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2013年12月23日 (月曜日)

フュージョンなXmas企画盤

さあ、いよいよ明日はクリスマス・イヴ。今年のクリスマス・シーズンは、今まで書き溜めた「クリスマス・ジャズ」のお話しを、大々的に蔵出ししてきましたが、今日がラストです。

昔から、フュージョンの世界には、優れたクリスマス特集のアルバムは少ないなあ、と思っていたのですが、その気になって探してみればあるもので、このアルバムなどは、なかなかの内容で、今でも愛聴しています。そのアルバムとは、Fourplay『Snowbound』(写真左)。1999年のリリースになる。

Fourplay(フォープレイ)とは、Bob James (key), Lee Ritenour (g), Nathan East (b), Harvey Mason (ds)の錚々たるメンバーで1990年に結成された、大人で小粋な「フュージョン職人のおじさまバンド」。

1997年にmLee Ritenour (g) が、Larry Carlton (g) に代わり、この『Snowbound』に参加している。メンバーの顔ぶれを見れば、従来からのフュージョン・ファンの方々は、これは凄いメンバー構成だと感じ入るでしょうね。

しかしながら、フュージョン畑では大ベテランの部類に入る4人ゆえ、この顔ぶれが紡ぎ出すサウンドはテクニックよろしく、手慣れたフレーズの連発、上手いけれども緊張感と迫力に欠ける、所謂、ぬるま湯的な演奏を想像しがちです。手練感満載とでも言うのでしょうか(笑)。
 

Snowbound

 
それがどうして、この大人で小粋な「フュージョン職人のおじさまバンド」では、良い意味で、そんな悪い期待を裏切られます。この、4人の演奏、とにかく素晴らしい。これぞ、本当のフュージョンと言って良い、実にハイレベルな演奏です。そんなハイレベルな演奏を維持する「フォープレイ」が、1999年出したクリスマス企画アルバムが『Snowbound』。

1曲目の「あらののはてに(Angels We Have Heard On High)」の出だしからグッとくる。適度に抑制された、品格のある小粋な演奏。決して派手でなく、かと言ってメロウなだけでもない。しっかり、芯の入った大人の演奏が繰り広げられる。

このアルバム、全曲、クリスマスソングをカバーしたアルバムだが、その中でも、アルバムのタイトルにもなっている「Snowbound」は異色。スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンの曲で、1993年発表された『カマキリアド(KAMAKIRIAD)』に収録されていたものを実に上手くカバーしている。

フュージョン・ジャズのベテラン達が演奏するクリスマス・ジャズなんて、手練感満載でしょ、などと侮ってはいけません。このアルバムは内容充実、優れたジャズのクリスマス企画アルバムとして、大推薦の一枚です。

 
 

大震災から2年9ヶ月。決して忘れない。まだ2年9ヶ月。常に関与し続ける。
がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

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