、再結成、再び解散、再々結成を経て、ライブ中心の活動を細々と続けて来たんだが、いよいよ活動停止かあ。まあ、グレッグ・オールマンはもう結構な歳やしな。結成以来45年。長きに渡ってサザン・ロックの雄として君臨してきたんだがなあ。

タイトルが『Play All Night: Live at the Beacon Theater 1992』(写真左)。つい先日、そんなオールマンズの新譜が出た。新譜とは言っても、お得意のライブ盤。しかも2枚組。ビーコン・シアターのライブである。既発のライブ盤の焼き直しか、と危惧したが、どうも正式盤としては初リリースらしい。

ビーコン・シアターと言えば、オールマンズの聖地。この「ビーコン・シアター」は、米国の国家歴史登録財に認定されているN.Yブロードウェイの由緒ある劇場。ここで10日間公演を行うことが、22年もの間、オールマンズとファンにとって毎年恒例のビッグ・イベントなっているのだ。良いよな〜、行って聴いてみたかったなあ。

そして、この今回のCD2枚組のライブ盤は、1992年3月、そのビーコン・シアターでの最初の公演の様子を捉えたもので、デュアン・オールマン以来のスライド・ギターの逸材、ウォーレン・ヘインズが加入して、往年のオールマンズらしいパフォーマンスを取り戻した、オールマンズの歴史の中でも、大きな節目となる年のビーコン・シアターでのライブ録音である。
 

Allmans_play_all_night

 
ここで、ちょっと当時のオールマンズのメンバーを整理しておきたい。Gregg Allman (org, vo), Dickey Betts (g, vo), Warren Haynes (g,vo), Allen Woody (b), Marc Qui'ones (perc), Jaimoe Johnson (ds), Butch Trucks (ds)。結成当時のツイン・リード、ツイン・ドラムのぶ厚いメンバー構成の再来。

こうやって見てみると、オールマンズの基本は、やはり、ツイン・リード、ツイン・ドラムやなあ、と再認識する。しかも、この1992年に加入した、デュアン・オールマン以来の逸材、ウォーレン・ヘインズのスライド・ギターが神懸かり的に凄い。オリジナル・メンバーである、ディッキー・ベッツのギターが全く霞んでしまうくらい、ヘインズのギターは凄まじい。

さて、このライブ盤の内容は、と言えば、これが全くもって「素晴らしい」。全編に渡って、覇気溢れ、疾走感、爽快感溢れる、骨太なサザン・ロックを堪能することが出来る。CD2枚組で、収録曲数が16。その半数近くが10分を超える長尺ものなんだが、冗長に感じる演奏は全く無い。

収録された曲も、1970年代オールマンズの名曲から、再々結成後の「Seven Turns」オールマンズの得意曲まで、オールマンズの魅力を存分に楽しめる、実に優れた選曲で、往年のオールマンズ・マニアからすると、本当に堪らない。CD2枚組、一気に聴き切ってしまう。

音質も良好。オールマンズ者にはマストアイテム、サザン・ロック者にもお勧めのライブ盤です。さすがオールマンズ。まだまだ、魅力的な音源が残っていますね〜。

 
 

大震災から2年11ヶ月。決して忘れない。まだ2年11ヶ月。常に関与し続ける。がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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コメント

松和のマスター様

こんばんは

このライブ盤の存在は知っていましたが
92年の録音だったのですね。
しかも活動休止ですか・・・知りませんでした。

CD2枚組で16曲ですか・・・しかも分厚い編成で。
なるほど、熱い演奏が繰り広げられているんだな、と伝わりました。

GAOHEWGIIさん、こんばんは。松和のマスターです。
 
そうなんですよ。オールマンズは今年で活動停止です。結成以来45周年。
長きに渡って、サザンロックの雄として君臨して来たんですが・・・。
でもまあ、オリジナル・メンバーのグレッグも結構な歳になったことも
あるんでしょうね。確かに、オールマンズのロックは演奏が結構ハード
ですから、ある程度の歳になると辛いんでしょう。
 
ほんと、お疲れ様でした、ありがとう、と言いたいです。

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